JP2006268794A - 画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置 - Google Patents

画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006268794A
JP2006268794A JP2005090104A JP2005090104A JP2006268794A JP 2006268794 A JP2006268794 A JP 2006268794A JP 2005090104 A JP2005090104 A JP 2005090104A JP 2005090104 A JP2005090104 A JP 2005090104A JP 2006268794 A JP2006268794 A JP 2006268794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software module
software
processing
group
profile information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005090104A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Michimura
唯夫 道村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005090104A priority Critical patent/JP2006268794A/ja
Publication of JP2006268794A publication Critical patent/JP2006268794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 モジュール間が連携するように構成されたシステムの安全性を高める。
【解決手段】 コピーアプリケーションC0は、クライアント・スタブ61にサービス処理を依頼する(ステップS1)。クライアント・スタブ61は、コピーアプリケーションC0が自社アプリケーショングループ40に属していることを検知した後(ステップS2)、所定のメッセージを送信する(ステップS3)。サービス・スタブ62は、メッセージを受信すると、コピーサービスSのプロファイルを参照してアクセス許可を検知し(ステップS4)、その後コピーサービスSを呼び出し、コピーサービスSの実行後、その実行結果を受け取る(ステップS5)。この実行結果は、クライアント・スタブ61を介して(ステップS6)、依頼元のコピーアプリケーションC0に転送される(ステップS7)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置に係り、例えば、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ装置、及びこれらの機能を備えた複合機に用いて好適な画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置に関する。
プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下「複合機」という。)が一般的に知られている。 複合機は、1つの筐体内に表示部、印刷部および撮像部などを設けるとともに、プリンタ、コピーおよびファクシミリ装置にそれぞれ対応する3種類のソフトウエアを設け、ソフトウエアの切り替えによって、当該装置をプリンタ、コピー、スキャナまたはファクシミリ装置として動作させるものである。
複合機は、機能変更、機能追加、または将来的なハードウエア資源の追加、変更などに柔軟に対応すべく、アプリケーションごとあるいはコントロールサービスごとの追加、変更を容易に行えることが望まれる。
そこで、画像形成処理で使用されるハードウエア資源と、画像形成に係るユーザサービスおよびコントロールサービスの処理を行う一または複数のプログラムとを有する画像形成装置であって、可変性のあるアーキテクチャ及び多種多様な機能を実現できる画像形成装置が開示されている(例えば特許文献1及び2を参照。)。
特許文献1及び2では、複合機(MFP)を構成するソフトウエアを複数のモジュールに分割し、そのモジュール間を、関数呼び出し、または、プロセス間通信をすることによって、可変性のあるアーキテクチャおよび多種多様な機能を実現している。
特開2003−177927号公報 特開2003−177931号公報
しかし、特許文献1及び2に記載されたような構成では、どのモジュールであっても任意のモジュールを利用することが可能である。このため、全体の構成が複雑化してしまい、機能利用が循環してしまったり、予期せぬモジュールからの呼び出しによって不具合が発生してしまったりなどの問題があった。
特に、モジュールの循環参照は不具合ではないため、実装やテストの段階で発見することは困難である。ここで、循環参照とは、モジュールが他のモジュールを参照(利用)し、この他のモジュールが更に他のモジュールを参照することを繰り返した結果、最初のモジュールが参照されてしまい、モジュール間の参照関係が循環することをいう。循環参照があるにもかかわらず放置しておくと、後日、機能を拡張したり変更したりする必要が生じても、機能の拡張や変更を困難にしてしまうおそれがある。
また、任意のモジュールによって所定の機能が利用可能な場合、悪意のあるモジュール又は何らかの外的な障害によって、システムの中心となる部分が変更されてしまうといった問題があり、安全に運用することが困難であった。
