JP2004184410A - クロスコンタミネーション防止システム及びそれに用いる自動分析装置 - Google Patents
クロスコンタミネーション防止システム及びそれに用いる自動分析装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004184410A JP2004184410A JP2003388665A JP2003388665A JP2004184410A JP 2004184410 A JP2004184410 A JP 2004184410A JP 2003388665 A JP2003388665 A JP 2003388665A JP 2003388665 A JP2003388665 A JP 2003388665A JP 2004184410 A JP2004184410 A JP 2004184410A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- cross
- contamination
- function
- prevention system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000012864 cross contamination Methods 0.000 title claims abstract description 165
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 claims abstract description 113
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 39
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 17
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 42
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 18
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 17
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 17
- 238000011109 contamination Methods 0.000 claims description 12
- 239000003599 detergent Substances 0.000 claims description 12
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 9
- 230000008520 organization Effects 0.000 claims description 8
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 4
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 claims 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 29
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 27
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 20
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 17
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 11
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 210000002966 serum Anatomy 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 5
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 description 3
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 3
- 239000011259 mixed solution Substances 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012472 biological sample Substances 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 239000007795 chemical reaction product Substances 0.000 description 1
- 239000012459 cleaning agent Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000008363 phosphate buffer Substances 0.000 description 1
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 238000004451 qualitative analysis Methods 0.000 description 1
- 238000004445 quantitative analysis Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000012216 screening Methods 0.000 description 1
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N2035/00178—Special arrangements of analysers
