JP2004220398A - 印刷装置及び印刷代行装置並びに印刷方法 - Google Patents

印刷装置及び印刷代行装置並びに印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】特別な構成を必要とせずに、設定されている以外の印刷装置で印刷処理を実行する。
【解決手段】スケジュール記憶部104は、印刷データ取得元の情報と、印刷日時を含むスケジュール情報を格納する。スケジュール制御部103は、スケジュール情報に基づいて、印刷日時となった場合に、印刷可能か否かを判定する。
スケジュール制御部103がスケジュール通りに印刷不可能と判定した場合、スケジュール転送部101は、スケジュール情報を、予め決められた転送先印刷装置に転送する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストコンピュータから印刷元情報としてURL(Uniform Resource Locator)のみ受け取り、指定されたURLから印刷データを取得して印刷を行うプルプリント印刷を行う印刷装置及び印刷代行装置並びに印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
プルプリント印刷とは、ホストコンピュータから印刷装置に対して、印刷データそのものを転送するのではなく、URLのみを転送し、転送先の印刷装置では、転送されたURLを用いてネットワーク(例えばインターネット)上からHTMLデータを取得し、印刷を行う印刷方法である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
通常の印刷ではホストコンピュータがURLから一旦取得した印刷データを印刷装置に転送して印刷を行うため、同様の印刷データがネットワーク上を2回流れることになる。これに対して、プルプリント印刷では、印刷データはネットワーク上を1回しか流れないため、ネットワークへの負荷が少ないという特徴を有している。
【0004】
このようなプルプリント印刷は、定期的にWebページを印刷するような場合によく応用されている。例えば、設定された時刻に毎日Webページの印刷を行う際には、通常の印刷では毎日同じデータが2回ネットワークを流れることになり、効率が悪い。また、プルプリント印刷では、印刷装置単独で印刷が行えるため、設定時刻に印刷装置が起動しているだけでよく、指示を行うホストコンピュータは起動している必要はない。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−216116号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように、例えばWebページの定期的に印刷するといったプルプリント印刷のシステムでは、設定された時刻の印刷装置の状態が分からないため、印刷が行えない、または印刷が可能であっても設定された時刻より相当遅れて印刷される場合がある、といった問題があった。このような問題が発生するのは、例えば設定された時刻に大量の印刷を行う印刷ジョブがあった場合や、印刷装置そのものが起動されていない場合等である。
【0007】
また、上記先行技術文献では、バーチャルプリンタサーバを用いて印刷を行うプリンタの候補を複数持ち、印刷可能となったいずれか一つのプリンタで印刷する装置を開示している。しかしながら、このような装置では、ホストコンピュータや実際に印刷する印刷装置以外にバーチャルプリンタサーバを用意する必要があるという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。
即ち、印刷データ取得元装置の情報と、印刷日時を含むスケジュール情報を格納するスケジュール記憶部を設ける。また、スケジュール情報に基づいて、印刷日時となった場合に自印刷装置が印刷可能か否かを判定するスケジュール制御部を設ける。更に、スケジュール制御部がスケジュール通りの印刷が不可能と判定した場合は、スケジュール情報を予め決められた転送先印刷装置に転送するスケジュール転送部を設ける。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて詳細に説明する。
《具体例1》
〈構成〉
図1は、本発明の具体例1の印刷装置を含む印刷システムの構成図である。
図において、印刷装置100、ホストコンピュータ200、印刷データ取得元装置300はネットワーク400にそれぞれ接続されている。印刷装置100は、プルプリント印刷機能を有するプリンタであり、図面では1台のみ示しているが、複数台の印刷装置100がネットワーク400に接続されている。ホストコンピュータ200は、印刷装置100に対してスケジュール設定を行うためのスケジュール情報設定元装置としての機能を有するコンピュータである。印刷データ取得元装置300は、例えばWebサーバやメールサーバといったプルプリント印刷の対象となる印刷データの取得元装置であり、例えば、印刷データはURLで指定できるようになっている。ネットワーク400は、例えばインターネットといったネットワークである。
