JP2019531193A - 板状工作物の加工のための工具機械および方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は好ましくは板金である板状工作物の加工のための工具機械および方法に関し、ストローク駆動装置(13)により上部工具(11)によって加工されるべき工作物(10)の方向およびその反対方向にストローク軸(14)に沿って移動可能であり、少なくとも1つのモータ駆動装置(17)によってストローク軸(14)に垂直に延びる上部位置付け軸(16)に沿って位置付け可能な上部工具(11)を有し、上部工具(11)に配向され、少なくとも1つのモータ駆動装置(26)によって上部工具(11)のストローク軸(14)に垂直に配向された下部位置付け軸(25)に沿って位置付け可能な下部工具(9)を有し、それによってモータ駆動装置(17、26)が上部および下部工具(11、9)の移動のために制御可能である少なくとも1つの制御(15)を有し、上部工具(11)の上部位置付け軸(16)に沿った移動および下部工具(9)の下部位置付け軸(25)に沿った移動がそれぞれ互いから独立して制御可能であり、上部駆動装置(17)に少なくとも1つの下部駆動装置(26)に配向された測定装置(601)および/または下部駆動装置(26)に少なくとも1つの上部駆動装置(17)に配向された測定装置(604)が設けられる。【選択図】図7

Description

本発明は好ましくは板金である板状工作物の加工のための工具機械および方法に関する。
このような工具機械は欧州特許第2527058号明細書から公知である。この出版物は工作物の加工のための加圧機の形の工具機械を開示し、上部工具が加工されるべき工作物に対してストローク軸に沿って工作物への方向および反対方向に移動可能なストローク装置に設けられる。ストローク軸の中および上部工具に向き合って下側に位置付けられた下部工具が設けられる。上部工具のストローク運動のためのストローク駆動装置が楔ギアによって制御される。それに配置された上部工具を有するストローク駆動装置が位置付け軸に渡ってモータ駆動によって移動可能である。下部工具はそのとき上部工具に同期的に移動する。
独国特許出願公開第102007008698号明細書から、例えば工具の受けのための倉庫を有する例えば打ち抜き工具のような工具の光学的予備調整のための方法の実行のための装置が公知である。さらに予備装置は検出したデータとコンピュータに保存された計画データを比較するための工具の形状の検出のための受けユニットを含む。そのとき検査されるべきまたは調整されるべき工具が予備装置の倉庫から取り出され、回動可能であり長さ測定装置および位置決め装置に割り当てられた工具受けに供給されることが企図される。工具の予備調整後、工具が予備装置の倉庫から取り出され工具機械の倉庫に供給され、そこから工具が加工のために導入され得ることが必要である。
欧州特許出願公開第2165784号明細書から打ち抜き機械の上部および下部工具受けの自動センタリングのための装置および方法が公知である。そこでは上部工具受けに検出手段が配置されることが企図され、それは続いて下部工具受けに割り当てられる。続いて下部工具受けのXおよび/またはY方向へのずれを検出するためのタッチセンサとして形成される検出手段の回動が生じる。工具受けの自動センタリングのための検出終了後、検出手段はまたも打ち抜き機械の倉庫に返送され、続いて上部工具受けの整列が行われる。それに続いて次の加工を行うために倉庫から加工段階のために企図される工具が取り出される。
欧州特許第2527058号明細書 独国特許出願公開第102007008698号明細書 欧州特許出願公開第2165784号明細書
本発明は特に板金である板状工作物の加工のための、それらによって準備時間が削減される工具機械および方法を提案することを課題とする。
この課題は好ましくは板金である板状工作物の加工のための工具機械によって解決される。これはストローク駆動装置により上部工具によって加工されるべき工作物の方向およびその反対方向にストローク軸に沿って可動であり、少なくとも1つのモータ駆動装置によってストローク軸に垂直に延びる上部位置付け軸に沿って位置付け可能である上部工具を含む。これはさらに上部工具に配向され少なくとも1つのモータ駆動装置によって上部工具のストローク軸に垂直に配向された下部位置付け軸に沿って位置付け可能である下部工具を含む。上部工具および下部工具は機械フレームのフレーム内部で移動可能である。制御によってモータ駆動装置は上部および/または下部工具の移動のために制御可能である。そのとき上部工具の上部位置付け軸に沿った移動および下部工具の下部位置付け軸に沿った移動はそれぞれ互いから独立して制御可能である。さらに上部駆動装置に少なくとも1つの下部駆動装置に配向された測定装置、および/または下部駆動装置に少なくとも1つの上部駆動装置に配向された測定装置が設けられる。少なくとも1つの測定装置の下部および/または上部駆動装置への配置および位置付けによって、加工のための工具の導入前に少なくとも1つの測定装置を使って上部および/または下部工具のそれぞれのパラメータ、例えば工具長さおよび/または工具形状が検出されることが可能になる。これらのデータは工具機械の制御に転送され処理され得るため、直接それに続いて工作物の加工が導入された工具の現在のデータによって実現される。工具機械とは別の予備装置中で行われた工具長さおよび/あるいは工具型式または形状の個別の測定による、これまでの複雑なデータ移送およびそれに続く後部の工具機械の再装備はもはや必要ない。
好ましくは少なくとも1つの測定装置が上部工具および/または下部工具の工具受けに近接して上部および/または下部駆動装置に位置付けられることが企図される。これは上部工具および下部工具をそれぞれ向き合う測定装置に対して位置付けるために、上部工具および/または下部工具の上部および/または下部位置付け軸に沿った互いに対して逆行する僅かな移動のみが必要となることを可能にする。上部工具および/または下部工具の少なくとも1つのパラメータの検出後、直接それに続いて工作物の加工が開始され得る。
少なくとも1つの測定装置が上部駆動装置で下部工具に配向され、および/または少なくとも1つの測定装置が下部駆動装置で上部工具に配向されることが好ましく企図される。上部および/または下部工具への測定装置の配向に応じて上部工具および/または下部工具の上部および/または下部位置付け軸に沿った相対移動が決定され得る。
測定装置の測定軸が向き合う上部工具および/または下部工具の位置付け軸と同じ方向に配向されることが好ましく企図される。それによって例えば簡単な方法で上部工具の加工工具または下部工具の対抗工具の高さの検査が可能になり得る。同様にスクレーパーの高さまたはスクレーパーの存在もスクレーパーの型式も検査可能になり得る。上部工具の加工工具または下部工具の対抗工具の長さおよび/または輪郭が摩耗限界前にあるかまたはこれを超えたかをも確認できる。
工具機械のさらなる好ましい実施形態は、少なくとも1つの測定装置をタッチ部材としてかまたは非接触センサによって形成することを企図する。特に非接触センサによりパラメータ検出における柔軟性が向上し得る。さらに、少なくとも1つのストローク軸に沿った移動を必要とせず、上部工具および/または下部工具を向き合う非接触センサに配向することでこと足りる。
有利には非接触センサとして形成された測定装置が光学距離センサ、特にラインレーザーまたはカメラ装置、特にCCDカメラとして形成される。使用可能な設置スペースに応じて測定装置の選択が行われ得る。さらに測定装置は必要な測定課題に適合し得る。
工具機械のさらなる有利な実施形態は、測定装置が下部駆動装置のブラケットキャリッジに設けられることを企図する。これは測定装置の下部工具に近接した簡単な位置付けを可能にする。さらにこれは測定軸に関して自由に上部工具の方向に配向され得る。
上部駆動装置の少なくとも1つの測定装置は好ましくは楔ギアの二重楔に設けられる。これは特に加工されるべき波板に対して保護する配置を可能にする。
工具機械のさらなる好ましい実施形態は、測定装置近くの測定軸の出口側に測定工程のために除去可能な覆いまたは遮蔽物が割り当てられることを企図する。それによって特に光学測定装置における汚染および/または損傷に対する保護が与えられ得る。それぞれの測定課題のためにそのような覆いはずらされ、取り外されまたは開かれ得る。
本発明の課題はさらに好ましくは板金である板状工作物の加工のための方法によって解決され、その方法の場合、ストローク軸に沿ってストローク駆動装置により上部工具によって加工されるべき工作物の方向におよびその反対方向に運動可能である上部工具が、少なくとも1つのモータ駆動装置によってストローク軸に垂直に延びる上部位置付け軸に沿って移動され、上部工具に配向される下部工具が少なくとも1つのモータ駆動装置によって上部工具のストローク軸に垂直に配向される下部位置付け軸に沿って移動される。上部および下部工具はそのとき機械フレームのフレーム内部で移動される。上部および下部工具の移動のためのモータ駆動装置は制御によって制御される。そのとき少なくとも1つの上部駆動装置に設けられた下部駆動装置の方向に配向された測定装置が上部位置付け装置に沿って、および/または上部駆動装置の方向に配向された少なくとも1つの下部駆動装置に設けられた測定装置が下部位置付け軸に沿って、それぞれ互いから独立して制御され得ることが企図される。これは、上部工具を下部駆動装置に設けられた測定装置または下部工具を上部駆動装置に設けられた測定装置に位置付けるための短い移動経路を可能にするため、それに続いて測定方法により上部および/または下部工具の各パラメータが検出され得る。このパラメータの検出は直接工具機械の制御に転送され得るため、それに続く加工段階の際、上部および/または下部工具の検出されたデータが考慮され得る。それによって装備工程が簡略化され時間短縮される。このことからそれによって後続の加工工程のために必要な上部および/または下部工具が工具機械の上部および/または下部工具受けの中に受けられることが保証され得る。
