JP2023012828A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の取り出し性の向上を図った包装袋を提供する。【解決手段】包装袋2は、1枚の積層フィルム6における対向する両側端部を合掌状にシールしている合掌シール部8を有する筒状部10と、合掌シール部の延在方向における筒状部の第1端部10aおよび第2端部10bをシールしている第1端部シール部14および第2端部シール部16とを有するピロー型の包装袋であって、筒状部のうち第1端部シール部寄りにおいて、延在方向を横切る方向に沿って形成されており、筒状部を破断するための第1開封予定線18Aと、筒状部のうち第2端部シール部寄りにおいて、延在方向を横切る方向に沿って形成されており、筒状部を破断するための第2開封予定線18Bと、第2開封予定線から第2端部シール部に向けて延びている第3開封予定線18Cとを有し、第1~第3開封予定線それぞれの破断強度は、20N/15mm以上40N/15mm以下である。【選択図】図1

Description

本発明は包装袋に関する。
内容物(食品、医薬品など)を包装する包装袋として、特許文献1に開示されている縦長の包装袋がある。このような包装袋では、包装袋を開封するために縦方向における端部近傍に幅方向に沿った開封予定線(特許文献1記載の弱化部)が形成されている。
国際公開第2009/090930号
縦長の包装袋では、縦方向における端部近傍に設けられた開封予定線を用いることで、包装袋の一端部近傍を幅方向に破断する。これによって、包装袋から内容物が取り出され得る。しかしながら、縦長の包装袋では、内容物によっては、開封予定線が形成されている側と反対側の端部近傍の内容物を取り出しにくいという問題があった。
そこで、本発明は、内容物の取り出し性の向上が図られた包装袋を提供することを目的とする。
本発明に係る包装袋は、1枚の積層フィルムにおける対向する両側端部を合掌状にシールしている合掌シール部を有する筒状部と、上記合掌シール部の延在方向における上記筒状部の第1端部および上記第1端部と反対側の第2端部をシールしており、上記合掌シール部とともに、内容物の収容空間を形成する第1端部シール部および第2端部シール部と、を有するピロー型の包装袋であって、上記筒状部のうち上記第1端部シール部寄りにおいて、上記延在方向を横切る方向に沿って形成されており、上記筒状部を破断するための第1開封予定線と、上記筒状部のうち上記第2端部シール部寄りにおいて、上記延在方向を横切る方向に沿って形成されており、上記筒状部を破断するための第2開封予定線と、 上記第2開封から上記第2端部シール部に向けて延びている第3開封予定線と、を有し、 上記第1開封予定線、上記第2開封予定線および上記第3開封予定線それぞれの破断強度は、20N/15mm以上40N/15mm以下である。
上記構成では、たとえば、まず、第1開封予定線を使用して筒状部を破断することによって包装袋を開封できる。これによって、第1端部側から内容物を取り出すことができる。次に、第2開封予定線を使用して筒状部を破断できる。そのため、第2端部側に位置する内容物を取り出し易い。第2開封予定線を用いて筒状部を破断した後、第3開封予定線を使用して筒状部を第2端部シール部側に向けて更に破断することによって、包装袋を開くことが可能である。その結果、第2端部側に位置する内容物(特に角部、底部等に位置する内容物)を取り出し易い。このように、包装袋では、3つの開封予定線を利用して包装袋を開封できるので、内容物の取り出し性が向上している。
上記第3開封予定線は、上記第2端部シール部まで延びていてもよい。これにより、包装袋をより大きく開く(または展開する)ことが可能であるため、内容部の取り出し性が一層向上する。
上記第2開封予定線の破断強度は、上記第1開封予定線の破断強度より大きくてもよい。この場合、包装袋の使用者が、包装袋を最初に開封する際に第1開封予定線を利用しやすい。
上記第2開封予定線の破断強度は、上記第1開封予定線の破断強度より大きい場合において、上記第3開封予定線の破断強度は、上記第2開封予定線の破断強度より大きくてもよい。この場合、包装袋の使用者が、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線をこの順に用いて、包装袋を開封し易い。
上記第3開封予定線を2つ以上有していてもよい。これにより、包装袋をより展開し易いので、内容部の取り出し性が一層向上する。
一実施形態に係る包装袋は、上記第1開封予定線から上記第1端部シール部に向けて延びている第4開封予定線を更に有し、上記第4開封予定線の破断強度は、20N/15mm以上40N/15mm以下であってもよい。この場合、たとえば、包装袋を最初に開封する際に、第1開封予定線および第2開封予定線のどちらを先に使用したとしても、内容部を取り出し易い。
本発明によれば、内容物の取り出し性が向上した包装袋を提供できる。
