JP2004202788A - 多色印刷機及びそのインキ装置洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷機の各胴を駆動する主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給するインキ装置複数を備え、一つのインキ装置への主駆動手段からの駆動力の伝達を遮断、接続するメインクラッチ17と、該メインクラッチ17により駆動力の伝達が遮断されたインキ装置を駆動すべく主駆動手段とは別個独立に設けられた副駆動手段32と、該副駆動手段32からインキ装置への駆動力の伝達を遮断、接続するサブクラッチ35とを備えている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インキ装置を複数備えた多色印刷機及びそのインキ装置洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
多色印刷機は、多数のインキローラを介してインキを版胴(版胴上の版)に供給するインキ装置を複数備えており、インキ装置の数に応じた多色刷りが可能となっている。例えば、インキ装置を四つ備えたものなら四色刷りとなり、一般には、ブラック、マゼンタ、イエロー、シアンの四色が使用される。それ以外に、六つのインキ装置を備えたものなら合計六色刷りが可能であって、上述した四色の他に、印刷発注者が希望する特定のインキを使用したり、金色や銀色等の特殊インキ等を使用したりすることができる。
【0003】
また、印刷機は、版胴やブランケット胴、圧胴、渡し胴など、多くの胴を備えているが、これらの胴は共通の駆動源(主駆動手段)から駆動力を受けて同期回転するように構成されている。一般には、共通のモータからギヤ列により順次駆動力が伝達されるようになっている。そして、上述のインキ装置も各胴と同様にこの駆動源から駆動力を受けてインキを版胴に供給する構成となっている。
【0004】
【特許文献1】
実開平4−17946号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような多色印刷機において、使用するインキを変更する場合、例えば、インキを別の色のものにしたり、別の種類のものにしたりする場合には、一旦インキ装置を洗浄してインキローラから現状のインキを除去することが必要になる(上記特許文献1参照)。
【0006】
しかしながら、従来においては、共通の駆動源を作動させて各胴やインキ装置が全て駆動した状態で、一つのインキ装置のみを洗浄していた。この場合、洗浄を行わない他のインキ装置においてもインキローラは回転している。従って、洗浄を行わないインキ装置において、インキ壺からインキローラへのインキの供給を停止していても、既にインキローラに付着しているインキが順次インキ着けローラ(フォームローラ)側へと移り、インキ着けローラに付着するインキ量が過多となる。その結果、インキ装置の洗浄後に印刷を開始すると、洗浄を行っていないインキ装置からのインキ供給量が多くなり過ぎ、損紙(ヤレ紙)が多く発生するうえに、印刷品質が安定するまでにかかる時間も長くなっていた。
【0007】
それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、その課題とするところは、インキ装置洗浄後における損紙の量を抑制し、印刷品質を早期に安定させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係る多色印刷機のインキ装置洗浄方法は、インキを供給するインキ装置を複数備えた多色印刷機のインキ装置洗浄方法であって、複数のインキ装置のうちの一部のみを駆動して洗浄することを特徴とする。
【0009】
尚、本発明において、インキにはニスも含まれることとする。
また、複数のインキ装置のうちの一部とは、複数のインキ装置の全部ではないことを意味し、従って、複数のインキ装置のうちの一つでも、複数でもよい。
【0010】
上記方法によれば、従来のように全てのインキ装置を駆動しながらそのうちの一つのインキ装置を洗浄するのとは異なり、複数のインキ装置のうちの一部のみを駆動し、残る他のインキ装置は駆動しないため、洗浄中において、洗浄しない残る他のインキ装置において既にインキローラに付着しているインキが上流側から下流側へと転移して最下流に位置するインキ着けローラにおけるインキが過多となるということがない。即ち、洗浄を行わない残る他のインキ装置は停止状態にあるため、インキローラに付着しているインキ量がそのまま維持される。従って、洗浄終了後に印刷を再開する際、洗浄を行わなかったインキ装置におけるインキ量の調整はほとんど不要になる。
