JP2004215486A - ブラシレス振動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 振動モータで偏心されて回動するロータの組立構造を改善して、高耐久性で低振動音のブラシレス振動モータを提供する。
【解決手段】 上部方向に突出したバーリング部を形成し、該バーリング部にシャフトの一方の側が嵌入されて固定される固定プレートと、固定プレートの上部面に配置されて所定の電流が流れ込む少なくとも一つ以上のコイルからなるステータと、ステータのコイルと空隙を形成して回転電磁気力を発生させる多極着磁マグネットが設けられて偏心回転を生じさせる釣り合い重りが形成されるヨークと、内周面にシャフトの他方の側と摺動を行う軸受が圧入されてヨークに結合される軸受ホルダを備え、シャフトの他方の側の端部に枢支されるロータと、ステータとロータが保護されるように囲繞されつつ固定プレートに結合されるカバーとを含んで構成される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ブラシレス振動モータに関し、より詳しくは、携帯電話などの移動通信手段に装着されて着信またはアラームとして使用されるブラシレス振動モータにおいて、ロータの組立構造と軸構造を改善して耐久性、振動特性、負荷減少及び回転特性を向上させたブラシレス振動モータに関する。
このところ、ディジタル技術の急速な発達に伴って各種態様の有線、無線通信手段が開発されて使用されている。ディジタル技術に基づく有線、無線通信の発達は多様であるとともに、多量の情報データを迅速に相手方に伝送できることから、現代人は場所と時間に関係なく所望の情報データが得られるようになった。かかる情報データの迅速、かつ広範にわたる流れは物資を移送する交通手段の発達とともに世界を身近にすることに一役を担っている。
無線通信技術中の代表的なものは、当の個人の携帯移動通信端末機であるが、個人の携帯通信装備としてはセルラーホン態様の携帯電話とPCSがある。セルラーホンは加入者が移動電話を利用して最寄りにある発信機に無線接続をするアナログまたはディジタル短波伝送の一つの態様であり、発信機のそれぞれのサービス区域の幅をセルという。
PCS(Personal Communication System)は、セルラーホンとやや似通った無線電話サービスであるが、個人用サービスに重点をおいて移動性を拡張したものである。これは、ディジタルセルラーホンと呼ばれることもあるが、セルラーのようにPCSもやはり移動中のユーザーのためのものであって、サービス地域をカバーするために多数のアンテナを必要とし、ユーザーの動きにつれてそのユーザーの電話信号は最寄りのアンテナによって取らえられるようになり、無線ネットワークが接続されている基地局に送られるように設計されている。
通常、セルラーシステムは、824〜849MHz程度の周波数帯域で営まれるのに対し、PCSは1850〜1990MHz帯域で営まれることになる。PCSは従来データ伝送率が8ー13Kbps程度に過ぎなかったことから、映像などの高速データの伝送が不可能であったが、今後さらに発展されると、高速データ、パケット、映像などのマルチメディア個人通信が可能になって、世界いずれの地域においても音声電話、テレックス、無線呼出し、電子郵便などのサービスを提供されるようになるものと見通しされる。
さらに、かかる通信と電子部品技術の発達及び電子装置の集積化、小型化、さらに、多技能化のなりゆきに従って個人端末機のPCSなどの携帯電話にもユーザーの利便のための各種の進歩された装置が開発あるいは設けられているが、その一例として、イメージ伝送のためのディジタルカメラ、高和音と多重チャンネルで着信を知らせる音響素子、高解像度と広い視野角及び高速応答速度の画面特性でイメージを出力するディスプレーなどが構成される。
かかる個人携帯端末機で電話の着信、電子メールの受信、設定された時間に鳴らすアラームはベル音または一定の振動音で具現化され、ベル音の場合には、携帯電話の製作時点で多様な態様で自動貯蔵されるか、それぞれのユーザーがインターネットを通してベル音の供給者からダウンを受けることもできる。振動モードは偏心されたロータをもつ振動モータを通してなされる。いま携帯電話に使用されている振動モータでは主としてバータイプ(bar type)とコインタイプ(coin type)のブラシまたはブラシレス振動モータが多く使われている。
以下、添付図面を参照して、従来において一般的に使用される振動モータ中、コーインタイプのブラシ型振動モータの構成とその動作について先に説明し、その後、かかるブラシ振動モータの短所を改善したブラシレス振動モータについて述べることにする。
図1は、携帯電話などの個人移動通信から一定の振動を発生させるように装着されるコーインタイプのブラシ型振動モータの断面を示しており、図2は図1の分解斜視図である。さらに、図3a、3bはロータを構成するコイルと釣り合い重りの配置状態と整流子のコミユテーターを示す。
図1、2に示すように、板状の固定プレートのブラケット1の中心部は上向けに突出したバーリング部(図示せず)が形成され、該バーリング部には垂直方向へ起立されるシャフト5の一端部が嵌入されて座金で支持固定される。前記ブラケット1の上部面にはフレキシブルプリント回路基板2)(FPCB; Flexible Printed Circuits Board)が設けられ、前記FPCB2には一定パターンの回路が形成され、電源を印加される端子も備える。
前記ブラケット1とFPCB2の上部面には、シャフト5を中心に輪状のマグネット3が装着される。該マグネット3は複数のN、S極で着磁される。さらに、前記FPCB2にはブラシ4の一端が連結され、他端はマグネット3の上部外周面より高く位置されて整流子のセグメントに接触される。
前記シャフト5の外周縁にはロータ10が枢設されるが、ロータ10は偏心を起こしてモータに振動を発生させる釣り合い重り13と交番電流が流れるコイル12とロータ10の回動時にシャフト5との摩擦を減少させる軸受6と前記コイル12との間の絶縁物のレジン11がそれぞれ射出成形方式によって一体に構成される。
つまり、偏心を起こす釣り合い重り13を一方の側に配置し、整流子から電流を交番されて磁気力を発生させるコイル12をロータ10の回転方向へ配置し、中心部にはシャフト5が挿入される軸受6を位置させ、絶縁物のレジン11であき空間を充填させてロータ10を構成することになる。
振動モータで採用される前記ロータの形状は、振動が望ましく生じるように多様に変形されて使用されている。モータの駆動方式に応じてコイル12の設置個数と配置は少しずつ異なることになるが、コイル12の配置とステータのマグネット3の着磁を変化させると、マグネット3とコイル12との間の空隙から発生する回転電磁気力が変化して、トルクと回転速度が変化するようになる。3相駆動方式の場合は、通常コイルが3の倍数で設けられる。
ロータ10の下部にはプリント回路基板14が設けられ、該プリント回路基板14には複数のセグメントで構成されてロータ10のコイル10へ電流を流れ込ませる整流子が設けられる。ロータ10が回転すると、それぞれのセグメントが回転位置に対応してブラシ4に接触するようになる。
さらに、下部方向へキャップ状を取りつつ内周面がシャフト5の他端部を固支するカバー20が前記ロータ10とマグネット3を囲繞しつつ前記ブラケット1の外側端部に結合される。
以下、上記のごとき構成を有するブラシ振動モータの動作について述べる。まず、ブラシ4側へ電流が流れ込んでブラシ4に接触した整流子のセグメントを通してコイル12には所定の電流が流れるようになる。該電流はコイル12を励磁させるが、電流が流れる周囲空間にフレミングの電磁気法則によって磁束が発生し、該磁束はコイル12の下部に設けられた多極に着磁されたマグネット3が発生する磁束と鎖交されつつ回転電磁気力が生成される。
コイル12とマグネット3との間の電磁気力でロータ10は回転を開始するようになり、整流子のそれぞれのセグメントがブラシ4に接触を異にしつつロータ10に配置されたコイル12へ電流を通電または非通電させる。したがって、回転電磁気力が変化されてロータ10は継続して回転を保持することになる。
前記ロータ10は、釣り合い重り13によって偏心されて回転することから、所定の振動力が発生して携帯電話全体に釣り合うように加わることになって、ユーザーは信号が着信されるのを分かるようになる。
かかる構成と作用を有するブラシタイプの振動モータは、整流子とブラシとからなる機械的接点部の耐久性及び製造工程上の組立性が主として問題となる。つまり、ブラシと整流子は摩擦が進行されると摩耗が進行されることから、金属粉末とか黒煙が飛散するようになってモータの寿命が減少するようになり、摩耗時に接点間に発生されるアークによってフレッシュオーバー現象が生じることによって、火災の危険も発生するようになる。
ブラシ振動モータの有する上記問題点を解消するために開発されたのが、このブラシレス振動モータである。ブラシレス振動モータはブラシモータの整流子とブラシとの機械的な接点部を半導体IC素子に取り替えたものであって、電子的な無接点整流が行われる構成を有する。
無接点方式は、磁気的または光学的方式で設計されうるが、通常、ロータが永久磁石からなっていることから、ホール素子をロータの位置検出に使用する場合、ロータから発生される磁束を利用できることから、特別な磁界を新設する必要がなくなる長所がある。
