JP2004180980A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】長時間遊技を続けても手首や指が疲れることなく、簡単な操作で遊技を行うことができるスロットマシンを提供する。
【解決手段】表示部6と、入力操作部9であるベットボタン10、スタートレバー11、および複数のストップボタン12とを備えたスロットマシン1において、前記各入力操作部9を順次配設した入力領域8を前面側に設け、該入力領域8上に、ガイドレール38にガイドされながら各入力操作部9の配設位置へ移動可能な可動部材40を備え、前記可動部材40は、各入力操作部9に対して入力操作を行うベットボタン作用部45、スタートレバー作用部46、およびストップボタン作用部47を具備し、入力領域8上を移動することによりベットボタン10、スタートレバー11、ストップボタン12を順次入力操作して可変表示遊技を実行できるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技者の操作によって複数の識別情報の可変表示を開始および停止して、識別情報が特定の組み合わせを形成したか否かで遊技を行うスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスロットマシンの中には、遊技媒体であるメダルを遊技開始前に予めまとめて投入する等して記憶させることができる機能、すなわちクレジット機能を有するタイプのスロットマシンがある。このタイプのスロットマシンは、複数の識別情報を可変表示する表示部と、記憶したクレジットから遊技価値の賭数を設定入力するベット入力操作部と、識別情報の可変表示をスタートさせる開始入力操作部と、可変表示を停止させる停止入力操作部とを備えて、識別情報の可変表示を開始及び停止して可変表示遊技を行い、特定の識別情報の組み合わせとなった場合に前記賭数に応じた遊技価値を遊技者に付与している。このようなスロットマシンにおいては、遊技を行う度にメダルを投入する必要がないので、煩わしいメダル投入動作を挟むことなく、複数回の遊技を連続して楽しむことができる。したがって、遊技者は、長時間に亘って遊技を行い易い。しかし、長時間に亘って遊技を行うと、この間に何回も入力操作部の操作を行うため、遊技者は、腕や手に疲労を感じてしまう。
【0003】
この疲労感を軽減するために、各入力操作部の取付面を緩やかに傾斜したり(例えば、特許文献1参照。)、あるいは手をスライドさせながら各入力操作部を操作できるように、入力操作部を操作する指以外の指を引っ掛けるスライド支持部を形成したり(例えば、特許文献2参照。)して、遊技者が連続して長時間遊技を行っても疲れ難いスロットマシンが提案されている。
【0004】
【特許文献1】
実開平4−104891号公報(第2頁,第2図)
【特許文献2】
特開平4−108469号公報(第4頁,第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記スロットマシンにおいては、遊技者は、手を入力操作部から浮かせて移動し、指を動かして入力操作部を操作、具体的には指先でボタンを押す等、やはり従来どおりの操作を行わなければ、遊技が実行できないことに変わりはなく、長時間の遊技で膨大な回数の操作を行うと、腕や手首、指が疲れてきてしまい、特に、指先に関しては痛みを感じてくるようになり、遊技の興趣を損なう虞があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、長時間遊技を続けても手首や指が疲れることなく、簡単な操作で遊技を行うことができるスロットマシンを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、筐体の前面側に前面扉を開放可能な状態で設け、該前面扉には、可変表示装置による複数の識別情報を可変表示する表示部と、賭数を設定入力するベット入力操作部と、前記識別情報の可変表示を開始させる開始入力操作部と、可変表示中の識別情報を停止させる複数の停止入力操作部とを備え、可変表示を開始させてから停止させる可変表示遊技を行い、賭数の設定入力に応じて有効化された有効ライン上において特定の識別情報の組み合わせとなった場合に所定の前記賭数に応じた遊技価値を遊技者に付与するスロットマシンにおいて、