- G01N2035/00277—Special precautions to avoid contamination (e.g. enclosures, glove- boxes, sealed sample carriers, disposal of contaminated material)
Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
時間のかかるクロスコンタミネーション試験の試験時間を短縮あるいは省略し、試料,試薬などの顧客の費用負担を軽減し、クロスコンタミネーションが原因となるデータ不良を効率的に防止する。
【解決手段】
保守サービス会社が、保守サービス会社内の自動分析装置保守用コンピュータと顧客の自動分析装置間、あるいは顧客施設に据付けたパソコン間を通信回線で結び、保守サービス会社が試薬メーカや他の臨床検査室から入手し、検証したクロスコンタミネーションに関する情報を、通信回線を利用して顧客の自動分析装置やパソコンに送信する。
【選択図】図1
Description
前記共用の部品を介して複数の検体,試薬が混合することにより測定値に影響するクロスコンタミネーションを発生させる試薬の組合せを含むクロスコンタミネーションに関する情報を通信回線を介して装置内に自動的に取り込む情報取り込み部と、該情報取り込み部で取り込まれた前記クロスコンタミネーションに関する情報に基づき、クロスコンタミネーションが発生しないように、試薬の分注順序を変更したり、試薬間に洗剤洗浄を入れたりすることを含むクロスコンタミネーション防止対策を施す機能を備えた自動分析装置。
図4は、本実施例で示す自動分析装置の動作原理図であり、次にその基本動作を示す。1はサンプルディスクであり、この機構1には、多数の試料容器25が配置されている。試料容器25内の試料は、血清サンプリング機構2のサンプルプローブ27によって抽出され、所定の反応容器4に注入される。5は試薬ディスク機構であり、この機構5は、多数の試薬容器6を備えている。試薬ディスク5の脇に装備されているのが第1試薬用試薬バーコードリーダ31,第2試薬用試薬バーコードリーダ30である。また、機構5には、試薬ピペッティング機構7が配置されており、試薬は、この機構7の試薬プローブ28によって吸引され、所定の反応容器4に注入される。
20に出力される。また、CRT21に検査データを表示させることもできる。
35が関与する。試薬メーカ32は、例えば複数の試薬メーカのA,B,C,D社からなり、これらの試薬メーカが取り扱う試薬に関するクロスコンタミネーションに関する情報が情報伝達媒体37,38,39,40によって、装置メーカ33へ伝達され、装置メーカ33はその情報に対する代価41,42,43,44を支払う。装置メーカ33は複数の試薬メーカから入手したクロスコンタミネーションに関する情報を試験により再確認し、さらにまとめ、保守サービス会社34へ情報伝達媒体45によって伝達する。保守サービス会社34は、社内の保守サービス用コンピュータと顧客の自動分析装置を通信回線でつなぎ、自動分析装置49内部の入力部48へ通信回線を利用してクロスコンタミネーションに関する情報を送信し、自動分析装置49はクロスコンタミネーションに関する情報を受信し記憶する。保守サービス会社34と顧客35の間には、クロスコンタミネーション防止に関する保守契約がされており、代価47が顧客から保守サービス会社34へ支払われる。
作者が自動分析装置の電源を入れると、ステップ203において立ち上げ処理に組み込まれた通信ソフトウェアが起動し、保守サービス会社のコンピュータと装置間が接続され、自動で電話回線からクロスコンタミネーションに関する情報を装置内へ受信する。装置の立ち上げに連結して毎朝クロスコンタミネーションに関する情報を入手する事により、装置内のクロスコンタミネーションに関する情報を常に最新情報にできる。通信によって保守サービス会社のコンピュータから入手するクロスコンタミネーションに関する情報は、図5の「コンタミネーションを与える試薬のバーコード番号(メーカ番号,項目番号,ロット番号),コンタミネーションを受ける試薬のバーコード番号(メーカ番号,項目番号,ロット番号),影響するレベル(大,中,小),汚染場所,洗剤種類,洗剤量」の情報である。
0308において、反応容器のキャリーオーバの測定結果が装置メーカの仕様内にあるかどうか確認する。仕様内に無い場合は、保守点検作業309を行った後再測定を行う。ステップ310で、洗浄能力を優,良,可などの3レベルに分け、クロスコンタミネーションに対処するための洗浄をする、しないの判断に用いる。
図10は、本実施例で示す自動分析装置のクロスコンタミネーションに関する情報とその情報に対する代価の流れを示している。本発明の実施例には、試薬メーカ63,情報管理者として例えば装置メーカ64、および顧客(検査室)65が関与する。試薬メーカ
63は、複数の試薬メーカの例えばA,B,C,D社からなり、これらの試薬メーカが取り扱う試薬に関するクロスコンタミネーション情報が情報伝達媒体72,73,74,
75,76によって、装置メーカ64へ伝達され、装置メーカ64はその情報に対する代価77,78,79,80,81を試薬メーカ63へ支払う。装置メーカ64は複数の試薬メーカから入手したクロスコンタミネーションに関する情報の整理と確認試験をする。装置メーカ64は、インターネットなどの公的な通信回線を利用して検査室内の顧客のパソコン66に本情報を送信する。検査室内の自動分析装置操作者67はパソコンでクロスコンタミネーションに関する情報を見たり、パソコンの記憶媒体にダウンロードできる。顧客65が、本情報にアクセスし、情報を入手した場合、インターネットを介して料金を支払う。操作者67はクロスコンタミネーションに関する情報を見て、自動分析装置69で使用している試薬のなかにクロスコンタミネーションを起こすペアを発見すれば、防止情報に従ってクロスコンタミネーション防止のための洗浄条件を直接装置へ手入力する。あるいは、操作者67はクロスコンタミネーションに関する情報を記録したフレキシブル磁気ディスクなどを装置の操作部のフレキシブル磁気ディスクドライブに挿入し、画面の表示に従って操作することで装置の記憶部へ書き込む。書き込んだクロスコンタミネーションに関する情報に従って、自動分析装置69は防止動作をする。書き込んだクロスコンタミネーションに関する情報は、顧客が任意に更新できる。
