JP2011166572A - 番組嗜好推定装置、画像視聴システム、番組視聴確認方法、及びプログラム - Google Patents

番組嗜好推定装置、画像視聴システム、番組視聴確認方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定することができる番組嗜好推定装置、画像視聴システム、番組視聴確認方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】番組視聴手段に表示された番組を視聴するユーザーを撮影するための撮影手段と、撮影手段により撮影された画像から番組に対する視聴態度を番組に関連づけて記録する記録手段と、視聴態度に基づいてユーザーの好みの番組を推定する推定手段と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、番組嗜好推定装置、画像視聴システム、番組視聴確認方法、及びプログラムに関する。
近年テレビジョン(テレビともいう)放送番組やインターネット放送番組等を予約録画もしくは予約視聴するための装置が種々開発されている(例えば、特許文献1〜5参照)。
特許文献1に記載の発明は、「録画システム」に関するものであり、具体的には「放送されるテレビ番組の放送波を受信する受信手段と、そのテレビ番組をメディアに録画する録画手段と、を有する録画装置と、通信路を介して前記録画装置に接続されるサーバと、を備えた録画システムにおいて、前記録画装置は、ユーザーの性別および/または年齢を含む個人情報を登録する記憶手段と、前記通信路を介して前記個人情報を前記サーバに送信する通信手段と、を有し、前記サーバは、過去放送された第1のテレビ番組の視聴率の一覧と該第1のテレビ番組を特定する番組特定情報の一覧とが対応付けられたテーブルを、性別および/または年齢層別に複数記憶する記憶手段と、前記通信手段から送信された前記個人情報に適合する1つのテーブルを適合テーブルとして前記記憶手段から読み出し、前記通信路を介して前記録画装置に返信する返信手段と、を有し、前記録画装置の前記録画手段は、前記返信手段から前記適合テーブルが返信されると、その適合テーブルの、予め指定された閾値より高い視聴率の第1のテレビ番組の番組特定情報に基づいて、その第1のテレビ番組の次回に放送される第2のテレビ番組を前記メディアに録画する」ものである。
特許文献1に記載の発明は、ユーザーが、自身の年齢や性別を録画装置に予め登録することで、年齢層や性別等に応じた高視聴率番組を自動的に録画して、多くの者が知っている情報にユーザーがついて行けるようにすることを目的としている。
特許文献2に記載の発明は、「磁気記録再生装置における自動学習録画装置」に関するものであり、具体的には「時刻を計時する計時部回路と、テレビジョン受像機のチューナーで受信した放送番組の映像信号と磁気記録再生装置に設けられたチューナーで受信される各放送チャンネルの映像信号とを比較することにより、前記テレビジョン受像機が受信した放送番組のチャンネルを判別する映像信号判別回路と、この映像信号判別回路の判別結果または前記磁気記録再生装置の受信チャンネル情報と前記計時部回路が計時する時刻に基づいて、テレビジョン受像機及び磁気記録再生装置のうち少なくとも一方において、所定回数受信を行った放送番組のチャンネル及び放送開始時刻を含む番組データを好みの番組データとして記憶するメモリと、前記計時部回路が計時する時刻が、前記メモリに記憶した好みの番組データの放送開始時刻に一致し、かつ前記テレビジョン受像機と磁気記録再生装置の双方とも前記好みの番組データの示すチャンネルの放送番組を受信していなかった際に、前記磁気記録再生装置に前記放送番組の録画を行わせる制御回路とを具備した」ものである。
特許文献2に記載の発明は、何回か録画予約したことがある番組を好みの番組であると判断して自動録画することを目的としている。
特許文献3に記載の発明は、「自動録画方法」に関するものであり、具体的には「放送番組に関する番組情報と、利用者の過去の番組視聴についての視聴履歴情報とを取得し、この番組情報及び視聴履歴情報から利用者が視聴する番組の嗜好を学習し、この学習の結果をもとに番組情報で示される将来放送予定の番組の中から利用者の視聴可能性のある番組を検索し、番組予約する」ものである。
特許文献3に記載の発明は、繁雑な設定を行うことなく、自動的に利用者の嗜好を学習し、好みにあった番組を自動的に録画予約して録画することができることを目的としている。
特許文献4に記載の発明は、「コンテンツの自動記録装置」に関するものであり、具体的には「コンテンツの嗜好に関する複数種類の操作と、前記操作の対象となったコンテンツについての説明情報とから、前記操作の種類毎の嗜好値パラメータを用いて、コンテンツの嗜好に関する操作の履歴情報を作成する嗜好操作履歴管理手段と、前記履歴情報に基づき、コンテンツの嗜好に関する複数の要素についての嗜好値から成る嗜好情報を作成及び更新する嗜好情報管理手段と、前記嗜好情報とコンテンツについての説明情報とからコンテンツに対する嗜好度を計算し、該嗜好度に基づいてコンテンツの記録予約を行うコンテンツ推薦手段とを備え、前記コンテンツ推薦手段で記録予約されたコンテンツが記録されるようにした」ものである。