前記前面扉の前面側に前記各種入力操作部を横方向に配設した入力領域を設け、該入力領域の表面側に、ガイド部にガイドされながら前記各種入力操作部を操作可能にする可動部材を備え、
前記可動部材は、前記各種入力操作部に対して作用する入力作用部を具備し、該入力作用部を当該可動部材の入力領域表面上での移動に応じてベット入力操作部、開始入力操作部、停止入力操作部を順次作用するように構成し、
遊技者が前記可動部材を前記入力領域上で移動操作することにより1回の可変表示遊技の開始から終了までを実行できるようにしたことを特徴とするスロットマシンである。
ここで、「有効化された有効ライン」とは、識別情報の組み合わせを判定する対象となった並び位置を意味する。
【0008】
請求項2に記載のものは、前記ガイド部は、前記可動部材を前記入力領域上において往復移動可能な状態でガイドし、
前記各種入力操作部は、前記可変表示遊技の実行過程に応じて、操作受付が有効となる操作受付有効状態と、操作受付有効状態において一度操作されたことにより操作受付が無効となる操作受付無効状態とに状態変換可能であり、当該各種入力操作部のうち1種類の入力操作部のみが操作受付有効状態となるように構成され、
前記入力領域は、所定の往復移動操作において前記可動部材が移動しようとする先方に前記操作受付有効状態となる入力操作部が順に位置するように各種入力操作部を配設し、
前記可動部材を前記入力領域上で1回の往復移動操作をすることにより、1回の可変表示遊技の開始から終了までを実行できるとともに、次回の可変表示遊技の開始を準備できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシンである。
【0009】
ここで、「操作受付が有効となる」とは、入力操作部に対して操作を行った場合には、この操作が可変表示遊技の進行に反映される状態を意味し、「操作受付が無効となる」とは、入力操作部に対して操作を行っても、この操作が可変表示遊技の進行に反映されない状態を意味する。
【0010】
請求項3に記載のものは、前記ガイド部は、第1移動路と第2移動路とからなる可動部材循環路を形成し、
前記第1移動路は、入力作用部が各種入力操作部に作用して入力操作可能となるように可動部材を案内し、
前記第2移動路は、入力作用部が各種入力操作部に作用しない状態で移動するように可動部材を案内することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスロットマシンである。
【0011】
請求項4に記載のものは、前記ガイド部は、前記可動部材を前記入力領域上を移動させるためのメインガイド部と、前記入力領域に隣接して設けられた非入力領域へ移動させるための補助ガイド部とから構成され、
前記非入力領域は、前記可動部材が停留保持可能な可動部材停留部を少なくとも備え、
前記可動部材を前記補助ガイド部によりガイドして、前記可動部材停留部に停留可能としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のスロットマシンである。
【0012】
請求項5に記載のものは、前記可動部材の入力作用部周辺に遊技者側から入力作用部を透視可能なクリア部材を設け、
入力作用部が各種入力操作部を操作する操作状態を視認できるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のスロットマシンである。
【0013】
請求項6に記載のものは、前記前面扉は、前記表示部を臨ませた開口窓部を開設した状態で起立した前面パネルと、該前面パネルの下部に、前方に突出して前記入力領域が形成された棚部とを具備し、
前記棚部は、前記前面パネルの下端から前方に向けて略水平状態に形成され、前記ガイド部が左右方向に沿って形成されるとともに前記ベット入力操作部を配設した棚上面と、該棚上面の前端から下方に向かって略垂直状態に形成され、前記開始入力操作部と停止入力操作部とを配設した棚前面とから構成され、
前記可動部材は、前記ガイド部に対して摺動自在なガイド軸を備えて前記棚上面に対向する第1ベースと、該第1ベースに連設されて、前記棚前面に対向する第2ベースとから構成され、
