JP2009077123A - 撮影装置、監視装置、及び画像通信システム - Google Patents

撮影装置、監視装置、及び画像通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影装置の消費電力低減のためにスリープモードの期間を長くし、さらに、撮影装置と監視装置との応答時間を短縮する撮影装置、監視装置、および画像通信システムを得ることを目的とする。
【解決手段】本発明における撮影装置4は、監視装置5へ画像データを伝送する撮影装置4であって、周囲の状況を撮影する撮影手段61と、アクティブモードとスリープモードを有し、アクティブモードにおいて監視装置5とデータ通信を行い、撮影手段61が撮影した画像データを監視装置5へ伝送する通信手段63と、外部からの操作を入力する操作入力手段64と、周囲の状況の変化を検知する検知手段68と、検知手段68から周囲の状況が変化した検知結果を入力したら、周囲の状況を撮影するように撮影手段61を制御し、通信手段63をアクティブモードにし、撮影手段61が撮影した画像データを監視装置5へ伝送するように制御する制御手段66とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、周囲の状況を撮影する撮影装置、撮影装置で撮影した画像を表示して監視する監視装置、及びこの撮影装置と監視装置とをネットワークを介して接続しデータ通信を行う画像通信システムに関するものである。
屋内に設置された監視装置(ドアホン親機)と、玄関の外に設置された撮影装置(ドアホン子機)を用いて、玄関付近の監視、および訪問者の確認を撮影装置が撮影した画像データで行う監視システム(ドアホンシステム)が実用化されている。
従来の監視システムにおける撮影装置への電力の供給は、撮影装置外部の電源から有線(電力線)経由で行われていた。しかし、撮影装置は、屋外に設置されることも多いため、電力線を敷くための工事が必要であったり、設置場所が限られるなどの問題があった。そこで現在では、撮影装置にバッテリーを搭載した撮影装置が開発されて使用されてきている。このバッテリー内蔵の撮影装置では、電力線との接続が不要になるため、撮影装置の設置場所は、無線ネットワークが確立できる範囲内ではあるが、自由に決定できるようになった。
一方、バッテリー内蔵の撮影装置では、稼働時間を長くするために、バッテリーから供給される電力を有効活用する必要がある。そのため、必要時以外は電力の供給を止めて、省電力を図る方法が提案されている。特許文献1では、必要時のみ、必要なブロックに電力を供給することによって省電力を実現する撮影装置が開示されている。
特開2003−46993号公報
特許文献1で開示されているバッテリー内蔵の撮影装置では、稼働時間を長くするために、必要時以外は各ブロックに電力の供給を止めて、省電力を図ることができる。同様に、監視装置と接続するための通信部では、アクティブモードとスリープモードを備え、無線通信が必要なとき以外はスリープモードに移行して、消費電力を低減する方法がある。このスリープモードを使用する場合でも、定期的に、他の通信装置と通信が可能なアクティブモードで動作する期間を設けるのが一般的である。
しかしながら、通信部がスリープモード動作中には、監視装置を含む他の通信装置と通信を行うことができないという問題があった。また、消費電力を低減させるためには、スリープモードの期間を長く設定すればするほど良いのは言うまでもないが、1回のスリープモードの期間が長くなればなるほど、無線通信の応答性が悪くなるという問題があった。
そこで本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、撮影装置の消費電力低減のためにスリープモードの期間を長くし、さらに、撮影装置と監視装置との応答時間を短縮する撮影装置、監視装置、および画像通信システムを得ることを目的とする。
本発明における第1の撮影装置は、監視装置へ画像データを伝送する撮影装置であって、周囲の状況を撮影する撮影手段と、アクティブモードとスリープモードを有し、前記アクティブモードにおいて前記監視装置とデータ通信を行い、前記撮影手段が撮影した画像データを前記監視装置へ伝送する通信手段と、外部からの操作を入力する操作入力手段と、周囲の状況の変化を検知し、該検知結果を前記制御手段へ通知する検知手段と、前記検知手段から周囲の状況が変化した検知結果を入力したら、周囲の状況を撮影するように前記撮影手段を制御し、前記通信手段をアクティブモードにし、前記撮影手段が撮影した画像データを前記監視装置へ伝送するように制御する制御手段とを備える。
本発明における第2の撮影装置は、監視装置へ画像データを伝送する撮影装置であって、周囲の状況を撮影する撮影手段と、アクティブモードとスリープモードを有し、前記アクティブモードにおいて前記監視装置とデータ通信を行い、前記撮影手段が撮影した画像データを前記監視装置へ伝送する通信手段と、外部からの操作を入力する操作入力手段と、所定の周期で、周囲の状況を撮影するように前記撮影手段を制御し、前記通信手段をアクティブモードにし、前記撮影手段が撮影した画像データを前記監視装置へ伝送するように制御する制御手段とを備える。
