JP2004208936A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジュース・ライター用オイルなどの液状異物を、遊技機に備えた下受け皿に流されたとしても、その液状異物を下受け皿から自然に排出し得る機構を備えた遊技機を提供することである。
【解決手段】遊技機1の景品玉を貯留する下受け皿13に、ジュース・ライター用オイルなどの液状異物を下受け皿13下方に流し出す液状異物排出機構16を形成し、この液状異物排出機構16は、たとえば下受け皿13を構成している余剰景品玉貯留部13aの最深部位に備えられている開閉扉15に、表面から裏面にわたり貫通する玉が落下しない程度のスリット状の穴16aや、細穴を持って構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機、特に景品玉や景品コイン(以下、単に玉やコインと言うこともある。)を貯留する下受け皿を備えているパチンコ機やパチスロ機などの遊技機に関する。なお、本明細書において、液状異物とは、例えばジュース,酒類などの飲み物やライター用オイルなどの液状体すべてを総称するものとする。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やパチスロ機などの遊技機は、前面の下部中央位置に、景品玉や景品コインなどを貯め受けておく下受け皿が備えられている。この下受け皿は、一般に樹脂製のものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
昨今、このような遊技機で遊技する者の中には、店側に対する嫌がらせや思い通りに遊べなかった腹癒せなどで遊技機に悪戯をしていく者が見受けられる。すなわち、例えばジュース,酒類などの飲み物やライター用オイルなどの液状異物を遊技機の下受け皿に故意に流し、これら液状異物を下受け皿に溜めた状態で帰るという悪質な悪戯が発生している。このような悪戯がなされると、悪戯された遊技機台は、溜まっている液状異物を取り除き,清掃するまでの間使用できず、他の遊技者の遊技機台選択の余地を狭めるばかりか、液状異物の取り除き,清掃手間が掛かり、店側に無用の労力が強いられていた。
また、ライター用オイルなどを流された場合にあっては、単に下受け皿を汚すという嫌がらせに留まらず、下受け皿に溜まったオイルに放火して遊技機台を燃焼させてしまうという虞もあり、特に耐火性の低い樹脂材にて成形されている遊技機にあっては大変危険である。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたもので、その目的とするころは、液状異物を下受け皿に流されたとしても、その液状異物を下受け皿から外部に排出し得る機構を備えた遊技機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明がなした技術的手段は、少なくとも景品玉用又は景品コイン用を貯留する下受け皿13を備えている遊技機において、この下受け皿13に、景品玉又は景品コインが落下しない液状異物排出機構16を設けたものである。この液状異物排出機構16は、例えば下受け皿13の最深部位に備えられている玉抜取部14に設けられている。また、液状異物排出機構16は、景品玉又は景品コインが落下しない穴形状に、下受け皿13の表面から裏面にわたり貫通して形成されている。
この液状異物排出機構16の一例を挙げると、例えば、下受け皿13の内面所望箇所に設けられている一個乃至複数個の貫通状のスリット状の穴16a、又は一個乃至複数個の細穴16cにより形成されるものとすることができる。
この場合において貫通状のスリット状の穴16aは、下受け皿13の最深部位に備えられている玉抜取部14に設けられる。また、貫通状のスリット状の穴16aは、玉抜取部14の開閉扉15に形成することができる。また、貫通状のスリット状の穴16aは、玉抜取部14の開閉扉15と抜取口縁部14aとの間に設けられる隙間16bにより形成することもできる。
さらに、液状異物排出機構16が細穴16cにより形成される場合、この細穴16cは玉抜取部14の開閉扉15に設けられる。
そして、液状異物排出機構16は、下受け皿13の内面所望箇所に設けられる一個又は複数個の貫通状のスリット状の穴16aと一個又は複数個の細穴16cの任意な組み合わせにより形成することも可能である。