図11には、本実施例で示す自動分析装置のクロスコンタミネーションに関する情報とその情報に対する代価の流れを示している。本発明の実施例には、保守サービス会社83,クロスコンタミネーションに関する情報を購入する顧客(検査室)84,クロスコンタミネーションに関する情報を提供してくれる顧客(検査室)93,94が関与する。試験で得られたクロスコンタミネーションに関する情報を提供する顧客93,94の自動分析装置から、装置内部の入出力部を経由し、通信回線によって、装置記憶部のクロスコンタミネーションに関する情報92が保守サービス会社83へ送信される。保守サービス会社83は、クロスコンタミネーションに関する情報を提供する顧客93,94へクロスコンタミネーション情報の代価90,91を支払う。装置メーカ82は、保守サービス会社
83が入手したクロスコンタミネーションに関する情報を管理する。保守サービス会社
83は、装置メーカ82の管理のもと収集・検証済みのクロスコンタミネーション情報を保守契約顧客84に販売する。
本実施例では、複数の試薬メーカ,装置メーカ、および臨床検査室,検査センター等の顧客が関与し、装置更新後に搭載する試薬が従来処方の継続などのためにあらかじめ判っている自動分析装置において、装置メーカが装置出荷前に工場内で搭載する試薬をもちいてクロスコンタミネーション試験を行い、試験結果に従ってクロスコンタミネーションを回避するための情報を入力し、ルーチン検査にすぐに使用できる状態で装置を出荷する、あるいは、同作業を顧客施設内で測定し装置を引き渡すものである。顧客はクロスコンタミネーション試験を行わない分手間がかからず、ルーチン検査が早く開始できるため、顧客より代価を頂く。図12に本実施例のフローチャートを示す。ステップ1201において、営業部門が顧客に、クロスコンタミネーション回避情報を登録して出荷するのかしないのか聞き、登録するを選択した場合、ステップ1202でクロスコンタミネーション情報の登録契約をする。契約にともないステップ1203で顧客が使用する試薬の商品名の情報を入手し、ステップ1204で当該試薬メーカや顧客から試薬を入手し、ステップ
1205でクロスコンタミネーション確認試験を行う。ステップ1206でクロスコンタミネーション試験の結果に従って回避指定をした後、装置を出荷する。顧客の施設内で試験した場合は試験後、顧客へ装置を引き渡す。ステップ1207でクロスコンタミネーション試験を実施したことに対して顧客より代価を頂く。ステップ1208で装置メーカは、試験で得られたクロスコンタミネーションに関する情報を装置メーカのデータベースに記憶して管理し、他の顧客のクロスコンタミネーション試験を効率化するために利用をする。
図13にインターネットなど公的な通信回線を利用して、クロスコンタミネーションに関する情報を収集および公開する実施例を示す。ステップ1301でクロスコンタミネーションに関する情報を公開するホームページを開設する。ステップ1302で会員登録、ステップ1303で、本ホームページのクロスコンタミネーション情報提供の目的を理解してもらい、会員規約に同意して頂く、ステップ1304で会費の徴収や受信情報に対する代価支払のため口座登録をしていただく。ステップ1305でホームページ管理者は、クロスコンタミネーションに関する情報を広く会員に募集し、Eメールなどで受信をする。ステップ1306で入手した情報に関し、工場内で確認試験を行う。ステップ1307でクロスコンタミネーションが実際に起きた場合、ステップ1308で確認試験の測定結果を情報提供者へお知らせするとともに、ステップ1309で情報提供者に対して金銭や会員用ポイントなどの代価を支払う。代価を支払う際、クロスコンタミネーションの真偽に応じて代価に差をつけることで、誤った情報の受信を減らすとともに、正しい情報の発信を促す仕掛けをつくる。ステップ1307でクロスコンタミネーションが実際に起こらなかった場合、ステップ1312で起きなかったことを情報提供者へお知らせするとともに、ステップ1313で正しい情報入手時より少ない金銭や会員用ポイントの代価を支払う。ステップ1314で本情報は棄却する。ステップ1310,1311においてホームページ管理者は、実際に起こることが確認されたクロスコンタミネーション情報をデータベースへ登録し、会員へ公開する。
Claims (13)
- 複数の試薬が混じり合うことにより測定値に影響を与えるクロスコンタミネーションに関する情報を収集,記録,管理する管理者と、
前記クロスコンタミネーションに関する情報を前記管理者に提供する複数の情報提供者と、
前記クロスコンタミネーションに関する情報を前記管理者から提供を受ける複数の情報受領者と、を設け、
前記管理者,前記情報提供者,前記情報受領者の間は、通信回線を通じて前記クロスコンタミネーションに関する情報をやり取りし、
かつ前記管理者が記録している前記クロスコンタミネーションに関する情報が前記情報受領者に対して定期的に送られるシステムを備えた、
クロスコンタミネーション防止システム。 - 請求項1記載のクロスコンタミネーション防止システムにおいて、
前記管理者は収集された情報に基づいて、情報の真偽を確認するための確認試験を行い、真偽が確認された情報のみを前記情報受領者に対し配信することを特徴とするクロスコンタミネーション防止システム。 - 請求項2記載のクロスコンタミネーション防止システムにおいて、
前記管理者は情報を収集し、該情報について確認試験を行う情報収集組織と、該情報収集組織が収集し、確認試験を行った情報を管理し、前記情報受領者に対し配信する情報配信組織の2つの組織からなることを特徴とするクロスコンタミネーション防止システム。 - 請求項2記載のクロスコンタミネーション防止システムにおいて、
前記管理者は前記クロスコンタミネーションに関する情報を収集し、後記する情報確認組織が該情報について確認試験を行った結果、情報が正しいと確認された情報のみを管理し、前記情報受領者に対して配信する情報収集・管理組織と、 該情報収集・管理組織が収集した情報を受け取り、該情報について確認試験を行う情報確認組織の2つの組織からなることを特徴とするクロスコンタミネーション防止システム。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のクロスコンタミネーション防止システムにおいて、