本発明における監視装置は、撮影装置から伝送された画像データを表示する監視装置であって、前記撮影装置とデータ通信を行い、前記撮影装置から伝送された画像データを受信する通信手段と前記撮影装置から伝送された画像データを蓄積する画像蓄積手段と、前記伝送された画像データおよび画像蓄積手段に蓄積された画像データを表示する画像表示手段と、外部からの操作を入力する操作入力手段と、前記操作入力手段から操作入力があったら、前記撮影装置へ周囲の状況を撮影開始する信号を送信するように前記通信手段を制御し、前記撮影装置から画像データが伝送され表示されるまでの間は、前記蓄積手段に蓄積された画像データを表示するように前記表示部を制御する制御手段とを備える。
本発明の第1の撮影装置によれば、検知手段を備えることにより、検知手段が周囲の状況が変化したことを検知したら周囲の状況を撮影し、通信手段をアクティブモードにして、この撮影した画像データを監視装置へ伝送するように制御される。検知手段が撮影装置の周囲の状況が変化したことを検知する度に、あらためて撮影した画像データが監視装置に伝送されるので、監視装置が受信した画像データは、現在の撮影装置の周囲の状況と、近似していると考えられる。従って、監視装置から撮影を開始する要求があった場合に、撮影装置の通信手段がスリープモードからアクティブモードに移行し、周囲の状況を撮影した画像データを伝送するまでの時間、監視装置は、既に受信していた画像データを表示しておくことができる。このため、監視装置の撮影開始の要求があってから、監視装置に画像を表示するまでの応答時間を長くすることなく、撮影装置の通信手段がスリープモードからアクティブモードに移行し、周囲の状況を撮影した画像データを伝送するまでの時間を長くすることができる。つまり、撮影装置の通信手段がスリープモードで動作する時間を長くして、撮影装置の消費電力を低減することができる。
本発明の第2の撮影装置によれば、所定の周期で周囲の状況を撮影し、通信手段をアクティブモードにして、この撮影した画像データを監視装置へ伝送するように制御される。所定の周期で、あらためて撮影した画像データが監視装置に伝送されるので、監視装置が受信した画像データは、現在の撮影装置の周囲の状況と、近似していると考えられる。従って、監視装置から撮影を開始する要求があった場合に、撮影装置の通信手段がスリープモードからアクティブモードに移行し、周囲の状況を撮影した画像データを伝送するまでの時間、監視装置は、既に受信していた画像データを表示しておくことができる。このため、監視装置の撮影開始の要求があってから、監視装置に画像を表示するまでの応答時間を長くすることなく、撮影装置の通信手段がスリープモードからアクティブモードに移行し、周囲の状況を撮影した画像データを伝送するまでの時間を長くすることができる。つまり、撮影装置の通信手段がスリープモードで動作する時間を長くして、撮影装置の消費電力を低減することができる。
本発明の監視装置は、蓄積手段を備えることにより、操作入力手段から操作入力があった場合、撮影装置から画像データが伝送されて表示されるまでの間に、蓄積手段に蓄積された画像データを表示することができる。従って、撮影装置の動作モードに関係なく、監視装置で操作入力があってから、表示手段で画像を表示するまでの時間を短くすることができる。
<実施の形態1>
はじめに、後述する本実施の形態の撮影装置4(図6参照)と監視装置5(図7参照)との間の応答時間と比較するために、従来の撮影装置1(図2参照)と監視装置2(図3参照)との間の応答時間について説明する。図1は、従来の撮影装置1と従来の監視装置2とが通信ネットワーク3で接続されている監視ネットワークシステムの構成例を示した図である。図2は、従来の撮影装置1の構成を示したブロック図である。図3は、従来の監視装置2の構成を示したブロック図である。
図2を参照して、従来の撮影装置1の構成について説明する。撮影装置1は、撮影装置1の周囲を撮影する撮影部21、撮影部21で撮影した画像の画像データを圧縮符号化する画像圧縮部22、監視装置2と通信する通信部23、外部からの入力を受け付ける押しボタン24、外部からの音声入力及び音声出力を行う音声入出力部25、撮影装置1の各ブロックを制御する制御部26、撮影装置1の各ブロックに駆動電力を供給するバッテリー27を備えている。
図3を参照して、従来の監視装置2の構成について説明する。監視装置2は、撮影装置1と通信する通信部31、通信部31で受信した画像の画像データを伸長復号化する画像伸長部32、画像伸長部32で伸長復号化した画像を表示する画像表示部33、監視装置2の各ブロックを制御する制御部34、外部からの操作入力を受け付ける操作入力部35、外部からの音声入力及び外部への音声出力を行う音声入出力部36を備えている。
この撮影装置1と監視装置2とからなる監視ネットワークシステムは、主に2つの機能を持っている。第1の機能は、ユーザーが撮影装置1の周囲の状況を知りたい場合、ユーザーが監視装置2を操作して、撮影装置1が撮影した周囲の画像を監視装置2に表示して確認する機能である。第2の機能は、訪問者が撮影装置1の押しボタン24を押した場合、撮影装置1が撮影した周囲の画像を監視装置2に表示して、ユーザーが訪問者を確認する機能である。