さらに、モータの構造が単純になり、摩擦に伴うノイズが発生しないで、耐久性と組立性もまた優れるものになる。ところで、モータのドライブを制御するための電子部品が別途に構成されることから、製品値段の側面ではブラシモータより不利となる短所もある。
つまり、従来のブラシレスタイプの振動モータは、ブラシタイプと比較して、固定密度、高信頼性の長所を有しているのに反し、モータ駆動制御用電子部品の付加設置によって振動モータの全体的な製造コストアップとなる問題点があった。
さらに、従来のブラシレス振動モータの有するその他の問題点は、品質基準となるロータの組立構造からも見つけ出すことができる。従来のブラシレス振動モータはロータを構成するコイルと釣り合い重りとシャフトと摩擦される軸受の全体的な結合がボンディング工程からなることから、ロータの構造がシャフトの軸方向または半径方向へ堅固に拘束されない問題点があった。
よって、振動モータの剛性と耐久性が減少して、外部からの衝撃に弱くなり、ロータの偏心回転時に不安定な回転運動によって振動音が一様に発生あるいは伝達されない問題点があった。よって、当然製品の欠陷に伴う保持及び補修費用が上昇することになる。
ブラシタイプの振動モータの場合にも射出成形方式でロータを製作することによって、射出工程に伴う製造コストがさらに上昇して、コイルの間に充填された射出成形物に伴う回転磁気力の特性と射出物の重量に伴う安定感あるいは回転運動などを期待しがたいし、従来のブラシと整流子との間の摩耗に伴う問題点も、今なお残っている。
さらに、従来のブラシレスモータのその他の問題点としては、互換性の問題であるが、携帯電話を生産する企業の立場では振動モータの駆動方式が同一でないと製品間に互換が順調に行われない問題点があった。
つまり、モータの駆動方式に応じてモータ駆動用電子部品が取替えられるべきである。従来の携帯電話では振動モータの駆動方式に応じてモータ駆動を制御する電子部品がモータと別に分離されて設けられることによって、振動モータの駆動方式が異なる場合には、モータ駆動用ICを含む電子部品を毎度取替えるようになることによって、モータ間に互換性が劣ることになる。それゆえ、製品を生産する立場からもこれを使用または修理しなければならない個人の立場からも振動モータの効率性が減少されることになる。
それゆえ、最近では携帯電話間の駆動方式が異なっても別途の電子部品を再設置しなければならない問題点を解消するよう、モータの駆動用電子部品を振動モータに内装してモータと一体に形成しようとする技術が開発されている。
ところで、かかる従来の技術は、主としてモータ駆動電子部品を固定子を構成するコイルと固定プレートの同一領域に配置させずに固定プレートの別途の領域に分離配置することによって、コイルが設けられて残った所定の余裕空間を活用できなくなる問題点と、固定プレートの直径もやはり増加される問題点があった。
さらに、固定プレートの底面にモータ駆動電子部品を設けて、その直径を減少させる振動モータも開発されているが、かかる構造では振動モータの高さがやや増加される問題点があることから、振動モータの小型化に反することになる。
ブラシレス振動モータの他の問題点としては、その駆動方式が単相である場合は、コイルとマグネットだけによっては回転のための一様なトルクが得がたいことになって、ロータの回転が行われないようになる不起動点が生じることになるという点にある。
つまり、不起動点は、単相振動モータでマグネットの極中心がコイルの磁気中心と一致される時点でトルクがゼロ(0)状態になって起動が生じないようになる位置であるが、3相駆動方式ではそれぞれの相から発生されるトルクが合成されることから、合成トルクは常時ゼロ以上になって不起動点が存在しないようになる。
ところで、単相駆動方式に比べて駆動回路は複雑であることによってモータのサイスが大きくなり、製造コストアップとなる。それゆえ、ブラシレス振動モータの駆動方式を単相に採り入れながらも不起動点を解消してモータの製造コストを節減させるようにすることが好ましい。
したがって、従来のブラシタイプのモータより優れた信頼性及び制御性を保持しながらも、ロータの組立構造を改善してコストを節減して効果的な振動を発生させるブラシレス振動モータの開発と、振動モータの小型化と互換性に一助し、かつ単相駆動方式においても不起動点の問題を解消できるブラシレス振動モータの開発が必要に迫られる実情にある。
さらに、ロータの組立構造の改善時には組立構造の改善とともに、ロータの回動中心部に位置したシャフトの軸系構造もより安定になり、効果的に改善してロータの回動時に負荷は減少され、省電力でありながらも回転特性がさらに向上するように開発することが必要である。
そこで、本発明は上記種々の問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、振動モータにおいて偏心しながら回動するロータの組立構造を改善して、耐久性の増加と振動音が安定になるように発生されるブラシレス振動モータを提供することにある。
さらに、本発明はロータの組立構造を改善するとともに、振動モータにモータ駆動用電子部品を一体に内装することによって、製造コストを節減させて振動モータの駆動方式が他の移動通信機器間に振動モータの互換が容易になるようにするブラシレス振動モータを提供することにある。
さらに、本発明のその他の目的は、ロータの組立構造を改善するとともに、振動モータが単相方式で駆動される場合に発生される不起動点が解消されるように、コーギングトルク発生手段を形成したブラシレス振動モータを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明のブラシレス振動モータは、上部方向に突出したバーリング部を形成し、該バーリング部にシャフトの一方の側が嵌入されて固定される固定プレートと、該固定プレートの上部面に配置されて所定の電流が流れ込む少なくとも一つ以上のコイルからなるステータと、該ステータのコイルと空隙を形成して回転電磁気力を発生させる多極着磁マグネットが設けられて偏心回転を生じさせる釣り合い重り(counter weight)が形成されるヨークと、内周面に前記シャフトの他方の側と摺動を行う軸受が圧入されて前記ヨークに結合される軸受ホルダを備え、前記シャフトの他方の側の端部に枢支されるロータと、前記ステータとロータが保護されるように囲繞されつつ前記固定プレートに結合されるカバーとを含んで構成されることを特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ロータは軸受ホルダと該軸受ホルダに圧入された軸受によって形成される内部空間にスラスト座金を挿入して該スラスト座金にシャフトの端部が接支されることを他の特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記シャフトの端部は、所定の曲率を有して丸みを帯びるように形成して前記スラスト座金に点接触で支持されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記軸受とスラスト座金及びシャフトによって形成される内部空間には、外部へ空気が通じるように所定径の空気循環穴が穿設されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ヨークの材質は、軟磁性体であることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ロータは、下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入され、内周面と軸受によって形成される内部空間に所定の曲率で円状に形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるスラスト座金が挿入される軸受ホルダと、該軸受ホルダの外周面に圧入結合され、シャフトを基準に一方の側の半径上に釣り合い重りが挿入固定される上部ヨークと、前記軸受ホルダの外周面に圧入結合されて輪状のマグネットが設けられる下部ヨークを含んで構成されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記下部ヨークの材質は、軟磁性体であることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ロータは、下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入され、内周面と軸受とによって形成される内部空間に所定の曲率で円状に形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるスラスト座金が挿入される軸受ホルダと、該軸受ホルダの外周面と圧入結合され、上部には前記軸受ホルダとともに釣り合い重りを軸方向と半径方向へ拘束されるように固設し、下部には輪状のマグネットが設けられるヨークとを含んで構成されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ロータは、下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入され、