JP2004184493A - 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器 - Google Patents
電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004184493A JP2004184493A JP2002348042A JP2002348042A JP2004184493A JP 2004184493 A JP2004184493 A JP 2004184493A JP 2002348042 A JP2002348042 A JP 2002348042A JP 2002348042 A JP2002348042 A JP 2002348042A JP 2004184493 A JP2004184493 A JP 2004184493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electro
- guide plate
- light source
- light guide
- optical device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/0001—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
- G02B6/0011—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
- G02B6/0081—Mechanical or electrical aspects of the light guide and light source in the lighting device peculiar to the adaptation to planar light guides, e.g. concerning packaging
- G02B6/0086—Positioning aspects
- G02B6/0091—Positioning aspects of the light source relative to the light guide
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/1336—Illuminating devices
- G02F1/133602—Direct backlight
- G02F1/133608—Direct backlight including particular frames or supporting means
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/0001—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
- G02B6/0011—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
- G02B6/0081—Mechanical or electrical aspects of the light guide and light source in the lighting device peculiar to the adaptation to planar light guides, e.g. concerning packaging
- G02B6/0083—Details of electrical connections of light sources to drivers, circuit boards, or the like
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/1336—Illuminating devices
- G02F1/133615—Edge-illuminating devices, i.e. illuminating from the side
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
【課題】光源の回路基板上での実装位置が多少ずれたような場合であっても、高い発光輝度を有する電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電気光学装置を含む電子機器を提供する。
【解決手段】電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置等において、光源は、回路基板上に実装されており、導光板は、回路基板に設けた位置決め孔と係合するとともに、回路基板を固定するための突起部を備えており、当該突起部は、位置決め孔に挿入した状態で相対的に移動可能としてある。
【選択図】 図1
【解決手段】電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置等において、光源は、回路基板上に実装されており、導光板は、回路基板に設けた位置決め孔と係合するとともに、回路基板を固定するための突起部を備えており、当該突起部は、位置決め孔に挿入した状態で相対的に移動可能としてある。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電気光学装置を含む電子機器に関する。特に、光源の回路基板上での実装位置が多少ずれたような場合であっても、高い発光輝度を有する電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電気光学装置を含む電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置等に用いられる面光源ユニットとして、導光板の一つの端面に沿って光源を配置し、他の端面および導光板の背面を、粘着シートを介して反射シートで覆った構成が知られている。
しかしながら、導光板と、反射シートとの間に、粘着シートが存在していると、面内輝度が低下したり、光源から出射された光の利用効率が低下したりするという問題が見られた。
そこで、図15に示すように、導光板305の一つの端面305aに沿って光源311を配置し、他の端面および導光板305の背面にそれぞれリフレクタ307が一体形成された面光源ユニット300が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の面光源ユニットにおいては、光源から発せられる高周波ノイズや熱等によって、駆動回路が誤動作するおそれがあり、そのために、図16に示すように、導光板405の一端405aに光源411を配置し、他の端部に駆動回路413を配置した構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−14923号 (第4−5頁、図2)
【特許文献2】
特開2001−34185号 (第4−5頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1および2に記載された面光源ユニットは、それぞれ導光板の一つの端面に沿って、フレキシブル回路基板上に予め実装された光源が配置されていたものの、フレキシブル回路基板上での光源の実装位置がずれたような場合に、導光板の端面と、光源との間で、光がリ−クしてしまい、面内輝度が低下したり、光源から出射された光の利用効率が低下したりするという問題が見られた。
すなわち、図17に示すように、導光板312の突起部318と、光源320が実装してある回路基板314に設けてある円形の位置決め孔316とを係合させることにより、導光板312の端面312aを光源320に対して近接配置しようとしていたが、フレキシブル回路基板314上での光源320の実装位置がずれたような場合に、導光板312の端面312aと、光源320との間に隙間が存在しやすくなるという問題が見られた。
もちろん、図18や図19に示すように、導光板609、709の端面と、光源603、703との間の隙間を少なくしようとする試みもなされているが、構造が複雑になったり、その効果が乏しいというような問題が見られた。
【0005】
そこで、本発明の発明者は鋭意検討した結果、光源の回路基板上での実装位置が多少ずれたような場合であっても、導光板に特定の突起部を設けるとともに、光源が実装してある回路基板に、特定の位置決め孔を設けることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させて、電気光学装置等において高い発光輝度が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、簡易な構造設計によって、高い発光輝度が得られる光学系部材を含む電気光学装置、そのような電気光学装置の製造方法、およびそのような電気光学装置を含む電子機器をそれぞれ提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気光学装置によれば、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置において、電気光学パネルは、互いに対向する第1および第2の配線基板を有するとともに、当該第1および第2の配線基板の間に電気光学物質が注入されており、光源は、配線パターンを有する回路基板上に実装されており、導光板は、回路基板に設けた位置決め孔と係合するとともに、回路基板を固定するための突起部を備えており、当該突起部は、位置決め孔に挿入した状態で相対的に移動可能とした電気光学装置が提供され、上述した問題点を解決することができる。
すなわち、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、導光板を回路基板に係合させた状態で移動させ、導光板の端面を光源に対して、近接配置させることができるため、発光輝度が向上した電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0007】
また、本発明の別の態様は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、導光板を固定するためのフレームと、を含む電気光学装置において、光源は回路基板上に実装されており、当該回路基板は第1の位置決め孔を有し、導光板は第2の位置決め孔を有し、フレームは、第1および第2の位置決め孔と係合するとともに、回路基板および導光板を固定するための突起部を備えており、当該突起部は、第1および第2の位置決め孔に挿入した状態で、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはどちらか一方に対して相対的に移動可能としてあることを特徴とする電気光学装置である。
すなわち、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、フレームに設けられた突起部と係合した、導光板および回路基板、あるいはどちらか一方を移動させ、導光板の端面を光源に対して近接配置させた状態で固定させることができるため、発光輝度が向上した電気光学装置を効果的に提供することができる。また、導光板および回路基板を、直接フレームに固定させることで、電気光学装置全体との関係で見た場合にも、より強固にそれらが固定されるため、長時間の使用に際しても、安定して発光輝度が向上した電気光学装置を提供することができる。
【0008】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、位置決め孔が、長軸および短軸を有するとともに、当該長軸に沿って、突起部を相対的に移動可能としてあることが好ましい。
このように構成することにより、より簡易な構造設計によって、突起部との間の係合が容易になるばかりか、導光板の端面を光源に対して近接配置することができる。
【0009】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、位置決め孔を、長孔、楕円孔、またはスリット孔とすることが好ましい。
このように構成することにより、突起部との間の係合が容易になるばかりか、位置決め孔の形成についても容易となる。
【0010】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、位置決め孔を、二つ以上設けることが好ましい。
このように構成することにより、光源に対して、導光板の端面をさらに近接配置することができる。
【0011】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、位置決め孔が、突起部を挿入するための挿入部を有することが好ましい。
このように構成することにより、突起部の挿入が容易になるばかりか、突起部を相対的に移動させる際における左右のぶれも少なくすることができる。
【0012】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、突起部が、導光板またはフレームと一体成形されていることが好ましい。
このように構成することにより、突起部の形成位置が正確になるばかりか、突起部の強度についても高めることができる。
【0013】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、回路基板が、実質的に帯状のフレキシブル基板であることが好ましい。
このように構成することにより、位置決め孔の形成位置が正確になるばかりか、位置決め孔の形成についてもさらに容易となる。
【0014】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、導光板に、光源を配置するための凹部を設けることが好ましい。
このように構成することにより、光源の形成位置についても正確になり、導光板の端面と、回路基板上の光源とを、さらに近接配置することができる。
【0015】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、光源が、発光ダイオード(LED)であることが好ましい。
このように構成することにより、消費電力を有効に低下させることができるとともに、高周波電源を必要としないために、高周波ノイズによる誤動作を有効に防止することができる。
【0016】
また、本発明の別の態様は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置の製造方法であって、電気光学パネルを準備する工程と、光源を回路基板上に実装する工程と、導光板に設けた突起部と回路基板に設けた位置決め孔とを係合する工程と、突起部を、位置決め孔に挿入した状態で相対的に移動させ、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程と、を含む電気光学装置の製造方法である。
すなわち、光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、特定の近接配置工程を実施することにより、光源に対して、導光板の端面を近接配置させることができるため、発光輝度が向上した電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0017】
また、本発明の別の態様は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、導光板を固定するためのフレームと、を含む電気光学装置の製造方法であって、電気光学パネルを準備する工程と、光源を回路基板上に実装する工程と、当該回路基板に設けた第1の位置決め孔および導光板に設けた第2の位置決め孔と、フレームに設けた突起部とを係合する工程と、突起部を第1および第2の位置決め孔に挿入した状態で、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはいずれか一方に対して相対的に移動させ、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程と、を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法である。
すなわち、光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、特定の近接配置工程を実施することにより、光源に対して、導光板の端面を容易に近接配置させることができるとともに、電気光学装置との関係においては、より強固に導光板および光源を固定させることができるために、発光輝度が向上した電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0018】
また、本発明の電気光学装置の製造方法を実施するにあたり、導光板に、光源を配置するための凹部を設ける工程を含むことが好ましい。
このように実施することにより、光源の形成位置についても正確になり、導光板の端面と、回路基板上の光源とを、さらに近接配置することができる。
【0019】
また、本発明の別の態様は、上述した電気光学装置と、当該電気光学装置を制御するための制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器である。
このように構成することによって、導光板の端面と、回路基板上の光源とが近接配置され、発光輝度が向上した電気光学装置を含む電子機器を効果的に提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電気光学装置を含む電子機器に関する実施形態について具体的に説明する。