はじめに、第1の機能について、すなわち、ユーザーが監視装置2を操作し、撮影装置1の周囲の画像を監視装置2に表示する動作について説明する。まず、監視装置2の操作入力部35に入力された制御内容は、制御部34に伝送される。制御部34は、通信部31に対して、撮影装置1の通信部23がアクティブモードになったら、制御内容を撮影装置1に伝送するように指示する。通信部31は、撮影装置1の通信部23がアクティブモードになったら、撮影装置1に対して制御内容を伝送する。撮影装置1の通信部23は、受信した制御内容を制御部26に伝送する。制御部26は、撮影部21に撮影装置1の周囲の画像を撮影し、画像圧縮部22に伝送するように指示する。画像圧縮部22は、撮影部21より伝送された画像データを圧縮符号化し、通信部23に伝送する。通信部23は、圧縮復号化された画像データを監視装置2に伝送する。監視装置2の通信部31は、受信した圧縮符号化された画像データを伸長復号化し、画像表示部33に伝送する。画像表示部33は、伝送された伸長復号化された画像データを表示する。
以上より、ユーザーが監視装置2を操作してから、撮影装置1の周囲の画像を監視装置2に表示するまでの応答時間TR1を構成する主な時間要素は、以下の5項目である。第1の要素は、ユーザーが操作入力部35を操作してから、撮影装置1がアクティブモードになるまでの時間TS。第2の要素は、監視装置2から撮影装置1に対して、制御指示を伝送するのに必要な時間TC。第3の要素は、撮影部21で撮影した画像データを画像圧縮部22で処理するのに必要な時間TE。第4の要素は、撮影装置1から監視装置2に対して、圧縮符号化された画像データを伝送するのに必要な時間TT。第5の要素は、監視装置2で受信した画像データを伸長復号化するのに必要な時間TD。従って、応答時間TR1に関しては、TR1=TS+TC+TE+TT+TDが成り立つ。
次に、第2の機能について、すなわち、訪問者が撮影装置1の押しボタン24を操作し、撮影装置1の周囲の画像を監視装置2に表示する動作について説明する。撮影装置1の押しボタン24への入力は、制御部26に伝送される。制御部26は、撮影部21に撮影装置1の周囲の画像を撮影し、画像圧縮部22に伝送するように指示する。画像圧縮部22は、撮影部21より伝送された画像データを圧縮符号化し、通信部23に伝送する。通信部23は、圧縮符号化された画像データを監視装置2に伝送する。監視装置2の通信部31は、受信した圧縮符号化された画像データを画像伸長部32に伝送する。画像伸長部32は、伝送された圧縮符号化された画像データを伸長符号化し、画像表示部33に伝送する。画像表示部33は、伝送された伸長復号化された画像データを表示する。
以上より、訪問者が撮影装置1の押しボタン24を操作してから、撮影装置1の周囲の画像を監視装置2に表示するまでの応答時間TR2を構成する主な時間要素は以下の3項目である。第1の要素は、撮影部21で撮影した画像データを画像圧縮部22で処理するのに必要な時間TE。第2の要素は、撮影装置1から監視装置2に対して、圧縮符号化された画像データを伝送するのに必要な時間TT。第3の要素は、監視装置2で、受信した画像データを伸長復号化するのに必要な時間TD。従って、応答時間TR2に関しては、TR2=TE+TT+TDが成り立つ。
次に、撮影装置1と監視装置2の応答性について、具体的には、撮影装置1の通信部23のスリープモードの長さによる応答時間の違いについて説明する。図4は、スリープモードの長さによって、応答性が変わる様子を示した図である。図4(a)は、スリープモードの期間が短い場合の通信の様子を示した図であり、図4(b)は、スリープモードの期間が長い場合の通信の様子を示した図である。
図4(a)において、撮影装置1は、時間T101からT102、T103からT104、T105からT106の各期間は、アクティブモードで動作しており、時間T102からT103、T104からT105の各期間は、スリープモードで動作していることを示している。ここで、時間T107において、ユーザーが撮影装置1周囲の状況を確認するために監視装置2を操作したとしても、時間T107では、撮影装置1がスリープモードであるため通信できず、時間T103にて撮影装置1がアクティブモードになるまで、データ通信を待たなければならない。すなわち、前述したユーザーが操作入力部35を操作してから、撮影装置1がアクティブモードになるまでの応答時間TSは、時間T107とT103までの時間差となる。
同様に、図4(b)において、撮影装置1は、時間T101からT102、T105からT106の各期間は、アクティブモードで動作しており、時間T102からT105の期間は、スリープモードで動作していることを示している。ここで、時間T107において、ユーザーが撮影装置1周囲の状況を確認するために監視装置2を操作したとしても、時間T107では、撮影装置1がスリープモードであるため通信できず、時間T105にて撮影装置1がアクティブモードになるまで、データ通信を待たなければならない。すなわち、前述したユーザーが操作入力部35を操作してから、撮影装置1がアクティブモードになるまでの応答時間TSは、時間T107とT105までの時間差となる。
