JP2004216445A - 折曲げ加工機及び折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法 - Google Patents

折曲げ加工機及び折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】取付けられた補助金型が加工プログラムからの補助金型の情報に基づいて自動的に確認される。
【解決手段】ボトムダイ13と上下動可能なトップダイ17との協働で押圧固定され後方へ突出したワークWは、ベンドビーム41により上方向または下方向へ折曲げられる。ベンドビーム41に左右方向に移動自在に備えた補助金型ホルダ75に1つ又は複数の補助金型81が取り付けられ、待機位置からベンドビーム41の左右方向に向けてアクチュエータにより移動する。この補助金型81に対して補助金型識別装置95L,95Rが相対的に移動して補助金型識別装置により前記補助金型81の種類を判別し且つ補助金型81の有無を検出する。さらに、補助金型識別装置の相対的移動時に補助金型識別装置により検出した補助金型81の有無のデータから1つ又は複数の補助金型81の長さと取付位置が検出され、補助金型81の合否が判断される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、折曲げ加工機の補助曲げ金型の長さ、種類、取付位置を検知して自動的に確認する折曲げ加工機及び折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上曲げ型と下曲げ型とからなる1種類の主曲げ金型では種々の製品の曲げ形状に対応できないため、それらの曲げを可能にするために補助金型を折曲げ加工機に取り付け、前記補助金型で曲げることが行われている。
【0003】
例えば、補助金型で曲げるのは、主曲げ金型では製品の折曲げフランジに干渉するときや、部分曲げをする辺の曲げ加工を行うときなどである。これらの曲げ加工に対応するために数種類の補助金型が用意され、作業者が曲げ部分に合わせて補助金型を交換し、曲げ加工が行われている。例えば、補助金型はシリンダで上下方向に回動自在に設けられ、断面U字状をなす主曲げ金型の前記U字状内に取り付けられる機構であり、補助金型の取付位置は固定あるいは2つの位置に着脱可能となっている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
【0004】
あるいは、補助金型を着脱可能な取付部が1個の駆動モータで主曲げ金型の延伸方向に沿って左右対称に移動するように構成されている(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
このとき、使用する補助金型の選択は曲げ加工を実行するプログラムのNC画面の交換指示(金型種類、金型長さ)に基づいて作業者が金型収納部から選択し、補助金型取付部に取付ける。このような補助金型の段取り後の確認は作業者の目視により行われる。補助金型には金型形状毎の金型番号と金型長さが刻印されているので、作業者は取り付けた補助金型が加工プログラムの指示通りの金型形状及び金型長さかどうかを確認する。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−202529号公報{〔0013〕〜〔0017〕、図1(a),(b)}
【0007】
【特許文献2】
特開平11−188425号公報{〔0030〕〜〔0050〕、図1}
【0008】
【特許文献3】
特開平9−276937号公報{〔0007〕〜〔0014〕、図9}
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の折曲げ加工機においては、作業者が誤って異なる補助金型を取り付けてしまうと、製品が正常に出来上がらないだけでなく、折曲げ加工機を壊してしまう恐れがあった。しかし、従来では、取付けられた補助金型が折曲げ加工機で自動的にチェック確認するための手段がなかった。
【0010】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、取付けられた補助金型が加工プログラムからの補助金型の情報に基づいて自動的に確認される機能を持つ折曲げ加工機及び折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明の折曲げ加工機は、左右方向に延伸して設けたボトムダイと、このボトムダイに対向した長さを有すると共に上下動可能なトップダイとの協働によってワークを押圧固定した状態のもとで、ボトムダイ、トップダイから後方へ突出したワークを、上曲げ型と下曲げ型とからなる主曲げ金型を備えたベンドビームにより上方向または下方向へ折曲げる折曲げ加工機において、