内周面と軸受によって形成される内部空間に所定の曲率で丸みを帯びるように形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるスラスト座金が挿入される軸受ホルダと、該軸受ホルダの外周面に圧入結合されてロータが偏心回転するようにシャフトを中心に非対称状に形成される上部ヨークと前記軸受ホルダの外周面に圧入結合されて下部に輪状のマグネットが設けられる下部ヨークとを含んで構成されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記上部ヨークの材質は、比重が10以下の金属であることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ロータは、下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入される軸受ホルダと前記軸受ホルダの上部面に装着結合されて輪状のマグネットと偏心回転を生じさせる釣り合い重りが設けられるヨークとを含んで構成されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ロータは、軸受ホルダの上部中心部に所定径の通穴を穿設し、前記通穴と前記ヨークの下部面によって形成される空間に所定の曲率で丸みを帯びるように形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるように挿入されるスラスト座金をさらに含んで構成されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ヨークの端部は、下向けに屈曲されて拡張され、マグネットはその内周面が半径方向へ前記軸受ホルダの外周面に支持されるように前記ヨークに設けられ、前記釣り合い重りはロータの回転時に偏心量を増加させるように半径方向の外側へ段付状に突出した段を形成し、前記マグネットの外周面と前記ヨークの屈曲端部との内周面の間に設けられることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ブラシレス振動モータの駆動方式は、単相駆動方式であり、前記固定プレートまたはカバーの所定支点に設けられてロータの回転時に不起動点が除去されるようにするコーギングトルク発生手段をさらに含むことを特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記コーギングトルク発生手段は、前記固定プレートに設けられるコイルの中心線を基準に、マグネットの一つの極の角度の1/4角度の位置に設けられることを異なる特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記マグネットが6極に着磁され、前記コーギングトルク発生手段はコイルの中心線を基準に15°になる固定プレートの所定支点に複数が設けられることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記マグネットが6極に着磁され、前記コーギングトルク発生手段はコイルの中心線を基準に15°になるカバーの所定支点に複数が設けられることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、上部方向に突出したバーリング部を形成し、前記バーリング部にシャフトの一方の側が嵌入されて固定される固定プレートと、該固定プレートの上部面に配置されて所定の電流が流れ込む少なくとも一つ以上のコイルを含んでなるステータと、前記ステータのコイルと空隙を形成して回転電磁気力を発生させる多極着磁マグネットが設けられて偏心回転を生じさせる釣り合い重りが形成されるヨークと、内周面に前記シャフトの他方の側と摺動する軸受が圧入されて前記ヨークに結合される軸受ホルダを備え、前記シャフトの他方の側の端部に枢支されるロータと、前記コイルが配置されて残りの固定プレートの上部面の所定支点に前記ロータに対向されるように設けられて、前記コイルに流れ込む電流を制御するモータドライブICと、前記ステータとロータ及びモータドライブICが保護されるように囲繞されつつ前記固定プレートに結合されるカバーとを含んで構成されることを特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記モータドライブICは、前記マグネットの極性を感知するホール素子と一体に形成されることを異なる特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記コイルとモータドライブICは、固定プレートの上部面に設けられたプリント回路基板上に設けられることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記固定プレートの上部面または下部面に外部機器または外部基板に連結できる端子が形成され、前記端子が前記プリント回路基板に電気的に連結されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記固定プレートの上部面または下部面に外部機器または外部基板に連結できるプリント回路基板が設けられて、該プリント回路基板がコイルとモータドライブICを設けられたプリント回路基板に電気的に連結されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記固定プレートは、選択的に断面または両面プリント回路基板であることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記ロータは、軸受ホルダと該軸受ホルダに圧入された軸受によって形成される内部空間にスラスト座金を挿入して前記スラスト座金にシャフトの端部が接支されることをさらに付加的な特徴とする。
さらに、本発明のブラシレス振動モータは、前記シャフトの端部は、所定の曲率を有して丸みを帯びるように形成して、前記スラスト座金に点接触で支持されることをさらに付加的な特徴とする。
以下、本発明に係るブラシレス振動モータの好ましい実施例について、添付図面に沿って詳述する。
この実施例は、とりわけ、ロータの組立構造とシャフトに支持されて回転するロータ軸の構造を改善して振動モータの耐久性及び回転特性を向上させ、コイルとモータドライブICを固定プレートの同一平面に配置構成して振動モータの小型化と互換性を増加させてコーギングトルク発生手段によって単相駆動方式から生じる不起動点を解消することができる。
図4は、本発明のブラシレスモータに係る実施例1の断面図であり、図5は部分切開斜視図、図6は図5の分解斜視図である。
図4〜6に示すように、上部面と側面と下部面を有する板状の固定プレート100の中心部には、上方向へ突出して所定の内径を有するバーリング部102が形成される。該バーリング部102にはバーリング部102の内径に整合される外径を有するシャフト105の一方の側部が圧入されて垂直方向へ起立固定される。
前記固定プレート100の上部面には、プリント回路基板130が位置され、プリント回路基板130上にはコイル110とコイル110に流れ込む電流を制御してロータ200を回動させるモータドライブIC120が設けられる。ここで、モータドライブIC120はロータ200のマグネット216の極性を判別するホール素子と一体に形成されるか、分離されて設けられることもできる。ところで、この実施例においてモータドライブIC120とは、ホール素子(図示せず)を含んで指称される。
前記プリント回路基板130には複数の端子が形成されており、該端子を通してコイル110とモータドライブIC120に電気的に接続され、さらに、外部電源とも連結される。振動モータが携帯電話セットに実装されるために固定プレート100の下部面には外部機器または他の外部基板に接続される端子が必要となるが、この場合、固定プレート100の下部面に追加プリント回路基板または端子を構成して該プリント回路基板130の端子に連結されるようにする。
外部機器または外部の基板に連結される追加端子またはプリント回路基板は、固定プレート100の上部面または下部面に選択的に構成することも可能であるが、好ましくは、前記固定プレート100をプリント回路基板として構成するようになると、モータドライブIC120を含む電子部品の設置と接続端子の形成と配線構造が簡単になる。
さらに好ましくは、前記固定プレート100を両面プリント回路基板として構成すると、上部面と下部面に端子の形成と配線がより容易にして簡単になり、外部機器の基板にさらに密着されて結合されるようになる。
さらに、この実施例のブラシレス振動モータは、その駆動方式が単相である関係によって不起動点が生じるようになるが、該不起動点が解消されるようにコイル110が設けられる固定プレート100の所定支点には磁性体からなるコーギングトルク発生手段115が構成される。コーギングトルク発生手段115は固定プレート100を成形して固定プレート100と一体に形成されうるし、別途に形成されて固定プレート100の所定支点に付着固定されることもできる。
ここで、ステータをなすコイル110と該コイル110の電流を制御するモータドライブIC120と固定プレート100に形成されるコーギングトルク発生手段115の配置と構成は、ロータ200の構造を先に述べた後に、図7〜11に沿って詳述することにする。