以上より、スリープモードの期間の長さによって、期待される応答時間TSが変わることがわかる。すなわち、図4(a)で示すスリープモードの期間が短い場合よりも、図4(b)で示すスリープモードの期間が長い場合の方が、消費電力を低減することができるが、期待される応答時間TSが長く、撮影装置1と監視装置2との間の応答性が悪くなることがわかる。
次に、本発明の実施の形態における監視システムについて説明する。図5は、撮影装置4(以下、ドアホン子機4と記載)と監視装置5(以下、ドアホン親機5と記載)がネットワーク6で接続されている画像通信システム(以下、監視ネットワークシステムと記載)の構成例を示した図である。図6は、本発明の実施の形態におけるドアホン子機4の構成を示したブロック図である。また、図7は、本発明の実施の形態におけるドアホン親機5の構成を示したブロック図である。
図6を参照して、ドアホン子機4の構成について説明する。ドアホン子機4は、ドアホン子機4の周囲の状況を撮影するための撮影手段(以下、撮影部61と記載)、ドアホン子機4の周囲の状況の変化を検知する検知手段(以下、センサー68と記載)、撮影部61で撮影した画像の画像データを圧縮符号化する画像圧縮手段(以下、画像圧縮部62と記載)、通信ネットワーク6を経由して、ドアホン親機5と通信を行う通信手段(以下、通信部63と記載)、訪問者が来訪を通知するために操作する操作入力手段(以下、押しボタン64と記載)、外部からの音声入力及び外部への音声出力を行う音声入出力部65、ドアホン子機4の各ブロックの動作を制御する制御手段(以下、制御部66と記載)、ドアホン子機4の各ブロックに電力を供給するバッテリー67を備えている。
ここで、センサー68は、例えば、移動物体の有無を検知する移動体センサーや、一定温度よりも高い温度の物体を検知する熱源センサーなどを用いて構成されるが、周囲の状況の変化が検知できるセンサーであれば、その他のセンサーを用いて構成されてもよい。
図7を参照して、ドアホン親機5の構成について説明する。ドアホン親機5は、無線ネットワーク6を経由して、ドアホン子機4と通信を行う通信手段(以下、通信部71と記載)、通信部71で受信した画像データを蓄積する画像蓄積手段(以下、画像蓄積部77と記載)、通信部71で受信した画像データ、もしくは画像蓄積部77で蓄積されていた画像データを復号する画像伸長手段(以下、画像復号部73と記載)、ユーザーがドアホン子機4の周囲の状況を確認するために操作する操作入力手段(以下、操作入力部75と記載)、画像伸長部72で復号された画像データを表示する画像表示手段(以下、画像表示部73と記載)、外部からの音声入力及び外部への音声出力を行う音声入出力部76、ドアホン親機5の各ブロックの動作を制御する制御手段(以下、制御部74と記載)を備えている。
次に、ドアホン子機4とドアホン親機5との間で行うデータ通信の基本的な動作のタイミングについて説明する。ドアホン子機4は、バッテリー駆動であり、稼働時間を長くするために、ドアホン子機4の制御部66は、可能な限りドアホン子機4内の各ブロックの消費電力を下げるための動作状態の制御を行う。ドアホン子機4の通信部63は、前述したように、消費電力は高いが通信が可能なアクティブモードと、消費電力は低いが通信ができないスリープモードの二つの動作モードが選択できる。ドアホン子機4の制御部66は、通信部63の動作モードを定期的にアクティブモードとスリープモードとに交互に切り替える。
ドアホン親機5からドアホン子機4に送信したいデータがあった際に、ドアホン子機4の通信部63の動作モードがスリープモードである場合には、ドアホン親機5の通信部71から送信しても、ドアホン子機4の通信部63では受信できず、ネットワーク3の通信帯域を無駄に使用することになる。ドアホン子機4の通信部63が受信できるのは、通信部63がアクティブモードで動作している期間だけである。
ドアホン親機5の制御部74とドアホン子機4の制御部66との間では、ドアホン子機4の通信部63がアクティブモードで動作するタイミングをあらかじめ決めてある。ドアホン親機5の制御部66は、ドアホン子機4の通信部63がアクティブモードで動作する時間に合わせて、通信部71にドアホン子機4への通信を指示し、通信部71と通信部63との間でデータ通信が行われる。これにより、ネットワーク3の通信帯域を有効に使用することができる。
次に、ドアホン子機4の通信部63の消費電力について説明する。図8は、ドアホン子機4の通信部63がアクティブモードとスリープモードで動作する場合の消費電力の違いを示した図である。縦軸が通信部63の消費電力、横軸が時間を示している。時間T81からT82、T83からT84、T85からT86の各期間が、通信部63がアクティブモードで動作している時間である。P1は、アクティブモードで動作している場合の通信部63の消費電力であり、P2は、スリープモードで動作している場合の通信部63の消費電力である。図からわかるように、通信部63が常時アクティブモードで動作しているよりも、定期的にスリープモードで動作することによって、通信部63の平均消費電力を減らすことができる。また、スリープモードで動作する期間が長いほど、通信部63の平均消費電力を減らすことができるのは明らかである。よって、本実施の形態の特徴は、ドアホン子機4がスリープモードで動作する時間を長くして消費電力を低減しながら、後述するようにドアホン子機4とドアホン親機5との応答時間を短くすることである。
