JP2004182280A - ペットボトル支持装置 - Google Patents

Abstract

【課題】大きさの異なる複数種のペットボトルを、一部の部品を簡単な作業で交換することによって支持することのできる支持装置を提供する。
【解決手段】位置決めピン２を立設した支持台１と、支持台１から立設した支柱１０と、支持台１に上載され、位置決めピン２に嵌合する位置決め孔２１を有し、支柱１０の略前半部に嵌合する嵌合突出部２２と、ペットボトルＰの胴部Ｂを支持する胴凹部２３を有する複数のバックガイド２０と、支柱１０に、垂直方向にスライド自在に嵌合し、ペットボトルＰの首部Ｎを支持するネックサポート３０と、バックガイド２０の嵌合突出部２２とネックサポート３０の嵌合筒部３１とに挟持されて支柱１０に嵌合し、各ペットボトルＰに対応してネックサポート３０の高さを調整するとともに、バックガイド２０を固定支持する複数のスペーサー４０と、で構成する。
【選択図】 図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ペットボトルに飲料を充填する際に、そのペットボトルを支持する支持装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ペットボトルにジュース等の飲料を充填する際、そのペットボトルを支持する支持装置は、ペットボトルの首部分を支持するネックサポートと、それを保持する支柱とが一体的に成形されている。従って、ペットボトルの大きさ（高さおよび太さ）及び形状によって、それぞれ専用の支持装置を、その都度、取付けたり、取外したりする作業を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ペットボトルの大きさ，形状に対応して、それ専用の支持装置を使用することは、取付けおよび取外しにおける面倒な作業と多くの時間を必要とするため、生産性の低下につながるといった問題がある。
【０００４】
そこで、本発明の目的とするところは、大きさの異なる複数種のペットボトルを、一部の部品を簡単な作業で交換することによって支持することのできる支持装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項１に記載のペットボトル支持装置は、ペットボトル（Ｐ）に飲料を充填する際に、当該ペットボトル（Ｐ）を支持する装置であって、前端部に位置決めピン（２）を立設した支持台（１）と、前記支持台（１）の後端部又は略中央部分から立設した支柱（１０）と、前記支持台（１）に上載されるもので、後端部に、前記位置決めピン（２）に嵌入する位置決め孔（２１）を有し、その後端部からさらに後方に、前記支柱（１０）の略前半部に嵌合する嵌合突出部（２２）を延設し、前端部に、ペットボトル（Ｐ）の胴部（Ｂ）を支持する略半円状で、ペットボトル（Ｐ）の胴部（Ｂ）に対応した大きさ及び形状の胴凹部（２３）を有するバックガイド（２０）と、前記支柱（１０）に対して、その垂直方向にスライド自在に嵌合する嵌合筒部（３１）の上端部から、ペットボトル（Ｐ）の首部（Ｎ）を支持する支持部（３２）を前方に突設し、前記嵌合筒部（３１）に、先端部が前記支柱（１０）に達する固定ネジ（３３）を設けたネックサポート（３０）と、前記バックガイド（２０）の嵌合突出部（２２）と前記ネックサポート（３０）の嵌合筒部（３１）とに挟持されて、前記支柱（１０）に嵌合し、前記バックガイド（２０）を固定支持するスペーサー（４０）と、からなることを特徴とする。
【０００６】
また請求項２に記載のペットボトル支持装置は、ペットボトル（Ｐ）に飲料を充填する際に、当該ペットボトル（Ｐ）を支持する装置であって、前端部に位置決めピン（２）を立設した支持台（１）と、前記支持台（１）の後端部又は略中央部分から立設した支柱（１０）と、前記支持台（１）に上載されるもので、後端部に、前記位置決めピン（２）に嵌入する位置決め孔（２１）を有し、その後端部からさらに後方に、前記支柱（１０）の略前半部に嵌合する嵌合突出部（２２）を延設し、前端部に、ペットボトル（Ｐ）の胴部（Ｂ）を支持する略半円状で、各ペットボトル（Ｐ）の胴部（Ｂ）に対応した大きさ及び形状の胴凹部（２３）を有する複数のバックガイド（２０）と、前記支柱（１０）に対して、その垂直方向にスライド自在に嵌合する嵌合筒部（３１）の上端部から、ペットボトル（Ｐ）の首部（Ｎ）を支持する支持部（３２）を前方に突設し、前記嵌合筒部（３１）に、先端部が前記支柱（１０）に達する固定ネジ（３３）を設けたネックサポート（３０）と、前記バックガイド（２０）の嵌合突出部（２２）と前記ネックサポート（３０）の嵌合筒部（３１）とに挟持されて、前記支柱（１０）に嵌合し、各ペットボトル（Ｐ）に対応して前記ネックサポート（３０）の高さを調整するとともに、前記バックガイド（２０）を固定支持する複数のスペーサー（４０）と、からなることを特徴とする。