特許文献4に記載の発明は、テレビ番組のようなコンテンツを、コンテンツの嗜好に関するユーザーの様々な操作に基づき、ユーザーの複雑・多様な嗜好に合わせて自動的に記録できるようにすることを目的としている。
特許文献5に記載の発明は、「情報処理装置」に関するものであり、具体的には「ユーザーによる所定のコンテンツを好むことを示す操作に基づき、コンテンツに関する嗜好情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記嗜好情報とコンテンツについての説明情報から、コンテンツに対する嗜好の度合いを表す嗜好値を算出し、算出された前嗜好値に基づいて、ユーザーの嗜好に合うコンテンツの情報からなるコンテンツリストを作成するリスト作成手段とを備える」ものである。
特許文献5に記載の発明は、嗜好情報に合った番組を迅速に予約録画することができることを目的としている。
特開2009−111561号公報 特開平5−62283号公報 特開平11−345446号公報 特開2004−72502号公報 特開2006−50662号公報
ところで、特許文献1〜5に記載の技術では、テレビ受像機(以下、テレビと表記)が作動していることでユーザーが視聴していると仮定し、ユーザーが嗜好する番組を推定するため、テレビがついているときにカーペット上に置いた新聞のテレビガイド欄を見たり、他のユーザー(例えば、家族)と話をしたりする、いわゆる“ながら族”の嗜好する番組を把握することは難しい。
また、前述した特許文献1〜5に開示された技術では、ユーザー側に何らかの操作を行わせることで操作を行ったユーザーの嗜好を分析するため、構成が煩雑になり、操作を行わないユーザーの嗜好を把握することは困難である。
さらに前述した技術では、ただテレビをつけて音声だけ機器が流しているだけで放送されている番組をユーザーがあまり見ていない場合もあるので、本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定する技術が望まれる。
そこで、本発明の目的は、放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定することができる番組嗜好推定装置、画像視聴システム、番組視聴確認方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の請求項1記載の発明は、番組視聴手段に表示された番組を視聴するユーザーを撮影するための撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像から前記番組に対する視聴態度を前記番組に関連づけて記録する記録手段と、前記視聴態度に基づいて前記ユーザーの好みの番組を推定する推定手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記記録手段は、検出した前記ユーザーの左右の瞳の座標及び顔面積の変化から前記視聴手段に対する前記ユーザーが正対しているか否かを記録することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記記録手段は、前記ユーザーの瞳を検出し、前記番組に対する凝視の度合いを記録することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れか一項記載の発明において、前記記録手段は、前記ユーザーが番組を視聴しているときの喜怒哀楽の度合いから嗜好情報を記録することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4の何れか一項記載の発明において、前記記録手段は、ユーザーごとに嗜好情報をデータベース化して記録することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5の何れか一項記載の発明において、前記視聴手段が設置されている室内の音声を検出する音声検出手段を備え、前記推定手段は、前記室内の雑音と前記視聴手段の音声とを比較することにより前記ユーザーが凝視しているか否かを推定することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、番組を視聴するための視聴手段と、番組の内容を録画するための録画手段と、請求項1から6の何れか一項記載の番組嗜好推定装置と、前記番組嗜好推定装置で推定したユーザーの嗜好情報に基づいてユーザーの好みの番組を視聴予約もしくは録画予約する予約手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、番組を視聴するユーザーを撮影し、撮影された画像から前記番組に対する視聴態度を前記番組に関連づけて記録し、前記視聴態度に基づいて前記ユーザーの好みの番組を推定することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、コンピュータに、撮影手段が、番組視聴手段に表示された番組を視聴するユーザーを撮影する手順、記録手段が、前記撮影手段により撮影された画像から前記番組に対する視聴態度を前記番組に関連づけて記録する手順、推定手段が、前記視聴態度に基づいて前記ユーザーの好みの番組を推定する手順、を実行させることを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析することができる番組嗜好推定装置、画像視聴システム、番組視聴確認方法、及びプログラムの提供を実現することができる。
