JP2004181030A - 側方視型内視鏡の先端部 - Google Patents

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Takashi Sawai
貴司 澤井
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Abstract

【課題】先端部本体に対して先端キャップを着脱自在に取り付けることができ、しかも先端硬質部長が長くならず患者に与える苦痛を小さくすることができる側方視型内視鏡の先端部を提供すること。
【解決手段】先端部本体1の平面部1aの裏側に位置する部分に凹状段差8を形成すると共に、先端キャップ5の開口窓5aが形成された側面部分の裏側に位置する部分に、先端部本体1の凹状段差8と係合する突起9を、外方に弾性変形させることにより凹状段差8との係合が外れるように内方に向けて突出形成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、側方視型内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は側方視型内視鏡の先端部の側面断面の略示図であり、先端部本体1は、丸棒の一側面を後端部付近を除いて平面状に削り取った形状に形成されて、その平面部1aに観察窓2と照明窓3が配置されている。
【0003】
そして、先端部本体1の平面部1aに面する側面部分に開口窓5aが形成されたプラスチック製の先端キャップ5が先端部本体1に着脱自在に被せられていて、先端側に設けられた固定ビス6又は後端側に形成された環状の凹凸係合部7のいずれか一方により、先端キャップ5が先端部本体1から脱落しないように係止されている(例えば特許文献1、図2及び図4等)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−151108号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、先端キャップ5を先端部分に設けられた固定ビス6で先端部本体1に係止する構成を採るとそのために先端側の部分が長くなり、後端部分に形成された環状の凹凸係合部7で先端キャップ5を先端部本体1に係止する構成を採るとそのために後端側の部分が長くなって、何れの場合もいわゆる先端硬質部長が長くなって患者に苦痛を与える要因になる。かと言って、先端キャップ5を先端部本体1に接着してしまうと、ちょっとした修理や整備等を行うことさえ困難になってしまうので好ましくない。
【0006】
そこで本発明は、先端部本体に対して先端キャップを着脱自在に取り付けることができ、しかも先端硬質部長が長くならず患者に与える苦痛を小さくすることができる側方視型内視鏡の先端部を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の側方視型内視鏡の先端部は、丸棒の一側面を後端部付近を除いて平面状に削り取った形状に形成されてその平面部に観察窓等が配置された先端部本体と、先端部本体に着脱自在に被せられるキャップ状に形成されて平面部側の側面部分に開口窓が形成されたプラスチック製の先端キャップとを有する側方視型内視鏡の先端部において、先端部本体の平面部の裏側に位置する部分に凹状段差を形成すると共に、先端キャップの開口窓が形成された側面部分の裏側に位置する部分に、先端部本体の凹状段差と係合する突起を、外方に弾性変形させることにより凹状段差との係合が外れるように内方に向けて突出形成したものである。
【0008】
なお、凹状段差が、前縁側は先端部本体の外壁面から略垂直方向に内方に凹んで形成され、後縁側は先端部本体の外壁面に対して傾斜した斜面状に形成されていてもよい。
【0009】
また、突起が、前縁側と左右両側縁側において先端キャップと切り離されていて、後縁側においてのみ先端キャップとつながっていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図3は、側方視型内視鏡の先端部の先端部本体1に先端キャップ5が取り付けられる前の状態を示している。
【0011】
先端部本体1は、内視鏡の可撓性挿入管10の先端部分に連結されており、例えばステンレス鋼製の丸棒の素材の一側面が後端部付近を除いて平面状に削り取られた形状に形成されている。
【0012】
そして、その平面部1aに観察窓2と照明窓3が前後に並んで配置され、それと並列に形成された処置具突出溝1b内には、図示されていない処置具挿通チャンネルを通って突出される処置具の突出方向を遠隔操作によって調整するための処置具起上片4が配置されている。
【0013】
先端キャップ5は、ある程度の弾力性のあるプラスチック材により先端部本体1に着脱自在に被嵌されるキャップ状に形成されていて、観察窓2と照明窓3及び処置具突出溝1bに面する平面側の側面部分は開口窓5aになっている。
【0014】
図4は、可撓性挿入管10の先端に連結された先端部本体1を側面から見た状態を示しており、平面部1aに対して裏側になる部分に凹状段差8が形成されている。
【0015】
この凹状段差8は、前縁8a側が先端部本体1の外壁面を略垂直方向に内方に切り削いだ形状に形成され、後縁8b側は先端部本体1の外壁面に対して傾斜した斜面状をなしており、側方から見てV溝状(正確には、「V」の字の半分の溝状)の形状に形成されている。
【0016】
これに対して、先端キャップ5の側面断面図である図5に示されるように、先端キャップ5の開口窓5aが形成された側面部分の裏側に位置する部分には、先端部本体1の凹状段差8と係合する係合突起9が内方に向けて突出形成されている。
【0017】
この係合突起9は、側方から見ると先端部本体1の凹状段差8にほぼピッタリと係合する三角形状(正確には、前端壁が軸線方向に対して垂直な直角三角形状)の断面形状に形成されている。
【0018】
ただし、係合突起9は、底面図である図6にも示されるように、前縁側から左右両側縁側に連続して形成された切り欠き溝9aにより先端キャップ5と切り離されて、後縁側においてのみ先端キャップ5とつながっており、後縁部分を支点にして外方に弾性変形させることにより凹状段差8との係合を外せるようになっている。
【0019】
このような構成により、図2に示されるように、係合突起9を外方に弾性変形させた状態で先端キャップ5を先端部本体1に被せて行く。そして、図1に示されるように、先端キャップ5が先端部本体1に対して正しく被嵌された状態になると、係合突起9が凹状段差8に面する位置にさしかかって弾性変形前の形状に戻ることにより凹状段差8に係合して、先端キャップ5が先端部本体1から外れない状態に係止される。
【0020】
そして、先端部本体1から先端キャップ5を取り外す必要が生じた際には、切り欠き溝9aに細いピン等を差し込んで係合突起9を外方に弾性変形させることにより凹状段差8との係合を解いて、図2に示されるように先端キャップ5を先端部本体1から取り外すことができる。
【0021】
このように、本発明においては、互いに係脱自在な凹状段差8と係合突起9を、観察窓2や照明窓3等に対して裏側に位置する部分に配置したことにより、凹状段差8と係合突起9との係脱のための機構によって先端硬質部長を長くしなくて済むので、内視鏡を挿入される患者に与える負担の小さい優れた挿入性を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、先端部本体の平面部の裏側に位置する部分に凹状段差を形成すると共に、先端キャップの開口窓が形成された側面部分の裏側に位置する部分に先端部本体の凹状段差と係脱させることができる突起を形成したことにより、先端部本体に対して先端キャップを着脱自在に取り付けることができ、しかも先端硬質部長が長くならず患者に与える苦痛を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の側方視型内視鏡の先端部本体に先端キャップが取り付けられた状態の側面断面図である。
【図2】本発明の実施例の側方視型内視鏡の先端部本体に先端キャップが取り付けられる直前の状態の側面断面図である。
【図3】本発明の実施例の側方視型内視鏡の先端部本体から先端キャップが取り外された状態の斜視図である。
【図4】本発明の実施例の側方視型内視鏡の先端キャップが取り外された状態の挿入部先端の側面図である。
【図5】本発明の実施例の側方視型内視鏡の先端キャップの側面断面図である。
【図6】本発明の実施例の側方視型内視鏡の先端キャップの底面図である。
【図7】従来の側方視型内視鏡の先端部本体に先端キャップが取り付けられた状態の側面断面図である。
【符号の説明】
1 先端部本体
1a 平面部
2 観察窓
3 照明窓
5 先端キャップ
5a 開口窓
8 凹状段差
9 係合突起
9a 切り欠き溝