ロータ200は、前記コイル110の上部にコイル110とモータドライブIC120とは対向されつつ所定の間隔を隔てて設けられる。ロータ200は軸受222を内装された軸受ホルダ220とマグネット216と釣り合い重り218を設けられるヨーク210と、さらに、シャフト105に接触されるスラスト座金224を含んで構成される。
まず、軸受ホルダ220について述べると、固定プレート100に嵌入されて固定されるシャフト105の他方の側と摺動を行う軸受222が軸受ホルダ220の内周面に圧入される。軸受ホルダ220は図に示すように、下向けに開放されてシャフト105に軸受222を通して回転されるよう所定径の内径を有して軸受ホルダ220が形成する内部空間、つまり、内周面に軸受222が圧入される。さらに、軸受ホルダ220の上部中心部は軸受222が圧入される内径より小径を有する通穴が穿設され、軸受ホルダ220の上部外周面は外側へ拡張されるように形成される。
ロータ200の回転時に固定プレート100に挿入固定されたシャフト105を中心に軸受222がシャフト105の外周面を伝って摺動するようになる。軸受222はシャフト105の外周面と潤滑膜を形成してロータ200が摩擦なしに安定されて円滑に回転できるように適切に選択されるべきであり、この実施例で軸受222は潤滑油を含む焼結軸受を使用した。
前記軸受ホルダ220の上部外周面には、マグネット216の磁束パスの役割をするヨーク210がシャフト105を中心に半径が均一になるように装着され、スポット溶接(spot welding)などを通して軸受ホルダ220に固結される。ヨーク210の外周縁端部は下部へ所定に屈曲されて拡張され、全体的に下向けキャップ状を有する。ヨーク210の材質は磁束が望ましく流れるよう軟磁性体(soft magnetics)からなる。
前記ヨーク210の下部面と軸受ホルダ220の通穴は所定の空間を形成するようになるが、このあき空間、つまり、軸受ホルダ220の通穴の内径部にスラスト座金224が挿入される。ヨーク210と軸受ホルダ220を通してスラスト座金224が固定されることから、スラスト座金224を拘束する別途の装置が必要なくなる。
さらに、前記スラスト座金224は、軸受222と半径方向へ枢支されるシャフト105の他方の側の端部105aに接触してロータ200を全体的に軸方向へ枢支するようになる。この実施例では前記シャフト105の端部105aを所定の曲率で丸みを帯びるように形成して前記スラスト座金224に点接触されるように構成したが、かかる構造では小さい負荷でロータ200、つまり、ロータ200の荷重を軸方向へ支持できることから、振動モータのRPM(分当り回転数)が上昇して、消費電流と騷音が減少するようになる。
この実施例でのごとく、シャフト105の端部105aが必らずロータ200の軸受ホルダ220に設けられたスラスト座金224によって枢支されるように限定されるのではないが、好ましくは、ロータ200の中心部に設けられた座金を通してシャフト105の端部105aが接触し、さらに好ましくは、ヨーク210と軸受ホルダ220との結合構造に応じて上記のごとく軸受ホルダ220の通穴とヨーク210の形成する内部空間または下記の他実施例でのごとく、軸受ホルダ220と軸受222が形成する内部空間にスラスト座金224を挿入し、該スラスト座金224にシャフト105の端部105aが接触するようにする。より好ましくは、スラスト座金224にシャフト105の端部105aを丸みを帯びるように形成して点接触するようにする。
前記ヨーク210の下部面、つまり、内周面には輪状の多極着磁マグネット216が前記固定プレート100のコイル110に対向されて設けられる。マグネット216の高さ方向へ内周面の一部面が軸受ホルダ220の上部側に拡張された外周面に接支されて半径方向へ拘束される。
前記シャフト105を中心に二分されるヨーク210の一方の側半径部には、ロータ200が偏心して回転するように所定の重さと半円形の曲率と長さを有する釣り合い重り218が設けられる。釣り合い重り218は前記マグネット216の外周面とヨーク210の屈曲端部の内周面、つまり、ヨーク210の内径部の間に位置しているが、この実施例では偏心量をより増加させるために釣り合い重り218の外側部に段付状に段218aを形成し、段218aの上部一部だけがヨーク210に支持されて結合されるようにした。
釣り合い重り218をかかる構造で形成すると、釣り合い重り218の一部だけがヨーク210と固結されながらも、残余部分が回転中心から遠く離れることができるために、偏心量が増大する。
さらに、下向けに開放されたキャップ状のカバー300がロータ200とステータのコイル110とモータドライブIC120及びコーギングトルク発生手段115を空間的に囲繞しつつ固定プレート100に結合される。
一方で、ブラシレス振動モータが単相駆動方式の場合は不起動点が存在するが、2相とか3相駆動方式に比べてモータドライブIC120を小さく製造することができるし、コイル110を1つだけを使用しても駆動が可能となるため、振動モータの小型化の条件を満たすのに適した方式である。
この実施例のブラシレス振動モータは、単相駆動方式によって駆動され、ロータ200に付着されてコイル110と相互に電磁気力を発生させるマグネット216は6極に着磁され、単相駆動方式の短所である不起動点を除去するようコーギングトルク手段115がさらに設けられ、振動モータの小型化と互換性のためにモータドライ部IC120がコイル110とともに固定プレート100に位置して振動モータに一体に構成される。
以下、固定プレート100に設けられてステータを構成するコイル110とモータドライブIC120及びコーギングトルク発生手段115の配置と構成を添付された図7〜11に沿って詳述する。
図7は、ロータ200の回転時に回転角度に応じて発生するそれぞれのトルクをグラフ化したものであり、図8は6極に着磁されたマグネット216を示し、図9は6極マグネット216に応じるコイル110とモータドライブIC120及びコーギングトルク発生手段115の配置を示している。
図7に示すように、単相駆動方式においてコイル110とマグネット216の相互作用を通して発生するコイルトルクは、トルクの長さがゼロになる支点が存在することになる。つまり、モータが回転しない不起動点があることになる。このような場合、図示のごときコーギングトルクを発生させると、コイルトルクとコーギングトルクが合成されて全体合成トルクはロータ200の回転の位置とは関係なく常に所定の値以上に保持されて、ロータ200は回転力を継続して保持することになる。
さらに、コイル110とモータドライブIC120を配置時には、通常、固定プレート100に設けられるコイル110の1つの長さがマグネット216の1極の長さと似通うようになる場合、効果的な回転トルクが発生する。
さらに、モータドライブIC120のホール素子がマグネット216の極と極、つまり、N、極の中央に位置されると、マグネット216の磁極を感知してコイル110に流れる電流を効果的に交番して制御できることから、コイル110の1つとマグネット216の1極が真っ向から対向されて重なるようコイル110を配置させて、ホール素子の位置がマグネット216の極と極との間に位置されるべきである。
したがって、ロータ200が良好に回転するように固定プレート100の同一平面上にコイル110とモータドライブIC120の配置と、さらに、マグネット216と相互に作用してコーギングトルクを発生させる磁性体が置かれる位置は、かかる点を総合的に考量に入れて配置すべきである。
図9に示すように、固定プレート100に置かれているプリント回路基板130上に、6極マグネット216の1極の角度の60°に当たるそれぞれの長さ、つまり、扁平形コイル110の2つの角がシャフト105の中心を基準になす角度が60°のコイル110の4つが固定プレート100の上部面、つまり、プリント回路基板130上に配置される。
コイル110の占める全体面積は角度の上では240°を占めることによって、残りの120°の余裕空間にホール素子を含めるモータドライブIC120が配置されるが、ホール素子がマグネット216の磁極を感知するように、モータドライブIC120の中心は120°を2等分する中心である図面上のシャフト105の軸方向と直角方向へ交差する水平線を基準に回転方向へ270°上に位置するようになる。
一方で、コーギングトルク発生手段115は、図9に示すように、固定プレート100の所定支点に4つが設けられる。コーギングトルク発生手段115はシャフト105を中心にコイル110を2等分するコイル110の中心線から6極マグネット216の一つの極の角度である60°の1/4である15°角度に離隔された位置に所定の高さで突設される。
前記コーギングトルク発生手段115は、コイル110に形成される磁束を変化させて所定のコーギングトルクを発生するように磁性体からなる。この実施例において、コーギングトルク発生手段115の位置をコイル110の中心から15°離隔して配置した理由は、6極マグネット216の一つの極が60°であり、その角の1/4支点でコーギングトルクが実験的に望ましく発生したからである。