前記ベンドビームに、補助金型ホルダを前記主曲げ金型の左右方向の外側に位置する待機位置からベンドビームの左右方向にアクチュエータにより移動位置決め自在に設け、前記補助金型ホルダに上補助曲げ型と下補助曲げ型とを備えた補助金型の1つ又は複数を着脱自在に設け、前記補助金型の種類を判別し且つ補助金型の有無を検出する補助金型識別装置を前記補助金型に対して相対的に移動可能に設け、この補助金型識別装置の相対的移動時に補助金型識別装置により検出した補助金型の有無のデータから前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置を検出する補助金型取付状態検出装置を設けてなることを特徴とするものである。
【0012】
したがって、補助金型ホルダに取付けられた1つ又は複数の補助金型は、補助金型識別装置の相対的移動時に、補助金型識別装置により自動的に補助金型の種類が判別され且つ補助金型の有無が検出される。さらに、補助金型取付状態検出装置により、前記補助金型識別装置による補助金型の有無のデータに基づいて補助金型の長さ及び取付位置が自動的に検出され、補助金型の合否が確認できるので、誤った補助金型を取り付けたために、不良製品を作るとか、折曲げ加工機を壊してしまうという事態が避けられる。
【0013】
請求項2によるこの発明の折曲げ加工機は、請求項1記載の折曲げ加工機において、補助金型取付状態検出装置は、前記補助金型識別装置の相対的パルス数と、前記補助金型識別装置により検出した前記補助金型の有無のデータとに基づいて前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置を算出する演算装置と、この演算装置で算出された前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置と前記補助金型識別装置により判別された補助金型の種類と加工プログラムからの補助金型情報とを比較して前記補助金型の合否を判断する比較判断装置と、を備えていることを特徴とするものである。
【0014】
したがって、1つ又は複数の補助金型の長さ及び取付位置は、補助金型識別装置の相対的パルス数と、補助金型識別装置により検出した前記補助金型の有無のデータとに基づいて演算装置により自動的に算出される。さらに、上記の補助金型の長さと取付位置と種類は、比較判断装置により加工プログラムからの補助金型情報と比較され補助金型の合否が自動的に且つ確実に判断される。
【0015】
請求項3によるこの発明の折曲げ加工機は、請求項1又は2記載の折曲げ加工機において、前記補助金型識別装置が、前記補助金型の断面形状ごとに異なる色を付した色体を識別するカラーセンサであることを特徴とするものである。
【0016】
したがって、カラーセンサにより、補助金型の種類の識別が確実に行われる。
【0017】
請求項4によるこの発明の折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法は、上曲げ型と下曲げ型とからなる主曲げ金型を備えたベンドビームに、前記主曲げ金型の左右方向の外側に位置する待機位置からベンドビームの左右方向にアクチュエータにより移動位置決め自在に設けた補助金型ホルダに、上補助曲げ型と下補助曲げ型とを備えた補助金型の1つ又は複数を取り付け、この取り付けられた1つ又は複数の補助金型を確認する際に、
補助金型識別装置を前記補助金型に対して相対的に移動して前記補助金型識別装置により前記補助金型の種類を判別し且つ補助金型の有無を検出し、この補助金型識別装置の相対的移動時に補助金型識別装置により検出した補助金型の有無のデータから前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置を検出することを特徴とするものである。
【0018】
したがって、請求項1記載の作用と同様に、補助金型ホルダに取付けられた1つ又は複数の補助金型は、補助金型識別装置の相対的移動時に、補助金型識別装置により自動的に補助金型の種類が判別され且つ補助金型の有無が検出される。さらに、前記補助金型識別装置による補助金型の有無のデータに基づいて補助金型の長さ及び取付位置が自動的に検出され、補助金型の合否が確認できるので、誤った補助金型を取り付けたために、不良製品を作るとか、折曲げ加工機を壊してしまうという事態が避けられる。
【0019】
請求項5によるこの発明の折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法は、請求項4記載の折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法において、予め補助金型情報を含む加工プログラムを入力し、前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置を、前記補助金型識別装置の相対的パルス数と、前記補助金型識別装置により検出した前記補助金型の有無のデータとに基づいて演算装置により算出し、この算出された前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置と前記補助金型識別装置により判別された補助金型の種類と、加工プログラムからの補助金型情報とを比較して前記補助金型の合否を判断することを特徴とするものである。