【0011】
また、本発明に係る多色印刷機のインキ装置洗浄方法は、各胴を駆動する主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給するインキ装置を複数備えた多色印刷機のインキ装置洗浄方法であって、複数のインキ装置のうちの一部を主駆動手段から切り離し、主駆動手段の停止状態のもとに、切り離したインキ装置のうち、洗浄対象である少なくとも一つのインキ装置のみを主駆動手段とは別個独立に駆動して洗浄することを特徴とする。
尚、該方法には、複数のインキ装置のうちの一つを主駆動手段から切り離し、その切り離した一つのインキ装置のみを主駆動手段とは別個独立に駆動して洗浄することも含まれる。同様に、複数のインキ装置のうちの二以上のインキ装置(但し全部ではない)を切り離した場合、切り離したインキ装置全てを主駆動手段とは別個独立に駆動して洗浄することも含まれる。
【0012】
上記方法によれば、主駆動手段を停止させた状態で、主駆動手段から切り離したインキ装置のうちから洗浄対象であるインキ装置のみを別個独立に駆動して洗浄するため、切り離されていない他のインキ装置はもとより、切り離されたインキ装置であっても洗浄対象ではないものは全て停止状態にあるため、それらのインキ装置においてインキ量が過多となることがない。即ち、洗浄対象以外のインキ装置においてインキ量が過多となることはない。
【0013】
尚、複数のインキ装置のうちの一部を主駆動手段から切り離す場合、必ずしも全てのインキ装置が主駆動手段から切り離し可能でなくてもよく、特定のインキ装置(但し全てではない)のみが主駆動手段から切り離し、接続可能に構成され、他のインキ装置は切り離し不可に構成されていてもよい。
【0014】
また、本発明に係る多色印刷機のインキ装置洗浄方法は、各胴を駆動する主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給するインキ装置を複数備えた多色印刷機のインキ装置洗浄方法であって、複数のインキ装置の全部を主駆動手段から切り離し、洗浄対象である少なくとも一つのインキ装置のみを主駆動手段とは別個独立に駆動して洗浄することを特徴とする。
【0015】
該方法によれば、洗浄に際してインキ装置全部を主駆動手段から切り離したうえで、洗浄対象であるインキ装置のみを主駆動手段とは別個独立に駆動して洗浄するため、洗浄対象ではないインキ装置においてインキ量が過多となることがない。
【0016】
尚、インキ装置の全部が洗浄対象であってもよい。また、この方法の場合には、全部のインキ装置を主駆動手段から切り離すため、主駆動手段の作動、停止は問わない。
【0017】
また、本発明に係る多色印刷機のインキ装置は、洗浄方法各胴を駆動する主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給するインキ装置を複数備えた多色印刷機のインキ装置洗浄方法であって、複数のインキ装置のうちの一部を主駆動手段から切り離し、主駆動手段を作動させて残部のインキ装置によりインキを供給して印刷を実行する一方、切り離したインキ装置のうち、洗浄対象である少なくとも一つのインキ装置のみを主駆動手段とは別個独立に駆動して洗浄することを特徴とする。
【0018】
該方法によれば、洗浄対象であるインキ装置の洗浄中に、主駆動手段から切り離していない残る他のインキ装置を使用して印刷を実行することができるため、効率よく洗浄と印刷とを行うことができる。また、洗浄対象ではないインキ装置は、停止状態にあるか、印刷に使用されているかの何れかであるため、何れにしてもインキ量が過多となることがない。
【0019】
また、本発明に係る多色印刷機は、印刷機の各胴を駆動する主駆動手段と、該主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給する複数のインキ装置とを備えた多色印刷機であって、一つのインキ装置への主駆動手段からの駆動力の伝達を遮断、接続するメインクラッチと、該メインクラッチにより駆動力の伝達が遮断されたインキ装置を駆動すべく主駆動手段とは別個独立に設けられた副駆動手段と、該副駆動手段からインキ装置への駆動力の伝達を遮断、接続するサブクラッチとを備えていることを特徴とする。
【0020】
