JP2004191083A - 人物検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の各カメラからの画像上で観測点の同一点を示す画像上の位置を対応付ける手段105、対応点の視差とカメラ間の距離からカメラからの該観測点の3次元距離を計算する手段107、3次元距離から3次元空間上の観測点位置を計算する手段109、得られた前記各観測点の3次元位置を特定平面に投影し平面上に分布する投票値を作成する手段111、カメラから遠ざかるに従い所定の最大値に向かって徐々に増加し、得られた投票値がこれに達する度にその値を下げることで隠蔽が発生する確率の高い隠蔽領域を設定した人物検出のための閾値を設定する手段113、隠蔽領域が設定された閾値に得られた投票値が達したことにより人物検出と判断する手段115を有す。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は人物検出装置、特に前の人物で隠蔽されている人物も見逃すことなく、より精度よく人物を検出するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の装置としてまず、階段に俯角をもって設置した複数の撮像装置により、階段を昇降する歩行者を撮影する。その画像を対応付け部に入力し、視差データを獲得する。視差データは、視差距離変換部において距離データに変換される。認識部では、距離データを用いて歩行者を個々に分離して、その位置を認識する。計数部では、認識された歩行者の位置を時間的に追跡し、計数ラインを通過した場合に計数する。これにより死角の少ないステレオ画像から歩行者を認識して追跡するので、混雑していても正確に歩行者の数や移動方向、混雑度などを計測できるというものがあった(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−334207号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の装置は、階段を昇降する歩行者を撮影してそこから人物を検出しているが、平らな所(例えばホテルのロビー、エレベータホール、廊下等)において複数の人物を、前の人物で隠蔽されている人物も見逃すことなく精度良く検出することはできなかった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、特に、平らな所においても複数の人物を、前の人物で隠蔽されている人物も見逃すことなくより精度よく検出することのできる人物検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、複数の人物が見渡せる位置に設置された複数のカメラと、それぞれのカメラからの画像上で、空間上の観測点の同一点を示す画像上の位置を対応付ける画像間対応付け手段と、対応付けられた対応点の視差と前記複数のカメラ間の距離から前記カメラからの前記空間上の前記観測点の3次元距離を計算する距離計算手段と、前記3次元距離から3次元空間上の前記観測点の位置を計算する3次元位置計算手段と、得られた前記各観測点の3次元位置を特定平面に投影し、平面上に分布する投票値を作成する特定平面投影手段と、カメラからの位置が遠ざかるに従い所定の最大値に向かって徐々に増加し、得られた投票値がこれに達する度にその値を下げることで隠蔽が発生する確率の高い隠蔽領域を設定した人物検出のための閾値を設定する隠蔽領域設定手段と、前記隠蔽領域が設定された閾値に、得られた投票値が達したことにより人物検出と判断する人物検出手段と、を備えたことを特徴とする人物検出装置にある。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明による人物検出装置の原理を説明するための図であり、カメラが撮影する一縦断面で検出される人物とこれらの人物の投票値ヒストグラムを示す図、図2はこの発明による人物検出装置本体の構成の一例を示す図である。なお図2において、117〜125は後述の実施の形態3に係わるものである。図1は一例としてエレベータの乗り場の場合を示したもので、エレベータの三方枠の上部、もしくはその周辺に設置した複数カメラ101(ここでは1つしか図示せず)、典型的には2つのカメラ101(ステレオカメラ)により人物Aが集合している領域を撮像する。各カメラで得られた画像は図2に示すインターフェース103を介してコンピュータで構成される人物検出装置本体に入力される。
【0008】
画像間対応付け手段105では、ステレオカメラから入力された画像間で、3次元空間上の同一点を観測していると考えられる双方の点(これを対応点という)の位置を求める。一方の画像の対応点の位置から他方の画像の対応点の位置を相対的に見たときの画像上の距離を視差という。そして事前に複数カメラ101間の位置関係を較正しておき、距離計算手段107では、この視差dと両カメラ間の距離D(ベースライン)から、対応点の元になる空間上の観測点の3次元距離すなわち両カメラ101を結んだ線から観測点までの距離Z=a(D/d)(aは係数)を計算することができる。3次元距離が計算できれば、3次元位置計算手段109により既存の方法で、3次元空間上の各観測点の位置を計算することができる。
【0009】
次にこの3次元位置を特定の平面に投影することを考える。特定平面投影手段111の一例を以下に示す。人物検出の場合、人物が歩行者の状態であると仮定すると、垂直方向に縦長に伸びた物体が床面上に存在していると考えてよい。このことから、特定平面を床面とし、床面上に3次元点(各観測点)を投影する。投影時に、カメラから観測された3次元点(観測点)の数が多ければ、投影上の点の値も大きくなる。この操作を投票という。また、特定面に投票された結果の値を投票値という。図1の下側には人物Aを映した画像に基づき求められた投票結果である投票値ヒストグラム10を示した。但し投票値ヒストグラム10は下向きに示されており、下側が投票値が大きくなる。曲線Bが投票値、鋸状の波線Cが後述する人物を判定するための閾値を示す。このようにして、人物が立っている床面の場所では投票値が大きくなり、投票値の大きな部分を検出すれば人物を検出することができる。
