JP2007275300A - ポイント管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】獲得ポイント数に応じた特典を付与し、全ての来店者に対する木目細かなサービスの提供、これによる顧客の囲い込みを効果的に行うポイント管理システムを提供する。
【解決手段】会員遊技者毎にポイントを記憶するポイント記憶手段(会員管理コンピュータ10)と、所定のポイント加算条件に応じてポイントを加算更新するポイント更新手段(会員管理コンピュータ)と、遊技機毎に対応して設定値の入力を行う入力手段(ホールコンピュータ12)と、設定値を記憶する設定値記憶手段(ホールコンピュータ)と、会員用記録媒体を受け付ける受付手段(カードユニット4)と、会員用記録媒体の会員遊技者特定情報からポイントを特定する会員特定手段(会員管理コンピュータ)と、所定の設定値である遊技機を特定する設定値特定手段(ホールコンピュータ)と、遊技機を特定可能に報知する設定報知手段(表示機16)とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】会員遊技者毎にポイントを記憶するポイント記憶手段(会員管理コンピュータ10)と、所定のポイント加算条件に応じてポイントを加算更新するポイント更新手段(会員管理コンピュータ)と、遊技機毎に対応して設定値の入力を行う入力手段(ホールコンピュータ12)と、設定値を記憶する設定値記憶手段(ホールコンピュータ)と、会員用記録媒体を受け付ける受付手段(カードユニット4)と、会員用記録媒体の会員遊技者特定情報からポイントを特定する会員特定手段(会員管理コンピュータ)と、所定の設定値である遊技機を特定する設定値特定手段(ホールコンピュータ)と、遊技機を特定可能に報知する設定報知手段(表示機16)とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、獲得ポイント数に応じた特典を付与するポイント管理システムに関する。
従来から、遊技者に対して所定条件に応じたポイントを付与し、そのポイント数に応じて各種の特典を付与するシステムが知られている。かかるシステムの一例として、特許文献1には、例えば、来店回数に応じたポイント、遊技に際し使用した使用金額に応じたポイント、遊技に要した遊技時間に応じたポイント、遊技における貯球数に応じたポイントなどを会員遊技者に付与し、その獲得ポイント数に応じて各種サービス内容を決定することで、顧客の囲い込みを図るシステムが提案されている。
また、このようなシステムが構築された遊技場において、パチスロ機やパチンコ機などの各種遊技機は、例えば特許文献2に示すように、その当選確率(出玉率)が複数段階に設定できるようになっている。この場合、当選確率(出玉率)の設定値に応じて出玉率の調整が図られている。
特開2003−228641号公報
特開2005−348969号公報
ところで、会員遊技者にとって自分が遊技する遊技機の当選確率(出玉率)が高く設定されているか否かは最も興味のあるところであるが、現状の遊技場では、従業員が各遊技機毎に当選確率(出玉率)を設定し、その中の高設定の遊技機の位置を間接的に店内表示したり、例えば来店回数や使用金額の多い優良顧客が来店した場合には、その都度、従業員が高設定の遊技機に案内するといったサービスの提供がされている。この場合、かかるサービスに従業員が追われていると遊技場側の手間や労力が増加することで、他のサービス(例えば、ドル箱の取替やワゴンサービスなど)の提供が低下し、その結果、全ての来店者に対して木目細かなサービスの提供ができなくなり、顧客の囲い込みを効果的に行うことが困難になってしまう。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、獲得ポイント数に応じた特典を付与するシステムにおいて、遊技場側の手間や労力を軽減することで、全ての来店者に対して木目細かなサービスを提供して、顧客の囲い込みを効果的に行うことが可能なポイント管理システムを提供することにある。
かかる目的を達成するために、第1の発明に係るポイント管理システムは、会員遊技者毎にポイントを記憶するポイント記憶手段(例えば、会員管理コンピュータの会員データテーブル)と、所定のポイント加算条件(例えば、来店回数、使用金額、遊技時間など)に応じて前記ポイント記憶手段に記憶されたポイントを加算更新するポイント更新手段(例えば、会員管理コンピュータ)と、遊技場に設置された遊技機(例えば、パチスロ機、パチンコ機)毎に対応して設定値(例えば、6段階)の入力を行う入力手段(例えば、ホールコンピュータの端末)と、入力された設定値を遊技機毎に対応して記憶する設定値記憶手段(例えば、ホールコンピュータの遊技情報データテーブル)と、会員遊技者を特定可能な会員遊技者特定情報(例えば、会員IDなど)が記憶された会員用記録媒体(例えば、会員カード)を受け付ける受付手段(例えば、カードユニット)と、受け付けた会員用記録媒体に記憶された会員遊技者特定情報から前記ポイント記憶手段に記憶されたポイントのうち当該会員遊技者のポイントを特定する会員特定手段(例えば、会員管理コンピュータ)と、前記設定値記憶手段に記憶された設定値に基づいて所定の設定値である遊技機(例えば、設定x以上である遊技機)を特定する設定値特定手段(例えば、ホールコンピュータ)と、前記会員特定手段によって特定したポイントが所定値以上であることを条件として前記設定値特定手段によって特定した所定の設定値である遊技機を特定可能に報知する設定報知手段(例えば、カードユニットの表示機上で色付表示)とを備えている。