前記入力作用部は、前記第1ベースの裏面から前記ベット入力操作部に向けて突設したベット入力作用部と、第2ベースの下端面から前記開始入力操作部に向けて突設した開始入力作用部と、前記開始入力作用部の裏面から停止入力操作部に向けて突設した停止入力作用部とから構成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のスロットマシンである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1はメダルを遊技媒体とするスロットマシン1の斜視図、図2はスロットマシン1の正面図である。
【0015】
スロットマシン1は、前面が開口した箱状の筐体2の内部に可変表示装置3を収納し、筐体2の前面側には前面扉4を開放(開閉)可能に取り付け、前面扉4の前面に起立した前面パネル4aに開口窓部5を開設し、該開口窓部5から可変表示装置3の表示部6を臨ませて複数の識別情報を可変表示可能とし、該表示部6の下方に位置する前面扉4の前面側には、メダル投入口7を設けるとともに、入力領域8を形成し、該入力領域8に、遊技における入力操作をするための入力操作部9(ベットボタン10、スタートレバー11、ストップボタン12)を配設し、前面扉4の下部には、賞メダル排出口13、下皿14、灰皿15を備えた下皿ユニット16を備えている。なお、可変表示装置3は、3つの独立回動可能なリール17を備え、該リール17の外周面に図柄や数字等の識別情報を複数記載しており、それぞれのリール17を回転および停止させて識別情報を可変表示できるように構成されている。
【0016】
また、前面扉4に設けられた表示部6は、前方をクリア板18で覆い、開口窓部5の周辺には、上方に液晶表示装置等からなる補助表示装置19を、左右にベットライン表示器20、賞態様表示器21、ゲームオーバー表示器22、ウェイト表示器23、リプレイ表示器24などの遊技状況表示器を、下方にペイアウト表示器26、ゲームカウント表示器27、クレジット表示器28をそれぞれ配設している。なお、ベットライン表示器20は、可変表示遊技に対する賭数に対応して有効化されたベットラインを有効ラインとして表示するものである。
【0017】
次に、入力領域8について説明する。
入力領域8は、前面扉4の前面パネル4aの略中央から下部を表示部6よりも少し前方に突出して棚部31を設けて、該棚部の上面31aおよび棚前面31bに形成されており、棚上面31aにはベットボタン10(本発明のベット入力操作部に相当)を配設し、棚前面31bには、左側にスタートレバー11(本発明の開始入力操作部に相当)を、その右隣にストップボタン12(本発明の停止入力操作部に相当)を表示部6のリール17の位置に合わせて横方向(横並び)に列設している。
なお、具体的には、棚上面31aは、前面パネル4aの下端から前方に向かって略水平方向に形成されいる。また、棚前面31bは、棚上面31aの前端から下方に向かって略垂直状態に形成されている。このような棚上面31aと棚前面31bとにより、棚部31が構成されている。
【0018】
ベットボタン10は、遊技者がスロットマシン1に予納したり、あるいは遊技の結果により獲得し付与されてスロットマシン1に記憶したりした遊技価値、所謂クレジットから可変表示遊技に賭ける賭数を設定するための押しボタンであり、本実施形態では、1回押しで一定の遊技価値(例えば、遊技媒体であるメダル3枚分)を賭数として設定できるように構成されている。
【0019】
スタートレバー11は、リール17を回転させて識別情報の可変表示をスタートさせるための可変表示始動入力操作部であり、ベットボタン10による賭数設定、あるいはメダル投入口7へのメダル投入による賭数設定がなされてから押し下げ操作されると、全てのリール17が回転を開始する。このスタートレバー11は、ばね等の付勢部材(図示せず)により上方に付勢されており、押し下げ状態を解除すると元の位置まで上がって、再び押し下げ操作可能な状態に戻る。なお、スタートレバー11は、押し下げあるいは押し上げのいずれの操作でも入力操作可能なタイプを採用してもよい。
【0020】