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、モジュール間が連携するように構成されたシステムの安全性を高めることができる画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、互いに連携しながら各々所定の処理を行う複数のソフトウエアモジュールを記憶する記憶手段を備え、ソフトウエアモジュールからソフトウエアモジュールへの処理の依頼方向に制限を設けたことを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、複数のソフトウエアモジュールが互いに連携しながら各々所定の処理を行うにあたり、ソフトウエアモジュールからソフトウエアモジュールへの処理の依頼方向に制限を設けてソフトウエアモジュール間を連携することを特徴とする。
ソフトウエアモジュール間の連携は、所定のソフトウエアモジュールが他のソフトウエアモジュールに処理を依頼し、他のソフトウエアモジュールが処理を実行してその結果を上記所定のソフトウエアモジュールに返信することによって行われる。しかし、このような連携が無制限に行われると、想定外のソフトウエアモジュールに処理を依頼されたり、循環参照したりといった問題が生じる。そこで、ソフトウエアモジュールからソフトウエアモジュールへの処理の依頼方向に制限を設けている。
したががって、本発明に係る画像処理及び方法によれば、ソフトウエアモジュールからソフトウエアモジュールへの処理の依頼方向に制限を設けることにより、ソフトウエアモジュールの連携を安全に行うことができる。
なお、上記発明は、所定のソフトウエアモジュールに対する処理の依頼元に制限を設けてもよい。また、前記処理の依頼元は、1つ以上のソフトウエアモジュールが属するグループであってもよい。
本発明に係る画像処理装置は、各々所定の処理を行う複数のソフトウエアモジュールと、ソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないソフトウエアモジュールを定義したプロファイル情報と、依頼元のソフトウエアモジュールと依頼先のソフトウエアモジュールとの間を連携させる1つ以上のスタブと、を記憶する記憶手段を備え、前記スタブは、前記依頼先のソフトウエアモジュールのプロファイル情報に基づいて、前記依頼元のソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御することを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、各々所定の処理を行う複数のソフトウエアモジュールと、ソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないソフトウエアモジュールを定義したプロファイル情報と、依頼元のソフトウエアモジュールと依頼先のソフトウエアモジュールとの間を連携させる1つ以上のスタブと、が記憶手段に記憶されており、前記スタブは、前記依頼先のソフトウエアモジュールのプロファイル情報に基づいて、前記依頼元のソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御することを特徴とする。
プロファイル情報は、ソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないソフトウエアモジュールを定義している。このプロファイル情報は、すべてのソフトウエアモジュールに設けてもよいし、一部のみに設けてもよい。
スタブは、依頼元のソフトウエアモジュールと依頼先のソフトウエアモジュールとの間を連携させるものであり、1つであってもよいし、複数であってもよい。スタブは、依頼元のソフトウエアモジュールから前記依頼先のソフトウエアモジュールへ処理の依頼を中継する際に、前記依頼先のソフトウエアモジュールのプロファイル情報に基づいて、前記依頼元のソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御する。
したがって、本発明に係る画像処理及び方法によれば、依頼先のソフトウエアモジュールのプロファイル情報に基づいて、依頼元のソフトウエアモジュールが依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御することによって、ソフトウエアモジュールの連携を安全に行うことができる。
上記発明において、前記記憶手段は、前記プロファイル情報として、ソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないグループを定義したプロファイル情報を記憶し、前記スタブは、前記プロファイル情報に基づいて、前記グループに属するソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御してもよい。
本発明に係る画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置は、ソフトウエアモジュールの連携を安全に行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る複合機の構成を示す図である。複合機は、文書をスキャンするスキャナ11と、プリント出力するプリンタ12と、電文を送受信するファクシミリ13と、ネットワークと接続するためのネットワークインタフェース14と、動作状態を表示すると共にユーザからの操作入力を受け付けるユーザインタフェース(UI)パネル15と、画像データ等の様々な情報を記憶するハードディスクドライブ16と、複数のソフトウエアコンポーネントと、を備えている。