該構成によれば、メインクラッチによって一つのインキ装置への主駆動手段からの駆動力の伝達を遮断し、サブクラッチによりその一つのインキ装置と副駆動手段とを接続したうえで、その一つのインキ装置を副駆動手段により別個独立に駆動して洗浄することができる。このように、洗浄対象となるインキ装置をメインクラッチにより主駆動手段から切り離し、該切り離したインキ装置を主駆動手段とは別個独立に設けられた副駆動手段により駆動して洗浄することができるので、その洗浄中において主駆動手段を停止させておけば、洗浄対象以外のインキ装置においてインキ量が過多となることがない。また、洗浄対象のインキ装置の洗浄中において、洗浄対象以外のインキ装置を使用して印刷を実行することもできる。
【0021】
また、本発明に係る多色印刷機は、印刷機の各胴を駆動する主駆動手段と、該主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給するインキ装置と、該インキ装置のインキローラをその回転中に洗浄する洗浄装置とを備え、インキ装置は複数設けられ、洗浄装置は各インキ装置毎に設けられている多色印刷機であって、一つのインキ装置への主駆動手段からの駆動力の伝達を遮断、接続するメインクラッチと、該メインクラッチにより駆動力の伝達が遮断されたインキ装置を駆動すべく主駆動手段とは別個独立に設けられた副駆動手段と、該副駆動手段からインキ装置への駆動力の伝達を遮断、接続するサブクラッチとを備えていることを特徴とする。
【0022】
該構成によれば、メインクラッチによって一つのインキ装置への主駆動手段からの駆動力の伝達を遮断し、サブクラッチによりその一つのインキ装置と副駆動手段とを接続したうえで、その一つのインキ装置を副駆動手段により別個独立に駆動してインキローラを回転させた状態で洗浄装置により洗浄することができる。このように、洗浄対象となるインキ装置をメインクラッチにより主駆動手段から切り離し、該切り離したインキ装置を主駆動手段とは別個独立に設けられた副駆動手段により駆動して洗浄装置にて洗浄することができるので、その洗浄中において主駆動手段を停止させておけば、洗浄対象以外のインキ装置においてインキ量が過多となることがない。また、洗浄対象のインキ装置の洗浄中において、洗浄対象以外のインキ装置を使用して印刷を実行することもできる。
【0023】
特に、メインクラッチ、副駆動手段及びサブクラッチが、それぞれインキ装置毎に設けられていることが好ましい。この場合には、複数のインキ装置のうちの一つのみを選択して主駆動手段から切り離す他、二つ以上のインキ装置を切り離したり、全てのインキ装置を切り離すこともできる。また、二つ以上のインキ装置を主駆動手段から切り離した場合に、そのうちの一つのみを副駆動手段に接続して駆動させたり、主駆動手段から切り離した全てのインキ装置を各々の副駆動手段により駆動させることもできる。更に、複数のインキ装置を洗浄する場合も同時に洗浄する他、相互に時間をずらして洗浄することもできる。このように、多くの洗浄方法の中から状況に適した方法を選択して洗浄することができるという利点があるので好ましい。
【0024】
また、本発明に係る多色印刷機は、印刷機の各胴を駆動する主駆動手段と、該主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給する複数のインキ装置とを備えた多色印刷機であって、複数のインキ装置のうちの一部への主駆動手段からの駆動力の伝達を遮断、接続するメインクラッチと、該メインクラッチにより駆動力の伝達が遮断されたインキ装置を駆動すべく主駆動手段とは別個独立に設けられた副駆動手段と、該副駆動手段からインキ装置への駆動力の伝達を遮断、接続するサブクラッチとを備えていることを特徴とする。
【0025】
該構成によれば、複数のインキ装置のうちの一部への主駆動手段からの駆動力の伝達をメインクラッチにより遮断し、その遮断した一部のインキ装置を副駆動手段によって駆動して洗浄することができる。従って、一部のインキ装置の洗浄中において主駆動手段を停止させておけば、洗浄対象ではない残部のインキ装置においてインキ量が過多となることがない。また、洗浄対象ではない残部のインキ装置を使用して印刷を実行することもできる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の多色印刷機の一実施形態について図面を参酌しつつ説明する。
図1に示す多色印刷機は、オフセット印刷機であって、周面に版が巻き付けられる版胴1、該版胴1からインキが転写されるブランケット胴2(ゴム胴)、該ブランケット胴2のインキを印刷用紙(枚葉紙)に付着させるための圧胴3、及び、上流側の圧胴3から下流側の圧胴3へと印刷用紙を受け渡すための渡し胴4等、多数の胴を備えている。また、各版胴1毎に、版胴1の版にインキを供給するインキ装置5と、版に水を供給する水装置6と、インキ装置5を洗浄するための洗浄装置7とが設けられている。