ただし、かかる実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。
【0021】
[第1実施形態]
第1実施形態は、図1や図2に例示するように、電気光学パネル(図示せず)、導光板12を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源20と、を含む電気光学装置10において、光源20は、回路基板14上に実装されており、導光板12は、回路基板14に設けた位置決め孔16と係合するとともに、回路基板14を固定するための突起部18を備えており、当該突起部18は、位置決め孔16に挿入した状態で相対的に移動可能とした電気光学装置10である。
なお、図1は、電気光学装置10に含まれる光源20および導光板12からなる光学系部材の組立て斜視図であり、図2は、その光学系部材における分解斜視図である。
なお、突起部が相対的に移動可能とは、位置決め孔を移動させないで突起部そのものを移動させたり、あるいは、突起部そのものは移動させないで位置決め孔を移動させたりすることにより、実質的に位置決め孔内を突起部が移動可能な状態をいう。
以下、本発明の第1実施形態の電気光学装置について、電気光学パネルとして、カラーフィルタ基板を用いた液晶パネルを含む構成を例に採って説明する。
【0022】
1.液晶パネル
(1)基本構造
図4に示される液晶パネル200は、いわゆる反射半透過方式のパッシブマトリクス型構造を有する液晶パネル200であって、図示しないもののバックライトやフロントライト等の照明装置やケース体などを、必要に応じて、適宜取付けることが好ましい。
また、当該液晶パネル200は、用途に応じて、パッシブマトリクス型構造のかわりに、反射半透過方式のアクティブマトリクス型構造、例えば、TFD(Thin Film Diode)やTFT(Thin Film Transistor)等のアクティブ素子(能動素子)を用いた液晶パネルであっても良い。
【0023】
そして、図4に示すように、液晶パネル200は、ガラス板や合成樹脂板等からなる透明な第1の基板211を基体とするカラーフィルタ基板210と、これに対向して、実質的に同様の構成を有する第2の基板221を基体とする対向基板220とが、接着剤等のシール材230を介して貼り合わせられて構成されていることが好ましい。そして、カラーフィルタ基板210と、対向基板220とが形成する空間であって、シール材230の内側部分に対して、開口部230aを介して液晶材料232を注入した後、封止材231にて封止されてなるセル構造を備えていることが好ましい。
【0024】
(2)配線パターン
図4に示すように、第1の基板211の内面(第2の基板221に対向する表面)上に、並列した複数のストライプ状の透明電極216を形成し、第2の基板221の内面上には、当該透明電極216に直交する方向に並列した、複数のストライプ状の透明電極222を形成することが好ましい。また、透明電極216を、配線218Aに対して導電接続するとともに、もう一方の透明電極222を、配線228に対して導電接続することが好ましい。
そして、透明電極216と透明電極222とは相互に直交するため、その交差領域がマトリクス状に配列された多数の画素を構成し、これら多数の画素の配列が、全体として液晶表示領域Aを構成することになる。
【0025】
また、第1の基板211は、第2の基板221の外形よりも外側に張り出してなる基板張出部210Tを有し、この基板張出部210T上には、配線218A、配線228に対して、シール材230の一部で構成される上下導通部を介して導電接続された配線218B、および、独立して形成された複数の配線パターンからなる入力端子部219が形成されていることが好ましい。
また、基板張出部210T上には、これら配線218A、218Bおよび入力端子部219に対して導電接続されるように、液晶駆動回路等を内蔵した半導体素子261が実装されていることが好ましい。
さらに、基板張出部210Tの端部には、入力端子部219に導電接続されるように、駆動用ICとしての半導体素子261および後述するフレキシブル配線基板263が電気接続されていることが好ましい。
【0026】
(3)位相差板および偏光板
図4に示される液晶パネル200において、図5に示すように、第1の基板211の外面の所定位置に、位相差板(1/4波長板)240および偏光板241が配置されていることが好ましい。
そして、第2の基板221の外面においても、鮮明な画像表示が認識できるように、位相差板(1/4波長板)250および偏光板251が配置されていることが好ましい。
【0027】
(4)カラーフィルタ基板
カラーフィルタ基板210は、図5に示すように、基本的に、ガラス基板210と、着色層214と、透明電極216と、配向膜217と、から構成してあることが好ましい。
また、カラーフィルタ基板210において、反射機能が必要な場合、例えば、携帯電話等に使用される反射半透過型の液晶表示装置においては、ガラス基板210と、着色層214との間に、反射層212を設けることが好ましい。
さらに、カラーフィルタ基板210において、図4に示すように、その表面を平坦化するための表面保護層315や、電気絶縁性を向上させるための絶縁層を設けることも好ましい。
【0028】
2.導光板
(1)基本構造
第1の実施形態で使用する導光板の構造は特に制限されるものではないが、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリサルホン樹脂等の透明性に優れた樹脂から構成された平面状物であって、かつ、その表面や端部に反射部(図示せず)を備えた構成であることが好ましい。
また、図1および図3(a)に示すように、導光板12は、その先端部において、二つの突起状翼部22を備えており、これらの突起状翼部22に、回路基板14の位置決め孔16と係合するための突起物18を備えていることが好ましい。
この理由は、このように構成すると、二つの突起状翼部22と、導光板12の端面12aとから、所定の空間部24が形成されるため、光源20から出射された光が外部に漏れる割合が少なくなり、所望の方向に対して、効率的に導光することができるためである。
【0029】
一方、図3(b)に示すように、導光板12は、その先端部において平坦であって、導光板12の端面12aと、光源20と、が密着できる構成とすることも好ましい。
この理由は、このように構成すると、導光板12の作成が容易になるばかりか、導光板12における端面12aの研磨処理が容易になって、光源20から出射された光が外部に漏れる割合が少なくなるためである。
さらに、図3(c)に示すように、導光板12は、その先端部に突起状翼部は設けられていないものの、光源20の一部または全部を収容するための空間部28を備えていることが好ましい。
この理由は、このように構成すると、導光板12の作成が容易になるばかりか、光源20の周囲を導光板12が囲むために、光源20から出射された光が外部に漏れる割合が少なくなるためである。
なお、図示しないが、導光板の光源側端部の厚さを、もう一方の端部に向かって除々に薄くすることも好ましい。すなわち、導光板の表面を斜面とすることが好ましい。
この理由は、導光板をこのように構成することにより、光源から出射された光が多少拡散したとしても、全体として、有効利用することができるためである。
【0030】
(2)突起部
また、図1や図2に示すように、導光板12に設けられる突起部18は、導光板12と一体成形されていることが好ましい。この理由は、このように構成することにより、突起部における形成位置が正確になるばかりか、突起部の強度についても高めることができるためである。
ただし、導光板12および回路基板14から、光学系部材を組み立て易いことから、導光板12に設けられる突起部18を、導光板12とは別体として、例えば、一部品としての突起部材(突起部)18によって、導光板12および回路基板14とを、貫通させて、両者を固定する構造とすることも好ましい。
【0031】
また、突起部の形状についても特に制限されるものではないが、例えば、円柱形、多角形、球形状、半円形状、楕円状、半楕円状、円錐状、マッシュルーム状、異形状等に構成することが好ましい。
さらに、突起部の大きさについても特に制限されるものではないが、例えば、その高さを0.1〜10mmの範囲内の値とすることが好ましく、その直径を0.1〜5mmの範囲内の値とすることが好ましい。
【0032】
また、突起部の断面積の直径をR(mm)とし、後述する位置決め孔における長軸および短軸の長さをそれぞれt1(mm)、t2(mm)としたときに、t1/Rで表される値を1.2〜10の範囲内の値とするとともに、t2/Rで表される値を1〜1.5の範囲内の値とすることが好ましい。
この理由は、t1/Rで表される値が1.2未満の値になると、導光板の端部と、光源との位置調製が不十分となる場合があるためである。また、t1/Rで表される値が10を超えた値になると、位置決め孔の形成が困難になる場合があるためである。
したがって、t1/Rで表される値を1.5〜7の範囲内の値とすることがより好ましく、2〜5の範囲内の値とすることがさらに好ましい。
また、t2/Rで表される値が1未満の値になると、突起部の挿入や移動が困難になる場合があるためである。また、t1/Rで表される値が1.5を超えた値になると、突起部の固定性が不十分になる場合があるためである。
したがって、t2/Rで表される値を1.01〜1.3の範囲内の値とすることがより好ましく、1.05〜1.2の範囲内の値とすることがさらに好ましい。
【0033】
3.光源
(1)種類
光源の種類は特に制限されるものではないが、例えば、蛍光管、蛍光表示管、発光ダイオード(LED、Light Emission Diode)、有機ルミネッセンス素子等から構成してあることが好ましいが、特に、発光ダイオードを使用することが好ましい。
この理由は、かかる発光ダイオードを使用することにより、光源の消費電力を有効に低下させることができるとともに、高周波電源を必要としないために、高周波ノイズの発生による誤動作を有効に防止することができるためである。また、発光ダイオードであれば、回路基板上への実装も容易なためである。
【0034】
(2)実装方法
また、光源は、回路基板、例えば、フレキシブル配線基板や、プリント配線基板上の配線パターンに対して、予め実装(装着)してあることが好ましい。
この理由は、光源の位置を直接的に調整することなく、光源を搭載したフレキシブル配線基板や、プリント配線基板の位置を適宜調整することにより、導光板の端面と、光源とを、近接配置することができるためである。
ただし、光源の実装が容易になるばかりか、適度に変形し、導光板の端面と、光源とを、さらに近接配置することができることから、フレキシブル配線基板を使用することがより好ましい。
なお、光源の回路基板に対する実装方法は特に制限されるものではないが、例えば、光源が発光ダイオードであれば、導電性接着剤、半田ペースト等を適宜使用することができる。
【0035】
4.回路基板
(1)基本構造
第1の実施形態で使用する回路基板は、基材と、配線パターンと、を含んで構成してあることが好ましい。そして、かかる基材が、ポリイミド樹脂やポリエステル樹脂から構成され、可撓性を有するフレキシブル回路基板であることが好ましい。
【0036】
(2)位置決め孔
また、位置決め孔が、図6に示すように、長軸(L)および短軸(S)を有するとともに、当該長軸(L)に沿って、突起部を相対的に移動可能としてあることが好ましい。
この理由は、このように構成することにより、より簡易な構造設計によって、位置決め孔と、突起部との間の係合が容易になるばかりか、導光板の端面を光源に対して近接配置することができるためである。
すなわち、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、導光板の端面を光源に対して、近接配置させることができるため、高い発光輝度が得られる電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0037】
また、長軸(L)および短軸(S)を有する位置決め孔の形状を、具体的に、図7(a)に示すように長孔、図7(b)に示すように楕円孔、または図7(c)に示すようにスリット孔とすることが好ましい。
この理由は、このような形状の位置決め孔とすることにより、位置決め孔と、突起部との間の係合が容易になるばかりか、位置決め孔の内部での突起部の移動性や固定性についても良好となるためである。
したがって、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、このような形状の位置決め孔と、導光板における突起部とを、容易に係合させるとともに、その相対位置を調節して、導光板の端面を光源に対して、近接配置させることができる。
【0038】
また、位置決め孔の数についても特に制限されるものではないが、二つ以上設けることが好ましい。
この理由は、このように位置決め孔の数を適宜変更することにより、光源に対して、導光板の端面をさらに近接配置することができるためである。
したがって、光源から出射された光をより有効に利用して、電気光学パネルにおいて高い発光輝度を得ることができる。
【0039】
また、図8(a)〜(e)に示すように、位置決め孔が、突起部を挿入するための挿入部を有することが好ましい。すなわち、突起部を挿入するための挿入部(図面上、記号Aで表記した部分)と、突起部を挿入した後に移動して、突起部の位置を所定場所に固定するための位置決め孔(図面上、記号Bで表記した部分)と、から構成してあることが好ましい。
この理由は、このように構成することにより、突起部の挿入が容易になるばかりか、突起部の移動の際における左右のぶれも少なくすることができ、さらには、光源を導光板の端面に対して近接配置することができるためである。
より具体的には、図8(a)、図8(b)あるいは図8(e)に示すように、挿入部の形状を円形とすることにより、突起部の形状にかかわらず挿入が容易になるばかりか、突起部の形成についても容易になる。
また、図8(c)や図8(d)に示すように、挿入部の形状を正方形とすることにより、多角形状の突起部の挿入が容易になるばかりか、突起部の寸法精度についても高めることができる。
【0040】
5.その他
また、光源を導光板の端面に対して近接配置するに際して、光源の端面またはその周辺に、シーリング剤を塗布しておくことが好ましい。
この理由は、シーリング剤を介して、光源と、導光板の端面とがより密着して、空気層を含まないために、光源から出射された光をより有効的に利用することができるためである。
【0041】
[第2実施形態]
第2実施形態は、図9〜図12に例示するように、電気光学パネル(図示せず)と、導光板12を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源20と、導光板を固定するためのフレーム32と、を含む電気光学装置において、光源20は、回路基板14上に実装されており、当該回路基板14は第1の位置決め孔16aを有し、導光板12は第2の位置決め孔16bを有し、フレーム32は、当該第1および第2の位置決め孔16a、16bと係合するとともに、回路基板14および導光板12を固定するための突起部34を備えており、当該突起部18は、第1および第2の位置決め孔16a、16bに挿入した状態で、第1および第2の位置決め孔16a、16b、あるいはどちらか一方に対して相対的に移動可能とした電気光学装置である。
以下、本発明の第2実施形態の電気光学装置について、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0042】
1.液晶パネル
第2の実施形態で使用する液晶パネルは、第1の実施形態と同様の構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
【0043】
2.導光板
(1)基本構造
第2の実施形態で使用する導光板12の構成は、図9に示すように、突起部の代わりに第2の位置決め孔16bを有する以外は、第1の実施形態と同様の構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
【0044】
(2)第2の位置決め孔
導光板12に設けられる第2の位置決め孔16bは、図9に示すように、第1の実施形態において、回路基板に設けた位置決め孔と同様に、長軸(L1)および短軸(S2)を有するとともに、当該長軸(L1)に沿って、フレーム32に設けられた突起部34を相対的に移動可能としてあることが好ましい。
また、第2の実施形態においては、図9に示すように、導光板および回路基板の双方に、かかる形状の位置決め孔を設けることも好ましく、あるいは、図10および図11に示すように、導光板または後述する回路基板のどちらか一方に、かかる形状の位置決め孔を設けることも好ましい。
すなわち、導光板に設けた第2の位置決め孔および回路基板に設けた第1の位置決め孔、あるいはどちらか一方に対してフレームに設けられた突起部が相対的に移動可能としてあることにより、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれた場合であっても、導光板の端面を光源に対して、近接配置させることができるため、高い発光輝度が得られる電気光学装置を効果的に提供することができる。
また、電気光学装置全体との関係で見た場合にも、より強固にそれらが固定されているため、長時間使用した場合であっても、導光板と、光源との位置ずれだけでなく、電気光学パネルと、導光板および光源との位置ずれについても防止することができる。したがって、長時間に渡って安定して高い発光輝度が得られる電気光学装置を得ることができる。
