JP2004202348A - マスキングシートと該シートを使用した機体マスキング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱着自在で繰り返して使用でき、マスキング作業効率の向上が図れ、さらに、機体の特殊形状に自在対応できるマスキングシートと、該マスキングシートを使用した機体マスキング方法を提供すること。
【解決手段】機体1を洗浄、塗装する際に、洗浄液や塗料などの異物から搭載電子部品などの精密装置を保護すべく、伸縮性及び粘着性を有しかつ繰り返し使用可能なマスキングシート10にて、前記精密装置に連通する機体孔5を覆うように構成されている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術】
本発明は、特には航空機の洗浄、塗装に際して搭載電子部品などの精密要部に、洗浄液や塗料が触れないようすべく部分的にマスキングする合成樹脂製シートと該シートを使用する機体等のマスキング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、機体(航空機やヘリコプターなど)を洗浄、塗装する場合、例えばギヤー部、モーター部、電子部品(例えばセンサー、電子機器など)等を搭載した精密装置が洗浄液や塗料などに触れないようにするため、これら精密装置に連通する機体孔の全面を、例えば合成樹脂薄膜シートや、撥水性処理した布帛などで覆い、その周端部全周を粘着テープなどで仮固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来法にあっては、シートや布帛が薄いために皺がよって綺麗に展開し難いとか、また、その周端部を粘着テープなどで仮固定するため、位置ズレし易く、さらには、粘着テープが他の場所に粘着するなど、その取り扱いが厄介であるとともに、シートの展開と粘着テープによる仮止めの2工程が必要となり作業性が悪いという問題がある。
【0004】
また、マスキング位置が曲面であるとか、例えばリベットやボルトなどがあるなど特殊形状をしていると、これらに追従できずに隙間ができるため、この隙間から洗浄液や塗料などの噴霧液が浸潤したり、塵芥が進入するなどの問題もある。
【0005】
さらに、使用済みシート及び粘着テープは再使用することができず、ゴミと化すため、焼却処分する必要があり、結果的にコストアップになるという不都合があった。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、その目的は、脱着自在で繰り返して使用でき、マスキング作業効率の向上が図れ、さらに、機体の特殊形状に自在対応できる特にはマスキングシートを廉価に提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のかかる問題点を解決するために本発明が採った手段は、請求項1の発明は、機体を洗浄、塗装する際に、洗浄液や塗料などの異物から搭載電子部品などの精密装置を保護すべく該精密装置に連通する機体孔を覆うために使用されるマングシートであって、該マスキングシートは、伸縮性及び粘着性を有しかつ繰り返し使用可能であるものを、その要旨とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のマスキングシートにおいて、前記マスキングシートの表面に、伸縮性と撥水性を有し粘着性を有しない表層がさらに一体に形成されているものを、その要旨とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2に記載のマスキングシートにおいて、前記表層が、伸縮性及び撥水性を有し粘着性を有しない薄膜シートであるものを、その要旨とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のマスキングシートにおいて、前記マスキングシート裏面の中央部に、伸縮性及び撥水性を有しかつ粘着性を有しない薄膜シートがさらに備えてあるものを、その要旨とする。
【0011】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のマスキングシートにおいて、前記マスキングシートは、一部に2級若しくは3級の高級モノアルコールを用いた官能基数2.4〜3.0,分子量3,000〜6,000のポリオールブレンドと有機ポリイソシアネートを当量比(NCO/OH)0.95〜1.05にて反応させてなる、ゴム硬度が30以下のポリウレタン樹脂であるものを、その要旨とする。
【0012】
つぎに、請求項6の発明は、機体の洗浄、塗装に際して、洗浄液や塗料などの異物から搭載電子部品などの精密装置を保護するため、該精密装置に連通する機体孔を、請求項1〜5のいずれかに記載のマスキングシートにて予め覆うところに特徴を有する機体マスキング方法を、その要旨とする。
【0013】