各ソフトウエアコンポーネント(以下「コンポーネント」という。)は、ハードディスクドライブ16等の記憶装置に記憶されている。各コンポーネントは、役割と位置づけによって定義された複数のグループのいずれか1つに属している。このようなグループとしては、本実施形態では、ハードウエア制御グループ20、ランタイムグループ30、自社アプリケーショングループ40、第三者アプリケーショングループ50がある。
ハードウエア制御グループ20の各コンポーネントは、例えば、スキャナ11、プリンタ12、ファクシミリ13等を制御するデバイスドライバなどである。
ランタイムグループ30の各コンポーネントは、例えば、自社アプリケーショングループ40や第三者アプリケーショングループ50の各コンポーネントを実行する際に必要となるソフトウエアモジュールなどである。ランタイムグループ30の各コンポーネントは、自社アプリケーショングループ40のコンポーネントからの利用を許可し、ハードウエア制御グループ20のコンポーネントを利用して、スキャナ11やプリンタ12等を動作させる。
自社アプリケーショングループ40の各コンポーネントは、この複合機の製造時にインストールされたモジュールなどである。第三者アプリケーショングループ50の各コンポーネントは、この複合機の製造後にユーザによってインストールされたモジュールなどである。例えば、自社アプリケーショングループ40のコンポーネントは、ランタイムグループ30のコンポーネントを利用できる。
図2は、ランタイムグループ30、自社アプリケーショングループ40、第三者アプリケーショングループ50に属する各コンポーネントの関係を示す図である。本実施形態では、コンポーネント間のメッセージの送受信方向ではなく、機能を依頼する側をクライアント、機能を実現する側をサーバとする。したがって、例えばデータを永続化させる場合、特定のデータを示して永続化を指示するコンポーネントをクライアントコンポーネント、その指示に基づいてデータをファイルに格納して結果を返す側をサーバコンポーネントという。
以下、ランタイムグループ30に属するコピーサービスS、自社アプリケーショングループ40に属するコピーアプリケーションC0、第三者アプリケーショングループ50に属するコピーアプリケーションC1を例に挙げて、各コピーアプリケーションの動作を説明する。
コピーアプリケーションC0及びコピーアプリケーションC1は、ユーザとのインタラクションを介して、コピーサービスSに対して、文書をスキャナ11から読み込んでプリンタ12からプリントする機能を実行するように依頼できる。
コピーサービスSは、そのインタフェース及び動作が複雑であるので、自身の機能を宣言するプロファイルを備えることによって、第三者アプリケーショングループ50からの利用を認めず、自社アプリケーショングループ40からの利用のみを認めている。コピーサービスSは、ハードウエア制御グループ20のコンポーネントを利用することによって、スキャナ11やプリンタ12等のハードウエアを制御できる。
図3は、コピーサービスSのプロファイルを示す図である。このプロファイルは、コンポーネント識別子<Component id>、名称<Name>、2つのパブリッシュ・アクセスポイント<Publish accessPoint>を有している。コピーサービスSのコンポーネント識別子は「9C17−33f8a813e1e1」であり、その名称は「コピーサービス(Copy service)」である。
ブリッシュ・アクセスポイントは、コピーサービスSが提供する任意のメソッドについて利用可能なクライアント(例えば、コンポーネント、グループ)を定義する。なお、図3において、「*」は「既出のもの以外」を表している。「<Allow>x</Allow>」は、クライアントxは利用可能であることを示している。「<Deny>x</Deny>」は、クライアントxは利用不可であることを示している。
具体的には、第1のブリッシュ・アクセスポイントは、コピーサービスSのメソッド「Query」についてすべてのクライアントが利用可能である、ことを示している。第2のブリッシュ・アクセスポイントは、コピーサービスSの他のメソッドについて、グループ識別子が「b569−4c784b8674fe」のクライアントが利用可能であり、他のクライアントは利用不可である、ことを示している。
自社アプリケーショングループ40は、グループ情報を有している。なお、自社アプリケーショングループ40の代わりに、自社アプリケーショングループ40に属するコンポーネントが各々グループ情報を有してもよい。
図4は、自社アプリケーショングループ40のグループ情報を示す図である。グループ情報は、グループ識別子<Group id>、名称<Name>、当該グループに属するコンポーネントを示すメンバー<Member>を有している。
自社アプリケーショングループ40のグループ識別子は「b569−4c784b8674fe」であり、その名称は「アプリケーションズ・グループ」である。また、メンバーのタグに記述されている各々のコンポーネント識別子は、自社アプリケーショングループ40に属するコンポーネントを表している。例えば図4では、メンバーのタグに記述されている「a6a1−f9d3125b34f3」は、コピーアプリケーションC0を示している。よって、コピーアプリケーションC0は、自社アプリケーショングループ40に属している。なお、第三者アプリケーショングループ50のグループ情報も図4と同様に構成されている。