【0045】
3.光源
第2の実施形態で使用する光源は、第1の実施形態と同様の構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
【0046】
4.回路基板
(1)基本構造
第2の実施形態で使用する回路基板の基本構造は、第1の実施形態と同様の構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
【0047】
(2)第1の位置決め孔
また、第2の実施形態で使用する回路基板に設けられる第1の位置決め孔は、図9に示すように、第1の実施形態において回路基板に設けた位置決め孔と同様に、長軸(L2)および短軸(S2)を有するとともに、当該長軸(L2)に沿って、フレーム32に設けられた突起部34を相対的に移動可能としてあることが好ましい。
なお、前述のとおり、導光板および回路基板の双方に、かかる形状の位置決め孔を設けることも好ましく、あるいは、導光板または後述する回路基板のどちらか一方に、かかる形状の位置決め孔を設けることも好ましい。
【0048】
5.フレーム
(1)基本構造
フレームの構造は特に限定されるものではないが、例えば、セラミック、金属、プラスチック等から構成されていることが好ましい。
また、図9に示すように、フレーム32の表面であって、導光板12の位置する側に、反射部36を備えていることが好ましい。この理由は、フレームにおいても、導光板に対して光を反射させることにより、光源から出射された光を、効率よく電気光学パネルに導くことができるためである。
【0049】
(2)突起部
また、図9に示すように、フレーム32は、その端部において、回路基板14に設けられた第1の位置決め孔16bおよび導光板12に設けられた第2の位置決め孔16aと係合するための突起物34を備えていることが好ましい。
また、図9に示すように、フレーム32に設けられる突起部34は、フレーム32と一体成形されていることが好ましい。この理由は、このように構成することにより、突起部における形成位置が正確になるばかりか、突起部の強度についても高めることができるためである。
ただし、フレーム32と、導光板12および回路基板14とから、光学系部材を組み立て易いことから、フレーム32に設けられる突起部34を、フレーム32とは別体として、例えば、一部品としての突起部材(突起部)34によって、導光板12および回路基板14とを、貫通させて、両者を固定する構造とすることも好ましい。
なお、突起部の形状や、断面積については、第1の実施形態において導光板に設けた突起部と同様とすることができる。
【0050】
(3)配置
また、フレーム32を、図9に示すように、導光板12の側(導光板12を挟んで回路基板14の反対側)に配置して、突起部34を、導光板12、回路基板14の順に順次係合させることも好ましく、また、図12に示すように、回路基板14の側(回路基板を挟んで導光板12の反対側)に配置して、突起部34を、回路基板14、導光板12の順に順次係合させることも好ましい。
【0051】
6.その他
また、第2の実施形態においても、光源を導光板の端面に対して近接配置するに際して、光源の端面またはその周辺に、シーリング剤を塗布しておくことが好ましい。
【0052】
[第3実施形態]
第3実施形態は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置の製造方法であって、以下の工程(1)〜(3)を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法である。
(1)電気光学パネルを準備する工程(第1工程と称する場合がある。)
(2)光源を回路基板上に実装する工程(第2工程と称する場合がある。)
(3)導光板に設けた突起部と、回路基板に設けた位置決め孔とを係合した後、突起部の位置を相対的に移動させることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程(第3工程と称する場合がある。)
【0053】
1.第1工程
図13(a)〜図13(d)は、図4および図5に示す液晶パネル200を形成するための製造工程を示すものである。
【0054】
(1)着色層の形成
図13(a)に示すように、第1の基板211上には、図4に示す液晶表示領域Aに相当する領域に、反射層212、およびブラックマトリクス(黒色遮光層)214BMを順次形成することが好ましい。
ここで、開口部212aを備えた反射層212は、蒸着法やスパッタリング法にて金属材料等を基板上に被着させた後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング法を用いてパターニングすることにより形成される。また、ブラックマトリクス214BMは、顔料や染料等の着色材を分散させた透明樹脂等からなる感光性樹脂を塗布し、これにパターン露光、現像処理を順次施すことによって形成する。
また、着色層214についても、顔料や染料等の着色材を分散させた透明樹脂等からなる感光性樹脂を、反射層212等の上に全面的に塗布し、これにパターン露光、現像処理を順次施すことによって形成することができる。
なお、複数の色の着色層214を配列して形成する場合には、色毎に上記工程を繰り返すことになる。
【0055】
(2)表面保護層の形成
次いで、第1の基板211上に全面的に透光性樹脂を塗布することが好ましい。かかる透光性樹脂は、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、イミド樹脂、フッ素樹脂などで構成することができる。これらの樹脂は流動性を有する未硬化状態で基板上に塗布され、乾燥、光硬化、熱硬化などの適宜の手段で硬化される。塗布方法としては、スピンコート法や印刷法などを用いることができる。
次いで、透光性樹脂に対して、フォトリソグラフィ技術およびエッチング法を用いてパターニングを施し、図13(b)に示すように、表面保護層315を形成することが好ましい。
【0056】
(3)透明電極および配向膜の形成
次いで、図13(c)に示すように、基板上に全面的にITO(インジウムスズ酸化物)等の透明導電体からなる透明電極216および配向膜217を形成する。
例えば、透明電極216はスパッタリング法により成膜できる。すなわち、透明導電層を全面的に形成した後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング法を用いてパターニングを施し、透明電極216を形成することができる。
また、配向膜217については、例えば、スピンコート法を用いて形成することができる。
【0057】
(4)対向基板の形成
次いで、図13(d)に示すように、第2の基板221上に、ITO(インジウムスズ酸化物)等の透明導電体からなる透明導電層を、スパッタリング法等を用いて全面的に形成することが好ましい。その後、例えば、フォトリソグラフィ技術やエッチング法を用いてパターニングを施し、透明電極222を形成することが好ましい。
次いで、透明電極222上に、SiO2やTiO2などからなる硬質保護膜223や配向膜224を順次積層し、対向基板220とすることが好ましい。
そして、カラーフィルタ基板210と、これに対向する対向基板220とをシール材(図示せず)にて貼り合わせるとともに、内部に液晶材料232を配置することにより、液晶パネルを構成することができる。
【0058】
2.第2工程
第2工程は、光源を、配線パターンを有する回路基板上に実装する工程である。
ここで、光源や回路基板の種類によるが、例えば、光源として発光ダイオードを、フレキシブル回路基板に実装する場合には、異方性導電膜を使用することが好ましい。
この理由は、異方性導電膜を介して、発光ダイオードをフレキシブル回路基板に実装することにより、発光ダイオードの接続端子が多い場合であっても、あるいは、配線パターンのピッチが狭い場合であっても、それぞれショートが発生することなく、一括接続することができるためである。
また、第2工程は、光源を、配線パターンを有する回路基板上に実装するにあたり、回路基板上に、光源を収容するための凹部を予め設ける工程を含むことが好ましい。
この理由は、このような工程を含むことにより、光源を実装する際の位置ずれを少なくすることができるためである。したがって、導光板の端面と、回路基板上の光源とを、さらに近接配置することができるようになる。
【0059】
3.第3工程
第3工程は、導光板に設けた突起部と、回路基板に設けた位置決め孔とを係合した後、突起部の位置を相対的に移動させることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程である。
すなわち、図2の分解斜視図に示すように、導光板12に設けた突起部18および回路基板14に設けた位置決め孔16を係合させたのち、突起部18を位置決め孔16に挿入した状態で相対的に移動させ、導光板12の端面12aを光源20に対して近接配置させる工程である。
このように実施することにより、光源の位置を直接的に調整することなく、光源が実装された回路基板の位置を調整することによって、光源を導光板の端面に対して近接配置することができる。したがって、光源の回路基板上での実装位置が多少ずれたような場合であっても、光源から出射された光を有効利用して、高い発光輝度を有する電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0060】
4.その他
図示しないが、第1工程で得られた電気光学パネルと、第2工程および第3工程で得られた光学系部材と、の間の位置合わせをした後、それらを組立てることが好ましい。
すなわち、電気光学パネルと、光学系部材とから、電気光学装置、例えば、液晶表示装置を作成することが好ましい。
【0061】
[第4実施形態]
第4実施形態は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、導光板を固定させるためのフレームと、を含む電気光学装置の製造方法であって、以下の工程(1)〜(3)を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法である。
(1)電気光学パネルを準備する工程(第1工程と称する場合がある。)
(2)光源を回路基板上に実装する工程(第2工程と称する場合がある。)
(3)フレームに設けた突起部と、回路基板に設けた第1の位置決め孔および導光板に設けた第2の位置決め孔とを係合した後、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはどちらか一方に対して、突起部の位置を相対的に移動させることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程(第3工程と称する場合がある。)
なお、本発明の第4の実施形態について、第1工程および第2工程は第3の実施形態と同様とすることができるため、ここでは第3の工程について説明する。
【0062】
かかる第3工程は、フレームに設けた突起部と、回路基板に設けた第1の位置決め孔および導光板に設けた第2の位置決め孔とを係合した後、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはどちらか一方に対して、突起部の位置を相対的に移動させることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程である。
すなわち、図9および図10の分解斜視図に示すように、フレーム32に設けた突起部34と、回路基板14に設けた第1の位置決め孔16bおよび導光板に設けた第2の位置決め孔16aとを係合させたのち、突起部34を第1および第2の位置決め孔16a、16bに挿入した状態で、当該第1および第2の位置決め孔16a、16bに対して相対的に移動させ、導光板12の端面12aを光源20に対して近接配置させる工程である。
このように実施することにより、光源の位置を直接的に調整することなく、光源が実装された回路基板および導光板、あるいはどちらか一方の位置を調整することによって、光源を導光板の端面に対して近接配置することができる。したがって、光源の回路基板上での実装位置が多少ずれたような場合であっても、光源から出射された光を有効利用して、高い発光輝度を有する電気光学装置を効果的に提供することができる。
また、電気光学装置との関係においては、導光板および光源をより強固に固定させることができるために、長時間の使用に際しても安定して高い発光輝度を有する電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0063】
[第5実施形態]
本発明に係る第5実施形態としての電気光学装置を、電子機器における表示装置として用いた場合について具体的に説明する。
【0064】
(1)電子機器の概要
図14は、本実施形態の電子機器の全体構成を示す概略構成図である。この電子機器は、液晶パネル200と、これを制御するための制御手段1200とを有している。また、図14中では、液晶パネル200を、パネル構造体200Aと、半導体素子(ICチップ)等で構成される駆動回路200Bと、に概念的に分けて描いてある。また、制御手段1200は、表示情報出力源1210と、表示処理回路1220と、電源回路1230と、タイミングジェネレータ1240とを有することが好ましい。
また、表示情報出力源1210は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ1240によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を表示情報処理回路1220に供給するように構成されていることが好ましい。
【0065】
また、表示情報処理回路1220は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路200Bへ供給することが好ましい。そして、駆動回路200Bは、走査線駆動回路、データ線駆動回路および検査回路を含むことが好ましい。また、電源回路1230は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する機能を有している。
そして、本実施形態の電子機器であれば、駆動用ICの内部に、温度検知手段を含む温度補償素子が備えてあることから、メモリ性液晶等の電気光学材料を用いた場合であっても、周囲温度にかかわらず、一定のコントラストを有効に得ることができる。
【0066】
(2)具体例
本発明に係る電気光学装置としての液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス装置、無機エレクトロルミネッセンス装置等や、プラズマディスプレイ装置、FED(フィールドエミッションディスプレイ)装置、LED(発光ダイオード)表示装置、電気泳動表示装置、薄型のブラウン管、液晶シャッター、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いた装置等を適用することが可能な電子機器としては、パーソナルコンピュータや、携帯電話機のほかにも、液晶テレビや、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた電子機器などが挙げられる。
【0067】
さらに、本発明の電気光学装置および電子機器は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記各実施形態に示す液晶パネルは単純マトリクス型の構造を備えているが、TFT(薄膜トランジスタ)やTFD(薄膜ダイオード)等のアクティブ素子(能動素子)を用いたアクティブマトリクス方式の電気光学装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の斜視図である。
【図2】第1実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の分解図である。
【図3】(a)〜(c)は、それぞれ電気光学パネルに含まれる光学系部材の平面図である。
【図4】液晶パネルの構造を説明するために供する斜視図である。
【図5】液晶パネルの構造を説明するために供する断面図である。
【図6】位置決め孔の形状を説明するために供する図である(その1)。
【図7】位置決め孔の形状を説明するために供する図である(その2)。
【図8】(a)〜(e)は、それぞれ挿入部を備えた位置決め孔の形状を説明するために供する図である。
【図9】第2実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の分解図である。
【図10】第2実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の変形例を示す分解図である(その1)。
【図11】第2実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の変形例を示す分解図である(その2)。
【図12】第2実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の変形例を示す分解図である(その3)。
【図13】(a)〜(e)は、液晶パネルの製造方法を説明するために供する図である。
【図14】電子機器の全体構成を示す概略構成図である。
【図15】従来の電気光学パネルと、フレキシブル基板とからなる電気光学ユニットを説明するために供する図である(その1)。