請求項7の発明は、機体の洗浄、塗装に際して、洗浄液や塗料なから搭載電子部品などの精密装置を保護するため、前記機体孔の全面を撥水性樹脂シート又は撥水性布帛で覆い、該樹脂シート又は布帛の周端縁部全周のみを、請求項1〜5のいずれかに記載のマスキングシートにて予め覆うところに特徴を有する機体マスキング方法を、その要旨とする。
【0014】
請求項8の発明は、請求項6又は7に記載の機体マスキング方法において、前記マスキングシートにて予め覆う場所が、前記機体孔ではなくて機体の窓部であるものを、その要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、これは代表的なものを示したものであり、その要旨を越えない限り、以下の実施例により本発明が限定されるものではない。
【0016】
図1は、第1実施例のマスキングシート10を、航空機のセンサー部に連通する機体孔5を覆った場合を例にして、その状態を模式的に示す斜視図である。
【0017】
図において、このマスキングシート10は、一部に2級若しくは3級の高級モノアルコールを用いた官能基数2.4〜3.0,分子量3,000〜6,000のポリオールブレンドと有機ポリイソシアネートを当量比(NCO/OH)0.95〜1.05の割合で反応させることによって得られるウレタン樹脂である。耐熱性、柔軟性、伸縮性及び撥水性に優れており、また、経時劣化の少ない粘着性を具有しているため、貼着、剥離を繰り返すことができる。なお、その素材となる主成分のポリオール,高級モノアルコール及び/若しくは有機ポリイソシアネートを無数の候補の中から適宜に選択することによって、例えば、得られる組成物の硬度,機械的強さおよび粘着強さ等を調整していろいろな特性の粘着性を有するウレタン樹脂を得ることができる。
【0018】
本発明に用いるポリオールとしては、ポリオキシポリアルキレンポリオールに代表される公知ポリエステル系ポリオール、ポリテトラメチレンポリオキシグリコール、ひまし油系ポリオール、ε−カプロラクトン系ポリオール、β−メチル−δ−バレロラクトン系ポリオール、カーボネート系ポリオールや、これら2種以上の混合物を挙げることができる。
【0019】
本発明に使用するポリオールは、官能基数2.4〜3.0、分子量3,000〜6,000であることが必要である。官能基数が2.4未満の場合には硬化し難く、官能基数が3より大きい場合は、硬すぎしかも粘着性が欠ける傾向がある。また、平均分子量が3,000未満の場合は、硬すぎしかも粘着性が欠ける傾向があり、分子量が6,000より大きい場合には、粘着性は増加するものの、硬すぎしかも耐熱性に欠ける傾向が強い。
【0020】
前述のポリオキシポリアルキレンポリオールとしては、低分子量の活性水素化合物を開始剤としてアルキレンオキサイドを開環附加重合させた公知の化合物を用いることができる。ここで言う低分子量の活性水素化合物とは、水,エチレングリコール,プロピレングリコール,ジエチレングルコール,ブタンジオール,ヘキサンジオール,グリセリン,若しくはトリメチロールプロパン等の官能基数2〜3の多価アルコールを挙げることができる。また、これらの2種類以上の混合物を使用することも可能である。
【0021】
ポリオールの一部成分として、主成分のポリオールに可溶性の2級若しくは3級の高級モノアルコールを用いることが好ましい。これらに該当するポリオールとしては、例えば、2−エチルヘキシルアルコール,sec−ステアリルアルコール,α−テルピネオール,ジアセトンアルコール及びカプリルアルコール等を挙げることができる。
【0022】
モノオールの使用量は、ポリオール成分の合計量を100重量部とした時、主成分のポリオール99.5〜90重量部に対して上記モノオールを0.5〜10重量部の範囲であることが好ましい。モノオールの使用量が0.5重量部未満であると、硬くしかも所望する粘着性が得られない傾向があり、また10重量部以上加えると、粘着特性は強くなるものの、硬度が低くなる傾向がある。なお、2級若しくは3級の高級モノアルコールに代えて1級の高級モノアルコールを用いると粘着特性を付与できないことが多い。
【0023】
本発明に用いる有機ポリイソシアネートは、1分子中に2個のイソシアネート基を有する有機化合物であって、前記ポリオールの水酸基に対して反応性のイソシアネート基を有するものが用いられる。有機ポリイソシアネートの例としては、一般的な芳香族,脂肪族及び脂環族の化合物を用いることができる。例えば、トリレンジイソシアネート(TDI),ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI),液状変性MDI,キシリデンジイソシアネート(XDI),ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI),シクロヘキシルジイソシアネート及びイソホロンジイソシアネート等があり、とりわけTDI,MDIが好ましい。これら有機ポリイソシアネートは単独で用いることができるし、または2種以上を混合して用いることもできる。
【0024】
更にまた、有機ポリイソシアネートを理論量より少ない前記ポリオール類と公知の技術を用いて反応せしめ、末端に活性イソシアネート基を有するプレポリマーとして用いることもできる。プレポリマーとして用いる場合は、ポリオール化合物と有機ポリイソシアネートとの反応が確実に進行し易くなり、均質な組織を持ったウレタン樹脂を得やすいために好ましい。これらのプレポリマーは、末端に活性イソシアネート基残量2重量%以上、好ましくは2.5〜15重量%を有するものがよい。末端活性イソシアネート基残量が2重量%未満の場合にはプレポリマーの液粘度が高く、均質に反応させ難い傾向がある。また、末端活性イソシアネート基残量が15重量%を越えるとプレポリマーとして用いる効果が少ない。
【0025】
つぎに、ポリオール混合物と有機ポリイソシアネートとを化学反応させるに際して、ポリオールの水酸基(OH)に対するイソシアネートのイソシアネート基(NCO)の当量比、すなわち、NCO/OHは0.95〜1.05が好ましい。この当量比が1.05を越えると粘着性が乏し安定したゴム硬度のものを製造し難く、0.95以下であると耐熱性が劣る。
【0026】
ここで、有機ポリイソシアネートとポリオールとの間のウレタン化反応を行わせるに当たって、適宜のウレタン化触媒を用いることもできる。このウレタン化触媒としては、第3級アミン化合物や有機金属化合物等の公知の触媒を用いることが可能である。例えば、トリエチレンジアミン,N,N‘−ジメチルヘキサメチレンジアミン,N,N‘−ジメチルブタンジアミン,オクチル酸鉛,ラウリル酸ジブチル錫等が好適である。
【0027】
つぎに、第1実施例のマスキングシート10を使用して機体1をマスキングする方法によると、マスキングシート10自体が機体1の特殊形状に自在対応できるので、マスキングする位置が曲面であっても、周辺にリベット3やボルトなど、軽度の段部(軽度の凹凸)があるなど特殊形状をしていても、これら形状に追従できるから、従来のように隙間ができることなくしかも位置ズレするもなく、正確かつ確実に配置できる。すなわち、従来のように、被覆シートを皺が寄らないように展開できその取り扱いが容易になり、また、従来のように粘着テープによる仮止め作業が不要となるため、マスキング作業効率の向上が図れる。
【0028】
また、所定作業終了後の剥がし取り作業も容易で、その作業性の向上が図れ、さらに、脱着自在であるため、繰り返して使用できる。
【0029】
すなわち、機体1に搭載された精密装置に連通する機体孔5を隙間なく封じることができるから、機体1に搭載された精密装置を確実に保護でき、その誤作動、作動不全などの不具合発生が防止できる。また、剥がし取ったものを、繰り返し再使用することができるので、ゴミの減量ができ、結果的に、かかる作業のコストダウンを図ることができる。
【0030】
なお、マスキングシート10が透明であると、機体1から剥離、除去する作業を失念する傾向があるから、顔料(好ましくは無機顔料)を配合し、機体未使用の色彩に着色しておくことが好ましい。
【0031】
つぎに、第2実施例のマスキングシート20は、第1実際例のマスキングシート10の上面に伸縮性と撥水性を有し粘着性を有しない薄膜シート15を有する点を除き、他の構成は第1実施例のマスキングシート10と実質同一のものである(図2参照)。従って、上記作用効果に加えて、マスキングシート表面に埃が付着しないばかりか、貼り付け作業時に手にくっつかないので、作業が容易になる。
【0032】
第3実施例のマスキングシート30は、第1実際例のマスキングシート10の下面中央部に撥水性の薄膜シート15を備えた点を除き、他の構成は第1実施例のマスキングシート10と実質同一のものである(図3参照)。従って、機体孔5から逆流する埃などの付着汚染を防止でき、また、余分なところに接着面がないから脱着が容易になる。
【0033】
なお、上記第1乃至3実施例のマスキングシートを用事機体孔5の寸法形状に裁断して使用するとか、機体孔5の全面を撥水性樹脂シート又は撥水性布帛8で覆いこの樹脂シート又は布帛8の周端縁部全周部のみを、機体孔5に相似なリング形状に裁断して固定することもできる(図4参照)。
【0034】
また、機体孔に相似な型枠を使用してリング形状にマスキングシートを形成し、前記樹脂シート又は布帛の周端縁部全周部のみを固定するようにすると、機体孔の寸法形状に使用制限されるものの、消費樹脂量の低減が図れるため、より廉価に提供できるようになる。
【0035】
また、本発明に係るマスキングシートにて、前記機体孔ではなく機体の窓部を覆うと、機体の洗浄、塗装に際して、窓部に装着されたガラス面を傷つけることがない。
【0036】
以上、本発明の代表的な実施例を説明したが、本発明の要旨を越えない範囲内で多くの変化や変形を行うことが可能であって、実施例により本発明が限定されるものではなく、例えば、熱安定剤,酸化防止剤,紫外線吸収剤,紫外線安定剤,充填剤などを1種または2種以上混合できるし、さらに、顔料,染料,難燃剤,消泡剤,分散剤,界面活性剤,水分吸着剤などを適宜添加することができる。
【0037】
【実施例】
93重量%ポリオキシポリプロピレントリオール(分子量4,000)と7重量%sec−ステアリルアルコールの混合物100重量部当たり、ジフェニルメタンジイソシアネートとポリオキシポリプロピレントリオール(分子量5,000)を反応させたプレポリマー(末端活性イソシアネート基残量9.1重量%)47重量部を加え、さらに、ラウリル酸ジブチル錫0.0025重量部を触媒として加え、ホモジナイザー(3000rpm/min)で60秒間混合した後、真空脱気処理を施した。ついで、この混合物をシリコーン製オープン金型内に流し込み、100℃、120分間反応させた後、常温にて7日間養生して、本発明となるマスキングシート(200x200mm、厚み5mm)を製造した。
【0038】
このように製造したマスキングシートの物理特性をつぎの表に示す。
【表1】
Figure 2004202348
【表2】
Figure 2004202348
【0039】
表1,2から、このマスキングシートは、引張特性、弾性特性、耐候特性及び耐熱特性に優れ、しかも、優れた粘着特性を具有することが解る。
【0040】
【発明の効果】
以上、本発明のマスキングシートを使用すると、マスキング作業効率の向上が図れ、機体の特殊形状に自在対応でき、しかも、繰り返して使用できるなど、実効性に優れた機体マスキング方法を提供することができるという格別顕著な作用効果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、航空機のセンサー部に連通する機体孔を、本発明のマスキングシートで覆った状態を模式的に示す斜視図である。
【図2】図2は本発明の他のマスキングシートを示す断面図である。
【図3】図3は本発明の他のマスキングシートを示す断面図である。
【図4】図4は本発明のマスキングシートをリング形状に切断し、これを使用して機体孔を覆った状態を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 機体
3 リベット(ボルト)
5 機体孔
8 撥水性樹脂シート又は撥水性布帛
10 マスキングシート
15 薄膜シート
20 マスキングシート
30 マスキングシート

Claims (8)

  1. 機体を洗浄、塗装する際に、洗浄液や塗料などの異物から搭載電子部品などの精密装置を保護すべく該精密装置に連通する機体孔を覆うために使用されるマスキングシートであって、
    該マスキングシートは、伸縮性及び粘着性を有しかつ繰り返し使用可能であることを特徴とするマスキングシート。
  2. 前記マスキングシートの表面に、伸縮性と撥水性を有し粘着性を有しない表層がさらに一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマスキングシート。
  3. 前記表層が、伸縮性及び撥水性を有し粘着性を有しない薄膜シートであることを特徴とする請求項2に記載のマスキングシート。
  4. 前記マスキングシート裏面の中央部に、伸縮性及び撥水性を有しかつ粘着性を有しない薄膜シートがさらに備えてあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマスキングシート。
  5. 前記マスキングシートは、一部に2級若しくは3級の高級モノアルコールを用いた官能基数2.4〜3.0,分子量3,000〜6,000のポリオールブレンドと有機ポリイソシアネートを当量比(NCO/OH)0.95〜1.05にて反応させてなる、ゴム硬度が30以下のポリウレタン樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマスキングシート。
  6. 機体の洗浄、塗装に際して、洗浄液や塗料などの異物から搭載電子部品などの精密装置を保護するため、該精密装置に連通する機体孔を、請求項1〜5のいずれかに記載のマスキングシートにて予め覆うことを特徴とする機体マスキング方法。
  7. 機体の洗浄、塗装に際して、洗浄液や塗料などの異物から搭載電子部品などの精密装置を保護するため、前記機体孔の全面を撥水性樹脂シート又は撥水性布帛で覆い、該樹脂シート又は布帛の周端縁部全周のみを、請求項1〜5のいずれかに記載のマスキングシートにて予め覆うことを特徴とする機体マスキング方法。
  8. 前記マスキングシートにて予め覆う場所が、前記機体孔ではなくて機体の窓部であることを特徴とする請求項6又は7に記載の機体マスキング方法。
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