すなわち、このような液状異物排出機構16を遊技機1の下受け皿13に形成することで、下受け皿13に玉やコイン以外に、液状異物L、例えば飲物やライター用オイルなどが流し込まれたとしても、その液状異物Lは、液状異物排出機構16を介して下受け皿13から排出される。また、この液状異物排出機構16を下受け皿13の最深部位に形成することで、液状異物Lは、液状異物排出機構16を介して自然に下受け皿13下方へと排出される。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明遊技機の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
本発明の遊技機は、少なくとも景品玉用又は景品コイン用の下受け皿を備えた遊技機、例えば景品玉用の下受け皿を備えたパチンコ機(弾球遊技機)や、景品コイン用の下受け皿を備えたパチスロ機(コイン遊技機)を対象とするが、以下の説明では、その一例として、図示するパチンコ機に適用した場合について説明する。
図1及び図2は第一実施形態、図3は第二実施形態、図4は第三実施形態、図5は第四実施形態、図6は第五実施形態、図7は第六実施形態、図8は第七実施形態をそれぞれ示す。
【0006】
「第一実施形態」
図1及び図2は本発明の第一実施形態を示す。
図1は、パチンコ機全体を示す概略斜視図で、パチンコ機1は、前面枠2、外枠3、ガラス面4を有し、ガラス面4の背面側に遊技盤5が配設されている。また、前面枠2の下方には、前面板6が開閉可能に取り付けられている。
そして、前面板6の前面側には、上受け皿(打球供給皿ともいう)7が取り付けられ、この上受け皿7は、打球貯留部7aと、この打球貯留部7aに供給された打球(パチンコ玉)を一列に整列させて供給する打球整列樋7bからなる受け皿表面部7´を備え、また、上受け皿7の打球貯留部7aと対応する前面板6には、景品玉払出口8が形成され、この景品払出口8と余剰景品玉払出口12とを連通する景品玉連絡流路(図示せず)が後方に形成されている。
また、上受け皿7には、球貸操作ボタン9a、球貸情報表示器9bが設けられている。前面枠の下部中央位置には、下受け皿(余剰玉受け皿ともいう)13が設けられ、景品玉連絡流路の前方の景品玉払出口8側が景品玉で満杯になった場合に、余剰景品玉払出口12より余剰景品玉を下受け皿13に導くようになされている。前面枠2の下部右側には操作ハンドル10が設けられ、この操作ハンドル10の回動操作により図示しない打球杆が反復駆動されるように構成されている。なお、前面枠2の上部には、ランプ装置11a、11bが備えられている。このランプ装置11は、コントロール基板によってその動作が駆動制御される。
また、本実施形態では、遊技盤5に備えられる、例えば所望な画像や図柄を表示する表示装置や、入賞球装置、打球誘導レールなどの遊技に供される装置については省略している。
なお、この図示したパチンコ機の形態は、本発明が適用されるパチンコ機の一形態に過ぎず特に限定して解釈されるものではなく、他の形態を有するパチンコ機全般が対象とされる。
本発明は、このようなパチンコ機などの遊技機1を構成している下受け皿13に特徴的な構成を有しており、次にこの下受け皿13を中心に説明をする。
【0007】
下受け皿13は、任意な外観形状を有すると共に、所望形状(深さ・幅・奥行き)の余剰景品玉貯留部13aを有し、この余剰景品玉貯留部13aに液状異物排出機構16を設けている。下受け皿13は、このように余剰景品玉貯留部13aに液状異物排出機構16を形成した点以外は、一般的な形態が適用可能であり、適宜本発明の範囲内で他の形態に設計変更可能である。
この液状異物排出機構16の具体的な一例を挙げて説明すると、例えば図1および図2に示すように、下受け皿13の余剰景品玉貯留部13aにおける最深部位に備えられている玉抜取部14の開閉扉15に、その表面から裏面にわたって貫通する所望スリット状の穴16aによって液状異物排出機構16が形成されている。
このスリット状の穴16aは、余剰景品玉貯留部13aに溜まった玉が、下受け皿13の下方に落下しない程度の大きさ、すなわち玉径よりも幅狭に形成される。また、本実施形態では開閉扉15が、操作摘まみ17を左右方向にスライド操作することにより、左右方向にスライド開閉作動する構成としたが、前後方向にスライド作動する構成などの他の周知構成が適宜選択適用できる。
なお、本実施形態では、スリット状の穴16aが扉開閉方向と直交する方向に形成した単なる長尺状の一本のスリット形状としているが、他の任意な形状、例えば、スリットを断続的に形成、あるいは同一長さ若しくは異なる長さのものを複数本形成してもよく、またこのスリット状の穴で所望なデザインなどを表現するものとすることもできる。また、扉開閉方向と同一方向に形成することも可能である。
すなわち、余剰景品玉貯留部13aは、通常、最深部位に備えられている玉抜取部14の開閉扉15方向に向けて下り傾斜状のテーパ面13bをもって構成されている。従って、この余剰景品玉貯留部13aに流された液状異物Lは、このテーパ面13bに沿って開閉扉15へと流れ、該開閉扉15のスリット状の穴16aに集められる。そして、この穴16aを介して下受け皿13下方へと流し出される。
【0008】
「第二実施形態」
図3は、本発明の第二実施形態を示す。
本実施形態では、玉抜取部14の開閉扉15の端面15aと抜取口縁部14aとの間に設けられる隙間16bにより液状異物排出機構16を形成した一例を示している。なお、その他の構成および作用効果は上述した第一実施形態と同様であるためその説明は省略する。
すなわち本実施形態によれば、開閉扉15を閉じた状態の時、開閉扉15の端面15aが、抜取口縁部14aとの間で所望幅(玉が落下しない程度の幅)の隙間16bを形成するように、開閉扉15を開閉調整するよう構成する。従って、本実施形態によれば、常時、開閉扉15の端面15aと抜取口縁部14aとの間には所望幅の隙間16bが形成されているため、下受け皿13に流された液状異物は、この隙間16bを介して下受け皿13下方から流れ落ちる。
上記隙間16bは、開閉扉15を閉じた状態の時に、玉が落下しない程度の幅(扉開閉方向幅および扉開閉方向と直交する幅)に形成されているものであれば特に図示形態に限定して解釈されるものではなく、所望な隙間形状が本発明の範囲内で選択可能である。また、第一実施形態にて液状異物排出機構16を形成していたスリット状の穴16aを、本実施形態の開閉扉15に併せて設けることも可能である。
【0009】
「第三実施形態」
図4は、本発明の第三実施形態を示す。
本実施形態では、余剰景品玉貯留部13aの開閉扉15の所望箇所に、一個乃至複数個の細穴16cにより液状異物排出機構16を形成した一例を示している。なお、その他の構成および作用効果は上述した第一実施形態と同様であるためその説明は省略する。
図示形態では、開閉扉15の全域に、表面から裏面にわたって貫通する所望開口径の細穴16cを複数個形成することで液状異物排出機構16を構成している。勿論この細穴16cは、玉が落下しない程度の穴径とする。なお、全体の穴数は、下受け皿13の必要強度を低下しない程度を十分考慮して決定する。
従って、本実施形態によれば、下受け皿13に流された液状異物は、開閉扉15の全域に形成されているこれら複数個の細穴16cのうちのいずれかの細穴又はすべての細穴を介して下受け皿13下方から流れ落ちる。
細穴16cは、一個乃至複数個の範囲から適宜選択可能で、また、本実施形態では同一穴径の細穴群によって液状異物排出機構16を形成するが、異なる穴径の細穴群によって液状異物排出機構16が形成されるものであってもよい。なお、一個の細穴16cからなる液状異物排出機構16とする実施形態の場合、その細穴16cは、開閉扉15の最深部位に形成するのが好ましい。
【0010】
「第四実施形態」
図5は本発明の第四実施形態を示す。
本実施形態では、余剰景品玉貯留部13aの全域に、複数個の細穴16c群からなる液状異物排出機構16を形成した一例を示している。なお、その他の構成および作用効果は上述した第一実施形態および第三実施形態と同様であるためその説明は省略する。
図示形態では、開閉扉15の全域と、該開閉扉15以外の余剰景品玉貯留部13aの全域に、表面から裏面にわたって貫通する所望開口径の細穴16cを複数個形成することで液状異物排出機構16を構成している。
従って、本実施形態によれば、下受け皿13に流された液状異物は、余剰景品玉貯留部13aの全域に形成されているこれら複数個の細穴16cのうちのいずれかの細穴又はすべての細穴を介して下受け皿13下方から流れ落ちる。すなわち、本実施形態によれば、余剰景品玉貯留部13aの全域に細穴16c群からなる液状異物排出機構16を形成しているため、余剰景品玉貯留部13aに流された液状異物を素早く下受け皿13下方に落下させることができる。なお、開閉扉15に形成される細穴16cは、一個であってもよく、この場合好ましくは最深部位に形成するのがよい。
【0011】
「第五実施形態」
図6は本発明の第五実施形態を示す。
本実施形態では、上述した第四実施形態にて開閉扉15以外の余剰景品玉貯留部13aに形成した細穴16cに代えて、表面から裏面にわたって貫通する複数の所望スリット状の穴16aを開閉扉15以外の余剰景品玉貯留部13aに形成することによって液状異物排出機構16が形成されている一例を示している。なお、その他の構成および作用効果は上述した第一実施形態および第四実施形態と同様であるためその説明は省略する。
また、本実施形態では、開閉扉15に複数個の細穴16cを形成しているが、一個の細穴のみであってもよく、また本実施形態では、開閉扉15以外の余剰景品玉貯留部13aに形成されている複数個のスリット状の穴16aが、異なる形状で、かつ規則正しく整列されている複数個の穴群によって構成されているが、これらの穴16aは同一形状であってもよく、また不規則に設けられているものであってもよく任意である。
従って、本実施形態によれば、下受け皿13に流された液状異物は、余剰景品玉貯留部13aに形成されているこれら複数個の細穴16cと、複数個のスリット状の穴16aのいずれか又はすべてを介して下受け皿13下方から流れ落ちる。すなわち、本実施形態によれば、余剰景品玉貯留部13aの全域に複数個のスリット状の穴16aと複数個の細穴16cからなる液状異物排出機構16を形成しているため、余剰景品玉貯留部13aに流された液状異物を素早く下受け皿13下方に落下させることができる。
【0012】
「第六実施形態」
図7は本発明の第六実施形態を示す。
本実施形態では、上述した第四実施形態にて開閉扉15に形成した細穴16cに代えて、表面から裏面にわたって貫通する所望スリット状の穴16aを開閉扉15に形成することによって液状異物排出機構16が形成されている一例を示している。なお、その他の構成および作用効果は上述した第一実施形態および第四実施形態と同様であるためその説明は省略する。
また、本実施形態では、開閉扉15に一個のスリット状の穴16aを形成しているが、複数個のスリット状の穴であってもよく、また本実施形態では、開閉扉15以外の余剰景品玉貯留部13aに形成されている複数個の細穴16cが、同一穴径の穴群によって構成されているが、これら穴16cは異なる穴径であってもよく任意である。
従って、本実施形態によれば、下受け皿13に流された液状異物は、余剰景品玉貯留部13aに形成されているこれら複数個の細穴16cと、スリット状の穴16aのいずれか又はすべてを介して下受け皿13下方から流れ落ちる。すなわち、本実施形態によれば、余剰景品玉貯留部13aの全域に複数個の細穴16cと一個のスリット状の穴16aからなる液状異物排出機構16を形成しているため、余剰景品玉貯留部13aに流された液状異物を素早く下受け皿13下方に落下させることができる。
【0013】
「第七実施形態」
図8は本発明の第七実施形態を示す。
本実施形態では、上述した第五実施形態にて開閉扉15に形成した複数の細穴16cに代えて、スリット状の穴16aを開閉扉15に形成することによって液状異物排出機構16が形成されている一例を示している。なお、その他の構成および作用効果は上述した第一実施形態及び第五実施形態と同様であるためその説明は省略する。
また、本実施形態では、開閉扉15に一個のスリット状の穴16aを形成しているが、複数個のスリット状の穴であってもよく、また本実施形態では、開閉扉15以外の余剰景品玉貯留部13aに形成されている複数個のスリット状の穴16aが、異なる形状で、かつ規則正しく整列されている複数個の穴群によって構成されているが、これら穴は同一形状であってもよく、また不規則に設けられているものであってもよく任意である。
従って、本実施形態によれば、下受け皿13に流された液状異物は、余剰景品玉貯留部13aに形成されているこれら複数個のスリット状の穴16aのいずれか又はすべてを介して下受け皿13下方から流れ落ちる。すなわち、本実施形態によれば、余剰景品玉貯留部13aの全域に複数個のスリット状の穴16aからなる液状異物排出機構16を形成しているため、余剰景品玉貯留部13aに流された液状異物を素早く下受け皿13下方に落下させることができる。
【0014】
なお、上述した各実施形態は、本発明の一例を示したものに過ぎず、何等これらに限定して解釈されるものではなく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。例えば、上受け皿がなく、上受け皿の機能と下受け皿の機能を併せ持った下受け皿のみを構成した遊技機にも適用可能である。
また、例えば、各液状異物排出機構16(16a,16b,16c)の下位、すなわち下受け皿13下面に、該液状異物排出機構16から排出された液状異物を案内排出するドレン(図示せず)を備えて集中的に排出するようにしても良い。この場合、そのドレン末端は、別途備えた回収部に回収するものとしてもよい。このような回収部は、遊技機裏側などの遊技者から直視し得ない位置に設置するのが好ましい。
また、そのドレン若しくはドレンの下流側に液体感知センサを備え、液体が下受け皿13に流されたことを従業員または店の管理センタなどに知らせ、悪戯早期発見に寄与せしめる任意構成を採用してもよく、本発明の範囲内で適宜種々の構成などを追加・変更することも可能である。この場合、遊技機に備えられているランプ装置11aと11bのいずれか若しくは双方を介して液体流出の検出を光により知らせる技術的手段を採用することも可能である。また、音響により知らせることも併せてあるいは単独ですることがきる。
【0015】
【発明の効果】
本発明は上述の通りであるため、下受け皿への液状異物流出による弊害を最小に抑えることができると共に、例えばライター用オイルなどの可燃性の液状異物を流されたとしても、下受け皿には溜まらない為、火災などの危険も未然に防げ、安全性の面で大変向上し、被害を最小限に食い止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明遊技機の一実施形態を示す全体概略斜視図。
【図2】下受け皿に形成される液状異物排出機構の第一実施形態を示し、(a)は概略平面図、(b)は断面して示す概略正面図、(c)は断面して示す概略側面図。
【図3】下受け皿に形成される液状異物排出機構の第二実施形態を示し、(a)は概略平面図、(b)は断面して示す概略正面図、(c)は断面して示す概略側面図。
【図4】下受け皿に形成される液状異物排出機構の第三実施形態を示し、(a)は概略平面図、(b)は断面して示す概略正面図。
【図5】下受け皿に形成される液状異物排出機構の第四実施形態を示す概略平面図。
【図6】下受け皿に形成される液状異物排出機構の第五実施形態を示す概略平面図。
【図7】下受け皿に形成される液状異物排出機構の第六実施形態を示す概略平面図。
【図8】下受け皿に形成される液状異物排出機構の第七実施形態を示す概略平面図。
【符号の説明】
1:遊技機(パチンコ機)
7:上受け皿
12:余剰景品玉払出口
13:下受け皿
13a:余剰景品玉貯留部
14:玉抜取部
15:開閉扉
16:液状異物排出機構
16a:スリット状の穴
16b:隙間
16c:細穴

Claims (3)

  1. 少なくとも景品玉又は景品コインを貯留する下受け皿を備えている遊技機であって、
    下受け皿には、該下受け皿に流された液状異物を下受け皿下方に排出する液状異物排出機構が設けられ、
    該液状異物排出機構は、景品玉又は景品コインが落下しない形状に形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 液状異物排出機構は、下受け皿の最深部位に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 液状異物排出機構は、景品玉又は景品コインが落下しない穴形状に、下受け皿の表面から裏面にわたり貫通して形成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の遊技機。
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