【図16】従来の電気光学パネルと、フレキシブル基板とからなる電気光学ユニットを説明するために供する図である(その2)。
【図17】従来の導光板と、光源との関係を説明するために供する図である(その1)。
【図18】従来の導光板と、光源との関係を説明するために供する図である(その2)。
【図19】従来の導光板と、光源との関係を説明するために供する図である(その3)。
【符号の説明】
10:電気光学装置、12:導光板、14:回路基板、16:位置決め孔、18:突起部、20:光源、22:突起状翼部、26:配線パターン、32:フレーム、34:突起部、200:液晶パネル、210:カラーフィルタ基板、211:第1の基板、212:反射層、212a:開口部、212r:反射部、214:着色層、215a:開口部、216:透明電極、220:対向基板、221:第2の基板、222:透明電極、315:表面保護層
【発明の属する技術分野】
本発明は電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電気光学装置を含む電子機器に関する。特に、光源の回路基板上での実装位置が多少ずれたような場合であっても、高い発光輝度を有する電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電気光学装置を含む電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置等に用いられる面光源ユニットとして、導光板の一つの端面に沿って光源を配置し、他の端面および導光板の背面を、粘着シートを介して反射シートで覆った構成が知られている。
しかしながら、導光板と、反射シートとの間に、粘着シートが存在していると、面内輝度が低下したり、光源から出射された光の利用効率が低下したりするという問題が見られた。
そこで、図15に示すように、導光板305の一つの端面305aに沿って光源311を配置し、他の端面および導光板305の背面にそれぞれリフレクタ307が一体形成された面光源ユニット300が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の面光源ユニットにおいては、光源から発せられる高周波ノイズや熱等によって、駆動回路が誤動作するおそれがあり、そのために、図16に示すように、導光板405の一端405aに光源411を配置し、他の端部に駆動回路413を配置した構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−14923号 (第4−5頁、図2)
【特許文献2】
特開2001−34185号 (第4−5頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1および2に記載された面光源ユニットは、それぞれ導光板の一つの端面に沿って、フレキシブル回路基板上に予め実装された光源が配置されていたものの、フレキシブル回路基板上での光源の実装位置がずれたような場合に、導光板の端面と、光源との間で、光がリ−クしてしまい、面内輝度が低下したり、光源から出射された光の利用効率が低下したりするという問題が見られた。
すなわち、図17に示すように、導光板312の突起部318と、光源320が実装してある回路基板314に設けてある円形の位置決め孔316とを係合させることにより、導光板312の端面312aを光源320に対して近接配置しようとしていたが、フレキシブル回路基板314上での光源320の実装位置がずれたような場合に、導光板312の端面312aと、光源320との間に隙間が存在しやすくなるという問題が見られた。
もちろん、図18や図19に示すように、導光板609、709の端面と、光源603、703との間の隙間を少なくしようとする試みもなされているが、構造が複雑になったり、その効果が乏しいというような問題が見られた。
【0005】
そこで、本発明の発明者は鋭意検討した結果、光源の回路基板上での実装位置が多少ずれたような場合であっても、導光板に特定の突起部を設けるとともに、光源が実装してある回路基板に、特定の位置決め孔を設けることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させて、電気光学装置等において高い発光輝度が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、簡易な構造設計によって、高い発光輝度が得られる光学系部材を含む電気光学装置、そのような電気光学装置の製造方法、およびそのような電気光学装置を含む電子機器をそれぞれ提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気光学装置によれば、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置において、電気光学パネルは、互いに対向する第1および第2の配線基板を有するとともに、当該第1および第2の配線基板の間に電気光学物質が注入されており、光源は、配線パターンを有する回路基板上に実装されており、導光板は、回路基板に設けた位置決め孔と係合するとともに、回路基板を固定するための突起部を備えており、当該突起部は、位置決め孔に挿入した状態で相対的に移動可能とした電気光学装置が提供され、上述した問題点を解決することができる。
すなわち、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、導光板を回路基板に係合させた状態で移動させ、導光板の端面を光源に対して、近接配置させることができるため、発光輝度が向上した電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0007】
また、本発明の別の態様は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、導光板を固定するためのフレームと、を含む電気光学装置において、光源は回路基板上に実装されており、当該回路基板は第1の位置決め孔を有し、導光板は第2の位置決め孔を有し、フレームは、第1および第2の位置決め孔と係合するとともに、回路基板および導光板を固定するための突起部を備えており、当該突起部は、第1および第2の位置決め孔に挿入した状態で、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはどちらか一方に対して相対的に移動可能としてあることを特徴とする電気光学装置である。
すなわち、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、フレームに設けられた突起部と係合した、導光板および回路基板、あるいはどちらか一方を移動させ、導光板の端面を光源に対して近接配置させた状態で固定させることができるため、発光輝度が向上した電気光学装置を効果的に提供することができる。また、導光板および回路基板を、直接フレームに固定させることで、電気光学装置全体との関係で見た場合にも、より強固にそれらが固定されるため、長時間の使用に際しても、安定して発光輝度が向上した電気光学装置を提供することができる。
【0008】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、位置決め孔が、長軸および短軸を有するとともに、当該長軸に沿って、突起部を相対的に移動可能としてあることが好ましい。
このように構成することにより、より簡易な構造設計によって、突起部との間の係合が容易になるばかりか、導光板の端面を光源に対して近接配置することができる。
【0009】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、位置決め孔を、長孔、楕円孔、またはスリット孔とすることが好ましい。
このように構成することにより、突起部との間の係合が容易になるばかりか、位置決め孔の形成についても容易となる。
【0010】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、位置決め孔を、二つ以上設けることが好ましい。
このように構成することにより、光源に対して、導光板の端面をさらに近接配置することができる。
【0011】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、位置決め孔が、突起部を挿入するための挿入部を有することが好ましい。
このように構成することにより、突起部の挿入が容易になるばかりか、突起部を相対的に移動させる際における左右のぶれも少なくすることができる。
【0012】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、突起部が、導光板またはフレームと一体成形されていることが好ましい。
このように構成することにより、突起部の形成位置が正確になるばかりか、突起部の強度についても高めることができる。
【0013】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、回路基板が、実質的に帯状のフレキシブル基板であることが好ましい。
このように構成することにより、位置決め孔の形成位置が正確になるばかりか、位置決め孔の形成についてもさらに容易となる。
【0014】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、導光板に、光源を配置するための凹部を設けることが好ましい。
このように構成することにより、光源の形成位置についても正確になり、導光板の端面と、回路基板上の光源とを、さらに近接配置することができる。
【0015】
また、本発明の電気光学装置を構成するにあたり、光源が、発光ダイオード(LED)であることが好ましい。
このように構成することにより、消費電力を有効に低下させることができるとともに、高周波電源を必要としないために、高周波ノイズによる誤動作を有効に防止することができる。
【0016】
また、本発明の別の態様は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置の製造方法であって、電気光学パネルを準備する工程と、光源を回路基板上に実装する工程と、導光板に設けた突起部と回路基板に設けた位置決め孔とを係合する工程と、突起部を、位置決め孔に挿入した状態で相対的に移動させ、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程と、を含む電気光学装置の製造方法である。
すなわち、光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、特定の近接配置工程を実施することにより、光源に対して、導光板の端面を近接配置させることができるため、発光輝度が向上した電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0017】
また、本発明の別の態様は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、導光板を固定するためのフレームと、を含む電気光学装置の製造方法であって、電気光学パネルを準備する工程と、光源を回路基板上に実装する工程と、当該回路基板に設けた第1の位置決め孔および導光板に設けた第2の位置決め孔と、フレームに設けた突起部とを係合する工程と、突起部を第1および第2の位置決め孔に挿入した状態で、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはいずれか一方に対して相対的に移動させ、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程と、を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法である。
すなわち、光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、特定の近接配置工程を実施することにより、光源に対して、導光板の端面を容易に近接配置させることができるとともに、電気光学装置との関係においては、より強固に導光板および光源を固定させることができるために、発光輝度が向上した電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0018】
また、本発明の電気光学装置の製造方法を実施するにあたり、導光板に、光源を配置するための凹部を設ける工程を含むことが好ましい。
このように実施することにより、光源の形成位置についても正確になり、導光板の端面と、回路基板上の光源とを、さらに近接配置することができる。
【0019】
また、本発明の別の態様は、上述した電気光学装置と、当該電気光学装置を制御するための制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器である。
このように構成することによって、導光板の端面と、回路基板上の光源とが近接配置され、発光輝度が向上した電気光学装置を含む電子機器を効果的に提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電気光学装置を含む電子機器に関する実施形態について具体的に説明する。
ただし、かかる実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。
【0021】
[第1実施形態]
第1実施形態は、図1や図2に例示するように、電気光学パネル(図示せず)、導光板12を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源20と、を含む電気光学装置10において、光源20は、回路基板14上に実装されており、導光板12は、回路基板14に設けた位置決め孔16と係合するとともに、回路基板14を固定するための突起部18を備えており、当該突起部18は、位置決め孔16に挿入した状態で相対的に移動可能とした電気光学装置10である。
なお、図1は、電気光学装置10に含まれる光源20および導光板12からなる光学系部材の組立て斜視図であり、図2は、その光学系部材における分解斜視図である。
なお、突起部が相対的に移動可能とは、位置決め孔を移動させないで突起部そのものを移動させたり、あるいは、突起部そのものは移動させないで位置決め孔を移動させたりすることにより、実質的に位置決め孔内を突起部が移動可能な状態をいう。
以下、本発明の第1実施形態の電気光学装置について、電気光学パネルとして、カラーフィルタ基板を用いた液晶パネルを含む構成を例に採って説明する。
【0022】
1.液晶パネル
(1)基本構造
図4に示される液晶パネル200は、いわゆる反射半透過方式のパッシブマトリクス型構造を有する液晶パネル200であって、図示しないもののバックライトやフロントライト等の照明装置やケース体などを、必要に応じて、適宜取付けることが好ましい。
また、当該液晶パネル200は、用途に応じて、パッシブマトリクス型構造のかわりに、反射半透過方式のアクティブマトリクス型構造、例えば、TFD(Thin Film Diode)やTFT(Thin Film Transistor)等のアクティブ素子(能動素子)を用いた液晶パネルであっても良い。
【0023】
そして、図4に示すように、液晶パネル200は、ガラス板や合成樹脂板等からなる透明な第1の基板211を基体とするカラーフィルタ基板210と、これに対向して、実質的に同様の構成を有する第2の基板221を基体とする対向基板220とが、接着剤等のシール材230を介して貼り合わせられて構成されていることが好ましい。そして、カラーフィルタ基板210と、対向基板220とが形成する空間であって、シール材230の内側部分に対して、開口部230aを介して液晶材料232を注入した後、封止材231にて封止されてなるセル構造を備えていることが好ましい。
【0024】
(2)配線パターン
図4に示すように、第1の基板211の内面(第2の基板221に対向する表面)上に、並列した複数のストライプ状の透明電極216を形成し、第2の基板221の内面上には、当該透明電極216に直交する方向に並列した、複数のストライプ状の透明電極222を形成することが好ましい。また、透明電極216を、配線218Aに対して導電接続するとともに、もう一方の透明電極222を、配線228に対して導電接続することが好ましい。
そして、透明電極216と透明電極222とは相互に直交するため、その交差領域がマトリクス状に配列された多数の画素を構成し、これら多数の画素の配列が、全体として液晶表示領域Aを構成することになる。
【0025】
また、第1の基板211は、第2の基板221の外形よりも外側に張り出してなる基板張出部210Tを有し、この基板張出部210T上には、配線218A、配線228に対して、シール材230の一部で構成される上下導通部を介して導電接続された配線218B、および、独立して形成された複数の配線パターンからなる入力端子部219が形成されていることが好ましい。
また、基板張出部210T上には、これら配線218A、218Bおよび入力端子部219に対して導電接続されるように、液晶駆動回路等を内蔵した半導体素子261が実装されていることが好ましい。
さらに、基板張出部210Tの端部には、入力端子部219に導電接続されるように、駆動用ICとしての半導体素子261および後述するフレキシブル配線基板263が電気接続されていることが好ましい。
【0026】
(3)位相差板および偏光板
図4に示される液晶パネル200において、図5に示すように、第1の基板211の外面の所定位置に、位相差板(1/4波長板)240および偏光板241が配置されていることが好ましい。
