JP2004185925A - スイッチ - Google Patents

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Toshihiro Tanaka
稔啓 田中
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
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Abstract

【課題】小型で、生産性が良く、且つ、安価で操作性の良好なスイッチを提供する。
【解決手段】本発明のスイッチは、前面に開放部1dが設けられた絶縁材からなるケース1と、開放部1dに位置し、ケース1に回動可能に軸支されたレバー4と、ケース1に取り付けられたバネ性ある金属薄板からなる可動接点2と、ケース1に取り付けられ、可動接点2に接離可能な固定接点3とを備え、可動接点2は、支持部2cと、この支持部2cを支点として自由端側が回動可能なアーム部2dを有し、レバー4の回動時、可動接点2のアーム部2dの自由端側がレバー4の押圧で回動されて、接点の切換を行うようにしたため、可動接点2がケース1に取り付けできて、可動接点がレバーに取り付けられる従来に比して、可動接点の取付が簡単で、生産性の良好なものが得られる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は種々の電子機器に使用して好適なスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチの図面を説明すると、図8は従来のスイッチの要部断面図、図9は従来のスイッチの分解斜視図である。
【0003】
次に、従来のスイッチの構成を図8,図9に基づいて説明すると、合成樹脂の成型品からなる箱形のケース51は、金属板からなる一対の固定接点52を埋設した底壁51aと、この底壁51aの周囲から上方に延びる側壁51bと、この側壁51bに設けられた係止用の突起51cと、対向する一対の側壁51bの上端部に設けられた軸支用の孔51dを有する。
【0004】
合成樹脂の成型品からなるレバー53は、三角板状の操作部53aと、この操作部53aの下方に設けられた板状部53bと、この板状部53bの下方に設けられた突部53cと、操作部53aの一端側に設けられた軸部53dと、この軸部53dの下方に設けられた切り込み部53eを有する。
【0005】
そして、このレバー53は、板状部53bがケース51の開放部に位置し、操作部53aがケース51の外方に突出した状態で、軸部53dを孔51dに挿入されて、レバー53は、軸部53dを支点として、回動可能に取り付けられている。
【0006】
コ字状の取付部材54は、中央部にスリット54aが設けられた上面板54bと、凹部54cが設けられ、上面板54bから折り曲げられた折り曲げ片54dを有する。
【0007】
この取付部材54は、スリット54aに操作部53aを挿通し、上面板54bでケース51の開放部を覆った状態で、折り曲げ片54dの凹部54cを突起51cに掛け止めして、ケース51に取り付けられる。
【0008】
そして、取付部材54がケース51に取り付けられた際、上面板54bがレバー53の板状部53bの上部位置して、レバー53の上方への回動を阻止(ストップ)するようになっている。
【0009】
バネ性ある金属薄板からなる略V字状の可動接点55は、平板状の基部55aと、基部55aの一端から折り曲げられた折り曲げ部55bと、この折り曲げ部55bから延びるアーム部55cと、このアーム部55cと折り曲げ部55bに跨って形成されたスリット55dと、アーム部55cの自由端部に設けられた接点部55eを有する。
【0010】
この可動接点55は、基部55aの先端部が切り込み部53eに掛け止めされると共に、折り曲げ部55bが突部53cを抱持した状態で突部53cに掛け止めされて、レバー53に取り付けられる。
【0011】
そして、可動接点55がレバー53に取り付けられた際、接点部55eは、固定接点52に弾接可能となっていると共に、軸部53dを支点としてレバー53が回動した時、可動接点55は、切り込み部53eと突部53cによって、全体がレバー53と共に回動する。
【0012】
また、可動接点55が回動すると、接点部55eが固定接点52に接離して、接点の切換が行われ、また、レバー53の回動操作を解除すると、レバー53は、アーム部55cのバネ性により、取付部材54にぶつかった元の状態に戻るようになる。(例えば、特許文献1参照)
【0013】
【特許文献1】
