JP2004209147A - 遊技ホール用情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技ホールに設置された各遊技機の稼動情報に基づき、遊技客の操作に応じて複数種類の遊技機の機種名および各機種名毎の出玉状況等の稼動情報を並べて一覧表示するとともに、当該機種名に関連するイベント情報がある場合には、当該機種名の近傍にイベントアイコンを表示する。
また、各機種名等の一覧表示および遊技客の操作は、タッチパネルで構成された入出力画面で行なう。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技客が遊技ホール全体の遊技機の稼動状況を容易に把握することを可能とする遊技ホール用情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコやスロットの遊技ホールには、多数のパチンコ遊技機やスロット遊技機と、これらの遊技機で使用する玉(パチンコ遊技機の場合は玉、スロット遊技機の場合はメダルを使用して遊技する。)の玉貸機や再プレイ機、計数機等の多くの機器が設置されており、遊技ホール全体に設置されたこれらの機器の稼動状況を把握することは困難である。
更に遊技ホールを提供する側(以下、「遊技ホール側」という。)では、各遊技機毎の出玉数等の稼動状況を監視し、例えば異常に出玉数が多い遊技機はないか、逆に出玉数の少なすぎる遊技機はないか等を確認し、各遊技機の稼動状態を適切に維持管理して遊技客を遊技ホールへ集客する必要がある。
【0003】
そこで、遊技ホールでは、遊技ホールに設置された遊技機等の多くの機器の稼動状況を管理するために遊技ホール管理用ホストコンピュータを設置し、この遊技ホール管理用ホストコンピュータと遊技機等の各機器とでネットワークを構成して遊技機毎の入賞の発生回数、遊技客に貸し出した玉数、払い出した玉数等の稼動情報を集中管理している。
【0004】
一方、遊技客は、遊技するにあたって遊技ホールに設置された各遊技機の大当たり回数や出玉数等の履歴情報を収集し、この収集した情報に基づいて入賞チャンスの大きそうな遊技機を予測して選択する場合が多い。
【0005】
このような遊技客のニーズに応えるために遊技ホール側では、各遊技機毎の大当たり回数や大当たり確率等のいわゆる出玉情報を他の有用な情報と合わせて所定の時間周期で自動的に表示したり、遊技客の操作に応じて所望の遊技機に関する出玉情報等の稼動情報を提供するようなパチンコホール用データ表示装置を提供している。
【0006】
ところで、特許文献1にはパチンコホール用表示装置が提案されている。
【0007】
このパチンコホール用表示装置は、パチンコホールの各遊技機毎の稼動状況を示す稼動情報の中から遊技客が選択した機種の各号機の稼動情報を表示し、表示対象となる遊技機が優秀機の場合には、当該遊技機を優秀機として識別可能に表示するようにしたものである。
【0008】
このパチンコホール用表示装置を用いることにより、遊技客はパチンコホールに設置されている各機種の各号機毎の詳細な稼動情報を取得することができる。
【0009】
【特許文献1】
特開平8−206341
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のパチンコホール用表示装置においては、例えば、ある機種のパチンコ遊技機を選択すると、当該機種に該当する各号機毎の稼動状況が表示される。
【0010】
しかし、選択したパチンコ遊技機の機種が、パチンコホールに設置してあるパチンコ遊技機の全機種の中で、どの程度の稼動状況(例えば出玉数等)にあるか等の機種全体における該当機種の相対的な稼動情報は表示されない。
【0011】
すなわち、上記従来のパチンコホール用表示装置においては、例えば機種名aのa1、a2、・・・、anの複数の遊技機と、機種名bのb1、b2、・・・、bnの複数の遊技機と、・・・、機種名nのn1、n2、・・・、nnの複数の遊技機とを設置するパチンコホールにおいて、遊技客が出玉状況を参照するために機種名aを選択すると、当該機種名aに該当する各遊技機a1、a2、・・・、anのそれぞれの出玉数(出玉情報)は表示されるが、各遊技機a1、a2、・・・、anのそれぞれの出玉数を全て加算した機種名aの総出玉数や各機種名毎の総出玉数の中で最も多い総出玉数の機種名等の情報は表示されない。
【0012】
したがって、例えばパチンコホールに設置されている機種名a、機種名b、・・・、機種名nの中で、何れの機種名の遊技機が出玉状況が良く(総出玉数が多い)、何れの機種名の遊技機がそうでないか等を判断することは困難である。
【0013】
そこで、本発明は遊技客が遊技ホール全体の各遊技機の稼動状況を容易に把握することを可能とする遊技ホール用情報表示装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1の発明は、遊技ホールに設置された遊技機の稼動情報を遊技客の操作に応じて表示部に表示する遊技ホール用情報表示装置において、複数種類の遊技機の機種名および各機種名毎の稼動情報を並べて一覧表示することを特徴とする。
【0015】
また、請求項2の発明は、遊技ホールに設置された遊技機の稼動情報を遊技客の操作に応じて表示部に表示する遊技ホール用情報表示装置において、複数種類の遊技機の機種名を並べて一覧表示し、前記機種名に関連するイベント情報が存在する場合には、前記イベント情報を前記機種名に近接して、表示することを特徴とする。
【0016】
また、請求項3の発明は、遊技ホールに設置された遊技機の稼動情報を遊技客の操作に応じて表示部に表示する遊技ホール用情報表示装置において、複数種類の遊技機の機種名および各機種名毎の稼動情報を並べて一覧表示し、前記機種名に関連するイベント情報が存在する場合には、前記イベント情報を前記機種名に近接して、表示することを特徴とする。
【0017】
また、請求項4の発明は、請求項1または請求項3の何れかの発明において、前記機種名毎の稼動情報は、当該機種名の遊技機全体の出玉情報であることを特徴とする。