ストップボタン12は、上記したリール17をそれぞれ独立して停止できるように、リール17L,17C,17R毎に対応して3つ設けられている。具体的には、左側表示ストップボタン12Lが押圧操作されると左側リール17Lの可変表示が停止し、中央表示ストップボタン12Cが押圧操作されると中央リール17Cの可変表示が停止し、右側表示ストップボタン12Rが押圧操作されると右側リール17Rの可変表示が停止するように構成されている。
【0021】
なお、上記した入力操作部9は、棚部31の内側に備えたそれぞれの検出部32と制御装置(図示せず)とを配線33により電気的に接続している。制御装置は、各種入力操作部9の状態を制御する入力操作部状態制御手段として機能する。具体的には、制御装置によって各種入力操作部9は、操作受付が有効となる状態、すなわち操作を行った場合には、この操作を受け付けて可変表示遊技に反映させる状態(操作受付有効状態)と、この操作受付有効状態において一度操作されたことにより操作受付が無効になる状態、すなわち操作を行っても、この操作を受け付けず可変表示遊技に反映させない状態(操作受付無効状態)とに状態変換可能である。そして、この各種入力操作部9のうちいずれか一つの入力操作部9のみが操作受付有効状態となり、その他の入力操作部9は操作受付無効状態となるように制御されている。例えば、ベットボタン10を押している最中にスタートレバー11を押し下げても、制御装置は、スタートレバー11の入力を受け付けず、その結果として、リール17が回転しないように制御を行う。また、この制御装置は、最初にベットボタン10への入力操作を有効(遊技進行に反映可能)とし、ベットボタン10への入力操作後にスタートレバー11を、スタートレバー11の入力操作後にストップボタン12を、全てのストップボタン12への入力操作後に再びベットボタン10を有効にする制御を行う。したがって、上記の順序で操作されない場合、例えば、3つ全てのストップボタン12を操作した後に続けていずれかのストップボタン12を押したり、あるいはスタートレバー11の操作後にベットボタン10を再び操作したりした場合は、後に行った入力操作は無効になる。
【0022】
また、本実施形態における入力領域8は、左側からスタートレバー11、ベットボタン10、左側表示ストップボタン12L、中央表示ストップボタン12C、右側表示ストップボタン12Rの順でこれら入力操作部9を順次配設している。なお、これら入力操作部9は、ベットボタン10、スタートレバー11、ストップボタン12の順で操作受付有効状態となり、後述する可動部材40は、操作受付有効状態に変換する入力操作部9を追うようにして入力領域8上を往復移動する。すなわち、入力領域8は、後述する可動部材40が往復移動操作によって移動しようとする先方に、操作受付有効状態となる入力操作部9が順次位置するように各種入力操作部9を配設している。
【0023】
そして、入力領域8は、棚上面31aにスリット状のメインガイドレール36(本発明のメインガイド部に相当)と補助ガイドレール37(本発明の補助ガイド部に相当)とから構成されるガイドレール38(本発明のガイド部に相当)を前面扉4の幅方向に沿って形成し、メインガイドレール36にガイドされながら入力操作部9の配設位置へ移動可能であって、各種入力操作部9を操作可能にする可動部材40を備えている。この可動部材40は、図3および図4に示すように、棚上面31aに対向する状態の第1ベース41と、該第1ベース41の前端側から棚前面31bに対向するように下方に反曲して連設した第2ベース42と、第1ベース41から棚上面31aに向かって垂下し、先端がガイドレール38に対して摺動自在なガイド軸43とを備えて概略構成されて、入力領域8の表面側に備えられている。
【0024】
第1ベース41は、入力領域8との対向面(すなわち、裏面)にベットボタン作用部45(本発明の入力作用部の一つであって、ベット入力作用部に相当)を突設している。このベットボタン作用部45は、可動部材40がベットボタン10上を通過移動する時にベットボタン10を押し込む部材であり、例えば、線材あるいは板材等の部材を下向き凸状に曲成して両側に傾斜部45aを形成し(図4(b)参照)、該傾斜部45aが可動部材40の移動方向に面するように位置して設けられている。このようなベットボタン作用部45を設けて可動部材40をベットボタン10に近づけると、ベットボタン作用部45は、傾斜部45aをベットボタン10の側端部に当接し、さらに可動部材40を移動すると、ベットボタン10を傾斜部45aに沿わせるようにして押し込み、先端をベットボタン10の表面に擦りながら通過して、ベットボタン10に対して作用する、すなわち入力操作を行うことができる。
