JP2004189316A - 食料品用包装袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】食料品1を収容した状態で複数積み重ねたときに、当接する他の食料品包装袋Dにより塞がれない位置に通気孔部2を設けてある食料品用包装袋Dであって、前記通気孔部2が、複数の微細孔5,5…を集中的に形成してなる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、米袋などに用いられる食料品用包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の食料品包装袋として、一対のフィルム体を熱接着してなり、熱接着部に通気孔を設けた米袋がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記米袋では、熱接着部(ヒートシール部)の一部に接着(シール)していない部分を設け、これを通気孔としていたため、ヒートシール部が弱体化され、流通過程の荷扱いや落下による衝撃にヒートシール部が耐えきれず破れ、収容してある米がその破れた部分から外部へ漏れたり散乱したりするおそれがあった。
【0004】
また、前記ヒートシール部の一部にシールしていない部分を設け、これを通気孔とした前記米袋では、通気孔を設けてあるとはいっても、前記フィルム体どうしが密着してしまうことで前記通気孔が塞がれ、米袋の内外にわたる十分な空気の流通が行われず、通気性が悪いという問題もあった。
【0005】
また、他の米袋として、通気孔としてのパンチ孔をあけたものがある。この米袋では、十分な通気性が得られる反面、虫・水・ホコリなどの侵入を防止できないという問題があった。
【0006】
この発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、破袋を確実に防止でき、かつ、優れた通気性が得られ、防塵、防虫および防水効果の高い食料品用包装袋を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の食料品用包装袋は、食料品を収容した状態で複数積み重ねたときに、当接する他の食料品包装袋により塞がれない位置に通気孔部を設けてある食料品用包装袋であって、前記通気孔部が、複数の微細孔を集中的に形成してなる(請求項1)。
【0008】
また、前記通気孔部を、底部における角部分近傍に設けてあるとしてもよい(請求項2)。
【0009】
さらに、米袋として用いられるとしてもよい(請求項3)。
【0010】
また、前記通気孔部が、縦横方向にそれぞれ12〜15mmの幅を有するエリア内に、0.2〜0.7mmの直径を有する前記微細孔を60〜150個設けてなるとしてもよい(請求項4)。
【0011】
上記の構成により、破袋を確実に防止でき、かつ、優れた通気性が得られ、防塵、防虫および防水効果の高い食料品用包装袋を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1(A)は、この発明の第一実施例に係る食料品包装袋Dの構成を概略的に示す斜視図、図1(B)は、食料品を収容していない状態の前記食料品包装袋Dの構成を概略的に示す縦断面図である。
前記食料品包装袋Dは、例えば、米袋として用いられるものであり、食料品(本実施例では米)1を収容した状態で複数積み重ねたときに、当接する他の食料品1を収容した状態の食料品包装袋Dにより塞がれない位置に通気孔部2を設けてある。
【0013】
前記食料品包装袋Dは、例えば、縦断面ほぼ円筒形状のポリエチレンチューブ3からなる。詳しくは、前記ポリエチレンチューブ3はその製作加工上、一度ロール状に巻き取られていることから、図1(C)に示すように、円筒形状を平面化した形状となっている。
【0014】
そして、前記ポリエチレンチューブ3の2箇所に穿孔作業を行って、計4つの前記通気孔部2,2…を設け、一端部をヒートシール(熱接着)により接着して袋状とし、内部に前記食料品1を充填した後、最後に、ポリエチレンチューブ3の他端部をヒートシールにより接着することで、食料品1を収容した状態の前記食料品包装袋Dが形成される。
【0015】
なお、上記のように形成される食料品包装袋Dでは、その一端部と他端部とにヒートシール部4が設けられることとなる。
【0016】
また、前記食料品包装袋Dでは、上述したように、円筒形状を平面化した形状のポリエチレンチューブ3に穿孔作業を行うことから、1箇所に対する穿孔作業により表側および裏側に1つずつ前記通気孔部2が形成されることとなり、2箇所に対する穿孔作業により、図1(C)に示すように、表側および裏側に2つずつ計4つの前記通気孔部2,2…が形成されることとなるのである。
【0017】
前記通気孔部2は、本実施例では、食料品包装袋Dの前面側および後面側にそれぞれ2つずつ設けられており、詳しくは、前記食料品包装袋Dの底部における角部分近傍にそれぞれ設けられている。また、通気孔部2は、前記ヒートシール部4以外の部分に設けられる。
【0018】
