JP2004204227A - 切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物、樹脂成形品、および模型または真空成形型の製法 - Google Patents

切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物、樹脂成形品、および模型または真空成形型の製法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ポリウレタン樹脂成形品を用いる真空成形型の製作時、高速リューターで真空引き用穴を開ける際に、ドリルへの樹脂の焼き付きが起こらない切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物を得る。
【解決手段】 活性水素化合物(A)と有機ポリイソシアネート(B)からなる切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物において、(A)が、2〜50質量%のヒドロキシル価20〜220の水酸基末端ポリブタジエンジオール(A1)と、50〜98質量%のヒドロキシル価250〜1000のポリオール(A2)を含有することを特徴とする切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物および樹脂成形品に関する。さらに詳しくは、模型および真空成形型の製造に適した、切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物および樹脂成形品に関する。
従来、模型用素材としては、天然木材や、いわゆる合成木材と呼ばれる切削加工性ポリウレタン樹脂成形品が使用されてきた(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−329747号公報
しかしながら、これらの材料を用いて真空成形型を製作しようとする際、高速リューターに取り付けられた小口径のドリルで真空引き用穴が開けられる時に、切り粉が繋がらずに粉となり、外に排出されずにドリルと穴壁の間で擦られて発熱炭化し、ドリルに焼き付くといった現象が起こる。このため、ドリルの寿命が非常に短いといった問題があった。また、真空成形型用や模型用に成型品を機械切削する場合、切削時に粉塵が発生し作業環境を悪化させるという問題があった。
本発明者は、上記問題を解決すべく鋭意検討した結果、特定組成の活性水素化合物を併用することで解決できることを見出し、本発明に到達した。
即ち本発明は、下記[1]〜[5]に関するものである。
[1]活性水素化合物(A)と有機ポリイソシアネート(B)からなる切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物において、(A)が、2〜50質量%のヒドロキシル価20〜220の水酸基末端ポリブタジエンジオール(A1)と、50〜98質量%のヒドロキシル価250〜1000のポリオール(A2)を含有することを特徴とする切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物。
[2]活性水素化合物(A)と有機ポリイソシアネート(B)からなる切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物において、(A)が、2〜50質量%のヒドロキシル価35〜700のポリテトラメチレンエーテルグリコール(A3)と、50〜98質量%のヒドロキシル価250〜1000の(A3)以外のポリオール(A21)を含有することを特徴とする切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物。
[3] [1]または[2]の組成物を硬化成形してなる樹脂成形品。
[4] [3]の樹脂成形品を切削加工する模型または真空成形型の製法。
[5] [4]の製法により得られた模型または真空成形型。
本第1発明の組成物によって、高速リューター穴開け時のドリルへの樹脂の焼き付きのない、切削加工性ポリウレタン樹脂成形品を得ることができる。この材料を使用すると、ドリルの使用寿命が延びると共に、穴開け時の発煙が少ないので作業環境が悪化しにくいといった効果があり、真空成形型用素材として有用である。
また、本第2発明の組成物によって、機械加工時に切り粉がよく繋がる、切削加工性ポリウレタン樹脂成形品を得ることができる。この材料を使用すると、機械切削時に粉塵が発生しにくいため、作業環境が悪化することなく、粉塵がコンピューター制御部に入り込んで誤作動を起こすことがないといった効果があり、模型用素材として有用である。
本第1発明においては、上記の水酸基末端ポリブタジエンジオール(A1)とポリオール(A2)を必須成分として含有する。
ポリブタジエンジオール(A1)のヒドロキシル価は20〜220(mgKOH/g、以下のヒドロキシル価についても同じ)である。下限は好ましくは28であり、上限は好ましくは140である。ヒドロキシル価が220を越えると高速ドリル穴開け時の切り粉の繋がりが悪く、20未満であれば真空成形型用材料としての強度が不足する。
また、(A1)に含まれる1,4結合と1,2結合の総和に占める1,4結合の比率は60%以上が好ましく、さらに好ましくは70%以上である。1,4結合の比率が60%以上であると、得られる樹脂成形品の高速ドリル穴開け時の切り粉の繋がりがよい。
ポリオール(A2)としては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、およびその他のポリオールが挙げられ、これらの中から二種以上を併用してもよい。
ポリエーテルポリオールとしては、例えば、多価アルコール、多価フェノール、アミン、ポリカルボン酸、リン酸などの少なくとも2個(好ましくは3〜8個)の活性水素原子を有する化合物に、アルキレンオキサイドが付加された構造の化合物、およびそれらの混合物が挙げられる。
上記多価アルコールとしては、炭素数2〜20の2価アルコール(脂肪族ジオール、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−および1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールなどのアルキレングリコール;および脂環式ジオール、例えば、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノールなどのシクロアルキレングリコール)、炭素数3〜20の3価アルコール(脂肪族トリオール、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ヘキサントリオールなどのアルカントリオール);炭素数5〜20の4〜8価またはそれ以上の多価アルコール(脂肪族ポリオール、例えば、ペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトールなどのアルカンポリオール、ソルビタンなどのアルカンポリオールの分子内脱水物、ジグリセリン、ジペンタエリスリトールなどのアルカンポリオールの分子間脱水物;ならびにショ糖、グルコース、マンノース、フルクトース、メチルグルコシドなどの糖類およびその誘導体)が挙げられる。
多価(2〜8価またはそれ以上)フェノールとしては、ピロガロール、ハイドロキノンおよびフロログルシン等の単環多価フェノール;ビスフェノールA、ビスフェノールF、およびビスフェノールスルホン等のビスフェノール類;フェノールとホルムアルデヒドの縮合物(ノボラック)等が挙げられる。
アミンとしては、アンモニア;脂肪族アミンとして、炭素数2〜20のアルカノールアミン(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびイソプロパノールアミン)、炭素数1〜20のアルキルアミン(例えば、n−ブチルアミンおよびオクチルアミン)、炭素数2〜6のアルキレンジアミン(例えば、エチレンジアミン、プロピレンジアミンおよびヘキサメチレンジアミン)、炭素数4〜20のポリアルキレンポリアミン(アルキレン基の炭素数が2〜6のジアルキレントリアミン〜ヘキサアルキレンヘプタミン、例えば、ジエチレントリアミンおよびトリエチレンテトラミン)が挙げられる。
また、炭素数6〜20の芳香族モノもしくはポリアミン(例えば、アニリン、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、キシリレンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、メチレンジアニリンおよびジフェニルエーテルジアミン);炭素数4〜20の脂環式アミン(例えば、イソホロンジアミン、シクロヘキシレンジアミンおよびジシクロヘキシルメタンジアミン);炭素数4〜20の複素環式アミン(例えば、ピペラジン、アミノエチルピペラジンおよび特公昭55−21044号公報記載のもの)等が挙げられる。
上記ポリカルボン酸としては、炭素数4〜18の脂肪族ポリカルボン酸(コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、アゼライン酸など)、炭素数8〜18の芳香族ポリカルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸など)、およびこれらの2種以上の混合物などが挙げられる。