そして、第2の基板221の外面においても、鮮明な画像表示が認識できるように、位相差板(1/4波長板)250および偏光板251が配置されていることが好ましい。
【0027】
(4)カラーフィルタ基板
カラーフィルタ基板210は、図5に示すように、基本的に、ガラス基板210と、着色層214と、透明電極216と、配向膜217と、から構成してあることが好ましい。
また、カラーフィルタ基板210において、反射機能が必要な場合、例えば、携帯電話等に使用される反射半透過型の液晶表示装置においては、ガラス基板210と、着色層214との間に、反射層212を設けることが好ましい。
さらに、カラーフィルタ基板210において、図4に示すように、その表面を平坦化するための表面保護層315や、電気絶縁性を向上させるための絶縁層を設けることも好ましい。
【0028】
2.導光板
(1)基本構造
第1の実施形態で使用する導光板の構造は特に制限されるものではないが、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリサルホン樹脂等の透明性に優れた樹脂から構成された平面状物であって、かつ、その表面や端部に反射部(図示せず)を備えた構成であることが好ましい。
また、図1および図3(a)に示すように、導光板12は、その先端部において、二つの突起状翼部22を備えており、これらの突起状翼部22に、回路基板14の位置決め孔16と係合するための突起物18を備えていることが好ましい。
この理由は、このように構成すると、二つの突起状翼部22と、導光板12の端面12aとから、所定の空間部24が形成されるため、光源20から出射された光が外部に漏れる割合が少なくなり、所望の方向に対して、効率的に導光することができるためである。
【0029】
一方、図3(b)に示すように、導光板12は、その先端部において平坦であって、導光板12の端面12aと、光源20と、が密着できる構成とすることも好ましい。
この理由は、このように構成すると、導光板12の作成が容易になるばかりか、導光板12における端面12aの研磨処理が容易になって、光源20から出射された光が外部に漏れる割合が少なくなるためである。
さらに、図3(c)に示すように、導光板12は、その先端部に突起状翼部は設けられていないものの、光源20の一部または全部を収容するための空間部28を備えていることが好ましい。
この理由は、このように構成すると、導光板12の作成が容易になるばかりか、光源20の周囲を導光板12が囲むために、光源20から出射された光が外部に漏れる割合が少なくなるためである。
なお、図示しないが、導光板の光源側端部の厚さを、もう一方の端部に向かって除々に薄くすることも好ましい。すなわち、導光板の表面を斜面とすることが好ましい。
この理由は、導光板をこのように構成することにより、光源から出射された光が多少拡散したとしても、全体として、有効利用することができるためである。
【0030】
(2)突起部
また、図1や図2に示すように、導光板12に設けられる突起部18は、導光板12と一体成形されていることが好ましい。この理由は、このように構成することにより、突起部における形成位置が正確になるばかりか、突起部の強度についても高めることができるためである。
ただし、導光板12および回路基板14から、光学系部材を組み立て易いことから、導光板12に設けられる突起部18を、導光板12とは別体として、例えば、一部品としての突起部材(突起部)18によって、導光板12および回路基板14とを、貫通させて、両者を固定する構造とすることも好ましい。
【0031】
また、突起部の形状についても特に制限されるものではないが、例えば、円柱形、多角形、球形状、半円形状、楕円状、半楕円状、円錐状、マッシュルーム状、異形状等に構成することが好ましい。
さらに、突起部の大きさについても特に制限されるものではないが、例えば、その高さを0.1〜10mmの範囲内の値とすることが好ましく、その直径を0.1〜5mmの範囲内の値とすることが好ましい。
【0032】
また、突起部の断面積の直径をR(mm)とし、後述する位置決め孔における長軸および短軸の長さをそれぞれt1(mm)、t2(mm)としたときに、t1/Rで表される値を1.2〜10の範囲内の値とするとともに、t2/Rで表される値を1〜1.5の範囲内の値とすることが好ましい。
この理由は、t1/Rで表される値が1.2未満の値になると、導光板の端部と、光源との位置調製が不十分となる場合があるためである。また、t1/Rで表される値が10を超えた値になると、位置決め孔の形成が困難になる場合があるためである。
したがって、t1/Rで表される値を1.5〜7の範囲内の値とすることがより好ましく、2〜5の範囲内の値とすることがさらに好ましい。
また、t2/Rで表される値が1未満の値になると、突起部の挿入や移動が困難になる場合があるためである。また、t1/Rで表される値が1.5を超えた値になると、突起部の固定性が不十分になる場合があるためである。
したがって、t2/Rで表される値を1.01〜1.3の範囲内の値とすることがより好ましく、1.05〜1.2の範囲内の値とすることがさらに好ましい。
【0033】
3.光源
(1)種類
光源の種類は特に制限されるものではないが、例えば、蛍光管、蛍光表示管、発光ダイオード(LED、Light Emission Diode)、有機ルミネッセンス素子等から構成してあることが好ましいが、特に、発光ダイオードを使用することが好ましい。
この理由は、かかる発光ダイオードを使用することにより、光源の消費電力を有効に低下させることができるとともに、高周波電源を必要としないために、高周波ノイズの発生による誤動作を有効に防止することができるためである。また、発光ダイオードであれば、回路基板上への実装も容易なためである。
【0034】
(2)実装方法
また、光源は、回路基板、例えば、フレキシブル配線基板や、プリント配線基板上の配線パターンに対して、予め実装(装着)してあることが好ましい。
この理由は、光源の位置を直接的に調整することなく、光源を搭載したフレキシブル配線基板や、プリント配線基板の位置を適宜調整することにより、導光板の端面と、光源とを、近接配置することができるためである。
ただし、光源の実装が容易になるばかりか、適度に変形し、導光板の端面と、光源とを、さらに近接配置することができることから、フレキシブル配線基板を使用することがより好ましい。
なお、光源の回路基板に対する実装方法は特に制限されるものではないが、例えば、光源が発光ダイオードであれば、導電性接着剤、半田ペースト等を適宜使用することができる。
【0035】
4.回路基板
(1)基本構造
第1の実施形態で使用する回路基板は、基材と、配線パターンと、を含んで構成してあることが好ましい。そして、かかる基材が、ポリイミド樹脂やポリエステル樹脂から構成され、可撓性を有するフレキシブル回路基板であることが好ましい。
【0036】
(2)位置決め孔
また、位置決め孔が、図6に示すように、長軸(L)および短軸(S)を有するとともに、当該長軸(L)に沿って、突起部を相対的に移動可能としてあることが好ましい。
この理由は、このように構成することにより、より簡易な構造設計によって、位置決め孔と、突起部との間の係合が容易になるばかりか、導光板の端面を光源に対して近接配置することができるためである。
すなわち、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、導光板の端面を光源に対して、近接配置させることができるため、高い発光輝度が得られる電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0037】
また、長軸(L)および短軸(S)を有する位置決め孔の形状を、具体的に、図7(a)に示すように長孔、図7(b)に示すように楕円孔、または図7(c)に示すようにスリット孔とすることが好ましい。
この理由は、このような形状の位置決め孔とすることにより、位置決め孔と、突起部との間の係合が容易になるばかりか、位置決め孔の内部での突起部の移動性や固定性についても良好となるためである。
したがって、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれたような場合であっても、このような形状の位置決め孔と、導光板における突起部とを、容易に係合させるとともに、その相対位置を調節して、導光板の端面を光源に対して、近接配置させることができる。
【0038】
また、位置決め孔の数についても特に制限されるものではないが、二つ以上設けることが好ましい。
この理由は、このように位置決め孔の数を適宜変更することにより、光源に対して、導光板の端面をさらに近接配置することができるためである。
したがって、光源から出射された光をより有効に利用して、電気光学パネルにおいて高い発光輝度を得ることができる。
【0039】
また、図8(a)〜(e)に示すように、位置決め孔が、突起部を挿入するための挿入部を有することが好ましい。すなわち、突起部を挿入するための挿入部(図面上、記号Aで表記した部分)と、突起部を挿入した後に移動して、突起部の位置を所定場所に固定するための位置決め孔(図面上、記号Bで表記した部分)と、から構成してあることが好ましい。
この理由は、このように構成することにより、突起部の挿入が容易になるばかりか、突起部の移動の際における左右のぶれも少なくすることができ、さらには、光源を導光板の端面に対して近接配置することができるためである。
より具体的には、図8(a)、図8(b)あるいは図8(e)に示すように、挿入部の形状を円形とすることにより、突起部の形状にかかわらず挿入が容易になるばかりか、突起部の形成についても容易になる。
また、図8(c)や図8(d)に示すように、挿入部の形状を正方形とすることにより、多角形状の突起部の挿入が容易になるばかりか、突起部の寸法精度についても高めることができる。
【0040】
5.その他
また、光源を導光板の端面に対して近接配置するに際して、光源の端面またはその周辺に、シーリング剤を塗布しておくことが好ましい。
この理由は、シーリング剤を介して、光源と、導光板の端面とがより密着して、空気層を含まないために、光源から出射された光をより有効的に利用することができるためである。
【0041】
[第2実施形態]
第2実施形態は、図9〜図12に例示するように、電気光学パネル(図示せず)と、導光板12を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源20と、導光板を固定するためのフレーム32と、を含む電気光学装置において、光源20は、回路基板14上に実装されており、当該回路基板14は第1の位置決め孔16aを有し、導光板12は第2の位置決め孔16bを有し、フレーム32は、当該第1および第2の位置決め孔16a、16bと係合するとともに、回路基板14および導光板12を固定するための突起部34を備えており、当該突起部18は、第1および第2の位置決め孔16a、16bに挿入した状態で、第1および第2の位置決め孔16a、16b、あるいはどちらか一方に対して相対的に移動可能とした電気光学装置である。
以下、本発明の第2実施形態の電気光学装置について、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0042】
1.液晶パネル
第2の実施形態で使用する液晶パネルは、第1の実施形態と同様の構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
【0043】
2.導光板
(1)基本構造
第2の実施形態で使用する導光板12の構成は、図9に示すように、突起部の代わりに第2の位置決め孔16bを有する以外は、第1の実施形態と同様の構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
【0044】
(2)第2の位置決め孔
導光板12に設けられる第2の位置決め孔16bは、図9に示すように、第1の実施形態において、回路基板に設けた位置決め孔と同様に、長軸(L1)および短軸(S2)を有するとともに、当該長軸(L1)に沿って、フレーム32に設けられた突起部34を相対的に移動可能としてあることが好ましい。
また、第2の実施形態においては、図9に示すように、導光板および回路基板の双方に、かかる形状の位置決め孔を設けることも好ましく、あるいは、図10および図11に示すように、導光板または後述する回路基板のどちらか一方に、かかる形状の位置決め孔を設けることも好ましい。
すなわち、導光板に設けた第2の位置決め孔および回路基板に設けた第1の位置決め孔、あるいはどちらか一方に対してフレームに設けられた突起部が相対的に移動可能としてあることにより、回路基板上での光源の実装位置が多少ずれた場合であっても、導光板の端面を光源に対して、近接配置させることができるため、高い発光輝度が得られる電気光学装置を効果的に提供することができる。
また、電気光学装置全体との関係で見た場合にも、より強固にそれらが固定されているため、長時間使用した場合であっても、導光板と、光源との位置ずれだけでなく、電気光学パネルと、導光板および光源との位置ずれについても防止することができる。したがって、長時間に渡って安定して高い発光輝度が得られる電気光学装置を得ることができる。
【0045】
3.光源
第2の実施形態で使用する光源は、第1の実施形態と同様の構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
【0046】
4.回路基板
(1)基本構造
第2の実施形態で使用する回路基板の基本構造は、第1の実施形態と同様の構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
【0047】
(2)第1の位置決め孔
また、第2の実施形態で使用する回路基板に設けられる第1の位置決め孔は、図9に示すように、第1の実施形態において回路基板に設けた位置決め孔と同様に、長軸(L2)および短軸(S2)を有するとともに、当該長軸(L2)に沿って、フレーム32に設けられた突起部34を相対的に移動可能としてあることが好ましい。
なお、前述のとおり、導光板および回路基板の双方に、かかる形状の位置決め孔を設けることも好ましく、あるいは、導光板または後述する回路基板のどちらか一方に、かかる形状の位置決め孔を設けることも好ましい。
【0048】
5.フレーム
(1)基本構造
フレームの構造は特に限定されるものではないが、例えば、セラミック、金属、プラスチック等から構成されていることが好ましい。
また、図9に示すように、フレーム32の表面であって、導光板12の位置する側に、反射部36を備えていることが好ましい。この理由は、フレームにおいても、導光板に対して光を反射させることにより、光源から出射された光を、効率よく電気光学パネルに導くことができるためである。
【0049】
(2)突起部
また、図9に示すように、フレーム32は、その端部において、回路基板14に設けられた第1の位置決め孔16bおよび導光板12に設けられた第2の位置決め孔16aと係合するための突起物34を備えていることが好ましい。
また、図9に示すように、フレーム32に設けられる突起部34は、フレーム32と一体成形されていることが好ましい。この理由は、このように構成することにより、突起部における形成位置が正確になるばかりか、突起部の強度についても高めることができるためである。
ただし、フレーム32と、導光板12および回路基板14とから、光学系部材を組み立て易いことから、フレーム32に設けられる突起部34を、フレーム32とは別体として、例えば、一部品としての突起部材(突起部)34によって、導光板12および回路基板14とを、貫通させて、両者を固定する構造とすることも好ましい。
なお、突起部の形状や、断面積については、第1の実施形態において導光板に設けた突起部と同様とすることができる。
【0050】
(3)配置
また、フレーム32を、図9に示すように、導光板12の側(導光板12を挟んで回路基板14の反対側)に配置して、突起部34を、導光板12、回路基板14の順に順次係合させることも好ましく、また、図12に示すように、回路基板14の側(回路基板を挟んで導光板12の反対側)に配置して、突起部34を、回路基板14、導光板12の順に順次係合させることも好ましい。
【0051】
6.その他
また、第2の実施形態においても、光源を導光板の端面に対して近接配置するに際して、光源の端面またはその周辺に、シーリング剤を塗布しておくことが好ましい。
【0052】
[第3実施形態]
第3実施形態は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置の製造方法であって、以下の工程(1)〜(3)を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法である。
(1)電気光学パネルを準備する工程(第1工程と称する場合がある。)
(2)光源を回路基板上に実装する工程(第2工程と称する場合がある。)
(3)導光板に設けた突起部と、回路基板に設けた位置決め孔とを係合した後、突起部の位置を相対的に移動させることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程(第3工程と称する場合がある。)
【0053】
1.第1工程
図13(a)〜図13(d)は、図4および図5に示す液晶パネル200を形成するための製造工程を示すものである。
【0054】
(1)着色層の形成
図13(a)に示すように、第1の基板211上には、図4に示す液晶表示領域Aに相当する領域に、反射層212、およびブラックマトリクス(黒色遮光層)214BMを順次形成することが好ましい。