【0018】
また、請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の何れかの発明において、前記表示部は、タッチパネルで構成され、表示中の前記機種名を触れることにより、当該機種名の遊技機の詳細な稼動情報が表示されることを特徴とする。
【0019】
また、請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5の何れかの発明において、タイプ毎に複数の機種名が存在する遊技機を管理し、前記遊技機のタイプを指定することにより、当該指定したタイプに該当する機種名が並べて一覧表示されることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置が用いられる遊技ホール全体のシステム構成を示す概略図である。
【0022】
遊技ホールには、図1に示すように遊技ホール全体のシステムを管理する遊技ホール管理コンピュータ1が設置され、この遊技ホール管理コンピュータ1はLAN(=Local Area Network)7を介して複数の遊技機2(パチンコ遊技機とスロット遊技機との2つのタイプがあるが、以下総称して「遊技機2」という。)および遊技機2で使用する玉(パチンコ遊技機では玉、スロット遊技機ではメダルを使用するが、以下総称して「玉」という。)の玉貸機3と、貯玉数に応じて貸玉数を算出し、玉に交換する玉再プレイ機4と、利用者の操作に応じて遊技機2の稼動状況の情報を表示する本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置200と、遊技ホールの会員である遊技客の個人情報を管理する会員データベースA60と、遊技機2や玉再プレイ機4等の稼動状況の情報を管理する遊技機データベースA61とから成るデータサーバ6とが接続されている。
【0023】
遊技ホールには、遊技機2と玉貸機3とが交互に併設されて図示せぬ島を形成し、それぞれ独立した複数の島が設置されている。
【0024】
各遊技機2には予め固有の番号(以下、「台番号」という。)が付与されており、この台番号を指定することにより、どの遊技機2であるかの特定を可能としている。
【0025】
遊技機2および玉貸機3からは、出玉情報や玉貸情報等のそれぞれの稼動状況のデータが遊技ホール管理コンピュータ1の指示に基づいて図示せぬ島コントローラおよびLAN7を介してデータサーバ6の遊技機データベースA61へ随時記憶される。
【0026】
図示せぬ島コントローラは、各島の遊技機2や玉貸機3、図示せぬ玉計数機等の各稼動データを集積し、これらの稼動データを遊技ホール管理コンピュータ1の指示に基づいてデータサーバ6へ送信する。
【0027】
玉再プレイ機4は、遊技客が保有する貯玉を所定の率で貸玉数に変換して玉を引き落とし、再遊技できるようにするものである。
【0028】
玉貸機3は、遊技客が玉貸機3に挿入した現金の金額または会員カードやプリペイカード等から認識される貸玉数に応じて玉を提供する。
【0029】
会員カードは各種情報を記載可能な記録媒体であり、会員登録を行なった遊技客(以下、「会員」という。)に対してそれぞれの会員カードおよび暗証番号が告知され配布される。
【0030】
会員の氏名や生年月日、会員番号、暗証番号、貯玉等の個人情報は、データサーバ6の会員データベースA60に記憶管理されている。
【0031】
遊技ホールで会員カードを使用すると、当該会員カードの使用状況に応じて会員データベースA60に登録されている当該会員の獲得ポイント数や貯玉数等の個人情報が更新されるようになっている。
【0032】
例えば、会員が会員カードを用いて玉貸機3または玉再プレイ機4に現金を投入して玉を借りた場合には、会員が投入した金額や貯玉の交換玉数等の情報が、玉貸機3または玉再プレイ機4から遊技ホール管理コンピュータ1の指示に基づいてLAN7を介してデータサーバ6に送信され、会員データベースA60に記憶管理されている当該会員の個人情報の投資額や貯玉数等のデータが更新される。
【0033】
データサーバ6の遊技機データベースA61および会員データベースA60に記憶管理されている情報は、例えば所定時間毎に遊技ホール管理コンピュータ1の指示に基づいて遊技ホール用情報表示装置200のデータベース203へ入力されるようになっている。
遊技ホール用情報表示装置200は、遊技ホールに数台程度設置され、利用者が遊技ホール用情報表示装置200の入出力画面部202のタッチパネルに触れて操作することにより、遊技ホールに設置された遊技機2の稼動情報が表示されるようになっている。
【0034】
図2は、本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置の要部の構成を示すブロック図である。
【0035】
図2に示すように、本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置200は、表示機能(=表示部)とタッチパネル式の入力機能とを有する入出力画面部202と、会員カード等のカードに記録されているデータを読み取るカード処理部205と、入出力画面部202に表示された内容等を印刷する印刷処理部206と、入出力画面部202に表示された操作画面の操作方法のガイダンス等を音声出力する音声出力部207と、会員の個人情報や遊技機の稼動状況の情報を記憶管理するデータベース部203と、遊技ホールの遊技機2の稼動状況や不具合状況等を係員が操作して確認を行なう係員用操作部212と、遊技ホール管理コンピュータ1やデータサーバ6等の外部装置213とのインターフェース処理を行なうインターフェース部201と、電源を供給する電源供給部208と、遊技ホール用情報表示装置200の全体を管理制御する制御部211とを具備している。
【0036】