本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の一例である。 (a)、(b)は、本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムの概念図であり、(c)は(a)の使用状態を示す一例である。 図1に示した画像視聴システムに用いられる番組嗜好推定装置の動作を示すフローチャートであり、ユーザーの番組に対する視聴状態を検出するためのフローチャートの一例である。 図1に示した画像視聴システムに用いられる番組嗜好推定装置の動作を示すフローチャートであり、ユーザーの好みの番組を検出するためのフローチャートの一例である。 (a)〜(d)は図1に示した画像視聴システムによる使用状況を説明するための説明図である。 本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の他の一例である。 本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の他の一例である。 本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の他の一例である。 本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の他の一例である。 図1に示した画像視聴システムに用いられる番組嗜好推定装置の動作を示すフローチャートであり、ユーザーの番組に対する視聴状態を検出するためのフローチャートの他の一例である。 図1に示した画像視聴システムに用いられる番組嗜好推定装置の動作を示すフローチャートであり、ユーザーの好みの番組を検出するためのフローチャートの他の一例である。
本発明の実施の形態を、図を参照して説明する。
ここで、テレビにはアナログテレビとデジタルテレビとの二種類が挙げられる。アナログ放送波は2011年7月24日に停止されることになっているが、本願ではアナログテレビとデジタルテレビとの両方の場合について説明する。
原則としてアナログ対応のブロックの符号にはAを付加し、デジタル対応のブロックの符号にはDを付加し、何れでも良い場合にはAもDも付加していない。
例えば、テレビ120はアナログテレビ、デジタルテレビのいずれでもよく、テレビ120Aはアナログテレビを意味し、テレビ120Dはデジタルテレビを意味する。
<概 要>
図2(a)、(b)は、本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムの概念図であり、図2(c)は図2(a)の使用状態を示す一例である。
図2(a)に示す番組視聴システムは、番組視聴手段としてのテレビ120、番組嗜好推定装置、カメラ、及び人感センサで構成されている。図2(b)に示す番組視聴システムは、番組嗜好推定装置、カメラ、及び人感センサで構成されているが、テレビを有しても良い。
図2(c)は図2(a)の一例であり、番組嗜好推定装置101は、テレビ120に設けられたカメラ108及び人感センサ109を用いてユーザー10が番組を視聴する際にどの程度凝視しているか等を検知し、ユーザーの好みの番組をデータベース化し、ユーザーが好む番組を推定する。図2(a)に示すテレビ120が視聴予約機能を有する場合には視聴予約時に番組情報を提示する。
ユーザーが図2(b)に示す録画機器121を用いる場合には予約時に好みの番組情報を提示する。
すなわち、本願は、顔認証技術を用いることで、放送している番組をどの位凝視しているか、また、お笑い番組であればどの位笑顔になったかをデータベース化することで、ユーザーに煩わしい操作を強いることなく、詳細な好みを推定することができ、予約の際に反映することができる。
<実施の形態1>
[構 成]
図1は、本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の一例である。
画像視聴システム100−1は、主に番組嗜好推定装置101A、及びテレビ120Aを有するシステムであり、テレビ放送を視聴するユーザーの番組嗜好を推定し、データベース化するためのシステムである。
番組嗜好推定装置101Aは、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104、計時部105、操作部106、I/Oポート107、カメラ108、人感センサ109、チューナー110、多重化分離/デコード部111、番組情報解析部112、及びリモコン受信部113を有する。114はバスラインであり、115はケーブルである。また、マイクロフォン200を有していてもよい。
推定手段としてのCPU(Central Processing Unit)102は、番組嗜好推定装置101Aを統括制御する回路であり、例えばマイクロプロセッサが用いられる。
ROM103は、番組嗜好推定装置101Aの動作プログラムを保存する回路であり、例えばマスクROMが用いられる。
記録手段としてのRAM104は、各種データを記録する回路であり、ユーザーを撮影して得られた画像データ、解析データ、予約時間、予約番組等のデータを記録する。RAM104は、例えば、フラッシュメモリもしくはHDD(Hard Disk Drive)が用いられる。
計時部105は、予約の基準となる時間信号を発生する回路であり、例えば、商用電源の周波数(50Hzもしくは60Hz)に同期して時間信号を発する通常の計時部回路が用いられる(例えば、特開平6−282893号公報、特開平10−191188号公報、特開2002−310482号公報参照)。
操作部106は、図示しないオンオフスイッチやテンキー等各種ボタン、操作状態や解析結果を表示する操作表示パネル等からなり、各種指示信号を発生する。
I/Oポート107は、番組嗜好推定装置101Aと外部の回路(後述するパーソナルコンピュータ)とを接続するためのインターフェース回路である。
カメラ108は、ユーザー(特に瞳)を撮影するためのカメラであり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラが挙げられる。
人感センサ109は、赤外線、超音波、可視光等を用いてテレビ120Aの前面にユーザーがいるか否かを検知するための公知のセンサであるが、省略してもよい。
チューナー110は、テレビ120Aからケーブルとしての同軸ケーブル115を介して送られてきたデジタル放送波の中からユーザーが所望した放送波を選択し、デジタル信号に変換する回路である。
多重化分離/デコード部111は、チューナー110で選択され変換されたデジタル信号を番組の信号と番組に関する情報信号とに分離し、デコードする回路である。
番組情報解析部112は、多重化分離/デコード部111からの信号を受け、受信中(視聴中)の放送波の番組がどのジャンル(例えば、ニュース番組、お笑い番組、ドラマ等)に属するのかを解析する回路であり、得られた情報はチャンネル情報や時間情報と共にRAM104に記録される。
リモコン受信部113は、ユーザーによって操作されたリモコン116からのチャンネルや音声ボリューム等の指令の信号を受信する回路である。
114は、バスラインであり、制御信号、データ信号等を各回路間で授受するための配線である。
ケーブル115は、テレビのテレビ放送波の出力端子とチューナー110とを接続するためのケーブルであり、例えば同軸ケーブルが挙げられる。
テレビ120Aは、アナログテレビ放送波を受信するための装置であり、チューナー、フロントエンド、画像を表示する表示部(例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等)120a、音声発生部、操作部(各種ボタン、テンキー、オンオフスイッチ等)、及びリモコン受信部120bを有する(尚、説明を簡単にするため、表示部120a及びリモコン受信部120bのみ図示した)。
ここで、カメラ108及び人感センサ109は、図では番組嗜好推定装置101Aに内蔵された形式となっているが、番組嗜好推定装置101Aの本体に延長コードで接続され、例えば、テレビ120Aの表示部120aの上側にユーザーに対向して配置されてもよい。
また、リモコン116Aは、番組嗜好推定装置101Aのリモコン受信部113と、テレビ120Aのリモコン受信部120bとの双方に共通の操作が可能なように設定されている。
[動 作]
図3は、図1に示した画像視聴システムに用いられる番組嗜好推定装置の動作を示すフローチャートであり、ユーザーの番組に対する視聴状態を検出するためのフローチャートの一例である。
動作の主体は、CPU102である(図1参照)。
テレビ(図1参照)120Aがつくと、CPU102はこれを検知し、人感センサ109に反応が有るか否か、すなわちユーザーがテレビ120Aの前面にいるかいないかを判断する(ステップS100)。
CPU102は、人感センサ109に反応が無い、すなわちユーザーがテレビ120Aの前にいないと判断した場合には待機し(ステップS100/N)、人感センサ109に反応が有ると判断した場合(ステップS100/Y)、カメラ108(図1参照)で撮影されたユーザーの顔を、顔認証技術を用いて瞳を検出できるか否か判断する(ステップS101)。
CPU102は、ユーザーの瞳を検出できない場合には待機し(ステップS101/N)、ユーザーの瞳を検出できた場合(ステップS101/Y)、顔認証技術を用いて左右の瞳の座標値を検出する(ステップS102)。
CPU102は、ユーザーがカメラ108及びテレビ120Aに正対しているか否かを判断する。ここで、左右の瞳のX座標値に相違がある場合には斜めを向いていると判断する(ステップS103)。
CPU102は、ユーザーがカメラ108及びテレビ120Aに正対していないと判断した場合には待機し(ステップS103/N)、ユーザーがカメラ108及びテレビ120Aに正対していると判断した場合(ステップS103/Y)、検出した瞳から顔認証技術を用いて顔の輪郭を検出する(ステップS104)。
CPU102は、ユーザーが下を向いていないか否かを判断する。ここで、顔全体の大きさから瞳の位置により俯き加減を判断する(ステップS105)。
CPU102は、下を向いていると判断した場合(ステップS105/N)、ステップS100に戻り、下を向いていないと判断した場合(ステップS105/Y)、顔認証技術を用いてユーザーを特定する(ステップS106)。
CPU102は、カメラ108で撮影したユーザーの顔が顔認証技術を用いて笑顔か否かを判断し(ステップS107)、笑顔であると判断した場合(ステップS107/Y)、ユーザー情報に、タイムスタンプ視聴番組情報、及び笑顔である旨を付加してRAM104に保存し(ステップS108)、ステップS100に戻る。
CPU102は、カメラ108で撮影したユーザーの顔が笑顔でないと判断した場合(ステップS107/N)、ユーザーの眉間にしわが寄っている等、渋面か否かを判断する(ステップS109)。
CPU102は、ユーザーの顔が渋面であると判断した場合(ステップS109/Y)、ユーザー情報に、タイムスタンプ、視聴番組情報、渋面である旨を付加してRAM104(図1参照)に保存し(ステップS110)、ステップS100に戻る。
CPU102は、ユーザーの顔が渋面でないと判断した場合(ステップS109/N)、ユーザー情報に、タイムスタンプ、視聴番組情報、視聴している旨を付加してRAM104に保存し(ステップS111)、ステップS100に戻る。
以上の動作によりユーザーの番組に対する視聴状態を検出することができる。
図4は、図1に示した画像視聴システムに用いられる番組嗜好推定装置の動作を示すフローチャートであり、ユーザーの好みの番組を検出するためのフローチャートの一例である。
動作の主体はCPU102である。
予約等の処理が開始されると、CPU102は、ユーザーの好みの番組(番組嗜好傾向)を解析する解析日を特定し(ステップS200)、画像視聴システムを利用する複数(ユーザーが複数いるものとする。)のユーザーのうちから抽出対象者を特定する(ステップS201)。
CPU102は、タイムスタンプ、視聴番組情報から、番組時間帯を特定し(ステップS202)、上記番組時間帯における、視聴時間、笑顔時間、渋面時間を計測する(ステップS203)。
CPU102は、上記番組時間帯における、上記計測時間の割合を抽出し(ステップS204)、笑顔の回数が閾値(例えば、10回もしくは笑顔率60%)以上か否かを判断し(ステップS205)、笑顔の回数が閾値以上であると判断した場合(ステップS205/Y)、お笑い番組か否かを判断する。ここで、笑顔率とは、笑顔の時間を、番組を凝視していた時間で割った比率をいう(ステップS206)。
CPU102は、ユーザーが視聴している番組がお笑い番組であると判断した場合(ステップS206/Y)、ユーザーの好みの番組であるとしてRAM104に記録し(ステップS207)、終了する。
CPU102は、ユーザーの笑顔の回数が閾値以上でないと判断した場合(ステップS205/N)、渋面の回数が閾値(例えば10回もしくは渋面率60%)以上であるか否かを判断し(ステップS209)、渋面の回数が閾値以上であると判断した場合(ステップS209/Y)、ユーザーの視聴している番組がニュース番組であるか否かを判断する。ここで、渋面率とは渋面の時間を、番組を凝視していた時間で割った比率をいう(ステップS210)。
CPU102は、ユーザーが視聴している番組がニュース番組であると判断した場合(ステップS210/Y)、好みの番組であるとしてRAM104に記録し(ステップS207)、終了する。
CPU102は、ユーザーの視聴している番組がお笑い番組ではないと判断した場合(ステップS206/N)、ユーザーの視聴している番組がホームドラマか否かを判断する(ステップS208)。
CPU102は、ユーザーの視聴している番組がホームドラマでないと判断した場合(ステップS208/N)、放送時間帯における視聴時間割合を(後学のため)RAM104に記録し(ステップS212)、終了する。
CPU102は、ユーザーの渋面の回数が閾値以上ではないと判断した場合(ステップS209/N)、放送時間帯における視聴時間割合をRAM104に記録し(ステップS212)、終了する。
CPU102は、ユーザーの視聴している番組がニュース番組ではないと判断した場合(ステップS210/N)、ユーザーの視聴している番組がシリアスドラマか否かを判断する(ステップS211)。
CPU102は、ユーザーの視聴している番組がシリアスドラマであると判断した場合(ステップS211)、好みの番組であるとしてRAM104に記録し(ステップS207)、終了する。
CPU102は、ユーザーの視聴している番組がシリアスドラマではないと判断した場合(ステップS211/N)、放送時間帯における視聴時間割合をRAM104に記録し(ステップS212)、終了する。
以上の動作によりユーザーの番組の嗜好傾向を推定し、データベース化することができる。
図5(a)〜(d)は図1に示した画像視聴システムによる使用状況を説明するための説明図である。
ユーザーが、お笑い番組(図5(b))、ニュース番組(図5(c))、ドラマ(図5(d))、及び通常の番組(図5(b)〜図5(d)以外の番組とする)を見ている状態を示している。
図5(b)の場合、同一番組の放送時間内にどの程度ユーザーが凝視していたかに加え、笑顔で視聴していた時間がどの程度あったかを判断する。例えば、ユーザーがお笑い番組を凝視していた時間内の笑顔率が60%以上であれば好みの番組であると推定することができる。
図5(c)の場合、年代推測と併せた判断を行う。例えば、20歳代以上で60%以上の凝視率であれば好みの番組であると推定することができる。
図5(d)の場合、同一番組の放送時間内にどの程度凝視していたかに加え、笑顔で凝視していたかに加え、眉間にしわを寄せていた等、リラックスした表情とは異なる表情で視聴していた時間の割合で推定する。番組のジャンルにもよるが、例えば、シリアスなドラマの場合は、渋面で視聴する時間がある程度存在する、ホームドラマ等は笑顔で視聴する時間がある程度存在するなどの場合に好みの番組であると推定することができる。
図5(a)〜(d)のいずれの場合であっても、番組嗜好推定装置101Aとマイクロフォン200とを併用することでより詳細な推定ができる可能性もある。例えば、テレビ120Aが設置されている室内の雑音とテレビ120Aのボリュームとを比較することにより、テレビ120Aの音声がほとんど聞こえないであろうと思われる環境にも関わらず、ユーザーが凝視しているのは、「ぼんやり」と眺めていると推定することができる。
本実施の形態によれば、放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定することができ、録画予約や視聴予約の際に録画機器等に反映させることができる。すなわち、ユーザーにとっておまかせ予約が容易になる。
<実施の形態2>
図6は、本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の他の一例である。
図6に示した画像視聴システム100−2の図1に示した画像視聴システム100−1との相違点は、番組嗜好推定装置101Aにテレビ120Aの他にアナログ対応の録画機器121Aを接続した点である。
図6において、117はテレビ120Aからケーブル115aを介して送られてくるアナログテレビ放送波を二等分する分岐器である。分岐器117で分配されたテレビ放送波は、ケーブル115b、115cで番組嗜好推定装置101A及び録画機器121Aに送られる。
録画機器121Aは、アナログテレビ放送を録画、再生するための装置であり、チューナー、多重化分離/デコード部、記録回路(例えば、HDD、DVDドライブ(Digital Versatile Disc))、及び操作部(各種ボタン、テンキー、オンオフスイッチ等)121a、リモコン受信部121bを有する装置であり、例えば、公知のDVDハードディスクレコーダが挙げられる(説明を簡単にするため、操作部121a及びリモコン受信部121bのみ記載した)。
リモコン122Aは、録画機器121A用のリモコンであり、指示信号はリモコン受信部121bで受信され、録画予約に反映される。通常、録画機器121A用のリモコン122Aとテレビ120A用のリモコン116Aとはチャンネルの選択や音量の調整は共通に操作できるようになっており、通常複数のリモコンがユーザーの手元に置かれることが多い。
このような構成を用いても放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定することができ、録画予約や視聴予約の際に録画機器等に反映させることができる。すなわち、ユーザーにとっておまかせ予約が容易になる。
<実施の形態3>
図7は、本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の他の一例である。
図7に示した画像視聴システム100−2の図1に示した画像視聴システム100−1との相違点は、デジタル対応に構成した点である。
すなわち、番組嗜好推定装置101Dは、CPU(Central Processing Unit)102、ROM103、RAM104、計時部105、操作部106、I/Oポート107、カメラ108、人感センサ109、多重化分離/デコード部111、及び番組情報解析部112を有する。
150はテレビ120DのHDMI端子と番組嗜好推定装置101DのI/Oポート107とを接続するためのケーブルである。HDMIはHigh-Definition Multimedia Interfaceの略であり、家電向けのデジタル映像・音声入出力端子の一種である。HDMI端子は、デジタル映像信号、デジタル音声信号、及びデジタル制御信号を1つにまとめているのが特徴であり、簡単・確実に接続することができるようになっている。リモコン116Dはテレビ120Dを操作するためのリモコンである。
各ブロックの機能については図1に示した番組嗜好推定装置101Aと同様の構成であるので、説明を省略する。
このような構成を用いても放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定することができ、録画予約や視聴予約の際に録画機器等に反映させることができる。すなわち、ユーザーにとっておまかせ予約が容易になる。
<実施の形態4>
図8は、本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の他の一例である。
図8に示した画像視聴システム100−4の図6に示した画像視聴システム100−2との相違点は、デジタル対応に構成した点である。
すなわち、画像視聴システム100−4は、番組嗜好推定装置101Dにテレビ120Dと録画機器121Dとを接続した構成である。
図では分岐器117を用いて各装置を接続しているが、テレビ120Dが複数のHDMI端子を有する場合には分岐器117を用いずにケーブルだけで接続してよいのはいうまでもない。リモコン122Dは録画機器121Dを操作するためのリモコンである。
各ブロックの機能については図1に示した番組嗜好推定装置101Aと同様の構成であるので、説明を省略する。
このような構成を用いても放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定することができ、録画予約や視聴予約の際に録画機器等に反映させることができる。すなわち、ユーザーにとっておまかせ予約が容易になる。
<実施の形態5>
図9は、本発明に係る番組嗜好推定装置を用いた画像視聴システムのブロック図の他の一例である。
図9に示した画像視聴システム100−5の図1に示した画像視聴システム100−1との相違点は、テレビ120Aを用いる代わりにインターネット放送を利用する点である。
ここで、「インターネット放送」とは、インターネットプロトコルを用いて提供する放送を模したコンテンツである。「放送」とは、音声や動画等のマルチメディアデータを不特定多数の端末にネットワークを介して送信することを意味する。放送法で定められた放送や有線放送には当てはまらず、法的には一対多の通信とみなされる。
図9に示す画像視聴システム100−5は、番組嗜好推定装置101A、及びネットワーク131に接続されるパーソナルコンピュータ(PC)130を有する。尚、番組嗜好推定装置101Aの代わりに番組嗜好推定装置101Dを用いてもよい。
パーソナルコンピュータ130は、主に、図示しないCPU、ROM、RAM、I/Oポート、表示部130a、及び操作部130bを有する(説明を簡単にするため、表示部130a及び操作部130bのみ記載した)。
ネットワーク131にはインターネット放送局側のサーバ132が接続されている。
同システムではチューナーを利用していないが、番組情報についてはサーバ132からネットワーク131を介して番組嗜好推定装置101が受信することができるようになっている。
このような構成を用いても放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定することができる。
<実施の形態6>
図10は、図1に示した画像視聴システムに用いられる番組嗜好推定装置の動作を示すフローチャートであり、ユーザーの番組に対する視聴状態を検出するためのフローチャートの他の一例である。テレビはアナログテレビ及びデジタルテレビの何れにも対応する。
図10に示したフローチャートと図3に示したフローチャートとの相違点は、ユーザーの操作が“ながら”であることをデータベース化する点である。
動作の主体はCPU102である(図1参照)。
CPU102はユーザーによる操作が“ながら”であるか否かを判断し(ステップS300)、“ながら”であると判断した場合(ステップS300/Y)、データベース化(図ではDB化)し(ステップS301)、ステップS302に進み、“ながら”ではないと判断した場合(ステップS300/Y)、そのままステップS302に進む。
ここで、“ながら”であるか否かの判断は、例えば、ユーザーがテレビ120の表示部120aやパーソナルコンピュータ130の表示部130aを見たり、新聞の番組欄を見たり、他の作業をしたりする場合、凝視したり、顔を下に向けたりと言う動作が短時間内(例えば、数秒〜数十秒)に交互に行われる場合とする。
ステップS302〜S313は、図3に示したフローチャートのステップS100〜S111と同様であるため、説明を省略する。
このような構成を用いても放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定することができる。
<実施の形態7>
図11は、図1に示した画像視聴システムに用いられる番組嗜好推定装置の動作を示すフローチャートであり、ユーザーの好みの番組を検出するためのフローチャートの他の一例である。
図11に示したフローチャートと図4に示したフローチャートとの相違点は、処理開始の定刻を決める点である。
動作の主体はCPU102である。
CPU102は、定刻を特定する。定刻とは処理を開始する時刻であり、ユーザーが番組嗜好推定装置101の操作部106の操作により行われる。尚、終了時刻も特定される(ステップS400)。
定刻が特定されると、ステップS401に進むが、ステップS401〜S412は、図4に示したフローチャートのステップS200〜S212と同様であるため、説明を省略する。
このような構成を用いても放送されている番組をユーザーが本当に視聴しているのか否かを判断し、分析し、好みの番組を推定することができる。
<プログラム>
以上で説明した本発明にかかる番組嗜好推定装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばマイクロプロセッサのような汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。よって、一例として、プログラムにより本発明を実現する場合の説明を以下で行う。