【0020】
したがって、請求項2記載の作用と同様に、1つ又は複数の補助金型の長さ及び取付位置は、補助金型識別装置の相対的パルス数と、補助金型識別装置により検出した前記補助金型の有無のデータとに基づいて演算装置により自動的に算出される。さらに、上記の補助金型の長さと取付位置と種類は加工プログラムからの補助金型情報と比較され、補助金型の合否が自動的に且つ確実に判断される。
【0021】
請求項6によるこの発明の折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法は、請求項4又は5記載の折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法において、前記補助金型識別装置が、前記補助金型の断面形状ごとに異なる色を付した色体を識別するカラーセンサであることを特徴とするものである。
【0022】
したがって、請求項3記載の作用と同様に、カラーセンサにより、補助金型の種類の識別が確実に行われる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
図5及び図6を参照するに、この発明の実施の形態に係る折曲げ加工機1は、加工機本体の下部フレームとしての例えば下側クランプビーム3を備えており、この下側クランプビーム3の上部に設けた支持ブラケット5に枢軸7を支点としてラムとしての例えば上側クランプビーム9が図5において上下方向(Z軸方向)へ揺動自在に設けられている。
【0025】
下側クランプビーム3の前部(図5において左部)には下部フロントプレート11が画定されており、この下部フロントプレート11の上面には図5の紙面に垂直方向(X軸方向)へ延伸した固定金型としての例えばボトムダイ13が設けられている。上側クランプビーム9の前部には上部フロントプレート15が固定されており、この上部フロントプレート15の下部にはボトムダイ13と対向した可動金型としての例えば交換可能なトップダイ17が設けられている。このトップダイ17のX軸方向のほぼ中央部には金型交換ユニット(図示省略)が設けられている。
【0026】
また、上部フロントプレート15の上部における上側クランプビーム9上にはボトムダイ13とトップダイ17との協働でワークWをクランプ・アンクランプせしめるラム上下駆動装置19が設けられている。
【0027】
このラム上下駆動装置19としては、偏心部としての例えばクランプ用偏心カム21を備えたクランプ用クランク軸23がX軸方向に延伸された状態でクランク軸用ブラケット25を介して上側クランプビーム9の上に軸承されている。
【0028】
クランプ用クランク軸23はクランク軸用ブラケット25の側面に設けたクランプ用回転駆動手段としての例えばクランプ用サーボモータ27の出力軸に図示せざるモータブレーキ付きギヤ機構を介して回転駆動されるべく連結されている。したがって、クランプ用クランク軸23のクランプ用偏心カム21はほぼ垂直面で回転されることとなる。
【0029】
クランプ用偏心カム21にはクランプアーム29(「ブーメラン」とも称する)の上端が枢軸31で軸承されていると共にクランプアーム29の下端が下部フロントプレート11に揺動支点としての例えば揺動軸33でもって装着されている。
【0030】
上記構成により、クランプ用サーボモータ27を駆動せしめると、ギヤ機構を介してクランプ用クランク軸23のクランプ用偏心カム21が回転される。このクランプ用偏心カム21の回転によりクランプアーム29が揺動軸33を支点として揺動される。
【0031】
例えば、クランプ用クランク軸23が図5において時計回り方向に回転すると、クランプ用偏心カム21が時計回り方向に回転するので、クランプアーム29が右方向へ揺動されながら実際にはクランプ用偏心カム21がクランプアーム29の枢軸31を中心として時計回り方向へ回転することになる。したがって、クランプ用クランク軸23がクランプアーム29の枢軸31を中心として時計回り方向へ回転するので、クランク軸用ブラケット25を介して上側クランプビーム9が枢軸7を支点に上方へ揺動されて上部フロントプレート15が上昇されるから、トップダイ17が上昇されることになる。
【0032】
ボトムダイ13にワークWが載置された後に、クランプ用クランク軸23が反時計回り方向に回転すると、クランプ用偏心カム21が反時計回り方向に回転するので、クランプアーム29が図5において左方向へ揺動されながら実際にはクランプ用偏心カム21がクランプアーム29の枢軸31を中心として反時計回り方向へ回転され、上部フロントプレート15が下降されるから、トップダイ17が下降されてワークWがボトムダイ13との間に挟まれる。
