JP2004211233A - 繊維製品のしわ除去剤組成物 - Google Patents

繊維製品のしわ除去剤組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】アイロンがけを必要とせず、一般家庭で簡単に行える繊維製品のしわ除去技術を提供する。
【解決手段】(a)特定の重合単位を有するポリエーテル鎖を主鎖又は側鎖に有する化合物、及び(b)1013.25hPaにおいて融点が70℃以下であり、20℃の水への溶解度が1質量%以下である、(a)を溶解又は分散可能な有機化合物(但し界面活性剤を除く)を含有する繊維製品のしわ除去剤組成物を用い、例えば、回転式加熱乾燥機により繊維製品を加熱処理する。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は繊維製品のしわ除去剤組成物、しわ除去材、しわ除去方法に関する。
特に、回転式乾燥機を用いて繊維製品を処理する上で好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ワイシャツやポロシャツなどの衣料は洗濯/すすぎ/脱水/乾燥を通じて洗濯じわが形成され、特に木綿などのセルロース系繊維を主成分とする衣料はアイロンがけを省いては着用できない程度にしわが形成される。また、近年形態安定化加工が施されたワイシャツなどが普及しているが、これらも着用/洗濯を繰り返すうちに効果が低下し、アイロンがけを全く省くまでには至っていない。しかし、アイロンがけは最も手間のかかる家事の一つであることから、アイロンがけをしなくても着用できる程度に簡単にしわが除去できる方法が熱望されている。
【0003】
家庭用の回転式加熱乾燥機を用いた衣料の処理剤及び処理方法はすでに知られている。特許文献1には常温で固体状の造膜性高分子化合物を基体に担持させた洗濯物乾燥機用帯電防止剤の技術が開示されている。特許文献2には抗真菌剤を担持させた乾燥機用繊維製品処理材が開示されている。特許文献3〜7には柔軟剤を含有する特定の基材からなる乾燥機用衣料コンディショニング製品が開示されている。特許文献8〜9には、特定のシリコーン化合物を含有する乾燥機用シートの技術が開示されている。特許文献10には柔軟剤と特定の汚れ剥離重合体を含有する自動布乾燥機用処理剤が開示されている。しかしながら、これら技術はしわ除去に関しては何ら示唆するものではなく、しかもこれら公報の技術を用いても満足できるしわ除去効果を得ることができない。
【0004】
また、衣料からしわを除去する方法についても多くの研究がなされている。特許文献11〜13にはポリカルボン酸を含有する処理剤を繊維に含浸させ加熱処理する、防しわ効果と防縮効果を有するセルロース繊維の製造方法が開示されている。特許文献14〜18には特定のポリオルガノシロキサン系化合物を用いた繊維処理剤が開示されている。しかしながら、これら技術は工業用に開発されたものであり、一般家庭で簡単にしわ除去する方法については何ら開示するものではない。
【0005】
一般家庭で簡単にしわ除去する方法として特許文献19〜20にはスプレー処理するアイロンを必要としないしわ取り用水性組成物が開示されている。特許文献21にはポリヒドロキシ脂肪酸アミドなどの非イオン界面活性剤を洗浄成分として用いるしわ形成を抑制する洗浄剤の技術が開示されている。しかしながら、これら技術が対象としている衣料はスーツやスラックスなどのウール製品の着用じわであり、これら対象衣料にはある程度効果が得られるものの、木綿製品の洗濯じわに関しては満足できる効果を有するものではない。
【0006】
一方、特許文献22には油剤のレオロジーコントロール剤としてポリエーテル型重合体を用いる技術が開示されているが、該化合物を衣料用洗浄剤や仕上げ剤に用いることを何ら示唆するものではなく、ましてや衣料のしわ除去に効果を有することを想定することはできない。
【0007】
従って本発明の課題は、アイロンがけを必要とせず、一般家庭で簡単に行える繊維製品のしわ除去方法、及び該効果を繊維製品に付与できるしわ除去剤組成物、並びにしわ除去材を提供することにある。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−25979号公報