【0010】
印刷装置100は、スケジュール転送部101、通信制御部102、スケジュール制御部103、スケジュール記憶部104、ジョブ管理部105、プリントエンジン部106、印刷処理部107を備えている。
【0011】
スケジュール転送部101は、スケジュール制御部103が、スケジュール通りの印刷が不可能と判定した場合に、スケジュール記憶部104に格納されているスケジュール情報を、所定の転送先印刷装置に対して転送する機能部である。
通信制御部102は、印刷装置100としてネットワーク400上のデータの送受信を行うための機能部である。スケジュール制御部103は、スケジュール記憶部104に格納されているスケジュール情報に基づいて、そのスケジュール通りに印刷可能か否かを判定する機能部であり、印刷不可能と判定した場合は、スケジュール転送部101に対して、そのスケジュール情報を転送先印刷装置に対して転送するよう指示を行う機能部である。スケジュール記憶部104は、ホストコンピュータ200や他の印刷装置から送られてきたスケジュール情報を格納するための機能部である。ジョブ管理部105は、その印刷装置100が現在印刷しているジョブの管理を行う機能部である。プリントエンジン部106は、実際に印刷を行う機能部であり、印刷処理部107は、プリントエンジン部106で印刷を行うためのページ記述言語の翻訳といった各印刷処理の制御を行う機能部である。
【0012】
〈動作〉
次に動作について説明する。
図2は、具体例1における印刷装置100の動作を示すフローチャートである。
先ず、印刷装置100に対するイベントチェック(ステップS1)で、印刷データを受信した場合は、印刷処理(ステップS2)を行う。即ち、これは印刷装置100における通常の印刷処理である。
【0013】
図3は、図2中の処理に対するサブルーチンのフローチャートである。
図3において、(a)は図2のステップS2の印刷処理のフローチャートである。印刷処理としては、先ず、印刷処理部107が印刷データの処理(ページ記述言語の翻訳等)を行い(ステップS21)、プリントエンジン部106が印刷を行う(ステップS22)。
【0014】
図2に戻り、ステップS1のイベントチェックにおいて、イベントがスケジュール情報の受信であった場合は、受信したスケジュール情報をスケジュール記憶部104に格納する(ステップS3)。本発明の印刷装置100では、ホストコンピュータ200から送信された場合、あるいは自印刷装置の操作盤(図示省略)から直接指示された場合、更には、他の印刷装置から転送された場合でも同様にステップS3の処理を行う。その一例としてホストコンピュータ200からスケジュール情報を送信した場合の動作を説明する。
【0015】
プルプリント印刷を指示するユーザは、ホストコンピュータ200を用いて、プルプリント印刷を行う印刷装置100へのスケジュール情報を設定する。このスケジュール情報としては、例えば次の情報を含むものである。
▲1▼プルプリント印刷を行うWebページのURLやメールサーバのユーザアドレス
▲2▼印刷日時
▲3▼取得日時
▲4▼転送先装置情報
▲5▼印刷範囲
【0016】
上記の「▲2▼印刷日時」とは、実際に指定した印刷装置100で印刷を実施する日時である。また、「▲3▼取得日時」とは、印刷装置100が印刷データ取得元装置300にアクセスし、印刷データを取得する日時である。更に、「▲4▼転送先装置情報」とは、指定した印刷装置100がスケジュール通りに印刷できなかった場合に、他の印刷装置に転送するか否かの情報や、転送する場合の転送先印刷装置を指定するための識別情報(例えば、装置名やネットワークアドレス等)、更に転送先印刷装置の優先順位といった情報である。即ち、指定する印刷装置100でのみ印刷(他の印刷装置での印刷不可)といった指定や、カラープリンタ/モノクロプリンタといった種別で転送先印刷装置を指定することも可能である。
そして、「▲5▼印刷範囲」とは、Webページのみといった指定や、そのWebページにリンクされている全てのページといった指定である。また、電子メールの場合では、何通迄といった印刷上限の指定や送信者が誰々であるメールのみ、といった指定を行うことが可能である。尚、これらスケジュール情報として、例えば、上記▲4▼転送先装置情報として、印刷装置100が予めデフォルトの設定情報を有し、この設定情報に従って転送先の印刷装置を決定するようにしてもよい。
【0017】
このようなスケジュール情報がホストコンピュータ200から送信されると、ネットワーク400を介して通信制御部102で受信する。そして、スケジュール制御部103は、このようなスケジュール情報をスケジュール記憶部104に格納する。
【0018】
また、他の印刷装置から上記のスケジュール情報を受信した場合も、同様の処理が行われる。そして、印刷装置100の図示省略した操作盤より直接スケジュール情報を設定した場合も、通信制御部102を介さずに、このようなスケジュール情報を受け取ることが上記のホストコンピュータ200からの指定と異なるだけで、スケジュール制御部103は、同様の処理を行う。
【0019】