まず、第1の機能について、すなわち、ユーザーがドアホン親機5を操作し、ドアホン子機4の周囲の画像をドアホン親機5に表示する動作について説明する。図9は、ドアホン子機4とドアホン親機5の動作と通信シーケンスの一例を示した図である。上述のように、ドアホン子機4の通信部63は、定期的にアクティブモードとスリープモードを切り替えて動作しており、図9に示した例では、時間T201からT202、T203からT204の時にアクティブモードで動作している。
図9の例では、時間T201からT202の間にセンサー68が周囲の状況の変化を検知し、ドアホン子機4の周囲を撮影し、撮影した画像をドアホン親機5に伝送する。ドアホン親機5は、伝送された画像の画像データを画像蓄積部77で蓄積する。ここで、上述したように、センサー68が周囲の状況の変化を検知したら、ドアホン子機4の周囲を撮影し、撮影した画像をドアホン親機5に伝送しているが、所定の周期でドアホン子機4の周囲を撮影し、撮影した画像をドアホン親機5に伝送するように制御してもよい。この制御の場合、ドアホン子機4は、通信部63がアクティブモードで動作するたびに、ドアホン子機4の周囲を撮影し、撮影した画像をドアホン親機5に伝送する必要はない。撮影や撮影画像の画像データの伝送にも電力が必要であるため、頻繁に画像伝送を実施すると、ドアホン子機4の消費電力が低減できないためである。従って、所定の周期で撮影する場合でも、時間T203からT204の間では、画像データの伝送は実施していない。
図9では、時間T211に、ユーザーがドアホン子機4の周囲の状況を確認するためにドアホン親機5の操作入力部75を操作した例を示している。ドアホン親機5の操作入力部75は、操作入力があった場合、制御部74に通知する。制御部74は、画像蓄積部77に蓄積している画像データを画像伸長部72に伝送させ、画像伸長部72で伸長された画像を画像表示部73で表示するように制御する。ここで、画像蓄積部77に蓄積されていた画像データは、時間T201からT202の間に、ドアホン子機4の撮影部61で撮影され、ドアホン親機5に伝送されたドアホン子機4の周囲画像である。
ユーザーがドアホン子機4の周囲の状況を確認するためにドアホン親機5の操作入力部75を操作した時間T211の時は、ドアホン子機4の通信部63はスリープモードで動作しており、データ通信できないため、ドアホン親機5の制御部74は、ドアホン子機4の通信部63がアクティブモードになる時間T205まで待ち、ドアホン子機4に対して、周囲画像の撮影開始を通知するよう通信部71に指示する。
ドアホン子機4の通信部63は、時間T205からアクティブモードで動作しており、ドアホン親機5の通信部71からの、撮影開始通知が受信可能である。ドアホン子機4の通信部63は、撮影開始の通知を受信したら、制御部66に通知する。制御部66は、撮影部61に対して、周囲画像の撮影開始を指示する。撮影部61は、撮影した周囲画像の画像データを画像圧縮部62に伝送する。画像圧縮部62は、伝送された周囲画像の画像データを圧縮符号化処理して通信部63に伝送する。通信部63は、伝送された圧縮符号化された周囲画像の画像データをドアホン親機5にネットワーク6を経由して伝送する。
なお、ドアホン親機5から受信した撮影開始通知によって、ドアホン子機4が周囲画像を撮影する場合、撮影された周囲画像の画像データは、動画データであってもよいし、静止画データであってもよい。動画データであっても、静止画データであっても、ドアホン親機5から撮影終了通知を受信するまで、撮影を継続し、ドアホン親機5に周囲画像の画像データを送信し続ける。
ドアホン親機5の通信部71は、時間T212で、ドアホン子機4から圧縮符号化処理された周囲画像の画像データを受信し、受信した画像データを画像伸長部72に伝送する。画像伸長部72は、圧縮符号化処理された画像データを伸長し、伸長した画像データを画像表示部73に伝送する。画像表示部73は、伝送された画像データを表示する。
以上より、ドアホン親機5の画像表示部73では、ユーザーがドアホン子機4の周囲の状況を確認するために、ドアホン親機5の操作入力部75を操作した時間T211から、撮影開始通知によりドアホン子機4で撮影され伝送されてきた画像データが表示される時間T212までの期間は、前もってドアホン子機4から伝送され、画像蓄積部77で蓄積されていた周囲画像の画像データを表示する。ここで、ユーザー操作直後に画像表示部73で表示される画像は、過去の画像ではあるが、もしドアホン子機4の周囲で変化があればセンサー68が検知し、その時点でのドアホン子機4の周囲の画像をドアホン親機5に伝送するはずであるから、画像蓄積部77で蓄積されていた画像と、ユーザー操作時点でのドアホン子機4の周囲の画像はほぼ同等であるといえる。
ユーザーが、ドアホン子機4の周囲の状況の確認を終了するためにドアホン親機5の操作入力部75を操作した場合(時間T213)、ドアホン親機5の操作入力部75は、制御部74に通知する。制御部74は、ドアホン子機4に対して、周囲画像の撮影終了を通知するよう通信部71に指示する。