【特許文献2】
特開平10−121375号公報
【特許文献3】
特表平9−502369号公報
【特許文献4】
特表平10−512929号公報
【特許文献5】
特開平7−82669号公報
【特許文献6】
特開平7−18578号公報
【特許文献7】
特開昭52−31200号公報
【特許文献8】
特開平6−17376号公報
【特許文献9】
特開昭63−42978号公報
【特許文献10】
特開昭62−45780号公報
【特許文献11】
特開平7−243176号公報
【特許文献12】
特開平8−27666号公報
【特許文献13】
特開平8−13334号公報
【特許文献14】
特開平7−70937号公報
【特許文献15】
特開平9−228255号公報
【特許文献16】
特開平9−217282号公報
【特許文献17】
特開平10−96173号公報
【特許文献18】
特開平10−195781号公報
【特許文献19】
特開平10−25660号公報
【特許文献20】
特開平10−46471号公報
【特許文献21】
特表2001−526741号公報
【特許文献22】
特開2002−105435公報
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(a)下記一般式(1)で表される重合単位を有するポリエーテル鎖を主鎖又は側鎖に有する化合物〔以下、(a)成分という〕、及び(b)1013.25hPaにおいて融点が70℃以下であり、20℃の水への溶解度が1質量%以下である、(a)を溶解又は分散可能な有機化合物(但し界面活性剤を除く)〔以下、(b)成分という〕を含有する、繊維製品のしわ除去剤組成物に関する。
【0010】
【化2】
Figure 2004211233
【0011】
〔式中、Rは水素原子を示すか、置換基を有していてもよい炭素数1〜42の炭化水素基を示すか、又は−(RO)−Rで表される基を示す。ここでRは置換基を有していてもよい炭素数1〜28の炭化水素基、Rは炭素数2〜3のアルキレン基、aは1〜100の数を示し、a個のRは同一でも異なっていても良い。〕。
【0012】
また、本発明は、上記本発明の繊維製品のしわ除去剤組成物を可撓性吸収体に担持させてなる、回転式加熱乾燥機による繊維製品の加熱処理に使用される、繊維製品のしわ除去材に関する。
【0013】
また、本発明は、上記本発明の繊維製品のしわ除去材の存在下で、繊維製品を回転式加熱乾燥機により加熱処理する、繊維製品のしわ除去方法に関する。
【0014】
なお、本発明でいう溶解度とは、20℃の飽和水溶液に溶解している化合物の質量%を指すものとし、液体の場合は層分離又は目視で白濁する濃度を飽和とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(しわ除去剤組成物)
本発明のしわ除去剤組成物は(a)成分として下記一般式(1)で表される重合単位を有するポリエーテル化合物を含有する。
【0016】
【化3】
Figure 2004211233
【0017】
〔式中、Rは水素原子を示すか、置換基を有していてもよい炭素数1〜42の炭化水素基を示すか、又は−(RO)−Rで表される基を示す。ここでRは置換基を有していてもよい炭素数1〜28の炭化水素基、Rは炭素数2〜3のアルキレン基、aは1〜100の数を示し、a個のRは同一でも異なっていても良い。〕。
【0018】
一般式(1)の重合単位において、Rが炭化水素基である場合、好ましい例として、炭素数1〜22、より好ましくは3〜18、特に好ましくは3〜12のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数6〜14、より好ましくは6〜10のアリール基、又は炭素数7〜32、より好ましくは7〜24、特に好ましくは7〜18のアリールアルキル基もしくはアルキルアリール基が挙げられる。本発明で特に好ましい例として、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル基、ドデシル基、セチル基、ステアリル基、フェニル基、フェネチル基、ブチルフェニル基等が挙げられる。
【0019】