入出力画面部202は、タッチパネル式の入出力画面であり、画面に表示された操作画面の選択項目の中から、利用者が所望の選択項目に触れる(=タッチ)ことにより当該選択項目に対応する情報を画面に表示したり、画面操作に必要な暗証番号等のデータ入力が画面に表示されたテンキーやタイプキーをタッチして入力できるようになっている。
【0037】
カード処理部205は、挿入された会員カードに記録されている会員番号データを読み取り、制御部211へ会員番号データを送信する。
【0038】
印刷処理部206は、利用者の印刷指示の操作に応じて入出力画面部202の画面に表示されている情報等を印字出力する。
【0039】
音声出力部207は、入出力画面部202の画面に表示された操作画面の操作方法や操作エラー等のメッセージを音声出力する。
【0040】
データベース部203には、図1に示すようにデータサーバ6の会員データベースA60と、遊技機データベースA61とに記憶管理されているデータのうちの遊技ホール用情報表示装置200で提供する情報に必要なデータがそれぞれ会員データベースB209と遊技機データベースB210とに記憶管理されている。
【0041】
これらのデータは、遊技ホール管理コンピュータ1の指示に基づいてデータサーバ6からLAN7を介して遊技ホール用情報表示装置200へ入力される。
【0042】
係員用操作部212は、遊技ホールの係員が専用カードを用いて遊技ホール全体の遊技機2等の稼動状況や不具合、遊技客の不正利用等を監視できるような情報が図示せぬ係員用操作画面から操作できるようになっている。
【0043】
電源供給部208は、遊技ホール用情報表示装置200へ無停電電源を供給する。
【0044】
インターフェース部201は、遊技ホール用情報表示装置200とLAN7を介して接続されている外部装置(例えば、図1に示すように遊技ホール管理コンピュータ1やデータサーバ6等)との間のインターフェース処理を行う。
【0045】
図3は、図2に示した本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置200の概略の外観正面図である。
【0046】
図2および図3に示すように、遊技ホール用情報表示装置200の上側左右には、音声出力部207のスピーカ31と、中央部には入出力画面部202の画面32と、画面32の下側左右には印刷処理部206の印字用紙排出口34とカード処理部205のカード挿入口33とが配置されている。
【0047】
本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置200の動作について図2および図3を用いて以下に説明する。
【0048】
なお、この遊技ホール用情報表示装置200の利用に際しては、会員カードを用いて利用する場合とそうでない場合とが可能であり、それぞれの利用形態に応じて画面32に表示される操作画面の内容が一部異なるような構成となっている。
【0049】
以下の説明においては、会員カードを用いて本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置200を利用する場合を想定して説明する。
【0050】
まず、会員である利用者が会員カードを遊技ホール用情報表示装置200のカード挿入口33へ挿入すると、カード処理部205が会員カードに記録されている会員番号データを読み取り、制御部211へ読み取った会員番号データを入力する。
【0051】
制御部211は、図示せぬ画面データ記憶部に記憶されている暗証番号入力画面データを読み出して入出力画面部202を介して画面32へ図示せぬ暗証番号入力画面を表示する。
【0052】
会員には、予め会員カードの暗証番号が告知されているので、利用者は図示せぬ暗証番号入力画面に表示されているテンキーおよびタイプキーをタッチ操作して暗証番号を入力する。
【0053】
入力された暗証番号データは、入出力画面部202を介して制御部211へ入力される。
【0054】
制御部211は、カード処理部205から入力された会員番号データと、入出力画面部202から入力された暗証番号データとを、データベース部203の会員データベースB209に記憶管理されている会員の個人情報と照合して会員カードおよび暗証番号の認証を行なう。
【0055】
図4は、会員データベースB209のデータ構成を示した図である。
【0056】
図4に示すように会員データベースB209のデータ構成40は、会員番号、暗証番号、氏名、住所、投資額、貯玉数、ポイント数、会員ランク、生年月日等の項目のデータから構成されている。
【0057】
会員カードおよび暗証番号の認証は、例えば制御部211がカード処理部205から入力された会員番号データと会員データベースB209に登録されている会員番号の何れかと一致するか否かの照合を行い、会員番号データと一致する会員番号が存在する場合には、当該会員番号に対応する暗証番号と入出力画面部202から入力された暗証番号データとが一致するか否かの照合を行なう。
【0058】
それぞれの照合処理において、一致しないという照合結果が出た場合には、エラー処理を行なう。
【0059】
会員カードおよび暗証番号が認証されると、制御部211が画面データ記憶部に記憶されている会員用のメニュー画面(以下、「メニュー画面」という。)データを読み出し、入出力画面部202を介して画面32にメニュー画面を表示する。
【0060】
図5は、メニュー画面の構成を示した図である。
【0061】
図5に示すようにメニュー画面500には、『台情報』501、『サービス券発行』502、『ランキング』503、『お知らせ』504、『伝言板』505、『会員情報参照』506、『応募』507、『メールサービス』508等の選択項目が表示されている。
【0062】
利用者は、これらの選択項目のうちの利用したい情報サービスに該当する選択項目をタッチ操作して必要な情報を画面32に表示させることができる。
【0063】
メニュー画面500の右端部には、利用者が容易に操作できるように操作説明のガイダンス510がキャラクター図511とともに表示され、下端部には広告や遊技ホールからの案内メッセージ等のテロップ509が表示される。