このような第1の発明によれば、会員遊技者(特に、優良顧客)に対して有用な特典を提供することができるため、顧客の囲い込みを効果的に行うことができると共に、特典の提供のための遊技場側による手間や労力を軽減することができる。
また、第2の発明に係るポイント管理システムは、前記会員特定手段によって特定した会員遊技者のポイントを報知するポイント報知手段(例えば、カードユニットの表示機)と、会員遊技者による操作が可能な操作手段(例えば、カードユニットの表示機)と、操作手段による操作に応じて消費ポイントを複数種類の中から選択する消費ポイント選択手段(例えば、カードユニットの表示機)と、消費ポイントの種類に応じて、判定対象とする設定値を判定する設定値判定手段(例えば、ホールコンピュータ)とを備えており、前記設定値特定手段は、設定値判定手段によって判定された設定値である遊技機の特定を行う。
このような第2の発明によれば、消費ポイントに見合った特典の提供を行うことができるため、顧客の要望に応じた特典の提供が可能となる。
本発明のポイント管理システムによれば、獲得ポイント数に応じた特典を付与するシステムにおいて、遊技場側の手間や労力を軽減することで、全ての来店者に対して木目細かなサービスを提供して、顧客の囲い込みを効果的に行うことができる。
本発明のポイント管理システムは、会員遊技者が獲得したポイント(例えば、来店回数に応じたポイント、遊技に際し使用した使用金額に応じたポイント、遊技に要した遊技時間に応じたポイント、遊技における貯球数に応じたポイントなど)を消費することで、遊技機の設定(例えば、当選確率や出玉率など)をある程度知ることができる特典としてのサービスを提供する。この場合、遊技機としては、弾球式遊技機(例えば、パチンコ機)や回胴式遊技機(例えば、パチスロ機、スロットマシン)などを適用することができるが、ここでは一例として、パチスロ機を想定する。
図1には、複数台のパチスロ機2が設置された遊技場の構成例が示されている。かかる遊技場において、複数台のパチスロ機2には、それぞれに対応したカードユニット4が1台ずつ併設されており、各々のカードユニット4は、例えば当該カードユニット4の管理や売上管理を行うユニットコントローラ6に対して通信可能に接続されている。なお、ユニットコントローラ6は、遊技場毎に設置されており、カードユニット4を管理する管理会社のサーバ8に対して所定のネットワークN(例えば、LAN(Local Area Network)、インターネットなど)を介して通信可能(例えば、売上の通知可能)に接続されている。
また、カードユニット4には、所定のカード発行機(図示しない)で発行されたプリペイドカード(ビジターカード)や、遊技場の登録カウンタ(図示しない)で入会を希望する者に発行される会員用記録媒体(会員カード)を受付可能なカード挿入口4a(受付手段の一構成)が設けられている。なお、ビジターカード及び会員カードの発行時の発行度数や当該カードの残高(残度数)、或いは、会員カードに記憶された会員遊技者特定情報(例えば、会員ID)などは、カード発行時にユニットコントローラ6のデータベース(図2(c))に記憶されて管理されている。
この場合、例えば会員カードがカード挿入口4aからカードユニット4に受け付けられると、カードユニット4とユニットコントローラ6との間で当該会員カードの残高に関する照会処理が行われ、データベース(図2(c))上で管理された残度数の範囲内で遊技媒体(メダル、コイン)の貸し出しを受けることが可能となる。また、ビジターカードが受け付けられた場合も同様の処理が行われ、残度数の範囲内で遊技媒体の貸し出しを受けることが可能となる。このとき、ユニットコントローラ6のデータベース(図2(c))には、会員カード又はビジターカードが受け付けられたカードユニット4に対応して設置されたパチスロ機2の台番号が使用台番号として記憶されて管理されている。
そして、カード受付中において、遊技者(会員、ビジタ)がカードユニット4の貸出ボタン(図示しない)を操作することで、当該カードユニット4から所定枚数の遊技媒体(メダル、コイン)が払い出され、排出樋4bを介してパチスロ機2の受皿2aに排出される。なお、カードユニット4の紙幣挿入口4cに紙幣を挿入しても、その現金価値の大きさの範囲内で所定枚数の遊技媒体の貸し出しを受けることができる。
また、当該会員カードに記憶された会員遊技者特定情報(例えば、会員ID)は、会員遊技者毎に対応付けて会員管理コンピュータ10の会員データテーブル(図2(b))に記憶されて一元管理されている。この場合、会員遊技者特定情報としては、会員IDに加えて更に、例えば会員遊技者が獲得した獲得ポイント、誕生日や性別、遊技状態に関する各種遊技情報、カードが受け付けられた現在遊技中の遊技台番号などを想定しており、獲得ポイントや各種遊技情報及び遊技台番号などは、随時更新記憶される。
なお、一例として図2(b)に示された会員データテーブルには、会員遊技者の獲得ポイントとして来店ポイントが記憶され、また、遊技状態に関する各種遊技情報として、当日までに獲得した遊技媒体(メダル、コイン)の貯球数、前回遊技を行った時間である最終遊技時間、現在までの総BB(ビッグボーナス)回数、遊技媒体の総打込数(IN)や総払出数(OUT)が記憶されて一元管理されている。ここでは一例として、会員データテーブルは、来店ポイントのポイント記憶手段として機能し、また、会員管理コンピュータ10は、ポイント記憶手段に記憶されたポイントを所定のポイント加算条件に応じて加算更新するポイント更新手段として機能する。