さらに、この実施例ではコイル110の数と一致するようにコーギングトルク発生手段115を構成したが、必ずしも、これに限定されるのではない。図9に示すように、コーギングトルク発生手段115の位置がコイル110の中心から15°に離隔されることから、相互間には60°ずつ離隔されることになるが、360°の空間には6つのコーギングトルク発生手段115が配置されうることから、全体的には6つまでコーギングトルク発生手段115を設けることができる。
さらに、この実施例では固定プレート100の所定支点にコーギングトルク発生手段115を設けたが、必ずしも、これに限定されるのではなく、変更されるコイル110の配置に応じてコーギングトルク発生手段115の設置支点の空間が足らないため設置しがたい場合は、カバー300にも設けることができる。
一方、図10、11は、マグネット216が4極に着磁された場合、これに伴うコイル110とモータドライブIC120及びコーギングトルク発生手段115の他の配置を示している。
図11に示すように、マグネット216の1極の角度が90°であるから90°の角度を有するコイル110の2つを固定プレート100のプリント回路基板130上に設け、残りのあき空間の180°上にモータドライブIC120がマグネット216の磁極を感知するように配置した。
さらに、コーギングトルク発生手段115は、コイル110の中心からマグネット216の1極の角度の1/4である22.5°にそれぞれ離隔させて設けられて2つのコーギングトルク発生手段115が相互90°に離隔されるように設けられる。
単相駆動方式におけるマグネット216の着磁に伴う他の配置構成と、単相駆動方式でない2相または3相の駆動方式におけるコイル110とモータドライブIC120の配置は、マグネット216とコイル110の相互間の回転電磁気力とロータ200の回転特性を総合的に考量に入れて設定すればいい。
以下、上記のごとく構成された本発明のブラシレス振動モータの実施例1の作用について詳述する。
まず、振動モータを回転させる所定の信号がモータドライブIC120に伝達されると、モータドライブIC120の半導体スイッチング素子がオンして前記スイッチング素子の動作を制御されるコイル110に外部の電源供給部から電流が流れ込むようになる。
電流が流れ込んだコイル110の周辺には磁界が形成され、該磁界はロータ200の下部に装着されてコイル110と所定の空隙を有するマグネット216が発生する磁界と相互作用を起こすことになり、ここで、発生される磁束とマグネット216の磁束は軟磁性体のヨーク210を通して磁路を形成する。
ロータ200のマグネット216とステータコイル110との間の相互の磁束作用によって所定の回転電磁気力が空隙で相互に作用をし、マグネット216は電磁気力が加えられる方向へ回転しようとする。この際、シャフト105の外周縁と枢支される軸受222が摺動するようになり、軸受222を圧入している軸受222ホルダ220もやはり回転方向へ移動するようになる。
軸受ホルダ220が回転すると、軸受ホルダ220に結合された上部のヨーク210も回転を開始し、これによってロータ200は全体的にトルクをもって所定の速度で回転するようになる。軸受ホルダ220の通穴に嵌入されてロータ200の中心部に置かれたスラスト座金224の下部面はシャフト105の端部105aに点接触をしつつ回転するようになる。かかるロータ200の軸構造を通してシャフト105はロータ200の荷重を軸方向へ支持しながらもロータ200とは小さい負荷がかかるようになることから、回転速度が向上して供給される電流の消耗が少ないため、電力損失が減少するようになる。
さらに、シャフト105と、軸受222と、軸受ホルダ220と、スラスト座金224とで囲繞された空間が外部から遮断されて密閉空間が形成されると、内部が摩擦に伴う温度の上昇によって空気が膨脹して軸受222とシャフト105との摺動が不安定になりうる。この実施例では軸受222のホルダの所定支点に小径の空気循環穴(図示せず)を穿設して外部の空気が循環されるようにした。
一方で、ロータ200が回転すると、図9に示すように、配置されたモータドライブIC120のホール素子が回転するマグネット216の極性を判別するようになる。ロータ200が回転する場合、マグネット216の磁極位置がコイル110を基準に回転に応じて変化するようになる。したがって、マグネット216の磁極位置に対応したコイル110が励磁されてこそ、結局、回転方向へコイル110とマグネット216との相互間に作用する回転電磁気力が継続して保持されてロータ200が一方向へ回転できるようになる。
とりわけ、単相ブラシレス振動モータでは、整流子とブラシの役割を位置センサのホール素子を通して行われるが、ホール素子が回転するマグネット216の極性を感知してその出力をモータドライブIC120にその出力を伝達すると、モータドライブIC120は該当コイル110に連結されるスイッチング素子を適切にオン/オフ制御してそれぞれのコイル110に電流を伝達するようになる。
その後、それぞれのコイル110に交互に流れる電流の方向と長さに応じてそれぞれのコイル110にはロータ200が望ましく回転されるように磁極がそれぞれ形成され、該磁極はマグネット216のごとき極を斥力で押し出し、反対の極を引っ張ることによって、ロータ200が安定に回転するようになる。したがって、振動モータの製造時には、とりわけ、回転するロータ200のトルクと速度を考量に入れてステータのコイル110の配置及びその巻線方向を設定すべきである。
コイル110における磁気中心とマグネット216の磁気中心とが一致すると、磁気中心位置の不起動点でトルクが弱化されて停止するか、初期起動が行われないようになる。したがって、コイル110の一方の側にコーギングトルク発生手段115を設けると、マグネット216の磁極に対向する位置のコイル110側の磁束とコーギングトルク手段115による磁束が合成されてマグネット216の磁気中心と相互に食い違いが生じ、電磁気力の特性によってロータ200は初期の不起動がなくなり、磁気起動が可能になって継続して回転することができるようになる。
換言すれば、図7に示すように、磁気中心が相互に食い違うことによってコーギングトルク発生手段115は、ロータ200の回転時にコイル110トルクが最下に落とされる支点のモータの不起動点からコーギングトルクを発生させて、コーギングトルクがコイルトルクに合致して、全体トルクが不起動点でゼロにならないようになる。
ロータ200のマグネット216が前記コイル及びコーギングトルク発生手段115と相互に電磁気力によって回転するようになると、ロータ200のヨーク210の一方の側に設けられる釣り合い重り218によってロータ200は偏心を生じつつ振動を発生させるようになり、ユーザーは信号が着信されるか、設定されたアラームが発生するのを認識するようになる。
さらに、カバー300は、前記ロータ200とコイル110と、さらに、モータドライブIC120を全体的に囲繞しつつ外部からの衝撃を防止して異物の流入を遮断して振動モータのそれぞれの構成部分を保護することになる。
上記のごとき実施例1のブラシレス振動モータは、ロータ200の組立構造を従来の軸受ホルダ220または軸受222が固定プレート100に形成されるか、シャフト105の他端部、つまり、端部105aをカバー300の内周面に枢支されるように構成する技術と異なるように、ロータ200を構成するそれぞれの構成部の組立構造と軸構造を改善することによって、ロータ200の剛性と耐久性及び回転特性がより良好になる。
以下、本発明のブラシレス振動モータの実施例2の構成と作用について詳述することにする。
図12は、実施例2の断面図であり、図13はその切開斜視図である。図12、13に示すように、この実施例は前記実施例とロータ200の組立構造が異なることにその特徴がある。前記実施例1と同一に繰返す構成と作用は前記実施例を通して十分理解されうることから、ここでは特徴的な部分についてのみ述べることにする。
図に示すように、ロータ200が前記コイル110の上部へコイル110とモータドライブIC120とは対向されつつ所定の間隔を隔てて設けられる。ロータ200は軸受222が内周面に圧入された軸受ホルダ220と、磁束を発生させるマグネット216と偏心を生じさせる釣り合い重り218が設けられるヨーク210と、さらに、シャフト105に接触されるスラスト座金224とを含んで構成される。
軸受ホルダ220は、図に示すように、下向けに開放されてシャフト105に軸受222を通して回転されるよう所定径の内径を有する。さらに、軸受ホルダ220が形成する内部空間、つまり、内周面に軸受222が圧入されてロータ200の回転時に固定プレート100に挿入固定されたシャフト105を中心に軸受222がシャフト105の外周面を伝って摺動するようになる。
軸受222は、シャフト105の外周面と潤滑膜を形成してロータ200が摩擦なしに安定的に円滑に回転できるように適切に選択されるべきであり、この実施例で軸受222は潤滑油を含む焼結軸受を使用した。
さらに、前記軸受ホルダ220は、上部ヨーク212と下部ヨーク214の内周面にそれぞれ圧入されて固定される。下部ヨーク214はマグネット216の磁束パスの役割をするように軟磁性体からなり、その下部面には輪状のマグネット216が設けられて固定プレート100に設けられたコイル110に対向される。下部ヨーク214の内周面は下方へ拡張され、該拡張面にマグネット216の内周面、つまり、内径部が嵌入されて固定される。