【0064】
なお、操作説明のガイダンス510は、音声処理部207のスピーカ31を介して音声でも出力されようになっている。
【0065】
メニュー画面500表示後は、利用者が所望の選択項目をタッチ操作(以下、「選択」という。)して、画面の操作ガイダンスに従って操作する。
【0066】
メニュー画面500に表示されている各選択項目の情報サービス内容は、例えば次のようなものである。
【0067】
『台情報』501は、遊技ホールに設置されている各遊技機2の詳細な稼動状況や稼動データの履歴を参照することができる。
【0068】
『サービス券発行』502は、会員の獲得ポイント数を遊技ホールが提供するサービスのサービス券と交換する。
【0069】
『ランキング』503は、遊技ホールの遊技機2の稼動情報に基づいて例えば大当たり回数や出玉数等の多い順に機種名や台番号等の一覧を表示する。
【0070】
『お知らせ』504は、遊技ホール側から遊技客に対するサービス案内等のお知らせ情報を表示する。
【0071】
『伝言板』505は、遊技客間の伝言板サービスを行なう。
【0072】
『会員情報参照』506は、会員の獲得ポイント数やランク等の個人情報を参照する。
【0073】
『応募』507は、遊技客が会員登録を行なったり、遊技ホール側が提供する募集企画等への応募等を行なう。
【0074】
『メールサービス』508は、利用者のメールサービスを行なう。
【0075】
上述の如く、メニュー画面500に表示されている各選択項目のうち、説明の便宜上、『台情報』501と、『サービス券発行』502とを選択した場合のそれぞれの動作について以下に説明する。
【0076】
メニュー画面500の『台情報』501を選択すると、図2に示すように、選択結果のデータが入出力画面部202から制御部211へ入力される。
【0077】
制御部211は、入力された選択結果データに基づいて図示せぬ画面データ記憶部に記憶されている台情報メニュー画面データを読み出して入出力画面部202を介して画面32(図3参照。)に図示せぬ台情報メニュー画面を表示する。
【0078】
台情報メニュー画面には、パチンコ遊技機またはスロット遊技機の何れかのタイプの遊技機が選択可能な構成となっており、『パチンコ遊技機』を選択すると、パチンコ遊技機の機種一覧画面が表示される。
【0079】
例えば、画面32に表示された図示せぬ台情報メニュー画面において、『パチンコ遊技機』を選択すると、選択結果のデータが入出力画面部202から制御部211へ入力される。
【0080】
制御部211は、入力された選択結果データに基づいて図示せぬ画面データ記憶部に記憶されている機種一覧画面データを読み出すとともに、データベース部203の会員データベースB209および遊技機データベースB210から機種一覧画面の各項目に表示するデータを読み出して入出力画面部202を介して画面32に機種一覧画面を表示する。
図6は、機種一覧画面の画面構成および画面に表示されるイベントアイコンと出玉メータの例を示した図である。
【0081】
なお、図示せぬ台情報メニュー画面では遊技機タイプの他にCRパチスロ遊技機、セブン遊技機、ハネモノ遊技機、一発台等の選択が可能な構成となっており、この実施例では、パチンコ遊技機またはスロット遊技機の何れかを選択する例を示したものである。
図6(a)に示すように機種一覧画面600には、画面上側に画面名や画面頁数等を表示するタイトル部610と、画面中央側に各機種名および各機種名毎の出玉状況やイベント情報等を表示する機種別情報部620と、機種一覧画面600において操作可能なサブメニュー部640と、画面中央上下側のスクロールボタン660、661および画面右上側の改頁ボタン670、671と、操作ガイダンス680およびキャラクター図681とが表示されている。
【0082】
タイトル部610には、左側から順に画面名611、遊技機2のタイプ612、遊技ホールのフロアー613、表示画面頁数614、会員ランク615が表示されている。
【0083】
図6(a)に示した機種一覧画面600のタイトル部610は、画面名が「機種一覧」、遊技機タイプが「パチンコ」、遊技ホールが「1階」(=機種別情報部620に表示されている機種名の遊技機が設置されているフロアー)、表示画面頁数が「1/2頁画面」(=2頁中の1頁目が表示されている。)、会員ランクが「3」をそれぞれ示している例である。
【0084】
本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置200は、利用するに際しては、利用者が会員カードで用いて利用する場合とそうでない場合とでは、画面32に表示される操作画面の内容が一部異なることは上述の如くであるが、会員カードを用いて利用する場合であっても、会員カードから認識される会員ランクに応じて参照できる情報が区別化されており、会員に対するきめ細かいサービスを提供している。
【0085】
会員ランクは、例えば会員が会員カードを用いて遊技ホールを利用した内容に応じてポイント数が当該会員の獲得ポイント数に加算され、獲得ポイント数に応じてランク数が会員に付与されようになっている。
【0086】
図7は、会員種別および会員ランクの設定条件を示した図である。
【0087】
図7に示すように、会員種別には会員と非会員とがあり、遊技ホールに会員登録を行なった利用者を会員、そうでない利用者を非会員として区分している。
【0088】
各会員のランクは、非会員のランクが「0」であり、会員が当該会員の獲得ポイント数に応じて、例えば獲得ポイン数「1〜9」、「10〜19」、「20〜49」、「50〜99」、「100以上」のそれぞれに対応してランク「1」、「2」、「3」、「4」、「5」に区分されている。
【0089】
ポイント数の獲得方法は、例えば、遊技ホールへの来店回数や投資金額等に応じてポイント数が設定されており、会員が来店した回数や投資した金額に応じてそれぞれのポイント数が当該会員の獲得ポイント数に加算される。
【0090】