この場合、ポイント更新手段として、会員管理コンピュータ10にポイント更新回路や素子(図示しない)を別途新たに構築しても良いし、或いは、ポイント更新処理を実行するためのポイント更新プログラムを会員管理コンピュータ10にインストールしても良い。また、ポイント加算条件としては、例えば、来店回数、使用金額、遊技時間などを想定することができるが、ここでは一例として、会員遊技者がその当日に会員カードをカードユニット4に初回受け付けしたことをポイント加算条件とし、会員管理コンピュータ10により来店ポイントが加算更新される。ここで、来店ポイントの加算値として「3」を想定すると、来店当日の初回受付時に加算値「3」が会員データテーブル(図2(b))に随時更新記憶されることになる。なお、来店ポイントは、例えばイベント当日においてその加算値を増やしたり、或いは、使用金額や遊技時間に応じて増減させても良い。
また、図1及び図3(a)に示すように、複数台のパチスロ機2はホールコンピュータ12に接続されており、遊技中に各パチスロ機2において発生した遊技に関する情報(信号)は、ホールコンピュータ12に出力されるようになっている(図3(a);P1,P2)。なお、遊技に関する情報(信号)としては、例えば大当り(ビッグボーナス(BB))中において出力される特賞信号や、遊技媒体(メダル、コイン)の打込や払出に関する信号を想定することができる。
ホールコンピュータ12では、各パチスロ機2から出力された情報(信号)に基づいて、パチスロ機2毎の遊技履歴が遊技情報データテーブル(図2(a))に更新記憶されて集計される(図3(a);P3)。なお、遊技履歴としては、例えばビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)、始動回数(スタート)、遊技媒体の打込数(IN)や払出数(OUT)を想定することができる。また、打込数(IN)と払出数(OUT)とに基づいて、該当するパチスロ機2の出玉率(OUT/IN)が算出されて記憶される。
また、ホールコンピュータ12は、パチスロ機2毎に当選確率(出玉率)の設定値を入力可能な入力手段としての機能を有している。ここで、設定値の入力処理について説明すると、図3(b),(c)に示すように、まず、ホールコンピュータ12の端末(図示しない)において、入力画面(図3(c))を表示させて設定テーブルを読み出す(H1)。そして、設定を変更する場合には、該当する台番号に設定値を入力した後(H2)、例えば端末の決定キー(Enter key)を押下する(H3)。これにより、入力データ(設定値)が設定テーブルに反映され、その結果が設定値記憶手段に更新記憶される。ここでは一例として、設定値記憶手段としては、ホールコンピュータ12の遊技情報データテーブル(図2(a))が併用されており、入力された設定値はパチスロ機2毎に対応して遊技情報データテーブル(図2(a))に更新記憶される。
なお、各パチスロ機2の設定値は、任意に設定することが可能である。ここで、例えば当選確率(出玉率)が最も低い「1」から最も高い「6」までの6段階に設定した場合を想定し、台番号2の設定値を比較的高い当選確率(出玉率)となる「5」に設定する入力方法について説明する。まず、設定入力画面のスクロールバー14を操作して、設定テーブル(図3(c))の台番号2を画面表示させる。続いて、設定テーブル上で台番号2の設定値を「5」に入力する。このとき、遊技情報データテーブル(図2(a))の台番号2の設定値が「5」に更新記憶される。これにより、台番号2のパチスロ機2の設定値が「5」であることをホールコンピュータ12に認識させることができる。
この場合、設定値の入力方法としては、上述したような端末からの直接入力以外に、例えば各パチスロ機2が設定値を識別可能な情報をホールコンピュータ12に送信できるような構成となっていれば、当該ホールコンピュータ12で受信した情報に基づいて設定を更新記憶することで、直接入力を不要とする構成とすることも可能である。
また、本実施の形態において、上述したような構成を有する遊技場には、会員遊技者が獲得したポイント数に応じた特典を付与するポイント管理システムが構築されている。ここでは、ポイント数に応じた特典として、パチスロ機2の設定(例えば、当選確率や出玉率など)をある程度知ることができるサービスを想定する。
かかるサービスを実現するために、本実施の形態のポイント管理システムには、会員カードがカードユニット4に受け付けられたとき、当該会員カードの会員遊技者特定情報(例えば、会員ID)から会員データテーブル(図2(b))に記憶された来店ポイントのうち当該会員遊技者の来店ポイントを特定する会員特定手段と、ホールコンピュータ12の遊技情報データテーブル(図2(a))に記憶された設定値に基づいて所定の設定値であるパチスロ機2を特定する設定値特定手段と、会員特定手段によって特定した来店ポイントが所定値以上であることを条件として設定値特定手段によって特定した所定の設定値であるパチスロ機2を特定可能に報知する設定報知手段とが設けられている。
ここでは一例として、会員特定手段としては、会員管理コンピュータ10を併用することが可能であり、当該会員管理コンピュータ10において、会員遊技者の来店ポイントが特定される。この場合、会員管理コンピュータ10に来店ポイントを特定するポイント特定回路や素子(図示しない)を別途新たに構築しても良いし、或いは、ポイント特定処理を実行するためのポイント特定プログラムを会員管理コンピュータ10にインストールしても良い。また、設定値特定手段としては、ホールコンピュータ12を併用することが可能であり、当該ホールコンピュータ12において、所定の設定値であるパチスロ機2(例えば、設定x以上であるパチスロ機2)が特定される。この場合、ホールコンピュータ12に所定の設定値であるパチスロ機2を特定する遊技機特定回路や素子(図示しない)を別途新たに構築しても良いし、或いは、遊技機特定処理を実行するための遊技機特定プログラムをホールコンピュータ12にインストールしても良い。