図1は、一実施形態に係る包装袋の平面図である。 図2は、図1のII―II線に沿った包装袋の断面構成の模式図である。 図3は、包装袋が有する積層フィルムの層構成を説明するための模式図である。 図4は、第3開封予定線の変形例を説明するための図面である。 図5は、包装袋が有する開封予定線の破断強度の測定方法を説明するための図面である。 図6は、包装袋の変形例を説明するための図面である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。同一の要素には同一符号を付する。重複する説明は省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1は、一実施形態に係る包装袋の平面図である。図2は、図1のII―II線に沿った包装袋の断面構成の模式図である。図3は、図1に示した包装袋を構成する積層フィルムの層構成を模式的に示した図面である。
図1および図2に示した包装袋2は、内容物4を収容するピロー型の包装袋である。内容物4として、たとえば、医薬品、食品等が挙げられる。包装袋2が収容する内容物4は、たとえば、球状(または粒状)の内容物4でもよいし、パウダー状の内容物4でもよいし、ゼリー状の内容物4でもよい。図2では、内容物4として、球状(または粒状)の医薬を模式的に示している。図2では、積層フィルム6の層構成の図示を省略している。
包装袋2は、1枚の積層フィルム6における対向する両側端部6aを合掌状にシールしている合掌シール部8(背シール部)を有する筒状部10と、合掌シール部8の延在方向における筒状部10の第1端部10aおよび第2端部10b(第1端部10aと反対側の端部)をシールしており、合掌シール部8とともに、内容物4の収容空間12を形成するトップシール部(第1端部シール部)14およびボトムシール部(第2端部シール部)16とを有する。図1では、トップシール部14およびボトムシール部16を明示するため、トップシール部14およびボトムシール部16にハッチングを付している。合掌シール部8、トップシール部14およびボトムシール部16におけるシール方法は、ピロー型の包装袋の分野において用いられているシール方法(例えば、熱シール)でよい。
以下、説明の便宜のため、包装袋2において、合掌シール部8が形成されている側の面を背面と称し、背面と反対側を表面と称す。
包装袋2は、合掌シール部8の延在方向の長さL1が、包装袋2を表面側(または背面側)からみた場合の幅方向(延在方向に直交する方向)の長さL2より長い縦長の形状を有する。よって、合掌シール部8の延在方向を縦方向と称す場合もある。
包装袋2の縦方向の長さL1の例は、50mm以上150mm以下である。包装袋2の幅方向の長さL2の例は、10mm以上50mm以下である。包装袋2においてトップシール部14とボトムシール部16の間の長さL3の例は、40mm以上140mm以下である。
積層フィルム6は、図3に示したように、基材層61と、中間層62と、シーラント層63とを有する。基材層61、中間層62およびシーラント層63は、基材層61、中間層62およびシーラント層63の順に積層されている。
基材層61は、包装袋2において外層に相当する。基材層61の厚さの例は、12μm以上25μm以下である。基材層61としては、包装袋2の目的によって各種の材料が用いられる。具体的には、基材層61の材料としては、延伸ポリプロピレン樹脂(OPP)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)等のポリエステル系樹脂、セロファン、三酢酸セルロース(TAC)樹脂等のセルロース系樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂(PMMA)、アイオノマー樹脂、ナイロン-6、ナイロン-66等のポリアミド系樹脂(NY)、ポリスチレン系樹脂(PS)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、ポリカーボネート樹脂(PC)、等の合成樹脂フィルム、紙シートを用いることができる。
中間層62は、基材層61とシーラント層63の間に配置される層である。中間層62の厚さの例は、6μm以上40μm以下である。中間層62としては、基材層61に用いたものと同様の材料の他、金属箔(たとえばアルミニウム箔)が用いられる。中間層62として、酸素や水蒸気の透過を抑制する各種ガスバリア層を用いることもできる。ガスバリア層としては、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム、ガスバリア性ナイロンフィルム、ガスバリア性ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等のガスバリア性フィルム、PETフィルム等にアルミニウム等の金属を蒸着した金属蒸着フィルム、PETフィルムに酸化アルミニウムや酸化珪素等の無機酸化物を蒸着させた無機酸化物蒸着フィルム、あるいは、ポリ塩化ビニリデンコーティング、水溶性樹脂と無機層状化合物を含有する被膜や金属アルコキシドあるいはその加水分解物とイソシアネート化合物を反応させた被膜からなる樹脂層などのガスバリアコーティング層などを用いることができる。