【０００７】
さらに請求項３に記載のペットボトル支持装置は、前記バックガイド（２０）の嵌合突出部（２２）と前記スペーサー（４０）とに挟持されて、前記支柱（１０）に嵌合する薄肉の微調整金具（５０）を設けてなることを特徴とする。
【０００８】
また請求項４に記載のペットボトル支持装置は、前記スペーサー（４０）を略半円筒形とし、支柱（１０）に対して、その径方向に嵌合および離脱するものとしてなることを特徴とする。
【０００９】
また請求項５に記載のペットボトル支持装置は、前記スペーサー（４０）の上端部に組付凸部（４１）を周設し、前記ネックサポート（３０）の嵌合筒部（３１）の下端部に、前記組付凸部（４１）が嵌入する組付凹部（３４）を形成してなることを特徴とする。
【００１０】
また請求項６に記載のペットボトル支持装置は、前記微調整金具（５０）の上端部に嵌入凸部（５１）を周設し、前記スペーサー（４０）の下端部に、前記嵌入凸部（５１）が嵌入する嵌入凹部（４２）を形成してなることを特徴とする。
【００１１】
またさらに請求項７に記載のペットボトル支持装置は、前記支柱（１０）の垂直方向に縦溝（６１）を設けるとともに、前記ネックサポート（３０）の嵌合筒部（３１）に当該縦溝（６１）に昇降自在に嵌入する案内突起（６２）を設けたことを特徴とする。
【００１２】
なお、カッコ内の記号は、図面および後述する発明の実施の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
【００１３】
本発明の請求項１及び２に記載のペットボトル支持装置によれば、ペットボトルの首部を支持し、支柱に対して垂直方向にスライド自在なネックサポートと、ペットボトルの胴部を支持するバックガイドとの間にスペーサーを設けるので、ペットボトルの高さに対応したスペーサーを交換することで複数の高さの異なるペットボトルを支持することができる。
【００１４】
また、ペットボトルの胴部を支持するバックガイドを、位置決め孔を位置決めピンに嵌合して組付けるとともに、スペーサーを嵌合突出部に直接又は間接的に当接して嵌合突出部を押圧することにより、バックガイドを固定支持するので、ボルトで固定する場合と異なり、容易に交換することができる。
これにより、ペットボトルの大きさ及び形状に対応したバックガイドを交換することで、大きさ及び形状の異なるペットボトルを支持することができる。
【００１５】
なお、スペーサーによって高さ調節が行われたネックサポートは、その固定ネジで支柱に固定されるので、当該ネックサポートと支持台とで挟持されるスペーサーとバックガイドは、当該ネックサポートと支持台との間に挟持され、支柱から離脱したり、支持台から浮き上がることがない。
【００１６】
また、請求項３に記載の発明によれば、請求項１又は２に記載の発明の作用効果に加えて、バックガイドの嵌合突出部とスペーサーとに挟持されて、支柱に嵌合する薄肉の微調整金具を設けたので、ネックサポートの高さを、より正確かつ自在に調整することができる。
【００１７】
さらに、請求項４に記載の発明によれば、請求項１乃至３に記載の発明の作用効果に加えて、スペーサーを略半円筒形とし、支柱に対して、その径方向に嵌合および離脱するものとしたので、その交換をより簡単な作業で行うことが可能となる。
【００１８】
また、請求項５に記載の発明によれば、請求項１乃至４に記載の発明の作用効果に加えて、スペーサーの上端部に組付凸部を周設し、ネックサポートの嵌合筒部の下端部に、その組付凸部が嵌入する組付凹部を形成したので、スペーサーとネックサポートとの組付きを強固なものとすることができる。
従って、スペーサーを略半円筒形とした場合に、当該スペーサーが支柱から離脱するのを防止することができる。
【００１９】
