JP2000305649A - 多方向入力装置 - Google Patents

多方向入力装置

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JP2000305649A
JP2000305649A JP11114916A JP11491699A JP2000305649A JP 2000305649 A JP2000305649 A JP 2000305649A JP 11114916 A JP11114916 A JP 11114916A JP 11491699 A JP11491699 A JP 11491699A JP 2000305649 A JP2000305649 A JP 2000305649A
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JP
Japan
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shaft
operation shaft
interlocking member
stopper
operating
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JP11114916A
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Naoto Shimomura
尚登 下村
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の多方向入力装置は、操作軸36を第2
連動部材40に、丸ピン46を用いて軸支していたた
め、部品点数が多くなっていた。 【解決手段】 本発明の多方向入力装置において、操作
軸4は、軸方向に対して直交する方向に突出する軸部4
fと、外周部に設けられた突部4nとを有し、第2の連
動部材5は、軸部4fを保持するための丸型孔5dを設
けた構成であるため、操作軸4と軸部4fが一体で、別
部品の丸ピンを用いる従来に比して、部品点数が少な
く、安価な多方向入力装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多方向入力装置に係
わり、操作軸を操作することにより、複数の電気部品を
同時に操作することができる多方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多方向入力装置は図14〜図15
に示すように、周囲が側板で覆われ下方側が開放された
箱状の枠体30内部に、アーチ状に湾曲形成した第1連
動部材31が配設されている。この第1連動部材31
は、両端部に取付部31aがそれぞれ形成され、この両
端部の取付部31aが枠体30の側板に形成された孔3
0a、30cに挿入され、第1連動部材31が枠体30
内に回動可能に架設されている。前記取付部31aの端
面には孔34が設けられ、この孔34には、回転型の電
気部品である可変抵抗器32の回転軸33が係合するよ
うになっている。また、湾曲形成されたアーチ状の部分
には、長手方向にスリット孔35が設けられている。
【0003】前記第1連動部材31の下方側には、第1
連動部材31と直交する方向に第2連動部材40が配設
されている。この第2連動部材40はダイカスト等の金
属材料から成り、中央部に球体41を有し、この球体4
1から左右の水平方向に延出するアーム部42、42を
有し、各アーム部42の先端部には、それぞれ円形の取
付部42aが突出形成され、この取付部42aが枠体3
0の孔30b、30dに挿入されて、第2連動部材40
が枠体30内に回動可能に架設されている。前記それぞ
れの取付部42aの端面には、孔43が設けられ、この
孔43に前記可変抵抗器32の回転軸33が圧入されて
係合するようになっている。また、球体41の中央部に
は、上下方向に長溝45が貫通形成されている。前記第
1と第2の連動部材31、40は、スリット孔35と長
溝45とが直交するように配設されている。
【0004】前記第2連動部材40の長溝45には、操
作軸36が挿通されている。この操作軸36は金属等か
ら成り、中央部分に小判形状の支持部38が形成され、
この支持部38には、上下に棒状の支柱が一体形成され
て突出している。そして、下方側に突出する操作軸36
の端部36a寄りには、操作軸36に一体形成された円
盤状のバネ受け47が設けられている。前記操作軸36
の支持部38には、小孔39が形成され、この孔39
と、第2連動部材40の側部に形成された孔44とを位
置合わせし、位置合わせされたそれぞれの孔39、44
に金属棒等から成る丸ピン46を挿入、または圧入し、