下部および/または上部位置付け軸に沿った上部工具および/または下部工具の移動にストローク軸を中心とする回動および/またはストローク軸に沿ったストローク運動が重複して制御されることがさらに好ましく企図される。それによって測定方法の実行における柔軟性が向上され得る。
方法の好ましい実施形態は、上部工具または下部工具の高さが上部および/または下部位置付け軸に沿った移動による向き合う測定装置の測定軸の交差によって検出されることを企図する。そのような移動により例えば上部工具の工具体または下部工具の対抗工具体の高さが可能になる。さらに形状も、並びに場合により工具体または対抗工具体の磨耗も検出され得る。
方法のさらなる好ましい実施形態は、上部工具または下部工具の測定の実行のために上部工具または下部工具を向き合う測定装置の測定軸に近接して位置付け、または、続いて測定戦略を実行するために測定軸に配向することを企図する。方法のこの実施形態では詳細な工具情報の検出が実行され得る。
測定装置により検出されたデータが評価装置中で処理され、制御または評価装置のデータメモリ中の工具データと比較され評価されることがさらに好ましく企図される。これは、該当する工具が装備されたかどうかの検査が行われ得るという利点を有する。さらに簡単な方法で工具が磨耗限界内にあるか外にあるかが検知され得る。
上部工具および/または下部工具の測定の実行後、これらが作業位置で互いに次の加工段階のために上部および/または下部位置付け装置に沿った上部工具および/または下部工具の移動によって移動されることがさらに好ましく企図される。さらなる装備時間あるいは上部および/または下部工具受けの工具の受けのための倉庫への移動は行われなくてよい。
本発明並びにそのさらなる有利な実施形態および発展形態は以下で図に示された例をもとに詳細に説明され解説される。説明および図面から得られる特徴は、本発明に従って個々にまたは複数で任意の組み合わせによって適用することができる。
図1は本発明の工具機械の透視図である。 図2は図1のストローク駆動装置およびモータ駆動装置の基本構造の概略図である。 図3は図1のタペットのYおよびZ方向への重複したストローク運動の概略表である。 図4は図1のタペットのYおよびZ方向へのさらなる重複したストローク運動の概略表である。 図5は図1の工作物台面を有する工具機械を上から見た概略図である。 図6は上部および下部駆動装置の上部工具の下部工具への作業位置における概略側面図である。 図7は上部工具のための測定位置における上部および下部駆動装置の概略側面図である。 図8は下部駆動装置にある測定装置による測定方法における上部工具の工具体の概略図である。
工具機械1は、簡略化のために図1には示されない、加工目的のためにフレーム内部7の中に配置され得る板状工作物10の加工のために使用される。加工されるべき工作物10はフレーム内部7の中に設けられる工作物支持体8の上に載せられる。工作物支持体8の凹部の中で機械フレーム2の下部水平フレーム脚4に下部工具9が例えば打ち抜き鋳型の形で支持される。この打ち抜き鋳型には鋳型開口部を設けることができる。打ち抜き加工の際、打ち抜き鋳型として形成された下部工具の鋳型開口部の中に打ち抜きスタンプとして形成された上部工具11が沈み込む。
上部工具11および下部工具9は打ち抜きスタンプおよび打ち抜き鋳型の代わりに、曲げスタンプおよび曲げ鋳型としても工作物10の変形のために使用され得る。
上部工具11はタペット12の下端にある工具受けの中に固定される。タペット12はそれを使って上部工具11がストローク方向にストローク軸14に沿って移動され得るストローク駆動装置13の部分である。ストローク軸14は図1で暗示される工具機械1の数値制御15の座標系のZ軸の方向に延びる。ストローク軸14に垂直にストローク駆動装置13が位置付け軸16に渡って二重矢印の方向に移動され得る。位置付け軸16は数値制御15の座標系のY軸の方向に延びる。上部工具11を受けるストローク駆動装置13はモータ駆動装置17を使って位置付け軸16に渡って移動する。
ストローク軸14に沿ったタペット12の運動および位置付け軸16に沿ったストローク駆動装置13の位置付けが駆動装置17の形の、特に位置付け軸16の方向に延び、機械フレーム2と固定的に結合した駆動スピンドル18を有するスピンドル駆動装置17の形のモータ駆動装置17を使って行われる。ストローク駆動装置13は運動の際に、上部フレーム脚3の3本のガイドレール19の上を位置付け軸16に渡って案内される。それらのうちではガイドレール19が図1で識別され得る。1本の残りのガイドレール19は図示されるガイドレール19に並行して延び、これから数値制御装置15の座標系のX軸の方向に間隔を設ける。ガイドレール19上をストローク駆動装置13のガイドシュー20が移動する。ガイドレール19とガイドシュー20の相互の係合は、ガイドレール19とガイドシュー20の間のこの結合が垂直方向に作用する負荷をも受けることができるように形成される。それに相応してストローク駆動装置13はガイドシュー20およびガイドレール19に渡って機械フレーム2に吊持される。ストローク駆動装置13のもう1つの構成要素は、それによって上部工具11の位置が下部工具9に関して調節可能になる楔ギア21である。
下部工具9は下部位置付け軸25に沿って移動可能に受けられる。この下部位置付け軸25は数値制御15の座標系のY軸の方向に延びる。好ましくは下部位置付け軸25は上部位置付け軸16に平行に配向される。下部工具9は直接下部位置付け軸16でモータ制御装置26によって位置付け軸25に沿って移動し得る。代替的または補完的に下部工具9は下部位置付け軸25に沿ってモータ制御装置26を使って移動可能なストローク駆動装置27にも設けられる。この制御装置26は好ましくはスピンドル駆動装置として形成される。下部ストローク駆動装置27は上部ストローク駆動装置13の構造に相応し得る。同様にモータ制御装置26はモータ制御装置17に相応し得る。
下部ストローク駆動装置27は下部水平フレーム脚4に割り当てられたガイドレール19に摺動可能に支持される。ガイドレール19上をストローク駆動装置27のガイドシュー20が移動するため、ガイドレール19とガイドシュー20の間の接続は下部工具9で水平方向に作用する負荷をも受けることができる。それに相応してストローク駆動装置27もガイドシュー20およびガイドレール19に渡って機械フレーム2で、並びに上部ストローク駆動装置13のガイドレール19およびガイドシュー20に対して間隔を空けて吊持される。ストローク駆動装置27も、それによって下部工具9のZ軸に沿った位置または高さを調節できる楔ギア21を含むことができる。
数値制御15によって、上部工具11の上部位置付け軸16に沿った移動のためのモータ駆動17も、下部工具9の下部位置付け軸25に沿った移動のための単数または複数のモータ駆動26も、互いから独立して制御され得る。それによって上部および下部工具11、9は同期的に座標系のY軸の方向に移動できる。同様に上部および下部工具11、9の独立した移動は異なる方向にも制御され得る。上部および下部工具11、9のこれらの独立した移動は同時に制御され得る。上部工具11と下部工具9の間の移動の連動解除により工作物10の加工の柔軟性の向上が達成される。工作物10の加工のための上部および下部工具11、9は多様なあり方でも形成され得る。
ストローク駆動装置13の構成要素は図2で示された楔ギア21である。楔ギア21は2つの入力側の楔ギア部材122、123、および2つの出力側の楔ギア部材124、125を含む。後者は建設的に出力側の二重楔126の形の構造ユニットにまとめられている。出力側の二重楔126にはタペット12がストローク軸14の周りで回動可能に軸支される。モータ回転駆動装置128が出力側の二重楔126の中に格納されタペット12を必要に応じてストローク軸14に沿って移動する。そのときタペット12の左回動も右回動も図2の二重楔によって可能である。タペット軸受129が概略的に示される。一方でタペット軸受129はタペット12のストローク軸14を中心とする摩擦の少ない回転運動を許し、もう一方でタペット軸受129はタペット12を軸方向に軸支し、相応にタペット12上でストローク軸14の方向に作用する負荷を出力側の二重楔126の中に搬出する。
出力側の二重楔126は楔面130および出力側の駆動部材125の楔面131によって画定される。出力側の楔ギア駆動部材124、125の楔面130、131には入力側の楔駆動部材122、123の楔面132、133が向き合う。縦ガイド134、135によって入力側の楔駆動部材122および出力側の楔駆動部材124、並びに入力側の楔駆動部材123および出力側の楔駆動部材125がY軸の方向に、つまりストローク駆動装置13の位置付け軸16の方向に互いに関して相対的に可動に案内される。
入力側の楔駆動部材122はモータ駆動ユニット138を有し、入力側の楔駆動部材123はモータ駆動ユニット139を有する。両駆動ユニット138、139は共同でスピンドル駆動装置17を成形する。
モータ駆動ユニット138、139に共通であるのは、図1に示された駆動スピンドル18並びに機械フレーム2に軸支されその結果支持構造側のストローク駆動装置13、27である。
モータ駆動ユニット138、139に対して入力側の楔駆動部材122、123が、これらが位置付け軸16に沿って例えば互いに向かって動き、それによって一方では入力側の楔駆動部材122、123間の、もう一方では出力側の楔駆動部材124、125間の相対運動が生じるように作動される。この相対運動の結果出力側の二重楔126およびそれに支持されるタペット12がストローク軸14に沿って下方に動く。タペット12に例えば上部工具11として取り付けられた打ち抜きスタンプが作業ストロークを実施し、そのとき工作物台28、29あるいは工作物支持体8上に置かれた工作物10を加工する。楔駆動部材122、123の互いに対して対抗する運動によってタペット12はまたもストローク軸14に沿って持ち上げられまたは上方に動く。
前述の図2のストローク駆動装置13は好ましくは下部ストローク駆動装置27と同一に形成され下部工具9を受ける。
図3はタペット12の可能なストローク運動の概略表を示す。表はY軸およびZ軸に沿ったストロークの経過を示す。ストローク軸14および位置付け軸16に沿ったタペット12の移動の重複した制御は例えばタペット12の下方に工作物10へと斜めに延びるストローク運動が、これが第1直線Aで示されるように制御され得る。それに続いてストロークの実施後タペット12は例えば、直線Bで示されるように、垂直に持ち上げられ得る。タペット12を工作物10への新しい作業位置に位置付けるために、続いて例えば直線CのY軸に沿った移動のみが行われる。それに続いて例えば前述した作業順序が繰り返され得る。後続の加工段階のために工作物10が工作物台面28、29上で移動される限り、直線Cに沿った移動も省略され得る。
図3の表に示されたタペット12の上部工具11での可能なストローク運動は好ましくは静止された下部工具9と組み合わされる。そのとき下部工具9は上部工具11の作業ストロークの終わりに上部および下部工具11、9が定義された位置を占めるように機械フレーム2内に位置付けられる。
この例示的に重複したストローク過程は上部工具11のためにも下部工具9のためにも制御され得る。工作物10の行われるべき加工に応じて上部工具および/または下部工具11、9の重複したストローク運動が制御され得る。
図4ではY軸およびZ軸に沿った例示的に示される線Dによってタペット12のストローク運動を示す概略表が示される。図3から逸脱してこの実施形態例では、Y方向およびZ方向への移動の重複が相応に制御15によって制御されることにより、タペット12のストローク運動が曲線状または円弧状の推移を辿り得ることが企図される。そのようなXおよびZ方向への移動の柔軟な重複によって加工に固有の課題が解決される。そのような曲線的推移の制御が上部工具11および/または下部工具9のために企図され得る。
図5には図1の工具機械1の概略図が示される。工具機械1の機械フレーム2の側方にそれぞれ1つの工作物台28、29が延在する。工作物台28は、例えば詳細には示されない、それによって未加工の工作物10が工作物台28上に載せられる積載ステーションに割り当てられ得る。工作物台28、29に画定して工作物台28上に載せられた工作物10を把持するために複数のグリップ23を含む送り装置22が設けられる。送り装置22を使って工作物10はX方向に機械フレーム2を通して案内される。好ましくは送り装置22がY方向にも移動可能に制御され得る。それによって工作物10のX-Y面での自由な移動が企図され得る。作業課題に応じて工作物10は送り装置22によってX方向にもX方向とは反対方向にも運動可能である。この工作物10の移動は上部工具11および下部工具9のそれぞれの加工課題のためのY方向へのおよびその反対方向への移動に適応することができる。
工作物台28に向き合ってもう1つの工作物台29が機械フレーム2に設けられる。これは例えば荷下ろしステーションに割り当てられ得る。代替的に未加工の工作物10および工作物81を有する加工された工作物10の、積載および荷降ろしも同じ工作物台28、29に割り当てられ得る。
工具機械1はさらにレーザ加工装置201、特に概略的にのみ図5の上面図に示されるレーザ切断機を有することができる。このレーザ加工装置201は例えばCOレーザ切断機として形成され得る。レーザ加工装置201は、概略的に示された光線ガイド204を使ってレーザ加工ヘッド、特にレーザ切断ヘッド206に案内されその中に集束されるレーザ光線203を生成するレーザ源202を含む。その後レーザ光線204は工作物10を加工するために切断ノズルにより工作物10の表面に垂直に配向される。レーザ光線203は加工場所、特に切断場所で好ましくはプロセスガス流と共に工作物10に作用する。レーザ光線203が工作物10に発生する切断位置は上部工具11および下部工具9の加工位置に隣接する。
レーザ切断ヘッド206はリニア軸システムを有するリニア駆動207により少なくともY方向に、好ましくはYおよびZ方向に移動可能である。レーザ切断ヘッド206を受けるこのリニア軸システムは機械フレーム2に割り当てられ、それに固定されまたはその中に統合され得る。レーザ切断ヘッド206の作業空間の下に光線通路開口部が工作物台28中に設けられ得る。好ましくは光線通路開口部の下にレーザ光線21のための光線捕取装置が設けられ得る。光線通路開口部および場合により光線捕取装置は構造ユニットとしても形成され得る。
レーザ加工装置201は代替的にその光線が光配線の助けを借りてレーザ切断ヘッド206に案内される個体レーザもレーザ源202として備えることができる。
工作物台28、29は直接、下部工具9が少なくとも部分的に包囲する工作物支持体8まで延在し得る。その間に生じる空間内で下部工具9が下部位置付け軸25に沿って、Y方向およびその反対方向に移動可能である。
工作物台28上に例えば加工された工作物10が載せられ、そこで工作物部品81が例えば打ち抜き加工またはレーザ光線加工により残留接続82以外は切れ目83から切り抜かれる。この残留接続により工作物81は工作物10あるいは残りの残留グリッドの中に保持される。工作物部品81を工作物10から分離するために、工作物10は送り装置22を使って上部および下部工具11、9に、打ち抜きおよび排出段階のために位置付けられる。そのとき残留接続82は上部工具11の下部工具9への打ち抜きストロークによって分離される。工作物部品81は例えば工作物支持体8の部分的傾斜によって下方に排出され得る。代替的に比較的大きい工作物部品81の場合、切り抜かれた工作物部品81は、工作物部品81および残余グリッドを搬出するために、再び工作物台28または工作物台29に返送される。小さい工作物部品81も場合により下部工具9中の開口部から排出され得る。
図6は上部駆動装置17を図2に示された装置に対して概略的に簡易化して示す。この上部駆動装置17に向き合って下部駆動装置26が設けられる。実施形態例では上部駆動装置17の上部ストローク軸14が下部駆動装置26のストローク軸30の中にある。上部ストローク軸14と上部工具11の上部位置軸35とは完全に重なる。同様に下部ストローク軸14と下部工具9の下部位置軸48も完全に重なる。図6に示された上部および下部駆動装置17、26の位置は上部工具11および下部工具9の加工位置を示し得る。
上部駆動装置17は上部測定装置601を備える。この上部測定装置601は例えば二重楔126に設けられる。この上部測定装置601は上部工具を受けるタペット12に近接して配置される。測定装置601は測定軸602によって下部駆動装置26に配向される。好ましくは測定装置601の測定軸602は位置軸35に平行に配向され得る。この測定軸602の配向は測定装置601の選択にも関連する。
下部駆動装置26ではその測定軸605が上部駆動装置17の方向に向けられる下部測定装置604が設けられる。測定軸605は好ましくは位置軸48に平行に配向され得る。下部測定装置604は好ましくはモータ駆動装置26の一部であるブラケットキャリッジ606に配置される。このブラケットキャリッジ606は好ましくは特にスピンドルである下部位置軸25に沿って移動可能に案内される。
図6の実施形態例ではそれぞれ1つのみの測定装置601が駆動装置17に、測定装置604が駆動装置26に設けられる。代替的に複数の測定装置も2つのうちの1つのまたは両方の駆動装置17、26に設けられ得る。
測定装置601、604の第1実施形態により非接触センサ、特に距離センサが設けられる。そのような距離センサにより上部工具11(図8)の工具体39のそれぞれ向き合う前面または下部工具9の対抗工具体が検出され得る。有利には測定装置601、604がラインレーザーとして形成される。代替的に例えばCCDカメラのようなカメラシステムまたはその他の、それによって向き合う上部工具11または下部工具9から相応のデータが検出され評価装置で処理され制御15に供給され得る画像装置が導入され得る。
図7では上部工具11の測定装置604の上の下部駆動装置26での位置付けが示される。ここでは上部駆動装置17が上部位置付け軸16に沿っておよび/または下部駆動装置26が下部位置付け軸25に沿って移動され得る。位置軸48と下部測定装置604の測定軸605の間隔は例えば間隔Aである。上部駆動装置17の位置付けのためにこれはストローク軸14または上部工具11の位置軸35に関して同様に間隔A分、下部駆動装置26へと移動されるため、それによって測定が実行され得る。そのような位置で例えば測定装置604と切断縁部38および/またはスタンプ面43または上部工具11の工具体39の下面の間隔が算出されることができる。それによって一方で上部工具11が上部駆動装置17に受けられるかどうかが検出される。そのことから上部工具11での工具体39の高さおよび場合により磨耗も検出され得る。データはさらなる加工のために制御15に転送される。上部測定装置601がその測定軸602によって下部工具9に向けられる限り、同じことが下部工具についても当てはまる。
上部工具11の工具体39のための前述のパラメータは、上部工具11が下部測定装置604を交差する移動が制御されるときにも検出され得る。
図7で示された上部駆動装置17の下部駆動装置26への配向では、さらに加工工具37のスタンプ面43の形状の検出も検出され、および/または磨耗が確認され得る。例えば上部駆動装置17の間隔A中での下部駆動装置26に対する位置付けが行われる。それに続いて上部工具11およびストローク軸14が回動により駆動される。工具体39のスタンプ面43の例えば距離センサ604の測定点607を介するスキャンによりスタンプ面43の形状が検出され得る。例えば各反転により測定点607の間隔Rが図8に示されたY軸(工具軸)中で拡大され得る。このようにして例えば工具型式が決められ得る。代替的に上部工具11の工具体39の下面での螺旋型のスキャン動作も測定点607の間隔Rの図8に示されたY軸への線形増加によって行われ得る。それによってスタンプ面43に確定する上部工具11の工具体39の接続縁部38の形状も発生し得る磨耗も検出され得る。これは例えば極座標の検出によって行われる。同じやり方が下部工具9のためにも測定装置601によって行われ得る。
測定装置601、604によって工具体39の接続縁部38または対抗工具体の対抗切断縁部の破損も、特に工作物10の加工後および工具交換が行われる前に検出され得る。
測定装置601、604によって検出されたデータは制御15に転送されるため、これらは修正データとして測定された工具による工作物10の次の加工のために考慮される。これには、工作物加工の開始前に上部工具の工具体および下部工具の対抗工具体の検査または検出が行われるため、それに続いて即座にさらなる装備工程なしに工作物10の加工が行われ得るという利点がある。

Claims (15)

  1. ストローク軸(14)に沿ってストローク駆動装置(13)により上部工具(11)によって加工されるべき工作物(10)の方向およびその反対方向に移動可能であり、少なくとも1つのモータ駆動装置(17)によって前記ストローク軸(14)に垂直に延びる上部位置付け軸(16)に沿って位置付け可能な前記上部工具(11)を有し;
    前記上部工具(11)に配向され、少なくとも1つのモータ駆動装置(26)によって前記上部工具(11)の前記ストローク軸(14)に垂直に配向された下部位置付け軸(25)に沿って位置付け可能な下部工具(9)を有し;
    それによって前記モータ駆動装置(17、26)が前記上部および下部工具(11、9)の移動のために制御可能である少なくとも1つの制御(15)を有し;
    前記上部工具(11)の前記上部位置付け軸(16)に沿った移動および前記下部工具(9)の前記下部位置付け軸(25)に沿った移動がそれぞれ互いから独立して制御可能であり;
    前記上部駆動装置(17)に少なくとも1つの前記下部駆動装置(26)に配向された測定装置(601)および/または前記下部駆動装置(26)に少なくとも1つの前記上部駆動装置(17)に配向された測定装置(604)が設けられる;
    ことを特徴とする、好ましくは板金である板状工作物(10)の加工のための工具機械。
  2. 前記測定装置(601、604)が前記上部工具(11)および/または前記下部工具(9)の前記工具受けに近接して前記駆動装置(17、26)に位置付けられることを特徴とする請求項1に記載の工具機械。
  3. 少なくとも1つの前記上部駆動装置(17)に設けられた測定装置(609)が前記下部工具(9)に配向され、および/または前記少なくとも1つの測定装置(604)が前記下部駆動装置(26)で前記上部工具(11)に配向されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の工具機械。
  4. 前記測定装置(601、604)が前記向き合う上部工具(11)または下部工具(9)の位置軸(35、48)と同じ方向に配向される測定軸(602、605)を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の工具機械。
  5. 前記測定装置(601、604)が非接触センサまたは距離センサとして形成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の工具機械。
  6. 前記非接触センサが光学距離センサ、特にラインレーザーまたはカメラ装置、特にCCDカメラとして形成されることを特徴とする請求項5に記載の工具機械。
  7. 前記測定装置(604)が前記下部駆動装置(26)のブラケットキャリッジ(606)に設けられることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の工具機械。
  8. 前記測定装置(601)が前記上部駆動装置(17)の二重楔(126)に設けられることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の工具機械。
  9. 前記測定装置(601、604)が出口側に覆いを備えるか、または前記測定装置(601、604)の出口側に測定工程のために除去可能な覆いが位置付けられることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の工具機械。
  10. ストローク軸(14)に沿ってストローク駆動装置(13)により上部工具(11)によって加工されるべき工作物(10)の方向および反対方向に移動可能な前記上部工具(11)が、少なくとも1つのモータ駆動装置(17)によって前記ストローク軸(14)に垂直に延びる上部位置付け軸(16)に沿って位置付けされ;
    前記上部工具(11)に配向された下部工具(9)が少なくとも1つのモータ駆動装置(26)によって前記上部工具(11)の前記ストローク軸(14)に垂直に配向された下部位置付け軸(25)に沿って位置付けられ;
    制御(15)により前記上部および下部工具(11、9)の移動のための前記モータ駆動装置(17、26)が制御され;
    少なくとも1つの前記上部駆動装置(17)に設けられた前記下部駆動装置(26)の方向に配向された測定装置(601)が前記上部位置付け軸(16)に沿って、および/または少なくとも1つの下部駆動装置(26)に配置された前記上部駆動装置(17)の方向に配向された測定装置(604)が前記下部位置付け軸(25)に沿って、それぞれ互いから独立して移動可能に制御される;
    ことを特徴とする特に板金である板状の工作物(10)を工具機械(1)によって加工するための方法。
  11. 前記上部工具(11)および/または前記下部工具(9)が前記位置付け軸(16、25)に沿った移動によって、および/または前記ストローク軸(14、30)を中心とした回動によって、および/または前記ストローク軸(14、30)に沿ったストローク運動によって重複して制御されることを特徴とする請求項10の方法。
  12. 前記上部工具(11)または前記下部工具(9)の高さが前記上部および/または下部位置付け軸(16、25)に沿った前記上部工具(11)または前記下部工具(9)の移動による前記向き合う測定装置(601、604)の測定軸(602、605)の交差によって検出されることを特徴とする請求項10または11の方法。
  13. 前記上部工具(11)または前記下部工具(9)での測定の実行のために前記上部工具(11)または前記下部工具(9)が前記向き合う測定装置(601、604)の前記測定軸(602、605)に近接して位置付けられるか、または前記測定軸(602、605)に配向され、それに続いて測定戦略が制御されることを特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載の方法。
  14. 前記測定装置(601、604)によって検出されるデータが評価装置で処理され、制御のデータメモリ中の工具データと比較され評価されることを特徴とする請求項10〜13の何れか1項に記載の方法。
  15. 前記上部工具および前記下部工具(11、9)が前記上部工具(11)および/または前記下部工具(9)の対抗工具の工具体(39)での測定実行後、次の加工工程のための作業位置に互いに対して移動されることを特徴とする請求項10〜14の何れか1項に記載の方法。
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