【0033】
クランプ用クランク軸23がさらに反時計回り方向に回転されると、クランプアーム29自体がワークWの板厚分だけ伸びてクランプ力が発生することになる。したがって、ボトムダイ13上に載置されたワークWは、ボトムダイ13とトップダイ17との協働で押圧固定されることとなる。
【0034】
図5及び図6を参照するに、下側クランプビーム3の上部の支持ブラケット5には偏心部を備えた水平駆動用偏心軸35がX軸方向へ延伸された状態で軸承されており、この水平駆動用偏心軸35は水平駆動用サーボモータ37に連動連結されている。
【0035】
また、複数の伝達リンク39が水平駆動用偏心軸35を介して前後方向(Y軸方向)へ揺動自在に設けられており、複数の伝達リンク39の前端部にはベンドビーム41の後端部が連結ピン43を介して連結されており、連結ピン43は下側クランプビーム3の上面を水平方向に移動自在なピンブラケット45に支承されている。
【0036】
上記のベンドビーム41の図5及び図6において左側にはX軸方向へ延伸した前記ベンドビーム41の一部を構成する曲げ型ホルダ47がガイド部材49を介して昇降自在に取り付けられている。上記曲げ型ホルダ47にはワークWの突出部を上方向へ折り曲げる上曲げ型51と、ワークWの突出部を下方向へ折り曲げる下曲げ型53が上下に離隔して設けられている。なお、上記上曲げ型51と下曲げ型53は主曲げ金型55を構成しており、X軸方向へ延伸されている。
【0037】
上記曲げ型ホルダ47を上下方向(Z軸方向)へ揺動させるベンドビーム上下駆動装置としては、下側クランプビーム3に偏心部としての例えばベンド用偏心カム57Aを備えたベンド用クランク軸57がベンド用回転駆動手段としての例えばベンド用サーボモータ59により回転駆動されるように構成されており、図6に示されているように曲げ型ホルダ47の下部に設けた上下動アーム61の下端部がベンド用偏心カム57Aに軸承されている。
【0038】
また、ベンド用クランク軸57の軸端には従動ギヤ63が設けられており、この従動ギヤ63に噛合する駆動ギヤ65がベンド用サーボモータ59の駆動軸に設けられている。
【0039】
上記構成により、ベンド用サーボモータ59によりベンド用クランク軸57が回転駆動されると曲げ型ホルダ47が上方向へ揺動して、上曲げ型51の先端部の高さ位置がボトムダイ13の上面の高さ位置とほぼ同じにする。また、ワークWがボトムダイ13上の所定位置に位置決めされると共に、クランプ用サーボモータ27を適宜に操作してクランプ用クランク軸23が回転駆動されてワークWが挟圧固定される。
【0040】
ワークWが挟圧固定された状態のもとで、ベンド用サーボモータ59を適宜に操作して曲げ型ホルダ47、上曲げ型51が上方向へ更に揺動されることにより、ワークWにおけるトップダイ17、ボトムダイ13から後方向へ突出した突出部が、上方向へ折り曲げられる。
【0041】
なお、ワークWの突出部が下方向に折り曲げられるときには、下曲げ型53とボトムダイ13のクリアランスが調節され、ベンド用サーボモータ59によりベンド用クランク軸57が回転駆動されて曲げ型ホルダ47が下方向へ揺動して、下曲げ型53が下方へ揺動されて折り曲げられる。
【0042】
次に、この発明の実施の形態の主要部を構成する補助金型装置67について説明する。
【0043】
図1ないしは図3を参照するに、補助金型装置67は、X軸方向に延伸されるリニアガイドレール69がリニアガイドフレーム71で一体的に連結されてリニアガイド体73が構成されると共にこのリニアガイド体73は曲げ型ホルダ47の断面U字状の底面47Aに取り付けられている。なお、前記リニアガイド体73は曲げ型ホルダ47のX軸方向の全長より長く曲げ型ホルダ47の両端より外側に延伸して設けられ、断面U字状でX軸方向に延伸される補助金型ホルダ75が前記リニアガイドレール69にガイドされてX軸方向に移動自在に設けられている。
【0044】
上記の補助金型ホルダ75には、ワークWの突出部を上方向へ折り曲げる上補助曲げ型77と、ワークWの突出部を下方向へ折り曲げる下補助曲げ型79とから構成される補助金型81が着脱可能となっており、1つ又は複数個の任意の長さの補助金型81が、補助金型ホルダ75の長さの範囲で、任意の位置に取り付けられるように構成されている。
【0045】
なお、この実施の形態では、曲げ型ホルダ47のX軸方向の中央から左側に左補助金型81Lを着脱可能な左補助金型ホルダ75Lが設けられ、前記左補助金型81Lが曲げ型ホルダ47より左外側に待機するための左側待機位置83Lが予め設けられている。曲げ型ホルダ47の前記中央から右側に右補助金型81Rを着脱可能な右補助金型ホルダ75Rが設けられ、前記右補助金型81Rが曲げ型ホルダ47より右外側に待機するための右側待機位置83Rが予め設けられている。なお、各左、右補助金型ホルダ75L,75Rには複数の補助金型81が取り付けられることもある。
【0046】
前記リニアガイド体73の左端にはアクチュエータとしての例えば左側サーボモータ85Lが設けられており、左側サーボモータ85Lの駆動軸には駆動スプロケット87が設けられている。また、リニアガイド体73の中央より右側には従動スプロケット89が軸承されており、駆動スプロケット87と従動スプロケット89にはチェーン91が卷回され、このチェーン91には左補助金型ホルダ75Lが固定されている。なお、左補助金型ホルダ75Lは図2において左側待機位置83Lから曲げ型ホルダ47の右端までの間を移動位置決めされる構成となっている。
【0047】
また、リニアガイド体73の右端にはアクチュエータとしての例えば右側サーボモータ85Rが設けられており、右補助金型ホルダ75Rは、上記の左補助金型ホルダ75Lと同様、右側サーボモータ85Rの回転駆動が、駆動スプロケット87、従動スプロケット89、チェーン91などの移動伝達手段により、図2において右側待機位置83Rから曲げ型ホルダ47の左端までの間を移動位置決めされる構成となっている。
【0048】
つまり、上記の点を換言すれば、左、右補助金型ホルダ75L,75Rはそれぞれの中央側先端(図3においてC点)が基準点になっており、各中央側先端C点が主曲げ金型55のX軸方向の長さの範囲を移動可能になっている。
【0049】
なお、上記の左側、右側サーボモータ85L,85Rには、回転数を検出して左、右補助金型ホルダ75L,75Rの走行距離を測長して補助金型81の長さと取付位置を検出するための補助金型取付状態検出装置の一部を構成する例えば左、右エンコーダ93L,93Rが設けられている。
【0050】
図1及び図3を参照するに、この実施の形態では下部フロントプレート11の左右方向(X軸方向)の両端位置に、前記補助金型81の種類を判別し且つ補助金型81の有無を検出する補助金型識別装置としての例えばカラーセンサ95L,95Rが取り付けられている。このカラーセンサ95L,95Rは色に反応して判別するセンサであり、補助金型81に塗られた色に反応するように構成されている。
【0051】
一方、補助金型81にはカラーセンサ95で検知できる位置に補助金型判別用の色体が塗られている。補助金型81の断面形状が異なれば別の色体が塗られることになる。この色がカラーセンサ95で検知されることにより補助金型81の種類が識別される。
【0052】
したがって、上記のカラーセンサ95は補助金型81に塗られた色で補助金型81の種類を識別すると同時に補助金型81が移動している時にカラーセンサ95で色を検出するときは補助金型81が有るときであり、色を検出しないときは補助金型81が無いときである。
【0053】
図4を参照するに、制御装置97は、中央処理装置としてのCPU99を備えており、このCPU99にはワーク情報、使用すべき金型情報、加工プログラムなどのデータを入力するための入力装置101と表示装置103と、入力されたデータを記憶するメモリ105が接続されている。
【0054】
また、上記のCPU99には、カラーセンサ95により検出された補助金型81の移動通過時点と各左、右エンコーダ93L,93Rにより検出された補助金型81の左右方向の移動距離とに基づいて補助金型81の長さ及び取付位置を算出する演算装置107と、この演算装置107で算出された補助金型81の長さ及び取付位置と、カラーセンサ95により判別された補助金型81の種類と、メモリ105内に記憶された加工プログラムからの補助金型81の情報とを比較して補助金型81の種類と取付状態の合否を判断する比較判断装置109と、上記の補助金型81の長さ及び取付位置、金型種類に応じて補助金型81を所定の位置に移動位置決めすべく指令を与える指令部111が接続されている。
【0055】
より詳しくは、ある基準点からの左、右補助金型ホルダ75L,75Rの移動距離が各左、右エンコーダ93L,93Rにより検出されることによって、左、右補助金型ホルダ75L,75RのX軸方向の位置が演算装置107で算出される。したがって、左、右補助金型ホルダ75L,75Rに取り付けられた1つ又は複数の補助金型81は、カラーセンサ95により補助金型81の色体を検出した時点から補助金型81の色体の検出が終了した時点までの移動距離が演算装置107で算出されるので、補助金型81のX軸方向の長さが計算される。また、左、右補助金型ホルダ75L,75Rに対する1つ又は複数の補助金型81の取付位置も演算装置107により算出される。
【0056】
換言すれば、前記補助金型81の検出した位置のパルス数と、前記カラーセンサ95で補助金型81の色体の検出開始した時から検出終了するまでのパルス数に基づいて前記1つ又は複数の補助金型81の長さと左、右補助金型ホルダ75L,75Rに対する取付位置が算出される。
【0057】
以上のように、上記の演算装置107及び比較判断装置109は、補助金型81の長さと取付位置を検出するための補助金型取付状態検出装置の一部を構成するものである。
【0058】
上記構成により、図7(A)〜(C)及び図8(A)〜(C)を参考にして補助金型装置67の動作について説明する。なお、図7(A)〜(C)及び図8(A)〜(C)の補助金型装置67は、アクチュエータとしての例えばサーボモータ85の駆動を伝達する移動伝達手段がボールネジ115とこのボールネジ115に螺合するナット部材117とから構成される点が、図1〜図3の補助金型装置67と異なっており、複数の補助金型81のうちの上補助曲げ型77だけが取り付けられた左補助金型ホルダ75Lを例にして動作説明をする。なお、この例のワークWは図7(A)に示されているように折曲げ部と折曲げされない部分があるものとする。
【0059】
図7(A)において、作業者により、2つの補助金型81A,81B(図面上では上補助曲げ型77であるが、説明の便宜上「補助金型81A,81B」とする)が補助金型ホルダ75(図面上では左補助金型ホルダ75Lであるが、説明の便宜上「補助金型ホルダ75」とする)にセットされ、補助金型装置67が始動開始される。なお、補助金型81Aは形状が同じのため補助金型判別用の同色体113A,113Bが塗られている。
【0060】
制御装置97における指令部111からの指令により、補助金型81A,81Bのチェック工程が開始され、サーボモータ85が駆動される。補助金型ホルダ75はカラーセンサ95Lの方向(矢印方向)へ移動され、図7(A)の状態から図7(B)の状態になる。
【0061】
図7(B)の状態は補助金型ホルダ75の右端とカラーセンサ95Lが一致する位置である。このとき、補助金型81Aに塗られた色体113Aがカラーセンサ95Lにより検知されると同時に、上記の色体113Aを検知し始めた位置、つまりエンコーダ93によるデータが制御装置97のメモリ105に記憶される。
【0062】
補助金型ホルダ75は、制御装置97における指令部111からの指令によりさらに矢印方向へ移動され、図7(C)の状態のようになる。図7(C)の状態は、補助金型81Aの左端がカラーセンサ95Lと一致する位置である。この間、カラーセンサ95Lはずっと色体113Aを検知していたが、この図7(C)の位置で何の色も検知しなくなる。したがって、制御装置97には色体113Aを検知し終わった位置がメモリ105に記憶される。
【0063】
補助金型ホルダ75は、制御装置97における指令部111からの指令によりさらに矢印方向へ移動され、図8(A)の状態のようになる。図8(A)の状態は補助金型81Bの右端がカラーセンサ95Lと一致する位置である。このとき、補助金型81Bに塗られた色体113Bがカラーセンサ95Lにより検知されると同時に、上記の色体113Bを検知し始めた2度目の位置、つまりエンコーダ93によるデータが制御装置97のメモリ105に記憶される。
【0064】
補助金型ホルダ75は、制御装置97における指令部111からの指令によりさらに矢印方向へ移動され、図8(B)の状態のようになる。図8(B)の状態は、補助金型81Bの左端がカラーセンサ95Lと一致する位置である。この間、カラーセンサ95Lはずっと色体113Bを検知していたが、この図8(B)の位置で何の色も検知しなくなる。したがって、制御装置97には色体113Bを検知し終わった2度目の位置がメモリ105に記憶される。
【0065】
補助金型ホルダ75は、制御装置97における指令部111からの指令によりさらに矢印方向へ移動され、図8(C)の状態のようになる。図8(C)の状態は、補助金型ホルダ75の左端とカラーセンサ95Lが一致する位置であり、制御装置97は補助金型81のチェック工程を終了する。
【0066】
次いで、制御装置97の演算装置107により、色を検知し始めた位置と検知し終わった位置から補助金型81A,81Bの長さが算出される。また、色を検知しなかった位置の範囲と補助金型81A,81Bの長さとにより、補助金型81A,81Bの配置状態が認識される。また、検出した色体113A,113Bから補助金型81A,81Bの種類が特定される。
【0067】
なお、上記のように補助金型81A,81Bがチェックされた結果、例えば、補助金型81の形状及び長さが合っていて取付位置がずれていることが確認されたとき、例えば他の補助金型81が無いときや他の補助金型81と干渉しないなどのように、補助金型ホルダ75の位置をずれ量だけ移動させて曲げが可能であるときは、検出されたときのデータに基づいてワークWの曲げ位置に合わせるよう位置決めされ、曲げ加工が行われる。
【0068】
以上のように、補助金型81は、制御装置97がエンコーダ93のデータに基づいてサーボモータ85に指令が与えることにより移動位置決めされる構成であるので、補助金型81が軸移動されることによってカラーセンサ95Lを通過するときにカラーセンサ95Lが補助金型81の有無を検出するON、OFF信号によって補助金型81の長さが容易に検出される。
【0069】
また、補助金型81の形状ごとに異なった色が塗られ、この色がカラーセンサ95で検知されるので、確実に所望の補助金型81が補助金型ホルダ75に取り付けられているかどうかのチェックが行われる。
【0070】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0071】
前述した実施の形態では、カラーセンサ95L,95Rが下部フロントプレート11に固定されているが、折曲げ加工機の構造物の他の箇所に設けられても、あるいはリニアガイド体73にブラケットを介して固定されても、あるいはその他の構成であっても構わない。あるいは、カラーセンサ95L,95RがX軸方向に移動自在に設けられることによって、停止している補助金型81に対してカラーセンサ95L,95Rを移動せしめて前記カラーセンサ95L,95Rで補助金型81の長さと取付位置と種類を検出するように構成しても構わない。
【0072】
また、この実施の形態では補助金型識別装置としてカラーセンサ95L,95Rが取り付けられ、色識別で補助金型81の形状の判断が行われ、カラーセンサ95L,95RのON、OFFの信号の長さで金型長さと取付け位置の検出が行われているが、補助金型識別と補助金型81の長さはバーコードやICチップで行っても構わない。この場合は、補助金型識別装置としてはバーコードやICチップの読取装置が追加される。
【0073】
また、上記のチェックの結果、加工プログラムの指示と異なるものが検出されたときには、アラームが制御装置97の例えば表示装置103に出力するように構成されても構わない。
【0074】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1の発明によれば、補助金型ホルダに取付けられた1つ又は複数の補助金型は、補助金型識別装置の相対的移動時に、補助金型識別装置により補助金型の種類を自動的に判別でき且つ補助金型の有無を検出できる。さらに、補助金型取付状態検出装置により、前記補助金型識別装置による補助金型の有無のデータに基づいて補助金型の長さ及び取付位置を自動的に検出でき、補助金型の合否が確認できるので、誤った補助金型を取り付けたために、不良製品を作るとか、折曲げ加工機を壊してしまうという事態を避けることができる。
【0075】
請求項2の発明によれば、1つ又は複数の補助金型の長さ及び取付位置を、補助金型識別装置の相対的パルス数と、補助金型識別装置により検出した前記補助金型の有無のデータとに基づいて演算装置により自動的に算出できる。さらに、上記の補助金型の長さと取付位置と種類を、比較判断装置により加工プログラムからの補助金型情報と比較し、補助金型の合否を自動的に且つ確実に判断できる。
【0076】
請求項3の発明によれば、カラーセンサにより補助金型の種類の識別を確実に行うことができる。
【0077】
請求項4の発明によれば、請求項1記載の効果と同様に、補助金型ホルダに取付けられた1つ又は複数の補助金型は、補助金型識別装置の相対的移動時に、補助金型識別装置により補助金型の種類を自動的に判別でき且つ補助金型の有無を検出できる。さらに、前記補助金型識別装置による補助金型の有無のデータに基づいて補助金型の長さ及び取付位置を自動的に検出でき、補助金型の合否が確認できるので、誤った補助金型を取り付けたために、不良製品を作るとか、折曲げ加工機を壊してしまうという事態を避けることができる。
【0078】
請求項5の発明によれば、請求項2記載の効果と同様に、1つ又は複数の補助金型の長さ及び取付位置を、補助金型識別装置の相対的パルス数と、補助金型識別装置により検出した前記補助金型の有無のデータとに基づいて演算装置により自動的に算出できる。さらに、上記の補助金型の長さと取付位置と種類を、加工プログラムからの補助金型情報と比較し、補助金型の合否を自動的に且つ確実に判断できる。
【0079】
請求項6の発明によれば、請求項3記載の効果と同様に、カラーセンサにより補助金型の種類の識別を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の折曲げ加工機における補助金型装置の縦断面図である。
【図2】この発明の実施の形態の折曲げ加工機における補助金型装置の正面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】制御装置のブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態の折曲げ加工機の概略的な側面図である。
【図6】図5のベンドビームの作動機構を部分的に示す概略的な側面図である。
【図7】(A)〜(C)は、この発明の実施の形態の補助金型装置の動作を説明する斜視図である。
【図8】(A)〜(C)は、図7に続くもので、補助金型装置の動作を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 折曲げ加工機
11 下部フロントプレート
13 ボトムダイ