ドアホン子機4の通信部63は、時間T205からアクティブモードで動作しており、ドアホン親機5の通信部71からの撮影終了通知が受信可能である。ドアホン子機4の通信部63は、撮影終了通知の受信を制御部66に通知する。制御部66は、撮影部61に対して、周囲画像の撮影終了を指示するとともに、通信部63に対してスリープモードで動作するように指示する(時間T206)。時間T206以降は、時間T205以前と同じように、ドアホン子機4の通信部63は、定期的にアクティブモードとスリープモードを切り替えて動作する。
以上より、本発明のドアホンシステムの第1の機能における、ユーザーの操作から画像の表示までの応答時間TR3を構成する時間要素は、画像蓄積部77に蓄積していた画像データを画像伸長部72で伸長復号化するのに必要な時間TDだけである。従って、応答時間TR3に関しては、TR3=TDの式が成り立つ。また、応答時間TR3を前述の従来技術の監視システムの応答時間TR1と比較すると、TR1−TR3=TS+TC+TE+TTとなり、TR1>TR3となるのは明らかである。従って、ドアホン子機4の通信部63がスリープモードで動作する時間を長くして消費電力を低減することができ、かつ、予め画像データをドアホン親機5へ伝送できるので、ドアホン子機4とドアホン親機5との応答時間を短くすることができる。
次に、第2の機能について、すなわち、訪問者がドアホン子機4の押しボタン64を押した場合、ドアホン子機4が撮影した周囲の画像をドアホン親機5に表示して、ユーザーが訪問者を確認する動作について説明する。
図10は、ドアホン子機4のセンサー68で、ドアホン子機4の周囲の状況が変化したことを検知したものの、その後あらかじめ定められた時間内に押しボタン64が操作されなかった場合の動作について説明した図である。上述のように、ドアホン子機4の通信部63は、定期的にアクティブモードとスリープモードを切り替えて動作しており、図10に示した例では、時間T301からT302、T303からT304の時にアクティブモードで動作している。
ドアホン子機4のセンサー68は、ドアホン子機4の周囲の状況が変化したことを検知した場合(時間T305)、制御部66に通知する。状況変化を通知された制御部66は、通信部63をアクティブモードで動作するように指示するとともに、撮影部61に対して、周囲画像の撮影を指示する。撮影部61は、撮影した周囲画像の画像データを画像圧縮部62に伝送する。画像圧縮部62は、伝送された周囲画像の画像データを圧縮符号化処理して通信部63に伝送する。通信部63は、伝送された圧縮符号化処理された周囲画像の画像データをドアホン親機5にネットワーク6を経由して伝送する。
ドアホン親機5の通信部71は、ドアホン子機4の周囲画像の画像データを受信した場合、画像蓄積部77と画像伸長部72に伝送する。画像蓄積部77は、伝送された画像データを蓄積保存するとともに、画像伸長部72は、伝送された画像データを伸長復号化し、画像表示部73に伝送する(時間T311)。ただし、この時点では、画像表示部73は、画像表示を開始しない。
ドアホン子機4の制御部66は、ドアホン子機4のセンサー68が、ドアホン子機4の周囲の状況が変化したことを検知してから(時間T305)、その後予め定められた時間内(時間T306まで)に押しボタン64が押されるかどうか、タイムアウトの監視をしている。このタイムアウトの処理の起点は、ドアホン子機4のセンサー68が、ドアホン子機4の周囲の状況が変化したことを最初に検知した時間(時間T305)でもよいし、その後センサー68が、ドアホン子機4の周囲の状況が変化したことを継続して通知してくるならば、最後に状況変化を通知してきた期間としてもよい。
図10で示した例では、時間T306までに押しボタン64が操作されなかったので、ドアホン子機4は現在(時間T306)の周囲画像をドアホン親機5に伝送し、通信部63はスリープモードに移行する。
図11は、時間T405において、ドアホン子機4にセンサー68が、ドアホン子機4の周囲の状況が変化したことを検知し、その後予め定められた時間内に押しボタン64が操作された(時間T406)場合の動作例を示した図である。上述のように、ドアホン子機4の通信部63は、定期的にアクティブモードとスリープモードを切り替えて動作する。図11に示した例では、時間T401からT402、T403からT404の時にアクティブモードで動作している。
ドアホン子機4のセンサー68は、ドアホン子機4の周囲の状況が変化したことを検知した場合(時間T405)、制御部66に通知する。状況変化を通知された制御部66は、通信部63をアクティブモードで動作するように指示するとともに、撮影部61に対して、周囲画像の撮影を指示する。撮影部61は、撮影した周囲画像の画像データを画像圧縮部62に伝送する。画像圧縮部62は、伝送された周囲画像の画像データを圧縮符号化処理して通信部63に伝送する。通信部63は、伝送された圧縮符号化処理された周囲画像の画像データをドアホン親機5にネットワーク6を経由して伝送する。