【0025】
第2ベース42は、下端から舌片状のスタートレバー作用部46(本発明の入力作用部の一つであって、スタート入力作用部に相当)を棚前面31bに沿って下方に延設している。このスタートレバー作用部46は、スタートレバー11を押し下げるための部材であり、基部(図中、上部)のスタートレバー11寄りの端(図中、左端)から中央に向かうに連れて第2ベース42からの延設端が次第に低くなるようにして、スタートレバー11と対向する箇所に傾斜部46aを形成している。このような傾斜部46aを有するスタートレバー作用部46をスタートレバー11のレバー軸11aを押し当てながら可動部材40をスタートレバー11側(図7中、左側)に向かって移動し続けると、レバー軸11aが傾斜部46aに沿って押し下げられ、スタートレバー作用部46は、スタートレバー11に対して作用することができる(図6〜8参照)。
【0026】
そして、このスタートレバー作用部46の先端は、レバー軸11aの押し下げ位置よりも下側に位置するように形成されており(図7参照)、スタートレバー11の押し下げ操作時に、スタートレバー作用部46がレバー軸11aを乗り越えることを防止している。したがって、操作者(遊技者)は、スタートレバー作用部46によりスタートレバー11を押し下げて、次の動作、具体的には可動部材40をスタートレバー11とは反対側(図中、右側)に移動してストップボタン12を押す動作にスムーズに移行することができる。なお、遊技における可動部材40の動作順に関しては、後で詳しく説明する。
【0027】
さらに、スタートレバー作用部46は、棚前面31bに対向する面にストップボタン作用部47(本発明の入力作用部の一つであって、停止入力作用部に相当)をストップボタン12に向けて突設している。このストップボタン作用部47は、3つのストップボタン12を押して操作するための部材であり、前記したベットボタン作用部45と同様に、例えば、線材あるいは板材等の部材を下向き凸状に曲成して両側に傾斜部47aを設け(図4(b)参照)、該傾斜部47aが可動部材40の移動方向に面するように位置して設けられている。このようなストップボタン作用部47を設けて可動部材40をストップボタン12の配設位置に移動すると、ストップボタン作用部47は、傾斜部47aをストップボタン12の側端部に当接し、さらに可動部材40を移動すると、ストップボタン12を傾斜部47aに沿わせるようにして押し込み、先端をストップボタン12の表面に擦りながら通過して、ストップボタン12の操作を終了させることができる。そして、さらに可動部材40を移動すると、ストップボタン作用部47は、横方向に並んだストップボタン12を次々と押圧して、列状に連続して設けたストップボタン12に対して入力操作を行うことができる。
【0028】
ガイド軸43は、第1ベース41のうち第2ベース42とは反対側(図3中、右側)の端部に複数設けられており、先端に外れ防止のための鍔49を2箇所に離間させて備え、鍔49,49間にガイドレール38を係合しながらベットボタン10と左側表示ストップボタン12Lとの間である入力操作開始位置51や、右側表示ストップボタン12Rとメダル投入口7との間である入力操作終了位置52へ可動部材40を移動できるように構成されている。
【0029】
なお、本実施形態における可動部材40は、ガイド軸43と第1ベース41との間にヒンジ56を設けており、図5に示すように、第1ベース41の奥側端部(図中、右側)に設けられたヒンジ軸56a周りに回動することができる。これにより、可動部材40は、各入力作用部(ベットボタン作用部45、スタートレバー作用部46、およびストップボタン作用部47)を入力領域8から遠ざけて、どの入力操作部9にも作用しないで移動することができるし、スタートレバー11を乗り越えて後述の入力領域8の外側に移動可能な状態となる。
【0030】
