JP2000209578A - 広告メディア評価装置および広告メディア評価方法 - Google Patents

広告メディア評価装置および広告メディア評価方法

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JP2000209578A
JP2000209578A JP11011236A JP1123699A JP2000209578A JP 2000209578 A JP2000209578 A JP 2000209578A JP 11011236 A JP11011236 A JP 11011236A JP 1123699 A JP1123699 A JP 1123699A JP 2000209578 A JP2000209578 A JP 2000209578A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広告媒体がどれだけの人に見られているかを
客観的に評価するための広告メディア評価の技術を提供
する。 【構成】 広告メディア側に取り付け、その広告メディ
アの前方を撮影可能なカメラと、カメラの撮影を制御す
る撮影制御装置と、撮影された画像をデジタル画像とし
て一旦記憶する画像記憶メモリと、デジタル画像から人
間の顔を抽出し、その抽出された顔から、広告メディア
を向いている評価できる顔の評価値を抽出し、評価値を
集計する演算装置と、集計結果を出力する出力装置とを
備えた広告メディア評価装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、視覚刺激を中心
とした広告媒体の広告効果を客観化するための技術に関
するものである。
【0002】
【先行技術】視覚刺激を中心とした広告媒体の価値は、
より多くの人が、より多くの時間、より注視して見た
か、ということによって決定される。上記の前提を踏ま
え、本発明の説明に当たり、本出願人は、予め日本特許
情報機構(JAPIO)の先行技術調査(パトリス)の
利用により、特許出願、実用新案登録出願を調査し、広
告の価値を知る技術、および画像から人間の顔を抽出す
る技術として次の技術を抽出した。
【0003】(広告価値を知る技術)広告の価値を知る
技術として抽出した特開平7−95625号は、「視聴
測定システムおよび方法」に関するものである。そして
その技術は、視聴者が能動的に識別プロセスに関与する
必要なく、視聴者を正確に識別する装置および方法を提
供している。
【0004】また、特開平2−120987号に示され
た技術は、「監視領域内の視聴者の中から複数の所定の
個人を識別する画像認識システムであって、それぞれが
複数の所定の個人1人に対応する複数のパターン像特徴
を記憶する手段、監視領域内の複数の個人を探知する手
段、監視領域内の前記探知された各個人の像を捕捉する
手段、前記捕捉された像と前記記憶されているパターン
像特徴とを比較して所定の各個人を識別する手段を具備
する画像認識システム」に係る。
【0005】(画像処理技術)一方、画像の中から人間
の顔を抽出する技術については、特開平5−22534
4号、特開平7−128031号などに開示されてい
る。特開平5−225344号に示される技術は、「入
力パターンに対する特徴点抽出によって位置決めの基準
点の候補となる特徴点を抽出し、当該基準点候補の組み
合わせに応じてそれぞれのパターンの位置合わせを行っ
て、逐次、画像を切り出して、複数の照合パターン候補
を求め、複数の位置決めの条件に対するテンプレートを
格納しているテンプレート辞書の内容と照合し、これに
よって位置や大きさの正規化が行われた結果の照合パタ
ーンの一つを出力する。」という技術である。
【0006】また、特開平7−128031号に示され
る技術は、「二次元の画像データは、顔の位置検出部の
結果に応じて位置合わせ部で位置合わせされた後、輪郭
部抽出部で輪郭部分が抽出される。画像データは、エッ
ジ検出部でエッジ検出され線画領域に変換され、属性へ
の変換部で属性が求められた点の領域に変換され、極大
値検出部で属性の極大値の座標が求められる。属性から
のエッジ領域への変換部で極大値の座標から或半径の内
側に属する属性のみについて平均値が求められ、点領域
の標準顔が得られ、先の領域に戻すことで線の領域にお
ける標準顔の内側の特徴量を得る。」という技術であ
る。背景の影響を受けること無く、計算量を減少させ、