両端部カシメることによって、操作軸36が第2連動部
材40に傾倒可能に取り付けられている。
【0005】また、操作軸36の支持部38から上方に
延びる操作軸36は、第1連動部材31の長溝35に挿
通され、この操作軸36を第1連動部材31のスリット
孔35に沿う等の方向に傾倒させることによって、第2
連動部材40が取付部42a、42aを支軸として回動
可能になっている。また、スリット孔35に挿通されて
上方に延びる操作軸36の上端には、ツマミ55が固着
されて取り付けられている。前記操作軸36の下方の端
部36aには、樹脂材料等から成る外形が皿状の作動部
材37が取り付けられている。この作動部材37の中央
部には、ボス部37aが突出形成され、このボス部37
aに貫通形成された孔50に操作軸36の端部36aが
挿入されて、作動部材37が上下動可能になっている。
前記枠体30の下方の開放部分には、底板49が取付ら
れて、開放された枠体30の下部を蓋閉すると共に、こ
の底板49に作動部材37の底部が弾接するようになっ
ている。
【0006】前記第1連動部材31は、丸ピン46を支
点として、操作軸36を第2連動部材40の長溝45に
沿って傾倒させることによって、取付部31a、31a
を支軸として回動可能になっている。また、第2連動部
材40は、操作軸36を第1連動部材31のスリット孔
35に沿う等の方向に傾倒させることによって、取付部
42a、42aを支軸として回動可能になっている。こ
のような枠体30内に架設された第1、第2の連動部材
31、40の、それぞれの孔34、43には、枠体30
の側板に係止されている可変抵抗器32、32の回転軸
33が圧入されて、第1、第2の連動部材31、40と
可変抵抗器32、32とが一体的に動作するようになっ
ている。
【0007】前記操作軸36のバネ受け部47と作動部
材37の内底面との間には、略円錐形状の復帰バネ48
が張架され、この復帰バネ48の弾性力で作動部材37
を底板49に弾接することにより、操作軸36を直立の
中立状態にすることができるようになっている。
【0008】次に従来の多方向入力装置の動作について
説明すると、まず、図15に示すように、未作動持の操
作軸36は、上端が枠体30の上部側板の孔56から上
方に突出して、作動部材37は復帰バネ48によって、
水平状態になって底板49に弾接して、操作軸36は直
立の中立状態になっている。この状態から図16に示す
ように、操作軸36を、第2連動部材40の長溝45に
沿って、例えば時計回り方向の右方向に傾倒させること
によって、第1連動部材31が回動し、この回動で可変
抵抗器32を操作して抵抗値を変化させることができ
る。前記作動部材37は、操作軸36の傾倒動作によっ
て、図16に示すように傾斜し、この傾斜した作動部材
37の周縁の一部が底板49の底面を摺接移動する。こ
れに伴って作動部材37が円形のバネ受け部47方向に
移動して、復帰バネ48を圧縮して撓ませる。
【0009】そして、前記操作軸36に加えていた操作
力を解除すると、復帰バネ48の弾性力によって傾斜し
ていた作動部材37が、底板49の底面に沿って摺接移
動し、作動部材37は暫次下部底板49の底面に対して
水平方向に移動し、操作軸36は、図15に示しす直立
の中立状態に自動復帰するようになっている。また、第
2連動部材40のアーム部42に係合されている可変抵
抗器32を操作するには、操作軸36を第1連動部材3
1のスリット孔35に沿って傾倒させて、第2連動部材
40を回動させることで、可変抵抗器32を操作して抵
抗値を変化させることができる。
【0010】そして、このような操作軸36の傾倒動作
時、操作軸36は、第1連動部材31のスリット孔35
の端部、或いは第2連動部材40の長孔45の端部にぶ
つかって、操作軸36の傾倒動作のストッパーを構成す
るようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来の多方向入力装置は、操作軸36を第2連動部材
40に、丸ピン46を用いて軸支していたため、部品点
数が多くなっていた。また、丸ピン46を第2連動部材
40に挿入し、カシメて抜け止めを行う作業が必要にな
り、組立が煩雑で、生産性が悪く、コスト高になるとい
う問題がある。 また、操作軸36は、特に、第2連動
部材40とにおいて長溝45の端部とでストッパーを構
成するため、第2連動部材40はストッパーを兼ねる長
溝45を必要とし、第2連動部材40が上下方向に大型
になるという問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するする
ための第1の解決手段として、枠体と、互いに直交した
状態で前記枠体に回転可能に取り付けられた第1と第2