より具体的には、例えば図1に示すように、会員が玉貸機3や再プレイ機4に会員カードを挿入して利用すると、当該会員の投資した金額や貯玉の交換玉数等の利用情報がこれらの玉貸機3や再プレイ機4から図示せぬ島コントローラおよびLAN7を介してデータサーバ6へ送信される。
【0091】
データサーバ6は、当該会員の投資した金額や貯玉の交換玉数等の利用情報に基づき、会員データベースA60に記憶管理されている当該会員の獲得ポイント数および当該獲得ポイント数に該当する会員ランクを算出して更新登録する。
【0092】
なお、ポイント数には、例えば来店回数や投資金額等に応じて設定されている通常ポイント数や特定期間(何曜日の何時から何時の間)内の来店、特定日(会員の誕生日、記念日等)の来店、感謝デーの来店等の特定条件に応じて設定されているボーナスポイント数等の種々のポイント数が設定されており、設定するポイント数は特に限定するものではない。
【0093】
図6(a)に示すように、機種別情報部620には、遊技ホールに設置されている各機種名621の一覧が表示され、各機種名621毎の出玉状況を表示する出玉メータ622が当該機種名の下側に表示され、各機種名621に関連するイベント情報のイベントアイコン623が当該機種名の左側に表示されている。
【0094】
機種名621は、利用者が選択した遊技機2のタイプ(パチンコ遊技機またはスロット遊技機の何れかの遊技機)に応じてそれぞれの機種名一覧が表示される。
【0095】
また、遊技ホールの何れのフロアーに、何れの機種名の遊技機2が設置されているか等、利用者が遊技ホール全体の各機種名の遊技機2の配置状況や各機種名毎の稼動状況が容易に把握できるように表示されている。
【0096】
イベントアイコン623は、各種のイベント情報に対応してアイコン化されており、イベント情報に関連する機種名621の左側に当該イベント情報に対応して表示される。
【0097】
なお、機種名621およびイベント情報は、予め各機種名621毎に関連するイベント情報が付加されて遊技機データベースB210に記憶管理されている。
図6(b)は、イベントアイコンとイベント情報の例を示した図である。
【0098】
図6(b)に示すように、例えば、新たな機種名の遊技機2が店舗(=遊技ホール)に導入されたというイベント情報に対しては、当該機種名の左側にイベントアイコン624が表示される。
【0099】
また、店舗おすすめの台であるというイベント情報の場合には、当該機種名の左側にイベントアイコン625が表示される。
【0100】
図6(a)に示すように機種一覧画面600では、図6(b)に示したイベントアイコン624が「CR AAAAAAA」という機種名の左側に表示され、イベントアイコン625が「CR FFFFFFF」という機種名の左側に表示されている。
【0101】
これらのイベントアイコン624とイベントアイコン625との表示は、「CR AAAAAAA」という機種名の新しい遊技機2が遊技ホールに導入され、「CR FFFFFFF」という機種名の遊技機2が店舗おすすめの遊技機2であるということを示している。
【0102】
各機種名毎の出玉状況を表示する出玉メータ622は、図2に示した制御部211がデータベース部203の遊技機データベースB210に記憶管理されている全ての遊技機2の稼動情報に基づいて、現在の各機種名毎の総出玉数(同機種名のそれぞれの遊技機2の出玉数を全て加算した出玉の総数)を算出し、算出した各機種名の総出玉数のうち、最大の総出玉数を最大のメータ表示(=横棒グラフの長さを最大に表示する)とし、最小の総出玉数を最小のメータ表示(=横棒グラフの長さを最小に表示する)とするように設定して、これらの最大および最小のメータ表示に対応するように各機種名の総出玉数の割合を計算して各機種名毎の出玉メータとして表示するようにしたものである。
【0103】
例えば、機種名aのa1、a2、・・・、anの複数の遊技機2と、機種名bのb1、b2、・・・、bnの複数の遊技機2と、・・・、機種名nのn1、n2、・・・、nnの複数の遊技機2のパチンコ遊技機が遊技ホールに設置してあるとすると、各機種名a、b、・・・n毎の総出玉数as、bs、・・・、nsを算出する。
【0104】
機種名aの総出玉数asは、a1、a2、・・・、anのそれぞれの出玉数を加算した総数とする。
【0105】
同様な方法で機種名b、・・・n毎の総出玉数bs、・・・、nsを算出する。
【0106】
各機種名毎の総出玉数as、bs、・・・、nsのうちの最大である総出玉数(最大総出玉数)に対する各機種名の出玉比率R(%)を算出する。
【0107】
出玉比率R(%)は、R=(各機種名の総出玉数)/(最大総出玉数)×100で計算する。
【0108】
例えば各機種名a、b、・・・、nのそれぞれの総出玉数as、bs、・・・、nsのうちの最大の総出玉数がbsとすると、最大総出玉数bsに対する各機種名の総出玉数as、bs、・・・、nsの出玉比率aR、bR、・・・、nRは、それぞれas/bs×100、bs/bs×100、・・・、ns/bs×100となる。
【0109】
この場合は、機種名bの総出玉数bsの出玉比率bRは、
bR=bs/bs×100=100(%)となる(100%の表示)。
【0110】
この最大総出玉数に対する各機種名毎の出玉比率R(%)を算出することにより、最大出玉数の機種名の出玉メータを最大(100%)表示とし、この最大出玉メータに対応する各機種名の出玉メータがそれぞれの出玉比率R(%)の値に応じて表示される。
なお、出玉メータの算出方法には種々の算出方法が可能であり、上述の算出方法は、一例を示したもので限定するものではない。
【0111】
このようにして算出された各機種名毎の出玉メータ622を有する機種一覧画面600は、入出力画面部202を介して画面32に表示される。
【0112】