上記のように構成された複合機において、複合機の各コンポーネントは、図2に示すように、コンポーネント間の通信を実現するためにスタブを用いている。なお、クライアントが利用するスタブを「クライアント・スタブ」という。クライアント・スタブは、クライアントからの呼び出しを中継(横取り)してサービス(依頼された処理を行うコンポーネント)側に伝達する。また、サービスが利用するスタブを「サービス・スタブ」という。サービス・スタブは、クライアントからの呼び出しを処理して、サービスに伝達し、サービスからの結果を受けてクライアント・スタブに返信する。
[コピーアプリケーションC0がクライアントの場合]
コピーアプリケーションC0がクライアントである場合を例に挙げて、コンポーネント間のアクセス制御について説明する。
コピーアプリケーションC0は、クライアント・スタブ61にサービス処理を依頼する(ステップS1)。ここでは、「startCopyAction」というメソッドを因数と共に呼び出す。
クライアント・スタブ61は、処理の依頼元であるコピーアプリケーションC0のコンポーネント識別子と、自社アプリケーショングループ40のグループ情報と、に基づいて、コピーアプリケーションC0が自社アプリケーショングループ40に属していることを検知する(ステップS2)。
クライアント・スタブ61は、コピーアプリケーションC0のグループ識別子、コンポーネント識別子、呼び出すメソッドの名称、引数を含むメッセージをサービス・スタブ62に送信する(ステップS3)。
サービス・スタブ62は、クライアント・スタブ61からのメッセージを受信すると、グループ識別子、コンポーネント識別子、メソッドの名称に基づいて、コピーサービスSのプロファイルを参照し、コピーアプリケーションC0のアクセスが許可されているか否かを検知する(ステップS4)。本実施形態では、サービス・スタブ62は、コピーアプリケーションC0がコピーサービスSにアクセスすることが許可されていることを検知する。
サービス・スタブ62は、アクセスが許可されていることを検知するとコピーサービスSを呼び出し、コピーサービスSの実行後、その実行結果を受け取る(ステップS5)。サービス・スタブ62は、この実行結果を、コピーアプリケーションC0からの依頼を中継したクライアント・スタブ61に転送する(ステップS6)。
クライアント・スタブ61は、その結果を依頼元のコピーアプリケーションC0に転送する(ステップS7)。このように、コピーサービスSは、プロファイルによって制限されていないコピーアプリケーションC0の利用を許可し、コピーアプリケーションC0は、コピーサービスSの提供するサービス機能の1つであるstartCopyActionを利用することができる。
[コピーアプリケーションC1がクライアントの場合]
つぎに、コピーアプリケーションC1がクライアントである場合を例に挙げて、コンポーネント間のアクセス制御について説明する。
コピーアプリケーションC1は、クライアント・スタブ61にサービス処理を依頼する(ステップS11)。ここでは、「startCopyAction」というメソッドを因数と共に呼び出す。
クライアント・スタブ61は、処理の依頼元であるコピーアプリケーションC1のコンポーネント識別子と、自社アプリケーショングループ50のグループ情報と、に基づいて、コピーアプリケーションC1が自社アプリケーショングループ50に属していることを検知する(ステップS12)。
クライアント・スタブ61は、コピーアプリケーションC1のグループ識別子、コンポーネント識別子、呼び出すメソッドの名称、引数を含むメッセージをサービス・スタブ62に送信する(ステップS13)。
サービス・スタブ62は、クライアント・スタブ61からのメッセージを受信すると、グループ識別子、コンポーネント識別子、メソッドの名称に基づいて、コピーサービスSのプロファイルを参照し、コピーアプリケーションC1のアクセスが許可されているか否かを検知する(ステップS14)。本実施形態では、サービス・スタブ62は、コピーアプリケーションC1がコピーサービスSにアクセスすることが許可されていないことを検知する。
サービス・スタブ62は、アクセス不許可を検知すると、クライアント・スタブ61にエラーを返す(ステップS15)。クライアント・スタブ61は、サービス・スタブ62からのエラーを受け取ると、依頼元のコピーアプリケーションC1にエラーを転送する(ステップS16)。この結果、コピーサービスSは、プロファイルによって制限されているコピーアプリケーションC1に対してその利用を許可せず、コピーアプリケーションC1は、コピーサービスSの提供するサービスを利用することができない。
以上のように、本実施形態に係る複合機は、コピーサービスSに対して、当該コピーサービスSを利用できるクライアントをプロファイルで定義することによって、コンポーネント間の処理の依頼方向に制限を設けている。これにより、コピーサービスSが想定外のクライアントからの依頼を受けることを回避することができる。この結果、複合機は、モジュール間の連携に問題が生じなくなり、安全に様々なサービスを提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で設計上の変更をされたものにも適用可能であるのは勿論である。
上記実施形態では、コンポーネントの一例としてコピーサービスSを挙げて説明したが、ソフトウエアモジュールであればコンポーネントは特に限定されるものではない。また、コピーサービスSは、第三者アプリケーショングループ50のグループ識別子の代わりにコンポーネント識別子をプロファイルに記述することによって、コンポーネント単位でアクセスを制限してもよいし、