また、可動部材40は、第1ベース41の裏面に棚上面31aを転動する上部ローラ57を、第2ベース42の裏面に棚前面31bを転動する側部ローラ58をそれぞれ取り付けている。これらのローラ57,58は、各入力作用部45,46,47が入力領域8の表面に擦らない程度に可動部材40と入力領域8との距離を一定に保ちながら、可動部材40が入力領域8上を滑らかに移動できるようにしている。
【0031】
なお、入力領域8の一部である棚上面31aは、上部ローラ57の転動する箇所に可動部材40の移動方向に沿って、すなわちガイドレール36と平行になるように浅い溝59を形成し、上部ローラ57が該溝59に嵌合しながら転動できるように構成されている。したがって、上部ローラ57は、可動部材40が入力領域8上をガイドレール36に沿ってより確実に移動できるようにガイド軸43の補助の役割も担っている。
【0032】
そして、上記スロットマシン1は、棚上面31aのうちスタートレバー11の配設位置よりも外側(図中、左側)に、メインガイドレール36を延設するようにして補助ガイドレール37を形成し、この補助ガイドレール37の外側端周辺であって入力領域8に隣接する非入力領域60に、可動部材40を不使用時に停留させる可動部材停留部61を備えている。この可動部材停留部61に可動部材40を移動するには、まず、可動部材40をヒンジ軸56a周りに上方へはね上げた状態にする(図5参照)。すると、スタートレバー作用部46がレバー軸11aを乗り越え可能となり可動部材40をスタートレバー11の左側に移動することができるので、そのままメインガイドレール36から補助ガイドレール37に沿って可動部材停留部61まで移動すればよい。このようにして可動部材40を入力領域8からはずすと、可動部材40を移動操作しないで可変表示遊技を実行する場合や、入力操作部9周りの清掃を行う場合において、可動部材40が邪魔にならない。
【0033】
次に、可変表示遊技を行うための可動部材40の動作について説明する。
なお、上記のような可動部材40を備えたスロットマシン1で可変表示遊技を行うための準備として、メダル投入口7へメダルを投入する等して、遊技価値記憶手段として機能する記憶装置(図示せず)に、最低ベットボタン10の1回押しで賭けられる賭数分の遊技価値をクレジットとして予め記憶させておき、さらに、図1および図2に示すように、可動部材40を左側表示ストップボタン12Lとベットボタン10との間の入力操作開始位置51に配置させておく。
【0034】
まず、可動部材40が遊技者の操作によりメインガイドレール36に沿って左方向、すなわちベットボタン10の配設位置に移動すると、ベットボタン作用部45がベットボタン10を押圧して遊技に賭ける賭数を設定入力し、ベットライン表示器20に有効化ラインが表示され、制御装置によってスタートレバー11が有効状態になる。このようにして、スロットマシン1は、可変表示を開始可能な状態になる。
【0035】
次に、可動部材40がスタートレバー11の配設位置に向かって移動すると、ベットボタン作用部45は、ベットボタン10から離れて押圧状態を解除する。その後に、スタートレバー作用部46がレバー軸11aに当接してスタートレバー11を押し下げ操作すると(図6〜図8参照)、全てのリール17が回転して表示部6での可変表示が開始する。また、制御装置は、ストップボタンを有効状態にする。このとき、スタートレバー11が十分に押し下げられても、スタートレバー作用部46の先端は、レバー軸11aを乗り越えられないので、可動部材40は、スタートレバー11によって入力領域8の外側(図中、左側)へ移動することを規制される。
【0036】
そして、可変表示を停止するために可動部材40をストップボタン12に向かって右方向に移動させると、可動部材40は、スタートレバー作用部46をレバー軸11aから離してスタートレバー11の入力操作状態を解除する。ところが、可動部材40は、ストップボタン12の配設位置に到達する前に、再びベットボタン10の配設位置を通過しなければならず、ベットボタン作用部45が再びベットボタン10を押圧操作してしまう。しかしながら、このとき、制御装置はベットボタン10を有効にしていないので、この2回目のベットボタン10の押圧操作は、遊技において無効な操作となり、進行中の遊技内容に影響を与えない。