の連動部材と、該第1と第2の連動部材に対して垂直方
向に配置された状態で、前記第1、或いは第2の連動部
材に保持され、前記第1と第2の連動部材を回転する傾
倒動作可能な操作軸と、前記操作軸の軸方向に対して直
交した状態で配設された底板と、前記操作軸に保持され
て、前記操作軸の軸方向に移動可能な作動部材と、前記
作動部材の底部を前記底板上に弾圧する付勢部材と、前
記操作軸の傾倒動作により前記第1、或いは第2の連動
部材を介してそれぞれ操作される電気部品とを備え、前
記操作軸は、軸方向に対して直交する方向に突出する軸
部と、外周部に設けられた突部とを有し、前記第2の連
動部材は、前記軸部を保持するための丸型孔と、前記突
部を受け入れるための凹部からなるストッパー部とを有
し、前記操作軸の傾倒動作時において、前記突部と前記
ストッパー部とが衝合して、前記操作軸の傾倒動作のス
トッパーを構成した。
【0013】また、第2の解決手段として、前記突部と
前記ストッパー部を、前記丸型孔の近傍に形成した構成
とした。
【0014】また、第3の解決手段として、前記突部を
前記軸部の下側に設けた構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の多方向入力装置の1実施
の形態について、図1〜図13を基に説明すると、図1
は本発明の多方向入力装置の分解斜視図、図2〜図4は
本発明に係わる第2連動部材を説明する図、図5〜図7
は本発明に係わる操作軸を説明する図、図、図8は本発
明に係わる要部の縦断面図、図9は図8の9−9線にお
ける縦断面図、図10は図8の10−10線における要
部の断面図、図11は図8の11−11線における要部
の断面図、図11,図13はは本発明の多方向入力装置
の動作を説明する図である。
【0016】まず本発明の多方向入力装置は、図1に示
すように、鉄板等から成る枠体1が配設され、この枠体
1は、プレス等で図示下方に折り曲げられた側板1a、
1b、1c、1dを有し、内部が空洞で下部が開放さ
れ、外形が略直方体に形成されている。また、枠体1の
上部が上板1eで蓋閉され、この上板1eの中央部には
操作孔1fが形成されている。前記側板1b以外の3つ
の側板1a、1c、1dには、それぞれ丸孔1gが形成
され、更に側板1a、1cには後述する回転型の電気部
品である可変抵抗器3を取り付けるための複数の角穴
(図示せず)が設けられている。また、側板1aが対向
する側の側板1bには、側板1aの丸孔1gが対向する
位置に略半円形状の支持部1hが形成され、この支持部
1hの図示左右に側板1bから外方に略直角に折り曲げ
られた部品押さえ脚1j、1jが形成されている。
【0017】また、相対向する側板1c、1dのそれぞ
れの下部には、図示しないプリント基板等に本発明の多
方向入力装置を取り付けるための、複数の取付端子1k
が下方側に延出形成されている。また、側板1a、1b
の下方には、後述する底板8を取り付けるための舌片1
m、1mがそれぞれ形成されている。
【0018】前記枠体1の空洞内部には、リン青銅板等
から成る第1連動部材2が配設されている。そして、こ
の第1連動部材2は、プレス等でアーチ状に上方側に湾
曲形成され、このアーチ状部分の長手方向にスリット孔
2aが打ち抜き形成されている。また、前記第1連動部
材2の両端部が下方側に折り曲げられ、この折り曲げら
れた図示左側の一端部にはパイプ状の支持部2bが絞り
加工等で突出形成され、この支持部2bが側板1dの丸
孔1gに挿入されて回転可能に支持されるようになって
いる。
【0019】前記第1連動部材2の図示右側の他端部
は、略U字状に折り曲げられて部品操作部2cが形成さ
れ、この部品操作部2cは、枠体1の側板1cに形成さ
れた丸孔(図示せず)に挿入され、この丸孔から外方に
突出し、後述する可変抵抗器3の摺動子受3dの横溝と
係合するようになっている。前記第1の連動部材2は、
枠体1の側板1c、1dのそれぞれの丸孔に橋渡しさ
れ、アーチ状に形成された部分が枠体1内部に回動可能
に架設されている。また、前記枠体1の側板1aと、こ
の側板1aに隣接する側板1cに設けられた図示しない
複数の角孔には電気部品である、例えば可変抵抗器3、
3がスナップ係合等で取り付けられている。
【0020】回転型の電気部品である前記可変抵抗器3
は、図8に示すように、ケース3aの内部にインサート
成型等で一体形成された基板3bが配設され、摺動子片
3cを取り付けた摺動子受け3dが基板3bに回転自在
にスナップ係合等で取り付けられ、摺動子受け3dの回
転中心には、縦溝と横溝とを組み合わせた係合溝を有す
る操作部3eが形成されている。そして、前記枠体1の
側板1cの丸孔(図示せず)から外方に突出している第
1連動部材2の略U字状の部品操作部2cが、側板1c