前記クロスコンタミネーションに関する情報は、コンタミネーションを与える試薬を特定するための情報,コンタミネーションを受ける試薬を特定するための情報,影響するレベルに関する情報,汚染場所に関する情報,洗剤の種類に関する情報,洗剤の量に関する情報のうちの少なくとも1つを含むものであることを特徴とするクロスコンタミネーション防止システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のクロスコンタミネーション防止システムにおいて、
前記情報受領者は、該情報を利用する分析装置を管理しており、該分析装置は前記情報受領者が受領した情報を自動的に取り込み、必要に応じて装置の動作シーケンスを変更できる機能を備えたことを特徴とするクロスコンタミネーション防止システム。 - 請求項6記載のクロスコンタミネーション防止システムにおいて、
前記分析装置は、自動的に取り込んだ前記クロスコンタミネーションに関する情報を表示する機能と、該分析装置の操作者に対し装置の動作シーケンスを変更するかどうか確認する機能と、該操作者が確認した結果を登録する機能と、該登録結果に基づいて装置の動作シーケンスを変更する機能と、を備えたことを特徴とするクロスコンタミネーション防止システム。 - 請求項6または7記載のクロスコンタミネーション防止システムにおいて、
前記分析装置は、自身のクロスコンタミネーションを抑止する機能の程度を確認する機能を備え、
該機能により確認されたクロスコンタミネーションを抑止する機能の程度と、前記取り込んだ前記クロスコンタミネーションに関する情報とを合わせて、装置の動作シーケンスを変更するかどうかを判断できる機能を備えたことを特徴とするクロスコンタミネーション防止システム。 - 請求項1〜8のいずれかに記載のクロスコンタミネーション防止システムにおいて、
前記管理者,情報提供者は、それぞれ情報提供の対価として予め定められた金銭を受領するシステムを設けたことを特徴とするクロスコンタミネーション防止システム。 - 多種類の検体や試薬を共用の部品を洗浄しながら使用する自動分析装置において、
前記共用の部品を介して複数の検体,試薬が混合することにより測定値に影響するクロスコンタミネーションを発生させる試薬の組合せを含むクロスコンタミネーションに関する情報を通信回線を介して装置内に取り込む情報取り込み部と、
該情報取り込み部で取り込まれた前記クロスコンタミネーションに関する情報に基づき、クロスコンタミネーションが発生しないように、試薬の分注順序を変更することを含むクロスコンタミネーション防止対策を施す機能を備えたことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項10に記載の自動分析装置において、
前記情報取り込み部で取り込まれたクロスコンタミネーションに関する情報を表示する表示装置を備え、操作者が該情報に基づき、前記クロスコンタミネーション防止対策を施すかどうかを選択できる機能を備えたことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項10または11に記載の自動分析装置において、
前記クロスコンタミネーションに関する情報を該装置の立ち上げ時に自動的に取り込む機能を備えたことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項10〜12のいずれかに記載の自動分析装置において、
装置の洗浄能力を自ら試験評価する評価機能を備え、かつ該評価機能が評価した結果と、前記情報取り込み部から取り込んだ前記クロスコンタミネーションに関する情報を同時に表示する表示機能と、該表示機能の表示に基づいて実施する前記の組合せ情報の中に該当する組合せあれば入力された防止方法に従ってクロスコンタミネーション防止対策を施すかどうかを選択できる選択機能を備えたことを特徴とする自動分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003388665A JP4576111B2 (ja) | 2002-11-21 | 2003-11-19 | クロスコンタミネーション防止システム及びそれに用いる自動分析装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002337355 | 2002-11-21 | ||
JP2003388665A JP4576111B2 (ja) | 2002-11-21 | 2003-11-19 | クロスコンタミネーション防止システム及びそれに用いる自動分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004184410A true JP2004184410A (ja) | 2004-07-02 |
JP4576111B2 JP4576111B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=32774659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003388665A Expired - Fee Related JP4576111B2 (ja) | 2002-11-21 | 2003-11-19 | クロスコンタミネーション防止システム及びそれに用いる自動分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4576111B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007047084A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Olympus Corp | 試料分析装置 |
JP2007248083A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