【0027】
インキ装置5は、インキを周面に付着させながら回転するインキローラ50を多数備え、インキローラ50同士が互いに接しながら回転することで上流側から下流側へと順にインキを移していく。尚、最も下流側に位置するインキローラ50は、版胴1上の版にインキを付着させるためのインキ着けローラ51であり、該インキ着けローラ51は版胴1に対して接離可能に構成されている。そして、インキ装置5は、インキ壺52に溜めたインキを多数のインキローラ50を介してインキ着けローラ51に送り、印刷開始と共にインキ着けローラ51を版胴1に付けてインキを版に供給する。
また、洗浄装置7は、回転しているインキ装置5のインキローラ50に洗浄液を噴き付けることにより洗浄を行う構成である。
【0028】
これらの各胴及びインキ装置5は、共通の駆動源である主駆動手段としての本機モータ(メインモータ、図示省略)から駆動力を受けて同期して回転する。
本機モータからの駆動力伝達経路は例えば以下のようになっている。即ち、本機モータから圧胴3、ブランケット胴2を介して版胴1に駆動力が伝達され、版胴1から更にインキ装置5の各インキローラ50へと伝達される。
【0029】
版胴1の周辺部分の構成について詳述すると、図2のように、版胴1の一端面には、版胴1を駆動するための版胴駆動用ギヤ11が版胴1と同軸状に取付固定されている。該版胴駆動用ギヤ11は、ブランケット胴2を駆動するブランケット胴駆動用ギヤ12と噛合し、該ブランケット胴駆動用ギヤ12は、圧胴3を駆動するための圧胴駆動用ギヤ(図示省略)と噛合している。従って、該圧胴駆動用ギヤに前記本機モータから伝達される駆動力は、圧胴駆動用ギヤからブランケット胴駆動用ギヤ12を介して版胴駆動用ギヤ11へと順に伝達される。尚、本機モータから版胴1への駆動力の伝達は、印刷機のフレーム10の内側で行われる。尚、圧胴駆動用ギヤは、渡し胴4を駆動する渡し胴駆動用ギヤ(図示省略)とも噛合し、該渡し胴駆動用ギヤを介して隣の圧胴駆動用ギヤへと駆動力が伝達される。
【0030】
また、図2において、版胴1は、版胴軸13と一体的に設けられ、該版胴軸13は、フレーム10に軸受けを介して回転可能に支持されている。フレーム10の外側には、スタッド14を介してサブフレーム15がフレーム10と所定間隔離間して略平行に設けられており、該サブフレーム15に前記版胴軸13の端部13aが軸受けを介して回転可能に支持されている。フレーム10とサブフレーム15の間において、版胴軸13にはクラッチギヤ16が回転可能に装着されている。該クラッチギヤ16は、メインクラッチ17(電磁クラッチ)のON/OFFにより、版胴軸13と一体回転可能となったり分離して相対回転可能となったりする。即ち、メインクラッチ17がONになると、クラッチギヤ16が版胴軸13と一体となり、版胴駆動用ギヤ11から版胴軸13を介してクラッチギヤ16に本機モータの駆動力が伝達される一方、メインクラッチ17がOFFになると、クラッチギヤ16は版胴軸13に対して相対回転可能となり、本機モータからのクラッチギヤ16への駆動力の伝達は遮断される。
【0031】
更に、クラッチギヤ16に伝達された駆動力は、ギヤ列(第1乃至第4中継ギヤ20,21,22,23)を介してインキローラ50に伝達される。該インキローラ50はフレーム10に回転可能に支持されている。尚、図2には、多数のインキローラ50のうちの一本が代表的に示されているが、一つのインキ装置における全てのインキローラ50への駆動力の伝達は、一つのメインクラッチ17により遮断、接続されるように構成されている。このように、本機モータから一つのインキ装置5への駆動力の伝達は、一つのメインクラッチ17により遮断、接続される。
【0032】
一方、フレーム10とサブフレーム15との間には、モータ固定用フレーム30がスタッド31によりフレーム10に固定されている。該モータ固定用フレーム30には、インキ装置5を駆動するための副駆動手段としてのサブモータ32が取り付けられている。サブモータ32の出力軸33の先端部33aはサブフレーム15に軸受けを介して回転可能に支持され、該出力軸33には、出力ギヤ34が同軸状に相対回転不能に装着されている。該出力ギヤ34にはサブクラッチ35(電磁クラッチ)の第2クラッチギヤ37が噛合している。該サブクラッチ35は、サブフレーム15に軸受けを介して回転可能に支持された軸部38と、該軸部38に相対回転可能に装着された前記第2クラッチギヤ37と、軸部38に相対回転不能に装着された第1クラッチギヤ36とを備えている。該第1クラッチギヤ36は第5中継ギヤ39と噛合し、該第5中継ギヤ39は前記第3中継ギヤ22と噛合している。