また、請求項６に記載の発明によれば、請求項３乃至５に記載の発明の作用効果に加えて、微調整金具の上端部に嵌入凸部を周設し、スペーサーの下端部に、その嵌入凸部が嵌入する嵌入凹部を形成したので、スペーサーと微調整金具との組付きを一層強固なものとすることができ、支柱からの離脱を防止することができる。
【００２０】
またさらに、請求項７に記載の発明によれば、支柱に縦溝を設け、ネックサポートの嵌合筒部にその縦溝に昇降自在に嵌入する案内突起とを設けたので、ネックサポートを正確に垂直方向へスライド自在とすることができる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
図１乃至図７を参照して、本発明の実施形態に係るペットボトル支持装置について説明する。図１はペットボトル支持装置を示す側面図であり、図２はスペーサー、バックガイドおよび微調整金具を取り外した状態のペットボトル支持装置を示す側面図である。図３は図１に示すペットボトル支持装置の正面図であり、図４はその平面図である。また、図５はそのスペーサー、図６は微調整金具、そして図７はバックガイドを示す。
【００２２】
本発明の実施形態に係るペットボトル支持装置は、ペットボトルＰに飲料を充填する際に、そのペットボトルＰを支持する装置であって、支持台１、支柱１０、バックガイド２０、ネックサポート３０、スペーサー４０および微調整金具５０で構成される。この支持装置は、バックガイド２０を合成樹脂で成形し、その他の部材はステンレスで成形しているが、特に材質を限定するものではない。
【００２３】
支持台１は、平板状であり、その前端部の左右両側に二本の位置決めピン２を立設している。支柱１０は、丸棒状であり、支持台１の略中央部分（後端部でもよい）から一体的に立設している。
【００２４】
バックガイド２０は、その後端部が支持台１の前部に上載されるもので、後端部下面に、支持台１の位置決めピン２が嵌入する二つの位置決め孔２１を穿設している。また、後端部からさらに後方に向けて、支柱１０の略前半部に嵌合する嵌合凹部２４を形成した嵌合突出部２２を延設している。さらに、前端部に、ペットボトルＰの胴部Ｂを支持する略半円状で、そのペットボトルＰの胴部Ｂに対応して、それぞれに大きさ及び形状の異なる胴凹部２３を形成している。
【００２５】
ネックサポート３０は、支柱１０に、案内機構６０によって垂直方向にスライド自在に嵌合する円筒状の嵌合筒部３１と、その上端部から前方に突設した平板状の支持部３２とを備え、当該支持部３２の前端部に、ペットボトルＰの首部Ｎを支持する略半円状の首凹部３５を形成している。通常、ペットボトルＰの首部Ｎは、他の部分よりも硬質に形成されている。また、嵌合筒部３１に、先端部が支柱１０に達する固定ネジ３３を設けている。案内機構６０は、支柱１０の外周面に垂直方向に設けた縦溝６１と、ネックサポート３０の嵌合筒部３１の内周面に、縦溝６１に昇降自在に嵌入する案内突起６２とで構成している。
【００２６】
スペーサー４０は、バックガイド２０の嵌合突出部２２とネックサポート３０の嵌合筒部３１との間に挟持された状態で、支柱１０に嵌合し、スペーサー４０の下端をバックガイド２０の嵌合突出部２２に直接又は間接的に当接させ嵌合突出部２２を下側に押圧することによりバックガイド２０を固定支持するものであり、各ペットボトルＰの高さに対応してネックサポート３０の高さを調整する。そして、微調整金具５０は、バックガイド２０の嵌合突出部２２とスペーサー４０との間に挟持された状態で、支柱１０に嵌合するものである。ここでは、微調整金具５０が、バックガイド２０の嵌合突出部２２とスペーサー４０との間に配置されるので、スペーサー４０は嵌合突出部２２に間接的に当接するようになっている。
【００２７】
なお、本実施形態では、スペーサー４０と微調整金具５０を略半円筒形とし、支柱１０に対して、その径方向から嵌合および離脱するようにしている。
また、スペーサー４０の上端部に組付凸部４１を周設し、ネックサポート３０の嵌合筒部３１の下端部に、この組付凸部４１が嵌入する組付凹部３４を形成している。さらに、微調整金具５０の上端部に嵌入凸部５１を周設し、スペーサー４０の下端部に、この嵌入凸部５１が嵌入する嵌入凹部４２を形成している。
【００２８】
本実施形態に係るペットボトル支持装置は、次のようにして使用する。
まず、ネックサポート３０の固定ネジ３３を緩めて、スペーサー４０、バックガイド２０および微調整金具５０を取外す。この際、スペーサー４０と微調整金具５０は半円筒形に形成しているので、ネックサポート３０をやや持ち上げた状態で、水平方向（支柱１０の径方向）に移動させて支柱１０から離脱させることができる。
従って、ネックサポート３０を支柱１０から抜き取る必要がないので、取外し作業が容易である。
【００２９】
また、バックガイド２０は、同様に、ネックサポート３０をやや持ち上げた状態で持ち上げ、その位置決め孔２１を支持台１の位置決めピン２から抜くようにして取外す。
従って、ボルトで固定する場合と比較して容易に取外すことができる。
【００３０】
これら部品の取外しが完了し、新たな部品を取付けるには、同様に、ネックサポート３０をやや持ち上げた状態とし、まず、バックガイド２０を取付ける。この取付けは、その位置決め孔２１を位置決めピン２に嵌合するのみで良いので、取付け作業がきわめて容易である。次に、スペーサー４０と、必要に応じて微調整金具５０を支柱１０に嵌合する。このスペーサー４０と微調整金具５０は略半円筒形であるので、支柱１０に対してその径方向から嵌めることができ、その取付け作業が容易である。
【００３１】
最後に、ネックサポート３０を離して降下させ、固定ネジ３３で固定する。この状態で、ネックサポート３０の組付凹部３４とスペーサー４０の組付き凸部が嵌合すると共に、スペーサー４０の嵌合凹部２４と微調整金具５０の嵌入凸部５１が嵌合する。従って、略半円筒形のスペーサー４０と微調整金具５０は、共に、支柱１０から離脱しない。
【００３２】
また、バックガイド２０の嵌合突出部２２が、微調整金具５０を介してスペーサー４０およびネックサポート３０によって押圧されるので、支持台１から浮き上がることなく安定姿勢を保つ。
【００３３】
【発明の効果】
本発明の請求項１及び２に記載のペットボトル支持装置によれば、ネックサポートとバックガイドとの間に、ペットボトルの高さに対応したスペーサーを設けると共に、ペットボトルの大きさ及び形状に対応した胴凹部を有するバックガイドを、位置決め孔を位置決めピンに嵌合して組付けるので、簡単な交換作業によって、複数の大きさの異なるペットボトルを支持することができる。
【００３４】
また、請求項３に記載の発明によれば、請求項１又は２に記載の発明の作用効果に加えて、微調整金具を設けたので、ネックサポートの高さを、より正確かつ自在に調整することができる。
【００３５】
さらに、請求項４に記載の発明によれば、請求項１乃至３に記載の発明の作用効果に加えて、スペーサーを略半円筒形とし、支柱に対して、その径方向に嵌合および離脱するものとしたので、その交換をより容易に行うことができる。
【００３６】
また、請求項５に記載の発明によれば、請求項１乃至４に記載の発明の作用効果に加えて、スペーサーの上端部に組付凸部を周設し、ネックサポートの嵌合筒部の下端部に、その組付凸部が嵌入する組付凹部を形成したので、スペーサーとネックサポートとの組付きを強固なものとすることができる。これにより、支柱からの離脱を防止することができる。
【００３７】
また、請求項６に記載の発明によれば、請求項３乃至５の発明の作用効果に加えて、微調整金具の上端部に嵌入凸部を周設し、スペーサーの下端部に、その嵌入凸部が嵌入する嵌入凹部を形成したので、スペーサーと微調整金具との組付きを強固なものとすることができ、支柱からの離脱を防止することができる。
【００３８】
またさらに、請求項７に記載の発明によれば、請求項１乃至６に記載の発明の作用効果に加えて、支柱の垂直方向に縦溝を設けるとともに、ネックサポートの嵌合筒部にその縦溝に昇降自在に嵌入する案内突起を設けるようにしたので、ネックサポートを正確に垂直方向へスライド自在とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係るペットボトル支持装置を示す側面図である。
【図２】図１に示す支持装置において、スペーサー、バックガイドおよび微調整金具を取り外した状態を示す側面図である。
【図３】図１に示す支持装置の正面図である。
【図４】図１に示す支持装置の平面図である。
【図５】図１に示す支持装置におけるスペーサーを示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は平面図である。
【図６】図１に示す支持装置における微調整金具を示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は平面図である。
【図７】図１に示す支持装置におけるバックガイドを示すもので、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は平面図である。
【符号の説明】
１ 支持台
２ 位置決めピン
１０ 支柱
２０ バックガイド
２１ 位置決め孔
２２ 嵌合突出部
２３ 胴凹部
２４ 嵌合凹部
３０ ネックサポート
３１ 嵌合筒部
３２ 支持部
３３ 固定ネジ
３４ 組付凹部
３５ 首凹部
４０ スペーサー
４１ 組付凸部
４２ 嵌入凹部
５０ 微調整金具
５１ 嵌入凸部
６０ 案内機構
６１ 縦溝
６２ 案内突起
Ｐ ペットボトル
Ｎ 首部
Ｂ 胴部

Claims (7)

1. ペットボトルに飲料を充填する際に、該ペットボトルを支持する装置であって、
   前端部に位置決めピンを立設した支持台と、
   前記支持台の後端部又は略中央部分から立設した支柱と、
   前記支持台の前部に上載されるもので、後端部に、前記位置決めピンに嵌入する位置決め孔を有し、その後端部からさらに後方に、前記支柱の略前半部に嵌合する嵌合突出部を延設し、前端部に、ペットボトルの胴部を支持する略半円状で、ペットボトルの胴部に対応した大きさ及び形状の胴凹部を有するバックガイドと、
   前記支柱に対して、その垂直方向にスライド自在に嵌合する嵌合筒部の上端部から、ペットボトルの首部を支持する支持部を前方に突設し、前記嵌合筒部に、先端部が前記支柱に達する固定ネジを設けたネックサポートと、
   前記バックガイドの嵌合突出部と前記ネックサポートの嵌合筒部とに挟持されて、前記支柱に嵌合し、前記バックガイドを固定支持するスペーサーと、
   からなることを特徴とするペットボトル支持装置。
2. ペットボトルに飲料を充填する際に、該ペットボトルを支持する装置であって、
   前端部に位置決めピンを立設した支持台と、
   前記支持台の後端部又は略中央部分から立設した支柱と、
   前記支持台の前部に上載されるもので、後端部に、前記位置決めピンに嵌入する位置決め孔を有し、その後端部からさらに後方に、前記支柱の略前半部に嵌合する嵌合突出部を延設し、前端部に、ペットボトルの胴部を支持する略半円状で、各ペットボトルの胴部に対応した大きさ及び形状の胴凹部を有する複数のバックガイドと、
   前記支柱に対して、その垂直方向にスライド自在に嵌合する嵌合筒部の上端部から、ペットボトルの首部を支持する支持部を前方に突設し、前記嵌合筒部に、先端部が前記支柱に達する固定ネジを設けたネックサポートと、
   前記バックガイドの嵌合突出部と前記ネックサポートの嵌合筒部とに挟持されて、前記支柱に嵌合し、各ペットボトルに対応して前記ネックサポートの高さを調整するとともに、前記バックガイドを固定支持する複数のスペーサーと、
   からなることを特徴とするペットボトル支持装置。
3. 前記バックガイドの嵌合突出部と前記スペーサーとに挟持されて、前記支柱に嵌合する薄肉の微調整金具を設けてなることを特徴とする請求項１又は２に記載のペットボトル支持装置。
4. 前記スペーサーを略半円筒形とし、前記支柱に対して、その径方向に嵌合および離脱するものとしてなることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のペットボトル支持装置。
5. 前記スペーサーの上端部に組付凸部を周設し、前記ネックサポートの嵌合筒部の下端部に、前記組付凸部が嵌入する組付凹部を形成してなることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載のペットボトル支持装置。
6. 前記微調整金具の上端部に嵌入凸部を周設し、前記スペーサーの下端部に、前記嵌入凸部が嵌入する嵌入凹部を形成してなることを特徴とする請求項３乃至５のいずれかに記載のペットボトル支持装置。
7. 前記支柱の垂直方向に縦溝を設けるとともに、前記ネックサポートの嵌合筒部に該縦溝に昇降自在に嵌入する案内突起を設けたことを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載のペットボトル支持装置。

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