JP2004197320A - ローラカッター装置及びシールド掘進機 - Google Patents

ローラカッター装置及びシールド掘進機 Download PDF

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健一 折出
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Abstract

【課題】切羽の泥土圧に関係なくローラカッターの交換が容易で、且つ、ローラカッターの偏摩耗を防ぐことが可能なローラカッター装置及びシールド掘進機を提供する。
【解決手段】ローラカッター装置5は、シールド掘進機1のカッターディスク6に交換可能に装着されたローラカッター4と、ローラカッター4を保持する外形が部分球状の球体座31と、カッターディスク6に固着され球体座31を回転可能に支持する球体座保持体33と、球体座31をローラカッター4と共に反転させる回動機構34と、前記球体座31とローラカッター4との間の空隙部41に堆積した泥土を排泥するための排泥用流体を吐出させる為の排泥用流体吐出手段38とを備え、前記ローラカッター4を球体座31と共に球体座保持体33に対して反転させてローラカッター4を交換可能に構成したものである。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラカッター装置及びシールド掘進機に関し、特に、ローラカッターを容易に交換でき、ローラカッターの偏摩耗を防ぐことが可能なローラカッター装置及びシールド掘進機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地山を掘削してトンネルの内面にセグメントを履工するシールド工法により上下水道用トンネルや共同溝等を掘進していくシールド掘進機において、一般に、岩盤層を多く含む地山を掘削する場合には、複数のローラカッターを装備したカッターディスクが適用されている。シールド掘進機でトンネルを掘進する際には、カッター駆動機構によりカッターディスクを回転させて地山を掘削しつつ掘進していくが、地山を掘削するローラカッターが摩耗若しくは破損して掘削が不可能になると、ローラカッターを交換しなければならない。しかし、カッターディスクには高圧の泥水圧が作用しているため、カッターディスクの外部に出て交換することはできないので、カッターディスクの内部からローラカッターを交換しなければならない。そこで、ローラカッターを内部から容易に交換可能なローラカッター装置が提供されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、カッタースポークの切羽側フレームに固定された短管と、短管に摺動可能に内嵌された短管本体と、その短管本体に回転可能に支持されたローラカッターと、ローラカッター交換時に短管を切羽側とカッタースポーク内部の作業室とを区画すために開閉可能に構成されたゲート部材とを備えたシールド掘進機のカッター装置が提案されている。このカッター装置においてローラカッターを交換する場合には、ローラカッターと共に短管本体を短管に対して所定距離カッタースポークの内側に摺動させた後、ゲート部材により短管中央部で切羽側とカッタースポーク内部とを区画してから、更にローラカッターと共に短管本体を短管に対して摺動させて抜き取り、ローラカッターを交換している。
【0004】
特許文献2には、カッタースポークに固着された回転座形成部材と、回転座形成部材に回転可能に支持されたローラ支持部材と、ローラ支持部材の後端を塞ぐシール壁板と、ローラ支持部材に回転可能に支持されたローラカッターとを備えたカッター装置が提案されている。このカッター装置においては、ローラカッターが掘削不能になり、交換が必要になった際には、回転座形成部材に対してローラカッターをローラー支持部材と共に反転させてローラカッターをカッタースポーク内に向けて交換することで、切羽側の泥土圧に関係なく容易にローラカッター交換可能に構成されている。
【0005】
【特許文献1】特開2000−96986号公報(4−7頁、図3−7)
【特許文献2】特許第3139749号公報(3−6頁、図3−5)
【特許文献3】特開2002−227590号公報(3−5頁、図1, 3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特許文献1, 2のカッター装置では、ローラカッターとそのローラカッターを支持する部材との間に形成された空隙部に泥土が堆積し、ローラカッターの回転を阻害する。それゆえ、ローラカッターの一部で地山を掘削する状態になって、ローラカッターが偏摩耗するため、ローラカッターの寿命が短くなり、交換回数が増大する。