【0033】
該サブクラッチ35はサブモータ32の駆動力のインキ装置5(インキローラ50)への伝達を遮断、接続するためのものである。該サブクラッチ35がONになると、第1及び第2クラッチギヤ36,37が互いに連結一体化され、サブモータ32の駆動力が出力ギヤ34、第1及び第2クラッチギヤ36,37、第5中継ギヤ39を介して第3及び第4中継ギヤ22,23へと順に伝達されてインキローラ50が回転する。逆に、サブクラッチ35がOFFになると、第1及び第2クラッチギヤ36,37が互いに軸方向に分離し、サブモータ32の駆動力は第3中継ギヤ22、ひいてはインキローラ50には伝達されない。このように、該サブモータ32は、本機モータからの駆動力伝達経路とは別個独立に設けられている。
尚、メインクラッチ17やサブモータ32やサブクラッチ35等は、各インキ装置5毎に設けられている。
【0034】
次に、以上のように構成された多色印刷機の使用状態について説明する。
まず、通常の印刷時には、インキ装置5は本機モータから駆動力を受けて作動する。即ち、メインクラッチ17をONとする一方、サブクラッチ35をOFFとする。従って、本機モータによる駆動力がインキローラ50に伝達されてインキローラ50は回転する。尚、この場合、第5中継ギヤ39と第2クラッチギヤ37及び軸部38は回転するが、サブモータ32は作動させないため、出力ギヤ34及び第1クラッチギヤ36は回転しない。
尚、通常は、インキ装置5が例えば四つあれば、四つ全てのインキ装置5において同様にメインクラッチ17をONとし、サブクラッチ35はOFFとして四色刷りを行う。但し、一部のインキ装置5のみを使用して印刷を実行することも可能であり、その場合は、印刷に使用する一部のインキ装置5におけるメインクラッチ17をONとし、印刷に使用しないもののそれはOFFとする。
【0035】
そして、インキ装置5のインキを洗浄する場合には、本機モータを停止させ、洗浄対象であるインキ装置5に対応したメインクラッチ17をOFFとすることにより、そのインキ装置5を本機モータから切り離す。そして、そのインキ装置5に対応したサブクラッチ35をONにしてサブモータ32を作動させる。この状態において、洗浄対象のインキ装置5におけるインキローラ50はサブモータ32から駆動力を受けて回転する。尚、サブクラッチ35がONとなるため、サブモータ32の駆動力は第3中継ギヤ22から第2及び第1中継ギヤ21,20を介してクラッチギヤ16に伝達される。従って、クラッチギヤ16までの各ギヤは全て回転することになる。但し、メインクラッチ17はOFFであるため、サブモータ32の駆動力は版胴1側には伝達されない。
【0036】
このように、本機モータから洗浄対象であるインキ装置5を一つ切り離し、本機モータを停止させた状態のもとに、切り離した一つのインキ装置5を、本機モータとは別個独立に設けられたサブモータ32により駆動して、洗浄装置7により洗浄する。
洗浄が終了すると、そのサブモータ32を停止させ、サブクラッチ35をOFFとし、メインクラッチ17をONとする。
【0037】
このように、一つのインキ装置5を洗浄する場合において洗浄対象ではない他のインキ装置5は全て停止状態にあるため、洗浄対象ではない他のインキ装置5においてインキ量が過多になることがない。その結果、洗浄が終わってから印刷を再開したときに生じる損紙を従来よりも抑制でき、且つ、印刷品質が安定するまでに要する時間も短縮できる。
【0038】
また、以上のようなインキ装置5の洗浄を制御する制御装置を備えて、インキ装置5洗浄の自動化を図ることもできる。以下、図3及び図4を参酌して説明する。
図3には制御装置のブロック図が示されており、該制御装置は、インキ装置5の洗浄に関する各種情報(例えば、洗浄対象であるインキ装置5の選択等)を入力するための操作入力部100と、該操作入力部100からの情報に従って所定の処理を行うマイクロプロセッサ101、記憶装置としてのROM102及びRAM103、インサータフェース104を有する制御装置本体105と、本機モータ99(M)を駆動制御する本機モータ駆動回路106と、インキ装置5(No.1〜No.n)毎に設けられたメインクラッチ17(C1、C2・・・Cn)をON/OFF制御するメインクラッチ制御回路107と、インキ装置5(No.1〜No.n)毎に設けられたサブモータ32(M1、M2・・・Mn)を駆動制御するサブモータ駆動回路108と、インキ装置5(No.1〜No.n)毎に設けられたサブクラッチ35(C1、C2・・・Cn)をON/OFF制御するサブクラッチ制御回路109と、を備えている。
【0039】
