JP2004209643A - 盲蓋自動着脱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はマシニングセンタにおいてアタッチメントを位置決めするカービックカップリングの連結部を切削液,切粉から保護する盲蓋の自動着脱装置を提供する。
【解決手段】 主軸とマガジンとの間で工具またはアタッチメントの交換を交換アームを用いて行う工作機械において、主軸頭の先端に設けたアタッチメント位置決め連結用カップリングを保護する盲蓋の着脱装置であって、前記主軸および前記マガジンのツールポットに装着可能なシャンク、該シャンク端に前記交換アームと係合する把持溝を刻設したフランジ、該フランジのシャンク側端面に前記盲蓋を保持する保持部材を有する搬送具と、前記盲蓋を保持した前記搬送具を主軸に装着したときに盲蓋を主軸頭先端において係合する係合部材とを備えてなり、交換アームを流用して搬送具を介して盲蓋を着脱することものである。
【選択図】 図5

Description

本発明はマシニングセンタのようなアタッチメント自動交換機能を有する工作機械において、アタッチメント装着用のカップリングを切削液或いは切粉から保護する盲蓋の自動着脱装置に関する。
工作機械の防塵カバー装置としては例えば実公昭59−43072号が知られている。このものは図10に示すように、主軸頭101の下面外周部にアタッチメント装着用クランプ装置102が設けられ、主軸スリーブ105の下面にアタッチメントの割出し板と噛み合うための角度割出し板104が設けられていて、この角度割出し板104を保護するカバー106は外周部にクランプ装置102と係脱自在な係合片108を有し主軸103が貫通する中央穴105を有して受皿状を成す。
そしてこのカバーは図11に示すようにアタッチメント搬送装置110により昇降可能でかつ縦軸周りに回転可能である。そして搬送装置は基盤111から主軸頭101側へ突設した腕112に沿って左右方向に移動可能に設けられた搬送台113と、この台に上下動可能でかつ縦軸周りに回動可能に設けられた受枠114と基盤111上の収納台115にカバーとアタッチメントを受ける受台とで構成されている。
そしてカバー装着にはカバーをのせた受台を搬送台113で主軸の下方位置とし、受枠114を上昇させると共にカバー106を45°回転し、アタッチメントの割出し板にかぶせ、カバー106を逆に45°反転して取り付けるものである。
また特公平7−63914号のものは、図12に示すように主軸121の先端に大径の回転工具ホルダの大径部端面に設けられたリングギヤ122に係合するリングギヤ123を切屑から保護するカバー124を主軸ヘッド先端のカバー穴に着脱可能に装着する。そして主軸ヘッド先端のスプリング125で主軸中心方向に付勢した保持ピン126をカバー124外周に形成した環状V溝に係合させることによって保持している。
カバーを着脱するために交換アームの把持爪127の工具ホルダ128を把持する工具把持部127Aとは別にカバー外周に設けた環状突部124Aを把持するカバー把持V溝127Bが設けられていて、交換と同じ動作でカバーの交換を行うものであり、取り外されたカバー124は進退可能な保持装置に保持される。
実公昭59−43072号 図2(本願では図10に相当)、図1(本願では図11に相当) 特公平7−63914号 図2(本願では図12に相当)
実公昭59−43072号のものは、カバー(盲蓋)がアタッチメント交換装置の中に収納されているので、カバーの交換にはアタッチメント交換装置が必要であり、装置が大がかりなものとなる。またアタッチメント交換装置にカバーを収納するスペースが必要であって交換装置が大きくなってコストが高くなるという問題があった。
特公平7−63914号のものはアタッチメント交換装置とは別の工具交換装置の交換アームにカバー把持部を設けたのでカバー交換装置としては改善されたもののカバー保管のための装置を要するという問題があった。
本発明はこのような従来の技術の有する問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、カバー(盲蓋)が工具と同じようにマガジンに格納でき、工具交換アームを流用することによって交換できる装置を提供しようとするものである。