特開平9−245573号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスイッチは、可動接点55がレバー53の切り込み部53eと突部53cとに掛け止めされて、可動接点55が2カ所の掛け止め部によって回動するようにしたため、可動接点55の取付が面倒で、生産性が悪いという問題がある。
また、可動接点55は、全体が回動動作するため、スイッチ全体が大型になるという問題がある。
また、可動接点55は、アーム部55cの先端部に設けられた接点部55eが固定接点52に摺動するようにしたため、レバー53の移動を大きくする必要が生じ、レバー53の可動量が大きくなって、大型になるばかりか、操作性が悪くなるという問題がある。
また、レバー53の取付、及びストッパーのために取付部材54を必要とし、部品点数が多くなって、コスト高で、生産性が悪いという問題がある。
【0015】
そこで、本発明は小型で、生産性が良く、且つ、安価で操作性の良好なスイッチを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、前面に開放部が設けられた絶縁材からなるケースと、前記開放部に位置し、前記ケースに回動可能に軸支されたレバーと、前記ケースに取り付けられたバネ性ある金属薄板からなる可動接点と、前記ケースに取り付けられ、前記可動接点に接離可能な固定接点とを備え、前記可動接点は、支持部と、この支持部を支点として自由端側が回動可能なアーム部を有し、前記レバーの回動時、前記可動接点の前記アーム部の自由端側が前記レバーの押圧で回動されて、接点の切換を行うようにした構成とした。
【0017】
また、第2の解決手段として、前記固定接点は、前記アーム部の前記支持部と前記アーム部の前記レバー当接位置との間で接離するようにした構成とした。
また、第3の解決手段として、前記レバーは、前記アーム部によって元の位置に復帰するようにした構成とした。
【0018】
また、第4の解決手段として、前記レバーは、回動可能に軸支される軸支部と、この軸支部から延びて形成された操作部と、この操作部の先端部と前記軸支部との間で、前記操作部に設けられた押圧部を有し、前記押圧部で前記アーム部を押圧して回動するようにした構成とした。
【0019】
また、第5の解決手段として、前記操作部には、前記アーム部の自由端部側を受け入れる窪み部が設けられた構成とした。
また、第6の解決手段として、前記レバーは、前記軸支部が前記ケースに対してスナップ止めされて、前記レバーが前記ケースに取り付けられた構成とした。
【0020】
また、第7の解決手段として、前記レバーの前記軸支部と前記アーム部の前記支持部は、前記ケースに対して同一側に配置され、前記軸支部を支点として前記操作部を回動した時、前記支持部を支点として回動する前記アーム部の回動方向が前記操作部の回動方向と同じ方向とした構成とした。
【0021】
また、第8の解決手段として、前記操作部の外周面には、前記軸支部の軸線方向に延びる平坦面が設けられ、前記平坦面を前記ケースに当接させて、前記レバーの復帰方向の回動をストップするようにした構成とした。
【0022】
また、第9の解決手段として、前記固定接点は、バネ性ある金属薄板で形成され、前記ケースには、前記固定接点の接点部の動きを止める壁部が設けられた構成とした。
【0023】
また、第10の解決手段として、箱形をなす前記ケース内が前記壁部で区画されて、少なくとも2個の区画室を有し、前記可動接点と前記固定接点が異なる前記区画室に配置された構成とした。
また、第11の解決手段として、前記レバーの前記操作部が前記ケースの前記開放部を塞ぐように配置された構成とした。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明のスイッチの図面を説明すると、図1は本発明のスイッチの斜視図、図2は本発明のスイッチの分解斜視図、図3は本発明のスイッチの内部を示すために一部を切り欠きした斜視図、図4は本発明のスイッチの要部断面図、図5は本発明のスイッチの第1の動作を示すための要部断面図、図6は本発明のスイッチの第2の動作を示すための要部断面図、図7は本発明のスイッチに係り、レバーと可動接点の動きを示す説明図である。
【0025】
次に、本発明のスイッチの構成を図1〜図7に基づいて説明すると、合成樹脂の成型品からなる箱形のケース1は、底壁1aと、この底壁1aの両側から上方に突出した一対の側壁1bと、この一対の側壁1bの上端部を繋ぐ上壁1cと、前面部に設けられた開放部1dと、この開放部1dと対向する背面側を塞ぐように設けられた背面壁1eを有する。
【0026】
また、ケース1は、底壁1a、側壁1b、上壁1c、及び背面壁1eとで囲まれて形成された空間部1fと、この空間部1f内に設けられ、空間部1fを少なくとも2個の区画室に区画する壁部1gと、上壁1cに近い位置で、対向した状態で一対の側壁1bに設けられた一対の孔1hと、開放部1dから背面壁1eに向けて、底壁1aと側壁1bの間に設けられたスリット1jと、底壁1aの開放部1d側に並設された複数個の凹部1kを有する。
【0027】
バネ性ある金属薄板からなる可動接点2は、下部に位置する第1基部2aと、この第1基部2aの一端から直角に折り曲げられた第2基部2bと、この第2基部2bの一端でU字状に折り曲げられて形成された支持部2cと、この支持部2cから延びた略く字状のアーム部2dと、支持部2cとアーム部2dの自由端部との間のアーム部2dに設けられた接点部2eと、第1基部2aから前方に延びる第1端子部2fと、第1基部2aから直角方向に延びる第2端子部2gと、第1基部2aの両側から直角方向に一対の折り曲げ翼片2hを有する。
【0028】
この可動接点2は、空間部1fの一方の区画室に、第2基部2b側から収納すると共に、第2端子部2gをスリット1jに挿入する。
そして、可動接点2の第2基部2bが空間部1fの奥部に押し込まれると、第2基部2bが背面壁1eに当接、或いは近傍に位置した状態で、可動接点2がケース1に取り付けられる。
【0029】
この時、第2端子部2gがスリット1jで支持されると共に、一対の翼片2hが凹部1k内に位置して、可動接点2がケース1に位置決めされ、また、支持部2cは、ケース1の孔1hと同様に、上壁1c側に位置した状態になると共に、アーム部2dの自由端部が開口部1d側に延びた状態となる。
【0030】
バネ性ある金属薄板からなる固定接点3は、下部に位置する第1基部3aと、この第1基部3aの一端から直角に折り曲げられた第2基部3bと、この第2基部3bの一端でU字状に折り曲げられて形成された支持部3cと、この支持部3cから延びたアーム部3dと、アーム部3dの自由端部から直角方向に延びて設けられた接点部3eと、第1基部3aから前方に延びる第1端子部3fと、第1基部3aから直角方向に延びる第2端子部3gと、第1基部3aの両側から直角方向に一対の折り曲げ翼片3hを有する。
【0031】
この固定接点3は、空間部1fの他方の区画室に、第2基部3b側から収納すると共に、第2端子部3gをスリット1jに挿入する。
そして、固定接点3の第2基部3bが空間部1fの奥部に押し込まれると、第2基部3bが背面壁1eに当接、或いは近傍に位置した状態で、固定接点3がケース1に取り付けられる。
【0032】
この時、第2端子部3gがスリット1jで支持されると共に、一対の翼片3hが凹部1k内に位置して、固定接点3がケース1に位置決めされ、また、支持部3cは、ケース1の孔1hと同様に、上壁1c側に位置した状態になると共に、アーム部3dの自由端部に設けられた接点部3eが開口部1d側に位置した状態となっる。
【0033】
また、固定接点3が取り付けられた際、接点部3eは、可動接点2の接点部3eと対向した状態で、接点部2eの幅方向に延びると共に、接点部3eは、接点部2eよりも前方側(開放部1d側)に位置し、接点部3e、或いはアーム部3dは、壁部1gに当接可能となっている。
【0034】
そして、通常時においては、可動接点2のアーム部2dに設けられた接点部3eで、固定接点3の接点部3eが押されて、両者が接触した状態にあると共に、固定接点3の接点部3e、或いはアーム部3dは、壁部1gから離れた状態となっており、また、可動接点2が操作されて、アーム部2dが支持部2cを支点として回動した時は、接点部2e、3e間が離れると共に、接点部3e、或いはアーム部3dが壁部1gに当接して、それ以上の移動が阻止されるようになっている。
【0035】
合成樹脂の成型品からなるレバー4は、略扇状の操作部4aと、この操作部4aの一端側に設けられ、両側に突出する軸部からなる軸支部4bと、この軸支部4bと操作部4aの先端部との間で、操作部4aの内側に設けられた突部からなる押圧部4cと、この押圧部cに隣接して操作部4aの内側に設けられた窪み部4dと、軸支部4bの軸線方向に延びた状態で、操作部4aの外周面に形成された平坦面4eとを有する。
【0036】
このレバー4は、開放部1d側から軸支部4bが一対の側壁1b間に押し込まれると、一対の側壁1bが外方に変位し、すると、軸支部4bが孔1hに嵌入すると共に、側壁1bが元の状態に変位して、ケース1に回動可能に取り付けられる。
【0037】
即ち、レバー4は、ケース1に対してスナップ止めされると共に、ケース1に支持された軸支部4bと可動接点3の支持部3cは、ケース1の上壁1c側、即ち、ケース1に対して同一側に配置された状態となっている。
【0038】
また、レバー4が取り付けられた際、操作部4aは、開放部1dを塞ぐように開放部1d内に位置すると共に、可動接点2のアーム部2dの自由端部側が押圧部4cに当接して、アーム部2dの自由端部が窪み部4d内に位置して、窪み部4dによって、アーム部2dの自由端部を受け入れるようになっている。