更に、設定報知手段の一例として、各カードユニット4には、例えば液晶表示パネル16aを有する表示機16が設けられており、当該液晶表示パネル16a上において所定の設定値であるパチスロ機2を特定可能に報知させることができる。この場合、報知方法としては、例えば、遊技場に設置された複数台のパチスロ機2のうち所定の設定値であるパチスロ機2をその台番号と共に色付表示する方法、或いは、所定の設定値であるパチスロ機2の台番号のみを抽出して表示する方法などを適用することが可能である。
このような構成によれば、会員遊技者の来店ポイントが所定値以上であれば、そのポイント数に応じた特典として、パチスロ機2の設定(例えば、当選確率や出玉率など)をある程度知ることができるサービスを受けることが可能となる。かかるサービスは、会員遊技者が獲得した来店ポイントを消費することで、その提供を受けることができることになるが、この場合、会員遊技者が自ら選択した消費ポイントに応じて、サービス内容に変化を持たせることも可能である。なお、サービス内容の変化としては、消費ポイントに見合った特典(例えば、消費ポイントを多くすることで、高設定であるパチスロ機2をより明確に知ることができるサービス)の提供を想定することができる。
そこで、本実施の形態のポイント管理システムには、会員特定手段(会員管理コンピュータ10)によって特定した会員遊技者の来店ポイントを報知するポイント報知手段と、会員遊技者による操作が可能な操作手段と、操作手段による操作に応じて消費ポイントを複数種類の中から選択する消費ポイント選択手段と、消費ポイントの種類に応じて、判定対象とする設定値を判定する設定値判定手段とが設けられている。この場合、設定値特定手段(ホールコンピュータ12)は、設定値判定手段によって判定された設定値であるパチスロ機2の特定を行う。
ここでは一例として、ポイント報知手段としては、カードユニット4の表示機16を併用することが可能である。この場合、会員遊技者の獲得した来店ポイントは、当該表示機16の液晶表示パネル16a上に表示させて報知させることができる。また、操作手段及び消費ポイント選択手段としては、カードユニット4の表示機16を併用することが可能である。この場合、当該表示機16の液晶表示パネル16aにタッチセンサとしての機能を持たせることで、液晶表示パネル16a上に表示された複数種類の消費ポイントの中から会員遊技者が希望する消費ポイントをタッチ選択(操作)することができる。
更に、設定値判定手段の一例として、ホールコンピュータ12を併用することが可能であり、当該ホールコンピュータ12において、会員遊技者がタッチ選択(操作)した消費ポイントに見合った設定値が判定対象として判定される。この場合、ホールコンピュータ12に設定値を判定する判定回路や素子(図示しない)を別途新たに構築しても良いし、或いは、設定値の判定処理を実行するための判定プログラムをホールコンピュータ12にインストールしても良い。
そして、設定値特定手段(ホールコンピュータ12)において、設定値判定手段(ホールコンピュータ12)によって判定された設定値であるパチスロ機2の特定が行われ、その特定されたパチスロ機2が表示機16の液晶表示パネル16a上に報知される。なお、このときの報知方法は、上述した設定報知手段による場合と同様であるため、その説明は省略する。
ここで、本実施の形態のポイント管理システムの処理プロセスについて、図1、図4〜図6を参照して説明する。
まず、パチスロ機2に併設されたカードユニット4において、その表示機16の液晶表示パネル16a上には、例えば図4(a)に示すような画面が表示されている。この状態において、会員遊技者により会員カードがカード挿入口4aからカードユニット4に受け付けられると(図5(a);Q1)、当該会員カードについての会員照会要求がカードユニット4から会員管理コンピュータ10に出力される(図5(a);Q2)。
まず、パチスロ機2に併設されたカードユニット4において、その表示機16の液晶表示パネル16a上には、例えば図4(a)に示すような画面が表示されている。この状態において、会員遊技者により会員カードがカード挿入口4aからカードユニット4に受け付けられると(図5(a);Q1)、当該会員カードについての会員照会要求がカードユニット4から会員管理コンピュータ10に出力される(図5(a);Q2)。
このとき、会員管理コンピュータ10は、会員入会時に会員データテーブル(図2(b))に記憶された会員遊技者特定情報(例えば、会員ID)に基づいて、例えば当該会員遊技者の来店ポイントの特定などの会員の照会を行う(図5(a);Q3)。ここで、会員カードがその当日に初回受け付けされたものであれば、会員データテーブルの来店ポイントに加算値「例えば、3」が加算されて更新記憶される(図5(a);Q4)。
この後、更新済みの来店ポイント「例えば、228」を含んだ会員情報が会員管理コンピュータ10からカードユニット4に送信されると(図5(a);Q5)、カードユニット4は、受信した会員情報を所定のメモリ(例えば、RAM、ROMなど)に記憶した後(図5(a);Q6,Q7)、当該会員情報を表示機16の液晶表示パネル16a上に表示する(図5(a);Q8)。このとき、液晶表示パネル16a上には、例えば図4(b)に示すように、現在所持する来店ポイント「228」が報知される。
なお、会員管理コンピュータ10では、このような照会処理と共に、当該パチスロ機2での遊技における最終遊技時間の更新処理が行われる(図5(a);Q9)。また、図4(a),(b)において、液晶表示パネル16aの「この台の情報を見る」をタッチ選択(操作)すると、当該パチスロ機2の遊技に関する情報(例えば、BBやRBの回数、その他の遊技履歴など)が表示される。
そして、会員カードがカードユニット4に受け付けられた会員カード受付中に、液晶表示パネル16aに表示された図4(b)の画面上において、会員遊技者が「ポイントを使って高設定台を見る」をタッチ選択(操作)すると(図5(b);R1)、次に、液晶表示パネル16a上には、例えば図4(c)に示すような画面(ポイント使用表示処理画面)が表示される(図5(b);R2)。即ち、ポイント使用表示処理画面において、会員遊技者がタッチ選択(操作)可能な複数種類の消費ポイントが表示される。ここでは、一例として「10P」「50P」「200P」「300P」の4種類の消費ポイントを表示可能としているが、遊技の目的や内容に応じて例えば消費ポイントの種類や数値内容を変更することが可能である。
ここで、ポイント使用表示処理画面を表示させる処理について、図6(a)を参照して説明する。なお、ポイント使用表示処理は、特に図示しないがカードユニット4において、例えばROMに記憶されているポイント使用表示処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行される。
具体的に説明すると、図4(b)の画面上の「ポイントを使って高設定台を見る」がタッチ選択(操作)されると、ポイント使用表示処理プログラムが実行され、会員遊技者の現在の来店ポイントの大きさが段階的に判定される。この場合、来店ポイント数が10未満(ポイント<10)であれば(S1)、表示パターンAのデータ(操作受付データA)がセットされる(Sa)。操作受付データAがセットされた場合、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において「戻る」「返却」のみがタッチ選択(操作)可能となり、「10P」「50P」「100P」「200P」「300P」の4種類の消費ポイントは、画面上で半透明化されてタッチ選択(操作)することはできない。
また、来店ポイント数が10以上で50未満(10≦ポイント<50)であれば(S2)、表示パターンBのデータ(操作受付データB)がセットされる(Sb)。操作受付データBがセットされた場合、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において「10P」「戻る」「返却」のみがタッチ選択(操作)可能となり、「50P」「200P」「300P」の3種類の消費ポイントは、画面上で半透明化されてタッチ選択(操作)することはできない。
また、来店ポイント数が50以上で200未満(50≦ポイント<200)であれば(S3)、表示パターンCのデータ(操作受付データC)がセットされる(Sc)。操作受付データCがセットされた場合、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において「10P」「50P」「戻る」「返却」のみがタッチ選択(操作)可能となり、「200P」「300P」の2種類の消費ポイントは、画面上で半透明化されてタッチ選択(操作)することはできない。
また、来店ポイント数が200以上で300未満(200≦ポイント<300)であれば(S4)、表示パターンDのデータ(操作受付データD)がセットされる(Sd)。操作受付データDがセットされた場合、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において「10P」「50P」「200P」「戻る」「返却」のみがタッチ選択(操作)可能となり、「300P」の消費ポイントは、画面上で半透明化されてタッチ選択(操作)することはできない。
そして、来店ポイント数が300以上(300≦ポイント)であれば(S5)、表示パターンEのデータ(操作受付データE)がセットされる(Se)。操作受付データEがセットされた場合、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において「10P」「50P」「200P」「300P」「戻る」「返却」の全てをタッチ選択(操作)可能となる。
本実施の形態では、会員遊技者の現在の来店ポイントが「228」であるため、これを超える消費ポイント「300P」は、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において半透明化されてタッチ選択(操作)できないようになっている。
ここで、「10P」「50P」「200P」のいずれかの消費ポイントがタッチ選択(操作)されると、閲覧操作受付処理が開始され(図5(b);R3)、消費ポイントに見合った設定表示データの要求信号がカードユニット4からホールコンピュータ12に出力される(図5(b);R4)。
ここで、「10P」「50P」「200P」のいずれかの消費ポイントがタッチ選択(操作)されると、閲覧操作受付処理が開始され(図5(b);R3)、消費ポイントに見合った設定表示データの要求信号がカードユニット4からホールコンピュータ12に出力される(図5(b);R4)。
このとき、ホールコンピュータ12において、遊技情報データテーブル(図2(a))への設定入力処理を行った設定テーブル(図3(c))が読み出され(図5(b);R5)、その設定テーブルに基づいて設定表示判定処理が行われる(図5(b);R6)。この場合、設定表示判定処理では、消費ポイントに見合った設定値であるパチスロ機2の特定が行われる。なお、かかる設定表示判定処理は、特に図示しないがホールコンピュータ12において、例えばROMに記憶されている設定表示判定処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行される。
具体的に説明すると、図6(b)に示すように、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において、消費ポイント「10P」がタッチ選択(操作)された場合(T1)、設定テーブル(図3(c))から設定値が「2」以上のパチスロ機2がマークされる(Ta)。そして、マークしたパチスロ機2を示す設定表示データがセットされ(Te)、当該ホールコンピュータ12からカードユニット4に送信される(図5(b);R7)。
また、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において、消費ポイント「50P」がタッチ選択(操作)された場合(T2)、設定テーブル(図3(c))から設定値が「4」以上のパチスロ機2がマークされる(Tb)。そして、マークしたパチスロ機2を示す設定表示データがセットされ(Te)、当該ホールコンピュータ12からカードユニット4に送信される(図5(b);R7)。
また、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において、消費ポイント「200P」がタッチ選択(操作)された場合(T3)、設定テーブル(図3(c))から設定値が「5」以上のパチスロ機2がマークされる(Tc)。そして、マークしたパチスロ機2を示す設定表示データがセットされ(Te)、当該ホールコンピュータ12からカードユニット4に送信される(図5(b);R7)。
なお、本実施の形態において、消費ポイント「300P」は、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において半透明化されてタッチ選択(操作)できないようになっているため、上述したような設定表示判定処理は行われない。しかしながら、ポイント使用表示処理画面(図4(c))において、消費ポイント「300P」がタッチ選択(操作)可能であれば(T4)、設定テーブル(図3(c))から設定値が「6」以上のパチスロ機2がマークされる(Td)。そして、マークしたパチスロ機2を示す設定表示データがセットされ(Te)、当該ホールコンピュータ12からカードユニット4に送信される(図5(b);R7)。
このような設定表示データを受信したカードユニット4では、所定の設定表示処理が行われ、パチスロ機2の設定値が表示機16の液晶表示パネル16a上に表示される(図5(b);R8,R9)。ここでは一例として図4(d)〜(g)に示すように、液晶表示パネル16aの画面上において、遊技場に設置された複数台全てのパチスロ機2のうち所定の設定値であるパチスロ機2がその台番号と共に色付表示される。なお、図面上で台番号は省略されている。このような設定表示処理は、例えばROMに記憶されている設定表示処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行される。
図4(d)には、消費ポイント「10P」がタッチ選択(操作)されたことで、設定値が「2」以上のパチスロ機2が色付表示された表示例が示されており、図4(e)には、消費ポイント「50P」がタッチ選択(操作)されたことで、設定値が「4」以上のパチスロ機2が色付表示された表示例が示されている。また、図4(f)には、消費ポイント「200P」がタッチ選択(操作)されたことで、設定値が「5」以上のパチスロ機2が色付表示された表示例が示されており、図4(g)には、消費ポイント「300P」がタッチ選択(操作)されたことで、設定値が「6」のパチスロ機2が色付表示された表示例が示されている。
なお、上述したような設定表示処理と同時に或いはその後、カードユニット4から会員管理コンピュータ10に来店ポイント更新要求が出力される(図5(b);R10)。このとき、会員管理コンピュータ10において、会員データテーブル(図2(b))に記憶された会員遊技者特定情報(例えば、会員ID)に基づいて会員の照会が行われた後(図5(b);R11)、該当する来店ポイントの減算更新処理が行われる(図5(b);R12)。例えば当該会員遊技者が設定表示に際して消費ポイント「10P」を消費している場合には、来店ポイントから「10」だけ減算され、或いは、消費ポイント「50P」を消費している場合には、来店ポイントから「50」だけ減算される。
この後、減算更新済みの来店ポイントを含んだ会員情報が会員管理コンピュータ10からカードユニット4に送信されると(図5(b);R13)、カードユニット4において、受信した会員情報が所定のメモリ(例えば、RAM、ROMなど)に更新記憶される(図5(b);R14,R15)。この場合、図4(b)の画面上には、減算更新済みの新たな来店ポイントが報知される。例えば設定表示処理前の来店ポイントが「228」であり、消費ポイントが「10P」の場合には、減算更新済みの新たな来店ポイント「218」が報知される(図示しない)。
以上、本実施の形態のポイント管理システムによれば、例えば図4(d)〜(g)に示すように、液晶表示パネル16aの画面上において、遊技場に設置された複数台全てのパチスロ機2のうち所定の設定値であるパチスロ機2を色付表示したことで、会員遊技者は、これから自分が遊技を行うパチスロ機2の当選確率(出玉率)が高く設定されているか否かを事前に確認することができるといった当該会員遊技者にとって有利なサービスの提供を受けることが可能となる。この場合、自分に有利なサービスの提供を受けようと希望する会員遊技者の来店回数の増加を見込めるため、遊技場にとっては顧客の囲い込みを効果的に行うことができる。
また、本実施の形態のポイント管理システムによれば、従業員が遊技者を高設定の遊技機に案内するといった手間や労力を省くことができるため、他のサービス(例えば、ドル箱の取替やワゴンサービスなど)の提供の質的低下を防止することが可能となり、その結果、全ての来店者に対して木目細かなサービスの提供を行うことができる。
更に、本実施の形態のポイント管理システムによれば、消費ポイントに応じてサービスの質を異ならせたことで、例えば遊技場の混雑具合や、当該遊技場で開催される高設定イベント、その日の気分などに応じて消費ポイントを選択することができるため、会員遊技者の要望に応じたサービスの提供が可能となる。
更に、本実施の形態のポイント管理システムによれば、消費ポイントに応じてサービスの質を異ならせたことで、例えば遊技場の混雑具合や、当該遊技場で開催される高設定イベント、その日の気分などに応じて消費ポイントを選択することができるため、会員遊技者の要望に応じたサービスの提供が可能となる。
なお、上述した実施の形態では、遊技場に設置された複数台全てのパチスロ機2の設定値を消費ポイントに応じて色付表示する構成例について説明したが、本発明はこれに限定されることは無く、その変形例として会員遊技者がこれから遊技を行うパチスロ機2のみの設定値を一定の来店ポイントを消費することで報知するように構成しても良い。この場合、他のパチスロ機2の設定値を知るためには、知りたいパチスロ機2に併設されたカードユニット4(カード挿入口4a)に会員カードを受け付けて、来店ポイントを消費すれば良い。
具体的に説明すると、カードユニット4(表示機16)の液晶表示パネル16a上に、例えば図7(a)に示すような画面が表示されている状態において、会員遊技者により会員カードがカード挿入口4aからカードユニット4に受け付けられると、上述したカード受付処理(図5(a))が行われ、これにより、液晶表示パネル16a上には、例えば図7(b)に示すように、現在所持する来店ポイント「228」が報知される。このとき、会員遊技者が「30ポイントを使ってこの台の設定を見る」をタッチ選択(操作)すると、上述した設定表示判定処理(図5(b))において、消費ポイントに見合った当該パチスロ機2の特定が行われる。例えば当該台が設定値「4」以上であった場合は、その台の設定値を報知し、それ未満(設定値「1」〜「3」)の場合は、高設定でない旨の報知を行う。なお、報知を行うパチスロ機2であるか否かの特定を行わず(例えば当該台が設定値「4」以上であるといった報知は行わず)、ポイントの使用により「1」〜「6」のいずれの設定値であるかを報知するようにしても良い。
ここで、消費ポイントとして例えば「30」を想定し、これにより特定されるパチスロ機2の設定値を「4」とすると、当該設定値「4」を含む設定表示データがホールコンピュータ12からカードユニット4に送信される。そして、かかる設定表示データを受信したカードユニット4では、所定の設定表示処理が行われ、これにより、液晶表示パネル16a上には、例えば図7(c)に示すように、パチスロ機2の設定値「4」が表示される。なお、当該図7(c)の画面上には、上述した来店ポイント更新処理(図5(b);R10〜R15)により、減算更新済みの新たな来店ポイント「198」が報知される。
このような変形例によれば、消費ポイントに応じてパチスロ機2の設定値を知ることができるため、会員遊技者にとって有利なサービスの提供を受けることが可能となる。この場合、自分に有利なサービスの提供を受けようと希望する会員遊技者の来店回数の増加を見込めるため、遊技場にとっては顧客の囲い込みを効果的に行うことができる。また、従業員が遊技者を高設定の遊技機に案内するといった手間や労力を省くことができるため、他のサービス(例えば、ドル箱の取替やワゴンサービスなど)の提供の質的低下を防止することが可能となり、その結果、全ての来店者に対して木目細かなサービスの提供を行うことができる。
また、上述した実施の形態において、設定値の報知については、該当する設定値であるパチスロ機2を全て視認可能に報知したが、一部のみ報知するようにしても良い。例えば乱数により、報知を行うパチスロ機2と報知を行わないパチスロ機2とを選択するようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、来店ポイントや所定の設定値であるパチスロ機2などを視認可能に表示させて報知する構成とし、また、その変形例(図7)では、来店ポイントや設定値を液晶表示パネル16a上に視認可能に表示させて報知する構成を示したが、これに代えて例えば音声により報知させても良いし、視認表示と音声報知とを同時に行うように構成しても良い。
また、上述した実施の形態において、来店ポイントの加算更新では、当日に会員カードが初回受け付けされたことをポイント加算条件としたが、これ以外の加算条件(例えば、所定回数受け付けされたことを加算条件とするなど)としても良いし、或いは、双方を組み合せても良い。
また、上述した実施の形態及び変形例(図7)では、遊技機としてパチスロ機を想定しているが、これに限定されることは無く、例えば複数の異なる設定値を有するパチンコ機を想定することも可能である。この場合、当該パチンコ機及びこれに併設されたカードユニットが複数設置された遊技場のシステムに、上述した実施の形態及び変形例(図7)で説明したような本発明のポイント管理システムを構築し、消費ポイントに応じて各パチンコ機の設定値を報知するようにしても良い。
また、上述した実施の形態及び変形例(図7)において、パチスロ機2の設定値をズバリ報知するのでは無く、設定値がある範囲に含まれるような報知の方法を採用しても良い。例えば当該パチスロ機2の設定値が「3」である場合、「この台の設定値は「2」〜「5」の何れかです。」といったような報知方法でも良い。この場合、消費ポイントにより報知する設定範囲を明確化させても良い。例えば消費ポイントが「50P」では「この台の設定値は「2」〜「5」の何れかです。」と報知し、消費ポイントが「100P」では「この台の設定値は「2」又は「3」です。」と報知する。
また、上述した実施の形態及び変形例(図7)において、設定値を報知する代わりに、例えば図8に示すように、パチスロ機2の設定値の信頼度を報知しても良い。例えば当該パチスロ機2の設定値が「5」である場合の信頼度の報知方法の一例について説明すると、同図(a)には、消費ポイント「10P」に見合った信頼度として設定値「3」〜「5」が最も高くなっていることが報知されている。また、例えば同図(b)には、消費ポイント「50P」に見合った信頼度として設定値「3」又は「5」が最も高くなっているが、設定値「4」の信頼度も依然として高いことが報知されている。また、例えば同図(c)には、消費ポイント「100P」に見合った信頼度として設定値「3」又は「5」が最も高くなっていることが報知されている。そして、例えば同図(d)には、消費ポイント「200P」に見合った信頼度として設定値「5」が最も高くなっていることが報知されている。具体的には、信頼度の報知方法において、ポイント及び設定値に応じた表示パターン(例えば、信頼度の表示パターン)がそれぞれ複数種類あり、使用ポイントと設定値に応じて選択可能な表示パターンからいずれかをランダムに選択して表示されることになる。
また、上述した実施の形態及び変形例(図7)では、カードユニット4(表示機16)の液晶表示パネル16a上に、所定の設定値であるパチスロ機2(例えば、図4(d)〜(g))やその設定値(例えば、図7(c))を表示して報知する構成例を想定して説明したが、これに代えて、例えば図1に示された情報表示端末18の液晶表示パネル18a上に同様の報知をするように構成しても良い。具体的に説明すると、情報表示端末18は、各カードユニット4及び会員管理コンピュータ10、ホールコンピュータ12に接続されている。この場合、会員カードをカードユニット4に受け付ける代わりに、当該情報表示端末18のカード挿入口18bに挿入する。
このとき、液晶表示パネル18aに表示された画面(例えば図4(a)〜(c))に従ってタッチ選択(操作)することで、上述した実施の形態と同様に図4(d)〜(g)に示すように、遊技場に設置された複数台全てのパチスロ機2のうち所定の設定値であるパチスロ機2を色付表示させることができる。また、特定の1つのパチスロ機2の設定値を知りたい場合には、液晶表示パネル18aに表示された画面(例えば図7(a),(b))に従ってタッチ選択(操作)することで、上述した変形例と同様に図7(c)に示すように、当該パチスロ機2の設定値「4」を表示させることができる。
2 遊技機(パチスロ機)
4 カードユニット
10 会員管理コンピュータ
12 ホールコンピュータ
16 表示機
4 カードユニット
10 会員管理コンピュータ
12 ホールコンピュータ
16 表示機
Claims (2)
- 会員遊技者毎にポイントを記憶するポイント記憶手段と、
所定のポイント加算条件に応じて前記ポイント記憶手段に記憶されたポイントを加算更新するポイント更新手段と、
遊技場に設置された遊技機毎に対応して設定値の入力を行う入力手段と、
入力された設定値を遊技機毎に対応して記憶する設定値記憶手段と、
会員遊技者を特定可能な会員遊技者特定情報が記憶された会員用記録媒体を受け付ける受付手段と、
受け付けた会員用記録媒体に記憶された会員遊技者特定情報から前記ポイント記憶手段に記憶されたポイントのうち当該会員遊技者のポイントを特定する会員特定手段と、
前記設定値記憶手段に記憶された設定値に基づいて所定の設定値である遊技機を特定する設定値特定手段と、
前記会員特定手段によって特定したポイントが所定値以上であることを条件として前記設定値特定手段によって特定した所定の設定値である遊技機を特定可能に報知する設定報知手段とを備えていることを特徴とするポイント管理システム。 - 前記会員特定手段によって特定した会員遊技者のポイントを報知するポイント報知手段と、
会員遊技者による操作が可能な操作手段と、
操作手段による操作に応じて消費ポイントを複数種類の中から選択する消費ポイント選択手段と、
消費ポイントの種類に応じて、判定対象とする設定値を判定する設定値判定手段とを備えており、
前記設定値特定手段は、前記設定値判定手段によって判定された設定値である遊技機の特定を行うことを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006105554A JP2007275300A (ja) | 2006-04-06 | 2006-04-06 | ポイント管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006105554A JP2007275300A (ja) | 2006-04-06 | 2006-04-06 | ポイント管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007275300A true JP2007275300A (ja) | 2007-10-25 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-04-06 JP JP2006105554A patent/JP2007275300A/ja active Pending
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