【0010】
しかし一方で、人物が多く集合するような場合には、後方の人物が、前方の人物に隠されて(隠蔽されて)十分な観測点が得られない場合がある。その場合、投影面上にも大きな投票値が現れず、検出もれが発生する。
【0011】
そこで隠蔽領域設定手段113により隠蔽領域を設定する。隠蔽領域設定手段113での隠蔽領域設定の一例について説明すると、まず投影面上でカメラ101に近い位置から順に人物を検出することを考える。カメラに近い位置では隠蔽が発生せず、高い投票値が期待できるので図1の10に示すように大きな(最大)固定閾値Tで投票値を区切って人物を検出することができる。投票値が閾値に達することにより人物を検出した後側を隠蔽の発生する確率の高い隠蔽領域と推定し、ここでの検出感度を上げるために閾値を下げる。3次元位置計算手段109からの検出した人物の3次元観測点位置から、その人物の概略の身長Lを把握する。図1に示すようにその身長Lと平均身長Lmを比較し差分Ld(+側のみ)を計算する。差分Ldの値に固定値bを掛け、その値だけ閾値を低くする(−bLD)。また、低くなった地点からカメラおよび特定平面の関係を使って、隠蔽領域が終了する地点(例えば図1の右端)に向かって閾値を線形で最大値に向かって徐々に回復するように上げていく。従って人物検出の際の判定に使用される閾値Cは最初の人物検出まで最大値Tで、その後、投票値が閾値に達する人物が検出される度にその人物の高さに従った(平均身長からの割増し分)大きさで下げられ、下げられた後、最大値に戻るように徐々に増加する鋸状になる。
【0012】
隠蔽領域設定手段113により隠蔽領域に応じた閾値調整ができたならば、この閾値との比較(例えば閾値に達したか否かの判定)による隠蔽度を考慮した人物検出手段115によって、投票値が閾値に達したことを検出することで見逃し無く人物を検出することができる。また、隠蔽が大きく発生しているような領域では、殆ど投票値が得られない場合がある。その場合は、入力画像に立ち返って、隠蔽領域の位置と人物の平均的な身長などの知識から、もし人物がいると仮定した場合にその顔の位置がどこにあるかを逆算し、その周辺でのみ顔を検出することでさらに検出性能を上げるようにしてもよい。
【0013】
特に、隠蔽が大きく発生しているということが、カメラは人物を水平に近い方向から観測しているという物理的事実に基づけば、上記投票値の低い領域では人物の顔がほぼ正面からカメラに捕らえられている可能性が高い。そのような場合には、既存の技術で十分顔検出が可能であり特に有効である。
【0014】
実施の形態2.
上記実施の形態1ではカメラからの画像の信頼度が低いこと、および人物のように床面から縦長に延びた特に隠蔽要素になり易いものの後側を隠蔽領域とすることを前提に、隠蔽領域設定手段113において投票値の閾値との比較に基づいて隠蔽領域を設定していたが、この実施の形態ではカメラからの画像の信頼度が高いこと、および例えば隠蔽領域を床面から縦長に延びたものだけに限定しないことも可能にすることを前提に、隠蔽領域設定手段113aにおいて3次元位置計算手段109からの各観測点の3次元位置に基づいて隠蔽領域を設定するようにした。図3はこの発明による人物検出装置本体の構成の別の例を示す図であり、上記実施の形態と同一もしくは相当する部分は同一符号で示し説明を省略する。117〜125は後述の実施の形態3に係わるものである。
【0015】
隠蔽領域設定手段113aでは隠蔽領域を設定する。隠蔽領域設定手段113aでの隠蔽領域推定の一例について説明すると、まず投影面上でカメラ101に近い位置から順に人物を検出することを考える。カメラに近い位置では隠蔽が発生せず、高い投票値が期待できるので図1の10に示すように大きな固定閾値Tで投票値を区切って人物を検出することができる。そして3次元位置計算手段109からの各観測点の3次元位置に基づいて隠蔽が発生する確率の高い隠蔽領域を推定し、ここでの検出感度を上げるために閾値を下げる。そして各隠蔽領域に対応する3次元位置計算手段109からの検出した人物の3次元観測点位置から、その人物の概略の身長Lを把握する。図1に示すようにその身長Lと平均身長Lmを比較し差分Ld(+側のみ)を計算する。差分Ldの値に固定値bを掛け、その値だけ閾値を低くする(−bLD)。また、低くなった地点からカメラおよび特定平面の関係を使って、隠蔽領域が終了する地点(例えば図1の右端)に向かって閾値を線形で回復するように上げていく。従って人物検出の際の判定に使用される閾値Cは最初の人物検出まで最大値Tで、その後人物が検出される度にその人物の高さに従った(平均身長を越えた分)大きさで下げられ、下げられた後、最大値に戻るように徐々に増加する鋸状になる。
【0016】
隠蔽領域設定手段113aにより隠蔽領域に応じた閾値調整ができたならば、この閾値との比較(例えば閾値に達したか否かの判定)による隠蔽度を考慮した人物検出手段115aによって、投票平面投影手段111からの投票値のピークを検出することで見逃し無く人物を検出することができる。
【0017】
なお上記実施の形態1、2に関し、上記説明では検出された人物の身長の平均身長を越えた分に基づいて閾値を下げることで、人物の身長に従ってより適正な検出感度にするようにしているが、どの人物が検出されても一律に所定値だけ閾値を下げることで隠蔽領域での検出感度を上げることはできそれ相当の効果はあり、またより簡単に構成することができる。
【0018】
実施の形態3.
上記実施の形態1、2では主に距離情報を使って人物の検出を行うが、この実施の形態においては距離だけに限らず、画像上の人物領域が持つパターン情報や、シルエット、色ヒストグラムなどを組み合わせて用いることにより、より精度の高い人物検出装置を提供することができる。この実施の形態では、図2、3において、それぞれ複数特徴量検出手段117、統合手段119、人物特徴量記憶部121,人物判定手段123を備える。これらの動作は図2、3において共に共通である。
【0019】
図4に示すように、複数特徴量検出手段117でカメラ110からの画像上の人物領域においてその距離、顔パターン、人物シルエット、色ヒストグラムの特徴量を検出し、これらの情報を使って人物領域を検出することを考える。このとき、距離は上記実施の形態で述べたような処理を行うが、それでもなお距離情報検出手段の不備もしくは画像上のノイズなどの影響により検出できなかったとすれば、それをその他の情報で補って、検出したいという要求がある。このとき残りの顔パターン、人物シルエット、色ヒストグラムなどを使って人物領域かどうかを判断することができる。
【0020】
たとえばこの場合であれば、顔パターン、人物シルエット、色ヒストグラムを用いて、それらを統合手段119に入力し、統合手段119が顔パターンの人物への一致度、人物シルエットの人物への一致度、色ヒストグラムの人物への一致度を計算し、それぞれの一致度が一定以上高ければ人物領域と判断する。なお、これら一致度の計算は既存の手段である顔パターン検出手段117a、人物シルエット検出手段117b、色ヒストグラム検出手段117c等により容易に計算できるのでここでは特に言及しない。また統合手段119の一例として、各特徴量の一致度を一定の閾値と比較する場合について述べたが、これに限る必要はない。たとえば、事前にいくつかの人物画像から特徴量の値の組み合わせをニューラルネットワークなどの学習アルゴリズムを用いて学習しておき、それを統合手段119とするようにしてもよい。なお、複数特徴量検出手段117での顔パターン、人物シルエット、色ヒストグラムの特徴量の検出、および統合手段119での各一致度の計算に使用される顔パターン、人物シルエット、色ヒストグラムのそれぞれのモデル、テンプレートは人物特徴量格納部121に格納しておく。そして人物判定手段123において人物検出手段115の判断結果に統合手段119の判断結果を加えて全てを人物と判定する。
【0021】
また、図4では既に検出された左側の人物に、現在検出しようとしている人物領域の一部が隠蔽されているとする。そうすると、人物シルエット検出手段117bから得られる人物への一致度が低下するかもしれない。最悪の場合、一部が隠蔽されているだけで人物を検出できなくなる危険性がある。もし、例えば隠蔽領域設定手段113からの隠蔽などの情報により事前にシルエットが使えないことがわかっていれば、それを使わずに顔パターンと色ヒストグラムだけを用いて人物かどうかを判断すればよい。このように、それぞれの特徴量の信頼度を計算し、それを判別に用いるかどうかを判断する特徴量選択手段125を設けてもよい。
【0022】
なお上記各実施の形態に関し、上記説明ではエレベータの三方枠に取り付ける装置を想定しているが、同様の高さに同様の俯角をもって設置するのであれば、エレベータの待客検出に限定する必要は無い。例えば屋内外の人流計測などにも応用できる。
【0023】
【発明の効果】
上記のようにこの発明では、複数の人物が見渡せる位置に設置された複数のカメラと、それぞれのカメラからの画像上で、空間上の観測点の同一点を示す画像上の位置を対応付ける画像間対応付け手段と、対応付けられた対応点の視差と前記複数のカメラ間の距離から前記カメラからの前記空間上の前記観測点の3次元距離を計算する距離計算手段と、前記3次元距離から3次元空間上の前記観測点の位置を計算する3次元位置計算手段と、得られた前記各観測点の3次元位置を特定平面に投影し、平面上に分布する投票値を作成する特定平面投影手段と、カメラからの位置が遠ざかるに従い所定の最大値に向かって徐々に増加し、得られた投票値がこれに達する度にその値を下げることで隠蔽が発生する確率の高い隠蔽領域を設定した人物検出のための閾値を設定する隠蔽領域設定手段と、前記隠蔽領域が設定された閾値に、得られた投票値が達したことにより人物検出と判断する人物検出手段と、を備えた人物検出装置としたので、平らな所においても複数の人物を、前の人物で隠蔽されている人物も見逃すことなくより精度よく検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による人物検出装置の原理を説明するための図である。
【図2】この発明の一実施の形態による人物検出装置本体の構成を示す図である。
【図3】この発明の別の実施の形態による人物検出装置本体の構成を示す図である。
【図4】この発明による複数特徴量検出手段、特徴量選択手段および統合手段を説明するための図である。
【符号の説明】
103 インターフェース、105 画像間対応付け手段、107 距離計算手段、109 3次元位置計算手段、111 特定平面投影手段、113,113a 隠蔽領域設定手段、115,115a 隠蔽度を考慮した人物検出手段、117 複数特徴量検出手段、119 統合手段、121 人物特徴量記憶部、123 人物判定手段、125 特徴量選択手段。
Claims (5)
- 複数の人物が見渡せる位置に設置された複数のカメラと、
それぞれのカメラからの画像上で、空間上の観測点の同一点を示す画像上の位置を対応付ける画像間対応付け手段と、
対応付けられた対応点の視差と前記複数のカメラ間の距離から前記カメラからの前記空間上の前記観測点の3次元距離を計算する距離計算手段と、
前記3次元距離から3次元空間上の前記観測点の位置を計算する3次元位置計算手段と、
得られた前記各観測点の3次元位置を特定平面に投影し、平面上に分布する投票値を作成する特定平面投影手段と、
カメラからの位置が遠ざかるに従い所定の最大値に向かって徐々に増加し、得られた投票値がこれに達する度にその値を下げることで隠蔽が発生する確率の高い隠蔽領域を設定した人物検出のための閾値を設定する隠蔽領域設定手段と、
前記隠蔽領域が設定された閾値に、得られた投票値が達したことにより人物検出と判断する人物検出手段と、
を備えたことを特徴とする人物検出装置。 - 複数の人物が見渡せる位置に設置された複数のカメラと、
それぞれのカメラからの画像上で、空間上の観測点の同一点を示す画像上の位置を対応付ける画像間対応付け手段と、
対応付けられた対応点の視差と前記複数のカメラ間の距離から前記カメラからの前記空間上の前記観測点の3次元距離を計算する距離計算手段と、
前記3次元距離から3次元空間上の前記観測点の位置を計算する3次元位置計算手段と、
得られた前記各観測点の3次元位置を特定平面に投影し、平面上に分布する投票値を作成する特定平面投影手段と、
前記3次元位置計算手段から得られる各観測点の3次元空間上の位置から隠蔽が発生する確率の高い隠蔽領域を求め、各隠蔽領域で値が下がりその後カメラからの位置が遠ざかるに従い最大値に向かって徐々に増加する隠蔽領域を設定した人物検出のための閾値を設定する隠蔽領域設定手段と、
前記隠蔽領域が考慮された閾値に、得られた投票値が達したことにより人物検出と判断する人物検出手段と、
を備えたことを特徴とする人物検出装置。 - 前記隠蔽領域設定手段が、前記カメラからの画像上で得られる人物の身長に従って前記閾値を下げる量を変えることを特徴とする請求項1または2に記載の人物検出装置。
- カメラの画像上において人物の異なる複数種の特徴量を含む領域を検出する複数特徴量検出手段と、
検出された領域内の各特徴量のそれぞれの所定のモデルとの一致度が予め定められた規定に達していれば人物領域と判断する統合手段と、
前記人物検出手段の判断結果に前記統合手段の判断結果を加えて全てを人物と判定する人物判定手段と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の人物検出装置。 - 前記カメラからの画像における人物の異なる複数種の特徴量を含む領域の状況に応じて、前記統合手段において人物領域を判断するための前記特徴量を選択する特徴量選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の人物検出装置。
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