ドアホン親機5の通信部71は、ドアホン子機4の周囲画像の画像データを受信した場合、画像蓄積部77と画像伸長部72に伝送する。画像蓄積部77は、伝送された画像データを蓄積保存するとともに、画像伸長部72は、伝送された画像データを伸長復号化し、画像表示部73に伝送する(時間T411)。ただし、この時点では、画像表示部73は、画像表示を開始しない。
次に、訪問者などによりドアホン子機4の押しボタン64が操作された場合(時間T406)、制御部66は押しボタン64への操作を認識し、通信部63に対して、訪問者通知をドアホン親機5に伝送するよう指示する。通信部63は、訪問者通知をドアホン親機5にネットワークを経由して伝送する。
ドアホン親機5の通信部71は、ドアホン子機4から訪問者通知を受け取ると、制御部74に通知する。制御部74は、操作入力部75に対して、訪問者の存在をユーザーに通知するよう指示する(時間T412)。操作入力部75は、訪問者の存在をユーザーに通知するが、その方法としては、ベルなどの音を鳴らす方法などがあるが、本発明においては、特に限定するものではない。
さらに、ドアホン子機4から訪問者通知を受け取った制御部74は、画像表示部73に対して、画像伸長部72から伝送されてくる画像を表示するよう指示する(時間T412)。画像表示部73は、画像伸長部72から伝送された画像データを表示する。
ドアホン親機5を操作するユーザーが、ドアホン子機4を操作する訪問者を確認した後、ドアホン子機4とドアホン親機5との間での、周囲画像の伝送を含むデータ通信を停止するように、ドアホン親機5の操作入力部75を操作した場合(時間T413)、ドアホン親機5の制御部74は、操作入力を認識し、通信部71に対して、撮影終了通知をドアホン子機4に通知するように指示する。
ドアホン子機4の通信部63は、ドアホン親機5からの撮影終了通知を受信した場合(時間T407)、制御部66に撮影終了通知の受信を通知する。制御部66は、通信部63にスリープモードで動作するように指示するとともに、撮影部61に撮影の停止を指示する。
以上より、本実施の形態におけるドアホンシステムの第2の機能における、訪問者の押しボタン64の操作から、ドアホン親機5での画像の表示までの応答時間TR4を構成する時間要素は、ドアホン子機4からドアホン親機5に対して、訪問者の来訪を伝送するのに必要な時間TCだけである。従って、応答時間TR4に関しては、TR4=TCの式が成り立つ。また、応答時間TR4を前述の従来技術の監視システムのTR2と比較すると、時間TCと時間TTは、ドアホン子機4からドアホン親機5にデータを伝送するのに必要な時間であるが、画像データを伝送する時間TTよりも、訪問者の来訪の通知を行うだけの時間TCの方が、時間が短いと考えられる。よって、R2とTR4の比較においては、TR2>TR4となるのは明らかである。従って、操作入力があってから、ドアホン親機5で周囲を撮影した画像を表示するまでの時間を短くすることができ、ドアホン子機4とドアホン親機5との応答時間を短縮することができる。
本発明は、バッテリー内蔵の撮影装置と、監視装置とが無線通信ネットワーク上で接続され、監視画像が無線通信ネットワークで伝送される画像伝送ネットワークおよび通信端末に適用できる。
従来の監視ネットワークシステムの構成例を示した図である。 従来の監視ネットワークシステムを構成する撮影装置のブロック図である。 従来の監視ネットワークシステムを構成する監視装置のブロック図である。 スリープモードの期間の長さと応答時間の関係を示した図である。 本発明の実施の形態における監視ネットワークシステムの構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における監視ネットワークシステムを構成するドアホン子機のブロック図である。 本発明の実施の形態における監視ネットワークシステムを構成するドアホン親機のブロック図である。 ドアホン子機の通信部がアクティブモードとスリープモードで動作する場合の消費電力を示した図である。 ドアホン子機とドアホン親機の動作と通信シーケンスの例を示した図である。 ドアホン子機とドアホン親機の動作と通信シーケンスの例を示した図である。 ドアホン子機とドアホン親機の動作と通信シーケンスの例を示した図である。
符号の説明
1 撮影装置、2 監視装置、3,6 通信ネットワーク、4 ドアホン子機、5 ドアホン親機、21,61 撮影部、22,62 画像圧縮部、23,63 通信部、24,64 押しボタン、25,65 音声入出力部、26,66 制御部、27,67 バッテリー、31,71 通信部、32,72 画像伸長部、33,73 画像表示部、34,74 制御部、35,75 操作入力部、36,76 音声入出力部、68 センサー、77 画像蓄積部。

Claims (10)

  1. 監視装置へ画像データを伝送する撮影装置であって、
    周囲の状況を撮影する撮影手段と、
    アクティブモードとスリープモードを有し、前記アクティブモードにおいて前記監視装置とデータ通信を行い、前記撮影手段が撮影した画像データを前記監視装置へ伝送する通信手段と、
    外部からの操作を入力する操作入力手段と、
    周囲の状況の変化を検知する検知手段と、