またこれら炭化水素基は置換基を有していてもよいが、その置換基(以下、「本発明の置換基」という)として、ヒドロキシ基、アルコキシ基(炭素数1〜22)、アミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、アミド基(炭素数1〜18)、アルキル(アルキル基の炭素数は1〜18)アンモニウム基、アンモニウム基、メチルエステル基、エチルエステル基、フェニルエステル基、アシル基(炭素数1〜18)、シリル基、FやCl等のハロゲン原子等が挙げられる。
【0020】
が−(RO)−Rで表される基である場合において、Rの好ましい例として、メチル基、エチル基、オクチル基、ノニルフェニル基等が例示される。Rは置換基を有していてもよいが、その置換基としては「本発明の置換基」が挙げられる。またRとして、エチレン基またはプロピレン基が例示され、aは好ましくは1〜50、より好ましくは3〜20、特に好ましくは3〜10である。
【0021】
一般式(1)の重合単位はRが異なる複数の種類であってもよいが、その場合、ポリエーテル主鎖におけるそれらの配列様式は、ブロック、交互、周期、統計(ランダムを含む)型の何れであってもよい。
【0022】
本発明の(a)成分は、一般式(1)の重合単位を含む単一重合体であっても良いが、一般式(2)で表されるような共重合体であっても良く、あるいは一般式(3−1)又は(3−2)で表されるグラフト共重合体であっても良い。
【0023】
【化4】
Figure 2004211233
【0024】
〔式中、
:前記の意味を示す。
X:一般式(1)重合単位と共重合可能なその他モノマー由来の重合単位を示す。
b、c:それぞれの重合単位の繰り返し数を示し、bは好ましくは10〜2,000,000、より好ましくは100〜2,000,000、特に好ましくは300〜2,000,000であり、cは、好ましくは0〜100,000であるが、b≧cであることが好ましい。〕
【0025】
【化5】
Figure 2004211233
【0026】
〔式中、
:前記の意味を示す。
Y:重合単位(1)と連結可能な重合単位を示す。
Z:重合単位Yと共重合可能な重合単位を示す。
d、e、f:それぞれの重合単位の繰り返し数を示し、dは、好ましくは1〜1,000,000、より好ましくは100〜10,000であり、eは好ましくは1〜100,000、より好ましくは10〜5,000であり、fは好ましくは0〜10,000であり、d≧eであることが好ましい。〕。
【0027】
本発明の(a)成分が共重合体(c≠0)である場合、重合単位とXの配列様式はブロック、交互、周期、統計(ランダムを含む)の何れであってもよい。
【0028】
重合単位Xとして好ましい重合単位としては、エチレンオキシド由来の重合単位、一般式(1)の重合単位以外の置換エポキシド由来の重合単位、又はエポキシド以外のアニオン重合性もしくはカチオン重合性モノマー由来の重合単位が例示される。好ましい例として、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、炭素数4〜18のアルキレンオキシド、エピクロロヒドリン、フルオロアルキルグリシジルエーテル、オキセタン、ラクトン類、カーボネート類、ラクタム類、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、(メタ)アクリル酸エステル類、スチレン、ブタジエン、イソプレン、ビニルエーテル類、二酸化炭素、炭素数5〜22の末端オレフィン等のモノマー、及びそれらの誘導体に由来する重合単位が挙げられる。
【0029】
一般式(3−1)又は(3−2)において、重合単位Yは、重合体ユニット−(CHCH(CHOR)O)−又は−(OCH(CHOR)CH−を担持できるものであれば、ラジカル重合、アニオン重合、カチオン重合、縮合重合等、如何なる重合法によって得られたモノマー由来の基であってもよく、以下の一般式(4)〜(8)で表わされる構造や、ポリブタジエン、ポリイソプレン、非晶質ポリプロピレン、ポリアリルアミン、ポリエチレンイミン、エポキシ樹脂、ポリアミド等が例示できる。
【0030】
【化6】
Figure 2004211233
【0031】
一般式(3−1)又は(3−2)において、e≠0である場合、重合単位YとZの配列様式はブロック、交互、周期、統計(ランダムを含む)の何れであってもよい。
【0032】
重合単位Zは、重合単位Yと共重合できる、ラジカル重合性、アニオン重合性、又はカチオン重合性モノマー由来の重合単位であれば何でもよく、(メタ)アクリル酸エステル類、スチレン、ブタジエン、イソプレン、ビニルエーテル類等のモノマーに由来する重合単位等が挙げられる。
【0033】
上記ポリエーテルが、共重合体である場合、共重合体中における一般式(1)の重合単位のモル分率は、0.1以上1.0未満であるのが好ましく、より好ましくは0.3以上1.0未満であり、更に好ましくは0.5以上1.0未満である。
【0034】
上記ポリエーテル化合物の末端基としては特に限定されないが、合成法により末端基を制御できる場合は、例えば、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数1〜22のアルキル基又はアルコキシル基、アミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、炭素数1〜18のアミド基、炭素数1〜18のアシル基、メチルエステル基、エチルエステル基、カルボキシル基等が好ましい。
【0035】
上記ポリエーテル化合物の分子量としては、1,000〜200,000,000であるのが好ましく、より好ましくは10,000〜100,000,000であり、更に好ましくは30,000〜50,000,000である。本発明で用いられるポリエーテル化合物は、WO99/42513に記載されている製法によって得ることができる。
【0036】
なお本発明の(a)成分の分子量測定は、ウォーターズ社製GPC150C型に、昭和電工社製カラムShodex HT−806、Shodex HT−803(×2本)を取り付けて行った(130℃、o−ジクロロベンゼン)。また分子量はポリスチレンを標準として求めた数平均分子量(Mn)である。
【0037】
本発明の(b)成分は1013.25hPaにおいて融点が70℃以下、好ましくは50℃以下であり、20℃の水への溶解度が1質量%以下である、(a)を溶解又は分散可能な有機化合物(但し界面活性剤を除く)である。本発明の(b)成分は、繊維に潤滑性(平滑性)を付与できる化合物である。具体的に好ましい(b)成分としては(イ)流動パラフィン、スクワラン、石油エーテルから選ばれる炭化水素類、(ロ)炭素数6〜20の脂肪族アルコールから選ばれるアルコール類、(ハ)炭素数6〜20の脂肪族カルボン酸と炭素数2〜20の1価又は2価の脂肪族アルコールとのエステル化物、γ−ブチロラクトン等の環状エステル化合物から選ばれるエステル類、(ニ)植物油、動物油から選ばれる油脂、(ホ)ジメチルポリシロキサンオイル、ジメチルポリシロキサンの側鎖の一部及び/又は末端が水酸基であるオイル、ジメチルポリシロキサンオイル側鎖の一部及び/又は末端が水酸基であるジメチルポリシロキサンオイルに一種以上の有機基を導入した変性シリコーンオイル等のシリコーン化合物が挙げられる。
【0038】
本発明では、特に(ロ)のアルコール類、(ハ)のエステル類、(ニ)の油脂、及び(ホ)のシリコーン化合物が好適である。
【0039】
(ロ)のアルコール類としては、好ましくは炭素数6〜18、特に6〜16の飽和又は不飽和アルコールが好適であり、特に不飽和アルコールが好ましい。(ハ)のエステル類としては、好ましくは炭素数10〜20、より好ましくは12〜18の飽和又は不飽和脂肪酸、好ましくは飽和脂肪酸と好ましくは炭素数10〜20、より好ましくは12〜18の飽和又は不飽和脂肪族アルコールとのエステル化合物が好適である。(ニ)の油脂としてはヤシ油、パーム油、パーム核油、綿実油、ひまわり油、大豆油、サフラワー油、特にヤシ油、パーム油、パーム核油から選ばれる植物油、牛脂、豚脂、魚油、特に牛脂から選ばれる動物油が好適である。(ホ)のシリコーン化合物としてはポリジメチルシロキサン、アミノ変性シリコーン、エーテル変性シリコーン、を挙げることができ、本発明では特に25℃における粘度が5〜50,000mPa・s、好ましくは10〜25,000mPa・sのポリジメチルシロキサンが好適である。これら(b)成分は2種以上を混合して用いてもよい。