さらに、下部ヨーク214を圧入された軸受ホルダ220の外周面の上側には上部ヨーク212が圧入される。上部ヨーク212の一方の側の半径部と下部ヨークの形成するあき空間には釣り合い重り218が嵌入されて半径方向と軸方向へ上部ヨーク212と下部ヨーク214を通して機構的に堅固に拘束される。
さらに、前記釣り合い重り218は、偏心量が増加しながらも上部ヨーク212とは結合強度を高めるために内側と外側には上部が下部より狭幅の段付状に形成して、前記釣り合い重り218に対応される空間を有する上部ヨーク212に挿入固定した。上部ヨーク212の他方の側の半径部には内部のあき空間が形成される。したがって、ロータ200は偏心が効果的に行われつつ回転するようになる。
さらに、軸受222を圧入された軸受ホルダ220の上部内周面には、スラスト座金224が挿入されて外周面と軸受222とが摺動を行うシャフト105の他方の側の端部105aが前記スラスト座金224に接支される構造からなる。スラスト座金224はロータ200を全体的に軸方向へ枢支し、シャフト105の端部105aが所定の曲率で丸みを帯びるように形成されることから、スラスト座金224とは点接触される。したがって、小さい負荷でロータ200の荷重を軸方向へ支持できることから、振動モータのRPM(分当たりの回転数)が上昇して、消費電流と騷音が減少するようになる。
さらに、実施例1と同様、軸受ホルダ220と軸受222及びシャフト105とに囲繞された空間が外部と熱交換が行われるように空気循環穴(図示せず)を軸受ホルダ220またはロータ200の所定支点に設けた。
さらに、ロータ200の下部へはロータ200に対向されるステータのコイル110とモータドライブIC120とコーギングトルク発生手段115とが固定プレート100の上部面に設けられたプリント回路基板130上に適切に配置される。実施例2においても同様、単相駆動方式で設計されることから、前記コイル110とモータドライブIC120とコーギングトルク発生手段115は実施例1と同一の構成を有する。他の相(phase)で駆動される場合にも、コイル110とモータドライブIC120の配置及びコーギングトルク発生手段115は、マグネット216とコイル110との相互間の回転電磁気力とロータ200の回転特性を総合的に考量に入れて設定すればいい。
上記のごとく構成された実施例2の動作及び作用は、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、実施例1を通して理解できるものと思われるから、ここでは省くことにする。
以下、添付された図14、15に沿って、本発明のブラシレス振動モータの実施例3について述べることにする。図14は実施例3の断面を示し、図15はその部分切開斜視図である。
図14、15に示すように、この実施例は前記実施例1、2とロータ200の組立構造が異なることにその特徴がある。前記実施例と同一に繰返される構成と作用は前記実施例を通して十分理解されうることから、特徴的部分についてのみ述べることにする。
図に示すように、ロータ200は固定プレート100に設けられたコイル110とモータドライブIC120とは対向されつつ上方向へ所定の間隔を隔てて設けられる。ロータ200は軸受222を内装された軸受ホルダ220とマグネット216と釣り合い重り218を設けられるヨーク210と、さらに、シャフト105に接触されるスラスト座金224を含んで構成される。
軸受ホルダ220と軸受ホルダ220に圧入される軸受222と、軸受222が摺動してロータ200の回転中心軸を形成するシャフト105と、該シャフト105に枢支されて軸受ホルダ220に挿入されたスラスト座金224の構成は、図14に示すように、前記実施例2と同一である。ただし、軸受ホルダ220の上部外周面はヨーク210に設けられる釣り合い重り218を軸方向へ拘束するよう上部の外周面を下部より外側方向へ拡張されるように形成した。
ヨーク210は、磁束のパスを容易ならしめるように軟磁性体からなり、ヨーク210の内周面に軸受ホルダ220が圧入される。さらに、ヨーク210の下部に設けられてコイル110に対向される輪状のマグネット216もやはりその内径部に前記軸受ホルダ220が圧入されてマグネット216は全体的に半径方向へは軸受ホルダ220によって拘束され、軸方向へはヨーク210によって拘束される。
さらに、前記ヨーク210の上部面の一方の側半径部には偏心を生じさせる釣り合い重り218が設けられるが、ヨーク210のシャフト105を基準に外側と内側端部を上方向へ拡張させて釣り合い重り218の設置が容易になるようにした。したがって、図14に示すように、前記釣り合い重り218のシャフト105方向の内側は軸受ホルダ220の外周面とヨーク210を拡張された内周面に対応されて、釣り合い重り218の上部内側は軸受ホルダ220を拡張された外周面に接触され、釣り合い重り218の外側はヨーク210の外側拡張内周面に結合される。
さらに、ロータ200の下部へはロータ200に対向されるステータのコイル110とモータドライブIC120とコーギングトルク発生手段115とが固定プレート100の上部面に設けられたプリント回路基板130上に適切に配置される。実施例3もやはり単相駆動方式で設計されることから、前記コイル110とモータドライブIC120とコーギングトルク発生手段115は実施例1と同一の構成を有する。
上記のごとく構成された実施例3の動作及び作用は、実施例1を通して当該技術分野における通常の知識を有する者であれば自明であるため、省くことにする。
以下、添付された図16、17に沿って、本発明のブラシレス振動モータの実施例4について述べることにする。図16は、実施例4の断面図であり、図17はその部分切開斜視図である。図16、17に示すように、ロータ200は固定プレート100に設けられたコイル110とモータドライブIC120とは対向されつつ上方向へ所定の間隔を隔てて設けられる。ロータ200は軸受222を内装された軸受ホルダ220とマグネット216を設けられる下部ヨーク214と、偏心量を増加させて釣り合い重りの役割を担う上部ヨーク212と、さらに、シャフト105に接触されるスラスト座金224とを含んで構成される。
ロータ200の組立構造における軸受ホルダ220と軸受ホルダ220に圧入される軸受222と、軸受222が摺動してロータ200の回転中心軸を形成するシャフト105と、該シャフト105に枢支されて軸受ホルダ220に挿入されたスラスト座金224の構成は、図16に示すように、前記実施例2、3と同様であり、ただし、この実施例は前記実施例と異なる組立構造を有するヨークが設けられる。
ヨークは、上部ヨーク212と下部ヨーク214とに仕分けられる。上部ヨーク212はその内周面に軸受ホルダ220の上部側が圧入されてシャフト105を中心に非対称的に形成される。つまり、シャフト105を中心に一方の側の半径は小さく形成し、他方の側の半径は大きくする。したがって、主として半径が小さい部分はロータ200が回転するように軸支をし、半径が大きい部分はロータ200の偏心を起こす。全体的には上部ヨーク212は半円状を呈している。さらに、偏心量を増加させるために上部ヨーク212の半径が大きい部分の外側方向の外周面は、下方へ拡張された端部212aを有するように形成される。
下部ヨーク214は、磁束のパスを容易ならしめるように、軟磁性体からなり、下部ヨーク214の内周面にも軸受ホルダ220が圧入されて下部ヨーク214は上部ヨーク212とともに軸受ホルダ220と固結される。下部ヨーク214の下部面にはコイル110に対向される輪状のマグネット216が設けられる。
かかる実施例4のロータ200の構造は、釣り合い重りを追って構成されずに上部ヨーク212を非対称形状に製造して偏心量を増大させた構造である。かかる構成によって高価格で、高比重(比重10以上)のタングステン焼結物(比重18)の釣り合い重りを別途に使用しないことになることから、製造コストを節減させることができる。さらに、タングステン焼結物でない通常の金属(比重10以下)である、例えば、鉄、銅、アルミニウムで上部ヨーク212を製造することから、タングステン焼結物とは異なり、プレース加工などで製造できるようになる。したがって、寸法精度が向上して軸受ホルダ220に容易に圧入されて組立工程が簡単になる。さらに、ロータ200の組立上の寸法精度と軸に対するランアウト(run out:回転時の回転物の上下または半径方向への振幅)が向上されて振動モータの全体的な品質が向上される。
換言すれば、釣り合い重りのタングステン焼結物をロータ200に固定するためには、別途の接着工程を要するか、または追加のヨークを使用して釣り合い重りを圧入固定すべきであるが、この実施例では接着工程なしに上部ヨーク212自体が釣り合い重りの役割を果すようになる。
さらに、実施例1、2、3と同様、ロータ200の下部方向へはロータ200に対向されるステータのコイル110とモータドライブIC120とコーギングトルク発生手段115とが固定プレート100の上部面に設けられたプリント回路基板130上に適切に配置される。実施例4もやはり単相駆動方式で設計されることから、前記コイル110とモータドライブIC120とコーキングトルク発生手段115は実施例1と同一の構成を有する。
上記のごとく構成された実施例4の動作及び作用は、実施例1を通して当該技術分野における通常の知識を有する者であれば自明であるから、ここでは省くことにする。