    前記検知手段から周囲の状況が変化した検知結果を入力したら、周囲の状況を撮影するように前記撮影手段を制御し、前記通信手段をアクティブモードにし、前記撮影手段が撮影した画像データを前記監視装置へ伝送するように制御する制御手段と、を備える撮影装置。
  2. 監視装置へ画像データを伝送する撮影装置であって、
    周囲の状況を撮影する撮影手段と、
    アクティブモードとスリープモードを有し、前記アクティブモードにおいて前記監視装置とデータ通信を行い、前記撮影手段が撮影した画像データを前記監視装置へ伝送する通信手段と、
    外部からの操作を入力する操作入力手段と、
    所定の周期で、周囲の状況を撮影するように前記撮影手段を制御し、前記通信手段をアクティブモードにし、前記撮影手段が撮影した画像データを前記監視装置へ伝送するように制御する制御手段と、を備える撮影装置。
  3. 前記監視装置から、該撮影装置の周囲の状況を撮影開始する信号を、前記通信手段で受信したら、前記撮影手段で撮影した周囲の状況の画像の画像データを前記通信手段を通して、前記監視装置へ伝送する請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 前記撮影手段で撮影された画像データを圧縮符号化する画像圧縮手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記圧縮符号化された画像データを前記監視装置へ伝送するように前記通信手段を制御する請求項1から3のいずれかに記載の撮影装置。
  5. 前記検知手段が周囲の状況の変化を検知し、検知後所定の期間内に前記操作入力手段に外部からの入力がない場合、前記制御手段は、前記通信手段をスリープモードに制御する請求項1に記載の撮影装置。
  6. 前記制御手段は、前記撮影手段が撮影した画像データを前記監視装置へ伝送するように制御した後、前記通信手段をスリープモードに制御する請求項2に記載の撮影装置。
  7. 撮影装置から伝送された画像データを表示する監視装置であって、
    前記撮影装置とデータ通信を行い、前記撮影装置から伝送された画像データを受信する通信手段と
    前記撮影装置から伝送された画像データを蓄積する画像蓄積手段と、
    前記伝送された画像データおよび画像蓄積手段に蓄積された画像データを表示する画像表示手段と、
    外部からの操作を入力する操作入力手段と、
    前記操作入力手段から操作入力があったら、前記撮影装置へ周囲の状況を撮影開始する信号を送信するように前記通信手段を制御し、前記撮影装置から画像データが伝送され表示されるまでの間は、前記画像蓄積手段に蓄積された画像データを表示するように前記画像表示手段を制御する制御手段と、を備える監視装置。
  8. 前記撮影装置から伝送された画像データを伸長復号化する画像伸長手段をさらに備え、
    前記撮影装置に外部操作入力があったことの通知を、前記通信手段が前記撮影装置から受信した場合、前記制御手段は、前記撮影装置から伝送され前記通信手段にて受信した画像データを、伸長復号化するように画像伸長手段を制御し、該伸長復号化された画像データを、表示するように前記画像表示手段を制御する請求項7に記載の監視装置。
  9. 請求項1または2のいずれかに記載の撮影装置と、
    請求項7に記載の監視装置と、を備え、
    前記画像蓄積手段には、周囲の状況の変化を検知して周囲の状況を撮影した画像データ、または所定の周期で周囲の状況を撮影した画像データが蓄積されており、
    前記監視装置の操作入力手段に外部からの入力があった場合、当該入力に応答して前記撮影装置が撮影した画像データが前記監視装置に伝送され画像表示手段に表示されるまでの間、前記画像蓄積手段に蓄積されている画像データを前記画像表示手段に表示する画像通信システム。
  10. 請求項4に記載の撮影装置と、
    請求項8に記載の監視装置と、を備え、
    前記撮影装置の操作入力手段に外部からの入力があった場合、前記画像伸長手段が伸長した前記撮影装置が周囲の状況の変化を検知して撮影した画像データを前記画像表示手段に表示する画像通信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061715A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Canon Inc 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2014075695A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Panasonic Corp カメラ装置、同期周期設定方法および監視システム
JP2019029844A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 ドアホン装置
JP2019029843A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 ドアホン装置

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