JP2008202945A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Toshiba Corp | 自動分析装置及びその洗浄方法 |
JP2011153942A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
JP2012032188A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析システム |
JP2012073164A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Sysmex Corp | 分析装置 |
JP2013238607A (ja) * | 2006-07-28 | 2013-11-28 | Abbott Lab | 無線認識によってラボ用自動分析装置内の液体容器を追跡するためのシステム |
JP2017075963A (ja) * | 2011-12-26 | 2017-04-20 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置及び試料分注プローブ洗浄方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739352A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-04 | Olympus Optical Co Ltd | Control method for automatic analytical apparatus of biochemistry |
JPH05149955A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-15 | Shimadzu Corp | 自動化学分析装置 |
JPH05240867A (ja) * | 1992-02-27 | 1993-09-21 | Shimadzu Corp | 自動化学分析装置 |
JPH07270428A (ja) * | 1994-03-30 | 1995-10-20 | Shimadzu Corp | 自動化学分析装置 |
JPH1010131A (ja) * | 1996-06-20 | 1998-01-16 | Hitachi Ltd | 測定来歴の報告機能を有する自動分析装置 |
WO1998045679A1 (en) * | 1997-04-08 | 1998-10-15 | Akzo Nobel N.V. | Method and apparatus for optimizing assay sequencing on a random access clinical laboratory instrument |
WO2001067113A1 (fr) * | 2000-03-03 | 2001-09-13 | Hitachi, Ltd. | Procede et systeme de gestion de donnees analytiques |
JP2001296302A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Univ Nihon | 測定支援システム及び測定支援方法 |
JP2002181829A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Hitachi Ltd | 生化学自動分析装置 |
-
2003
- 2003-11-19 JP JP2003388665A patent/JP4576111B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739352A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-04 | Olympus Optical Co Ltd | Control method for automatic analytical apparatus of biochemistry |
JPH05149955A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-15 | Shimadzu Corp | 自動化学分析装置 |
JPH05240867A (ja) * | 1992-02-27 | 1993-09-21 | Shimadzu Corp | 自動化学分析装置 |
JPH07270428A (ja) * | 1994-03-30 | 1995-10-20 | Shimadzu Corp | 自動化学分析装置 |
JPH1010131A (ja) * | 1996-06-20 | 1998-01-16 | Hitachi Ltd | 測定来歴の報告機能を有する自動分析装置 |
WO1998045679A1 (en) * | 1997-04-08 | 1998-10-15 | Akzo Nobel N.V. | Method and apparatus for optimizing assay sequencing on a random access clinical laboratory instrument |
WO2001067113A1 (fr) * | 2000-03-03 | 2001-09-13 | Hitachi, Ltd. | Procede et systeme de gestion de donnees analytiques |
JP2001296302A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Univ Nihon | 測定支援システム及び測定支援方法 |
JP2002181829A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Hitachi Ltd | 生化学自動分析装置 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007047084A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Olympus Corp | 試料分析装置 |