装置を小型に構成するとともに、認識率を向上させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(メディア価値の判断
手法)前述のように、従来、広告メディアがどれだけの
人に、どれだけの時間見られているか、ということを客
観的に数字で表わす手法は、テレビにおける視聴率調
査、という手法のほかには、ほとんど存在しなかった。
例えば、駅や地下鉄の構内に貼ったポスターといった広
告メディアでは、どれだけの数がどれだけの期間に剥が
された(盗まれた)か、といったことで注目度を図るこ
ともあったが、これはきわめて異例な計測方法である。
【0008】(同種類のメディアの客観化)同じメディ
ア、例えばポスターについては、人通りが多い場所に張
られているポスターの方が人通りの少ない場所に張られ
ているポスターよりも価値がある、と推定できる。しか
し、相対的な評価はできても本当に客観的な価値判断で
あるとは言いがたい。
【0009】(異なるメディアの客観化)広告メディア
は、技術の進歩とともに新たなメディアが開発される。
そのような新しいメディアがどれだけの価値を持ってい
るかは、既存のメディアとの比較をする必要がある。し
かし、メディアの種類に関係なく共通の広告メディア評
価を行える基準が存在しないので、新しいメディアの価
値判断は主観的にならざるを得ない、というのが現状で
ある。 (課題および目的)本発明が解決すべき課題は、広告メ
ディアの価値につき、種類に関係なく客観的に評価する
ための技術を提供することにある。すなわち、視覚刺激
を中心とした広告媒体を、より多くの人が、より多くの
時間、より注視して見たか、という見地から客観的に評
価できる技術を提供することにある。
【0010】ここで、請求項1ないし請求項3記載の発
明の目的は、広告媒体がどれだけの人に見られているか
を客観的に評価するための広告メディア評価装置を提供
することである。また、請求項4記載の発明の目的は、
広告媒体がどれだけの人に見られているかを客観的に評
価するための広告メディア評価方法を提供することであ
る。
【0011】なお、上記の課題を解決する技術は、前記
した先行技術調査によっては発見できなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、広告媒体をどれだけの人
が見ていたか、どれだけ注視していたか、どれだけの時
間見ていたか、などを客観的に評価することができるも
のである。 (請求項1)広告メディア側に取り付け、その広告メデ
ィアの前方を撮影可能なカメラと、カメラの撮影を制御
する撮影制御装置と、撮影された画像をデジタル画像と
して一旦記憶する画像記憶メモリと、デジタル画像から
人間の顔を抽出し、その抽出された顔から、広告メディ
アを向いている評価できる顔の評価値を抽出し、評価値
を集計する演算装置と、集計結果を出力する出力装置と
を備えた広告メディア評価装置に係る。
【0013】(用語説明)「カメラ」とは、通常はデジ
タルカメラであるが、後にデジタル画像へ変更する画像
処理が行えるのであれば、通常のフィルム式のカメラで
もよい。動画を取り入れる場合には、ビデオカメラ、デ
ジタルビデオカメラでもよい。カメラと他の装置とが、
物理的に異なる場所、例えば、別に設けられた集計セン
ターに設置されていてもよい。その場合、デジタル画像
を撮影したら、通信手段を用いて集計センターなどへ送
信し、集計してもよい。
【0014】「演算装置」につき、「デジタル画像から
人間の顔を抽出し、その抽出された顔から、広告メディ
アを向いている評価できる顔の評価値を抽出する」手法
としては、例えば、顔の色と背景の色とを区別して顔の
輪郭を抽出する画像処理技術、顔の中から眼を抽出する
技術など、既存の技術を用いる。 (作用)カメラを広告メディア側に取り付け、その広告
メディアの前方を撮影する。その撮影は、撮影制御装置
によって制御される。撮影された画像は、画像記憶メモ
リにデジタル画像として一旦記憶する。そして、演算装
置が、デジタル画像から人間の顔を抽出し、その抽出さ
れた顔から、広告メディアを向いている評価できる顔の
評価値を抽出し、評価値を集計する。集計結果は、出力
装置が出力する。
【0015】この集計結果は、当該広告メディアに関心
があると推定できる人間の顔を抽出したこととなるの
で、メディア価値についての客観的な基準としてよい。
また、メディア価値の集計についてメディアの種類を問
わないので、異なるメディア間でもメディア価値につい
ての客観的な比較が可能となる。 (請求項2)請求項2記載の発明は、請求項1記載の広
告メディア評価装置を限定したものであり、デジタル画
像の中から人間の顔を抽出する顔抽出手段と、抽出され
た顔の大きさから当該顔とカメラとの距離を測定する距
離測定手段と、広告メディアの横方向両端部と前記抽出
された顔とがなすメディア角度を測定する角度測定手段
とを備え、評価値の演算装置は、評価値がメディア角度
の総計と正の関係をなす演算を行うこととした広告メデ
ィア評価装置に係る。
【0016】(用語説明)「顔抽出手段」とは、従来か
ら様々な技術があるが、例えば、周りの色と人間の肌の
色とを認識してその境界線を顔の輪郭として抽出する技
術などが代表的である。「距離測定手段」とは、デジタ
ル画像中に距離測定用の基準点が撮影されるようにして
おく、といった方法や、顔抽出手段によって抽出された
顔の輪郭から当該輪郭の横幅寸法を測定し、顔の輪郭の
横幅平均値とデジタル画像の大きさとを用いて算定する
方法などがある。
【0017】「評価値がメディア角度の総計と正の関係
をなす」ことについての合理性について説明する。すな
わち、デジタル画像に写っているある人物について測定
されたメディア角度が大きいということは、当該人物の
視界に占める広告メディアの面積が大きいということに
なり、視界に占める広告メディアの面積が大きいという
ことは小さい場合よりも注視していると想定してよいか
らである。
【0018】ここで、「正の関係」とは、例えば、評価
値はメディア角度の二乗に比例する、単調増加する、と
いった関係である。また、デジタルビデオ画像を使用し
たり、連続写真を撮影して平均値をとるなどして時間の
ファクターを勘案することができる場合には、評価値
は、時間とも正の関係をなす。 (作用)顔抽出手段がデジタル画像の中から人間の顔を
抽出する。そして、抽出された顔の大きさから距離測定
手段が当該顔とカメラとの距離を測定する。更に、角度
測定手段が広告メディアの横方向両端部と前記抽出され
た顔とがなすメディア角度を測定する。
【0019】評価値の演算装置は、メディア角度の総計
を演算し、その総計を用いて出力装置に出力させる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、請求項2記載の広
告メディア評価装置を限定したものであり、顔抽出手段
には、デジタル画像に両眼が写っている人間の顔の中か
ら眼を抽出する眼抽出手段と、抽出された眼と眼の距離
たる眼間隔を測定する眼間隔測定手段と、顔抽出手段に
よって抽出された人間の顔と眼間隔測定手段によって測
定された眼間隔とを用いて、当該顔が広告メディアを向
いているか否かを判断する顔方向判断手段とを備え、顔
方向判断手段によって広告メディアを向いていると判断
した顔について、評価値の演算装置にて演算する対象と
することとした広告メディア評価装置に係る。
【0020】(作用)顔抽出手段がデジタル画像の中か
ら人間の顔を抽出する。そして、眼抽出手段がデジタル
画像に両眼が写っている人間の顔の中から眼を抽出し、
その抽出された眼と眼の距離たる眼間隔を眼間隔測定手
段が測定する。また、顔抽出手段によって抽出された人
間の顔と眼間隔測定手段によって測定された眼間隔とを
用いて、顔方向判断手段は、当該顔が広告メディアを向
いているか否かを判断する。
【0021】顔方向判断手段によって広告メディアを向
いていると判断した顔についてのみ、メディア角度を測
定し、広告メディアを向いていないと判断した顔につい
ては、メディア角度は測定しない。あるいは、広告メデ
ィアを向いていないと判断した顔については、メディア
角度を測定していても、評価値の演算装置において総計
の対象としない。
【0022】顔抽出手段に、眼抽出手段、眼間隔測定手
段、顔方向判断手段を備えたので、評価値の客観性を高
めることができる。 (請求項4)請求項4記載の発明は、広告メディア側に
取り付け、その広告メディアの前方を撮影する撮影手順
と、撮影された画像をデジタル画像として一旦記憶する
画像記憶手順と、デジタル画像から人間の顔を抽出し、
その抽出された顔から、広告メディアを向いている評価
できる顔の評価値を抽出し、評価値を集計する演算手順
と、集計結果を出力する出力手順とを含む広告メディア
評価方法に係る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態及び図
面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図
面は、図1ないし図5である。図1は、本発明の実施形
態におけるハードウエア構成とデータとの関係を示す概
念図である。図2ないし図5は、本発明の実施形態を説
明するためのモデル図である。
【0024】(ハードウエア構成)図1および図2を参
照させながらハードウエア構成を説明する。本実施形態
の広告メディア評価装置は、地下通路の壁に貼られたポ
スターの広告効果を評価する装置であって、ポスター側
に取り付け、そのポスターの前方を撮影可能なデジタル
カメラと、デジタルカメラの撮影を制御する撮影制御装
置と、撮影された画像をデジタル画像として一旦記憶す
る画像記憶メモリと、デジタル画像から人間の顔を抽出
しその抽出された顔から、ポスターを向いている評価で
きる顔の評価値を抽出し、評価値を集計する演算装置
と、集計結果を出力する出力装置とを備えて構成されて
いる。
【0025】また、デジタル画像の中から人間の顔を抽
出する顔抽出手段と、抽出された顔の大きさから当該顔
とカメラとの距離を測定する距離測定手段と、広告メデ
ィアの横方向両端部と前記抽出された顔とがなすメディ
ア角度たる「ポスター角度」を測定する角度測定手段と
を備えている。ここで、「顔抽出手段」とは、顔の色と
背景の色とを区別して顔の輪郭を抽出する画像処理技術
を用いる。
【0026】前記した顔抽出手段には、デジタル画像に
両眼が写っている人間の顔の中から眼を抽出する眼抽出
手段と、抽出された眼と眼の距離たる眼間隔を測定する
眼間隔測定手段と、顔抽出手段によって抽出された人間
の顔と眼間隔測定手段によって測定された眼間隔とを用
いて、当該顔が広告メディアを向いているか否かを判断
する顔方向判断手段とを備えている。「眼抽出手段」も
また、眼の色とその周りの色とを区別して眼を抽出する
画像処理技術を用いる。抽出された眼の大きさが一定以
上の場合には、その中心部分も求める。
【0027】評価値の演算装置は、メディア角度すなわ
ちポスター角度の総計を演算し、その総計を用いて出力
装置に出力させるのであるが、顔方向判断手段によって
広告メディアを向いていると判断した顔について、評価
値の演算装置にて演算する対象とする。図2ないし図5
を用いて更に詳しく説明する。 (顔の抽出からメディア角度算定まで)図2は、ある撮
影の瞬間、二人の人間がカメラの前にいた場合の平面概
念図である。また、図3は、図2の瞬間に撮影されたデ
ジタル画像である。
【0028】図3の画像を用いて、顔抽出手段がデジタ
ル画像の中から人間の顔を抽出する。また、両眼が抽出
できる場合には、その両眼を抽出する。両眼を抽出でき
ない顔、具体的には図3の左側の人物については、ポス
ターを向いていないと判断し、後の計算対象からは外す
こととする。両眼が抽出できた顔については、抽出され
た顔の大きさと日本人の平均的な顔の大きさとを比較す
ることで、距離測定手段が当該顔とカメラとの距離(L
1)を測定するのである。なお、ポスターの横方向寸法
(m)、人間の平均的な眼と眼の間の距離(e)、デジ
タル画像の横寸法(n)、デジタル画像の中の対象者に
おける眼と眼の間の距離(ep)、カメラ角度(φ)、
両眼角度(α)、ポスター角度(θ;図2中ではθ
1)、対象者からカメラまでの距離(L;図2中ではL
1)とする。
【0029】更に、角度測定手段が広告メディアの横方
向両端部と前記抽出された顔とがなすポスター角度(θ
1)を測定する。具体的には、図2より、 m/2=Lsin(θ1/2) となるので、以下のようにして算出される。 θ1=2sin-1(M/2L) 上記の式は、両眼が抽出できた顔(i;iは自然数)に
ついて全て総計する。すなわち、ポスター角度の総計
(θn)とすると、 θn=Σθi このθnの値が大きいポスターについては、メディア価
値が高いと判断できる。
【0030】続いて、図3との比較において説明する。
図3は、両眼が抽出できた顔とカメラとの距離が、図2
中のL1よりも短いL2となった場合を示している。上
記したθの計算式から明らかなように、θ2は、θ1よ
りも大きくなる。これは、図3にて抽出できた顔の人物
の方が、図2において両眼を抽出できた顔の人物よりも
ポスター近くにいるのであるから、ポスターへの関心度
が高く、あるいはポスターからのメッセージをより強く
受け取るであろうと推定できるからである。
【0031】(精度向上の手法に関する説明)ところ
で、図4において細線にて示した顔は、ポスターからの
距離を同じとしつつ、ポスターに対してはやや斜めを向
いている。すると、前述したポスター角度の値として
は、正面を向いている場合と同じとなってしまう。しか
し、このようにポスターに対する顔の角度が正面でない
場合には、正面の場合よりもポスターへの関心が低い、
あるいはポスターからのメッセージを弱く受け取るであ
ろうと推定できる。そこで、ポスター角度(θi)につ
いての修正計数を定めるための技術について説明する。
【0032】デジタル画像の解析の精度が高い場合に
は、正面を向いているか斜めを向いているかの判断を数
値的に行うことによって、ポスター角度について、客観
性を高めるための工夫をすることができる。図5を用い
て説明する。F1は、やや斜めを向いている顔のモデル
図であり、F2は、ほぼ正面を向いている顔のモデル図
である。これらについて、顔の色と背景の色とを区別し
て顔の輪郭を抽出し、眼の色とその周りの色とを区別し
て眼を抽出し、抽出された眼の大きさが一定以上の場合
には、その中心部分も求める。その後、F1およびF2
について、抽出された顔の横寸法(f1,f2)、輪郭
の左端から左眼中央までの距離(a1,a2)、両眼の
中央間の距離(b1,b2)および輪郭の右端から右眼
中央までの距離(c1,c2)を算定する。そして、こ
れらの変数の関係式を作成する。そして、その変数の関
係式から、どの範囲は正面を向いている、どの範囲は正
面を1とした場合にk(0<k<1)である、といった条
件を策定することにより、ポスター角度(θi)にkを
掛け、客観性を高める。
【0033】(ポスター角度の他の計算法)図2より、 e=2L(α/2) =Lα L=e/α ・・・(1) 図2および図3より、 したがって、 α=epφ/n ・・・(2) 一方、図2より、 m=2Lsin(θ/2) ・・・(3) この式を(2)式および(1)式を用いて変形すると、 したがって、 θ=2sin-1(meφ/2en) 但し、θ<<1である、すなわち人間とカメラとの距離
が極めて近いことは稀であるのが普通なので、 θ=meφ/en つまり、ポスター角度(θ)は、ポスターの横幅
(m)、デジタル画像の横幅(n)およびカメラ角度が
決定され、両眼の間隔(e)が定数として定まれば、計
算できる。
【0034】(眼間隔のみによる評価方法)ハードウエ
アの性能を下げ、あるいは処理時間を短縮するため、前
述した「メディア角度」の代わりに、「眼間隔」による
評価方法も、場合によっては有効である。すなわち、人
間のいる位置が広告メディアに近ければ長くなり、広告
メディアから遠ければ短くなる。広告メディアの近くに
いる人間の方が遠くにいる人間よりも、当該広告メディ
アへの関心が高いと推定できる。したがって、広告メデ
ィアの評価を客観的な数字とする場合、「眼間隔」の値
と正の関係があるとすることは合理的である。
【0035】また、人間のいる位置から広告メディアま
での距離が同じであっても、広告メディアに対して(正
確にはカメラに対して)正面を向いている人間の方が、
斜めに向いている人間よりも、当該広告メディアへの関
心が高いと推定できる。したがって、正面を向いている
人間の「眼間隔」の値が、斜めに向いている人間の「眼
間隔」の値よりも大きくなるが、広告メディアの評価を
客観的な数字とする場合の「眼間隔」の値と正の関係が
あるとすることは、合理性が確保される。
【0036】(異なるメディアの比較)メディアそのも
のに時間の要素があるメディア(例えばテレビ)と、時
間の要素がないメディア(例えばポスター)についての
比較は、評価値の単位をどちらかに合わせればよい。例
えば、時間の要素がないメディアについて、メディア角
度(単位;例えば、「ラジアン」)へ時間係数(単位;
例えば「秒」)を掛ければ、どちらのメディアの評価値
も、その単位が「ラジアン・秒」となり、比較検討が可
能となる。すなわち、時間の要素がないメディアについ
ても、ある人物がどのくらいの時間メディアを見ていた
か、という時間の要素を含める評価値を測定すれば、時
間の要素があるメディアとの比較検討が可能になる。
【0037】対象となるメディアをテレビコマーシャル
とした場合について実施した例を挙げる。まず、ハード
ウエア構成について説明する。サンプルとなる家庭に設
置されたテレビの操作パネルの中に、デジタルビデオカ
メラを組み込んでおく。そのデジタルビデオカメラは、
通信回線を介して撮影の制御、撮影した映像の集計セン
ターへの送信が行えるようになっている。デジタルビデ
オカメラから取り込んだ画像については、いくつかの静
止画像を対象として、前述したような手法にてメディア
角度(θn)を算定して平均値を取り、そのメディア角
度(θn)に、コマーシャルの放映時間(例えば15
秒)を掛ける。
【0038】比較の対象となるポスターについては、あ
る時間について連続的に何枚かのデジタル映像を撮影
し、メディア角度(θn)の1秒あたりの平均値を出
し、15秒を掛ける。以上のようなサンプルデータを元
にして、全国レベルのメディア価値を推定するには、一
世帯当たりのTV視聴人数(例えば1.5人)、TV視
聴世帯数が4千万世帯、平均視聴率が1%といったデー
タを勘案する。このようにすれば、複数種類のテレビコ
マーシャルどうしのについて、相対的、客観的な数字に
よるメディア価値を比較することもできるし、ポスター
など、異なるメディアとの比較も可能になる。
【0039】
【発明の効果】請求項1ないし請求項3記載の発明によ
れば、広告媒体がどれだけの人に見られているかを客観
的に評価するための広告メディア評価装置を提供するこ
とができた。また、請求項4記載の発明によれば、広告
媒体がどれだけの人に見られているかを客観的に評価す
るための広告メディア評価方法を提供することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるハードウエア構成と
データとの関係を示す概念図である。
【図2】本発明の実施形態を説明するためのモデル図で
ある。
【図3】本発明の実施形態を説明するためのモデル図で
ある。
【図4】本発明の実施形態を説明するためのモデル図で
ある。
【図5】本発明の実施形態を説明するためのモデル図で
ある。
【符号の説明】
F1,F2 抽出された顔の輪郭 f1,f2 抽出された顔の横寸法 a1,a2 輪郭の左端から左眼中央までの距離 b1,b2 両眼の中央間の距離 c1,c2 輪郭の右端から右眼中央までの距離

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】広告メディア側に取り付け、その広告メデ
    ィアの前方を撮影可能なカメラと、 カメラの撮影を制御する撮影制御装置と、 撮影された画像をデジタル画像として一旦記憶する画像
    記憶メモリと、 デジタル画像から人間の顔を抽出し、その抽出された顔
    から、広告メディアを向いている評価できる顔の評価値
    を抽出し、評価値を集計する演算装置と、集計結果を出
    力する出力装置とを備えた広告メディア評価装置。
  2. 【請求項2】デジタル画像の中から人間の顔を抽出する
    顔抽出手段と、抽出された顔の大きさから当該顔とカメ
    ラとの距離を測定する距離測定手段と、広告メディアの
    横方向両端部と前記抽出された顔とがなすメディア角度
    を測定する角度測定手段とを備え、評価値の演算装置
    は、評価値がメディア角度の総計と正の関係をなす演算
    を行うこととした請求項1記載の広告メディア評価装
    置。
  3. 【請求項3】顔抽出手段には、デジタル画像に両眼が写
    っている人間の顔の中から眼を抽出する眼抽出手段と、
    抽出された眼と眼の距離たる眼間隔を測定する眼間隔測
    定手段と、顔抽出手段によって抽出された人間の顔と眼
    間隔測定手段によって測定された眼間隔とを用いて、当
    該顔が広告メディアを向いているか否かを判断する顔方
    向判断手段とを備え、顔方向判断手段によって広告メデ
    ィアを向いていると判断した顔について、評価値の演算
    装置にて演算する対象とすることとした請求項2記載の
    広告メディア評価装置。
  4. 【請求項4】広告メディア側に取り付け、その広告メデ
    ィアの前方を撮影する撮影手順と、 撮影された画像をデジタル画像として一旦記憶する画像
    記憶手順と、 デジタル画像から人間の顔を抽出し、その抽出された顔
    から、広告メディアを向いている評価できる顔の評価値
    を抽出し、評価値を集計する演算手順と、集計結果を出
    力する出力手順とを含む広告メディア評価方法。
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