ここで、開口部212aを備えた反射層212は、蒸着法やスパッタリング法にて金属材料等を基板上に被着させた後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング法を用いてパターニングすることにより形成される。また、ブラックマトリクス214BMは、顔料や染料等の着色材を分散させた透明樹脂等からなる感光性樹脂を塗布し、これにパターン露光、現像処理を順次施すことによって形成する。
また、着色層214についても、顔料や染料等の着色材を分散させた透明樹脂等からなる感光性樹脂を、反射層212等の上に全面的に塗布し、これにパターン露光、現像処理を順次施すことによって形成することができる。
なお、複数の色の着色層214を配列して形成する場合には、色毎に上記工程を繰り返すことになる。
【0055】
(2)表面保護層の形成
次いで、第1の基板211上に全面的に透光性樹脂を塗布することが好ましい。かかる透光性樹脂は、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、イミド樹脂、フッ素樹脂などで構成することができる。これらの樹脂は流動性を有する未硬化状態で基板上に塗布され、乾燥、光硬化、熱硬化などの適宜の手段で硬化される。塗布方法としては、スピンコート法や印刷法などを用いることができる。
次いで、透光性樹脂に対して、フォトリソグラフィ技術およびエッチング法を用いてパターニングを施し、図13(b)に示すように、表面保護層315を形成することが好ましい。
【0056】
(3)透明電極および配向膜の形成
次いで、図13(c)に示すように、基板上に全面的にITO(インジウムスズ酸化物)等の透明導電体からなる透明電極216および配向膜217を形成する。
例えば、透明電極216はスパッタリング法により成膜できる。すなわち、透明導電層を全面的に形成した後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング法を用いてパターニングを施し、透明電極216を形成することができる。
また、配向膜217については、例えば、スピンコート法を用いて形成することができる。
【0057】
(4)対向基板の形成
次いで、図13(d)に示すように、第2の基板221上に、ITO(インジウムスズ酸化物)等の透明導電体からなる透明導電層を、スパッタリング法等を用いて全面的に形成することが好ましい。その後、例えば、フォトリソグラフィ技術やエッチング法を用いてパターニングを施し、透明電極222を形成することが好ましい。
次いで、透明電極222上に、SiO2やTiO2などからなる硬質保護膜223や配向膜224を順次積層し、対向基板220とすることが好ましい。
そして、カラーフィルタ基板210と、これに対向する対向基板220とをシール材(図示せず)にて貼り合わせるとともに、内部に液晶材料232を配置することにより、液晶パネルを構成することができる。
【0058】
2.第2工程
第2工程は、光源を、配線パターンを有する回路基板上に実装する工程である。
ここで、光源や回路基板の種類によるが、例えば、光源として発光ダイオードを、フレキシブル回路基板に実装する場合には、異方性導電膜を使用することが好ましい。
この理由は、異方性導電膜を介して、発光ダイオードをフレキシブル回路基板に実装することにより、発光ダイオードの接続端子が多い場合であっても、あるいは、配線パターンのピッチが狭い場合であっても、それぞれショートが発生することなく、一括接続することができるためである。
また、第2工程は、光源を、配線パターンを有する回路基板上に実装するにあたり、回路基板上に、光源を収容するための凹部を予め設ける工程を含むことが好ましい。
この理由は、このような工程を含むことにより、光源を実装する際の位置ずれを少なくすることができるためである。したがって、導光板の端面と、回路基板上の光源とを、さらに近接配置することができるようになる。
【0059】
3.第3工程
第3工程は、導光板に設けた突起部と、回路基板に設けた位置決め孔とを係合した後、突起部の位置を相対的に移動させることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程である。
すなわち、図2の分解斜視図に示すように、導光板12に設けた突起部18および回路基板14に設けた位置決め孔16を係合させたのち、突起部18を位置決め孔16に挿入した状態で相対的に移動させ、導光板12の端面12aを光源20に対して近接配置させる工程である。
このように実施することにより、光源の位置を直接的に調整することなく、光源が実装された回路基板の位置を調整することによって、光源を導光板の端面に対して近接配置することができる。したがって、光源の回路基板上での実装位置が多少ずれたような場合であっても、光源から出射された光を有効利用して、高い発光輝度を有する電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0060】
4.その他
図示しないが、第1工程で得られた電気光学パネルと、第2工程および第3工程で得られた光学系部材と、の間の位置合わせをした後、それらを組立てることが好ましい。
すなわち、電気光学パネルと、光学系部材とから、電気光学装置、例えば、液晶表示装置を作成することが好ましい。
【0061】
[第4実施形態]
第4実施形態は、電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、導光板を固定させるためのフレームと、を含む電気光学装置の製造方法であって、以下の工程(1)〜(3)を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法である。
(1)電気光学パネルを準備する工程(第1工程と称する場合がある。)
(2)光源を回路基板上に実装する工程(第2工程と称する場合がある。)
(3)フレームに設けた突起部と、回路基板に設けた第1の位置決め孔および導光板に設けた第2の位置決め孔とを係合した後、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはどちらか一方に対して、突起部の位置を相対的に移動させることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程(第3工程と称する場合がある。)
なお、本発明の第4の実施形態について、第1工程および第2工程は第3の実施形態と同様とすることができるため、ここでは第3の工程について説明する。
【0062】
かかる第3工程は、フレームに設けた突起部と、回路基板に設けた第1の位置決め孔および導光板に設けた第2の位置決め孔とを係合した後、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはどちらか一方に対して、突起部の位置を相対的に移動させることにより、導光板の端面を光源に対して近接配置させる工程である。
すなわち、図9および図10の分解斜視図に示すように、フレーム32に設けた突起部34と、回路基板14に設けた第1の位置決め孔16bおよび導光板に設けた第2の位置決め孔16aとを係合させたのち、突起部34を第1および第2の位置決め孔16a、16bに挿入した状態で、当該第1および第2の位置決め孔16a、16bに対して相対的に移動させ、導光板12の端面12aを光源20に対して近接配置させる工程である。
このように実施することにより、光源の位置を直接的に調整することなく、光源が実装された回路基板および導光板、あるいはどちらか一方の位置を調整することによって、光源を導光板の端面に対して近接配置することができる。したがって、光源の回路基板上での実装位置が多少ずれたような場合であっても、光源から出射された光を有効利用して、高い発光輝度を有する電気光学装置を効果的に提供することができる。
また、電気光学装置との関係においては、導光板および光源をより強固に固定させることができるために、長時間の使用に際しても安定して高い発光輝度を有する電気光学装置を効果的に提供することができる。
【0063】
[第5実施形態]
本発明に係る第5実施形態としての電気光学装置を、電子機器における表示装置として用いた場合について具体的に説明する。
【0064】
(1)電子機器の概要
図14は、本実施形態の電子機器の全体構成を示す概略構成図である。この電子機器は、液晶パネル200と、これを制御するための制御手段1200とを有している。また、図14中では、液晶パネル200を、パネル構造体200Aと、半導体素子(ICチップ)等で構成される駆動回路200Bと、に概念的に分けて描いてある。また、制御手段1200は、表示情報出力源1210と、表示処理回路1220と、電源回路1230と、タイミングジェネレータ1240とを有することが好ましい。
また、表示情報出力源1210は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ1240によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を表示情報処理回路1220に供給するように構成されていることが好ましい。
【0065】
また、表示情報処理回路1220は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路200Bへ供給することが好ましい。そして、駆動回路200Bは、走査線駆動回路、データ線駆動回路および検査回路を含むことが好ましい。また、電源回路1230は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する機能を有している。
そして、本実施形態の電子機器であれば、駆動用ICの内部に、温度検知手段を含む温度補償素子が備えてあることから、メモリ性液晶等の電気光学材料を用いた場合であっても、周囲温度にかかわらず、一定のコントラストを有効に得ることができる。
【0066】
(2)具体例
本発明に係る電気光学装置としての液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス装置、無機エレクトロルミネッセンス装置等や、プラズマディスプレイ装置、FED(フィールドエミッションディスプレイ)装置、LED(発光ダイオード)表示装置、電気泳動表示装置、薄型のブラウン管、液晶シャッター、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いた装置等を適用することが可能な電子機器としては、パーソナルコンピュータや、携帯電話機のほかにも、液晶テレビや、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた電子機器などが挙げられる。
【0067】
さらに、本発明の電気光学装置および電子機器は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記各実施形態に示す液晶パネルは単純マトリクス型の構造を備えているが、TFT(薄膜トランジスタ)やTFD(薄膜ダイオード)等のアクティブ素子(能動素子)を用いたアクティブマトリクス方式の電気光学装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の斜視図である。
【図2】第1実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の分解図である。
【図3】(a)〜(c)は、それぞれ電気光学パネルに含まれる光学系部材の平面図である。
【図4】液晶パネルの構造を説明するために供する斜視図である。
【図5】液晶パネルの構造を説明するために供する断面図である。
【図6】位置決め孔の形状を説明するために供する図である(その1)。
【図7】位置決め孔の形状を説明するために供する図である(その2)。
【図8】(a)〜(e)は、それぞれ挿入部を備えた位置決め孔の形状を説明するために供する図である。
【図9】第2実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の分解図である。
【図10】第2実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の変形例を示す分解図である(その1)。
【図11】第2実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の変形例を示す分解図である(その2)。
【図12】第2実施形態における電気光学パネルに含まれる光学系部材の変形例を示す分解図である(その3)。
【図13】(a)〜(e)は、液晶パネルの製造方法を説明するために供する図である。
【図14】電子機器の全体構成を示す概略構成図である。
【図15】従来の電気光学パネルと、フレキシブル基板とからなる電気光学ユニットを説明するために供する図である(その1)。
【図16】従来の電気光学パネルと、フレキシブル基板とからなる電気光学ユニットを説明するために供する図である(その2)。
【図17】従来の導光板と、光源との関係を説明するために供する図である(その1)。
【図18】従来の導光板と、光源との関係を説明するために供する図である(その2)。
【図19】従来の導光板と、光源との関係を説明するために供する図である(その3)。
【符号の説明】
10:電気光学装置、12:導光板、14:回路基板、16:位置決め孔、18:突起部、20:光源、22:突起状翼部、26:配線パターン、32:フレーム、34:突起部、200:液晶パネル、210:カラーフィルタ基板、211:第1の基板、212:反射層、212a:開口部、212r:反射部、214:着色層、215a:開口部、216:透明電極、220:対向基板、221:第2の基板、222:透明電極、315:表面保護層
Claims (15)
- 電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置において、
前記光源は、回路基板上に実装されており、
前記導光板は、前記回路基板に設けた位置決め孔と係合するとともに、当該回路基板を固定するための突起部を備えており、
当該突起部は、前記位置決め孔に挿入した状態で相対的に移動可能としてあることを特徴とする電気光学装置。 - 電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、前記導光板を固定するためのフレームと、を含む電気光学装置において、
前記光源は、回路基板上に実装されており、
当該回路基板は、第1の位置決め孔を有し、
前記導光板は、第2の位置決め孔を有し、
前記フレームは、前記第1および第2の位置決め孔と係合するとともに、前記回路基板および前記導光板を固定するための突起部を備えており、
当該突起部は、前記第1および第2の位置決め孔に挿入した状態で、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはどちらか一方に対して相対的に移動可能としてあることを特徴とする電気光学装置。 - 前記位置決め孔が、長軸および短軸を有するとともに、当該長軸に沿って、前記突起部を相対的に移動可能に構成してあることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
- 前記位置決め孔を、長孔、楕円孔、またはスリット孔とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 前記位置決め孔を、一つまたは二つ以上設けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 前記位置決め孔が、前記突起部を挿入するための挿入部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 前記突起部が、前記導光板または前記フレームと一体成形されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 前記回路基板が、実質的に帯状のフレキシブル基板であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 前記突起部が、前記導光板の端面を、前記光源に対して、近接配置させた状態で、前記回路基板を固定するための固定部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 前記導光板に、前記光源を配置するための凹部を設けることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 前記光源が、発光ダイオード(LED)であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、を含む電気光学装置の製造方法であって、
前記電気光学パネルを準備する工程と、
前記光源を、回路基板上に実装する工程と、
前記導光板に設けた突起部と前記回路基板に設けた位置決め孔とを係合する工程と、
前記突起部を前記位置決め孔に挿入した状態で相対的に移動させ、前記導光板の端面を前記光源に対して近接配置させる工程と、
を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法。 - 電気光学パネルと、導光板を介して当該電気光学パネルに対して光を出射する光源と、前記導光板を固定するためのフレームと、を含む電気光学装置の製造方法であって、
前記電気光学パネルを準備する工程と、
前記光源を、回路基板上に実装する工程と、