活性水素原子含有化合物に付加させるアルキレンオキサイドとしては、炭素数が2〜8のものが好ましく、エチレンオキサイド(以下EOと略記)、プロピレンオキサイド(以下POと略記)、1,2−、2,3−、1,4−または2,4−ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド、およびこれらの組み合わせ(ブロックおよび/またはランダム付加)等が挙げられる。これらのうち好ましいものは、PO、およびEOとPOの組み合わせである。
ポリエーテルポリオールの好ましい具体例としては、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリエタノールアミン、ペンタエリスリトール、ソルビトールもしくはシュークローズのPO付加物が挙げられる。
ポリエステルポリオールとしては、前記の多価アルコールおよび/またはポリエーテルポリオール〔エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−または1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等の2価アルコール、またはこれら2価アルコールとグリセリン、トリメチロールプロパン等の3価またはそれ以上の多価アルコールとの混合物、並びにこれら多価アルコールのアルキレンオキサイド低モル(1〜10モル)付加物〕と、前記ポリカルボン酸もしくはその無水物、低級アルキル(アルキル基の炭素数:1〜4)エステル等のエステル形成性誘導体(例えば、アジピン酸、セバシン酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、テレフタル酸ジメチル等)、または前記カルボン酸無水物およびアルキレンオキサイドとの縮合反応物;そのアルキレオンキサイド(EO、PO等)付加反応物;ポリラクトンポリオール、例えば前記多価アルコールを開始剤としてラクトン(ε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン等)を開環重合させることにより得られるもの;ポリカーボネートポリオール、例えば前記多価アルコールとアルキレンカーボネートとの反応物;等が挙げられる。
ポリエステルポリオールの具体例としては、ポリ(1,4−ブタンジオールアジぺート)、ポリ(1,4−ブタンジオールテレフタレート)、ポリ(ジエチレングリコール)テレフタレート、ポリε−カプロラクトンポリオールが挙げられる。
その他のポリオールとしては、アクリロニトリル、スチレン、メチルメタクリレートなどのビニル化合物の、ホモポリマーまたはコポリマーでグラフト変性したポリエーテルポリオール(重合体ポリオール)、水酸基含有ビニル重合体(アクリル系ポリオール、例えば特公昭58−57413号公報記載のもの)などが挙げられる。
これらの(A2)の中で、好ましくはポリエーテルポリオールであり、さらに好ましくは多価アルコールにアルキレンオキサイドが付加された構造の化合物である。
(A2)のヒドロキシル価は、250〜1000である。下限は、好ましくは280であり、上限は、好ましくは600である。ヒドロキシル価が250未満では、得られたポリウレタン成形品の耐熱性と強度が不足し、1000を越えると成形中の反応熱によるスコーチが発生し、得られた成形品の外観が悪くなる。
(A)中の(A1)の含量は、通常2〜50質量%である。下限は、好ましくは5質量%であり、上限は、好ましくは40質量%、さらに好ましくは30質量%である。また(A2)の含量は、通常50〜98質量%である。下限は好ましくは60質量%、さらに好ましくは70質量%であり、上限は好ましくは95質量%である。
(A1)が2質量%未満か(A2)が98質量%を越えると、高速ドリル穴開け時に切り粉が繋がらず、(A1)が50質量%を越えるか(A2)が50質量%未満であると、真空成形型用材料として必要な強度が不足する。
本第2発明においては、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(A3)とポリオール(A21)を必須成分として含有する。
ポリテトラメチレンエーテルグリコール(A3)のヒドロキシル価は35〜700である。下限は好ましくは50であり、上限は好ましくは500である。ヒドロキシル価が700を越えると切削時に切り粉が繋がらず粉塵となりやすく、35未満であれば模型用材料として必要な強度が不足する。