次に、図4を参照しながらインキ装置5の洗浄工程について説明する。まず、洗浄を行うインキ装置5を選択し操作入力部100から入力する(S1)。尚、洗浄処理をスタートする前に、予め本機モータ駆動回路106を介して本機モータ99を停止させておく。
【0040】
選択がなければ、洗浄処理工程を終了するが、例えば、No.1からNo.nまでのインキ装置5のうちからNo.nのインキ装置5が選択された場合には、ステップS1からステップS3へと進んで、No.nのインキ装置5の切り離しを行う。即ち、マイクロプロセッサ101はNo.nのメインクラッチ制御回路107に信号を送ってNo.nのメインクラッチ17(Cn)をOFFにする。
【0041】
そして、駆動の切り替えを行うため、マイクロプロセッサ101はNo.nのサブクラッチ制御回路109に信号を送ってNo.nのサブクラッチ35(Cn)をONにし(S5)、No.nのサブモータ駆動回路108に信号を送ってNo.nのサブモータ32(Mn)を作動させ、これによりNo.nのインキ装置5におけるインキローラ50を回転させる(S7)。
【0042】
かかる後、マイクロプロセッサ101はNo.nの洗浄装置7に信号を送って作動させ、該No.nの洗浄装置7は対応したインキ装置5におけるインキローラ50を洗浄する(S9)。所定の洗浄が終了すると、ステップS11からステップS13へと進んで、マイクロプロセッサ101はNo.nのサブモータ駆動回路108を介してNo.nのサブモータ32(Mn)を停止させ、そのインキ装置5におけるインキローラ50を停止させる。
【0043】
そして、マイクロプロセッサ101はNo.nのサブクラッチ制御回路109を介してサブクラッチ35(Cn)をOFFとした後(S15)、No.nのメインクラッチ制御回路107を介してメインクラッチ17(Cn)をONとして、洗浄が終了したインキ装置5(No.n)を連結させ(S17)、以上により洗浄処理工程が終了する。
尚、以上説明した洗浄処理のプログラムは例えばROM102に記憶されている。
【0044】
以上のような制御装置を備えた場合には、色替え等に際してインキ装置5の洗浄が必要になれば、オペレータはインキ装置5を選択し入力するのみで自動的に洗浄が行われるため、モータやクラッチを逐一作動、停止させる作業が不要となり、作業が極めて楽になる。
【0045】
尚、以上のように、複数のインキ装置5のうちから任意に一つを選択して洗浄する場合、原則的には上述したように本機モータを停止状態とするが、残る他のインキ装置5についてもメインクラッチ17により本機モータから切り離すこともできるため、全てのインキ装置5を本機モータから切り離した場合には本機モータを作動させていても構わない。
【0046】
また、一つのインキ装置5を洗浄している際に、本機モータを作動させて残る他のインキ装置5を使用して印刷を実行してもよい。特に、五色以上の多色印刷が可能な印刷機の場合には、金色等の特色用のインキ装置5を洗浄している時間を利用して、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの四色刷りの印刷を実行することができるため、効率の良い作業が可能となる。
【0047】
尚、複数のインキ装置5のうちから選択された一つのインキ装置5をメインクラッチ17により本機モータから切り離して洗浄する場合を説明したが、例えば、二つ以上のインキ装置5を各々のメインクラッチ17により個別に切り離して洗浄してもよい。二つ以上のインキ装置5を切り離す場合においても、切り離したインキ装置5全てを洗浄しなくてもよく、例えば、切り離したうちの一つをサブモータ32で駆動して洗浄することもできる。また、このように複数のインキ装置5の一部のみを切り離すのではなく、インキ装置5全部を各々のメインクラッチ17により切り離し、そのうちの例えば一つのインキ装置5をサブモータ32により駆動して洗浄してもよい。
【0048】
何れにしても、メインクラッチ17、サブクラッチ35及びサブモータ32をインキ装置5毎にそれぞれ設けることにより、上述したような何れの洗浄方法も任意に選択して行うことが可能となるため選択肢が多く、従って状況に最も適した洗浄方法により洗浄することができるという利点がある。
【0049】
但し、メインクラッチ17、サブモータ32及びサブクラッチ35をインキ装置5毎にそれぞれ設ける構成には限定されない。例えば、インキ装置5を四つ備えた四色印刷機の場合において、四つのインキ装置5のうちの二つが一つのメインクラッチ17により本機モータに接続、遮断される構成であってもよい。この場合、本機モータから切り離された二つのインキ装置5を一つのサブモータ32と一つのサブクラッチ35により同時に駆動する構成とすることができる。この場合、本機モータを停止した状態で、切り離した二つのインキ装置5を共に洗浄することの他、洗浄中に本機モータを作動させ、洗浄対象ではない残る二つのインキ装置5を用いて二色刷りの印刷を実行することも可能である。
【0050】
また、同様に、例えば、四つのインキ装置5のうちの二つが一つのメインクラッチ17により本機モータに接続、遮断される構成の場合において、切り離された二つのインキ装置5毎にサブモータ32とサブクラッチ35とをそれぞれ設けてそのうちの一つのインキ装置5のみを駆動、洗浄することができるように構成してもよい。無論、以上は例示であって、インキ装置5の数、一つのメインクラッチ17により遮断、接続されるインキ装置5の数、サブモータ32やサブクラッチ35の数など、適宜組み合わせ自由である。
【0051】
また、全てのインキ装置5がメインクラッチ17により主駆動手段から切り離し可能に構成されるものには限らず、特定のインキ装置5(複数含む)のみが切り離し可能に構成されている印刷機であってもよい。
【0052】
更に、以上の説明では、主駆動手段としての本機モータとは別個独立に設けられた副駆動手段としてのサブモータ32を使用することにより、複数のインキ装置5のうちの一部のみを駆動して洗浄する場合を説明したが、本機モータの駆動力を利用して複数のインキ装置5のうちの一部のみを駆動して洗浄してもよく、複数のインキ装置5のうちの一部のみを駆動する手段は問わない。
【0053】
また、入力された画像データに基づいて版胴1上の版に画像を形成する画像形成装置(イメージング装置)を備えた多色印刷機(デジタル印刷機)の場合、画像形成時に版胴1を極めて高速に回転させる必要がある。この点において画像形成装置を備えていない印刷機とは異なるものである。従って、画像形成装置を備えた多色印刷機においては、画像形成時に版胴1とインキ装置5との間の駆動力の伝達をメインクラッチ17にて遮断することにより、画像形成時における本機モータの負担を軽減させることができ、ひいては版胴1を高速で回転させて画像形成に必要な時間を短縮することができる。
従って、画像形成装置付きの多色印刷機に本発明を適用することは、メインクラッチ17により画像形成時における本機モータの負担を軽減することができるうえに、メインクラッチ17で切り離されたインキ装置5をサブモータ32やサブクラッチ35により本機モータとは別個独立に駆動して洗浄できるため、特に好ましいものである。
【0054】
また、メインクラッチ17やサブクラッチ35を電磁クラッチで構成する以外にも、例えばエアシリンダによる機械式のクラッチなどの種々のクラッチを使用できる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、洗浄対象となるインキ装置のみを駆動して洗浄することにより、洗浄対象ではない他のインキ装置においてインキ量が過多とならない。従って、洗浄作業終了後において印刷を再開しても、損紙の発生を従来に比して抑制でき、しかも、印刷品質までに要する時間も従来に比して短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における多色印刷機の要部を示す正面図。
【図2】同印刷機の版胴付近の構成を概略的に示す要部断面図。
【図3】同印刷機の制御装置の構成を示すブロック図。
【図4】本発明に係るインキ装置洗浄方法の一実施形態を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…版胴、2…ブランケット胴、3…圧胴、4…渡し胴、5…インキ装置、7…洗浄装置、10…フレーム、11…版胴駆動用ギヤ、12…ブランケット胴駆動用ギヤ、13…版胴軸、14,31…スタッド、15…サブフレーム、16…クラッチギヤ、17…メインクラッチ、20…第1中継ギヤ、21…第2中継ギヤ、22…第3中継ギヤ、23…第4中継ギヤ、30…モータ固定用フレーム、32…サブモータ(副駆動手段)、33…出力軸、34…出力ギヤ、35…サブクラッチ、36…第1クラッチギヤ、37…第2クラッチギヤ、38…軸部、39…第5中継ギヤ、50…インキローラ、51…インキ着けローラ、52…インキ壺、99…本機モータ(主駆動手段)、100…操作入力部、101…マイクロプロセッサ、102…ROM、103…RAM、104…インターフェース、105…制御装置本体、106…本機モータ駆動回路、107…メインクラッチ制御回路、108…サブモータ駆動回路、109…サブクラッチ制御回路
Claims (8)
- インキを供給するインキ装置を複数備えた多色印刷機のインキ装置洗浄方法であって、
複数のインキ装置のうちの一部のみを駆動して洗浄することを特徴とする多色印刷機のインキ装置洗浄方法。 - 各胴を駆動する主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給するインキ装置を複数備えた多色印刷機のインキ装置洗浄方法であって、
複数のインキ装置のうちの一部を主駆動手段から切り離し、主駆動手段の停止状態のもとに、切り離したインキ装置のうち、洗浄対象である少なくとも一つのインキ装置のみを主駆動手段とは別個独立に駆動して洗浄することを特徴とする多色印刷機のインキ装置洗浄方法。 - 各胴を駆動する主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給するインキ装置を複数備えた多色印刷機のインキ装置洗浄方法であって、
複数のインキ装置の全部を主駆動手段から切り離し、洗浄対象である少なくとも一つのインキ装置のみを主駆動手段とは別個独立に駆動して洗浄することを特徴とする多色印刷機のインキ装置洗浄方法。 - 各胴を駆動する主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給するインキ装置を複数備えた多色印刷機のインキ装置洗浄方法であって、
複数のインキ装置のうちの一部を主駆動手段から切り離し、主駆動手段を作動させて残部のインキ装置によりインキを供給して印刷を実行する一方、切り離したインキ装置のうち、洗浄対象である少なくとも一つのインキ装置のみを主駆動手段とは別個独立に駆動して洗浄することを特徴とする多色印刷機のインキ装置洗浄方法。 - 印刷機の各胴を駆動する主駆動手段と、該主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給する複数のインキ装置とを備えた多色印刷機であって、一つのインキ装置への主駆動手段からの駆動力の伝達を遮断、接続するメインクラッチと、該メインクラッチにより駆動力の伝達が遮断されたインキ装置を駆動すべく主駆動手段とは別個独立に設けられた副駆動手段と、該副駆動手段からインキ装置への駆動力の伝達を遮断、接続するサブクラッチとを備えていることを特徴とする多色印刷機。
- 印刷機の各胴を駆動する主駆動手段と、該主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給するインキ装置と、該インキ装置のインキローラをその回転中に洗浄する洗浄装置とを備え、インキ装置は複数設けられ、洗浄装置は各インキ装置毎に設けられている多色印刷機であって、
一つのインキ装置への主駆動手段からの駆動力の伝達を遮断、接続するメインクラッチと、該メインクラッチにより駆動力の伝達が遮断されたインキ装置を駆動すべく主駆動手段とは別個独立に設けられた副駆動手段と、該副駆動手段からインキ装置への駆動力の伝達を遮断、接続するサブクラッチとを備えていることを特徴とする多色印刷機。 - メインクラッチ、副駆動手段及びサブクラッチが、それぞれインキ装置毎に設けられている請求項5又は6記載の多色印刷機。
- 印刷機の各胴を駆動する主駆動手段と、該主駆動手段から駆動力を受けてインキを供給する複数のインキ装置とを備えた多色印刷機であって、複数のインキ装置のうちの一部への主駆動手段からの駆動力の伝達を遮断、接続するメインクラッチと、該メインクラッチにより駆動力の伝達が遮断されたインキ装置を駆動すべく主駆動手段とは別個独立に設けられた副駆動手段と、該副駆動手段からインキ装置への駆動力の伝達を遮断、接続するサブクラッチとを備えていることを特徴とする多色印刷機。
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JP2008509027A (ja) * | 2004-08-13 | 2008-03-27 | エム・アー・エヌ・ローラント・ドルックマシーネン・アクチエンゲゼルシャフト | 枚葉紙用加工機械を制御するための方法と装置 |
JP2009096205A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機の印刷ユニットを作動させる方法 |
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2002
- 2002-12-25 JP JP2002373327A patent/JP2004202788A/ja active Pending
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