そこで、特許文献3には、特許文献1のカッター装置と同様のカッター装置に設けられた排泥装置が提案されている。この排泥装置は、各短管本体内部に堆積した泥土を排泥水を供給して排泥することで、ローラカッターの回転をスムーズにし、ローラカッターの偏摩耗を防止している。
【0007】
しかし、特許文献1, 3のカッター装置では、ローラカッターを短管に対して短管本体と共に摺動させて交換するので、切羽側の泥土圧が非常に高い場合には、短管本体と短管との固定を解除すると、短管本体にのみ非常に高い泥土圧が作用し、その短管本体を支えるための設備が必要になり、ローラカッターの交換が容易ではない。また、短管に対して短管本体を摺動させるため、交換する際に必要なスペースが大きくなり、カッターディスクが前後方向に厚くなる。
一方、特許文献2におけるカッター装置に排泥装置を適用する場合、その排泥装置のノズルを装着するシール壁板が、ローラカッター交換の際には、反転し切羽側に向けられるので、シール壁板に形成されたノズルの装着孔を塞がなければならず、このような反転型のカッター装置に排泥装置を設けることは難しく、ローラカッターの偏摩耗を防ぐことが容易ではない。
【0008】
本発明の目的は、切羽の泥土圧に関係なくローラカッターの交換が容易で、且つ、ローラカッターの偏摩耗を防ぐことが可能なローラカッター装置及びシールド掘進機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のローラカッター装置は、シールド掘進機のカッターディスクに交換可能に装着されたローラカッターを備えたローラカッター装置において、ローラカッターを保持する外形が部分球状の球体座と、カッターディスクに固着され球体座を回転可能に支持する球体座保持体と、前記球体座とローラカッターとの間の空隙部に排泥用流体を吐出させる為の排泥用流体吐出手段とを備え、前記ローラカッターを球体座と共に球体座保持体に対して反転させてローラカッターを交換可能に構成したことを特徴とするものである。
【0010】
このローラカッター装置によれば、ローラカッターが摩耗し、交換が必要になった際には、ローラカッターをローラカッターを保持している球体座と共に球体座保持体に対して反転させて、ローラカッターをカッターディスク内部に向けた状態で、ローラカッターを交換する。それゆえ、ローラカッターを保持している部材を摺動させてローラカッターを交換するローラカッター装置に比べ、小さいスペースでローラカッターを交換することが可能になっている。また、球体座に作用する泥土圧は、球体座保持体が受けるので、交換中に作業者が泥土圧が作用した球体座を支持する必要がなく、泥土圧が作用している球体座を支持するための装置を必要としない。
【0011】
このローラカッター装置においては、トンネル掘削中にも球体座とローラカッターとの間の空隙部に排泥用流体吐出手段から排泥用流体を吐出させて、空隙部に堆積された泥土を排泥する。それゆえ、ローラカッターは、トンネル掘進中にスムーズに回転することができるので、ローラカッターが偏磨耗することがなく、ローラカッターの寿命が延び、交換回数が減少する。
【0012】
請求項2のローラカッター装置は、請求項1の発明において、前記排泥用流体吐出手段は、球体座に形成された排泥用流体を吐出するための吐出孔と、排泥用流体の通路を開閉可能な開閉バルブとを有し、前記ローラカッター交換に際して前記吐出孔を止水プラグで封鎖可能に構成したことを特徴とするものである。
【0013】
このローラカッター装置によれば、ローラカッター交換の際に、排泥用流体の通路を排泥用流体吐出手段の開閉バルブにより開閉し、止水プラグにより球体座に形成された排泥用流体を吐出するための吐出孔を封鎖した後、ローラカッターと共に球体座を反転させてローラカッターを交換する。それゆえ、球体座を反転させても、球体座の吐出孔からカッターディスク内部に泥土が流入することはなく、作業者は安全に且つ容易にローラカッターを交換することができる。
【0014】
請求項3のローラカッター装置は、請求項2の発明において、前記吐出孔は右ネジの第1雌ネジ孔に形成され、前記止水プラグの後端部には第1雌ネジ孔に螺合可能な第1雄ネジ部が形成されていることを特徴とするものである。
【0015】
このローラカッター装置によれば、ローラカッター交換の際に、吐出孔に形成された第1雌ネジ孔に止水プラグの後端部に形成された第1雄ネジ部を螺合させて、吐出孔を止水プラグにより封鎖するので、止水プラグ及び吐出孔の構造を非常に簡単化することができ且つ吐出孔を封鎖する工程も非常に簡単化することができる。
【0016】
請求項4のローラカッター装置は、請求項2又は3の何れかの発明において、前記止水プラグを吐出孔に装着するためのガイド部材を設け、前記止水プラグには後端側から凹設された左ネジの第2雌ネジ孔が形成され、前記ガイド部材の先端部には、第2雌ネジ孔に螺合可能な第2雄ネジ部が形成されたことを特徴とするものである。
【0017】
このローラカッター装置によれば、ローラカッター交換の際に、止水プラグの後端部に凹設された左ネジの第2雌ネジ孔にガイド部材の先端部に形成された第2雄ネジ部を螺合させて止水プラグをガイド部材の先端部に装着し、そのガイド部材を排泥用流体の通路に挿通させて、止水プラグを吐出孔に取り付けるので、止水プラグを吐出孔に取り付ける工程を非常に簡単化することができる。
【0018】
請求項5のローラカッター装置は、請求項4の発明において、前記止水プラグの第2雌ネジ孔にガイド部材の第2雄ネジ部を螺合させた状態で、ガイド部材を介して第1雌ネジ部に第1雄ネジ部を螺合させた状態で、止水プラグをローラカッターに当接させ、第2雄ネジ部を第2雌ネジ部から螺合解除可能に構成したことを特徴とするものである。
【0019】
このローラカッター装置によれば、ローラカッター交換の際に、止水プラグの第1雄ネジ部を吐出孔の第1雌ネジ孔に螺合させるために、止水プラグが先端部に装着されたガイド部材を右ネジが螺合する方向に回転させると、止水プラグが前進して止水プラグの先端がローラカッターに当接する。この状態から、更に、同じ方向にガイド部材を回転させると、止水プラグはローラカッターに当接しているため回転を禁止されてガイド部材のみが回転し、止水プラグの後端部に凹設された第2雌ネジ孔は左ネジのため、ガイド部材と止水プラグは螺合解除される。それゆえ、止水プラグを吐出孔に取り付けて、ガイド部材と止水プラグとを螺合解除する工程を非常に簡単化することができる。
【0020】
請求項6のシールド掘進機は、請求項1に記載のローラカッター装置を複数組カッターディスクに装備したことを特徴とするものである。このシールド掘進機によれば、請求項1の発明と同じ作用を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を参照しながら説明する。
本実施形態は、岩盤層と土砂層を掘削可能なシールド掘進機に、本発明を適用した場合の一例である。尚、シールド掘進機の掘進方向に向かって前後左右を前後左右とする。
図1に示すように、シールド掘進機1は、円筒状の前胴2と、前胴の径と同径に形成された円筒状の後胴3と、複数のローラカッター装置5が設けられたカッターディスク6と、カッターディスク6を回転駆動させるためのカッター駆動機構7と、カッターディスク6背面側のチャンバー8を区画する隔壁9と、前胴2と後胴3とを中折れ可能に連結する中折れ部10と、周方向適当間隔おきに配設されてシールド掘進機1の旋回時に中折れ部10を曲折するための複数の中折れジャッキ11と、周方向適当間隔おきに配設されて掘進推力を発生させるための複数のシールドジャッキ12と、後胴3の内周部にセグメントを履工するためのエレクタ13と、チャンバー8内の泥土を排出するための排土設備14と、潤滑油などを供給する際にカッターディスク6と後方の供給源とを中継するロータリージョイント15と、ローラカッター装置5に排泥剤を供給するための排泥用流体供給手段16等を備えている。
【0022】
まず、カッターディスク6について説明する。
図1〜図3に示すように、カッターディスク6は、前面が面板20aで覆われた4本のカッタースポーク20と、カッタースポーク20の外周部に補強のために設けられたリング部材21と、カッター駆動機構7からの駆動力が伝達されるカッタードラム22と、カッタードラム22とカッタースポーク20とを連結するための4個の連結部材23と、隔壁9の中央部に回動可能に支持された主軸24等を備えている。4本のカッタースポーク20と主軸24の内部には、作業スペース25が形成されている。ローラカッター4を交換する際には、図3に示すように、作業者がこの作業スペース25に主軸24の後端から入り、ローラカッター4の交換を行う。
【0023】
主軸24の後端部には、閉鎖板26が取り外し可能に装着されている。閉鎖板26には、切羽に加泥剤を供給する際に中継するロータリージョイント15と、排泥用流体供給手段16の開閉バルブ28が取り外し可能に装着されている。