そして、前記通気孔部2は、複数の微細孔5,5…を集中的に、つまり一極集中させた状態で形成してなる。詳しくは、前記通気孔部2は、縦横方向にそれぞれ10〜20mmの幅(好ましくは、12〜15mmの幅)を有するエリアa内に、0.15〜0.75mmの直径(好ましくは、0.2〜0.7mmの直径)を有する前記微細孔5を50〜200個(好ましくは、60〜150個)設けてなる。
【0019】
前記各微細孔5は、虫・ホコリなどの侵入を防止し、かつ水などの液体を通しにくい大きさとなっており、例えば、あたかも生け花用の剣山のごとく縫い針状の針を束ねて形成した穿孔手段(図示せず)を用いて穿孔され、一極集中型針孔を構成している。
【0020】
前記エリアaは、例えば、ほぼ円形状もしくは楕円形状であってもよいし、ほぼ矩形状もしくは正方形状であってもよいし、その他、多角形状などとしてもよい。
【0021】
なお、前記通気孔部2を構成する微細孔5の直径、数およびエリアaの大きさ・形状は、例えば、食料品包装袋D内に残留した空気を排出するときにかかる時間や水の侵入確率など、予想される食料品包装袋Dの使用状況や食料品包装袋Dが置かれる環境などを考慮して設定すればよい。
【0022】
図2(A)は、この発明の第二実施例に係る食料品包装袋D2 の構成を概略的に示す斜視図、図2(B)は、食料品を収容していない状態の前記食料品包装袋D2 の構成を概略的に示す縦断面図である。なお、上記第一実施例に示したものと同一構造の部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。
食料品包装袋D2 は、第一実施例の食料品包装袋Dに比して、ポリエチレンチューブ3からなるのではなく、2枚のフィルム体6,6の周縁部どうしをヒートシール(熱接着)により貼り合わせてなる点で異なる。
【0023】
すなわち、前記食料品包装袋D2 は、例えば、一対のほぼ矩形状のフィルム体6,6からなる。このフィルム体6は、例えば、ポリエチレンフィルムを基本素材として、この基本素材に合成樹脂フィルムや和紙などの紙を貼り合わせてなるものである。なお、前記フィルム体6は、このような構成のものに限られず、例えば、ポリエチレンフィルムどうしを貼り合わせたものでもよいし、ポリエチレンフィルムに代えてナイロンフィルムやポリエステルフィルムを用いたものでもよい。
【0024】
そして、図2(C)に示すように、一対のフィルム体6,6のうちの一方に穿孔作業を行って、前記通気孔部2,2を設け、その後、三方シール型シール方法により、フィルム体6,6の4辺のうち、3辺どうしをヒートシールにより接着して袋状とし、内部に前記食料品1を充填した後、最後に、フィルム体6,6の残りの1辺をヒートシールにより接着することで、食料品1を収容した状態の前記食料品包装袋D2 が形成される。
【0025】
なお、上記のように形成される食料品包装袋D2 では、その周縁部の全周にわたってヒートシール部4が設けられることとなる。
【0026】
前記通気孔部2は、本実施例では、食料品包装袋D2 の後面(裏面)側に2つ設けられ、詳しくは、前記食料品包装袋D2 の底部における左右の角部分近傍に1つずつ設けられている。
【0027】
図3(A)は、この発明の第三実施例に係る食料品包装袋D3 の構成を概略的に示す斜視図、図3(B)は、食料品を収容していない状態の前記食料品包装袋D3 の構成を概略的に示す縦断面図である。なお、上記第一および第二実施例に示したものと同一構造の部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。食料品包装袋D3 は、第二実施例の食料品包装袋D2 に比して、2枚のフィルム体6,6の周縁部どうしをヒートシール(熱接着)により貼り合わせてなるのではなく、1枚のフィルム体7よりなる点で異なる。
【0028】
すなわち、前記食料品包装袋D3 は、例えば、1枚のフィルム体7からなる。なお、このフィルム体7は、前記フィルム体6と同様の材料からなる。
【0029】
そして、図3(C)に示すように、1枚のフィルム体7を適宜に折り曲げた状態とし、センターシール、所謂、背貼合掌型のシール方法により、筒状とした後、その一端部をヒートシールにより接着して袋状とし、内部に前記食料品1を充填した後、フィルム体7の他端部をヒートシールにより接着することで、食料品1を収容した状態の前記食料品包装袋D3 が形成される。
【0030】
なお、上記のように形成される食料品包装袋D3 では、その一端部と他端部と背面部とにヒートシール部4が設けられることとなる。
【0031】
前記通気孔部2は、本実施例では、食料品包装袋D3 の後面(裏面)側に2つ設けられ、詳しくは、前記食料品包装袋D3 の底部における左右の角部分近傍に1つずつ設けられている。
【0032】
上記の構成からなる食料品包装袋Dでは、食料品包装袋Dの内外にわたる通気の敏速化を図るための通気孔部2を設けてあることから、食料品(例えば、米)1の充填時に、食料品包装袋D内の残留空気を速やかに通気孔部2から排出させることができ、従って、前記食料品1の充填作業の作業性が向上し、また、食料品1の充填後、積み上げられて保管されるときなどに、食料品包装袋Dがその内部の残留空気によって空気圧で膨らみ、滑落が引き起こることなどを防止できるのである。