図6(a)に示した機種一覧画面600の出玉メータ622は、パチンコ遊技機2の全体の中で「CR FFFFFFF」という機種名の出玉数が最も多く(横棒グラフの長さが最大の表示(出玉比率R=100%))、次に「CR AAAAAAA」と続き、「CR BBBBBBB」という機種名の出玉数が最も少ない(横棒グラフの長さが最小の表示)場合の例を示している。
【0113】
なお、この実施例では出玉メータを横長の棒グラフで表示した例を示しているが、図6(c)に示すように棒グラフとは他の複数の印(例えば、☆印)を横列状に表示させるようにしてもよく、特に限定されるものではない。
【0114】
上スクロールボタン660および下スクロールボタン661は、機種一覧画面600の機種別情報部620に表示されているデータを上方または下方にスクロール処理して表示する。
【0115】
前頁ボタン670および次頁ボタン671は、機種一覧画面600に表示されている現在の画面頁データに対して前頁画面分のデータまたは次頁画面分のデータを一括表示する。
【0116】
サブメニュー部640には、機種一覧画面600において、メニュー選択の操作可能な『メインメニューへ』641、『スロット一覧』642、『指定台入力』643、『予想屋』644、『前へ戻る』645のそれぞれの選択ボタンが表示されている。
【0117】
これらの各選択ボタン641、642、643、644、645を選択した場合には、例えば次のような処理が可能である。
【0118】
『メインメニューへ』641を選択すると、機種一覧画面600から図5に示したメニュー画面500へ遷移し、メニュー画面500での各操作が可能となる。
【0119】
『スロット一覧』642を選択すると、図示せぬスロット遊技機の機種名一覧画面が表示される。
【0120】
スロット遊技機の機種名一覧画面は、図6(a)に示した機種一覧画面600の機種別情報部620に表示されているパチンコ遊技機の機種名一覧がスロット遊技機の機種名一覧に替わる他は、機種一覧画面600と同様な表示画面となる。
【0121】
なお、機種一覧画面600の機種別情報部620にスロット遊技機の機種名一覧が表示されている場合は、サブメニュー部640の『スロット一覧』642が『パチンコ一覧』と表示される。
【0122】
『設定台入力』643を選択すると、図示せぬ指定台入力画面が表示され、参照したい遊技機2の台番号を入力することにより、入力した当該台番号の遊技機2の固有の情報が画面32に表示される。
【0123】
固有の情報とは、例えば当該台番号の遊技機2の大当たり回数、大量出玉数、出玉グラフ、大当たり回数等の固有の履歴情報である。
【0124】
『予想屋』644を選択すると、図示せぬ予想屋情報画面が表示され、利用者が選択した遊技方法に応じた予想屋が遊技機2の中から予想屋の推奨する遊技機2を数台表示する。
【0125】
例えば、図示せぬ予想屋情報画面に表示された予想屋キャラクターの中から利用者が大当たりを狙いたい、遊技をエンジョイしたい、確実に勝玉を得たい等の遊技方法に応じた予想屋キャラクターを選択し、当該選択した予想屋キャラクターの予想に基づいた推奨遊技機2の情報が表示される。
【0126】
『前へ戻る』645を選択すると、現在表示されている画面の1回前の処理画面が表示される。
【0127】
例えば1回前の処理画面データは、図示せぬ画面データ記憶部に記憶されており、『前へ戻る』645を選択することにより、図示せぬ画面データ記憶部に記憶されている当該1回前の処理画面データが読み込まれて画面32へ表示される。
【0128】
上述の説明の如く、本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置200は、各遊技機2の稼動情報に基づいて遊技ホール全体に設置されているパチンコ遊技機2またはスロット遊技機2のタイプ別に集計された各機種名毎の稼動状況やイベント情報を表示するので遊技ホール全体の遊技機の稼動状況を利用者が容易に把握することを可能とする。
【0129】
図8は、台番号が「100」の遊技機2の大当たり情報履歴を表示した台データ表示画面の構成を示す図である。
【0130】
より具体的には、図6(a)に示した機種一覧画面600のサブメニュー部640の『指定台入力』643を選択し、図示せぬ指定台入力画面から参照したい遊技機2の台番号「100」を入力して当該台番号に該当する遊技機2固有の情報の中から大当たり情報の履歴を表示したものである。
図8に示すように台データ表示画面800は、画面上側に画面名や画面頁数等を表示するタイトル部810と、画面中央側に指定した台番号に該当する遊技機2の大当たり情報履歴を表示する台情報部820と、台データ表示画面800で操作可能なサブメニュー部840と、画面中央上下側のスクロールボタン860、861とが表示されている。
【0131】
タイトル部810には、左側から順に画面名811、イベントアイコン812、台番号に対応する機種名813、遊技ホールのフロアー814、表示画面頁数815(現在の表示画面の頁数および表示画面の総頁数)、会員ランク816が表示されている。
【0132】
台データ表示画面800のタイトル部810の説明については、イベントアイコン812および台番号に対応する機種名813が表示される他は、図6に示した機種一覧画面600のタイトル部610と同様である。
【0133】
タイトル部810のイベントアイコン812および機種名813が表示される動作について以下に説明する。
【0134】
機種名813およびイベントアイコン812は、例えば、図示せぬ指定台入力画面において、台番号「100」を入力すると、入力データが入出力画面部202から制御部211に入力される。
【0135】
制御部211は、入力された台番号データに基づいてデータベース部203の遊技機データベースB210の中から台番号が『100』である機種名を抽出して、抽出した機種名813および当該機種名813に関連するイベント情報に基づいてイベントアイコン812を入出力画面部202を介して台データ表示画面800のタイトル部810の所定の位置へ表示する。
【0136】
イベントアイコン812のイベント情報については、上述の図6(b)の説明で示した如くである。