本発明は上記の実施例のみに限定されることなく、本発明の請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で多様な態様に変形できることは、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、自明であることが明白である。
上述のような作用をする本発明は、ロータをボンディング工程またはプラスチック射出工程でない、ロータを構成するそれぞれの構成部分を機構的に堅固に結合することによって、振動モータの耐久性と工程、作業性を向上させて生産コストが減少するようになる。さらに、ロータの軸構造を改善することによって、シャフトにかかる負荷が減少され、回転特性が向上して省電力が図られうる長所がある。
さらに、本発明はモータドライブICが振動モータにコイルと同一の平面上に一体に内装されて形成されることによって、モータの構造及びICの変化にもモータ間に互換性が増大して振動モータを小型化させうる長所がある。
さらに、本発明は単相駆動方式においてコーギングトルク発生手段を設けることによって、振動モータの回転が停止する不起動点が解消できることから、異なる駆動方式によるモータドライブICとステータの構造を変更するのに要するコストを節減できる長所がある。
さらに、本発明はブラシタイプの振動モータに比べて組立構造が簡単になるため、生産工程が単純化され、耐久性が向上するし、ノイズが減少し、振動モータの寿命特性が上昇するなどの長所がある。
従来のブラシタイプの振動モータの断面図である。 図1の分解斜視図である。 図1のコイルと釣り合い重りの配置を示すロータの平面図である。 図1の振動モータでブラシに接触する整流子の平面図である。 本発明のブラシレス振動モータに従う実施例1の断面図である。 図4の実施例1の部分切開斜視図である。 図4の実施例1の分解斜視図である。 ブラシレス振動モータの単相駆動方式でコイルトルクとコーギングトルク及び合成トルクのグラフである。 図4の実施例1が単相駆動方式の場合に使用されるマグネットの例示図である。 図8のマグネット着磁に伴うコイルとコーギングトルク発生手段の配置例示図である。 図4の実施例が単相駆動方式の場合に使用されるマグネットの他の例示図である。 図10のマグネット着磁に伴うコイルとコーギングトルク発生手段の配置例示図である。 本発明のブラシレス振動モータに係る実施例2の断面図である。 図12の実施例2の部分切開斜視図である。 本発明のブラシレス振動モータに係る実施例3の断面図である。 図14の実施例3の部分切開斜視図である。 本発明のブラシレス振動モータに係る実施例4の断面図である。 図16の実施例4の部分切開斜視図である。
符号の説明
100 固定プレート
102 バーリング部
105 シャフト
110 コイル
115 コーギングトルク発生手段
120 モータドライブIC
130 プリント回路基板
210 ヨーク
216 マグネット
218 釣り合い重り
220 軸受ホルダ
222 軸受
224 スラスト座金
300 カバー

Claims (43)

  1. 上部方向に突出したバーリング部を形成し、該バーリング部にシャフトの一方の側が嵌入されて固定される固定プレートと、
    該固定プレートの上部面に配置されて所定の電流が流れ込む少なくとも一つ以上のコイルからなるステータと、
    該ステータのコイルと空隙を形成して回転電磁気力を発生させる多極着磁マグネットが設けられて偏心回転を生じさせる釣り合い重り(counter weight)が形成されるヨークと、内周面に前記シャフトの他方の側と摺動を行う軸受が圧入されて前記ヨークに結合される軸受ホルダを備えて、前記シャフトの他方の側の端部に枢支されるロータと、
    前記ステータとロータが保護されるように囲繞されつつ前記固定プレートに結合されるカバーとを含んで構成されることを特徴とするブラシレス振動モータ。
  2. 前記ロータは、軸受ホルダと該軸受ホルダに圧入された軸受によって形成される内部空間にスラスト座金を挿入して該スラスト座金にシャフトの端部が接支されることを特徴とする、請求項1に記載のブラシレス振動モータ。
  3. 前記シャフトの端部は、所定の曲率を有して丸みを帯びるように形成して前記スラスト座金に点接触で支持されることを特徴とする、請求項2に記載のブラシレス振動モータ。
  4. 前記軸受とスラスト座金及びシャフトによって形成される内部空間には、外部へ空気が通じるように所定径の空気循環穴が穿設されることを特徴とする、請求項2または3に記載のブラシレス振動モータ。
  5. 前記ヨークの材質は軟磁性体であることを特徴とする、請求項1に記載のブラシレス振動モータ。
  6. 前記ロータは、
    下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入され、内周面と軸受によって形成される内部空間に所定の曲率で円状に形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるスラスト座金が挿入される軸受ホルダと、
    該軸受ホルダの外周面に圧入結合され、シャフトを基準に一方の側の半径上に釣り合い重りが挿入固定される上部ヨークと、
    前記軸受ホルダの外周面に圧入結合されて輪状のマグネットが設けられる下部ヨークと、を含んで構成されることを特徴とする、請求項1に記載のブラシレス振動モータ。
  7. 前記下部ヨークの材質は、軟磁性体であることを特徴とする、請求項6に記載のブラシレス振動モータ。
  8. 前記ロータは、
    下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入され、内周面と軸受とによって形成される内部空間に所定の曲率で円状に形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるスラスト座金が挿入される軸受ホルダと、 該軸受ホルダの外周面と圧入結合され、上部には前記軸受ホルダとともに釣り合い重りを軸方向と半径方向へ拘束されるように固設し、下部には輪状のマグネットが設けられるヨークと、
    を含んで構成されることを特徴とする、請求項1に記載のブラシレス振動モータ。
  9. 前記ロータは、
    下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入され、内周面と軸受によって形成される内部空間に所定の曲率で丸みを帯びるように形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるスラスト座金が挿入される軸受ホルダと、
    該軸受ホルダの外周面に圧入結合されてロータが偏心回転するようにシャフトを中心に非対称状に形成される上部ヨークと前記軸受ホルダの外周面に圧入結合されて下部に輪状のマグネットが設けられる下部ヨークと、
    を含んで構成されることを特徴とする、請求項1に記載のブラシレス振動モータ。
  10. 前記下部ヨークの材質は、軟磁性体であることを特徴とする、請求項9に記載のブラシレス振動モータ。
  11. 前記上部ヨークの材質は、比重が10以下の金属であることを特徴とする、請求項9に記載のブラシレス振動モータ。
  12. 前記ロータは、
    下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入される軸受ホルダと、前記軸受ホルダの上部面に装着結合されて輪状のマグネットと偏心回転を生じさせる釣り合い重りが設けられるヨークと、
    を含んで構成されることを特徴とする、請求項1に記載のブラシレス振動モータ。
  13. 前記ロータは、軸受ホルダの上部中心部に所定径の通穴を穿設し、前記通穴と前記ヨークの下部面によって形成される空間に所定の曲率で丸みを帯びるように形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるように挿入されるスラスト座金をさらに含んで構成されることを特徴とする、請求項12に記載のブラシレス振動モータ。
  14. 前記ヨークの端部は、下向けに屈曲されて拡張され、マグネットはその内周面が半径方向へ前記軸受ホルダの外周面に支持されるように前記ヨークに設けられ、前記釣り合い重りはロータの回転時に偏心量を増加させるように半径方向の外側へ段付状に突出した段を形成し、前記マグネットの外周面と前記ヨークの屈曲端部との内周面の間に設けられることを特徴とする、請求項12に記載のブラシレス振動モータ。
  15. 前記軸受とスラスト座金及びシャフトが形成する内部空間には、外部へ空気が通じるように所定径の空気循環穴が穿設されることを特徴とする、請求項13に記載のブラシレス振動モータ。
  16. 前記ブラシレス振動モータの駆動方式は、単相駆動方式であり、前記固定プレートまたはカバーの所定支点に設けられてロータの回転時に不起動点が除去されるようにするコーギングトルク発生手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のブラシレス振動モータ。
  17. 前記コーギングトルク発生手段は、前記固定プレートに設けられるコイルの中心線を基準に、マグネットの一つの極の角度の1/4角度の位置に設けられることを特徴とする、請求項16に記載のブラシレス振動モータ。
  18. 前記マグネットが6極に着磁され、前記コーギングトルク発生手段はコイルの中心線を基準に15°になる固定プレートの所定支点に複数が設けられることを特徴とする、請求項17に記載のブラシレス振動モータ。
  19. 前記マグネットが6極に着磁され、前記コーギングトルク発生手段はコイルの中心線を基準に15°になるカバーの所定支点に複数が設けられることを特徴とする、請求項17に記載のブラシレス振動モータ。
  20. 上部方向に突出したバーリング部を形成し、前記バーリング部にシャフトの一方の側が嵌入されて固定される固定プレートと、
    該固定プレートの上部面に配置されて所定の電流が流れ込む少なくとも一つ以上のコイルを含んでなるステータと、
    前記ステータのコイルと空隙を形成して回転電磁気力を発生させる多極着磁マグネットが設けられて偏心回転を生じさせる釣り合い重りが形成されるヨークと、内周面に前記シャフトの他方の側と摺動する軸受が圧入されて前記ヨークと結合される軸受ホルダを備え、前記シャフトの他方の側の端部に枢支されるロータと、
    前記コイルが配置されて残りの固定プレートの上部面の所定支点に前記ロータに対向されるように設けられて、前記コイルに流れ込む電流を制御するモータドライブICと、
    前記ステータとロータ及びモータドライブICが保護されるように囲繞されつつ前記固定プレートに結合されるカバーと、
    を含んで構成されることを特徴とするブラシレス振動モータ。
  21. 前記モータドライブICは、前記マグネットの極性を感知するホール素子と一体に形成されることを特徴とする、請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  22. 前記コイルとモータドライブICは、固定プレートの上部面に設けられたプリント回路基板上に設けられることを特徴とする、請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  23. 前記固定プレートの上部面または下部面に外部機器または外部基板に連結できる端子が形成され、前記端子が前記プリント回路基板に電気的に連結されることを特徴とする、請求項22に記載のブラシレス振動モータ。
  24. 前記固定プレートの上部面または下部面に外部機器または外部基板に連結できるプリント回路基板が設けられて、該プリント回路基板がコイルとモータドライブICを設けられたプリント回路基板に電気的に連結されることを特徴とする、請求項22に記載のブラシレス振動モータ。
  25. 前記固定プレートは、選択的に断面または両面プリント回路基板であることを特徴とする、請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  26. 前記ロータは、軸受ホルダと該軸受ホルダに圧入された軸受によって形成される内部空間にスラスト座金を挿入して前記スラスト座金にシャフトの端部が接支されることを特徴とする、請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  27. 前記シャフトの端部は、所定の曲率を有して丸みを帯びるように形成して、前記スラスト座金に点接触で支持されることを特徴とする、請求項26に記載のブラシレス振動モータ。
  28. 前記軸受とスラスト座金及びシャフトによって形成される内部空間には、外部へ空気が通じるように所定径の空気循環穴が穿設されることを特徴とする、請求項26または27に記載のブラシレス振動モータ。
  29. 前記ヨークの材質は、軟磁性体であることを特徴とする請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  30. 前記ロータは、
    下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入され、内周面と軸受によって形成される内部空間に所定の曲率で丸みを帯びるように形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるスラスト座金が挿入される軸受ホルダと、
    該軸受ホルダの外周面に圧入結合され、シャフトを基準に一方の側の半径上に釣り合い重りが挿入固定される上部ヨークと、
    前記軸受ホルダの外周面に圧入結合され、輪状のマグネットが設けられる下部ヨークと、
    を含んで構成されることを特徴とする、請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  31. 前記下部ヨークの材質は軟磁性体であることを特徴とする、請求項30に記載のブラシレス振動モータ。
  32. 前記ロータは、
    下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入され、内周面と軸受が形成する内部空間に所定の曲率で丸みを帯びるように形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるスラスト座金が挿入される軸受ホルダと、
    該軸受ホルダの外周面に圧入結合され、上部には前記該軸受ホルダとともに釣り合い重りを軸方向と半径方向へ拘束されるように固設し、下部には輪状のマグネットが設けられるヨークと、
    を含んで構成されることを特徴とする、請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  33. 前記ロータは、
    下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入され、内周面と軸受とによって形成される内部空間に所定の曲率で丸みを帯びるように形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるスラスト座金が挿入される軸受ホルダと、
    該軸受ホルダの外周面に圧入結合され、ロータが偏心回転するようにシャフトを中心に非対称状に形成される上部ヨークと,
    前記軸受ホルダの外周面に圧入結合され、下部に輪状のマグネットが設けられる下部ヨークと、
    を含んで構成されることを特徴とする、請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  34. 前記下部ヨークの材質は軟磁性体であることを特徴とする、請求項33に記載のブラシレス振動モータ。
  35. 前記上部ヨークの材質は比重が10以下の金属であることを特徴とする、請求項33に記載のブラシレス振動モータ。
  36. 前記ロータは、
    下向けに開放されたキャップ形状であり、内周面には前記シャフトの所定支点と摺動を行う軸受が圧入される軸受ホルダと,
    前記軸受ホルダの上部面に装着結合されて輪状のマグネットと偏心回転を生じさせる釣り合い重りが設けられるヨークと、
    を含んで構成されることを特徴とする、請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  37. 前記ロータは、軸受ホルダの上部中心部に所定径の通穴を穿設し、該通穴と前記ヨークの下部面とによって形成される空間に所定の曲率で丸みを帯びるように形成されたシャフトの端部に点接触で支持されるように挿入されるスラスト座金をさらに含んで構成されることを特徴とする、請求項36に記載のブラシレス振動モータ。
  38. 前記ヨークの端部は、下向けに屈曲されて拡張され、マグネットはその内周面が半径方向へ前記軸受ホルダの外周面に支持されるように前記ヨークに設けられ、前記釣り合い重りはロータの回転時に偏心量を増加させるように半径方向の外側へ段付状に突出した段を形成し、前記マグネットの外周面と前記ヨークの屈曲端部の内周面との間に設けられることを特徴とする、請求項36に記載のブラシレス振動モータ。
  39. 前記軸受とスラスト座金及びシャフトが形成する内部空間には、外部へ空気が通じるように所定径の空気循環穴が穿設されることを特徴とする、請求項37に記載のブラシレス振動モータ。
  40. 前記ブラシレス振動モータの駆動方式は、単相駆動方式であり、前記固定プレートの所定の支点に設けられてロータの回転時に不起動点が除去されるようにするコーギングトルク発生手段をさらに含むことを特徴とする、請求項20に記載のブラシレス振動モータ。
  41. 前記コーギングトルク発生手段は、前記固定プレートに設けられるコイルの中心線を基準にマグネットの一つの極の角度の1/4角度の位置に設けられることを特徴とする、請求項40に記載のブラシレス振動モータ。
  42. 前記マグネットが6極に着磁され、前記コーギングトルク発生手段はコイルの中心線を基準に15°になる固定プレートの所定支点に複数が設けられることを特徴とする、請求項41に記載のブラシレス振動モータ。
  43. 前記マグネットが6極に着磁され、前記コーギングトルク発生手段はコイルの中心線を基準に15°になるカバーの所定支点に複数が設けられることを特徴とする、請求項41に記載のブラシレス振動モータ。
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