カッタースポーク20の前面部と外周部には、15個のローラカッター装置5が配設され、カッタースポーク20の両側には、土砂層を掘削するためのティースカッター27が配設されている。ローラカッター装置5には、岩盤層を掘削するためのローラカッター4が交換可能に装着されている。
【0024】
次に、ローラカッター4を球体座31と共に球体座保持体33に対して反転させてローラカッター4を交換可能に構成したローラカッター装置5について説明する。尚、図4において、左方が前方側(切羽側)であり、右方が後方側(カッターディスク6内の作業スペース25側)である。
図4〜図6に示すように、ローラカッター装置5は、ローラカッター4と、ローラカッター4を保持する外形が部分球状の球体座31と、ローラカッター4を球体座31に固定するための1対の固定部材32と、カッターディスク6に固着され球体座31を回転可能に支持する球体座保持体33と、球体座31をローラカッター4と共に回動させるための回動機構34と、球体座保持体33の後端部に取り外し可能に装着されたカバー部材35と、球体座31を球体座保持体33に対して回転を規制する複数(例えば4つ)の規制ボルト36と、球体座31を球体座保持体33から抜けるのを禁止するリング状の抜け止め部材37と、排泥用流体吐出手段38と、プラグ機構39と、複数のボルト48, 52などを備えている。
【0025】
ローラカッター4は、両端部が角軸で途中部が丸軸の軸部材4aと、軸部材4aに対して回転可能に支持されたリングカッター4bとを備えている。トンネルを掘進する際には、リングカッター4bが地山に当接し、リングカッター4bが自転しつつ、地山を掘削する。
球体座31の外形は、前端部が平坦な部分球状に形成されている。球体座31の中央部には、リングカッター4bが装着される空隙部41が形成され、空隙部41の両側には、前方に開口し、ローラカッター4の軸部材4aと固定部材32とが嵌合される1対の嵌合凹部42と、ボルト48を螺合するためのボルト孔43が形成され、球体座31の外周部の中央部には、軸心Aの方形断面の1対の凹部44が形成され、球体座31の外周部の後方部には、周方向適当間隔に規制ボルト36のピン部36bが嵌入するピン孔45が形成されている。尚、軸心Aは、球体座31の中心を通り、面板20aと平行であり、ローラカッター4を交換する際、この軸心Aを軸として球体座31はローラカッター4と共に球体座保持体33に対して回転する。
【0026】
固定部材32は、ローラカッター4を枢支する軸部材4aを球体座31に固定するためのものである。固定部材32の中央部には、ローラカッター4の軸部材4aを嵌合するための凹部46が形成され、固定部材32の両端部には、1対のピン孔47が形成されている。固定部材32は、図5に示すように、ピン孔47に挿通されたボルト48を、球体座31のボルト孔43に螺合してローラカッター4を軸心Bで球体座31に固定している。尚、この実施形態において、軸心Aと軸心Bとを同心に形成することで、球体座31と共にローラカッター4を反転させた際に、ローラカッター4とカバー部材35との当接を防ぐためのスペースを最小にしている。また、ローラカッター4が反転した際にローラカッター4がカバー部材35などに干渉しなければ、軸心Aと軸心Bとをずらしてもよい。
【0027】
球体座保持体33は、前側が球体座31を挿入可能にやや大きく開口した円筒状に形成され、前端部の外周部が面板20aに固着されている。球体座保持体33の中央部の内周面は、球体座31の外形に対応した部分球面状に形成され、球体座保持体33の中央部には、軸心Aに形成された円形断面の1対の軸孔50が形成され、その軸孔50の前側内周面には、リング状の抜け止め部材37を螺合するための雌ネジ部54が形成されている。球体座保持体33の軸孔50の外周部には、複数のビス孔51が形成され、球体座保持体33の後端部には、カバー部材35を装着するためのボルト52を螺合するための複数(例えば24個)のボルト孔53が周方向適当間隔おきに形成されている。球体座保持体33と球体座31の間にはシール78aが設けられ、球体座保持体33と軸部材55との間にはシール78bが設けられている。
【0028】