シーラント層63は、包装袋2における内層に相当する。シーラント層63の厚さの例は、10μm以上50μm以下である。シーラント層63としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン-αオレフィン共重合体、エチレン-メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン-エチレンランダム共重合体、プロピレン-エチレンブロック共重合体、プロピレン-αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等が使用される。
積層フィルム6において基材層61の内層(シーラント層63)側には印刷が施されていてもよい。この場合、基材層61は所定の印刷特性を有することが好ましい。
基材層61、中間層62、シーラント層63の積層には、接着剤を用いたドライラミネート法、樹脂(たとえばポリエチレン樹脂)をTダイから押し出してラミネートする押し出しラミネート法等が用いられる。図3では、接着剤などの図示を省略している。
積層フィルム6の層構成としては、次の例が挙げられる。以下の層構成例に記載の「AL箔」はアルミニウム箔の意味である。
(1)層構成例1:PETフィルム/PEフィルム/AL箔/ポリエチレン(PE)フィルム
PETフィルムが基材層61に相当する。PETフィルムの厚さの例は、12μm以上25μm以下である。
PEフィルムがシーラント層63に相当する。PEフィルムの厚さの例は、20μm以上50μm以下である。
PETフィルムおよびPEフィルムの間に配置されるPEフィルムおよびAL箔の積層部分が中間層62に相当する。PEフィルムの厚さの例は、15μm以上30μm以下である。AL箔の厚さの例は、7μm以上20μm以下である。
(2)層構成例2:PBTフィルム/PEフィルム/AL箔/PEフィルム
層構成例2は、層構成例1のPETフィルムの代わりにPBTフィルムを採用している点以外は、層構成例1と同様である。PBTフィルムの厚さの例は、10μm以上25μm以下である。
(3)層構成例3:NYフィルム/PEフィルム/AL箔/PEフィルム
層構成例3は、層構成例1のPETフィルムの代わりにNYフィルムを採用している点以外は、層構成例1と同様である。NYフィルムの厚さの例は、15μm以上25μm以下である。
(4)層構成例4:セロファン/PEフィルム/AL箔/PEフィルム
層構成例4は、層構成例1のPETフィルムの代わりにセロファンを採用している点以外は、層構成例1と同様である。セロファンの例は、たとえば、♯300のセロファン(30g/mのセロファン)である。
(5)層構成例5:紙シート/PEフィルム/AL箔/PEフィルム、
層構成例5は、層構成例1のPETフィルムの代わりに紙シートを採用している点以外は、層構成例1と同様である。紙シートの坪量の例は、50g/m~120g/mである。
(6)層構成例6:OPPフィルム/PEフィルム/AL箔/PEフィルム
層構成例6は、層構成例1のPETフィルムの代わりにOPPフィルムを採用している点以外は、層構成例1と同様である。OPPフィルムの厚さの例は、20μm以上30μm以下である。
トップシール部14は、筒状部10における第1端部10aがシールされた部分である。ボトムシール部16は、筒状部10における第2端部10bがシールされた部分である。トップシール部14およびボトムシール部16の縦方向の長さは同じでもよいし、異なっていてもよい。
図1に示したように、包装袋2は、包装袋2を開封するために、第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cを有する。
第1開封予定線18Aは、筒状部10においてトップシール部14寄りに形成されている。第1開封予定線18Aとトップシール部14との間の長さdは限定されないが、たとえば、包装袋2におけるトップシール部14とボトムシール部16との間の長さL3の10分の1以上、3分の1以下である。
本実施形態において、第1開封予定線18Aは、包装袋2の内容物4を取り出すために、最初に包装袋2(具体的には筒状部10)を破断するための線(破断線)である。第1開封予定線18Aは、包装袋2を平面視した場合(表面または背面から見た場合)において、縦方向を横切る方向に形成されている。一実施形態において、第1開封予定線18Aは、幅方向(縦方向に直交する方向)に形成されてている。第1開封予定線18Aは、筒状部10を周方向に一周している。
第1開封予定線18Aは、積層フィルム6の基材層61を貫通する実線状または破線状のハーフカット線である。積層フィルム6が、アルミニウム箔のようなガスバリア層を有する場合、第1開封予定線18Aは、上記ガスバリア層を貫通しないように形成されている。図1では、複数の脆弱部18aが、筒状部10の周方向に沿って形成されたミシン線としての第1開封予定線18Aを例示している。脆弱部18aは、たとえば基材層61に対する切込部分である。