15 上部フロントプレート
17 トップダイ
41 ベンドビーム
47 曲げ型ホルダ
47A 底面(曲げ型ホルダ47の)
51 上曲げ型
53 下曲げ型
55 主曲げ金型
67 補助金型装置
69 リニアガイド
75 補助金型ホルダ
77 上補助曲げ型
79 下補助曲げ型
81 補助金型
81A,81B 補助金型
83L 左側待機位置
83R 右側待機位置
85L 左側サーボモータ(アクチュエータ)
85R 右側サーボモータ(アクチュエータ)
93L 左エンコーダ(補助金型取付状態検出装置)
93R 右エンコーダ(補助金型取付状態検出装置)
95L,95R カラーセンサ(補助金型識別装置)
97 制御装置
105 メモリ
107 演算装置(補助金型取付状態検出装置)
109 比較判断装置(補助金型取付状態検出装置)

Claims (6)

  1. 左右方向に延伸して設けたボトムダイと、このボトムダイに対向した長さを有すると共に上下動可能なトップダイとの協働によってワークを押圧固定した状態のもとで、ボトムダイ、トップダイから後方へ突出したワークを、上曲げ型と下曲げ型とからなる主曲げ金型を備えたベンドビームにより上方向または下方向へ折曲げる折曲げ加工機において、
    前記ベンドビームに、補助金型ホルダを前記主曲げ金型の左右方向の外側に位置する待機位置からベンドビームの左右方向にアクチュエータにより移動位置決め自在に設け、前記補助金型ホルダに上補助曲げ型と下補助曲げ型とを備えた補助金型の1つ又は複数を着脱自在に設け、前記補助金型の種類を判別し且つ補助金型の有無を検出する補助金型識別装置を前記補助金型に対して相対的に移動可能に設け、この補助金型識別装置の相対的移動時に補助金型識別装置により検出した補助金型の有無のデータから前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置を検出する補助金型取付状態検出装置を設けてなることを特徴とする折曲げ加工機。
  2. 補助金型取付状態検出装置は、前記補助金型識別装置の相対的パルス数と、前記補助金型識別装置により検出した前記補助金型の有無のデータとに基づいて前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置を算出する演算装置と、この演算装置で算出された前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置と前記補助金型識別装置により判別された補助金型の種類と加工プログラムからの補助金型情報とを比較して前記補助金型の合否を判断する比較判断装置と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の折曲げ加工機。
  3. 前記補助金型識別装置が、前記補助金型の断面形状ごとに異なる色を付した色体を識別するカラーセンサであることを特徴とする請求項1又は2記載の折曲げ加工機。
  4. 上曲げ型と下曲げ型とからなる主曲げ金型を備えたベンドビームに、前記主曲げ金型の左右方向の外側に位置する待機位置からベンドビームの左右方向にアクチュエータにより移動位置決め自在に設けた補助金型ホルダに、上補助曲げ型と下補助曲げ型とを備えた補助金型の1つ又は複数を取り付け、この取り付けられた1つ又は複数の補助金型を確認する際に、
    補助金型識別装置を前記補助金型に対して相対的に移動して前記補助金型識別装置により前記補助金型の種類を判別し且つ補助金型の有無を検出し、この補助金型識別装置の相対的移動時に補助金型識別装置により検出した補助金型の有無のデータから前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置を検出することを特徴とする折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法。
  5. 予め補助金型情報を含む加工プログラムを入力し、前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置を、前記補助金型識別装置の相対的パルス数と、前記補助金型識別装置により検出した前記補助金型の有無のデータとに基づいて演算装置により算出し、この算出された前記1つ又は複数の補助金型の長さと取付位置と前記補助金型識別装置により判別された補助金型の種類と、加工プログラムからの補助金型情報とを比較して前記補助金型の合否を判断することを特徴とする請求項4記載の折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法。
  6. 前記補助金型識別装置が、前記補助金型の断面形状ごとに異なる色を付した色体を識別するカラーセンサであることを特徴とする請求項4又は5記載の折曲げ加工機における補助金型の自動確認方法。
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