【0137】
図8に示した台データ表示画面800のタイトル部は、画面名が「台データ表示」、イベントアイコンが「新しい台」、機種名が「CR AAAAAAA」、フロアーが遊技ホールの「1階」(=台番号が100番の遊技機2が設置されているフロアー)、表示画面頁が「1/3頁画面」(=3頁中の1頁目)、会員ランクが「3」をそれぞれ示している。
【0138】
台情報部820には指定された台番号(=「100」番)と、当該台番号に該当する遊技機2の大当たり情報の履歴が表示されている。
【0139】
台情報部820の中央上側および下側には上スクロールボタン860と下スクロールボタン861とが表示されている。
【0140】
台情報部820には、大当たり回数、大当たり確率、確率変動回数のそれぞれの3日前から今日までのデータおよび過去最高のデータが表示されている。
【0141】
また、スタート回数、大当たり時出玉数のそれぞれの3回前から今回までのデータが履歴情報として表示されている。
【0142】
図8の台データ表示画面800は、タイトル部810に示すように、利用者の会員ランクは「3」であり、この会員ランクに応じて大当たり回数と大当たり確率と確率変動回数およびスタート回数と大当たり時出玉数のそれぞれの履歴データが今日から3日前および今回から3回前まで表示されている例を示している。
【0143】
なお、図8の台データ表示画面800において、例えば会員ランクが「4」の場合には、今日から4日前までの大当たり回数と大当たり確率と確率変動回数、および今回から4回前までのスタート回数と大当たり時出玉数のそれぞれの履歴データが参照でき、会員ランクが「5」の場合には、今日から5日前まで、および今回から5回前までのそれぞれの履歴データが参照可能なように会員ランクに応じて参照可能な情報を区別化している。
【0144】
上下スクロールボタン860、861は、図6に示した機種一覧画面600の上下スクロールボタン660、661と同様に、現在表示されている台データ表示画面800の台情報部820の表示データを上方または下方にスクロール表示する。
【0145】
サブメニュー部840には、台データ表示画面800において、メニュー選択の操作可能な『メインメニューへ』841、『スロット一覧』842、『指定台入力』843、『予想屋』844、『大当たり履歴』845、『メールサービス』846、『印刷』847、『前へ戻る』848のそれぞれの選択ボタンが表示されている。
【0146】
『メインメニューへ』841、『スロット一覧』842、『指定台入力』843、『予想屋』844および『前へ戻る』848のそれぞれのボタンを選択した場合の処理動作については、図6の機種一覧画面600のサブメニュー部640に示した『メインメニューへ』641、『スロット一覧』642、『指定台入力』643、『予想屋』644および『前へ戻る』645のそれぞれの動作と同様なので説明は省略する。
【0147】
『大当たり履歴』845を選択すると、選択結果のデータが入出力画面部202を介して制御部211に入力され、制御部211が選択結果データに基づいて図示せぬ画面データ記憶部に記憶された大当たり履歴画面のデータを読み出して入出力画面部202を介して画面32に大当たり履歴画面を表示する。
【0148】
大当たり履歴画面では、例えば機種毎の大当たり履歴情報の一覧が表示されるとともに、大当たり履歴画面から台番号を指定すると図8に示すような台データ表示画面800の大当たり回数や大当たり確率等のデータを表示させることも可能である。
【0149】
『メールサービス』846を選択すると、現在の画面32に表示されている情報をメール送信する。
【0150】
『メールサービス』846を選択すると、図示せぬメールサービス画面が表示され、メールサービス画面でメール送信したい相手先のメールアドレスを入力して送信を選択すると、例えば現在の画面32に表示されている台データ表示画面800のデータおよび送付先メールアドレスのデータが入出力画面部202と制御部211とインターフェース部201を経由してLAN7へ送信され、LAN7と接続された図示せぬメールサーバを介して相手先のメールアドレスへ送信される。
【0151】
『印刷』847を選択すると、例えば、現在の画面32に表示されている台データ表示画面800のデータが入出力画面部202と制御部211および印刷処理部206を介して印字された用紙が印字用紙排出口34から出力される。
【0152】
図9は、サービス券発行画面の画面構成を示した図である。
【0153】
図9に示すようにサービス券発行画面900には、画面上側に画面名の「サービス券一覧」910、画面中央側に「サービス券の種類」920と当該サービス券と引き換えるのに必要な「ポイント数」921および利用者の現在の「獲得ポイント数」922、画面下側にサービス券発行画面900で操作することの可能なサブメニューの『メインメニューへ』941と『前へ戻る』942の選択ボタン、画面右下側に操作ガイダンス980およびキャラクター図981とがそれぞれ表示されている。
【0154】
このサービス券発行画面900は、図5に示したメニュー画面500から『サービス券発行』502を選択するとことにより画面32に表示される。
【0155】
例えば、メニュー画面500で『サービス券発行』502を選択すると、選択結果のデータが入出力画面部202から制御部211に入力される。
【0156】
制御部211は、入力された選択結果データに基づいて図示せぬ画面データ記憶部に記憶されているサービス券発行画面900の画面データを読み出すとともに、データベース部203の会員データベースB209および遊技機データベースB210からサービス券発行画面900の各表示項目に表示するデータを読み出して入出力画面部202を介して画面32にサービス券発行画面900を表示する。
【0157】
サービス券は、サービス券発行画面900に表示されているサービス券一覧の中から利用者が取得したいサービス券の種類を選択し、当該サービス券と引き換えるのに必要な獲得ポイント数を利用者が既に獲得している場合に発行される。