第2開封予定線18Bは、筒状部10においてボトムシール部16寄りに形成されている。第2開封予定線18Bとボトムシール部16との間の長さdは限定されないが、たとえば、包装袋2におけるトップシール部14とボトムシール部16との間の長さL3の10分の1以上、3分の1以下である。
第1開封予定線18Aと第2開封予定線18Bの間の長さdは、たとえば、包装袋2におけるトップシール部14とボトムシール部16との間の長さL3の3分の1以上である。一実施形態において、長さdは、長さL3の1.5分の1以下でよい。一実施形態において、長さdは、30mm以上とし得る。第2開封予定線18Bは、第1開封予定線18Aを用いて開封された包装袋2から内容物4を一定量取り出した後、ボトムシール部16側の内容物4の取り出しを容易にするために包装袋2(具体的には筒状部10)を更に破断するための線(破断線)である。第2開封予定線18Bは、包装袋2を平面視した場合(表面または背面から見た場合)において、縦方向を横切る方向に形成されている。一実施形態において、第2開封予定線18B、幅方向(縦方向に直交する方向)に形成されてている。第2開封予定線18Bは、筒状部10を周方向に一周している。
第2開封予定線18Bは、第1開封予定線18Aと同様に、積層フィルム6の基材層61を貫通する実線状または破線状のハーフカット線である。積層フィルム6が、アルミニウム箔のようなガスバリア層を有する場合、第2開封予定線18Bは、上記ガスバリア層を貫通しないように形成されている。図1では、第1開封予定線18Aと同様に、複数の脆弱部18aが、筒状部10の周方向に沿って形成されたミシン線としての第2開封予定線18Bを例示している。脆弱部18aは、たとえば基材層61に対する切込部分である。
第3開封予定線18Cは、第2開封予定線18Bからボトムシール部16に向けて形成されている。すなわち、第3開封予定線18Cは、包装袋2を平面視した場合(表面または背面から見た場合)において、縦方向に形成されている。第3開封予定線18Cは、包装袋2の表面(合掌シール部8と反対側)に形成され得る。
第3開封予定線18Cは、図1に示したように、ボトムシール部16に接するまで形成されていてもよいし、図4に示したように、ボトムシール部16まで達していなくてもよい。第3開封予定線18Cは、第2開封予定線18Bを用いて包装袋2を破断した後に、更に内容物4を取り出し易いように、包装袋2(具体的には筒状部10)を破断するための線(破断線)である。
第3開封予定線18Cは、第1開封予定線18Aと同様に、積層フィルム6の基材層61を貫通する実線状または破線状のハーフカット線である。積層フィルム6が、アルミニウム箔のようなガスバリア層を有する場合、第3開封予定線18Cは、上記ガスバリア層を貫通しないように形成されている。図1では、第1開封予定線18Aと同様に、複数の脆弱部18aが、筒状部10の周方向に沿って形成されたミシン線としての第3開封予定線18Cを例示している。脆弱部18aは、たとえば基材層61に対する切込部分である。第2開封予定線18Bが上述したミシン線である場合、第3開封予定線18Cは、第2開封予定線18Bが有する脆弱部18aに接していることが好ましい。第3開封予定線18Cもミシン線である場合、第3開封予定線18Cが有する脆弱部18aが第2開封予定線18Bに接していることが好ましい。この場合、第3開封予定線18Cを用いて、包装袋2を破断し易い。
第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cは、積層フィルム6にたとえば刃物加工(レザー加工)、レーザー加工などによって形成され得る。
第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cの破断強度は、20N/15mm以上40N/15mm以下である。第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cの破断強度は、上記範囲内であれば同じでもよいし、異なっていてもよい。
たとえば、第2開封予定線18Bの破断強度は、第1開封予定線18Aの破断強度より大きくてもよい。この場合、第3開封予定線18Cの破断強度は、第2開封予定線18Bの破断強度より大きくてもよい。
破断強度は、JIS K 7127:1999に準拠した方法で測定され得る。具体的に図5を用いて説明する。図5は、積層フィルム6に形成する開封予定線の破断強度を測定する方法の一例を説明する模式図である。図5では、測定すべき開封予定線を開封予定線18として図示している。開封予定線18の破断強度を測定する場合、開封予定線18を形成した積層フィルム6から、幅L4が15mmとなる試験片Sを切り出し、両端を引張強度測定装置20のチャック22に挟んで上下方向(試験片Sの長手方向)に引っ張りながら、破断した時の引張強度(N/15mm)を測定し、その測定結果を破断強度として採用する。この時、開封予定線18が上下のチャック22の間の中央に位置するようにする。引張速度は、たとえば300mm/分である。
上記包装袋2はたとえば次のように製造され得る。平面形状が長方形の積層フィルム6を準備する。積層フィルム6において、第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cを、その形成予定部分に形成する。第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cは、前述した刃物加工、レーザー加工などによって形成され得る。その後、充填包装機で、内容物4が収容空間12に充填されるように、合掌シール部8、トップシール部14およびボトムシール部16を形成し、包装袋2を密封する。これによって、内容物4が収容された包装袋2が得られる。製造工程の順番などは適宜変更可能である。
上記包装袋2では、トップシール部14寄りの第1開封予定線18Aを用いて包装袋2を開封する。これにより、包装袋2から内容物4を取り出せる。包装袋2はピロー型であり、縦長の形状を有する。そのため、ボトムシール部16側の内容物4を取り出しにくい場合が生じる。
これに対して、包装袋2は、ボトムシール部16寄りに第2開封予定線18Bを有する。そのため、第2開封予定線18Bを用いて包装袋2を更に破断することで、ボトムシール部16側の内容物4を取り出し易い。
包装袋2は、第3開封予定線18Cを更に有する。第2開封予定線18Bで包装袋2を破断することによって、第3開封予定線18Cにおける第2開封予定線18B側の端部が、第2開封予定線18Bによる包装袋2の破断で生じた開口に位置する。これにより、第3開封予定線18Cを用いて、包装袋2を縦方向に破断可能である。その結果、包装袋2を開く(または展開する)ことができるので、ボトムシール部16寄りの内容物4を一層取り出し易い。たとえば、ボトムシール部16寄りの角部、底部などに位置する内容物4を一層確実に取り出せる。そのため、包装袋2の内容物4を有効に利用できる。特に、内容物4が粒状物である場合に、ボトムシール部16側の角部、底部などに残っている粒状物を取り出し易いので、包装袋2は有効である。
包装袋2が有する第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cの破断強度は、20N/15mm以上40N/15mm以下である。これによって、たとえば、積層フィルム6の製袋に充填包装機を用いる場合であっても、上記3つの開封予定線が形成されていても積層フィルム6の破断を防止しながら包装袋2を製造可能である。
したがって、包装袋2では、充填包装機を用いて製造の容易性が確保されながら、内容物4の取出し性が向上している。
第3開封予定線18Cが、第2開封予定線18Bからボトムシール部16まで延びている場合、包装袋2のボトムシール部16側を一層開く(または展開する)ことが可能である。その結果、ボトムシール部16側の内容物4を一層取り出しやすい。
第2開封予定線18Bの破断強度が第1開封予定線18Aの破断強度より大きい場合、包装袋2の使用者が、第1開封予定線18Aを最初に使用して包装袋2を開封し易い。本実施形態の包装袋2では、包装袋2から内容物4を取り出す場合、第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cの順に包装袋2が破断されることが想定されている。このような使用を促すために、たとえば、包装袋2に開封順が印刷されていてもよいし、使用説明書が添付されていてもよい。このような説明があっても、使用者が誤って第2開封予定線18Bから開封を試みる場合も想定され得る。上記のように、第2開封予定線18Bの破断強度が第1開封予定線18Aの破断強度より大きい場合、第1開封予定線18Aを使用する場合に比べれば、第2開封予定線18Bを用いて包装袋2を開封しにくい。よって、使用者が、使用方法を間違っていることに気づきやすく、その結果、第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cの機能が有効に作用し、使用者が内容物4をより容易に取り出せる。
第2開封予定線18Bの破断強度が第1開封予定線18Aの破断強度より大きく且つ第3開封予定線18Cの破断強度が第2開封予定線18Bの破断強度より大きい場合、第1開封予定線18A、第2開封予定線18Bおよび第3開封予定線18Cをこの順に使用して包装袋2を破断し易い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示される範囲が含まれること、および、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1では、包装袋2の表面において幅方向中央部に第3開封予定線18Cが形成されている形態を例示している。しかしながら、第3開封予定線18Cは、幅方向中央部以外に形成されていてもよい。たとえば、図6の(a)に示したように、第3開封予定線18Cは、包装袋2を平面視した状態で表面の縁部近傍に形成されていてもよい。この場合、包装袋2のボトムシール部16寄りの角部近傍の内容物4を容易に取り出せる。
図6の(b)に示したように、包装袋2は、第1開封予定線18Aからトップシール部14に向けて形成された第4開封予定線18Dを更に有してもよい。第4開封予定線18Dは、トップシール部14側に形成されている点以外は、第3開封予定線18Cと同じである。よって、第4開封予定線18Dもトップシール部14まで延びていてもよいし、トップシール部14まで達していなくてもよい。第4開封予定線18Dの破断強度は、20N/15mm以上40N/15mm以下である。
第4開封予定線18Dを備えている包装袋2では、包装袋2を最初に開封する場合に、第1開封予定線18Aおよび第2開封予定線18Bのどちらを使用することも可能である。包装袋2を開封するために第1開封予定線18Aを最初に使用するように包装袋2が設計されていた場合(たとえば、使用説明書或いは表面にそのような使用方法が記載されている場合)であっても、第2開封予定線18Bから最初に開封されてしまう場合も生じ得る。そのような場合であっても、第1開封予定線18A側に第4開封予定線18Dが形成されているので、トップシール部14側の内容物4を取り出し易い。
図6の(c)に示したように、包装袋2を平面視した状態で表面の両縁部近傍それぞれに第3開封予定線18Cが形成されていてもよい。この場合、包装袋2のボトムシール部16寄りにおいて表面の両縁部側の角部近傍の内容物4を取り出し易い。第3開封予定線18Cの数は、3以上でもよい。
第1開封予定線18Aおよび第2開封予定線18Bのように、縦方向を横切る方向に形成される開封予定線の数は、3本以上でもよい。
上記実施形態および変形例は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜組み合わされてもよい。
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
(実施例1)
実施例1では、図1に示したピロー型の包装袋を製造した。まず、製造した包装袋の構成を説明する。
包装袋は、1枚の積層フィルムにおける対向する両側端部を合掌状にシールしている合掌シール部を有する筒状部と、合掌シール部の延在方向(縦方向)における筒状部の両端部をシールしているトップシール部およびボトムシール部を有していた。包装袋の縦方向の長さ(図1の長さL1)は100mmであり、幅方向の長さ(図1の長さL2)は25mmであった。トップシール部およびボトムシール部の長さは7mmであった。
包装袋を構成する積層フィルムには、上記実施形態の(層構成例1)の層構成を有する積層フィルムを用いた。すなわち、積層フィルムの層構成は、次のとおりであった。下記層構成のPEフィルムはルーダー加工によって得られた層であった。
PETフィルム/PEフィルム/AL箔/PEフィルム
包装袋には、トップシール部寄りおよびボトムシール部寄りにそれぞれ開封予定線を有していた。トップシール部寄りの開封予定線を第1開封予定線と称し、ボトムシール部寄りの開封予定線を第2開封予定線と称す。第1開封予定線とトップシール部との間の長さ(図1の長さd)および第2開封予定線とボトムシール部との間の長さ(図1の長さd)は18mmであった。第1開封予定線および第2開封予定線は、包装袋の平面視において、縦方向に直交しており、包装袋の周方向に沿って形成されていた。第1開封予定線および第2開封予定線は平行であり、それらの間の長さは30mmであった。
包装袋には、表面(合掌シール部側と反対の面)において、幅方向中央部に第2開封予定線からボトムシール部まで延びる第3開封予定線が形成されていた。
第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線は、積層フィルムの基材層であるPETフィルムのみに切込みが形成されたハーフカット線であり、且つ、複数の脆弱部が離散的に配置されたミシン線であった。第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線それぞれにおける複数の脆弱部の長さおよび隣接する脆弱部間の長さは同じであった。実施例1における脆弱部の長さおよび隣接する脆弱部間の長さは、表1のとおりであり、図5に示した破断強度の測定方法(JIS K 7127:1999に準拠した方法)を用いて破断強度を測定しながら、表1に示した破断強度を実現するように設計されたものであった。破断強度を測定する際において、引張速度は、300mm/分であった。以降に説明する実施例および比較例における破断強度も同様に図5に示した方法での破断強度を測定しながら設計したものである。
包装袋内には、直径3mmの球体薬剤模型を内容物のモデルとして複数収容した。
内容物を収容した上記包装袋は次のようにして製造した。
上述した層構成を有しており平面視において長方形の積層フィルムを準備した。積層フィルムにおいて、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線を、その形成予定部分に形成した。第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線は、レーザー加工機によって形成した。その後、充填包装機で、合掌シール部、トップシール部およびボトムシール部を形成しながら、内側に内容物を充填し、内容物が収容された包装袋を得た。
(実施例2~7)
実施例2~7それぞれでは、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線の破断強度を表1のように変更した点以外は、実施例1と同様の構成の包装袋を作製した。実施例2~7それぞれにおいても、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線は同じ構成を有していた。すなわち、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線において、脆弱部の長さおよび隣接する脆弱部の間の長さは同じあった。第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線の破断強度は、隣接する脆弱部の間の長さを、表1に示したように実施例1の場合から変更することによって調整した。実施例2~7それぞれの包装袋内には実施例1の場合と同じ数の内容物(直径3mmの球体薬剤模型)を収容した。
(比較例1,2)
比較例1,2それぞれでは、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線の破断強度を表1のように変更した点以外は、実施例1と同様の構成の包装袋を作製した。ただし、後述するように、比較例1,2では、充填包装機で製袋する際に積層フィルムが破断した。そのため、比較例1,2では、手作業にて包装袋を作製した。比較例1,2それぞれにおいても、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線は同じ構成を有していた。すなわち、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線において、脆弱部の長さおよび隣接する脆弱部の間の長さは同じあった。第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線の破断強度は、隣接する脆弱部の間の長さを、表1に示したように実施例1の場合から変更することによって調整した。比較例1,2それぞれの包装袋内には実施例1の場合と同じ数の内容物(直径3mmの球体薬剤模型)を収容した。
(比較例3,4)
比較例3,4それぞれでは、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線の破断強度を表1のように変更した点以外は、実施例1と同様の構成の包装袋を作製した。比較例3,4それぞれにおいても、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線は同じ構成を有していた。すなわち、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線において、脆弱部の長さおよび隣接する脆弱部の間の長さは同じあった。第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線の破断強度は、隣接する脆弱部の間の長さを、表1に示したように実施例1の場合から変更することによって調整した。比較例3,4それぞれの包装袋内には実施例1の場合と同じ数の内容物(直径3mmの球体薬剤模型)を収容した。
(比較例5)
比較例5では、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線を形成しない点以外は、実施例1と同様の構成の包装袋を作製した。比較例5の包装袋では、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線に対する脆弱部が存在しないため、表1では、脆弱部に関連する欄を空欄としている。表1における比較例5の破断強度は、積層フィルム自体の破断強度に相当する。比較例5の包装袋内には実施例1の場合と同じ数の内容物(直径3mmの球体薬剤模型)を収容した。
(比較例6)
比較例6では、第3開封予定線を有しない点以外は、実施例1と同様の構成の包装袋を作製した。比較例6の包装袋内には実施例1の場合と同じ数の内容物(直径3mmの球体薬剤模型)を収容した。
(比較例7,8)
比較例7,8それぞれでは、第3開封予定線を有しない点、および、第1開封予定線および第2開封予定線の破断強度を表1のように変更した点以外は、実施例1と同様の構成の包装袋を作製した。比較例7,8それぞれにおいても、第1開封予定線および第2開封予定線は同じ構成を有していた。すなわち、第1開封予定線および第2開封予定線において、脆弱部の長さおよび隣接する脆弱部の間の長さは同じあった。第1開封予定線および第2開封予定線の破断強度は、隣接する脆弱部の間の長さを、表1に示したように実施例1の場合から変更することによって調整した。比較例7,8それぞれの包装袋内には実施例1の場合と同じ数の内容物(直径3mmの球体薬剤模型)を収容した。
Figure 2023012828000002
(評価方法)
実施例1~7および比較例1~8を以下の観点で評価した。
(1)充填包装機適正
積層フィルム(または筒状部)を充填包装機で製袋する際に、破断せずに製袋できた場合を評価Aとし、充填包装機で製袋した場合に破断した場合を評価Bとした。
評価Bに該当した場合、充填包装機を使用せずに手作業で包装袋を製造し、他の評価を行った。
(2)開封性
実施例1の場合を例にして開封性の評価基準を説明する。実施例1の包装袋において、第1開封予定線および第2開封予定線を用いて包装袋を開封した場合において、開封時に第1開封予定線および第2開封予定線の少なくとも一つから3mm以上ずれるものを評価Bとし、それ以外を評価Aとした。
実施例2~7および比較例1~8それぞれの包装袋においても同様の基準で開封性を評価した。
(3)使用感
40名のパネラーに実施例1~7および比較例1~8の包装袋から内容物(直径3mmの球状薬剤模型)を取り出してもらい、取り出しやすさと残量の2つの観点から「良好」か「不良」かを評価してもらった。残量に関しては、内容物を全てとりだすことができたか否かで評価してもらった。したがって、包装袋に収容された複数の内容物の一定量まで取り出し易い場合であっても、内容物全部を取り出せない場合は、「不良」という評価であった。評価結果を集計して、35名以上の「良好」という評価結果が得られた包装袋を評価Aとし、それ以外を評価Bとした。
なお、実施例1~7および比較例1~5においては、包装袋から内容物を取り出してもらう際、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線の順に包装袋を開封してもらった。比較例6~8においては、包装袋から内容物を取り出してもらう際、第1開封予定線および第2開封予定線の順に包装袋を開封してもらった。
(4)総評
上記充填包装機適正、開封性および使用感の評価結果が全て評価Aの場合を評価Aとし、何れかで評価Bが存在する場合を評価Bとした。
上記充填包装機適正、開封性、使用感および総評の結果は、表2のとおりであった。
Figure 2023012828000003
表2に示した実施例1~7および比較例6~8の結果と、比較例1~3の結果との比較により、第1開封予定線、第2開封予定線および第3開封予定線を積層フィルムに形成した状態であっても、破断強度が20N/15mm以上40N/15mm以下であれば充填包装機で製袋可能であることが検証された。更に、第3開封予定線を有することによって、使用感が向上すること、すなわち、包装袋に球状薬剤模型が複数収容されている場合に、それらを取り出し易く且つ全て取り出すことが可能であることが、検証された。
2…包装袋、4…内容物、6…積層フィルム、6a…側端部、8…合掌シール部、10…筒状部、10a…第1端部、10b…第2端部、12…収容空間、14…トップシール部(第1端部シール部)、16…ボトムシール部(第2端部シール部)、18A…第1開封予定線、18B…第2開封予定線、18C…第3開封予定線、18D…第4開封予定線。

Claims (6)

  1. 1枚の積層フィルムにおける対向する両側端部を合掌状にシールしている合掌シール部を有する筒状部と、前記合掌シール部の延在方向における前記筒状部の第1端部および前記第1端部と反対側の第2端部をシールしており、前記合掌シール部とともに、内容物の収容空間を形成する第1端部シール部および第2端部シール部と、を有するピロー型の包装袋であって、
    前記筒状部のうち前記第1端部シール部寄りにおいて、前記延在方向を横切る方向に沿って形成されており、前記筒状部を破断するための第1開封予定線と、
    前記筒状部のうち前記第2端部シール部寄りにおいて、前記延在方向を横切る方向に沿って形成されており、前記筒状部を破断するための第2開封予定線と、
    前記第2開封から前記第2端部シール部に向けて延びている第3開封予定線と、
    を有し、
    前記第1開封予定線、前記第2開封予定線および前記第3開封予定線それぞれの破断強度は、20N/15mm以上40N/15mm以下である、
    包装袋。
  2. 前記第3開封予定線は、前記第2端部シール部まで延びている、
    請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記第2開封予定線の破断強度は、前記第1開封予定線の破断強度より大きい、
    請求項1または2に記載の包装袋。
  4. 前記第3開封予定線の破断強度は、前記第2開封予定線の破断強度より大きい、
    請求項3に記載の包装袋。
  5. 前記第3開封予定線を2つ以上有する、
    請求項1~4の何れか一項に記載の包装袋。
  6. 前記第1開封予定線から前記第1端部シール部に向けて延びている第4開封予定線を更に有し、
    前記第4開封予定線の破断強度は、20N/15mm以上40N/15mm以下である、
    請求項1~5の何れか一項に記載の包装袋。

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