当該回路基板に設けた第1の位置決め孔および前記導光板に設けた第2の位置決め孔と、前記フレームに設けた突起部とを係合する工程と、
前記突起部を前記第1および第2の位置決め孔に挿入した状態で、当該第1および第2の位置決め孔、あるいはいずれか一方に対して相対的に移動させ、前記導光板の端面を前記光源に対して近接配置させる工程と、
を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法。 - 前記導光板に、前記光源を配置するための凹部を設ける工程を含むことを特徴とする請求項12または13に記載の電気光学装置の製造方法。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載された電気光学装置と、当該電気光学装置を制御するための制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002348042A JP2004184493A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002348042A JP2004184493A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004184493A true JP2004184493A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32751067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002348042A Withdrawn JP2004184493A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004184493A (ja) |
Cited By (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006156325A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Samsung Electronics Co Ltd | バックライトアセンブリ及び表示装置 |
JP2007311175A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Minebea Co Ltd | 面状照明装置 |
JP2007334220A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Hitachi Displays Ltd | 液晶表示装置 |
US7359012B2 (en) | 2004-07-13 | 2008-04-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
JP2008204843A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | バックライト装置 |
JP2008204842A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | バックライト装置 |
JP2008243558A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | バックライト装置 |
US7484877B2 (en) | 2006-05-12 | 2009-02-03 | Epson Imaging Devices Corporation | Light emitting device and liquid crystal device |
US7490973B2 (en) | 2005-03-08 | 2009-02-17 | Seiko Epson Corporation | Lighting device, electro-optical device and electronic apparatus |
US7515220B2 (en) | 2005-04-01 | 2009-04-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device |
WO2009044584A1 (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | 照明装置および液晶表示装置 |
JP2009087924A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-23 | Nec Lcd Technologies Ltd | バックライト及び液晶表示装置 |
WO2009072718A1 (en) | 2007-12-03 | 2009-06-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Backlight unit and flat panel display having the same |
JP2009199871A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | 面状光源装置、及び面状光源装置を用いた表示装置 |
JP2010009813A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Epson Imaging Devices Corp | 照明装置および電気光学装置 |
WO2010038583A1 (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | シャープ株式会社 | 照明装置および液晶表示装置 |
WO2010044297A1 (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-22 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 |
JP2010113839A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Fujifilm Corp | 面状照明装置 |
JP2011096506A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Meitaku Kogyo Kk | ディスプレー、サイン、面照明等の導光パネル |
KR20110059955A (ko) * | 2009-11-30 | 2011-06-08 | 삼성전자주식회사 | 백라이트 어셈블리 |
KR20110074812A (ko) * | 2009-12-26 | 2011-07-04 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백 라이트 유닛 및 이의 조립방법 |
JPWO2009118960A1 (ja) * | 2008-03-25 | 2011-07-21 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
WO2011111444A1 (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 |
JP2011187206A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Sony Corp | 照明装置および電気光学装置 |
WO2011122060A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | シャープ株式会社 | 照明装置および表示装置 |
WO2012002074A1 (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-05 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 |
EP2416190A1 (en) * | 2010-08-02 | 2012-02-08 | Hitachi Consumer Electronics Co. Ltd. | Illumination device and display apparatus using the same |
JP2012103734A (ja) * | 2006-04-21 | 2012-05-31 | Samsung Led Co Ltd | バックライトユニット、液晶表示装置およびテレビ |
KR20120055974A (ko) * | 2010-11-24 | 2012-06-01 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치 |
CN102691929A (zh) * | 2012-02-15 | 2012-09-26 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 背光模组 |
WO2013007064A1 (zh) * | 2011-07-09 | 2013-01-17 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种背光模块以及背光装置 |
JP2013041746A (ja) * | 2011-08-16 | 2013-02-28 | Nippon Seiki Co Ltd | 照明装置 |
WO2013027588A1 (en) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Local dimming backlight unit and display device incorporating same |
WO2013054732A1 (ja) * | 2011-10-11 | 2013-04-18 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 |
WO2013069592A1 (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-16 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 |
KR101275254B1 (ko) * | 2006-05-03 | 2013-06-14 | 삼성디스플레이 주식회사 | 백라이트 유닛 및 이를 포함는 액정 표시 장치 |
WO2013094508A1 (ja) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | シャープ株式会社 | 表示装置、及びテレビ受信装置 |
WO2013150908A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 興和株式会社 | 導光デバイスおよび照明装置 |
KR101326666B1 (ko) * | 2007-05-30 | 2013-11-07 | 엘지디스플레이 주식회사 | 유연한 백라이트 유닛 |
JP2014029368A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Dainichi Co Ltd | 液晶表示ユニットの取付構造 |
WO2014075363A1 (zh) * | 2012-11-13 | 2014-05-22 | 深圳市天时通科技有限公司 | 触控显示模组 |
US8770822B2 (en) | 2011-07-09 | 2014-07-08 | Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. | Backlight module and a backlight device |
EP2438484A4 (en) * | 2009-06-02 | 2015-05-20 | Lg Electronics Inc | LED REVIEW UNIT AND DISPLAY DEVICE |
KR101577231B1 (ko) * | 2009-10-07 | 2015-12-15 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 |
WO2017041442A1 (zh) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | 京东方科技集团股份有限公司 | 背光源模组及显示装置 |
KR101735669B1 (ko) | 2010-07-09 | 2017-05-15 | 엘지이노텍 주식회사 | 도광판 카트리지, 이를 포함하는 백라이트 유닛 및 표시 장치 |
US10884181B2 (en) | 2019-01-23 | 2021-01-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Backlight and display apparatus |
-
2002
- 2002-11-29 JP JP2002348042A patent/JP2004184493A/ja not_active Withdrawn
Cited By (74)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100470325C (zh) * | 2004-07-13 | 2009-03-18 | 夏普株式会社 | 液晶显示装置 |
US7359012B2 (en) | 2004-07-13 | 2008-04-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
JP2006156325A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Samsung Electronics Co Ltd | バックライトアセンブリ及び表示装置 |
US7490973B2 (en) | 2005-03-08 | 2009-02-17 | Seiko Epson Corporation | Lighting device, electro-optical device and electronic apparatus |
US7515220B2 (en) | 2005-04-01 | 2009-04-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device |
US8596852B2 (en) | 2006-04-21 | 2013-12-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Backlight unit for liquid crystal display device |
JP2012103734A (ja) * | 2006-04-21 | 2012-05-31 | Samsung Led Co Ltd | バックライトユニット、液晶表示装置およびテレビ |
US9176274B2 (en) | 2006-04-21 | 2015-11-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Backlight unit for liquid crystal display device |
KR101275254B1 (ko) * | 2006-05-03 | 2013-06-14 | 삼성디스플레이 주식회사 | 백라이트 유닛 및 이를 포함는 액정 표시 장치 |
US7484877B2 (en) | 2006-05-12 | 2009-02-03 | Epson Imaging Devices Corporation | Light emitting device and liquid crystal device |
JP2007311175A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Minebea Co Ltd | 面状照明装置 |
JP4596172B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2010-12-08 | ミネベア株式会社 | 面状照明装置 |
JP2007334220A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Hitachi Displays Ltd | 液晶表示装置 |
JP4626622B2 (ja) * | 2007-02-21 | 2011-02-09 | 豊田合成株式会社 | バックライト装置 |
JP4626621B2 (ja) * | 2007-02-21 | 2011-02-09 | 豊田合成株式会社 | バックライト装置 |
JP2008204843A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | バックライト装置 |
JP2008204842A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | バックライト装置 |
JP2008243558A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | バックライト装置 |
JP4605401B2 (ja) * | 2007-03-27 | 2011-01-05 | 豊田合成株式会社 | バックライト装置 |