に取り付けられている可変抵抗器3の操作部3eに係合
し、前記第1連動部材2が回動することによって、可変
抵抗器3の摺動子受け3dが回転して、可変抵抗器3の
抵抗値が変化するようになっている。
【0021】前記第1連動部材2のスリット孔2aに
は、操作軸4の摘み部4aが挿通され、摘み部4a、お
よび根元部4bがスリット孔2aに沿って移動可能にな
っている。 このような操作軸4は合成樹脂等から成
り、図5〜図7に示すように、小判形状に形成された摘
み部4aの根元部4bが円形に形成されている。この円
形の根元部4bの図示下方には筒部4cが一体形成され
ている。この筒部4cは、下方が開放されて周囲が外壁
で覆われ、内部に後述する略円形の復帰バネからなる付
勢部材7を収納するための収納部4dが形成されてい
る。このような操作軸4は、図5に示す筒部4cの外壁
の一部に対向状態で平坦部4e、4eが形成され、この
平坦部4e、4eに、所定の径寸法と高さ寸法で小判形
状の軸部4f、4fが軸方向に対して直交する方向に凸
状に突出形成されている。前記軸部4fの下面には、軸
部4fの先端部から操作軸4の中心部に向かうに従っ
て、漸次上方に傾斜した傾斜部4jが設けられている。
この軸部4fの上面である円弧状部には、凹部からなる
グリス溜部4kが設けられている。前記収納部4dの内
部には、摘み部4aと同一軸心上に軸支部4gが図示下
方に延長して一体形成され、この軸支部4gの下方側の
先端部4hがバネ性のある筒部4cより所定量だけ下方
側に突出した状態になっている。前記筒部4cの内壁に
は、特に、図11に示すように、収納部4d内に突出し
て、軸方向に延びる複数個の突起4mが設けられてい
る。また、筒部4cの外壁には、軸部4fの下側におい
て、ストッパーを構成するための突部4nが設けられて
いる。前記操作軸4は、軸部4fを第2連動部材5に軸
支することによって、矢印A−A方向、および矢印B−
B方向に傾倒可能になっている。
【0022】前記第2連動部材5は合成樹脂材料から成
り、第1連動部材2の下方側に、第1連動部材2と直交
する方向に配設されている。この第2連動部材5は、特
に、図2〜図4に示すように、略中心部に操作軸4を挿
通する中心孔5cを設けて構成された外形が略矩形の支
持部5aが形成され、この支持部5aは周囲が横長と縦
長の側壁5bに囲まれ、この側壁5bに囲まれた内側に
略矩形の中心孔5cが貫通形成されている。前記支持部
5aの横長の側壁5b、5bの所定位置には、操作軸4
の軸部4f、4fが係合可能な丸形の孔5d、5dが貫
通、あるいは所定の深さで凹状に形成されている。ま
た、丸形の孔5dの内面の下方は、軸部4fの傾斜部4
jに沿ったテーパー状部に形成されている。前記側壁5
bの内面には、特に、図10に示すように、丸形の孔5
dの下方近傍に位置し、突部4nを受け入れるための凹
部からなるストッパー部5eが設けられている。そし
て、操作軸4の軸部4fが丸形の孔5dにスナップ止め
されて、操作軸4が第2連動部材5に保持されると共
に、突部4nが凹部内に位置して、ストッパー部5eと
衝合してストッパーを構成している。また、この組立
後、側壁5bの内壁が操作軸4の外周部である平坦部4
eに当接すると共に、小判形状の軸部4fの上下が丸形
の孔5dの内面において当接した状態となっている。
【0023】前記支持部5aからは、図3に示すよう
に、左右の水平方向に第1と第2のアーム部5f、5g
が、それぞれ延出形成されている。そして、一方側に延
出する第1アーム部5fには、所定の径寸法の支持部5
hが形成され、この支持部5hから所定の幅寸法の板状
の部品操作部5jが突出形成されている。また、他方側
に延出する第2アーム部5gには、所定の径寸法の支持
部5kが形成され、この支持部5kから上面が平坦状に
形成され下面が半円状に形成された部品操作部5mが延
出形成されている。
【0024】前記第2連動部材5は、第1アームム部5
fの支持部5hが、枠体1の側板1aの丸孔1gに挿入
されて回転可能に支持され、第2アーム部5gの支持部
5kが、側板1bの半円状の支持部1hに位置して支持
されて、第2連動部材5は、回動可能で、一端部である
部品操作部5mが上下動可能に枠体1内部に架設される
ようになっている。そして、第1アーム部5fの部品操
作部5jが、側板1aに取り付けられた可変抵抗器3の
操作部3eの縦溝と係合し、第2アーム部5gの部品操
作部5mは、後述する底板8に取り付けられた電気部
品、例えば押し釦スイッチ9等のステム部9a上に位置
するようになっている。
【0025】前記枠体1の内部に位置する操作軸4の下
方の先端部4hには、操作軸4の軸方向に移動可能な作
動部材6が配設されている。この作動部材6は、樹脂材
料から成り、下方側に外形が円形で底面が皿状に湾曲形
成された基部6aを有し、この基部6aの中央部には、
上方に向けて突出する筒状のボス部6bが形成され、こ
のボス部6bの中央に軸孔6cが貫通形成されている。
前記作動部材6のボス部6bには、操作軸4の突起4m
とスプライン結合するための複数個の凹条部6dが設け
られると共に、基部6aの下面中央部には凹部6eが、
また、基部6aの下面外周部には円弧状面部6fが設け
られている。前記作動部材6は、操作軸4の軸支部4g
が軸孔6cに挿入されると共に、ボス部6bが筒部4c
の収納部4dに移動可能に嵌合するようになっている。
この時、作動部材6の凹条部6dには、操作軸4の突起
4mがスプライン結合し、作動部材6が操作軸4と共回
りするようになっている。
【0026】前記操作軸4の筒部4cの収納部4d内に
は、所定の弾性力を有するコイルバネから成る付勢部材
7が配設されている。この付勢部材7は、上下の巻端部
が、収納部4d内の天井面と、作動部材6のボス部6c
上面とにそれぞれ弾接するようになっている。この付勢
部材7は、軸支部4gに挿入されると共に、摘み部4a
側の一端部は、筒部4cの内壁にガイドされ、他端部は
ボス部6bの外壁にガイドされ、付勢部材の前後左右の
動きが規制されるようになっている。
【0027】前記作動部材6の下部には、枠体1の下部
を蓋閉する底板8が配設されている。この底板8は、樹
脂材料からなり外形が略矩形に形成され、周囲に側壁8
aが部分的に形成され、この側壁8aの内部に平坦状の
内底面8bが形成されている。前記内底面8b上には、
外周部から中央部に行くに従って、漸次盛り上がったテ
ーパー部を有する円錐状で皿状の突部8eを設けてい
る。この内底面8bに、付勢部材7により作動部材6の
底部が弾接されるようになっている。また、底板8の一
方側の側壁8aからは、例えば押し釦スイッチ9等から
成る電気部品を取り付けるための部品取付部8cが突出
形成されている。この部品取付部8cが形成された側壁
8aと隣り合う側壁8aには、枠体1の側板1c、1d
の下方側の端部を位置決めするための複数のガイド部8
dが突出形成されている。
【0028】前記部品取付部8cに取り付けられる押し
釦スイッチ9は、内部のスイッチ回路(図示せず)をO
N/OFFすることができるステム部9aと、内部のス
イッチ回路を密閉するケース9bと、このケース9bの
側面から下方に延びる複数の取付端子9cとが形成され
ている。このような押し釦スイッチ9は、底板8の部品
取付部8cに取付端子9cがスナップ係合等で仮止めす
ることができるようになっている。
【0029】前述したような本発明の多方向入力装置の
組立は、まず、枠体1の開放された下部側からアーチ状
の第1連動部材2を挿入し、側壁1cの丸孔(図示せ
ず)に部品操作部2cを挿入すると共に、側板1dの丸
孔1gに支持部2bを挿入して、第1連動部材2を枠体
1内部に架設する。次に、操作軸4の筒部4cを第2連
動部材5の中心孔5c内に位置させると共に、凸状の小
判形状の軸部4fを側壁5b上に位置させる。この状態
で、操作軸4を図示しない治具等で中心孔5cに押圧す
ると、側壁5bが弾性変形して外方に押し広げられ、凸
状の軸部4fが側壁5bに形成されている凹状の丸形の
孔5dにスナップ係合される。そして、操作軸4が第2
連動部材5に軸支される。次に、軸部4fの小判形状の
両側の直線部と、丸形の孔5dとで形成された隙間であ
るグリス溜部10(図10参照))にグリスを注入し
て、操作軸4と第2連動部材5との摺動部におけるキシ
ミ等の不具合が発生しないようにしていると共に、操作
軸4のグリス溜部4kにもグリスが回り、該グリス溜部
4kにも充填されて、キシミ等の不具合を防止してい
る。
【0030】次に、前記第2連動部材5に軸支した操作
軸4の摘み部4aを第1連動部材2のスリット孔2aに
挿通させると共に、摘み部4aを枠体1の操作孔1fか
ら外方に突出させ、円形の根元部4bをスリット孔2a
に位置させる。そして、第2連動部材5の第1アーム部
5fの支持部5hを枠体1の側板1aの丸孔1gに挿入
して、先端部の部品操作部5jを側板1aから外側に突
出させる、第2アーム部5gの支持部5kを枠体1の側
板1bの支持部1hに位置させる。
【0031】次に、第1と第2の連動部材2、5を内部
に架設した枠体1を逆さにし、開放された下部を上向き
する。そして、逆さになった操作軸4の筒部4cの収納
部4d内に付勢部材7を挿入して収納する。次に、作動
部材6の軸孔6cを操作軸4の軸支部4gに挿入する
と、作動部材6のボス部6bが操作軸4の筒部4c内で
スプライン結合されると共に、移動可能に嵌合して、作
動部材6のボス部6bが付勢部材7に弾接する。前記逆
さにした枠体1に、部品取付部8cに押し釦スイッチ9
を仮止めした底板8を逆さにして載置する。すると、ガ
イド部8d、8dに側板1cの端部が案内されて底板8
が枠体1に位置決めされると共に、押し釦スイッチ9の
ケース9bの上面に、側板1bの部品押さえ脚1j、1
jが位置して、押し釦スイッチ9が底板8に固定され
る。
【0032】そして、枠体1の側板1a、1bに形成し
ている複数の舌片1mをカシメると、底板8が枠体1に
一体化されて固定され、底板8の内底面8bに作動部材
6の底部が弾接して、操作軸4が図8、図9、図12に
示すように、直立の中立状態になる。次に、側板1aの
丸孔1gから外方に突出する、第2連動部材5の部品操
作部5jに、可変抵抗器3の操作部3eを係合させ、側
板1aに形成されている複数の角穴(図示せず)に可変
抵抗器3をスナップ係合して、側板1aに可変抵抗器3
を係止する。また、側板1cから外方に突出する第1連
動部材2の部品操作部2cに、前述と同様に可変抵抗器
3の操作部3eを係合させ、側板1cに可変抵抗器3を
係止して本発明の多方向入力装置の組立が終了する。前
記組立作業では、第1と第2の連動部材2、5を枠体1
に取り付けた後に、可変抵抗器3から成る電気部品を枠
体1に取り付ける工程で説明したが、第1と第2の連動
部材2、5を取り付ける前の、単品の枠体1に可変抵抗
器3を取り付けることも可能である。
【0033】次に本発明の多方向入力装置の動作を説明
すると、まず、操作軸4の摘み部4aに操作力が加わっ
てない無負荷のときは、図8、図12に示すように、付
勢部材7の弾性力により、作動部材6が底板8の内底面
8bに弾接されて、基部6aの皿状の底面が水平状態に
なると共に、操作軸4が直立の中立状態になっている。
また、この中立状態において、底板8の突部8eは、作
動部材6の凹部6e内に位置した状態となっている。こ
の中立状態の操作軸4を第1連動部材2のスリット孔2
aに沿って、図8、図12に示す矢印B−B方向に傾倒
させると、第2連動部材5が第1と第2のアーム部5
f、5gのそれぞれの支持部5h、5kを支点として回
動し、作動部材6は図13に示すように、基部6aの底
面が底板8の内底面8b上を摺接移動し、基部6aの底
面の外周部の円弧状面部6fが底板8の突部8eのテー
パー部に当接しながら作動部材6が傾斜する。
【0034】そして、作動部材6は付勢部材7の弾性力
に抗してボス部6bが操作軸4の筒部4cの収納部4d
内に押し込まれる。この時、図12に示すように中立状
態においては、操作軸4と第2連動部材5の結合構造に
おいて、両者間には、操作軸4の軸方向と直交する方向
で、操作軸4の左右両側に遊びであるクリアランスK
1、K2が存在する。そして、操作軸4を傾倒動作した
時、倒れた側にあるクリアランスK1が無くなると共
に、反対側にあるクリアランスK2が大きくなる。この
状態で傾倒動作を続けると、作動部材6の円弧状面部6
fは、突部8eのテーパー部に乗り上げながら、且つ、
作動部材6の動きを規制させながら摺動動作する。この
ため、作動部材6が所定の角度傾斜しても、円弧状面部
6fが図13の矢印D方向に底板8上でスリップするこ
とが無く、従って、クリアランスK2の状態が維持され
た状態で傾倒動作を行うことができる。前記第2連動部
材5を回動させると、第1アーム部5fの部品操作部5
jが係合している可変抵抗器3の摺動子受け3dが回転
して抵抗値が変化する。また、操作軸4を矢印B方向に
傾倒した時、操作軸4は、第1連動部材2のスリット孔
2aの端部にぶつかって、傾倒動作がストップするよう
になっている。そして、側板1aに取り付けられている
可変抵抗器3の操作が終了後、操作軸4に加えていた操
作力を解除すると、付勢部材7の弾性力によって、作動
部材6が自動的に水平状態に戻り、操作軸4が直立の中
立状態に自動復帰する。
【0035】また、操作軸4を第2連動部材5の中心孔
5cに沿って、図9に示す矢印A−A方向に傾倒させる
と、第1連動部材2が支持部2bと部品操作部2cを支
点として回動する。この第1連動部材2が回動すると、
側板1cに取り付けられて部品操作部2cが係合してい
る可変抵抗器3の摺動子受け3dが回転して、可変抵抗
器3の抵抗値が変化する。このときの作動部材6の動作
は、前述した操作軸4を矢印B−B方向に傾倒させたと
きと同じなので説明は省略する。そして、操作軸4を矢
印A方向に傾倒した時、突部4nが凹部内を移動してス
トッパー部5eに衝合して、ストッパーを構成してい
る。また、操作軸4は、360度の全範囲で傾倒動作を
行うことができると共に、操作軸4は、傾倒動作を行っ
た状態で、図1で示す矢印E方向に傾動位置を変えて回
転することができるようになっている。そして、その
際、操作軸4にスプライン結合された作動部材6が共回
りし、作動部材6の基部6aの底部は、付勢部材7の弾
圧による底部と底板8との間に摩擦があっても、底板8
上でスリップすることなく、転がるように回転する。
【0036】次に、可変抵抗器3以外の電気部品である
押し釦スイッチ9の操作を説明する。まず、操作軸4を
下方側の矢印C方向に押圧する。すると、第2連動部材
5は、丸形の孔5dに押圧加重が加わって、第1アーム
部5fの支持部5hを支点として、第2アーム部5gが
下方側に移動する。すると、側板1bの支持部1hから
外方に出っ張っている第2アーム部5gの部品操作部5
mが上下動して、押し釦スイッチ9のステム部9aを押
圧し、押し釦スイッチ9のON/OFF操作をすること
ができる。前記操作軸4の矢印C方向への押圧は、操作
軸4が中立状態のときだけでなく、操作軸4を傾倒させ
て、可変抵抗器3の抵抗値を操作しているときでも可能
である。
【0037】なお、本発明の実施の形態の説明では、操
作軸4側の軸部4fを小判形状の凸状に形成し、第2連
動部材5の丸形の孔5dを形成した物で説明したが、軸
部4fを凹状に、丸形の孔5dを凸状に形成したもので
もよい。また、操作軸4、第2連動部材5の両方を、そ
れぞれ弾性変形可能な樹脂材料等で形成した物で説明し
たが、操作軸4、または第2連動部材5のいずれか一方
を弾性変形可能な樹脂材料等で形成し、他方をダイカス
ト等の金属材料で形成した物でもかまわない。
【0038】また、複数の電気部品を、可変抵抗器3と
押し釦スイッチ9とで説明したが、その他の回転操作が
可能なエンコーダ等の電気部品、あるいはプッシュ操作
が可能な電気部品であればかまわない。また、操作軸4
の筒部4cは、下方が開放されて周囲が外壁に覆われた
物で説明したが、軸部4fが形成されている部分の外壁
以外の外壁が開放された物でもよい。この場合は、軸部
4fが更に弾性変形しやすくなり、スナップ係合の作業
性がよくなる。
【0039】また、底板8の突部8eは、円錐状のもの
で説明したが、突部8eは、操作軸4が第2連動部材5
に軸支された方向において、少なくともテーパー部を設
けた構成でもよく、これによって、軸支方向に存在する
クリアランスK1,K2による傾倒動作時のクリック感
触を防止できる。また、スプライン結合は、作動部材6
の軸孔6cの内壁と、操作軸4の軸支部4gの外壁との
間に設けてもよい。また、グリス溜部4k等は、操作軸
4と第1,或いは第2連動部材2,5との摺動部に設け
て、キシミ等を防止してもよい。また、操作軸4の突部
4nを受け入れる凹部からなるストッパー部5eは、第
2連動部材5の適宜箇所に選定して設けてもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の多方向入力装置において、操作
軸4は、軸方向に対して直交する方向に突出する軸部4
fと、外周部に設けられた突部4nとを有し、第2の連
動部材5は、軸部4fを保持するための丸型孔5dを設
けた構成であるため、操作軸4と軸部4fが一体で、別
部品の丸ピンを用いる従来に比して、部品点数が少な
く、安価な多方向入力装置を提供できる。また、操作軸
4を第2の連動部材5にスナップ止めでき、従来によう
なカシメ作業が不要となり、従って、組立が簡単で、量
産性に優れた多方向入力装置を提供できる。また、突部
4nを受け入れるための凹部からなるストッパー部5e
を第2の連動部材5に設け、操作軸4の傾倒動作時にお
いて、突部4とストッパー部5eとが衝合して、操作軸
4の傾倒動作のストッパーを構成したため、従来によう
に長溝でストッパー部を構成するものに比して、第2の
連動部材5の上下方向の幅を小さくできて、小型の多方
向入力装置を提供できる。
【0041】また、突部4nとストッパー部5eを、丸
型孔5dの近傍に形成したため、ストッパーを操作軸4
の回転軸心の近くに形成できて、小型のストッパー構造
が得られ、小型の多方向入力装置を提供できる。
【0042】また、突部4nを軸部4fの下側に設けた
ため、軸部4fを挟んで操作軸4後突部4nと対象位置
となるばかりか、突部4nを回転軸心に極めて近い位置
に設定できて、小型で、ストッパー強度の強い多方向入
力装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多方向入力装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の多方向入力装置に係わる第2連動部材
の上面図である。
【図3】本発明の多方向入力装置に係わる第2連動部材
の正面図である。
【図4】本発明の多方向入力装置に係わる第2連動部材
の側面図である。