【0040】
なお、界面活性剤、並びに炭素数5以下のアルコール及びグリコール等の水溶性溶剤は、(a)成分のポリエーテル化合物を溶解又は分散させ、且つ遷移の潤滑性(平滑性)を付与する役割よりも、(a)成分と(b)成分の混和物の更なる希釈剤、分散媒、分散助剤、又は(b)成分として融点の低い化合物を用いた場合の後述する可撓性吸収体への歩留剤等の役割が優先されるため、本発明の(b)成分には含めないものとする。
【0041】
本発明のしわ除去剤組成物は、(a)成分と(b)成分を(a)成分/(b)成分=0.001〜50の質量比で含有することが好ましく、特に0.5〜15の質量比が好ましい。また、本発明のしわ除去剤組成物は、使用方法によって各種形態を採用することができる。具体的には▲1▼繊維製品の洗濯工程におけるすすぎの段階ですすぎ水に添加する方法、▲2▼トリガー容器などの噴霧器を用いて繊維製品に直接スプレーする方法、▲3▼回転式加熱乾燥機に繊維製品と共に添加して熱処理を行う方法、を挙げることができ、特に▲3▼の方法が優れたしわ除去効果を繊維製品に付与することができるため好ましい。本発明の組成物や方法は、繊維製品のうち、特に衣料に好適に適用される。以下、詳細に説明する。
【0042】
▲1▼の方法及び▲2▼の方法に用いる場合には、本発明の組成物は(a)成分と(b)成分を水及び/又は水溶性溶剤に溶解又は分散させた溶液の形態が好ましく、(a)成分と(b)成分の合計は、方法▲1▼の場合には、好ましくは1〜30質量%、より好ましくは3〜25質量%、特に好ましくは5〜20質量%、方法▲2▼の場合には、好ましくは0.1〜15質量%、より好ましくは0.3〜10質量%、特に好ましくは1〜5質量%である。また、(a)成分と(b)成分を溶液に安定に溶解又は分散させる目的から界面活性剤を併用することが好ましい。用いることができる界面活性剤としては、炭素数10〜15のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、炭素数10〜16のアルキル硫酸エステル塩、炭素数10〜16のアルキル基を有し、平均付加モル数1〜6のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩から選ばれる陰イオン界面活性剤、炭素数10〜16のアルキル基を有し、平均付加モル数4〜20のポリオキシエチレンアルキルエーテル、炭素数8〜16のアルキル基を有し、平均縮合度1〜5のアルキルポリグルコシドから選ばれる非イオン界面活性剤、分子中に1又は2個の炭素数12〜20のアルキル基又はアルケニル基と残りが炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であるテトラアルキル型4級アンモニウム界面活性剤を挙げることができる。このような界面活性剤を0.1〜20質量%、更に0.5〜15質量%含有することが安定性の点から好適である。(a)成分及び(b)成分を溶解又は分散する溶媒としては、水及び/又は水溶性溶剤を挙げることができ、水溶性溶剤としてはエタノール、プロパノール、エチレングリコール及びプロピレングリコールから選ばれるものが挙げられる。
【0043】
▲2▼の方法において用いることのできる噴霧器としては、トリガー式噴霧器が好ましく、1回のストロークで0.1g〜2.0g、好ましくは0.2〜1.5g、さらに好ましくは0.3g〜1.0g噴出するものが良好である。本発明で使用するトリガー式スプレー容器として特に好ましいものは、実開平4−37554号公報に開示されているような蓄圧式トリガーが、噴霧の均一性の点で特に良好である。
【0044】
噴霧特性としては、特に地面に垂直に置いた対象物に15cm離れた場所からスプレーしたときの液のかかる面積が100〜800cm、好ましくは150〜600cmになるトリガー式噴霧器が好ましい。
【0045】
▲1▼の方法を採用する場合には、すすぎの段階でしわ除去剤組成物を添加した後、脱水/乾燥することでしわを除去することができ、▲2▼の方法ではすすぎ/脱水終了後、濡れた繊維製品にスプレーして乾燥する方法、及び乾燥後の繊維製品のしわが形成している部分にスプレーして再度乾燥する方法が好適である。
【0046】
▲3▼の方法に本発明のしわ除去剤組成物を用いる場合には、(a)成分及び(b)成分を含有する組成物を可撓性吸収体に担持させたしわ除去材の存在下、繊維製品を回転式加熱乾燥機に入れて加熱処理する方法が好ましい。また、この方法において、特に(b)成分として30℃未満の融点の化合物を用いる場合に、本発明のしわ除去剤組成物に、さらに融点が30〜100℃の下記有機化合物(以下(c)成分という)を併用することが、しわ除去効果を向上させる目的から好ましい。具体的に好ましい(c)成分としては(1)炭素数12〜28の脂肪酸、(2)油脂のアルキレン(炭素数2又は3)オキシド付加物、(3)アルキレン基の炭素数が2又は3の重量平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによりポリエチレングリコールを標準として求める)が1,000〜15,000のポリアルキレングリコール、(4)アルキル基の炭素数が10〜18であり、平均付加モル数が20〜200のポリオキシエチレンアルキルエーテル、又は炭素数12〜18の脂肪酸と平均付加モル数20〜200のポリオキシアルキレンとのエステル化合物、(5)炭素数3〜8のヒドロキシ基を3〜6個有する多価アルコールと炭素数12〜20の脂肪酸とのエステル化合物(但し(2)の化合物は除く)、またはこれらのアルキレン(炭素数2又は3)オキシド付加物を挙げることができる。
【0047】
(1)の化合物としては、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸が好ましい。(2)の化合物としては、硬化もしくは半硬化牛脂又は硬化もしくは半硬化パーム油のエチレンオキシド付加物が好適である。
(3)の化合物としては重量平均分子量が2,000〜15,000のポリエチレングリコールが好適である。(4)の化合物としては、アルキル基の炭素数が12〜18であり平均付加モル数55〜200のポリオキシエチレンアルキルエーテル、及び炭素数12〜18の飽和脂肪酸と平均付加モル数55〜200のポリオキシエチレンとのエステル化合物が好適である。(5)の化合物の多価アルコールとしては、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、及びアピオース、アラビノース、ガラクトース、グルコース、リキソース、マンノース、ガロース、アルドース、イドース、タロース、キシロースから選ばれる還元糖、ソルビタン、ソルビトール、イソソルバイト、ソルバイトが好適であり、脂肪酸としてはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸が好ましい。本発明では特にソルビタン、ソルビトール、イソソルバイト、及びソルバイトから選ばれる多価アルコールとラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、及びステアリン酸から選ばれる脂肪酸とのエステルが好ましい。また、融点を調整する目的からこれらにさらにエチレンオキシドを1〜30モル付加させた化合物を用いることも可能である。
【0048】
本発明では特に(4)の化合物、及び(5)の化合物が好適であり、特に(5)の化合物が最も好ましい。なお、(c)成分からは、(b)成分に該当するものは除かれる。
【0049】
▲3▼の方法に供される本発明のしわ除去剤組成物は(a)成分及び(b)成分の合計と(c)成分の質量比が、[(a)成分+(b)成分]/(c)成分で、好ましくは1/99〜100/0、より好ましくは5/95〜80/20、特に好ましくは10/90〜70/30であることが好適である。また、(a)成分、(b)成分及び(c)成分の合計は、しわ除去剤組成物中に好ましくは50〜100質量%、より好ましくは70〜100質量%、特に好ましくは80〜100質量%である。
【0050】
可撓性吸収体としては紙、織物、不織布、スポンジを挙げることができ、特に空隙率が70〜98%のものが好ましい。ここで、空隙率は下式で求めることができる。
空隙率=[1−W/(T×ε)]×100
〔式中、Wは可撓性吸収体の質量(g)であり、Tは可撓性吸収体の見かけ体積(cm)であり、εは可撓性吸収体を構成する材料の比重を示す。〕。
【0051】
本発明では特に、しわ除去効果の点から不織布が最も好適である。不織布としては、湿式不織布、ケミカルボンド、サーマルボンド、エアレイ等の乾式不織布の他にスパンレース、スパンボンド、メルトブローン、ニードルパンチ及び/又はステッチボンドを挙げることができるが、特に湿式不織布、ケミカルボンド、サーマルボンド、メルトブローン、又は、スパンレースから選ばれる1種以上がしわ除去効果の点から好ましい。また、不織布は坪量10〜150g/m、より好ましくは10〜100g/m、特に好ましくは15〜80g/mのものが好ましい。
【0052】
不織布の材質としてはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニルから選ばれる疎水性繊維、ナイロン、レーヨン、アクリル、ビニロン、ポリウレタン、セルロース、から選ばれる親水性繊維を用いることができる。本発明では疎水性繊維及び親水性繊維を併用することができる。
【0053】
本発明の可撓性吸収体はブロック状でもよくシート状でも良いが、しわ除去効果の点からシート状のものが良好である。シートの厚さとしては好ましくは平均20μm〜1000μm、特に好ましくは50μm〜500μmであり、回転式加熱乾燥機大きさにもよるが縦10〜30cm、横10〜50cm程度の大きさのものが適当である。
【0054】
可撓性吸収体がシート状のものを用いる場合において、しわ除去剤組成物の担持量は、好ましくは3〜80g/m、より好ましくは5〜60g/m、特に好ましくは10〜45g/mが好適である。担持方法としてはリバースロールコーター法、グラビアロールコーター法、オポジットナイフコーター法、インバースナイフコーター法、キスロールコーター法、スプレーコート法、エアナイフコーター法、デイィップロールコーター法、ダイレクトロールコーター法、ハケ塗り法等の湿式コーティング法を用いて担持させることができ、特にグラビアロールコーター法が製造の容易性の点から好ましい。
【0055】
なお、しわ除去剤組成物を担持させるに際しては、エタノール、イソプロパノールなどの溶媒にしわ除去剤組成物を溶解または分散させて可撓性吸収体に含浸させた後、しわ除去剤組成物を除去する方法、あるいは、しわ除去剤組成物を50〜150℃に融解させて、可撓性吸収体に含浸させた後、冷却して担持させる方法が採用される。
【0056】
▲3▼の方法ではこのような繊維製品を、上記本発明の繊維製品のしわ除去材の存在下で、繊維製品を回転式加熱乾燥機により加熱処理する。繊維製品に対するしわ除去剤組成物の比率は、しわ取り材中のしわ除去剤組成物の質量が繊維製品の質量に対して好ましくは0.01〜5%、より好ましくは0.03〜3%になる比率である。また、繊維製品の量は回転式加熱乾燥機の乾燥室の体積に対して少ないほど良く、30g/m以下になるように投入することが好ましい。回転式加熱乾燥機処理の温度は、好ましくは30〜120℃、より好ましくは40〜100℃であり、処理時間は、好ましくは5〜40分、より好ましくは10〜30分である。
【0057】
【発明の効果】
本発明のしわ除去剤組成物は、繊維製品に付着させて乾燥させることで、繊維製品にしわ除去効果を付与することができるので、アイロンがけを行わなくても、簡易にしわのない繊維製品を提供できる。
【0058】
【実施例】
以下に、本発明のそれぞれの使用形態に応じた実施方法を説明する。
【0059】
▲1▼方法1(繊維製品の洗濯工程におけるすすぎの段階ですすぎ水に添加する方法)
表1に示す液体しわ除去剤組成物を調製した。なお、(a)及び(b)成分としては、以下のものを用いた。
【0060】
(a)成分:
(a−1)ポリ(n−ブチルグリシジルエーテル)、数平均分子量52万
(a−2)ポリ(2−エチルヘキシルグリシジルエーテル)、数平均分子量33万
(a−3)2−エチルヘキシルグリシジルエーテル/エチレンオキシド(80/20モル比)共重合体〔一般式(2)において、R:2−エチルヘキシル基、X:CHCHO、b:1900、c:480の化合物〕、数平均分子量38万
(b)成分:
(b−1)パルミチン酸イソプロピル(融点13.5℃)
(b−2)ステアリルアルコール(融点60℃)。
【0061】