KR101326666B1 (ko) * | 2007-05-30 | 2013-11-07 | 엘지디스플레이 주식회사 | 유연한 백라이트 유닛 |
JP2009087924A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-23 | Nec Lcd Technologies Ltd | バックライト及び液晶表示装置 |
US8596853B2 (en) | 2007-09-13 | 2013-12-03 | Nlt Technologies, Ltd. | Backlight and liquid crystal display apparatus |
WO2009044584A1 (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | 照明装置および液晶表示装置 |
US8345186B2 (en) | 2007-10-03 | 2013-01-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Illumination device and liquid crystal display device |
JP5189596B2 (ja) * | 2007-10-03 | 2013-04-24 | シャープ株式会社 | 照明装置および液晶表示装置 |
EP2215520A1 (en) * | 2007-12-03 | 2010-08-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Backlight unit and flat panel display having the same |
US7843528B2 (en) | 2007-12-03 | 2010-11-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Backlight unit and flat panel display having the same |
EP2215520A4 (en) * | 2007-12-03 | 2011-01-26 | Samsung Electronics Co Ltd | BACKLIGHT UNIT AND FLAT SCREEN EQUIPPED WITH SUCH BACKLIGHT UNIT |
WO2009072718A1 (en) | 2007-12-03 | 2009-06-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Backlight unit and flat panel display having the same |
JP2009199871A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | 面状光源装置、及び面状光源装置を用いた表示装置 |
JPWO2009118960A1 (ja) * | 2008-03-25 | 2011-07-21 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
JP2010009813A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Epson Imaging Devices Corp | 照明装置および電気光学装置 |
CN102144121A (zh) * | 2008-09-30 | 2011-08-03 | 夏普株式会社 | 照明装置和液晶显示装置 |
WO2010038583A1 (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | シャープ株式会社 | 照明装置および液晶表示装置 |
JP5043198B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2012-10-10 | シャープ株式会社 | 照明装置および液晶表示装置 |
WO2010044297A1 (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-22 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 |
JP2010113839A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Fujifilm Corp | 面状照明装置 |
EP2438484A4 (en) * | 2009-06-02 | 2015-05-20 | Lg Electronics Inc | LED REVIEW UNIT AND DISPLAY DEVICE |
KR101577231B1 (ko) * | 2009-10-07 | 2015-12-15 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 |
JP2011096506A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Meitaku Kogyo Kk | ディスプレー、サイン、面照明等の導光パネル |
KR20110059955A (ko) * | 2009-11-30 | 2011-06-08 | 삼성전자주식회사 | 백라이트 어셈블리 |
EP3388890A1 (en) * | 2009-11-30 | 2018-10-17 | Samsung Display Co., Ltd. | Backlight assembly |
US9529135B2 (en) | 2009-11-30 | 2016-12-27 | Samsung Display Co., Ltd. | Backlight assembly |
JP2011119218A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Samsung Electronics Co Ltd | バックライトアセンブリ |
KR101698816B1 (ko) * | 2009-11-30 | 2017-01-24 | 삼성디스플레이 주식회사 | 백라이트 어셈블리 |
US8840293B2 (en) | 2009-11-30 | 2014-09-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Backlight assembly |
KR20110074812A (ko) * | 2009-12-26 | 2011-07-04 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백 라이트 유닛 및 이의 조립방법 |
KR101695286B1 (ko) * | 2009-12-26 | 2017-01-16 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백 라이트 유닛 및 이의 조립방법 |
JP2011187206A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Sony Corp | 照明装置および電気光学装置 |
WO2011111444A1 (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 |
US8911136B2 (en) | 2010-03-31 | 2014-12-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Illumination apparatus and display device |
WO2011122060A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | シャープ株式会社 | 照明装置および表示装置 |
WO2012002074A1 (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-05 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 |
US8579454B2 (en) | 2010-06-30 | 2013-11-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Lighting device, display device and television device |
KR101735669B1 (ko) | 2010-07-09 | 2017-05-15 | 엘지이노텍 주식회사 | 도광판 카트리지, 이를 포함하는 백라이트 유닛 및 표시 장치 |
EP2416190A1 (en) * | 2010-08-02 | 2012-02-08 | Hitachi Consumer Electronics Co. Ltd. | Illumination device and display apparatus using the same |
KR101885924B1 (ko) * | 2010-11-24 | 2018-09-11 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치 |
KR20120055974A (ko) * | 2010-11-24 | 2012-06-01 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치 |
US8770822B2 (en) | 2011-07-09 | 2014-07-08 | Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. | Backlight module and a backlight device |
WO2013007064A1 (zh) * | 2011-07-09 | 2013-01-17 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种背光模块以及背光装置 |
JP2013041746A (ja) * | 2011-08-16 | 2013-02-28 | Nippon Seiki Co Ltd | 照明装置 |
WO2013027588A1 (en) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Local dimming backlight unit and display device incorporating same |
WO2013054732A1 (ja) * | 2011-10-11 | 2013-04-18 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 |
WO2013069592A1 (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-16 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 |
WO2013094508A1 (ja) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | シャープ株式会社 | 表示装置、及びテレビ受信装置 |
CN102691929A (zh) * | 2012-02-15 | 2012-09-26 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 背光模组 |
CN102691929B (zh) * | 2012-02-15 | 2015-04-29 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 背光模组 |
WO2013120295A1 (zh) * | 2012-02-15 | 2013-08-22 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 背光模组 |
WO2013150908A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 興和株式会社 | 導光デバイスおよび照明装置 |
JP2014029368A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Dainichi Co Ltd | 液晶表示ユニットの取付構造 |
WO2014075363A1 (zh) * | 2012-11-13 | 2014-05-22 | 深圳市天时通科技有限公司 | 触控显示模组 |
WO2017041442A1 (zh) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | 京东方科技集团股份有限公司 | 背光源模组及显示装置 |
US9933564B2 (en) | 2015-09-09 | 2018-04-03 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Back light module and display device |
US10884181B2 (en) | 2019-01-23 | 2021-01-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Backlight and display apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004184493A (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器 | |
US7559684B2 (en) | Electro-optical device, illumination device, electronic apparatus, and production method of electro-optical device | |
US7256856B2 (en) | Electro-optical device, method for manufacturing electro-optical device, light guide, liquid crystal device, method for manufacturing liquid crystal device, and electronic equipment | |
KR100920118B1 (ko) | 백라이트 어셈블리 및 이를 구비한 액정표시장치 | |
JP4244942B2 (ja) | 液晶装置、照明装置、および電子機器 | |
KR20130142750A (ko) | 표시 패널 및 이의 제조 방법 | |
KR20030079777A (ko) | 방열 부재, 조명 장치, 전기 광학 장치 및 전자 기기 | |
KR20040098606A (ko) | 전기 광학 장치, 전자 기기, 및 전기 광학 장치의 제조 방법 | |
JP7089536B2 (ja) | 表示装置 | |
KR101521654B1 (ko) | 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치 | |
JP4760571B2 (ja) | 液晶装置、照明装置及び電子機器 | |
JP2000267077A (ja) | 液晶表示装置および電子機器 | |
JP2005099619A (ja) | 電気光学装置、およびこの電気光学装置を備えた電子機器 | |
US20050062912A1 (en) | Substrate for electro-optical device and manufacturing method thereof, electro-optical device and manufacturing method thereof, and electronic apparatus | |
JP2004309774A (ja) | 液晶装置 | |
US7349620B2 (en) | Electro-optical device and electronic instrument | |
JP2002268040A (ja) | 液晶装置及び電子機器 | |
JP3968232B2 (ja) | 電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器 | |
JP2006092985A (ja) | 電気光学装置、照明装置及び電子機器 | |
JP2007256586A (ja) | 表示装置及び電子機器 | |
JP2005092041A (ja) | 電気光学装置及びこれを備えた電子機器 | |
KR20070035189A (ko) | 액정 표시 패널 어셈블리 및 그를 이용한 액정 표시 장치 | |
JP2006349789A (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器 | |
JP2005347014A (ja) | 照明装置、電気光学装置及び電子機器 | |
JP4432549B2 (ja) | 電気光学装置及び電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |