JP6666931B2 - 帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物 Download PDF

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本発明は、帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物に関する。
一般に、樹脂に帯電防止性を付与する手法としては、界面活性剤やカーボンブラックを添加する方法が知られている(例えば特許文献1)。しかしながら、上記手法はポリオレフィン等の樹脂に限られていた。
特開平7−18150号公報
本発明の課題は、上記問題を解決し、優れた帯電防止性を成形品に付与する帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわち、本発明は、水酸基価(単位:mgKOH/g)が200〜2000であるポリオール(A)と、ポリイソシアネート(B)と、中空ガラスバルーン(C)と、BET比表面積が200平方メートル/g〜2000平方メートル/gであるカーボンブラック(D)とを含むポリウレタン樹脂組成物形成用組成物(Q)が硬化した帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物(X)である。
本発明の帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物(X)は、下記の効果を奏する。
(1)帯電防止性に優れる。
(2)カーボンブラックの脱落による成形品の汚染が少ない。
(3)寸法安定性に優れる。
<ポリオール(A)>
本発明におけるポリオール(A)は、下記の(A1)、(A2)およびこれらの混合物が挙げられる。
(A1)ポリオキシアルキレンポリオール:
出発物質(例えば、エチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコールなどの多価アルコール、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、トルエンジアミンなどのアミン、ビスフェノールA、ビスフェノールF等の多価フェノール等およびそれらの混合物)に、アルキレンオキサイド(以下AOと略記する。)を付加した化合物であり、付加されるAOとしては炭素数2〜8のものが好ましく、プロピレンオキサイド(以下POと略記する)、エチレンオキサイド(以下EOと略記する)、ブチレンオキサイド(以下BOと略記する)等が挙げられ、2種以上用いてもよいが、好ましいものはPO、EO、およびPOとEOの混合である。
(A2)ポリエステルポリオール:
前記の多価アルコール[とくに、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−または1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等の2価アルコール;前記ポリエーテルポリオール(とくにジオール);またはこれらとグリセリン、トリメチロールプロパン等の3価又はそれ以上の多価アルコールとの混合物]と、前記ポリカルボン酸もしくはそのエステル形成性誘導体〔酸無水物、低級アルキル(アルキル基の炭素数:1〜4)エステル等〕(例えば、アジピン酸、セバシン酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、テレフタル酸ジメチル)とのポリエステルポリオール、または前記カルボン酸無水物およびAOとの縮合反応物;それらのAO(EO、PO等)付加物;ポリラクトンポリオール、例えば前記多価アルコールを開始剤としてラクトン(ε−カプロラクトン等)を開環重合させることにより得られるもの;ポリカーボネートポリオール、例えば前記多価アルコールとアルキレンカーボネートとの反応物;等が挙げられる。
ポリオール(A)の水酸基価(単位:mgKOH/g)は、200〜2000である。該水酸基価が200未満では、後述の成形品の帯電防止性が不十分であり、該水酸基価が2000を超えると工業的にポリウレタン樹脂組成物が得られにくい。
該水酸基価は、好ましくは250〜1200、さらに好ましくは300〜900、とくに好ましくは350〜700である。
なお、本発明における水酸基価は、JIS K0070(1995年版)に規定の方法で測定される。また、ポリオールが2種または3種以上の場合、水酸基価は各ポリオールの水酸基価の重量平均値である。
<ポリイソシアネート(B)>
本発明におけるポリイソシアネート(B)としては、イソシアネート基を分子内に2個以上有する化合物であればとくに限定されない。(B)としては、芳香族ポリイソシアネート(B1)、脂肪族ポリイソシアネート(B2)、脂環式ポリイソシアネート(B3)、芳香脂肪族ポリイソシアネート(B4)およびこれらの変性物(B5)(例えば、ウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、イソシヌアレート基、またはオキサゾリドン基含有変性物など)が挙げられる。(B)は1種でも、2種以上を併用してもよい。
芳香族ポリイソシアネート(B1)としては、炭素数(NCO基中の炭素を除く;以下のイソシアネートも同様)6〜16の芳香族ジイソシアネート、炭素数6〜20の芳香族トリイソシアネートおよびこれらのイソシアネートの粗製物などが挙げられる。具体例としては、1,3−および/または1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−および/または2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、2,4’−および/または4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート(粗製MDI、またはポリメリックMDI)、などが挙げられる。
脂肪族ポリイソシアネート(B2)としては、炭素数6〜10の脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートなどが挙げられる。
脂環式ポリイソシアネート(B3)としては、炭素数6〜16の脂環式ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネートなどが挙げられる。
芳香脂肪族ポリイソシアネート(B4)としては、炭素数8〜12の芳香脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、キシリレンジイソシアネート、α,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
変性ポリイソシアネート(B5)の具体例としては、ウレタン変性MDI、カルボジイミド変性MDIなどが挙げられる。
上記(B)のうち、耐溶剤性の観点から芳香族ポリイソシアネート(B1)およびその変性物を使用することが好ましい。
また、ポリイソシアネート(B)中のイソシアネート基含有率は、10〜40重量%が好ましい。
<中空ガラスバルーン(C)>
本発明における中空ガラスバルーン(C)は、一般に市販されている中空ガラスバルーンはすべて使用できる。
中空ガラスバルーン(C)の使用量は、組成物(X)の成形性と線膨張率を小さくする観点からポリオール(A)とポリイソシアネート(B)の合計重量に基づいて、好ましくは1重量%〜30重量%、さらに好ましくは2重量%〜25重量%、とくに好ましくは3重量%〜20重量%である。
<カーボンブラック(D)>
本発明におけるカーボンブラック(D)は、一般に市販されているカーボンブラックはすべて使用できるが、帯電防止性能の観点から、該(D)のBET比表面積は、好ましくは200〜2000平方メートル/g、さらに好ましくは700平方メートル/g〜1600平方メートル/gである。
また、該(D)の好ましいものとしては、一次平均粒子径が好ましくは20〜100nm、さらに好ましくは25〜75nmのものである。
該(D)の好ましいものとしては、例えば、ケッチェンブラックが挙げられる。該(D)の市販品としては、例えば、「カーボンECP600JD」、「カーボンECP」[いずれもライオン・スペシャリティ・ケミカルズ製]が挙げられる。
上記(D)の使用量は、帯電防止性能の観点、カーボンの脱落による製品の汚染を低減する観点、樹脂の成形性のバランスの観点から、ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)の合計重量に基づいて、好ましくは0.1〜3.0重量%、さらに好ましくは0.2〜2.0重量%、とくに好ましくは0.3〜1.0重量%である。
<帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物(X)>
本発明の帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物(X)は、前記ポリオール(A)と、ポリイソシアネート(B)と、中空ガラスバルーン(C)と、カーボンブラック(D)とを含むポリウレタン樹脂組成物形成用組成物(Q)が硬化したものである。
上記(X)は、例えば、上記(A)と(B)と(C)と(D)と、必要により、後述のウレタン化触媒(F)、添加剤(G)とを、容器に入れて、混合し、反応(硬化)して得られる。
前記ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)との割合をイソシアネート指数[(NCO基/OH基の当量比)×100]で表した場合、該指数は種々変えることができるが、好ましくは80〜140、さらに好ましくは85〜120、とくに好ましくは90〜115である。
また、(A)と(B)の反応方法としては、ワンショット法であっても、予め(A)の一部と(B)を反応させてNCO末端プレポリマーを形成させた後、残りの(A)と反応させるか、あるいは予め(A)と、(B)の一部を反応させてOH末端プレポリマーを形成させた後、残りの(B)と反応させるプレポリマー法であってもよい。
<ウレタン化触媒(F)>
本発明におけるウレタン化触媒(F)としては、ウレタン化反応を促進する公知のウレタン化触媒はすべて使用でき、例として、トリエチレンジアミン、ビス(N,N−ジメチルアミノ−2−エチル)エーテル、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルアミンのPO付加物などの3級アミンおよびそのカルボン酸塩、酢酸カリウム、オクチル酸カリウム、スタナスオクトエート等のカルボン酸金属塩、ジブチルチンジラウレート等の有機金属化合物が挙げられる。
本発明のポリウレタン樹脂組成物(X)には、本発明の効果を阻害しない範囲で、必要に応じて、各種の添加剤(G)を含有させることができる。(G)としては、脱水剤(G1)、滑剤(G2)、可塑剤(G3)、チクソ性付与剤(G4)、充填剤(G5)、紫外線吸収剤(G6)、老化防止剤(G7)、抗酸化剤(G8)、前記(D)以外の着色剤(G9)、難燃剤(G10)、防黴剤(G11)、抗菌剤(G12)、無機フィラー(G13)、分散剤(沈降防止剤)(G14)、消泡剤(G15)、整泡剤(G16)、発泡剤(G17)からなる群から選ばれる1種または2種以上の添加剤が挙げられ、各種(G)の添加量は(A)、(B)それぞれに対して、好ましくは30重量%以下、さらに好ましくは20重量%以下である。
<成形品(Y)>
本発明の成形品は、帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物(X)を成形してなる。
上記(Y)は、例えば、上記構成原料と、必要により、後述のウレタン化触媒(F)、添加剤(G)とを、容器に入れて、混合したものを型に流し込んで、硬化(反応)して得られる。
また、さらに、必要により切削、切断、裁断、抜き打ち、熱プレス等の加工を行ってもよい。
本発明の成形品の線膨張係数は、好ましくは25〜70ppm/℃、さらに好ましくは25〜60ppm/℃、とくに好ましくは25〜50ppm/℃である。
該線膨張係数が70ppm/℃を超えると温度変化による成形品の歪みが発生しやすくなる。
該成形品は、さらにNCマシン等で切削加工され、模型、型、検査治具が得られる。 該模型型、検査治具は、線膨張係数が小さく、割れや歪みが発生しにくい。
本発明の成形品の表面固有抵抗値は、電子部品等に使用する場合の部品の信頼性および帯電防止成の観点から、好ましくは1.0×101〜1.0×1010Ω/□、さらに好ましくは1.0×101〜1.0×108Ω/□、とくに好ましくは1.0×101〜1.0×106Ω/□である。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。部は重量部を示す。
実施例および比較例に使用したポリウレタン樹脂原料は以下の通りである。
ポリオール(A−1):
平均官能基数3.0、数平均分子量250、水酸基価673であるグリセリンのPO付加物。
ポリオール(A−2):
平均官能基数3.0、数平均分子量420、水酸基価400であるグリセリンのPO付加物。
ポリオール(A−3):
平均官能基数3.0、数平均分子量1000、水酸基価約168である、グリセリンのPO付加物
ポリオール(A−4):
平均官能基数3.0、数平均分子量3000、水酸基価56である、グリセリンのPO付加物
ポリオール(A−5):
平均官能基数6.0、数平均分子量750、水酸基価450である、ソルビトールのグリセリンのPO付加物
ポリオール(A−6):
平均官能基数2.0、数平均分子量1000、水酸基価112である、ポリプロピレンポリオール
脱水剤:(G−1)
ユニオン昭和社製「モレキュラーシーブ3A−Bパウダー」
ウレタン化触媒(F−1):
日東化成社製「ネオスタン U−600」
イソシアネ−ト(B−1):
イソホロンジイソシアネート「VESTANAT IPDI」、EVONIC社製、
イソシアネート基含有率37.6重量%
イソシアネート(B−2):
カルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシアネート。
トーソー(株)製、「コロネートMX」イソシアネート基含有率28.7重量%
カーボンブラック(D−1):
BET比表面積が1400平方メートル/グラムである導電性カーボンブラック粉末「カーボンECP600JD」(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ製)
カーボンブラック(D−2):
BET比表面積が800平方メートル/グラムである導電性カーボンブラック粉末「カーボンECP」(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ製)
中空ガラスバルーン(C−1)
商品名「グラスバブルズK37」体積平均粒径45μm、スリーエム(株)製
<実施例1〜10、比較例1>
市販の真空攪拌脱泡機を用いて、表1に示す重量部のポリオール成分とポリイソシアネート成分とを真空下にて混合/攪拌した。装置の回転数は300rpm、攪拌時間は15分であった。混合液を、タテ300mm×ヨコ300mm×高さ100mmの大きさの金型に注入し、硬化炉にて100℃で10時間硬化させることにより、各帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物(X)の成形品(Y)を得た。
得られた成形品について、下記に示す試験方法で性能を測定した。評価結果について表1に示した。
<試験方法>
(1)密度(g/cm3
直方体形状の成形品の中心部から、200mm×100mm×30mmの試験片を切り出し、25℃に温調された室内で試験片の重量を、3辺の長さの積より算出した体積で除して密度とした。
(2)ショアD硬度:
直方体形状の成形品をJIS K6253に従い、タイプDデュロメーターで5回測定して平均値を求め、これをショアーD硬さとした。
(3)線膨張係数(寸法安定性の評価):
直方体形状の成形品の片端部と中央部から、それぞれタテ×ヨコ×厚さ=10×4×4mmで切り出した試験片を各3ずつ、25℃、55%RHで12時間状態調節した後、線膨張係数測定機[型名「TMA/SS6100」、SII(株)製]を用いて、JIS K7197に準じて測定した。25〜80℃における寸法変化を測定し、そのうち30〜60℃における1℃あたりの平均寸法変化率を算出した。この測定を各試験片の端部3個、中央部3個について行い、平均値を求めた。さらに3個の各試験片の平均値を求め、これを成形品の線膨張係数とした。
(4)熱変形温度(HDT):
成形品を、長さ80mm×幅10mm×厚さ4mmに切断して試験片とし、支点間距離64mmで1.8MPaの荷重をかけ、JIS K7191に準じて測定した。測定はヒートディストーションテスター[型番No.148−HDPC−3](株)安田精機製作所製を使用した。
(5)表面固有抵抗値(単位:Ω/□):
成形品の表面を1mm切削加工して表面部のスキン層を取り除き、切削面に残った切削粉をよく取り除いた後に、表面抵抗計ST−4(シムコジャパン製)を用いて切削面の表面固有抵抗値を測定した。
(6)カーボン脱落(成形品の汚染性の評価)
成形品の表面を1mm切削加工して表面部のスキン層を取り除き、切削面に残った切削粉をよく取り除いた後に、白色の綿の布でこすり、カーボンが脱落し布が黒くよごれるかどうかを目視で評価した。
<評価基準>
○:カーボンの脱落がない
△:カーボンの脱落が、確認できる
×:カーボンの脱落が、明らかである
表1の結果から、本発明の帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物の成形品は、比較のものに比べ、帯電防止性能が良好かつカーボンブラックの脱落が少なく、低い線膨張率を実現できていることがわかる。
本発明の帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物(X)の成形品(Y)は、帯電防止性能に優れ、カーボンブラックの脱落が少ないため電子材部品関連素材として広く有用に使用できる。
さらに、線膨張率が低く、高温時の寸法変化が小さいため、高温処理が必要な電子部品用の治具、搬送トレイ、およびレーザープリンター等の画像形成装置用の素材として特に有用である。

Claims (3)

  1. 水酸基価(単位:mgKOH/g)が200〜2000であるポリオール(A)と、ポリイソシアネート(B)と、中空ガラスバルーン(C)と、BET比表面積が200平方メートル/g〜2000平方メートル/gであるカーボンブラック(D)とを含むポリウレタン樹脂組成物形成用組成物(Q)が硬化した帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物(X)。
  2. 前記(A)と(B)との合計重量に基づいて、(D)が0.1重量%〜3.0重量%である請求項1 記載の帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物。
  3. 請求項1又は2記載の帯電防止性ポリウレタン樹脂組成物(X)を成形してなる成形品(Y)。
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