Claims (3)

  1. 丸棒の一側面を後端部付近を除いて平面状に削り取った形状に形成されてその平面部に観察窓等が配置された先端部本体と、上記先端部本体に着脱自在に被せられるキャップ状に形成されて上記平面部側の側面部分に開口窓が形成されたプラスチック製の先端キャップとを有する側方視型内視鏡の先端部において、
    上記先端部本体の上記平面部の裏側に位置する部分に凹状段差を形成すると共に、上記先端キャップの上記開口窓が形成された側面部分の裏側に位置する部分に、上記先端部本体の凹状段差と係合する突起を、外方に弾性変形させることにより上記凹状段差との係合が外れるように内方に向けて突出形成したことを特徴とする側方視型内視鏡の先端部。
  2. 上記凹状段差が、前縁側は上記先端部本体の外壁面から略垂直方向に内方に凹んで形成され、後縁側は上記先端部本体の外壁面に対して傾斜した斜面状に形成されている請求項1記載の側方視型内視鏡の先端部。
  3. 上記突起が、前縁側と左右両側縁側において上記先端キャップと切り離されていて、後縁側においてのみ上記先端キャップとつながっている請求項1又は2記載の側方視型内視鏡の先端部。
JP2002353238A 2002-12-05 2002-12-05 側方視型内視鏡の先端部 Withdrawn JP2004181030A (ja)

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