JP2007248083A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
JP4597078B2 (ja) * | 2006-03-14 | 2010-12-15 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
JP2013238607A (ja) * | 2006-07-28 | 2013-11-28 | Abbott Lab | 無線認識によってラボ用自動分析装置内の液体容器を追跡するためのシステム |
JP2015200668A (ja) * | 2006-07-28 | 2015-11-12 | アボット・ラボラトリーズAbbott Laboratories | 無線認識によってラボ用自動分析装置内の液体容器を追跡するためのシステム |
JP2008202945A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Toshiba Corp | 自動分析装置及びその洗浄方法 |
JP2011153942A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
JP2012032188A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析システム |
JP2012073164A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Sysmex Corp | 分析装置 |
JP2017075963A (ja) * | 2011-12-26 | 2017-04-20 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置及び試料分注プローブ洗浄方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4576111B2 (ja) | 2010-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4871618B2 (ja) | 精度管理システム | |
US8999240B2 (en) | Automatic analyzer | |
JP4103910B2 (ja) | 分析結果管理の方法および装置 | |
JP5425487B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP3760806B2 (ja) | 分析結果管理の方法および装置 | |
EP3693744A1 (en) | Automatic analyzer | |
CN102265162B (zh) | 自动分析装置及其支援系统 | |
US20080310999A1 (en) | Automatic analyzer | |
JP2008058129A (ja) | 自動分析装置 | |
JP7219760B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP4369247B2 (ja) | 自動分析装置のサポートシステム | |
US7788108B2 (en) | Cross-contamination prevention system and automatic analyzer which equip for it | |
JP4576111B2 (ja) | クロスコンタミネーション防止システム及びそれに用いる自動分析装置 | |
JP4112229B2 (ja) | 分析情報管理方法および分析情報管理装置 | |
JP2015068758A (ja) | 検体分析装置管理システム、検体分析装置用管理装置、検体分析装置、検体分析装置の管理方法、及びコンピュータプログラム | |
EP1215502A1 (en) | Automatic chemical analyzer | |
JP5104196B2 (ja) | 分析結果管理の方法および装置 | |
JP7448521B2 (ja) | データ解析方法、データ解析システム、および計算機 | |
JP2009168731A (ja) | 自動分析結果の承認システム、分析結果の承認処理を可能にする自動分析システム及び自動分析結果の承認方法 | |
JP4484561B2 (ja) | 分析装置 | |
JP5011368B2 (ja) | 分析装置 | |
JP2003194826A (ja) | 自動化学分析装置、試薬間干渉情報提供装置及び試薬間干渉情報提供方法 | |
JP2019120572A (ja) | 自動分析装置及び再検指示システム | |
JP2016183979A (ja) | 自動分析装置から排出される物質の排出量の管理方法 | |
JP2002041653A (ja) | 医療機関とその関連業者との間の情報仲介方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060331 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060331 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060515 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090604 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100622 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100803 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4576111 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |