JP2011128885A - 情報表示装置及び情報表示方法 - Google Patents

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Hiroshi Kazawa
広志 賀澤
Masatoshi Murakami
雅俊 村上
Mitsunori Omokawa
光教 面川
Osamu Kaseno
修 加瀬野
Hiroyuki Kamio
広幸 神尾
Yuki Nemoto
有樹 根本
Takayuki Tachikawa
貴之 立川
Megumi Miyazaki
恵 宮崎
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Abstract

【課題】この発明は、特定のユーザが目視しているか否かを判断して表示内容を適応的に変更することができるようにし、ユーザに対する使い勝手の自由度を向上させて利便性を高め実用に適するようにした情報表示装置及び情報表示方法を提供することを目的としている。
【解決手段】入力情報に基づいて表示を行なう表示手段(13)と、表示手段(13)の表示画面の前方を撮影するカメラ(14)と、カメラ(14)で撮影した顔の映像が表示画面を見ているか否かを判別し、見ていると判断されたとき、表示手段(13)の表示内容を所定のコンテンツに切り替える制御手段(22e)とを備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えばデジタルフォトフレーム等に使用して好適する情報表示装置及び情報表示方法に関する。
周知のように、近年では、デジタルカメラの普及に伴なって、デジタルフォトフレームの需要が急速に伸びてきている。このデジタルフォトフレームは、いわゆる写真立てのような形状に構成されており、通常の写真立てで写真の露出される部分が、例えば液晶表示パネル等で構成された表示モニタとなっている。
そして、このデジタルフォトフレームは、例えばデジタルカメラ等で撮影した写真のデータが記録されたメモリカードを挿入することにより、その記録データに基づいて、表示モニタに特定の写真を表示したり、複数の写真を一定時間ずつ順次切り替えて表示する、いわゆるスライドショーを行なったりすることができる。
また、この種のデジタルフォトフレームには、例えばインターネット等の外部ネットワークに接続可能な機能を有するものもあり、これによれば、ネットワーク上で特定のサーバにアクセスすることによって、例えば写真、ニュース、カレンダー等の各種情報を取得し、その取得した情報を表示することも可能である。
ところで、このようなデジタルフォトフレームは、まだまだ開発途上にある段階であって、種々の点で開発改良を施す余地が多々残されている。特に、現状では、表示映像の品質を高める方向の開発だけに限らず、ユーザにとっての使い勝手を良くし利便性をより一層高める方向での改良も強く要求されている。
特許文献1には、画像表示画面と鑑賞者との相対的位置関係を表わす鑑賞者位置情報を検出し、その検出された鑑賞者位置情報に基づいて画像表示画面に表示する画像のレイアウトを制御することにより、大型の表示画面上に各ユーザ(鑑賞者)にとって見易い表示を行なえるようにした構成が開示されている。
特開2006−086717号公報
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、特定のユーザが目視しているか否かを判断して表示内容を適応的に変更することができるようにし、ユーザに対する使い勝手の自由度を向上させて利便性を高め実用に適するようにした情報表示装置及び情報表示方法を提供することを目的とする。
この発明に係る情報表示装置は、入力情報に基づいて表示を行なう表示手段と、表示手段の表示画面の前方を撮影するカメラと、カメラで撮影した顔の映像が表示画面を見ているか否かを判別し、見ていると判断されたとき、表示手段の表示内容を所定のコンテンツに切り替える制御手段とを備えるようにしたものである。
また、この発明に係る情報表示方法は、入力情報に基づいて表示手段が表示を行なう工程と、表示手段の表示画面の前方をカメラで撮影する工程と、カメラで撮影した顔の映像が表示画面を見ているか否かを判別する工程と、見ていると判断されたとき、表示手段の表示内容を所定のコンテンツに切り替える工程とを有するようにしたものである。
上記した発明によれば、カメラで撮影した顔の映像が表示画面を見ていると判断されたとき、表示手段の表示内容を所定のコンテンツに切り替えるようにしたので、特定のユーザが目視しているか否かを判断して表示内容を適応的に変更することができ、ユーザに対する使い勝手の自由度を向上させて利便性を高め実用に適するようにすることができる。
この発明の実施の形態を示すもので、デジタルフォトフレームを正面側及び背面側から見た状態を説明するために示す外観図。 同実施の形態におけるデジタルフォトフレームの主要な信号処理系の一例を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態におけるデジタルフォトフレームに対するユーザ登録の手法を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルフォトフレームに対するユーザ登録の手法を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルフォトフレームに対するユーザ登録によって作成されたテーブルの一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルフォトフレームに対するユーザ登録処理動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態におけるデジタルフォトフレームに対する表示制御処理動作を説明するために示すフローチャート。 同実施の形態におけるデジタルフォトフレームに対する表示制御処理の一例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルフォトフレームに対する表示制御処理の他の例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルフォトフレームに対する表示制御処理の他の例を説明するために示す図。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1(a)は、この実施の形態で説明するデジタルフォトフレーム11を正面側から見た状態を示している。すなわち、このデジタルフォトフレーム11は、ほぼ薄型の長方形状に形成されたキャビネット12を有している。
そして、このキャビネット12内には、例えば液晶表示パネル等を備えた平面型ディスプレイである表示モニタ13が収容されている。この場合、表示モニタ13は、その表示画面がキャビネット12の正面側に露出されている。また、この表示モニタ13の表示画面は、タッチセンサ構造となっており、タッチ式の操作部を構成することができる。
さらに、このキャビネット12の図中上端部には、そのほぼ中央部分にカメラ14が設置されている。このカメラ14は、デジタルフォトフレーム11の正面側、より詳細に言えば、表示モニタ13の表示画面の前方に存在する被写体を撮影するように取り付けられている。
図1(b)は、上記デジタルフォトフレーム11を背面側から見た状態を示している。すなわち、上記キャビネット12の背面側には、電源スイッチ等を含む各種の操作子が配列された操作部15と、外部の図示しない記録再生機器やネットワーク等に接続するためのコネクタ部16とが設置されている。
図2は、上記デジタルフォトフレーム11の主要な信号処理系の一例を示している。すなわち、このデジタルフォトフレーム11は、上記した表示モニタ13、カメラ14及び操作部15の他に、カード装着部17、情報記録再生部18、顔認識処理部19、HDD(hard disk drive)インターフェース20及びネットワークインターフェース21を備えている。
そして、これらの表示モニタ13、カメラ14、操作部15、カード装着部17、情報記録再生部18、顔認識処理部19、HDDインターフェース20及びネットワークインターフェース21は、CPU(central processing unit)22aを内蔵した制御部22によって、個別にまたは複数個が関連して動作するように統括的に制御されている。
この場合、制御部22は、メモリ部22bを利用している。このメモリ部22bは、主として、CPU22aが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)と、該CPU22aに作業エリアを提供するためのRAM(random access memory)と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有している。
ここで、まず、上記カード装着部17は、例えばSD(secure digital)カード等のメモリカード23を着脱自在に装着可能としている。そして、このカード装着部17は、装着されたメモリカード23から、そこに記録されている写真等のデータを読み取り制御部22に供給している。なお、上記キャビネット12の側面には、メモリカード23を着脱するための図示しないスリットが形成されている。
また、上記カメラ14は、静止画や動画の撮影を行ない、撮影した映像データを制御部22に供給している。さらに、上記情報記録再生部18は、例えば半導体メモリ等で構成されており、カード装着部17やカメラ14から制御部22に供給されたデータの記録再生を行なうものである。
ここで、上記顔認識処理部19は、カメラ14で撮影された人物の顔の映像が、予め撮影されて例えば情報記録再生部18等に登録されている人物の顔の映像と一致するか否かを判別し、その判別結果を制御部22に出力している。
また、上記HDDインターフェース20は、上記コネクタ部16を構成する入出力端子16aを介して外部のHDD24に接続されている。これにより、制御部22は、カード装着部17やカメラ14から供給されたデータを、HDDインターフェース20及び入出力端子16aを介してHDD24に供給し、そのハードディスク24aに対して記録再生させることができる。
さらに、上記ネットワークインターフェース21は、上記コネクタ部16を構成する入出力端子16bを介して外部のネットワーク25に接続されている。これにより、制御部22は、ネットワークインターフェース21、入出力端子16b及びネットワーク25を介して所定のサーバ25にアクセスし、カード装着部17やカメラ14から供給されたデータをサーバ26に記録再生させることができる。
なお、上記制御部22は、HDD24で再生したデータをネットワーク25上のサーバ26に記録させたり、サーバ26から取得したデータをHDD24によりハードディスク24aに記録させたりすることもできる。
また、上記操作部15は、主として、電源スイッチと、上記表示モニタ13にカード装着部17、カメラ14、HDD24及びサーバ26等から取得した映像や文字等のコンテンツを表示させるか、タッチ式の操作部を表示させるかを切り替える表示切替スイッチとを備えている。
さらに、上記表示モニタ13は、操作部15の表示切替スイッチの切り替え操作に基づいて、カード装着部17、カメラ14、HDD24及びサーバ26等から取得した映像や文字等のコンテンツと、タッチ式の操作部とが選択的に表示される。なお、タッチ式の操作部は、コンテンツに重畳されて表示されるようにしても良いものである。
ここで、上記制御部22は、タッチ式操作制御部22cを内蔵している。このタッチ式操作制御部22cは、操作部15の表示切替スイッチがタッチ式の操作部の表示に切り替えられたとき、表示モニタ13にタッチ式の操作部を表示させる。そして、表示モニタ13の表示画面がタッチ操作されたときには、そのタッチ操作された領域の操作内容が実行されるように各部をそれぞれ制御している。
また、上記制御部22は、ユーザ登録制御部22dを内蔵している。このユーザ登録制御部22dは、詳細は後述するが、ユーザ登録を行ないたいユーザが、カメラ14によって自分の顔を撮影し、その撮影した顔の映像データと、そのユーザが表示させたい写真、ニュース、カレンダー等の各種コンテンツのデータとを対応させて情報記録再生部18に記録するまでの一連の動作を制御している。
さらに、上記制御部22は、表示制御部22eを内蔵している。この表示制御部22eは、詳細は後述するが、カメラ14によってデジタルフォトフレーム11の正面の被写体を撮影し、ユーザ登録を行なったユーザのみがデジタルフォトフレーム11を見ているという状態になった場合に、表示モニタ13の表示内容を、そのユーザが登録したコンテンツに自動的に切り替えるという一連の動作を制御するものである。
まず、上記ユーザ登録制御部22dについて具体的に説明する。すなわち、ユーザ登録を行ないたいユーザは、操作部15の表示切替スイッチを操作して、表示モニタ13にタッチ式の操作部を表示させる。そして、ユーザは、タッチ式の操作部を操作して、デジタルフォトフレーム11をユーザ登録モードに設定する。すると、上記ユーザ登録制御部22dは、表示モニタ13にユーザ登録画面を表示させ、以後、ユーザは、このユーザ登録画面にしたがって、ユーザ登録処理を行なうことになる。
このユーザ登録画面では、ユーザに対し、図3(a)に示すように、カメラ14に対して正面から向き合う位置を取り、かつ、表示モニタ13から腕を軽く延ばした距離だけ離れ、その状態で、タッチ式の操作部の撮影釦エリアにタッチして撮影を実行するように指示する。
これにより、カメラ14側から見ると、図4(a)に示すように、その撮像領域(フレームF)の中央部にユーザの正面向きの顔、つまり、ユーザがカメラ14を正面から見た顔の映像が撮影され、その映像のデータが情報記録再生部18に記録される。
その後、ユーザ登録画面は、ユーザに対し、図3(b)に示すように、カメラ14に向かって左側からカメラ14を斜めに見る位置を取り、かつ、表示モニタ13から腕を軽く延ばした距離だけ離れ、その状態で、タッチ式の操作部の撮影釦エリアにタッチして撮影を実行するように指示する。
これにより、カメラ14側から見ると、図4(b)に示すように、そのフレームFの右側に、ユーザが斜めにフレームFの中央部を向いた顔、つまり、ユーザがカメラ14に向かって左側手前からカメラ14の方向を斜めに見た顔の映像が撮影され、その映像のデータが情報記録再生部18に記録される。
次に、ユーザ登録画面は、ユーザに対し、図3(c)に示すように、カメラ14に向かって右側からカメラ14を斜めに見る位置を取り、かつ、表示モニタ13から腕を軽く延ばした距離だけ離れ、その状態で、タッチ式の操作部の撮影釦エリアにタッチして撮影を実行するように指示する。
これにより、カメラ14側から見ると、図4(c)に示すように、そのフレームFの左側に、ユーザが斜めにフレームFの中央部を向いた顔、つまり、ユーザがカメラ14に向かって右側手前からカメラ14の方向を斜めに見た顔の映像が撮影され、その映像のデータが情報記録再生部18に記録される。
上記のようにして、カメラ14に対して3方向からカメラ14の方向を見た顔の映像が撮影され、その映像のデータが情報記録再生部18に記録されると、次に、ユーザ登録制御部22dは、ユーザ登録画面により、ユーザに対して、表示させたい写真、ニュース、カレンダー等の各種コンテンツの取得先を示すデータを入力するように指示する。
そして、コンテンツの取得先を示すデータの入力が完了されると、ユーザ登録制御部22dは、図5に示すように、先に撮影したユーザの顔の映像データの記録先と、コンテンツの取得先とを対応させたテーブルを作成し、情報記録再生部18に記録する。なお、ユーザ登録制御部22dは、同じユーザが複数のコンテンツの取得先を入力した場合、コンテンツを表示させる時間帯を入力させるようにしている。このため、上記テーブルには、時間帯を示す項目も用意されている。
図6は、上記したユーザ登録制御部22dによるユーザ登録処理動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS1)され、ユーザが、ステップS2で、表示モニタ13に表示されたタッチ式の操作部を操作して、デジタルフォトフレーム11をユーザ登録モードに設定したとする。
すると、ユーザ登録制御部22dは、ステップS3で、カメラ14で撮影している顔が既に登録済みであるか否かを判別し、登録済みでないと判断された場合(NO)、ステップS4で、ユーザに対して、図3で説明したように、3方向からカメラ14の方向を見た顔の映像を撮影させる。
その後、ユーザ登録制御部22dは、ステップS5で、顔の撮影が完了したか否かを判別し、完了していないと判断された場合(NO)、ステップS4の処理に戻される。また、上記ステップS5で顔の撮影が完了したと判断された場合(YES)、ユーザ登録制御部22dは、ステップS6で、撮影された顔の映像データの記録先をテーブルに記録する。
そして、このステップS6の後、または、上記ステップS3で、カメラ14で撮影している顔が既に登録済みであると判断された場合(YES)、ユーザ登録制御部22dは、ステップS7で、ユーザに対して、表示させたい各種のコンテンツの取得先を示すデータを入力させ、テーブルに記録する。この場合、テーブルに記録されているコンテンツの取得先については、その追加、変更、削除等が可能である。
その後、ユーザ登録制御部22dは、ステップS8で、コンテンツの取得先を示すデータの入力が完了したか否かを判別し、完了していないと判断された場合(NO)、ステップS7の処理に戻され、完了したと判断された場合(YES)、処理を終了(ステップS9)される。
なお、コンテンツの取得先の入力手法としては、例えばコンテンツがHDD24のハードディスク24aに存在する場合、ハードディスク24a内のコンテンツを表示モニタ13に一覧表示させ、その中から所望のコンテンツを選択することにより、そのコンテンツの取得先がテーブルに入力されるといった方法が考えられる。
次に、上記表示制御部22eについて具体的に説明する。この表示制御部22eは、カメラ14によって撮影したデジタルフォトフレーム11の正面の被写体を解析して、ユーザ登録を行なったユーザのみがデジタルフォトフレーム11を見ていると判断された場合に、表示モニタ13の表示内容を、そのユーザが登録したコンテンツに自動的に切り替えるように制御している。
図7は、上記した表示制御部22eによる処理動作をまとめたフローチャートを示している。この処理は、表示モニタ13に通常の写真が表示され、かつ、カメラ14が撮影動作を行なっている状態で開始(ステップS11)される。すると、表示制御部22eは、ステップS12で、カメラ14で撮影されている被写体の中から人の顔を検出し、その検出された顔が既に登録済みの顔であるか否かを判別する。この判別は、検出された顔の映像データと、上記情報記録再生部18に記録された顔の映像データとを、顔認識処理部19により公知の顔認識技術を利用して比較することで実現される。
そして、カメラ14に撮影されている顔が登録済みの顔であると判断された場合(YES)、表示制御部22eは、ステップS13で、カメラ14の撮影範囲内に、登録済みの顔を持つ個人以外の人の顔が存在するか否かを判別する。この判別も、顔認識処理部19により公知の顔認識技術を利用することで実現可能である。
ここで、カメラ14の撮影範囲内に登録済みの顔を持つ個人以外の顔が存在しないと判断された場合(YES)、表示制御部22eは、ステップS14で、撮影されている登録済みの顔が、カメラ14に対して近くにあるか遠くにあるかを判別する。この判別は、図8(a)〜(c)に示すように、カメラ14で撮影され顔認識ができた部分を矩形の枠27で囲み、その枠27の面積を算出する。そして、算出された枠27の面積を予め設定された所定のしきい値と比較することにより実現される。
すなわち、ユーザ登録時に撮影した顔の大きさ、つまり、表示モニタ13から腕を軽く延ばした距離だけ離れ、その状態で、タッチ式の操作部の撮影釦エリアにタッチして撮影した顔の大きさが、図8(a)に示すサイズであるとする。すると、その撮影時の距離よりユーザの顔がカメラ14(デジタルフォトフレーム11)に近づくと、ユーザの顔のサイズは、図8(b)に示すように、ユーザ登録時よりも大きくなる。また、逆に、ユーザ登録時のときの撮影距離よりユーザの顔がカメラ14(デジタルフォトフレーム11)から離れていると、ユーザの顔のサイズは、図8(c)に示すように、ユーザ登録時よりも小さくなる。
このため、表示制御部22eでは、ユーザ登録時の顔に対する枠27の面積をしきい値とし、撮影された顔に対する枠27の面積が、しきい値と等しいか、または、しきい値よりも大きい場合に、登録済みの顔が、カメラ14に対して近くにあると判断し、しきい値よりも小さい場合に、遠くにあると判断する。
そして、登録済みの顔がカメラ14に対して近くにあると判断された場合(YES)、表示制御部22eは、ステップS15で、その顔を持つ個人がデジタルフォトフレーム11の表示モニタ13を見ているか否かを判別する。この判別は、撮影された顔に対する枠27の面積がしきい値以上になっている時間を計測することと、カメラ14側から見たフレームF内における顔の位置と顔の角度(向き)とを解析することとによって行なわれる。
すなわち、一般的に、人がデジタルフォトフレーム11の表示モニタ13に表示されている内容を見る場合、顔を表示モニタ13に近づけた状態で静止すると考えられる。このため、カメラ14で撮影された登録済みの顔に対する枠27の面積がしきい値以上になっている状態が、予め設定された所定時間以上継続したということが、登録済みの顔を持つ個人がデジタルフォトフレーム11の表示モニタ13を見ていると判断するための第1の条件となる。
また、カメラ14側から見たフレームF内における顔の位置と顔の向きとが、図4(a)〜(c)に示すようになっている場合は、いずれも、デジタルフォトフレーム11の表示モニタ13を見ていると判断することができる。すなわち、図4(a)では、フレームF内における顔の位置は中央で、顔の向きはフレームFの中心方向となっている。また、図4(b)では、フレームF内における顔の位置は右側であるが、顔の向きはフレームFの中心方向となっている。さらに、図4(c)では、フレームF内における顔の位置は左側であるが、顔の向きはフレームFの中心方向となっている。このような場合は、いずれも顔がフレームFの中心方向を向いており、デジタルフォトフレーム11の表示モニタ13を見ていると判断することができる。
これに対し、図9(a)に示すように、ユーザがカメラ14に対して正面に位置しているが、顔の方向がカメラ14に対して真横(右方向)を向いている状態では、カメラ14側から見ると、図10(a)に示すように、その撮像領域(フレームF)の中央部にユーザが左を向いた顔、つまり、フレームFの中心方向を見ていない向きの顔の映像が撮影されることになる。これは、例えば、ユーザがデジタルフォトフレーム11の前を単に横切った場合等に相当する。
また、図9(b)に示すように、ユーザがカメラ14に向かって左側手前に位置しているが、顔の方向がカメラ14に対して左斜め前方向を向いている状態では、カメラ14側から見ると、図10(b)に示すように、そのフレームFの右側の位置にユーザが右斜め前を向いた顔、つまり、フレームFの中心方向を見ていない向きの顔の映像が撮影されることになる。
さらに、図9(c)に示すように、ユーザがカメラ14に向かって右側手前に位置しているが、顔の方向がカメラ14に対して右斜め前方向を向いている状態では、カメラ14側から見ると、図10(c)に示すように、そのフレームFの左側の位置にユーザが左斜め前を向いた顔、つまり、フレームFの中心方向を見ていない向きの顔の映像が撮影されることになる。
そして、図10(a)〜(c)に示したようなフレームF内での位置及び向きを有する顔の映像が撮影された場合、換言すれば、先に登録した図4(a)〜(c)に示すフレームF内の顔の位置及び向きの範囲に含まれない位置及び向きを有する顔の映像が撮影されたとき、表示制御部22eは、ユーザが表示モニタ13を見ていないと判断する。なお、フレームF内における顔の向きについても、上記顔認識処理部19を用いて判別することができる。
つまり、カメラ14側から見たフレームF内における顔の位置と顔の向きとが、先に登録した図4(a)〜(c)に示すフレームF内の顔の位置及び向きの範囲に含まれているということが、登録済みの顔を持つ個人がデジタルフォトフレーム11の表示モニタ13を見ていると判断するための第2の条件となる。
そして、上記した第1及び第2の条件が満たされて、上記ステップS15で登録済みの顔を持つ個人がデジタルフォトフレーム11の表示モニタ13を見ていると判断された場合(YES)、表示制御部22eは、ステップS16で、表示モニタ13の表示映像を、その登録済みの顔を持つ個人が登録したコンテンツに自動的に切り替えて、処理を終了(ステップS18)する。
この場合、表示制御部22eは、ユーザ登録によって情報記録再生部18に記録されている複数人の顔のデータのうち、表示モニタ13を見ていると判断された顔のデータと一致するデータの記録先から、図5に示したテーブルを参照してコンテンツの取得先を検出し、その取得先からコンテンツを取得して表示モニタ13に表示させている。
また、上記した各ステップS12〜S15において、いずれかに否定的な判断結果が得られた場合(NO)、表示制御部22eは、ステップS17で、表示モニタ13に通常の写真を表示させて、処理を終了(ステップS18)する。
上記した実施の形態によれば、ユーザ登録した個人が、他の人が近くに存在しない状態で、デジタルフォトフレーム11の近くに来て、表示モニタ13を見ている場合にのみ、表示モニタ13の表示内容が、その個人が予め登録したコンテンツに自動的に切り替えられるようになる。すなわち、特定のユーザが目視しているか否かを判断して表示内容を適応的に変更することができるようにしたので、ユーザに対する使い勝手の自由度を向上させることができ、利便性を高め実用に適するものとなる。
また、デジタルフォトフレーム11の近くで、自己が登録したコンテンツの表示を見ていたユーザが、デジタルフォトフレーム11から離れたり、顔の向きが表示モニタ13を見ない方向を向いたりした場合には、表示制御部22eは、表示モニタ13に通常の写真を表示させるように自動的に切り替える。つまり、図7に示した各ステップS12〜S15において、いずれかに否定的な判断結果が得られた場合、表示制御部22eは、表示モニタ13に通常の写真を表示させるように切り替えられる。
さらに、上記した実施の形態では、デジタルフォトフレーム11を例に説明したが、この発明は、デジタルフォトフレーム11に限らず、例えばタッチ式の表示画面とカメラを搭載したPC(personal computer)等にも広く適用することができることはもちろんである。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
11…デジタルフォトフレーム、12…キャビネット、13…表示モニタ、14…カメラ、15…操作部、16…コネクタ部、16a,16b…入出力端子、17…カード装着部、18…情報記録再生部、19…顔認識処理部、20…HDDインターフェース、21…ネットワークインターフェース、22…制御部、22a…CPU、22b…メモリ部、22c…タッチ式操作制御部、22d…ユーザ登録制御部、22e…表示制御部、23…メモリカード、24…HDD、24a…ハードディスク、25…ネットワーク、26…サーバ、27…枠。

Claims (7)

  1. 入力情報に基づいて表示を行なう表示手段と、
    前記表示手段の表示画面の前方を撮影するカメラと、
    前記カメラで撮影した顔の映像が前記表示画面を見ているか否かを判別し、見ていると判断されたとき、前記表示手段の表示内容を所定のコンテンツに切り替える制御手段とを具備することを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記カメラで撮影した顔の映像を登録する登録手段を備え、
    前記制御手段は、前記カメラで撮影した顔の映像が前記登録手段に登録された顔の映像である場合、当該顔の映像が前記表示画面を見ているか否かを判別し、見ていると判断されたとき、前記表示手段の表示内容を所定のコンテンツに切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  3. 前記カメラで撮影した顔の映像を所定のコンテンツを示す情報と対応させて登録する登録手段を備え、
    前記制御手段は、前記カメラで撮影した顔の映像が前記登録手段に登録された顔の映像である場合、当該顔の映像が前記表示画面を見ているか否かを判別し、見ていると判断されたとき、前記表示手段の表示内容を前記登録手段に登録された情報が示す所定のコンテンツに切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  4. 前記カメラで撮影した顔の映像を登録する登録手段を備え、
    前記制御手段は、前記カメラで撮影した顔の映像が前記登録手段に登録された顔の映像であるとともに、前記カメラで撮影した映像の中に前記登録手段に登録された顔以外の顔の映像が存在しない場合、当該顔の映像が前記表示画面を見ているか否かを判別し、見ていると判断されたとき、前記表示手段の表示内容を所定のコンテンツに切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  5. 前記カメラで撮影した顔の映像を登録する登録手段を備え、
    前記制御手段は、前記カメラで撮影した顔の映像が前記登録手段に登録された顔の映像であり、前記カメラで撮影した映像の中に前記登録手段に登録された顔以外の顔の映像が存在せず、前記カメラで撮影した顔の映像が所定のしきい値よりも大きい場合、当該顔の映像が前記表示画面を見ているか否かを判別し、見ていると判断されたとき、前記表示手段の表示内容を所定のコンテンツに切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記カメラで撮影した顔の映像が所定のしきい値以上になっている時間と、前記カメラで撮影した顔の映像の位置及び向きとに基づいて、当該顔の映像が前記表示画面を見ているか否かを判別することを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  7. 入力情報に基づいて表示手段が表示を行なう工程と、
    前記表示手段の表示画面の前方をカメラで撮影する工程と、
    前記カメラで撮影した顔の映像が前記表示画面を見ているか否かを判別する工程と、
    見ていると判断されたとき、前記表示手段の表示内容を所定のコンテンツに切り替える工程とを有することを特徴とする情報表示方法。
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