JP2004208874A - カーペットクリーナー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給水タンク1A内の洗浄水CWを噴射ノズル3Nに送って噴射させる非自給式電動ポンプ2Pの吐出側に、一方を噴射ノズル3N側に接続し、他方を電磁開閉弁10Tを介して給水タンク1Aに接続した分岐管を連設して、電動ポンプ2Pの駆動に先だって電磁開閉弁10Tを開とし、ポンプモータ2PMの電流値が所定の時間内に所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知された場合に、電磁開閉弁10Tを閉にして非自給式電動ポンプ2Pの駆動を継続する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カーペットを高温、高圧のスチーム(洗浄水)で洗浄するカーペットクリーナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カーペットクリーナーの基本構造に関しては、従来より例えば特許文献1に記載の如き構造のものが知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−99111号公報
【0004】
上記特許文献1に記載のカーペットクリーナーによれば、電動ポンプによって加圧され、且つ、ヒータによって加熱された高温・高圧の洗浄水を、噴射ノズルよりカーペットに向けて勢いよく噴射して洗浄し、その洗浄後の汚水をバキュームヘッドの吸引口に及ぼしたバキュームポンプの強力な吸引作用によって吸引して、回収タンクに回収するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1に記載のカーペットクリーナーでは、価格の面から電動ポンプとして非自給式のポンプを使用し、この非自給式電動ポンプをタンクの下側に設けることにより、その水圧によってポンプ内のエアーを排出するようにしているが、特許文献1の図面に見られるように、ポンプの吐出側に長いホースや噴射ノズル等が接続されて抵抗が大きい場合には、タンクに洗浄水を充たした後、電動ポンプによってその洗浄水を送り出す際に、電動ポンプに対して呼び水を注入することによって、ポンプに残っているエアーを強制排出する作業を必要とする場合がある。即ち、ポンプ作業を開始するに当って、電動ポンプ内にエアーが存在すると、たとえタンク内に洗浄水を充たしたとしても正常にポンプ動作を行うことができず、その都度面倒な呼び水の作業を行わなくてはならない煩わしさがあった。
【0006】
そこで本発明の技術的課題は、タンクに充たした洗浄水を非自給式電動ポンプを用いて噴射ノズルに送って噴射させるに際して、面倒な呼び水を行わなくても、自動的に非自給式電動ポンプをスタートさせて、噴射ノズルに加圧された洗浄水を速やかに噴射ノズル側に加圧給水できるように工夫したカーペットクリーナーを提供することである。
【0007】
更に本発明の他の技術的課題は、電動ポンプによって噴射ノズルから噴射される洗浄水の圧力を、二段階に切換可能に構成したカーペットクリーナーを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明に係るカーペットクリーナーでは、前記請求項1に記載の如く、タンク内の洗浄水をタンクの下側に設けた非自給式電動ポンプによって噴射ノズルよりカーペットに向けて噴射して洗浄し、その洗浄汚水を吸引口にバキューム作用を及ぼして吸引するように構成したカーペットクリーナーであって、上記電動ポンプの吐出側に、一方を上記の噴射ノズル側に接続し、他方を電磁開閉弁を介して上記のタンク側に接続した分岐管を連設すると共に、上記電動ポンプと電磁開閉弁には、電動ポンプの駆動に先だって上記電磁開閉弁を開とし、所定の時間内に上記の電動ポンプを駆動するモータの電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知された場合に、上記電磁開閉弁を閉にして上記電動ポンプの駆動を継続する手段を備えた制御部を具備せしめたことを特徴とする。
【0009】
(2) 更に本発明に係るカーペットクリーナーは、前記請求項2に記載の如く、タンク内の洗浄水を、タンクの下側に設けた非自給式電動ポンプによって噴射ノズルよりカーペットに向けて噴射して洗浄し、その洗浄汚水を吸引口にバキューム作用を及ぼして吸引するように構成したカーペットクリーナーであって、上記電動ポンプの吐出側に、一方を上記の噴射ノズル側に接続し、他方を電磁開閉弁を介して上記のタンク側に接続した分岐管を連設し、上記電動ポンプと電磁開閉弁の制御部には、電動ポンプによる給水を高圧給水運転と低圧給水運転とに選択可能な給水圧力選択手段と、高圧給水運転を選択した時に、所定の時間内に上記の電動ポンプを駆動するモータの電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知された場合に、上記電磁開閉弁を閉にして上記電動ポンプの駆動を継続する一方、低圧給水運転を選択した時には、所定の時間内に上記の電動ポンプを駆動するモータの電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知された場合に、上記電磁開閉弁を開に維持したまま上記電動ポンプの駆動を継続する給水圧力制御手段を具備せしめたことを特徴とする。
【0010】
(3) 更に本発明に係るカーペットクリーナーは、前記請求項3に記載の如く、電動ポンプによって加圧された洗浄水を噴射ノズルに送る給水管の途中に、送られて来る洗浄水を高温に加熱するヒータを設けると共に、このヒータと上記電動ポンプの間の給水管に、前記電磁開閉弁を介して前記タンク側に通じる循環パイプを分岐接続したことを特徴とする。
【0011】
上記(1)で述べた手段によれば、非自給式電動ポンプを駆動開始するに当り、先ず電磁開閉弁を開とするので、ポンプ電動によりポンプ内のエアーは電磁開閉弁を通してタンク内に放出されることになる。そしてエアーが抜けてポンプ内に洗浄水が充たされると、ポンプモータの回転負荷が増し、ポンプモータに流れる電流値が上昇して所定の値に達し、電磁開閉弁を閉とする。それ以降は、高圧状態の洗浄水が噴射ノズルに送り出されることになる。従って、上記の構成によれば、呼び水を注がなくてもスタート当初から自動的にタンク内の洗浄水を噴射ノズルよりカーペットに向けて高圧で噴射して洗浄することを可能にする。
【0012】
上記(2)で述べた手段によれば、高圧給水運転と低圧給水運転とを選択可能な給水圧力選択手段を備えるものであって、高圧給水時には、ポンプを駆動するモータ電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知されると、電磁開閉弁を閉状態にしてポンプ駆動を継続し、低圧運転時には、ポンプを駆動するモータ電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知されると、電磁開閉弁を開の状態を維持したままポンプ駆動を継続するように構成しているため、一台の電磁開閉弁をもって、エアー抜きと高圧並びに低圧給水の各動作を可能にするものである。
【0013】
上記(3)で述べた手段によれば、エアー抜きに際して、ヒータによって高温に加熱される前の常温の洗浄水を循環パイプを通してタンク側に送って、エアーを抜くことができるため、高温に加熱された洗浄水による電磁開閉弁の故障や誤動作の発生を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、上述した本発明に係るカーペットクリーナーの実施の形態を図面と共に説明すると、図1はカーペットクリーナー全体の概略図を示したものであって、図中、1はカーペットクリーナーの機体、1Aと1Bは洗浄水の給水タンクと洗浄汚水の回収タンク、CWとDWはこれ等各タンク1A,1Bの内部1X,1Yに夫々収容及び回収した洗浄水と汚水、Eは洗剤入りの洗浄水CW(湯)を給水する時に用いる容器を示す。
【0015】
また、2Pは供給タンク1Aの下側部に設けられ、且つ、該タンク1Aの内底部に設けた取入口2Sから取入れた洗浄水CWを、可撓性ホースを用いて構成した給水管3側に高圧供給する非自給式の電動ポンプ(以下単に電動ポンプという)、4は給水管3の根端部3A側の周面に着脱自在に取付けたヒータであって、給水タンク1A内に収容した上記の洗浄水CWは、これ等の電動ポンプ2Pとヒータ4とによって最高で約80℃の高温・高圧の洗浄水となり、次いで、図2に示すように上記給水管3の先端3Sにスチーム給水管3Xaを介して連通接続したマニホールド管3X、及び、このマニホールド管3Xの底面に首部3Naを嵌込んで取付けられている複数の噴射ノズル3N…から、符号CWaに示すように夫々扇状に成って均等にカーペットTに向けて勢い良く噴射される仕組に成っている。
【0016】
同じく図1に於いて、6はバキュームポンプ、6Tはバキュームポンプ6による強力なバキューム力(吸引力)を上述した回収タンク1Bの内部1Yに及ぼすバキューム筒、6Aはこのバキューム筒6Tの上端部に取付けた自動吸水停止装置、5は根端部5Aを上記の回収タンク1Bに接続し、先端部にはバキュームヘッド5Tを設けたパイプ構造のハンド部材であって、回収タンク1B内に生じた強力なバキューム作用がこのハンド部材5を通して先端のバキュームヘッド5Tに及んで、図2の断面図に示すように上述した噴射ノズル3NからカーペットTに向けて噴射される高温・高圧の洗浄水CWaによって洗浄された後の汚水DWを、その強力な吸引力で吸引口5Dから回収タンク1B内に吸引回収するように構成されている。
【0017】
尚、図1と図2に於いて、9は上記の噴射ノズル3Nを収めたカバー体、9Hはこのカバー体9に設けた外気導口、3H…は給水管3を上述したハンド部材5に固定するバンド、3Vは上述した給水管3の途中に設けた開閉バルブ、3Lはこの開閉バルブ3Vを開閉作動するウオンドレバー、7は回収タンク1B内に設けた気水分離用の遮蔽板、8はドレンバルブ、Fは汚水回収用容器を示す。
【0018】
また、図2に於いて5Tcと5Dcは上記吸引口5Dの外側と内側の下端接触面である。
【0019】
以上の如き構成に於いて、バキュームポンプ6を駆動回転してバキュームヘッド5Tの吸引口5Dに強力なバキューム力を作用させながら、電動ポンプ2Pを駆動し、且つ、ウオンドレバー3Lを握って開閉バルブ3Vを開くと、図2に示すように約80℃に加熱された高温・高圧の洗浄水が、給水管3及びマニホールド管3Xの内部3XTを通って、該マニホールド管3Xに取付けた複数の噴射ノズル3N…から夫々符号CWaに示すように勢い良く噴射されてカーペットTを洗浄する一方、この洗浄によって生じた汚水DWをその発生源でバキュームヘッド5Tの吸引口5Dから吸引して回収タンク1Bに回収する仕組に成っている。
【0020】
本発明は以上の如く構成されたカーペットクリーナーに実施されるものであって、図1に於いて、3Kは前記給水管3の根端部3A側であって、且つ、前記電動ポンプ2Pとヒータ4の間の給水管3の部分に分岐接続した循環パイプで、途中に電磁開閉弁10Tを取付けたこの循環パイプ3Kの先端側は、前記給水タンク1Aに接続又は連通されている。
【0021】
更に図1に於いて、11は前記電磁開閉弁10Tと、電動ポンプ2Pの作動を制御する制御盤、12は操作パネルであって、これ等制御盤11と操作パネル12は機体1側に設けられている。図3は操作パネル12の一例を示したものであって、図中、13Lは電源用の表示ランプ、14Lはバキュームポンプ6用の表示ランプ、14SはそのON/OFFスイッチ(ボタン)、15Lと16Lは前記電動ポンプ2Pの高圧給水運転用と低圧給水運転用の各表示ランプ、15Sと16Sは高圧給水運転用と低圧給水運転用の各ON/OFFスイッチ(ボタン)を示す。
【0022】
図4は、上述した本発明に係るカーペットクリーナーの電気的構成の一例を説明したブロック図であって、図中、2PMは前記電動ポンプ2Pのモータ、11Aはこのモータ2PMに接続した電流計、11は少くとも上記高圧運転用と低圧運転用の各ON/OFFスイッチ15S,16Sと、電動ポンプ2P用の電流計11Aを備えると共に、前記電磁開閉弁10Tを接続した制御盤で、この制御盤11には、電源スイッチ(図示省略)の投入に基づく前記電動ポンプ2Pの駆動に先だって、前記電磁開閉弁10Tを開状態とし、所定の時間内に電動ポンプ2Pを駆動するモータ2PMの電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知されると、上記の電磁開閉弁10Tを閉状態にして、上記の電動ポンプ2Pの駆動を継続するソフトが組み込まれている。
【0023】
更に上記の制御盤11には、前記高圧運転用スイッチ15SがONされて、電動ポンプ2Pによる高圧給水が行われる高圧運転時に、所定の時間内に電動ポンプ2Pを駆動するモータ2PMの電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知されると、電磁開閉弁10Tを閉状態にして電動ポンプ2Pの駆動を継続する一方、前記低圧運転用スイッチ16SがONされて、電動ポンプ2Pによる低圧給水が行われる低圧運転時には、上記モータ2PMの電流値が所定の時間内に所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知されると、上記電磁開閉弁10Tを開の状態に維持したまま電動ポンプ2Pの駆動を継続することができるソフトが組込まれている。
【0024】
更に図4において、符号2で全体的に示したブロックは、上述した電動ポンプ2Pとリリーフパイプ3Zとリリーフバルブ3Wとから成る安全装置、同じく符号10で全体的に示したのは電磁開閉弁10Tを備えたエアー抜き装置、2Fは洗浄水CW用のフイルター装置であって、その他図4に示した各部材において、前記図1で示した部材と同一の部材は同一の符号を付してその説明を省略した。
【0025】
次に、上記の如く構成した本発明の動作を図5乃至図8に示したフローチャートに従って説明する。図5及び図7は給水動作時の処理動作を説明したフローチャートであって、給水を停止しているステップS1の待機状態から、ステップS2に進んで高圧運転用スイッチ15S(高圧給水/停止ボタン)をONしたか否かが判定され、YESの場合はステップS3で高圧給水モード(給水圧力=約2.8MPa程度)に入って、ステップS4で高圧給水表示ランプ15Lが点灯し、次いで、ステップS5に進んで電磁開閉弁10Tが開き、0.5秒経過後にステップS6でポンプモータ2PMが作動してエアー抜きを行う。
【0026】
その後、ステップS7で電流計11Aによる前記ポンプモータ2PMの電流値計測が行われ、ステップS8で計測した電流値が所定の時間内に所定の電流値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知された場合、即ち、水なし判定基準値の状態が5秒以上連続した場合には、図6に示したステップS13に進み、そうでない場合はステップS12に進んでポンプモータ2PMがONした後30秒経過したか否かが判定され、YESの場合は図7に示したステップS24に進み、NOの場合はステップS7に戻る。
【0027】
また、前記ステップS2でNOと判定された場合は、ステップS9に進んで低圧運転用スイッチ16S(低圧給水/停止ボタン)をONしたか否かが判定され、YESの場合はステップS10に進んで低圧給水モード(給水圧力=約0.7MPa程度)に入り、その後、ステップS11で低圧給水表示ランプ16Lを点灯して前述したステップS5に進むが、ステップS9でNOと判定された場合には、始めのステップS1に戻って待機状態と成る。
【0028】
上記図6に示したステップS13では、現在運転中のモードが高圧給水モードと低圧給水モードのいずれであるかが判定され、高圧給水モードである場合はステップS14に進んで電磁開閉弁10Tを閉じてエアー抜きを完了した後、ステップS15に進んで上記高圧運転用スイッチ15SをONしたか否かが判定され、YESの場合(停止の場合)は上記の電磁開閉弁10Tを開いて次ぎのステップS17に進むが、NOの場合(継続の場合)はステップS22に進む。また、上記ステップS13で低圧給水モードと判定された場合は、ステップS21に進んで低圧運転用スイッチ16SをONしたか否かが判定され、YESの場合(停止の場合)は上記のステップS17に進むが、NOの場合(継続の場合)はステップS23に進む。
【0029】
上記のステップS17では、0.5秒後にポンプモータ2PMを停止し、次いで、ステップS18の1.5秒後に電磁開閉弁10T閉、ステップS19の給水表示ランプ15L又は16Lの消灯の各処理工程を経て、ステップS20待機状態に進み、図5のステップS1に戻って処理を終える。また、上記の各ステップS22とS23では、夫々所定のポンプモータ2PMの電流値が所定の時間内に所定の電流値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知されたか否か(水なし判定基準値の状態が2秒以上続いたか否か)が判定され、YESの場合(洗浄水不足検知の場合)は夫々図7のステップS24に進み、NOの場合は夫々前述したステップS15とステップS21に戻る。
【0030】
上記図7のステップS24では、前記ポンプモータ2PMがOFFになり、次いで、ステップS25に進んで1.5秒後に電磁開閉弁10Tを閉じた後、ステップS26に進んで現在の給水モードが高圧モードか否かが判定され、高圧モードの場合はステップS28に進み、低圧モードの場合はステップS27に進んで夫々各給水表示ランプ15L又は16Lを点滅して洗浄水の不足を知らせ、その後、ステップS29に進んで高圧または低圧運転用スイッチ15S,16SをOFFにしたか否かが判定されて、YESの場合はステップS30に進んで給水表示ランプ15L又は16Lを消灯して、ステップS31の待機状態に進んで、図5のステップS1に戻る。
【0031】
図8は、洗浄汚水を吸引する場合の動作を説明したフローチャートであって、ステップS32の待機状態から、次ぎのステップS33に進んでバキュームポンプ6用のON/OFFスイッチ14S(吸引/停止ボタン)がONされたか否かが判定され、YESの場合はステップS34に進んで吸引運転モードに入り、次いで、表示ランプ14L(吸引ランプ)を点灯し、バキュームポンプ6(ブロアーモーター)を作動して洗浄汚水DWの吸引を行う。その後、上記ON/OFFスイッチ14SがOFFにされたか否かが判定され、YESの場合はステップS38での表示ランプ14Lを消灯し、次いで、ステップS39で上記バキュームポンプ6の作動を停止して処理を終え、始めのステップS32の待機状態に戻る。
【0032】
【発明の効果】
以上述べた次第で本発明に係るカーペットクリーナーによれば、一つの電磁開閉弁を用いてこれを制御作動するだけで、呼び水を使用することなくエアー抜きを簡単に行って自動的に電動ポンプをスタートさせることができると共に、洗浄水の噴射圧力を二段階に切換えることができるものであって、カーペットや各種のクロス、或は、床面等を速やかに、且つ、きれいに洗浄できる利点を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカーペットクリーナーの概略を説明した構成図。
【図2】噴射ノズルとバキュームヘッドの部分の構成を説明した断面図。
【図3】操作パネルの一例を示した正面図。
【図4】本発明の電気的構成を説明したブロック図。
【図5】本発明の給水動作を説明したフローチャート。
【図6】図5に示したフローチャートの続きを説明したフローチャート。
【図7】図5並びに図6に示した各フローチャートの続きを説明したフローチャート。
【図8】本発明における吸引動作を説明したフローチャート。
【符号の説明】
1 カーペットクリーナーの機体
1A 給水タンク
1B 回収タンク
2P 非自給式電動ポンプ
2PM ポンプモータ
3 給水管
3K 循環パイプ
3N 噴射ノズル
4 ヒータ
5T バキュームヘッド
6 バキュームポンプ
10T 電磁開閉弁
11 制御盤
11A 電流計
15S 高圧運転用スイッチ
16S 低圧運転用スイッチ
CW 洗浄水
DW 洗浄汚水
T カーペット
Claims (3)
- タンク内の洗浄水を、タンクの下側に設けた非自給式電動ポンプによって噴射ノズルよりカーペットに向けて噴射して洗浄し、その洗浄汚水を吸引口にバキューム作用を及ぼして吸引するように構成したカーペットクリーナーであって、
上記電動ポンプの吐出側に、一方を上記の噴射ノズル側に接続し、他方を電磁開閉弁を介して上記のタンク側に接続した分岐管を連設すると共に、上記電動ポンプと電磁開閉弁には、電動ポンプの駆動に先だって上記電磁開閉弁を開とし、所定の時間内に上記の電動ポンプを駆動するモータの電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知された場合に、上記電磁開閉弁を閉にして上記電動ポンプの駆動を継続する手段を備えた制御部を具備せしめたことを特徴とするカーペットクリーナー。 - タンク内の洗浄水を、タンクの下側に設けた非自給式電動ポンプによって噴射ノズルよりカーペットに向けて噴射して洗浄し、その洗浄汚水を吸引口にバキューム作用を及ぼして吸引するように構成したカーペットクリーナーであって、
上記電動ポンプの吐出側に、一方を上記の噴射ノズル側に接続し、他方を電磁開閉弁を介して上記のタンク側に接続した分岐管を連設し、上記電動ポンプと電磁開閉弁の制御部には、電動ポンプによる給水を高圧給水運転と低圧給水運転とに選択可能な給水圧力選択手段と、高圧給水運転を選択した時に、所定の時間内に上記の電動ポンプを駆動するモータの電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知された場合に、上記電磁開閉弁を閉にして上記電動ポンプの駆動を継続する一方、低圧給水運転を選択した時には、所定の時間内に上記の電動ポンプを駆動するモータの電流値が所定の値に達し、且つ、その状態が所定の時間以上連続して検知された場合に、上記電磁開閉弁を開に維持したまま上記電動ポンプの駆動を継続する給水圧力制御手段を具備せしめたことを特徴とするカーペットクリーナー。 - 電動ポンプによって加圧された洗浄水を噴射ノズルに送る給水管の途中に、送られて来る洗浄水を高温に加熱するヒータを設けると共に、このヒータと上記電動ポンプの間の給水管に、前記電磁開閉弁を介して前記タンク側に通じる循環パイプを分岐接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載のカーペットクリーナー。
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