回動機構34は、ローラカッター4を交換するために、球体座31と共にローラカッター4を反転させるためのものである。回動機構34は、軸部材55と、リング部材56と、軸部材55を球体座保持体33にリング部材56を介して固定する複数のビス57と、軸部材55を回転させる為の回転レバー58(図10参照)とを備えている。軸部材55は、球体座31の凹部44に嵌合する角柱状の方形部55aと、球体座保持体33の軸孔50に挿通される円柱状の軸部55bと、回転レバー58が装着される六角柱状のヘッド部55cとを有する。軸部材55は、軸部55bの上下端部にリング部材56を装着し、そのリング部材56をビス57をビス孔51に螺合させることにより固定されている。回動機構34は、ローラカッター交換の際に、回転レバー58をヘッド部55cに取り付け、その回転レバー58を回転させることで、球体座31とローラカッター4とを球体座保持体33に対して反転させることが可能に構成されている。
【0029】
カバー部材35は、球体座31に作用する泥土圧を受け、その泥土圧を面板20aなどに分散させるためのものである。カバー部材35の内周面には、球体座31の外形に対応した部分球面状の座面35aが形成され、カバー部材35の外周部には、球体座保持体33のボルト孔53に対応した位置のボルト孔73と、球体座31のボルト孔45に対応した位置にボルト孔74とが形成されている。ボルト孔73には、カバー部材35を球体座保持体33に固定する為のボルト52が挿通される。ボルト孔74には、球体座31の回転を規制するための規制ボルト36が螺合される。
【0030】
規制ボルト36は、球体座保持体33やカバー部材35に対して球体座31の回転を規制するためのものであり、規制ボルト36の中央部に形成されたネジ部36aをボルト孔74に螺合し、規制ボルト36の先端部に形成されたピン部36bをピン孔45に嵌入することで、回転を規制している。
抜け止め部材37は、球体座31と球体座保持体33との間を埋設し、球体座31が前方に抜けるのを防ぐためのもので、抜け止め部材37の内周面は球体座31に対応した球面状に形成され、抜け止め部材37の後端部の外周部の雄ネジ部37aが球体座保持体33の雌ネジ部54に螺合されている。抜け止め部材37の前端部の内周側には、球体座31との間を止水するためのリップシール59が設けられている。
【0031】
図4, 図7に示すように、排泥用流体吐出手段38は、球体座31とローラカッター4との間の空隙部41に排泥用流体供給手段16から供給された排泥用流体を吐出し、空隙部41に堆積した泥土を排泥するためのものである。排泥用流体吐出手段33は、球体座31の後端部に形成された排泥用流体を吐出し且つ右ネジの第1雌ネジ孔60である第1吐出孔61と、カバー部材35の後端部に形成され第1吐出孔61と連通された第2吐出孔62と、カバー部材35の後端部に装着された連結部材63と、排泥用流体の通路64を開閉可能なボールバルブ65と、ボールバルブ65と連結部材63とを継ぐ第1ニップル継手66と、内周部にシール68aが配設され排泥用流体供給手段16の配管67とボールバルブ65とを継ぐ第2ニップル継手68とを有する。
【0032】
ボールバルブ65は、開閉レバー70を操作することで、開閉レバー70に開閉軸部材71を介して連結されたボール部材72を回転させて流体用通路64を開閉するものである。ボール部材72は、バルブ本体69に回動可能に支持され、排泥用の流体用通路72aと、流体用通路64を閉鎖するための側壁72bとが形成され、開閉レバー71を操作することで、図4に示す、流体用通路64と流体用通路72aが連通した開通状態から、図7に示す、側壁72bが流体用通路64を遮る封鎖状態にする。
【0033】
プラグ機構39は、図6に示すように、第1吐出孔61を封鎖するための止水プラグ75と、止水プラグ75を第1吐出孔61に着脱するためのガイド部材76とを備えている。止水プラグ75の前端部は、第1吐出孔61に挿通し易いように後端部に比べやや小径に形成され、止水プラグ75の後端部には、第1雌ネジ孔60に螺合可能な第1雄ネジ部75aが形成され、止水プラグ75には、左ネジの第2雌ネジ孔75bを有し後端側から凹設された凹部75cが形成されている。ガイド部材76は、流体用の通路64に挿通可能な円柱状に形成され、ガイド部材76の先端部には、第2雌ネジ孔75bに螺合可能な第2雄ネジ部76aが形成されている。止水プラグ75を第1吐出孔61に装着する際には、止水プラグ75をガイド部材76の先端に装着し、そのガイド部材76を流体用通路64に挿通し、そのガイド部材76を回転させて止水プラグ75の第1雄ネジ部75aを第1吐出孔61の第1雌ネジ孔60に螺合させて装着する。
【0034】