図2において、ステップS1のイベントチェックで、スケジュール時刻が到来した場合は、スケジュール印刷処理を行う(ステップS4)。即ち、スケジュール制御部103は、印刷装置100内に設けられた図示しない時計部からの現在日時信号に基づいて、スケジュール日時が到来したかを判定している。そして、スケジュール日時が到来した場合は、ステップS4のスケジュール印刷処理が起動される。
【0020】
図3(b)は、スケジュール印刷処理のフローチャートであり、これは次のように行われる。即ち、スケジュール制御部103は、ジョブ管理部105をアクセスし、現在印刷可能か否かを判定する(ステップS41)。ここで、印刷が可能であった場合、スケジュール制御部103は、スケジュール記憶部104に格納されているスケジュール情報を参照し、通信制御部102を介して印刷データ取得元装置300から、スケジュール情報で指定されている印刷データを取得する(ステップS42)。即ち、指定されている印刷データがWebページに関するものである場合は、指定されているURLにアクセスし、そのURLのWebページのデータを取得する。そして、取得した印刷データを印刷する(ステップS43)。尚、ステップS43の印刷処理は、図3(a)の印刷処理と同様である。
【0021】
一方、上記ステップS41において印刷が不可能である場合、例えば、大量の印刷を行うジョブが起動中である場合はスケジュール通りの印刷が不可能であると判定する。この判定としては、スケジュール制御部103がジョブ管理部105にて管理している状況を問い合わせ、ジョブ管理部105にて管理しているジョブが大量の印刷ジョブであった場合に、スケジュール制御部103は印刷不可能と判定する。このような場合、スケジュール制御部103は、スケジュール記憶部104に記憶されているスケジュール情報の転送をスケジュール転送部101に指示する。これにより、スケジュール転送部101は、スケジュール記憶部104のスケジュール情報を他の印刷装置に対して転送する(ステップS44)。ここで、転送先印刷装置の判定方法としては、スケジュール制御部103が、スケジュール情報中の上述した▲4▼転送先装置情報を参照して転送先の印刷装置を決定し、この転送先印刷装置の情報をスケジュール転送部101に指定する。あるいは、スケジュール転送部101にて▲4▼転送先装置情報を参照し、転送先の印刷装置を決定してもよい。また、▲4▼転送先装置情報において、印刷装置の優先順位が指定されていた場合は、その優先順位の高い印刷装置に対して転送処理を行う。
【0022】
また、図2に戻り、ステップS1のイベントチェックにおいて、印刷装置100の電源がオフとなる場合、スケジュール制御部103に対して図示しない電源断信号が入力される。これにより、スケジュール制御部103は、スケジュール記憶部104に保存されている全スケジュールを転送する(ステップS5)。このスケジュール転送処理は、図3(b)におけるステップS44の処理と同様である。即ち、スケジュール制御部103は、スケジュール記憶部104に記憶されているスケジュール情報の転送をスケジュール転送部101に指示し、スケジュール転送部101が正常に転送終了した場合に、その完了信号に基づいて、所定の電源断の許可を行う。
【0023】
〈効果〉
以上のように、具体例1の印刷装置によれば、プルプリント印刷を行う印刷装置がスケジュール通りに印刷できない場合は、自身のスケジュール情報を他の印刷装置に対して転送するようにしたので、別途にプリントサーバ等の構成がなくても、他の印刷装置へのスケジュールの転送が可能である。また、ネットワーク400上を流れるデータはスケジュール情報のみであって印刷データは流れないため、ネットワーク400に余計な負荷を与えることがない。
【0024】
《具体例2》
具体例2は、転送先印刷装置が印刷を行った場合に、その印刷情報をホストコンピュータ200に送るようにしたものである。
【0025】
〈構成〉
図4は、具体例2の構成図である。
図示の印刷システムは、印刷装置100a、ホストコンピュータ(スケジュール情報設定元装置)200、印刷データ取得元装置300、ネットワーク400からなり、これらシステムの基本的な構成は具体例1と同様である。印刷装置100aは、具体例1における印刷装置100と同様の機能を備えていると共に、印刷情報転送部110を備えている。この印刷情報転送部110は、自印刷装置において印刷処理を行い、かつ、自印刷装置が、スケジュール情報の設定元装置であるホストコンピュータ200から最初に印刷指定されている印刷装置ではなかった場合、ホストコンピュータ200に対して自印刷装置の情報を通知する機能を有している。即ち、自印刷装置がスケジュール情報の▲4▼転送先装置情報中の装置であった場合は、例えば自印刷装置の装置名やネットワークアドレス等の識別情報をホストコンピュータ200に対して電子メールといった手段を用いて送信する機能を有している。
【0026】