【図5】本発明の多方向入力装置に係わる操作軸の上面
図である。
【図6】本発明の多方向入力装置に係わる操作軸の正面
図である。
【図7】図5の7−7線における断面図である。
【図8】本発明の多方向入力装置の要部の縦断面図であ
る。
【図9】図8の9−9線における断面図である。
【図10】図8の10−10線における要部の断面図で
ある。
【図11】図8の11−11線における要部の断面図で
ある。。
【図12】本発明の多方向入力装置の動作を説明するた
めの説明図である。
【図13】本発明の多方向入力装置の動作を説明するた
めの説明図である。
【図14】従来の多方向入力装置の分解斜視図である。
【図15】従来の多方向入力装置の動作を説明するため
の説明図である。
【図16】従来の多方向入力装置の動作を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
1 枠体 1a〜1d 側板 1e 上板 1f 操作孔 1g 丸孔 1h 支持部 1k 取付端子 1m 舌片 2 第1連動部材 2a スリット孔 2b 支持部 2c 部品操作部 3 可変抵抗器 3a ケース 3b 基板 3d 摺動子受け 3e 操作部 4 操作軸 4a 摘み部 4c 筒部 4d 収納部 4e 平坦部 4f 軸部 4g 軸支部 4h 先端部 4j 傾斜部 4k グリス溜部 4m 突起 4n 突部 5 第2連動部材 5a 支持部 5b 側壁 5c 中心孔 5d 丸形の孔 5e ストッパー部 5f 第1アーム部 5g 第2アーム部 5h 支持部 5j 部品操作部 5m 部品操作部 6 作動部材 6a 基部 6b ボス部 6c 軸孔 6d 凹条部 6e 凹部 6f 円弧状面部 7 付勢部材 8 底板 8a 側板 8b 内底面 8c 部品取付部 8d ガイド部 8e 突部 9 押し釦スイッチ 9a ステム部 10 グリス溜部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、互いに直交した状態で前記枠体
    に回転可能に取り付けられた第1と第2の連動部材と、
    該第1と第2の連動部材に対して垂直方向に配置された
    状態で、前記第1、或いは第2の連動部材に保持され、
    前記第1と第2の連動部材を回転する傾倒動作可能な操
    作軸と、前記操作軸の軸方向に対して直交した状態で配
    設された底板と、前記操作軸に保持されて、前記操作軸
    の軸方向に移動可能な作動部材と、前記作動部材の底部
    を前記底板上に弾圧する付勢部材と、前記操作軸の傾倒
    動作により前記第1、或いは第2の連動部材を介してそ
    れぞれ操作される電気部品とを備え、前記操作軸は、軸
    方向に対して直交する方向に突出する軸部と、外周部に
    設けられた突部とを有し、前記第2の連動部材は、前記
    軸部を保持するための丸型孔と、前記突部を受け入れる
    ための凹部からなるストッパー部とを有し、前記操作軸
    の傾倒動作時において、前記突部と前記ストッパー部と
    が衝合して、前記操作軸の傾倒動作のストッパーを構成
    したことを特徴とする多方向入力装置。
  2. 【請求項2】 前記突部と前記ストッパー部を、前記丸
    型孔の近傍に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    多方向入力装置。
  3. 【請求項3】 前記突部を前記軸部の下側に設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の多方向入力装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10513183B2 (en) 2016-12-16 2019-12-24 Denso International America, Inc. Tilt and turn dial
JP2021128404A (ja) * 2020-02-12 2021-09-02 ホシデン株式会社 操作レバーの連結構造体及びこれを備えた入力装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10513183B2 (en) 2016-12-16 2019-12-24 Denso International America, Inc. Tilt and turn dial
JP2021128404A (ja) * 2020-02-12 2021-09-02 ホシデン株式会社 操作レバーの連結構造体及びこれを備えた入力装置
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