さらに、上記実施形態では、コンポーネント単位でプロファイルを設けていたが、グループ単位でプロファイルを設けてもよい。これにより、グループに属する各コンポーネントが想定外のクライアントからの依頼を受けるのを一括して回避することができる。
また、各プロファイルを読み出し、コンポーネント間の利用関係をみて、循環参照がないかを検出する手段(例えば、循環参照検出モジュール)を設けてもよい。これにより、循環参照の有無を容易に検出することができる。さらに、プロファイルを書き換えて調整する手段(例えば、プロファイル調整モジュール)を設けてもよい。これにより、循環参照が検出された場合には、各コンポーネントのプロファイルを書き換えて調整することにより、循環参照をなくすことができる。
また、ネットワーク上に存在する複数の機器間においても、上述した実施形態と同様にして各機器のソフトウエアモジュールの連携の依頼方向を規制することができる。すなわち、本発明は、ソフトウエアモジュールがネットワークを介して他のソフトウエアモジュールに処理を依頼する場合にも適用可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る複合機の構成を示す図である。 図2は、ランタイムグループ、自社アプリケーショングループ、第三者アプリケーショングループに属する各コンポーネントの関係を示す図である。 図3は、コピーサービスのプロファイルを示す図である。 図4は、自社アプリケーショングループのグループ情報を示す図である。
符号の説明
11 スキャナ
12 プリンタ
13 ファクシミリ
14 ネットワークインタフェース
15 UIパネル
16 ハードディスクドライブ
20 ハードウエア制御グループ
30 ランタイムグループ
40 自社アプリケーショングループ
S コピーサービス
C0,C1 コピーアプリケーション

Claims (16)

  1. 互いに連携しながら各々所定の処理を行う複数のソフトウエアモジュールを記憶する記憶手段を備え、
    ソフトウエアモジュールからソフトウエアモジュールへの処理の依頼方向に制限を設けたこと
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 所定のソフトウエアモジュールに対する処理の依頼元に制限を設けること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記処理の依頼元は、1つ以上のソフトウエアモジュールが属するグループであること
    を特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 各々所定の処理を行う複数のソフトウエアモジュールと、ソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないソフトウエアモジュールを定義したプロファイル情報と、依頼元のソフトウエアモジュールと依頼先のソフトウエアモジュールとの間を連携させる1つ以上のスタブと、を記憶する記憶手段を備え、
    前記スタブは、前記依頼先のソフトウエアモジュールのプロファイル情報に基づいて、前記依頼元のソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御すること
    を特徴とする画像処理装置。
  5. 前記記憶手段は、前記プロファイル情報として、ソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないグループを定義したプロファイル情報を記憶し、
    前記スタブは、前記プロファイル情報に基づいて、前記グループに属するソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御すること
    を特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 複数のソフトウエアモジュールが互いに連携しながら各々所定の処理を行うにあたり、 ソフトウエアモジュールからソフトウエアモジュールへの処理の依頼方向に制限を設けてソフトウエアモジュール間を連携すること
    を特徴とする画像処理方法。
  7. 所定のソフトウエアモジュールに対する処理の依頼元に制限を設けてソフトウエアモジュール間を連携すること
    を特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記処理の依頼元は、1つ以上のソフトウエアモジュールが属するグループであること
    を特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 各々所定の処理を行う複数のソフトウエアモジュールと、ソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないソフトウエアモジュールを定義したプロファイル情報と、依頼元のソフトウエアモジュールと依頼先のソフトウエアモジュールとの間を連携させる1つ以上のスタブと、が記憶手段に記憶されており、
    前記スタブは、前記依頼先のソフトウエアモジュールのプロファイル情報に基づいて、前記依頼元のソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御すること
    を特徴とする画像処理方法。
  10. 前記記憶手段に、前記プロファイル情報として、ソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないグループを定義したプロファイル情報が記憶されており、