また、本具体例のスケジュール情報としては、具体例1における▲1▼〜▲5▼の情報に加えて、▲6▼ホストコンピュータ200の情報が備えられている。印刷情報転送部110は、電子メールを送信する場合は、この「▲6▼ホストコンピュータ200」の情報を参照して、ホストコンピュータ200宛に送信するよう構成されている。印刷装置100a内の他の構成は具体例1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0027】
〈動作〉
先ず、印刷装置100aにおける印刷処理およびスケジュール転送処理に関しては、具体例1の図2、図3に示した処理と同様であるため、ここでの説明は省略する。尚、上述したように、具体例2においては、スケジュール記憶部104に記憶されるスケジュール情報として「▲6▼ホストコンピュータ200の情報」を含んでいる。
【0028】
このような状態において、印刷処理を行った場合は印刷情報転送処理が起動される。
図5は、印刷情報転送処理のフローチャートである。
印刷処理が行われると、先ず、印刷情報転送部110は、スケジュール記憶部104に記憶されているスケジュール情報を参照して、自印刷装置がホストコンピュータ200から最初に印刷指定されている印刷装置であるか、即ち、自印刷装置が転送先装置情報中の装置であるか否かを判定する(ステップS51)。そうであった場合は、スケジュール情報中のホストコンピュータ200の情報を取得し(ステップS52)、このホストコンピュータ200宛に自印刷装置の装置名等を記載した電子メールを送信する(ステップS53)。尚、ステップS51において、自印刷装置が転送先装置情報中の装置でなかった場合、即ち、ホストコンピュータ200から最初に印刷指定された印刷装置100aであった場合はそのまま終了する。また、図3(a)に示すように、直接、印刷データを受けて印刷処理を行った場合はスケジュール情報そのものが存在しないため、印刷情報の転送処理は行われず、そのまま終了する。
【0029】
尚、上記の構成、動作の説明において、自印刷装置が転送先装置情報に含まれるか否かの判定とホストコンピュータの情報取得を印刷情報転送部110が行うようにしたが、これらの処理をスケジュール制御部103を行い、印刷情報の転送を印刷情報転送部110に指示するようにしてもよい。
【0030】
〈効果〉
以上のように、具体例2によれば、具体例1の構成に加えて、最初に設定された印刷装置以外の印刷装置で印刷を行った場合は、その印刷装置の情報をホストコンピュータ200に通知するようにしたので、転送される印刷装置が多い場合や、ホストコンピュータ200のユーザから離れた場所に設置されている印刷装置にスケジュール情報が転送された場合でも、ユーザの利便性を損なうことがない。
【0031】
《具体例3》
具体例3は、スケジュールの転送、受信、制御を行う装置を共通言語を用いて構成するようにしたものである。即ち、本発明におけるプルプリント印刷では、ネットワーク400に接続されている複数の印刷装置で上述した具体例1、2で説明したような動作を行わなければならない。通常、ネットワーク上には、様々なプリンタ(例えばカラープリンタ/モノクロプリンタ等)が存在するが、それらはその形態に合わせて様々なハードウェアやOS(オペレーティングシステム)で設計されており、このような異なるプリンタ毎に上述した具体例1、2の構成を実現するためのソフトウェアを開発することは非常に多くの時間、労力が必要となってしまう。そこで、具体例3では、具体例1におけるスケジュール転送部101、スケジュール制御部103や具体例2における印刷情報転送部110を例えばJava言語(Sun Microsystems社が開発したオブジェクト指向言語(Java:米国 Sun Microsystems,Inc.の登録商標))といった共通言語を用いて実現している。
【0032】
〈構成〉
図面上の構成は、具体例1、2における図1、図4と同様であるため、具体例2の図4を援用して説明する。
具体例3のスケジュール転送部101、スケジュール制御部103および印刷情報転送部110は、それぞれJava言語で記述されたプログラムを動作させるためのJavaVM(Java Virtual Marchine:Java仮想マシン)を内蔵している。これ以外は、具体例2の構成と同様である。
【0033】
〈動作〉
具体例3においては、印刷処理、スケジュール転送処理および印刷情報転送処理の動作そのものは具体例2と同様である。但し、具体例3では、スケジュール情報をJava言語で記述しており、このようなスケジュール情報に基づいて、スケジュール転送部101、スケジュール制御部103および印刷情報転送部110は動作を行う。
尚、上記の動作において、具体例1においても印刷情報転送部110の処理がないだけでこれ以外の動作は同様である。
【0034】
〈効果〉
以上のように、具体例3によれば、印刷装置における異なるプラットフォームを吸収する共通言語で、スケジュール転送部101、スケジュール制御部103および印刷情報転送部110を構成したので、これらの構成を実現するためのソフトウェアを様々な印刷装置で共通化することができる。従って、開発に要する時間、労力を大幅に節約することができる。
【0035】
《利用形態》