【0158】
なお、サービス券の発行の際には、会員データベースB209に記憶管理されている利用者の獲得ポイント数から当該利用者が選択したサービス券と引き換えに必要なポイント数を差し引くようになっているので、会員カードを用いずに遊技ホール用情報表示装置200を利用している場合は、メニュー画面500にはサービス券発行という選択項目は表示されない。
【0159】
例えば、サービス券920の一覧の中からドリンクサービス券を発行したい場合には、図9に示すように利用者の現在の獲得ポイント数922(=100ポイント)がドリンクサービス券と引き換えるのに必要なポイント数921(=30ポイント)以上であればドリンクサービス券を選択してサービス券を印字出力することができる。
【0160】
図10は、印字出力されたドリンクサービス券のイメージを示した図である。
【0161】
図10に示すように、サービス券1000には遊技ホール名1001、発行日時1002、サービス券の種類1003、サービス券の種類1003の引き換えに必要なポイン数1004、会員番号1005および会員氏名1006が印字されている。
【0162】
サービス券1000には、会員番号1005だけではなく会員氏名1006が印字されているので、会員本人以外の第三者が不正利用することを抑制することができる。
【0163】
更に、当該サービス券を店員が受け取る際に、店員が会員氏名1006を確認し、例えば「山本さん、ドリンクですね。」等と会員の名前を声に出して呼び掛けることが可能となり、店員と遊技客(会員)とのコミュニケーションがとりやすくなる。
【0164】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、機種名および各機種名毎の稼動情報並びに機種名に関連するイベント情報を並べて一覧表示するので、遊技客が遊技ホール全体の各遊技機の稼動状況を容易に把握することを可能とする。
【0165】
また、遊技機の種類(タイプ)毎および遊技ホールのフロアー毎に機種名等を並べて一覧表示するので、遊技客が遊技ホール全体の各遊技機の配置状況を容易に把握することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置が用いられる遊技ホール全体のシステム構成を示す概略図である。
【図2】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置の概略の外観正面図である。
【図4】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置に用いる会員データベースの構成を示す図である。
【図5】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置のメニュー画面を示す図である。
【図6】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置の機種一覧画面を示す図である。
【図7】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置で用いる会員種別と会員ランクの設定条件を示した図である。
【図8】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置の台データ表示画面を示す図である。
【図9】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置のサービス券発行画面を示す図である。
【図10】本発明に係わる遊技ホール用情報表示装置で印字出力されたサービス券のイメージを示す図である。
【符号の説明】
200 遊技ホール用情報表示装置
201 インターフェース部
202 入出力画面部
203 データベース部
205 カード処理部
206 印刷処理部
207 音声出力部
208 電源供給部
209 会員データベースB
210 遊技機データベースB
211 制御部
212 係員用操作部
213 外部装置
Claims (6)
- 遊技ホールに設置された遊技機の稼動情報を遊技客の操作に応じて表示部に表示する遊技ホール用情報表示装置において、
複数種類の遊技機の機種名および各機種名毎の稼動情報を並べて一覧表示することを特徴とする遊技ホール用情報表示装置。 - 遊技ホールに設置された遊技機の稼動情報を遊技客の操作に応じて表示部に表示する遊技ホール用情報表示装置において、
複数種類の遊技機の機種名を並べて一覧表示し、
前記機種名に関連するイベント情報が存在する場合には、前記イベント情報を前記機種名に近接して、表示すること
を特徴とする遊技ホール用情報表示装置。 - 遊技ホールに設置された遊技機の稼動情報を遊技客の操作に応じて表示部に表示する遊技ホール用情報表示装置において、
複数種類の遊技機の機種名および各機種名毎の稼動情報を並べて一覧表示し、前記機種名に関連するイベント情報が存在する場合には、前記イベント情報を前記機種名に近接して、表示すること
を特徴とする遊技ホール用情報表示装置。 - 前記機種名毎の稼動情報は、当該機種名の遊技機全体の出玉情報であること
を特徴とする請求項1または請求項3記載の遊技ホール用情報表示装置。 - 前記表示部は、タッチパネルで構成され、表示中の前記機種名を触れることにより、当該機種名の遊技機の詳細な稼動情報が表示されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の遊技ホール用情報表示装置。
- タイプ毎に複数の機種名が存在する遊技機を管理し、前記遊技機のタイプを指定することにより、当該指定したタイプに該当する機種名が並べて一覧表示されること
を特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の遊技ホール用情報表示装置。
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