排泥用流体供給手段16は、閉鎖板26の後面に周方向的等間隔おきに配設された5個の開閉バルブ28の一端には、排泥用流体を供給するための後方台車に設置された流体供給源からの配管77が接続され、各開閉バルブ28の他端には排泥用流体吐出手段38に接続される配管67が3本ずつ接続されたものである。1個の開閉バルブ28に3本ずつ配管67を接続することで、各ローラカッター装置5に均等に排泥用流体が供給され、空隙部41に堆積した泥土を確実に排泥することができる。但し、配管77は、カッターディスク6が停止中にのみ開閉バルブ28に接続すればよい。流体供給手段から供給された流体は、排泥用流体吐出手段38を介して空隙部41に排泥用の流体を供給する。尚、排泥用流体は、加泥剤、表面活性剤、水などでよく、空隙部41に堆積した泥土が排泥可能な流体であれば特に限定されるものではない。
【0035】
以上説明したシールド掘進機1、特にローラカッター装置5の作用効果について説明する。
シールド掘進機1は、複数のシールドジャッキ12により掘進推力を発生させつつ、カッター駆動機構7によりカッターディスク6を回転させると、多数のローラカッター4又はティースカッター27が地山を掘削し、円形断面のトンネルが掘削される。所定の1リング分掘進するごとに掘削を中断して、エレクタ13により1リング分のセグメントSを履工し、その後掘進が再開される。
【0036】
シールド掘進機1により所定時間、又は、所定距離掘進したら、カッターディスク6を止めて、配管77を開閉バルブ28に接続し、排泥用供給源から排泥用の流体を配管77、開閉バルブ28、配管16、排泥用流体吐出手段38などを介して空隙部41に供給し、空隙部41に堆積した泥土を排泥する。その後、配管77を開閉バルブ28から外し、トンネル掘削を再開する。
【0037】
次に、このローラカッター装置5におけるローラカッター4の交換方法について説明する。まず、第1段階で、カッターディスク6の回転駆動を停止し、閉鎖板26を取り外し、作業者が主軸24を介してカッターディスク6内の作業スペース25に入る。次に、第2段階で、図7に示すように、ボールバルブ65の開閉レバー70をボール部材72と共に回転させて排泥用流体の通路64を封鎖し、第2ニップル継手68と配管67との螺合を解除して外した後、プラグ機構39の止水プラグ75とガイド部材76の先端部を所定長さ流体用の通路64に挿入する。
【0038】
次に、第3段階で、図8に示すように、ボールバルブ65の開閉レバー70をボール部材72と共に回転させて流体用通路64を開通状態にし、止水プラグ75の第2雌ネジ孔75bにガイド部材76の第2雄ネジ部76aを螺合させた状態でプラグ機構39を通路64の奥へ挿入し、止水プラグ75の後端部に形成された第1雄ネジ部75aが第1吐出孔61の第1雌ネジ孔60に当接したら、ガイド部材76を、右ネジが螺合する方向、即ち、第1雄ネジ部75aが第1雌ネジ孔60に螺合する方向へ回転させる。ガイド部材76を回転させることで、止水プラグ75は、第1雄ネジ部75aが第1雌ネジ孔60に螺合しつつ、更に奥へ挿入された止水プラグ75の先端部がローラカッター4に当接する。このローラカッター4に止水プラグ75が当接した状態では、止水プラグ75は回転が禁止されるので、この状態で更にガイド部材76を同じ方向に回転させると、ガイド部材76のみが回転する。ガイド部材76の先端に形成された第2雄ネジ部76aが螺合している止水プラグ75の第2雌ネジ孔75bは左ネジであるため、このガイド部材76の回転により、第2雄ネジ部76aと第2雌ネジ孔75bとの螺合が解除される。
【0039】
次に、第4段階で、図9に示すように、止水プラグ75から螺合解除されて離脱したガイド部材76を排泥用流体吐出手段38から引き抜いた後、ボールバルブ65の開閉レバー70を回転させて流体用通路64を封鎖し、規制ボルト36を外して球体座31を球体座保持体33に対して回転可能にする。
次に、第5段階で、図10に示すように、回動機構34の一方の軸部材55のヘッド部55cに回転レバー58を取り付けて、回転レバー58を回転させて、軸部材55と共に球体座31とローラカッター4を反転させる。球体座31が反転した際、球体座31に形成された第1吐出孔61は止水プラグ75により止水されるため、カッターディスク6の作業スペース25内に泥土が流入することはない。
【0040】
次に、第6段階で、図11に示すように、ボルト52を外した後、ボルト52により球体座保持体33に固定されているカバー部材35を排泥用流体吐出手段38と共に外し、更に、ボルト48を外し、ボルト48を介して球体座31にローラカッター4を固定している固定部材32を外す。
次に、第7段階で、図12に示すように、ローラカッター4を球体座31から外す。この際、図3に示すように、作業者の安全を確保するため、ローラカッター4の落下を防止する交換器具80によりローラカッター4を交換することが望ましい。この後、新しいローラカッター4を逆の手順で装着し、ローラカッター4の交換作業を終了する。
【0041】
このローラカッター装置5によれば、ローラカッター4を球体座31と共に球体座保持体33に対して反転させた後、ローラカッター4を交換するので、泥土圧が球体座保持体33などに作用し、作業者には泥土圧が作用しないため、泥土圧が作用する球体座31等を支持するための装置が不要となり、ローラカッター4の交換を簡単化することができる。また、球体座31を反転させてローラカッター4を交換することで、小さなスペースで交換可能となり、カッタースポーク20の前後方向の厚みが薄くなり、それに伴い、シールド掘進機1の機長を短くすることができる。
【0042】
ローラカッター装置5は、排泥用流体吐出手段38を備え、ローラカッター4の周囲に形成された空隙部41に堆積した泥土を排泥することが可能に構成されているので、ローラカッター4が、空隙部41に堆積した泥土により回転を阻害されることがなく、ローラカッター4が常に円滑に回転して全周に亙って均一に磨耗していくので、ローラカッター4の寿命が延び、交換回数が減少する。
ローラカッター装置5は、球体座31の後端部に形成された第1吐出孔61を止水プラグ75により封鎖可能に構成されているので、球体座31を反転させた際に、泥土がカッターディスク6の作業スペース25に流入することがなく、作業者は、安全に且つ容易にローラカッター4の交換をすることができる。
ローラカッター装置5は、止水プラグ75とガイド部材76とを有するプラグ機構39を備え、ガイド部材76を一方向に回転させるのみで、止水プラグ75を第1吐出孔61に装着し、ガイド部材76と止水プラグ75とを螺合解除して離脱可能に構成されているので、止水プラグ75で第1吐出孔61で封鎖する工程を簡単化することができ、止水プラグ75と第1吐出孔61との構造を簡単化することができる。
【0043】
次に、以上説明した実施形態の一部を変更した形態について説明する。
1)全ての配管67をロータリージョイント15を介して排泥用流体供給源に接続してもよい。このように構成することで、カッターディスク6を回転駆動している際にも、排泥用流体をローラカッター装置5に供給し、空隙部41に堆積した泥土を排泥することが可能になる。
2)開閉バルブ28は、5個に限定されるものではない。例えば、ローラカッター装置5の数と同数設けることで、夫々のローラカッター装置5へ同圧で流体を供給できるので、空隙部41に堆積した泥土を確実に排泥することができる。
3)ローラカッター装置5に空隙部41の泥土圧を計測するための泥土圧計若しくはローラカッター4の回転速度を計測するための回転速度計等を設け、ローラカッター4の回転数が減少した際にのみ排泥用流体吐出手段38により空隙部41の泥土を排泥してもよい。
【0044】
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、当業者であれば本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそれらの変更形体をも包含するものである。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ローラカッターを球体座と共に反転させてローラカッターを交換するので、小さいスペースでローラカッターを交換することが可能になっている。また、球体座に作用する泥土圧は、球体座保持体が受けるので、泥土圧が作業者に作用することはなく、ローラカッターを容易に交換することができる。
このローラカッター装置は、排泥用流体吐出手段を設けたので、排泥用流体吐出手段から排泥用流体を吐出させて、空隙部に堆積された泥土を排泥するので、ローラカッターは、トンネル掘進中にスムーズに回転することができるので、ローラカッターが偏磨耗することがなく、ローラカッターの寿命が延び、交換回数が減少する。
【0046】
請求項2の発明によれば、ローラカッター交換の際に、止水プラグにより球体座に形成された排泥用流体を吐出するための吐出孔を封鎖した後、ローラカッターを交換する。それゆえ、球体座を反転させても、球体座の吐出孔からカッターディスク内部に泥土が流入することはなく、作業者は安全に且つ容易にローラカッターを交換することができる。その他、請求項1の発明と同じ効果を奏することができる。
【0047】
請求項3の発明によれば、ローラカッター交換の際に、吐出孔に形成された第1雌ネジ孔に止水プラグの後端部に形成された第1雄ネジ部を螺合させて、吐出孔を止水プラグにより封鎖するので、止水プラグ及び吐出孔の構造を非常に簡単化することができ且つ吐出孔を封鎖する工程も非常に簡単化することができる。その他、請求項2の発明と同じ効果を奏することができる。
【0048】
請求項4の発明によれば、ローラカッター交換の際に、止水プラグの後端部に凹設された左ネジの第2雌ネジ孔にガイド部材の先端部に形成された第2雄ネジ部を螺合させて止水プラグをガイド部材の先端部に装着し、そのガイド部材を排泥用流体の通路に挿通させて、止水プラグを吐出孔に取り付けるので、止水プラグを吐出孔に取り付ける工程を非常に簡単化することができる。その他、請求項2又は3の発明と同じ効果を奏することができる。
【0049】
請求項5の発明によれば、ローラカッター交換の際に、先端に止水プラグが装着されたガイド部材を一方向に回転させるだけで、止水プラグが吐出孔に螺合した後、止水プラグとガイド部材との螺合が解除されるので、止水プラグの取り付け工程を非常に簡単化することができる。その他、請求項4の発明と同じ効果を奏することができる。
請求項6の発明によれば、請求項1の発明と同じ効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシールド掘進機の縦断面図である。
【図2】カッターディスクの正面図である。
【図3】カッターディスクの拡大断面図である。
【図4】ローラカッター装置の縦断面図である。
【図5】図4におけるV−V線の断面図である。
【図6】プラグ機構の図である。
【図7】ローラカッター交換の第2段階の縦断面図である。
【図8】ローラカッター交換の第3段階の縦断面図である。
【図9】ローラカッター交換の第4段階の縦断面図である。
【図10】ローラカッター交換の第5段階の縦断面図である。
【図11】ローラカッター交換の第6段階の縦断面図である。
【図12】ローラカッター交換の第7段階の縦断面図である。
【符号の説明】
1 シールド掘進機
4 ローラカッター
5 ローラカッター装置
6 カッターディスク
31 球体座
33 球体座保持体
38 排泥用流体吐出手段
41 空隙部
58 回転レバー
60 第1雌ネジ孔
61 第1吐出孔
64 通路
65 ボールバルブ
75 止水プラグ
75a 第1雄ネジ部
75b 第2雌ネジ孔
76 ガイド部材
76a 第2雄ネジ部

Claims (6)

  1. シールド掘進機のカッターディスクに交換可能に装着されたローラカッターを備えたローラカッター装置において、
    ローラカッターを保持する外形が部分球状の球体座と、
    カッターディスクに固着され球体座を回転可能に支持する球体座保持体と、
    前記球体座とローラカッターとの間の空隙部に排泥用流体を吐出させる為の排泥用流体吐出手段とを備え、
    前記ローラカッターを球体座と共に球体座保持体に対して反転させてローラカッターを交換可能に構成したことを特徴とするローラカッター装置。
  2. 前記排泥用流体吐出手段は、球体座に形成された排泥用流体を吐出するための吐出孔と、排泥用流体の通路を開閉可能な開閉バルブとを有し、前記ローラカッター交換に際して前記吐出孔を止水プラグで封鎖可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のローラカッター装置。
  3. 前記吐出孔は右ネジの第1雌ネジ孔に形成され、前記止水プラグの後端部には第1雌ネジ孔に螺合可能な第1雄ネジ部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のローラカッター装置。
  4. 前記止水プラグを吐出孔に装着するためのガイド部材を設け、前記止水プラグには後端側から凹設された左ネジの第2雌ネジ孔が形成され、
    前記ガイド部材の先端部には、第2雌ネジ孔に螺合可能な第2雄ネジ部が形成されたことを特徴とする請求項2又は3の何れかに記載のローラカッター装置。
  5. 前記止水プラグの第2雌ネジ孔にガイド部材の第2雄ネジ部を螺合させた状態で、ガイド部材を介して第1雌ネジ部に第1雄ネジ部を螺合させた状態で、止水プラグをローラカッターに当接させ、第2雄ネジ部を第2雌ネジ部から螺合解除可能に構成したことを特徴とする請求項4に記載のローラカッター装置。
  6. 請求項1に記載のローラカッター装置を複数組カッターディスクに装備したことを特徴とするシールド掘進機。
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