【0039】
また、レバー4が取り付けられた際、レバー4は、アーム部2dによって押されて復帰するようになっているが、この時、図4に示すように、平坦面4eが上壁1cに面接触して、レバー4は、それ以上の回動が阻止(ストップ)されるようになっていると共に、固定接点3の接点部3eは、支持部2cと押圧部4c(レバー4)の当接位置との間で、可動接点2と接離するようになっている。
【0040】
次に、このような構成を有する本発明のスイッチの動作を説明すると、先ず、レバー4が未作動の図4の状態では、接点部2e、3eが互いに接触状態にあって、ON状態となっている。
【0041】
この図4の状態で操作部4aを押圧し、軸支部4bを支点としてレバー4を回動すると、図5に示すように、押圧部4cが可動接点2のアーム部2dのバネ性に抗して移動すると共に、平坦面4eが上壁1cから離れる。
【0042】
この時、レバー4は軸支部4bを支点として時計方向に回動すると共に、アーム部2dも支持部2cを支点として時計方向に回動して、レバー4とアーム部2dの回動方向が同じ方向となっている。
【0043】
更に、レバー4を回動すると、図6に示すように、押圧部4cでアーム部2dが押圧移動されて、接点部2e、3e間が離れてOFFの状態になると共に、固定接点3の接点部3e、或いはアーム部3dが自己のバネ性により壁部1gに当接して、それ以上の移動が阻止されると共に、操作部4aの先端部が壁部1gにぶつかって、レバー4の回動が停止する。
【0044】
また、この図6の状態で、レバー4の押圧を解除すると、レバー4は、可動接点2のアーム部2dによって元の状態に押し戻され、図4に示すように、平坦面4eが上壁1cに面接触して、レバー4のそれ以上の回動が阻止される。
また、その間において、接点部2eが接点部3eを押圧し、両者が接触してON状態となると共に、接点部3eは壁部1gから離れた元の状態となる。
【0045】
図7は、レバー4と可動接点2のアーム部2dの回動状態を示し、レバー4は、角度A1の範囲で回動すると共に、アーム部2dは、角度A2の範囲で回動するようになっている。
【0046】
【発明の効果】
本発明のスイッチは、前面に開放部が設けられた絶縁材からなるケースと、開放部に位置し、ケースに回動可能に軸支されたレバーと、ケースに取り付けられたバネ性ある金属薄板からなる可動接点と、ケースに取り付けられ、可動接点に接離可能な固定接点とを備え、可動接点は、支持部と、この支持部を支点として自由端側が回動可能なアーム部を有し、レバーの回動時、可動接点のアーム部の自由端側がレバーの押圧で回動されて、接点の切換を行うようにした構成とした。
このように、可動接点をケースに取り付けると、可動接点がレバーに取り付けられる従来に比して、可動接点の取付が簡単で、生産性の良好なものが得られる。
また、可動接点のアーム部を回動するようにしたため、可動接点全体を回動する従来に比して、小型のものが得られる。
【0047】
また、固定接点は、アーム部の支持部とアーム部のレバー当接位置との間で接離するようにしたため、アーム部の先端部で固定接点に接離する従来に比して、レバーの移動量を小さくして、接点の切換を行うことができ、小型で、操作性の良好なスイッチを提供できる。
【0048】
また、レバーは、アーム部によって元の位置に復帰するようにしたため、レバーの復帰に別部品を必要とせず、安価で、生産性の良好なものが得られる。
【0049】
また、レバーは、回動可能に軸支される軸支部と、この軸支部から延びて形成された操作部と、この操作部の先端部と軸支部との間で、操作部に設けられた押圧部を有し、押圧部でアーム部を押圧して回動するようにしたため、接点切換の確実なものが得られる。
【0050】
また、操作部には、アーム部の自由端部側を受け入れる窪み部が設けられたため、窪み部がアーム部の自由端部の逃げ部として作用し、小型のものが得られる。
【0051】
また、レバーは、軸支部が前記ケースに対してスナップ止めされて、レバーがケースに取り付けられたため、組立が簡単で、生産性の良好なものが得られる。
【0052】
また、レバーの軸支部とアーム部の支持部は、ケースに対して同一側に配置され、軸支部を支点として操作部を回動した時、支持部を支点として回動するアーム部の回動方向が操作部の回動方向と同じ方向としたため、アーム部と操作部の回動範囲を小さくできて、小型のものが得られる。
【0053】
また、操作部の外周面には、軸支部の軸線方向に延びる平坦面が設けられ、平坦面をケースに当接させて、レバーの復帰方向の回動をストップするようにしたため、従来の取付部材が不要となって、部品点数が少なく安価で、生産性の良好なものが得られる。
【0054】