    前記スタブは、前記プロファイル情報に基づいて、前記グループに属するソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御すること
    を特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 複数の機器がネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて、
    各機器は、他の機器のソフトウエアモジュールと連携しながら所定の処理を行うソフトウエアモジュールを記憶する記憶手段を備え、
    一の機器のソフトウエアモジュールから他の機器のソフトウエアモジュールへの処理の依頼方向に制限を設けたこと
    を特徴とする情報処理システム。
  12. 所定のソフトウエアモジュールに対する処理の依頼元に制限を設けること
    を特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 前記処理の依頼元は、1つ以上のソフトウエアモジュールが属するグループであること
    を特徴とする請求項12に記載の情報処理システム。
  14. 複数の機器がネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて、
    各機器は、他の機器のソフトウエアモジュールと連携しながら所定の処理を行うソフトウエアモジュールと、ソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないソフトウエアモジュールを定義したプロファイル情報と、依頼元のソフトウエアモジュールと依頼先のソフトウエアモジュールとの間を連携させる1つ以上のスタブと、を記憶する記憶手段を備え、
    前記スタブは、前記依頼先のソフトウエアモジュールのプロファイル情報に基づいて、前記依頼元の機器のソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御すること
    を特徴とする情報処理システム。
  15. 前記記憶手段は、前記プロファイル情報として、ソフトウエアモジュールソフトウエアモジュールの全部又は一部の機能について利用できる又は利用できないグループを定義したプロファイル情報を記憶し、
    前記スタブは、前記プロファイル情報に基づいて、前記グループに属するソフトウエアモジュールが前記依頼先のソフトウエアモジュールを利用できるように又は利用できないように制御すること
    を特徴とする請求項14に記載の情報処理システム。
  16. ソフトウエアモジュールを記憶する機器とネットワークを介して接続された情報処理装置において、
    前記機器のソフトウエアモジュールと連携しながら所定の処理を行うソフトウエアモジュールを記憶する記憶手段を備え、
    前記機器のソフトウエアモジュール、前記記憶手段に記憶されたソフトウエアモジュールのいずれか一方から他方への処理の依頼方向に制限を設けたこと
    を特徴とする情報処理装置。
JP2005090104A 2005-03-25 2005-03-25 画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置 Pending JP2006268794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005090104A JP2006268794A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005090104A JP2006268794A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006268794A true JP2006268794A (ja) 2006-10-05

Family

ID=37204638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005090104A Pending JP2006268794A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006268794A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060239A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、印刷ジョブ実行方法、プログラム、記憶媒体
JP2017135454A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 キヤノン株式会社 印刷装置及びその制御方法、並びにプログラム
CN113452860A (zh) * 2020-03-25 2021-09-28 东芝泰格有限公司 图像形成装置以及图像形成装置的控制方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08153076A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Canon Inc 協調作業支援方法及びその装置
JP2001056766A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Denso Corp マルチモジュールシステム及び対話システム
JP2004362449A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Mitsubishi Electric Corp サービス提供装置及びサービスコーディネータ装置及びサービス提供方法及びサービスコーディネート方法及びプログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08153076A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Canon Inc 協調作業支援方法及びその装置
JP2001056766A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Denso Corp マルチモジュールシステム及び対話システム
JP2004362449A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Mitsubishi Electric Corp サービス提供装置及びサービスコーディネータ装置及びサービス提供方法及びサービスコーディネート方法及びプログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060239A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、印刷ジョブ実行方法、プログラム、記憶媒体
JP2017135454A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 キヤノン株式会社 印刷装置及びその制御方法、並びにプログラム
CN113452860A (zh) * 2020-03-25 2021-09-28 东芝泰格有限公司 图像形成装置以及图像形成装置的控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4638676B2 (ja) 共有リソースのための通知方法
US7844704B2 (en) Event notification device and event notification method
US7987278B2 (en) Web services device profile on a multi-service device: dynamic addition of services
US8711396B2 (en) Managing multiple web services on a single device
EP2996028B1 (en) Information processing apparatus, control method for controlling the same, and program
US20130054744A1 (en) Information processing apparatus capable of generating url, method of controlling the information processing apparatus, and storage medium
JP2013178744A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2009255390A (ja) 画像形成装置、機能連携制御方法、及び機能連携制御プログラム
JP2008282406A (ja) 複数のws動作可能装置からのイベントの報告
JP2006268794A (ja) 画像処理装置及び方法並びに情報処理システム及び装置
US8423628B2 (en) Method and apparatus for extending functionality of networked devices
JP2008181518A (ja) ドキュメント処理装置の設定をクローニングするシステムおよび方法
JP2007043708A (ja) ドキュメント処理システム、方法およびプログラム
JP6768544B2 (ja) 情報処理装置、制御方法およびプログラム
JP2008181519A (ja) ネットワーク上のドキュメント処理装置を見出すシステムおよび方法
JP2008010993A (ja) 電子機器、アプリケーション実行システム及びプログラム
JP2005222284A (ja) 連携処理システム、連携情報生成装置、連携処理方法、及びプログラム
KR101405920B1 (ko) 잡 컨트롤 장치 및 복합장치 그리고 그들의 동작 방법
EP1936922B1 (en) Discovery and addition of services in a multi-service device
JP4378338B2 (ja) 情報処理装置、デバイス設定方法、記憶媒体、プログラム
JP6340786B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2019185542A (ja) アプリケーション実行装置、その制御方法、及びプログラム
JP4500326B2 (ja) プロセス間通信プログラムおよび画像情報処理装置
JP2009134584A (ja) 情報処理装置管理システム及び情報処理装置管理方法ならびに、プログラムおよび記憶媒体
JP5046818B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置内のデータ処理方法、及びデータ処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100713