上記各具体例では、スケジュール通りに印刷不可能な状態の例として、大量の印刷を行う印刷ジョブが実行されている場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。これ以外にも、例えば、用紙切れ、電子写真プリンタにおけるドラム寿命やトナー切れといった印刷装置における障害の発生、あるいは印刷装置に課金システム等が設定され、ユーザの印刷枚数の上限が設定されていてその上限に達している場合等、様々な理由でスケジュール通りに印刷が不可能な状態に適用することが可能である。
【0036】
また、上記具体例3では、共通言語としてJava言語を用いたが同様の機能を有する言語であれば、これ以外の言語であってもよい。
【0037】
更に、上記各具体例において、スケジュール転送部101を持たない印刷代行装置を設けてもよい。このような印刷代行装置は、図1中のスケジュール転送部101を備えていないだけで他の各構成は同様であるため、その図示は省略する。即ち、印刷代行装置では、スケジュール情報を受け取るのみで、自印刷装置から他の印刷装置へのスケジュール転送は行わない。また、このような印刷代行装置において、具体例2における印刷情報転送部110を備え、印刷を実行した場合はホストコンピュータ200に対して装置情報を通知するよう構成してもよい。尚、このような印刷代行装置において、自印刷装置の印刷情報をホストコンピュータ200に通知しない場合は、スケジュール情報として、「▲4▼転送先装置情報」は省略することも可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、本発明の印刷装置によれば、スケジュール通りに印刷ができない場合は、スケジュール情報を他の印刷装置に転送するようにしたので、特別な構成を必要とせずに他の印刷装置での印刷処理を実行することができる。また、ネットワーク上を流れるデータはスケジュール情報のみであって印刷データは流れないため、ネットワークに余計な負荷を与えることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の具体例1の構成図である。
【図2】本発明の印刷装置の具体例1の動作を示すフローチャートである。
【図3】図2の処理のサブルーチンのフローチャートである。
【図4】本発明の印刷装置の具体例2の構成図である。
【図5】具体例2における印刷情報転送処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100、100a 印刷装置
101 スケジュール転送部
103 スケジュール制御部
104 スケジュール記憶部
110 印刷情報転送部
200 ホストコンピュータ
300 Webサーバ(印刷データ取得元)

Claims (6)

  1. 印刷データ取得元装置の情報と、印刷日時を含むスケジュール情報を格納するスケジュール記憶部と、
    前記スケジュール情報に基づいて、前記印刷日時となった場合に自印刷装置が印刷可能か否かを判定するスケジュール制御部と、
    前記スケジュール制御部がスケジュール通りの印刷が不可能と判定した場合は、前記スケジュール情報を予め決められた転送先印刷装置に転送するスケジュール転送部とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    スケジュール情報設定元装置の識別情報をスケジュール情報として格納するスケジュール記憶部と、
    自印刷装置で印刷を実行した場合は、当該自印刷装置の識別情報を前記スケジュール情報設定元装置に通知する印刷情報転送部とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または2に記載の印刷装置において、
    スケジュール制御部およびスケジュール転送部は、共通言語を用いて実現されていることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3に記載の印刷装置において、
    共通言語は、Java言語であることを特徴とする印刷装置。
  5. 印刷データ取得元装置の情報と、印刷日時を含むスケジュール情報を格納するスケジュール記憶部と、
    前記スケジュール情報を他の印刷装置から受信して前記スケジュール記憶部に格納し、かつ、前記スケジュール情報に基づいて、前記印刷日時となった場合に前記印刷データ取得元装置から印刷データを取得するスケジュール制御部と、
    前記スケジュール制御部が取得した印刷データの印刷処理を実行する印刷処理部とを備えたことを特徴とする印刷代行装置。
  6. 印刷データ取得元装置と印刷装置がネットワークを介して接続され、前記印刷装置が所定のスケジュールに従って前記印刷データ取得元装置から印刷データを取得し、これを印刷する印刷方法であって、
    前記印刷装置に当該印刷装置とは異なる転送先印刷装置の情報を設け、自印刷装置が前記スケジュール通りの印刷が不可能な場合は、当該スケジュールを、前記転送先印刷装置に転送することを特徴とする印刷方法。
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