本第2発明において、(A21)は前記の(A2)のうち(A3)以外のものである。(A21)として好ましくはポリエーテルポリオールであり、さらに好ましくは、活性水素原子含有化合物(とくに多価アルコール)にEOおよび/またはPOが付加された構造のポリオキシアルキレンポリオールである。
(A)中の(A3)の含量は、通常2〜50質量%である。下限は、好ましくは5質量%であり、上限は、好ましくは40質量%、さらに好ましくは30質量%である。また(A21)の含量は、通常50〜98質量%である。下限は、好ましくは60質量%、さらに好ましくは70質量%であり、上限は、好ましくは95質量%である。
(A3)が2質量%未満か(A21)が98質量%を越えると、切削加工時に切り粉が繋がらず、(A3)が50質量%を越えるか(A21)が50質量%未満であると、模型用材料として必要な強度が不足する。
また、本第1発明と本第2発明を併用して、(A)中に(A3)と前記の(A1)を共に用いることにより、切削時の切り粉の繋がりと、高速ドリル穴開け時の切り粉の繋がりが共に良好な樹脂成形品が得られる。併用する場合の(A)中の(A1)と(A3)の合計含有量は、好ましくは4〜50質量%である。下限は、さらに好ましくは10質量%であり、上限は、さらに好ましくは45質量%である。このうち(A1)の含有量は、好ましくは2〜48質量%である。下限は、さらに好ましくは5質量%であり、上限は、さらに好ましくは40質量%、とくに好ましくは30質量%である。(A3)の含有量は、好ましくは2〜48質量%である。下限は、さらに好ましくは5質量%であり、上限は、さらに好ましくは40質量%、とくに好ましくは30質量%である。(A21)の含有量は、好ましくは50〜96質量%である。下限は、さらに好ましくは55質量%であり、上限は、さらに好ましくは90質量%である。上記範囲内であれば、高速ドリル穴開け時と切削時のいずれの場合においても切り粉が繋がり、模型用材料および真空成形型用材料としての必要な強度が備わる。
本第1発明および/または本第2発明の活性水素化合物(A)中には、(A1)、(A2)〔(A21)も含まれる。〕、および(A3)以外に、切削加工用材料としての必要特性を損なわない範囲(好ましくは5質量%以下、とくに3質量%以下)で、これら以外のヒドロキシル価が250未満のポリオール〔高分子量ポリエーテルポリオール、ひまし油類(ひまし油およびポリオール変性ひまし油など)など〕、ヒドロキシル価が1000を越える多価アルコール、等を併用してもよい。
本発明において使用する有機ポリイソシアネート(B)としては、従来からポリウレタン樹脂の製造に使用されているものが使用できる。
このようなイソシアネートとしては、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネート、芳香脂肪族ポリイソシアネート、これらの変性物(例えば、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレタン基、ウレア基、ビューレット基、イソシアヌレート基、またはオキサゾリドン基含有変性物など)、およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
芳香族ポリイソシアネートとしては、炭素数(NCO基中の炭素を除く;以下のポリイソシアネートも同様)6〜16の芳香族ジイソシアネート、炭素数6〜20の芳香族トリイソシアネートおよびこれらのイソシアネートの粗製物などが挙げられる。具体例としては、1,3−および1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−および2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、2,4’−および4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(粗製MDI)、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、トリフェニルメタン−4,4’,4’’−トリイソシアネートなどが挙げられる。
脂肪族ポリイソシアネートとしては、炭素数6〜10の脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートなどが挙げられる。
脂環式ポリイソシアネートとしては、炭素数6〜16の脂環式ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、イソホロンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネートなどが挙げられる。
芳香脂肪族ポリイソシアネートとしては、炭素数8〜12の芳香脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、キシリレンジイソシアネート、α,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
変性ポリイソシアネートの具体例としては、ウレタン変性MDI、カルボジイミド変性MDI、ショ糖変性TDI、ひまし油変性MDIなどが挙げられる。
これらのうち好ましいものは芳香族ポリイソシアネートであり、とくに好ましいものはポリメチレンポリフェニルイソシアネートである。
ポリウレタン樹脂を製造する場合の、活性水素化合物と有機ポリイソシアネートの割合は種々変えることができるが、イソシアネート指数[(NCO基/活性水素原子含有基の当量比)×100]は、樹脂強度の点から、好ましくは80〜140、さらに好ましくは85〜120である。
また反応方法としては、ワンショット法であっても、あらかじめ活性水素化合物の1部と有機ポリイソシアネートを反応させるプレポリマー法であってもよい。
本第1および第2発明で必要により使用される脱水剤(C)は、ポリウレタン樹脂形成性組成物中に水分や湿分が混入し、ウレタン化反応における発泡剤となることを防止し、得られた成形品を切削加工した際に表面を緻密にするために用いられる。
このような脱水剤としては、通常用いられる脱水効果を持つ化合物が使用できるが、中性またはアルカリ性で粒径が0.1〜50μmの脱水剤が好ましい。
このようなものとしては、例えば、酸化カルシウム、硫酸カルシウム(半水石膏)、塩化カルシウム、モレキュラーシーブが挙げられる。好ましくは硫酸カルシウム(半水石膏)およびモレキュラーシーブである。
脱水剤(C)の量は、本発明の組成物中に好ましくは10質量%以下、さらに好ましく0.5〜8質量%である。10質量%以下であると切削加工性が低下しない。
樹脂成形品の軽量化や切削加工性を向上させるために、中空微小球(D)を使用してもよい。このような中空微小球としては、例えば、ポリ塩化ビニリデン、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリロニトリルなどの熱可塑性樹脂からなる中空微小球;フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂などの熱硬化性樹脂からなる中空微小球;ガラス、アルミナ、シラス、カーボンなどの無機物からなる中空微小球;が挙げられる。中空微小球の直径は好ましくは平均で10〜200μm、かさ比重は好ましくは0.01〜0.5である。このような中空微小球の具体例としては、マツモトマイクロスフェアーF−80EDおよびMFLシリーズ(松本油脂製薬社製)、フェノリックマイクロバルーンBJO−0930(ユニオンカーバイド社製)、スコッチライトK−15、K−37(スコッチライト社製)などがある。
(D)は、多くの場合活性水素化合物(A)に配合して用いるが、有機ポリイソシアネート(B)に配合してもよい。(A)に配合するだけでは低密度化に限度があるが、(B)にも配合することでさらなる低密度化が計れる。また、必要な(D)の配合量を(A)と(B)に分配することで粘度を同程度に調整でき、両者の混合操作がやりやすくなる。
この場合、保存中に中空微小球表面に吸着されている水分とイソシアネート基との反応を防ぐために、(C)を同時に含有させてもよい。
(D)の量は、本発明の組成物中に、好ましくは25質量%以下、さらに好ましくは1〜20質量%である。25質量%以下であると組成物がペースト状とならず、注型等の作業が容易である。
本発明の組成物中には、成形品の成形性、保存性その他の機能を向上させるために、さらに他の添加剤(E)を含有さてもよい。
このような(E)としては、無機フィラー(炭酸カルシウム、タルクなど)、滑剤(ステアリン酸カルシウム、エチレンジアミンジステアリルアミドなど)、整泡剤(シリコーン系整泡剤、例えばポリオキシアルキレンジアルキルポリシロキサンなど)、消泡剤(ジメチルシロキサンコポリマー、シリコーンなど)、触媒(アミン系触媒、例えばトリエチレンジアミン、金属系触媒、例えばジブチル錫ジラウレートなど)、着色剤(金属酸化物、ジスアゾピグメントなど)、難燃剤(リン酸エステル、酸化アンチモンなど)、老化防止剤(ジブチルジチオカルバミン酸ニッケル、ヒンダードフェノールなど)、可塑剤(フタル酸ジブチル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシルなど)が挙げられ、2種以上のものを添加してもよい。
組成物中のこれらの添加剤の含有量は、無機フィラーは、好ましくは30質量%以下、さらに好ましくは2〜25質量%である。滑剤は、好ましくは20質量%以下、さらに好ましくは0.2〜15質量%である。可塑剤は、好ましく20質量%以下、さらに好ましくは0.2〜10質量%である。触媒は、好ましくは1質量%以下、さらに好ましくは0.001〜0.3質量%である。整泡剤、消泡剤、着色剤、難燃剤、および老化防止剤は、各々が好ましくは3質量%以下、さらに好ましくは0.1〜2質量%である。また、(E)の合計含有量は、好ましくは0.001〜40質量%、さらに好ましくは0.1〜30質量%である。
本第1または第2発明の樹脂形成性組成物から得られる本発明の樹脂成形品としては、密度0.05g/cm3 〜0.95g/cm3 の樹脂発泡体、または中空微小球のみで軽量化されたシンタクチックフォームであっても、密度0.95g/cm3 〜1.25g/cm3 のほとんど樹脂のみからなる成形品であっても、無機フィラーを含有する非発泡性の密度1.25g/cm3 以上の成形品であってもよいが、低密度化によって切削加工性をよくするためには、樹脂発泡体もしくはシンタクチックフォームであることが好ましい。
また、とくに真空成形型用素材として本樹脂成形品を使用する場合、切削性と必要な表面平滑性を加味すると、密度は0.50g/cm3 〜1.15g/cm3 であることが望ましい。
樹脂成形品のうち発泡体の製造法としては、活性水素化合物(A)からなる活性水素成分と、有機ポリイソシアネート(B)からなる有機ポリイソシアネート成分の、混合中および/または混合前に、水素原子含有ハロゲン化炭化水素、低沸点炭化水素等の揮発性の発泡剤や、炭酸ガス発生源となる水などを投入する発泡剤発泡法と、上記成分を混合中に空気や窒素等の不活性ガスを吹き込むメカニカルフロス発泡法等が挙げられる。
メカニカルフロス発泡法とは、内面に多数の歯の付いた円筒状のステーターと、ステーター内部に同じく多数の歯の付いたローターからなるメカニカルフロス発泡機のローターが回転中に、発泡させたい液と不活性ガスを同時に連続的に当該発泡機に注入することにより、発泡機の出口から発泡した液を連続的に取り出す方法である。
必要に応じて液や不活性ガスの注入口を設けられるため、2種類以上の液体と不活性ガスの混合が可能である。また液体は硬化性があっても発泡機から出た後に硬化するのであればかまわない。
取り出された液は室温〜120℃に予め温度調整された型(開放型や密閉型)、あるいはこぼれないように両側を仕切られたベルトコンベア上に注型される。
型やベルトコンベアの材質は金属(アルミニウム、ステンレスなど)やプラスチック(ポリプロピレンやポリカーボネートなど)が通常使用される。
発泡後の気泡径が細かく、得られる硬化物内の密度分布が均一であるという点でメカニカルフロス発泡法がより好ましい。
メカニカルフロス発泡法による不活性ガスの微小気泡の量は、成形品の体積(不活性ガスの体積と樹脂成形品の体積の合計)に対して、好ましくは10〜70%、より好ましくは20〜60%である。10%以上であると切削性が向上し、70%以下であると微細で均一に分散した気泡が得やすい。このような成形品は、メカニカルフロス発泡時に、不活性ガスの体積と全樹脂形成性組成物の体積の合計に対して、上記の量の不活性ガスを用いることにより得られる。
真空成形型用材料として用いる場合は、不活性ガスの量は15〜55%が好ましい。
本発明の樹脂成形品は、NCマシンと呼ばれるコンピュータ制御の工作機械のうち通常、NCフライス盤やマシニングセンタによって切削加工(機械加工)されたり、のこぎり、のみ、かんな、等を使用して切削加工(手加工)され、最後に仕上がり面をサンドペーパーで平滑にされて、模型または真空成形型となる。
機械加工において使用される刃物は、ボールエンドミルやフラットエンドミルであり、一般にハイス、超硬と呼ばれる材質のものが使用される。
機械加工は主として3段階の切削工程からなり、初期が粗加工、中期が中加工、最後が仕上げ加工と呼ばれる。本発明の樹脂成形品は、粗加工では、好ましくは、刃物の直径が20〜30mm、刃物送り速度1000〜3000mm/分、刃物回転数200〜5000rpmで切削される。次に、中加工では、好ましくは、刃物直径10〜20mm、送り速度1000〜2000mm/分、回転数1000〜3000rpm、仕上げ加工では、好ましくは、刃物直径5〜10mm、送り速度500〜1500mm/分、回転数1000〜2000rpmで切削される。
ただし、ここに示した切削条件は1例であり、これ以外の条件で加工されてもかまわない。たとえば、最新の高速NCマシンでは、送り速度20000mm/分、回転数15000rpmで切削されることもある。
得られた切削加工品が模型であり、自動車等のデザインモデルに使用される場合はさらに塗装されて仕上げられ、デザインの評価に供される。真空成形型として使用される場合は、さらに直径1mm程度の真空引き用穴を開けられ、真空成形型にされる。高速リューターで材料に穴開け加工をする場合の条件は、例えば、使用するドリルが直径1mm、ドリル回転数が20000r.p.m.で送り速度が3000mm/分〜6000mm/分程度である。
真空成形においては、温度100〜150℃に熱したプラスチックシートを本発明の真空成形型の上方から近づけ、真空引き用穴から吸引、密着させることで、本真空成形型と同じ形状を持つプラスチック成形品を得ることができる。
本第1発明の組成物から得られる樹脂成形品は、高速リューターによる穴開け加工時に切り粉の排出がよく、ドリルが傷まないので、真空成形型用素材として好適に用いられる。
本第2発明の組成物から得られる樹脂成形品は、機械加工時の切り粉の繋がりがよく、粉塵が発生しにくいので、作業環境を悪化させずに加工ができる。得られた模型は、デザインモデルや成形用金型の原型となるマスターモデルとして好適に用いられる。
また、本第1発明と第2発明を併用した組成物から得られる樹脂成形品は、上記の両方の用途に好適である。
<実施例>
以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例中の部は質量部である。
[使用原料]
(1)水酸基末端ポリブタジエンジオール(A1−1):ヒドロキシル価46.6の水酸基末端ポリブタジエンジオール(出光石油化学社製「ポリbd R−45HT」)
(2)ポリオール(A2−1):ペンタエリスリトールにPOが付加された、ヒドロキシル価400のポリエーテルポリオール
(3)ポリテトラメチレンエーテルグリコール(A3−1):ヒドロキシル価449のポリテトラメチレンエーテルグリコール
(4)有機ポリイソシアネート(B−1):ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(日本ポリウレタン工業社製「ミリオネートMR−200」)
(5)脱水剤(C−1):モレキュラーシーブ(ユニオン昭和社製「モレキュラーシーブ3A−Bパウダー」)
(6)中空微小球(D−1):平均粒径20μm、密度0.24のアクリルマイクロバルーン(松本油脂製薬社製「マツモトマイクロスフェアMFL−80GCA」)
(7)整泡剤(E−1):シリコーン系整泡剤(日本ユニカー社製「SZ−1671」)
(8)触媒(E−2):ジ−n−ブチル錫ジラウレート(三共有機合成社製「Stann BL」)
[硬度(ショアD)] 高分子計器社製D硬度計を用いて、樹脂成形品表面の硬度を測定した。D硬度が55以上であれば真空成形型として適した硬さである。また85以下であれば切削性に問題はない。
[粉塵の舞い立ち] 菊川鉄工所社製NCフライス盤「NCE23−1H型」を用いて、樹脂成形品を切削(切削刃:フラットエンドミル20mmφハイス4枚刃、回転数3000rpm、送り速度2000mm/分、切り込み深さ10mm)したときの粉塵の舞い立つ程度を観察し、○、△、×の判定を行った。
○は粉塵が全く舞わない、△は少し舞う、×は粉塵が激しく舞うために作業環境を悪化することを示す。
[高速ドリル穴開け性] 日本精密機械工作社製高速リューター「リュータージュニア」に不二越社製ドリル「NACHI ストレートロングドリル」(直径1.0mm、刃長40mm、全長100mm)を取付け、ドリルを20000r.p.m.で回転させながら、樹脂成形品に連続的に深さ50mmの貫通穴を連続して50個開けた。この時のドリルへの樹脂の焼き付きを観察し、○、×の判定を行った。
○は全く焼き付きがない、×は焼き付いたため50個の穴を開けるにいたらなかったことを示す。
[発煙] 穴開け中の穴からの発煙の状況を観察し、○、×の判定を行った。
○はやや発煙するが激しくはない、×は激しく発煙し作業環境を悪化させることを示す。
[平均表面粗度] 樹脂成形品表面をNCマシンで切削後(切削刃:フラットエンドミル20mmφハイス4枚刃、回転数3000rpm、送り速度500mm/分、切り込み深さ0.2mm)、切削面の平均表面粗度をキーエンス社製非接触型3次元形状測定機「LM−3Dシステム」で測定した。この測定値をJIS B0601(1982年版)に準拠して数値処理した値を平均表面粗度とした。平均表面粗度が8μm以下であると真空成形型として適した表面平滑性である。
実施例1〜5
表1に記載の処方(部数)で、各原料をプラネタリーミキサーに投入し、130rpmで10分間撹拌後、5分間30mmHg以下で撹拌脱泡して、活性水素成分を得た。有機ポリイソシアネート成分も同様にして得た。
次に、活性水素成分と有機ポリイソシアネート成分を表1の割合で、合計1000gになるようプラネタリーミキサーに投入し、30mmHg以下、130rpmで5分間混合し、それを50mm×50mm×200mmの金型に流し込み、80℃で2時間加熱キュアした。これを常温で8時間放置冷却し、脱型して樹脂成形品を得た。成形品の評価結果を表1に示す。
実施6および7
表1に記載の処方(部数)で、活性水素成分と有機ポリイソシアネート成分を実施例1〜5と同様にして得た。
次に、メカニカルフロス機(東邦機械工業社製「MF−350型メカニカルフロス発泡装置」)のローターを300rpmで回転させながら、活性水素成分および有機ポリイソシアネート成分を合計で10〜20L/分、乾燥空気を表1に記載した割合でミキシングヘッド入り口部に連続供給した。
そして、出口部から連続吐出される微細気泡が均一に分散した混合液を、50mm×50mm×200mmの金型に流し込み、80℃で2時間加熱キュアした。これを常温で8時間放置冷却し、脱型して樹脂成形品を得た。成形品の評価結果を表1に示す。
なお、実施例1、2、3,6および7は第1発明の、実施例4、5および7は第2発明の、それぞれ実施例である(実施例7は両方の実施例を兼ねる。)。
比較例1〜4
表2に記載の処方(部数)で、実施例1〜5と同様にして樹脂成形品を得た。成形品の評価結果を表2に示す。
本第1発明の組成物は、高速リューター穴開け時のドリルへの樹脂の焼き付きがないので、ドリルの使用寿命が延びると共に、穴開け時の発煙が少ないので作業環境が悪化しにくく、真空成形型用素材として有用である。
また、本第2発明の組成物は、機械切削時に粉塵が発生しにくいため、作業環境が悪化しない、粉塵がコンピューター制御部に入り込んで誤作動を起こすことがないといった効果があり、模型用素材として有用である。

Claims (11)

  1. 活性水素化合物(A)と有機ポリイソシアネート(B)からなる切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物において、(A)が、2〜50質量%のヒドロキシル価20〜220の水酸基末端ポリブタジエンジオール(A1)と、50〜98質量%のヒドロキシル価250〜1000のポリオール(A2)を含有することを特徴とする切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物。
  2. 活性水素化合物(A)と有機ポリイソシアネート(B)からなる切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物において、(A)が、2〜50質量%のヒドロキシル価35〜700のポリテトラメチレンエーテルグリコール(A3)と、50〜98質量%のヒドロキシル価250〜1000の(A3)以外のポリオール(A21)を含有することを特徴とする切削加工性ポリウレタン樹脂形成性組成物。
  3. (A)が、さらに2〜48質量%のヒドロキシル価20〜220の水酸基末端ポリブタジエンジオール(A1)を含有し、(A3)の含有量が2〜48質量%であり、(A1)と(A3)の合計含有量が4〜50質量%であり、(A21)の含有量が50〜96質量%である請求項2記載の組成物。
  4. さらに脱水剤(C)が含有されてなる請求項1〜3のいずれか記載の組成物。
  5. さらに中空微小球(D)が含有されてなる請求項1〜4のいずれか記載の組成物。
  6. (D)の少なくとも一部が予め(B)に配合されている請求項5記載の組成物。
  7. さらに、無機フィラー、滑剤、整泡剤、消泡剤、触媒、着色剤、難燃剤、老化防止剤、および可塑剤から選ばれる1種以上の他の添加剤(E)を含有する請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
  8. 請求項1〜7いずれか記載の組成物を硬化成形してなる樹脂成形品。
  9. メカニカルフロス法により、成形品体積に対して10〜70%の合計体積を占める微小気泡が成形品中に均一に分散されてなる請求項8に記載の樹脂成形品。
  10. 請求項8または9記載の樹脂成形品を切削加工する模型または真空成形型の製法。
  11. 請求項10記載の製法により得られた模型または真空成形型。
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JP2019044161A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 三洋化成工業株式会社 切削加工用ポリウレタン樹脂組成物

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