【0033】
また、前記食料品包装袋Dでは、前記通気孔部2を、食料品1を収容した状態で複数積み重ねたときに、当接する他の食料品1を収容した状態の食料品包装袋Dにより塞がれない位置に設けてあることから、保管時など積み重ねた(積み上げた)状態とした場合にも、確実に食料品包装袋Dの内外にわたる空気の流通を妨げることはない。
【0034】
さらに、前記食料品包装袋Dでは、空気の流通を行わせるための微細孔5,5…を、虫・ホコリなどの侵入を防止し、かつ水などの液体を通しにくい大きさとしてあることから、前記通気孔部2を構成する微細孔5からの虫やホコリの侵入を防止できるとともに、水などの液体がかかった場合にも、その液体が微細孔5から食料品包装袋Dの内部にまで侵入することをある程度防止できるのである。
【0035】
また、前記食料品包装袋Dでは、前記微細孔5,5…を分散させて設けるのではなく、所定のエリアa内に集中的に、つまり一極集中させた状態で設けてあることから、水などの液体がかかった場合に、その液体が微細孔5にかかる確率を減らすことができ、ひいては液体が食料品包装袋D内に侵入する確率を減らすことができるのである。
【0036】
また、前記食料品包装袋Dでは、前記通気孔部2をヒートシール部4以外の部分に設けてあることから、前記ヒートシール部4が弱体化されることがなく、流通過程の荷扱いや落下による衝撃にヒートシール部4が耐えきれず破れ、収容してある米などの食料品1がその破れた部分から外部へ漏れたり散乱したりすることはない。
【0037】
また、前記食料品包装袋Dでは、前記微細孔5,5…を所定のエリアa内に集中的に、つまり一極集中させた状態で設けて前記通気孔部2を形成してあり、前記微細孔5,5…を分散させて設けた場合に比して、食料品(例えば、米)1の充填時などに、食料品包装袋D内の残留空気をより速やかに通気孔部2から排出させることができる。
【0038】
そして、第一実施例に係る食料品包装袋Dにより得られる効果が、前記第二実施例および第三実施例に係る食料品包装袋D2 ,D3 によっても得られることとなる。
【0039】
ここで、前記食料品包装袋Dの性能を評価するために試験を行った。以下に、表1を参照しながら、その試験の内容と結果について説明する。
【0040】
【表1】
【0041】
前記食料品包装袋Dの性能を評価するために、食料品包装袋Dのサンプルとして、厚さ80μmの低密度ポリエチレンチューブからなり、寸法が340mm×570mmである10kg用の米袋を複数用意し、通気孔部2の構成を2通りに変えて、2種類の米袋を作成し、これらの米袋について実験を行った。
【0042】
一方の米袋(以下、第一米袋という)の表裏両面にそれぞれ2箇所ずつ形成した各通気孔部2は、直径12mmの円形状である前記エリアa内に微細孔5を60個設けてなり、前記微細孔5は直径0.5mmの針を用いてあけたものである。なお、第一米袋1つに前記通気孔部2は合計4つ設けられていることから、前記微細孔5は全部で240個(60個×4)設けられていることになる。
【0043】
他方の米袋(以下、第二米袋という)の表裏両面にそれぞれ2箇所ずつ形成した各通気孔部2は、直径15mmの円形状である前記エリアa内に微細孔5を80個設けてなり、前記微細孔5は直径0.25mmの針を用いてあけたものである。なお、第二米袋1つに前記通気孔部2は合計4つ設けられていることから、前記微細孔5は全部で320個(80個×4)設けられていることになる。
【0044】
そして、第一米袋および第二米袋について、エア抜けテストを行った。このエア抜けテストは、各米袋に米を充填後、寝かせた米袋の上面に実験者が両手を軽く置くことによって行ったものであり、その結果、前記第一米袋では平均3秒でエア抜きが完了し、第二米袋では平均4秒でエア抜きが完了した。
【0045】
上記の結果から、前記第一米袋および第二米袋では、前記通気孔部2により十分な通気性が得られるとともに、米を充填した後に行うエア抜き作業の作業性が向上することが明らかである。
【0046】
続いて、第一米袋および第二米袋について、落下テストを行った。この落下テストは、米を充填した状態の各米袋を、1.5mの高さより、縦落とし(立てた状態での落下)および横落とし(寝かせた状態での落下)を各3回ずつ、合計6回落下させることによって行ったものであり、その結果、前記第一米袋および第二米袋のいずれにも、破袋(破れ)は認められなかった。
【0047】
上記の結果から、前記第一米袋および第二米袋は、その落下に耐えうる十分な強度を有していることが明らかである。
【0048】
最後に、第一米袋および第二米袋について、水濡れテストを行った。この水濡れテストは、米を充填した状態の各米袋に、シャワーからの水1リットルを20〜30cmの高さからその表面に直射することによって行ったものであり、その結果、前記第一米袋および第二米袋のいずれにも、水の侵入が認められなかった。
【0049】
上記の結果から、前記第一米袋および第二米袋は、高い防水効果を有していることが明らかである。
【0050】
また、前記食料品包装袋D2 の性能を評価するために試験を行った。以下に、表2を参照しながら、その試験の内容と結果について説明する。
【0051】
【表2】
【0052】
まず、前記食料品包装袋D2 の性能を評価するために、食料品包装袋D2 のサンプルとして、厚さ90μmの二軸延伸ナイロンフィルムと低密度ポリエチレンフィルムをドライラミネートした三方袋からなり、寸法が360mm×570mmである10kg用の米袋を用意し、実験を行った。
【0053】
前記米袋の裏面側の2箇所に形成された各通気孔部2は、直径12mmの円形状である前記エリアa内に微細孔5を60個設けてなり、前記微細孔5は直径0.5mmの針を用いてあけたものである。なお、前記米袋1つに前記通気孔部2は合計2つ設けられていることから、前記微細孔5は全部で120個(60個×2)設けられていることになる。
【0054】
そして、前記米袋について、エア抜けテストを行った。このエア抜けテストは、前記米袋に米を充填後、寝かせた米袋の上面に実験者が両手を軽く置くことによって行ったものであり、その結果、前記米袋では平均6〜8秒でエア抜きが完了した。
【0055】
上記の結果から、前記米袋では、前記通気孔部2により十分な通気性が得られるとともに、米を充填した後に行うエア抜き作業の作業性が向上することが明らかである。
【0056】
続いて、前記米袋について、落下テストを行った。この落下テストは、米を充填した状態の米袋を、1.5mの高さより、縦落とし(立てた状態での落下)および横落とし(寝かせた状態での落下)を各3回ずつ、合計6回落下させることによって行ったものであり、その結果、前記米袋に破袋(破れ)は認められなかった。
【0057】
上記の結果から、前記米袋は、その落下に耐えうる十分な強度を有していることが明らかである。
【0058】
最後に、前記米袋について、水濡れテストを行った。この水濡れテストは、米を充填した状態の前記米袋に、シャワーからの水1リットルを20〜30cmの高さからその表面に直射することによって行ったものであり、その結果、前記米袋に、水の侵入が認められなかった。
【0059】
上記の結果から、前記米袋は、高い防水効果を有していることが明らかである。
【0060】
なお、第三実施例に係る食料品包装袋D3 についての実験は行っていないが、第一実施例に係る食料品包装袋Dおよび第二実施例に係る食料品包装袋D2 と同様の結果が得られると予想される。
【0061】
【発明の効果】
上述したようにこの発明では、破袋を確実に防止でき、かつ、優れた通気性が得られ、防塵、防虫および防水効果の高い食料品用包装袋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、この発明の第一実施例に係る食料品包装袋の構成を概略的に示す斜視図、(B)は、食料品を収容していない状態の前記食料品包装袋の構成を概略的に示す縦断面図、(C)は、前記食料品包装袋を構成するポリエチレンチューブの構成を概略的に示す説明図である。
【図2】(A)は、この発明の第二実施例に係る食料品包装袋の構成を概略的に示す斜視図、(B)は、食料品を収容していない状態の前記食料品包装袋の構成を概略的に示す縦断面図、(C)は、前記食料品包装袋を構成する一対のフィルム体の構成を概略的に示す説明図である。
【図3】(A)は、この発明の第三実施例に係る食料品包装袋の構成を概略的に示す斜視図、(B)は、食料品を収容していない状態の前記食料品包装袋の構成を概略的に示す縦断面図、(C)は、前記食料品包装袋を構成するフィルム体の構成を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1…食料品、2…通気孔部、5…微細孔、D…食料品包装袋。
Claims (4)
- 食料品を収容した状態で複数積み重ねたときに、当接する他の食料品包装袋により塞がれない位置に通気孔部を設けてある食料品用包装袋であって、前記通気孔部が、複数の微細孔を集中的に形成してなることを特徴とする食料品用包装袋。
- 前記通気孔部を、底部における角部分近傍に設けてある請求項1に記載の食料品用包装袋。
- 米袋として用いられる請求項1または2に記載の食料品用包装袋。
- 前記通気孔部が、縦横方向にそれぞれ12〜15mmの幅を有するエリア内に、0.2〜0.7mmの直径を有する前記微細孔を60〜150個設けてなる請求項1〜3のいずれかに記載の食料品用包装袋。
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JP2008001367A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Masaaki Yoshinari | M製空気穴袋 |
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