市販のYシャツ(商品名:形態安定シャツ ECOSYS 28℃ ポリエステル/綿=50/50)を予め全自動洗濯機(松下電器産業株式会社製 NA−F50K1 やさしい愛妻号 標準コース)を用いて60回繰り返し洗濯したものをしわ評価用Yシャツとした。このYシャツ10枚と、各液体組成物30gとを洗濯機内に投じ、40Lの水道水中で5分間撹拌した。処理後のYシャツを室内で風乾した後、しわの取れ具合を判定した。判定には5名のパネラーによって、以下に示す基準で採点してもらい、その平均値を求めてしわレベルの評価点とした。結果を表1に示す。
【0062】
「しわ判定基準」
5:全くしわがない
4:ほとんどしわがない
3:わずかにしわが残っている
2:かなりしわが残っている
1:著しくしわが残っている
【0063】
【表1】
Figure 2004211233
【0064】
▲2▼方法2(噴霧器を用いて繊維製品に直接スプレーする方法)
表2に示す液体組成物を調製した。なお、(a)成分及び(b)成分は、方法1と同様である。また、方法1と同様のしわ評価用Yシャツについて、洗濯直後の濡れた状態又は吊り干し乾燥後の乾いた状態のYシャツを用意した。これらのYシャツ1枚(約200g)に対し、各液体組成物を、トリガー容器を用いて均一となるように100g(Yシャツ重量に対して50重量%)スプレーした。その後、再度乾燥するまで吊り干してから、方法1と同様にしわの取れ具合を評価した。結果を表2に示す。
【0065】
【表2】
Figure 2004211233
【0066】
▲3▼方法3(回転式過熱乾燥機に繊維製品と共に添加して熱処理を行う方法)
表3に示す液体組成物を調製した。なお、(a)成分及び(b)成分は方法1と同様であり、(c)成分については以下のものを用いた。
【0067】
(c)成分:
(c−1)ソルビタンモノステアレート(商品名レオドールスーパーSP−S10、花王株式会社製、融点52℃)
(c−2)ポリオキシエチレンアルキルエーテル(商品名エマルゲン220、花王株式会社製、融点約40℃)。
【0068】
表3のしわ除去剤組成物を約70℃で溶融混合した後、空隙率93%、坪量20g/m、厚さ約200μmのポリエステル不織布にグラビアロールコーター法により担持させた。その際、担持量は30g/mになるよう調節した。こうして得られたシートを縦20cm、横30cmに裁断し試験用のしわ除去材とした。
【0069】
家庭用回転式衣類乾燥機(松下電器産業株式会社製 NH−D502型)を用いて、吊り干し乾燥後のしわ評価用Yシャツ(方法1と同じもの)を3枚と、試験用のしわ除去材1枚を投入してから20分間乾燥機を運転した。この条件では、しわ除去材中のしわ除去剤組成物の質量はしわ評価用Yシャツの質量に対して約0.3%となり、またしわ評価用Yシャツの量は乾燥室の体積に対して8g/mになる。乾燥機で処理したYシャツを乾燥機から取り出し室温で1時間放置した後、しわの取れ具合を方法1と同様に評価した。結果を表3に示す。
【0070】
【表3】
Figure 2004211233

Claims (3)

  1. (a)下記一般式(1)で表される重合単位を有するポリエーテル鎖を主鎖又は側鎖に有する化合物、及び(b)1013.25hPaにおいて融点が70℃以下であり、20℃の水への溶解度が1質量%以下である、(a)を溶解又は分散可能な有機化合物(但し界面活性剤を除く)を含有する、繊維製品のしわ除去剤組成物。
    Figure 2004211233
    〔式中、Rは水素原子を示すか、置換基を有していてもよい炭素数1〜42の炭化水素基を示すか、又は−(RO)−Rで表される基を示す。ここでRは置換基を有していてもよい炭素数1〜28の炭化水素基、Rは炭素数2〜3のアルキレン基、aは1〜100の数を示し、a個のRは同一でも異なっていても良い。〕
  2. 請求項1記載の繊維製品のしわ除去剤組成物を可撓性吸収体に担持させてなる、回転式加熱乾燥機による繊維製品の加熱処理に使用される、繊維製品のしわ除去材。
  3. 請求項2記載の繊維製品のしわ除去材の存在下で、繊維製品を回転式加熱乾燥機により加熱処理する、繊維製品のしわ除去方法。
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