コンピュータに、
(1)撮影手段が、番組視聴手段に表示された番組を視聴するユーザーを撮影する手順、
(2)記録手段が、前記撮影手段により撮影された画像から番組に対する視聴態度を前記番組に関連づけて記録する手順、
(3)推定手段が、視聴態度に基づいてユーザーの好みの番組を推定する手順、
を実行させることを特徴とする
が挙げられる。
これにより、プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明にかかる番組嗜好推定装置を実現することができる。
<記憶媒体>
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
ここで、記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリやHDD(Hard Disc Drive)が挙げられる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
例えば、上述した実施の形態では、ユーザーが1人の場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、番組嗜好推定装置を利用するユーザーの家族や同居人ごとにデータベース化し、各ユーザー毎の嗜好情報を予約に反映するようにしてもよい。また、上述した実施の形態ではテレビに個別アンテナが接続された場合で説明したが、CATV(Common Antenna Tele Vision)を用いた場合であってもよい。
10 ユーザー
100−1、100−2、100−3、100−4、100−5 画像視聴システム
101A、101D 番組嗜好推定装置
102 CPU
103 ROM
104 RAM
105 計時部
106、121a、130b 操作部
107 I/Oポート
108 カメラ
109 人感センサ
110 チューナー
111 多重化分離/デコード部
112 番組情報解析部
113 リモコン受信部
114 バスライン
115、115a、115b、115c、150、150a、150b、150c ケーブル
116A、116D、122A、122D リモコン
117 分岐器
120A、120D テレビ受像機(テレビ)
120a、130a 表示部
120b、121b リモコン受信部
121A、121D 録画機器
130 パーソナルコンピュータ(PC)
131 ネットワーク
132 サーバ
200 マイクロフォン

Claims (9)

  1. 番組視聴手段に表示された番組を視聴するユーザーを撮影するための撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像から前記番組に対する視聴態度を前記番組に関連づけて記録する記録手段と、
    前記視聴態度に基づいて前記ユーザーの好みの番組を推定する推定手段と、
    を備えたことを特徴とする番組嗜好推定装置。
  2. 前記記録手段は、検出した前記ユーザーの左右の瞳の座標及び顔面積の変化から前記視聴手段に対する前記ユーザーが正対しているか否かを記録することを特徴とする請求項1記載の番組嗜好推定装置。
  3. 前記記録手段は、前記ユーザーの瞳を検出し、前記番組に対する凝視の度合いを記録することを特徴とする請求項1または2記載の番組嗜好推定装置。
  4. 前記記録手段は、前記ユーザーが番組を視聴しているときの喜怒哀楽の度合いから嗜好情報を記録することを特徴とする請求項1から3の何れか一項記載の番組嗜好推定装置。
  5. 前記記録手段は、ユーザーごとに嗜好情報をデータベース化して記録することを特徴とする請求項1から4の何れか一項記載の番組嗜好推定装置。
  6. 前記視聴手段が設置されている室内の音声を検出する音声検出手段を備え、
    前記推定手段は、前記室内の雑音と前記視聴手段の音声とを比較することにより前記ユーザーが凝視しているか否かを推定することを特徴とする請求項1から5の何れか一項記載の番組嗜好推定装置。
  7. 番組を視聴するための視聴手段と、番組の内容を録画するための録画手段と、請求項1から6の何れか一項記載の番組嗜好推定装置と、前記番組嗜好推定装置で推定したユーザーの嗜好情報に基づいてユーザーの好みの番組を視聴予約もしくは録画予約する予約手段と、を備えたことを特徴とする画像視聴システム。
  8. 番組を視聴するユーザーを撮影し、撮影された画像から前記番組に対する視聴態度を前記番組に関連づけて記録し、前記視聴態度に基づいて前記ユーザーの好みの番組を推定することを特徴とする番組視聴確認方法。
  9. コンピュータに、
    撮影手段が、番組視聴手段に表示された番組を視聴するユーザーを撮影する手順、
    記録手段が、前記撮影手段により撮影された画像から前記番組に対する視聴態度を前記番組に関連づけて記録する手順、
    推定手段が、前記視聴態度に基づいて前記ユーザーの好みの番組を推定する手順、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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