また、固定接点は、バネ性ある金属薄板で形成され、ケースには、固定接点の接点部の動きを止める壁部が設けられたため、固定接点の移動範囲が規制できて、レバーの小さい回動で接点の切換ができると共に、接点切換の確実なものが得られる。
【0055】
また、箱形をなすケース内が壁部で区画されて、少なくとも2個の区画室を有し、可動接点と固定接点が異なる区画室に配置されたため、可動接点と固定接点の取付が容易になると共に、両者間の絶縁の確実なものが得られる。
【0056】
また、レバーの操作部がケースの開放部を塞ぐように配置されたため、埃などの異物の侵入を阻止できて、接点切換の確実なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチの斜視図。
【図2】本発明のスイッチの分解斜視図。
【図3】本発明のスイッチの内部を示すために一部を切り欠きした斜視図。
【図4】本発明のスイッチの要部断面図。
【図5】本発明のスイッチの第1の動作を示すための要部断面図。
【図6】本発明のスイッチの第2の動作を示すための要部断面図。
【図7】本発明のスイッチに係り、レバーと可動接点の動きを示す説明図。
【図8】従来のスイッチの要部断面図。
【図9】従来のスイッチの分解斜視図。
【符号の説明】
1 ケース
1a 底壁
1b 側壁
1c 上壁
1d 開放部
1e 背面壁
1f 空間部
1g 壁部
1h 孔
1j スリット
1k 凹部
2 可動接点
2a 第1基部
2b 第2基部
2c 支持部
2d アーム部
2e 接点部
2f 第1端子部
2g 第2端子部
2h 翼片
3 固定接点
3a 第1基部
3b 第2基部
3c 支持部
3d アーム部
3e 接点部
3f 第1端子部
3g 第2端子部
3h 翼片
4 レバー
4a 操作部
4b 軸支部
4c 押圧部
4d 窪み部
4e 平坦面

Claims (11)

  1. 前面に開放部が設けられた絶縁材からなるケースと、前記開放部に位置し、前記ケースに回動可能に軸支されたレバーと、前記ケースに取り付けられたバネ性ある金属薄板からなる可動接点と、前記ケースに取り付けられ、前記可動接点に接離可能な固定接点とを備え、前記可動接点は、支持部と、この支持部を支点として自由端側が回動可能なアーム部を有し、前記レバーの回動時、前記可動接点の前記アーム部の自由端側が前記レバーの押圧で回動されて、接点の切換を行うようにしたことを特徴とするスイッチ。
  2. 前記固定接点は、前記アーム部の前記支持部と前記アーム部の前記レバー当接位置との間で接離するようにしたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ。
  3. 前記レバーは、前記アーム部によって元の位置に復帰するようにしたことを特徴とする請求項1、又は2記載のスイッチ。
  4. 前記レバーは、回動可能に軸支される軸支部と、この軸支部から延びて形成された操作部と、この操作部の先端部と前記軸支部との間で、前記操作部に設けられた押圧部を有し、前記押圧部で前記アーム部を押圧して回動するようにしたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のスイッチ。
  5. 前記操作部には、前記アーム部の自由端部側を受け入れる窪み部が設けられたことを特徴とする請求項5記載のスイッチ。
  6. 前記レバーは、前記軸支部が前記ケースに対してスナップ止めされて、前記レバーが前記ケースに取り付けられたことを特徴とする請求項4,又は5記載のスイッチ。
  7. 前記レバーの前記軸支部と前記アーム部の前記支持部は、前記ケースに対して同一側に配置され、前記軸支部を支点として前記操作部を回動した時、前記支持部を支点として回動する前記アーム部の回動方向が前記操作部の回動方向と同じ方向としたことを特徴とする請求項4から6の何れかに記載のスイッチ。
  8. 前記操作部の外周面には、前記軸支部の軸線方向に延びる平坦面が設けられ、前記平坦面を前記ケースに当接させて、前記レバーの復帰方向の回動をストップするようにしたことを特徴とする請求項4から7の何れかに記載のスイッチ。
  9. 前記固定接点は、バネ性ある金属薄板で形成され、前記ケースには、前記固定接点の接点部の動きを止める壁部が設けられたことを特徴とする請求項1から8の何れかに記載のスイッチ。
  10. 箱形をなす前記ケース内が前記壁部で区画されて、少なくとも2個の区画室を有し、前記可動接点と前記固定接点が異なる前記区画室に配置されたことを特徴とする請求項9記載のスイッチ。
  11. 前記レバーの前記操作部が前記ケースの前記開放部を塞ぐように配置されたことを特徴とする請求項1から10の何れかに記載のスイッチ。
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