上述の目的を達成するために本発明は、主軸とマガジンとの間で工具またはアタッチメントの交換を交換アームを用いて行う工作機械において、主軸頭の先端に設けたアタッチメント位置決め連結用カップリングを保護する盲蓋の着脱装置であって、前記主軸および前記マガジンのツールポットに装着可能なシャンク、該シャンク端に前記交換アームと係合する把持溝を刻設したフランジ、該フランジのシャンク側端面に前記盲蓋を保持する保持部材を有する搬送具と、前記盲蓋を保持した前記搬送具を主軸に装着したときに盲蓋を主軸頭先端において係合する係合部材とを備えてなり、交換アームを流用して搬送具を介して盲蓋を着脱するものである。
また、請求項1記載の盲蓋自動着脱装置において、割出機構を備えた主軸を有する工作機械であって、前記係合部材は主軸頭先端に山谷を複数個設けた装着用係止爪と、前記盲蓋に設けられ前記装着用係止爪と相対的旋回により係脱自在な係止爪とを有し、前記フランジはシャンク側端面に主軸との位相合わせキー溝と、前記盲蓋を同心且つ位置決めし脱落しないように保持する保持部材とを有してなり、交換アームを流用して搬送具を介して盲蓋を搬送し、主軸の割出機構を用いて装着用係止爪と盲蓋の係止爪とを相対的に旋回させて係脱を行うことにより盲蓋を着脱するものである。
また、請求項2記載の盲蓋自動着脱装置において、搬送具に設けられた前記保持部材が盲蓋の外周に係合する保持爪と、該保持爪を常時係合方向に付勢する付勢手段とを備え、前記盲蓋を取り付け位置に保持するため前記主軸頭に相対的に旋回し係合した係止爪に圧接するピンと、該ピンを突出するように付勢する押圧手段とを備えてなるものである。
フランジのシャンク側に盲蓋が同心に保持されマガジンに工具又はアタッチメントと同様に収納されている搬送具が交換位置に割出され工具又はアタッチメントの交換アームで角度・割出しされた主軸テーパ穴に搬送挿入される。主軸に挿入時搬送具の係止部材とカップリングの係止部材の位相が所定量ずれているので係止爪が干渉することなく装着される。主軸が係止部材のずれ量旋回して係止爪の位相を一致させ係合状態とする。次いで交換アームにより搬送具を抜き取る。
本発明は以下の効果を奏する。
盲蓋の交換も工具交換アームを流用することによって通常の工具交換同様に行うことができ、且つ工具アタッチメントと同様盲蓋もマガジンポットに収納でき盲蓋アタッチメント専用の交換アーム,貯蔵装置が不要となる。また従来技術において必要としたカバーアタッチメントの割り出し装置が不要となって大幅なコスト低減に寄与する。
本発明の実施例を図1〜図8にもとづき説明する。図1乃至図3において本機の概略を説明する。
図1のマシニングセンタにおいて、床上に設置されたベッド51上にテーブル52がX軸(前後)方向に移動位置決め可能に載置されている。ベッド51両脇の床上にコラム53が立設され、コラム53上にトップビーム54が固着されている。コラム53は前面にW軸(上下)方向の案内を有し、このW軸案内上にクロスレール55が移動位置決め可能に取り付けられている。クロスレール55は前面にY軸(左右)方向の案内を有し、このY軸案内上に主軸頭56が移動位置決め可能に載架され、主軸頭56に主軸ラム57がZ軸(上下)方向に移動位置決め可能に設けられている。
主軸ラム57の先端にアタッチメント58が着脱可能に取り付けられる。左側コラム53の左端に工具とともにアタッチメントが収納可能な工具マガジン装置59が配設されている。クロスレール55の左下部に水平面内において工具マガジン側と主軸側に旋回,アーム旋回軸を水平・垂直に旋回及び水平直線移動可能に交換アームユニット61が設けられている。
交換アームユニット61は把持径の異なる工具のV字形の把持溝とアタッチメントのV字形の把持溝に対応する工具用グリッパA1,A2及びアタッチメント用グリッパB1,B2を中心対称に有するツインアーム形の複合交換アーム62を、NCで旋回中心軸72のまわりで旋回割出し可能かつ旋回中心軸方向に移動位置決め可能に有している。
図2において、工具マガジン59には通常の工具以外に通常の工具のシャンクと寸法が同じで大きなアタッチメント58が混在して収容されている。工具マガジン59と主軸頭56との間で工具及びアタッチメント58を搬送する旋回割出し,軸方向移動可能な交換アームユニット61には、通常の工具を交換するときに用いる中心対称の一対の工具交換用グリッパA1,A2以外に、通常の工具とは異なる把持寸法のアタッチメント58を交換搬送するときに用いるアタッチメント交換用グリッパB1と、アタッチメント58を主軸頭56の位置で回転割出しさせるときに用いるアタッチメント割出し用グリッパB2とが中心対称に一対として形成された合計4個のグリッパを有する複合交換アーム62が設けられている。
そして図示はしないが各グリッパの先端部には把持工具,アタッチメントの脱落を防止する開閉する補助フインガが設けられている。一対の工具交換用グリッパA1,A2及びアタッチメント交換用グリッパB1には工具及びアタッチメント58が搬送時に位置ずれをおこさないようそれぞれ回り止め用の爪63が設けられている。
次いでアタッチメント58と工具とを交換する交換アームユニット61を図3にもとづき説明する。
ユニット本体71には中空の旋回中心軸72が軸受により回転可能に支持されていて、長手過半分が本体71より突出し、中心穴先端部にめすスプライン75が嵌着されている。
旋回中心軸72の突出部外周に中空軸76が軸方向移動可能に嵌合されていて、中空軸76の先端に固着の蓋77にスプライン軸78の先端が固着され、スプライン軸78はめすスプライン75と係合されている。中空軸76には本体寄り位置に前述の複合交換アーム62が固着されている。
ユニット本体71に旋回中心軸72と平行にNC制御の抜き差し用サーボモータ73と旋回用サーボモータ74が固着されている。抜き差し用サーボモータ73の出力軸73aにはプーリ75が嵌着されていて、ボールねじ91の端部に嵌着されるプーリ92との間にシンクロベルト78が張設されている。
旋回用サーボモータ74の出力軸74aにはプーリ79が嵌着されていて、旋回中心軸72とスプライン軸78との減速器80,継手81を介して連結されているアーム駆動軸82の端部に嵌着されるプーリ83と、前記プーリ79との間にシンクロベルト84が張設されている。そして抜き差し用サーボモータ73,旋回用サーボモータ74にはそれぞれ軸方向位置を検出する角度検出器85,旋回角度を検出する角度検出器86が組み込まれている。
抜き差し用サーボモータ73により回動されるボールねじ91にはボールナット87が螺合されていて、ボールナット87に本体71に軸方向移動可能に支持されている抜き差し用案内軸88の後端が図示しない連結金具を介して固着され、案内軸88の先端が中空軸76の外周に係合されている抜き差し用ブラケット89に固着されている。
図5,図6において、主軸ラム下端のカバー取付部位を説明する。
主軸ラム57の中心に軸受16を介して主軸17が回転可能に軸承されており、図示しないNC装置によって主軸は回転,割出制御が行われる。主軸17は中心穴下端に工具又はアタッチメントのテーパシャンクと嵌合するテーパ穴17aを有し、中心に図示しない公知の皿ばね,プルスタッド,コレットを含む工具クランプ装置が組み込まれている。そして主軸17下端面には工具又はアタッチメントの回り止めとなるキー18が中心対称に2個所取り付けられている。
また主軸ラム57の下端面にはアタッチメント58を割出位置決めするリング状のクラッチ歯のカップリング通称カービックカップリング19が主軸17と同心に固着されている。そしてこのカービックカップリングには図7に示すように内周に山谷が同じ巾の係止爪19aが複数個形成されている。本実施例では6等分位置に形成されている。
本発明はこのカップリング部分を切削液,切粉から保護する盲蓋の自動着脱に関するものである。後述の盲蓋31が取り付けられたとき、取付位置に保持するためカービックカップリング19より中心寄りで円周方向数等分位置に、主軸軸線と平行な押し付けピン21がばね22で常時下方に突出するように付勢されて主軸ラム57に設けられている。
次いで図4,図6,図8にもとづいて盲蓋搬送具を説明する。
盲蓋搬送具26はマガジン59のチエーンで連結されたポット60のテーパ穴60aと主軸17のテーパ穴17aとに工具と同様に嵌合可能なテーパシャンク27とプルスタッド28を有する。テーパシャンク27の大径側に続くフランジ29には外周に工具交換アーム62のアタッチメント用グリッパB1,B2が把持する把持V溝26a及びシャンク側端面に主軸17のキー18及びマガジンのポット60のピン60bに係合位置決めされるキー溝26bが工具ホルダと同様に削設されている。そしてキー溝26bには工具交換アーム62の把持部の位置決めピン63が嵌入する溝26fが削設されている。
このフランジ29はシャンク側に盲蓋31を把持するため断面山形でリング状に突出した盲蓋の載置面26cが形成されている。また盲蓋の後述する係止爪の位相を決めるピン30が載置面26cのリングの内側に搬送具の軸心と平行に突設されている。さらに盲蓋31を保持する保持爪32がフランジ29のシャンク側端面に3等分位置で放射状に削設された溝26d内でフランジ端面と平行なピン33で旋回可能に枢支されている。
保持爪32の外側先端は盲蓋31の鍔31bの外周傾斜面に係合する鍵32aに形成され、内側端下面は溝26dの底に当接するストッパとなる。この保持爪32はフランジ29に軸方向に穿穴された盲穴26eに挿入されたばね34で突出方向に付勢される押し上げピン36によって係合方向に常時付勢されている。
盲蓋31は主軸頭57のカービックカップリング19の連結歯面を保護する凹部31aの外縁に保持爪32の鍵32aが係合する外周を傾斜面とする鍔31bが形成されている。また凹部31aの内周円筒部31cにはカービックカップリング19の係止爪19aに係合する係止爪31dが図9に示すように円筒部31c外周の6等分位置に形成され係止爪31dの間には同じ巾の谷部が形成されている。さらにまた円筒部31cの下面に係止爪31dの位相を決めるピン30が挿入する穴31eが穿設されている。
そしてこの盲蓋31が主軸ラム57の下端に装着されたとき内周円筒部31cは主軸17の外周に僅かの隙間を有し、また鍔31bの外周は主軸ラム57の円筒内側と滑合する。
このように構成された本発明の作用を説明する。
主軸17にはアタッチメントによる加工が終わりアタッチメント58はマガジン59のポット60に納められたところとする。マガジン59のポット60の指定位置が記憶されているか又は搬送具26にコードNOが付けられてポット60に図4に示すように格納されている。
即ち搬送具26のリング状の載置面26cに盲蓋31が凹部31aをシャンク側として載置され、ピン30にピン穴31eが挿入され保持爪32の鍵32aが盲蓋31の外周縁の鍔31bの傾斜部に係合して確実に保持され、搬送具26のキー溝26bにマガジン59のポット60のピン60bが挿入して位相が狂わない状態にある。
NC装置の盲蓋取付指令により、主軸頭ラム57は工具交換位置に、マガジン59は搬送具26を交換位置にそれぞれ割出し位置決めする。交換アームユニット61がマガジン59側に位置決めされ、NC装置の指令で交換アーム62のグリッパB1が搬送具26の把持溝26aを把持し、キー63が溝26fに嵌入する。交換アーム62が軸方向に移動して搬送具26を抜き取り主軸頭56の側に移動位置決めされる。
次いで交換アーム62が搬送具26を主軸17のテーパ穴17aに挿入する。
このとき盲蓋31はカービックカップリング19を囲む主軸ラム57の壁内周,主軸外周に案内され自動調心される。この挿入過程で主軸17のキー18は搬送具26のキー溝26bに嵌入する。盲蓋31の係止爪31dはカービックカップリング19の係止爪19aと位相が1/12ずれた状態とされているので係止爪19aの間を通過して押し付けピン21をばね22の力に抗して押し込み、盲蓋26の凹部31cがカービックカップリングの歯部を完全に覆う。
図示しない工具引上げ装置により搬送具26のプルスタッド28が引上げられ搬送具26は装着完了時点で交換アームユニット61が移動して交換アーム62が搬送具26から離れる。次に交換アーム62の把持部B2で搬送具を把持し主軸17の1/12回転でカービックカップリング19の係止爪19aと盲蓋26の係止爪31dの位相が一致し係合する。この状態で押し付けピン21はばね22の力で盲蓋の係止爪31dをカービックカップリング19の係止爪19aに圧接する。このため振動等の外力によって盲蓋が変位することはない。
盲蓋の装着が終わると、交換アームユニット61が移動して交換アーム62が搬送具26を把持する。指令による図示しない駆動装置により工具引上げ装置のドローバの前進でプルスタッド28の把持を開放するとともに先端の当接した衝撃でテーパ部の嵌合が解かれる。盲蓋31はカービックカップリング19と互いの係止爪がに係合状態にあるので、交換アーム62による搬送具26の引抜きで盲蓋31の保持爪の鍵32aがばね34の力に抗して回動し鍵32aは盲蓋31の鍔31bより外される。交換アーム62が通常の工具交換動作によりマガジン59のポット60に搬送具26を格納するものである。
盲蓋を取り外すときは工具交換動作により搬送具26が主軸17に装着されピン30が盲蓋のピン穴31eに装入し、保持爪32の鍵32aが盲蓋31の外縁の鍔31bの傾斜面に係合する。交換アームユニット61が移動して交換アーム62が工具より離れ主軸17が1/12旋回され盲蓋31がともに1/12旋回されて係止爪31dはカービックカップリング19の係止爪19aよりずれて谷部に位置決めされ互いの爪の干渉がなくなる。交換アームユニット61が移動して交換アーム62が搬送具26を把持する。以後工具の抜き動作により搬送具26が抜かれると盲蓋31は搬送具26にとりついたままで搬送されマガジン59に格納されるものである。
本発明を用いるマシニングセンタの説明図である。 マガジン及び交換位置に待機する交換アームを示す図である。 工具交換アームユニットの交換アームの駆動部分を示す図である。 マガジンのポットに盲蓋を保持した搬送具を格納した一部断面図である。 搬送具を主軸に装着した状態を示す断面図である。 主軸に装着した搬送具が盲蓋を残して抜き出された状態を示す断面図である。 カービックカップリングを示す図5のA−A線視図である。 搬送具のフランジ面を示す図6のB−B線視図である。 盲蓋のaは平面図、bはC−C線断面図である。 従来技術のカバー装着図である。 従来技術のカバー搬送装置図である。 別の従来技術のカバー装着図である。
符号の説明
17 主軸 18 位置決めキー
19 カービックカップリング
19a 係止爪
21 押し付けピン 26 搬送具
26a 把持溝 26b キー溝
26c リング状の盲蓋載置面
30 ピン 31 盲蓋
32 保持爪 36 押上げピン
57 主軸ラム 59 マガジン
60 ポット 62 交換アーム

Claims (3)

  1. 主軸とマガジンとの間で工具またはアタッチメントの交換を交換アームを用いて行う工作機械において、主軸頭の先端に設けたアタッチメント位置決め連結用カップリングを保護する盲蓋の着脱装置であって、
    前記主軸および前記マガジンのツールポットに装着可能なシャンク、該シャンク端に前記交換アームと係合する把持溝を刻設したフランジ、該フランジのシャンク側端面に前記盲蓋を保持する保持部材を有する搬送具と、
    前記盲蓋を保持した前記搬送具を主軸に装着したときに盲蓋を主軸頭先端において係合する係合部材とを備えてなり、
    交換アームを流用して搬送具を介して盲蓋を着脱することを特徴とする盲蓋自動着脱装置。
  2. 請求項1記載の盲蓋自動着脱装置において、
    割出機構を備えた主軸を有する工作機械であって、
    前記係合部材は主軸頭先端に山谷を複数個設けた装着用係止爪と、前記盲蓋に設けられ前記装着用係止爪と相対的旋回により係脱自在な係止爪とを有し、
    前記フランジはシャンク側端面に主軸との位相合わせキー溝と、前記盲蓋を同心且つ位置決めし脱落しないように保持する保持部材とを有してなり、
    交換アームを流用して搬送具を介して盲蓋を搬送し、主軸の割出機構を用いて装着用係止爪と盲蓋の係止爪とを相対的に旋回させて係脱を行うことにより盲蓋を着脱することを特徴とする盲蓋自動着脱装置。
  3. 請求項2記載の盲蓋自動着脱装置において、
    搬送具に設けられた前記保持部材が盲蓋の外周に係合する保持爪と、該保持爪を常時係合方向に付勢する付勢手段とを備え、
    前記盲蓋を取り付け位置に保持するため前記主軸頭に相対的に旋回し係合した係止爪に圧接するピンと、該ピンを突出するように付勢する押圧手段とを備えてなる盲蓋自動着脱装置。
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