【0037】
ベットボタン10上を通過して押圧状態を再び解除した後、可動部材40がさらにストップボタンの方向(図中、右方向)に移動すると、この可動部材40は、ストップボタン12の配設位置に達する。すると、ストップボタン作用部47は、ストップボタン12のうち左側表示ストップボタン12Lを押圧して、表示部6内の左側リール17Lを停止して識別情報を視認可能な状態で表示する。引き続いて可動部材40をメインガイドレール36に沿って移動すると、ストップボタン作用部47は、左側表示ストップボタン12Lの押圧状態を解除してから中央表示ストップボタン12Cを押圧し、さらに中央表示ストップボタン12Cの押圧状態を解除してから右側表示ストップボタン12Rを押圧する。このように可動部材40が3つのストップボタン12L,12C,12Rの配設位置の上を順次通過すると、ストップボタン作用部47は、ストップボタン12を所謂順押しで押圧操作して、左側リール17L、中央リール17C、右側リール17Rの順で可変表示が停止し、各リール17の識別情報を視認可能な状態で組み合わせることができる。
【0038】
そして、右側表示ストップボタン12Rの上を通過した可動部材40は、入力領域8の右側の入力操作終了位置52に到達し、右側の端部をストッパとしてのメダル投入口7に当接するので、入力領域8から遠ざかることを規制される(図9,10参照)。なお、本実施形態では、可動部材40の移動範囲をメダル投入口7により規制したが、これに限らない。例えば、入力領域8上の入力操作終了位置52の近辺にストッパを設けて、ストップボタン作用部47が右側表示ストップボタン12Rの右側に通過してから、ストッパが可動部材40の右端と当接するようにしてもよい。あるいは、メインガイドレール36の端部を可動部材40のストッパとし、可動部材40が入力操作終了位置52に丁度到達する位置で、ガイド軸43がメインガイドレール36の端部に当接するようにして、可動部材40の移動範囲を規制してもよい。
【0039】
このように可動部材40を単純な動きで移動させることで、ストップボタン作用部47は、すべてのストップボタン12を順次押圧操作することができ、表示部6の可変表示中の識別情報を停止することができる。そして、スロットマシン1は、停止した識別情報の組み合わせが特定の組み合わせであるかどうかを判断し、特定の組み合わせであった場合にベットボタン10により設定された賭数に応じて遊技者に遊技価値を付与する。なお、付与される遊技価値は、賞メダル排出口13からメダルを排出することで付与されてもよいし、あるいは、クレジットに加算される形で付与されてもよい。
【0040】
そして、再び可変表示遊技を開始するには、遊技者は、可動部材40を入力操作開始位置51、すなわちベットボタン10と左側表示ストップボタン12Lとの間まで戻す。すなわち、可動部材40を引き続いて往復移動操作すれば、このスロットマシン1は、次回の可変表示遊技の開始準備を行うことができる。したがって、遊技者の連続遊技中における操作負担をさらに軽減することができる。なお、このとき、ストップボタン作用部47は、上記した可変表示停止操作とは逆に、右側、中央、左側の順でストップボタン12を押圧していくが、この押圧操作は一連のストップボタン12の操作直後に行われるので、制御装置は、可動部材40の戻しに伴うストップボタン12への入力を遊技に有効な入力であると認識しない。
【0041】
以上のような可動部材40をスロットマシン1に備えれば、入力操作部9に何回も直接手を触れて操作することなく、可動部材40を入力領域8上で移動操作、具体的には一方向に往復移動させるだけで可変表示遊技を実行することができる。したがって、遊技者は、可変表示遊技を行うために手を宙に浮かせたり、指先で何回もボタンを押す等して入力操作したりする必要がないので、長時間に亘って遊技を行っても、腕や手、指先が疲れ難くなり、遊技の興趣が減衰しないように図ることができる。
【0042】
また、図11に示すように、可動部材40を可動部材停留部61に停留させれば、順押しに限らず、遊技者の望む順序でストップボタン12を入力操作することができる。特に、補助表示装置19にストップボタン12の入力操作順を報知し、この報知どおりに入力操作された場合に特定の識別情報の組み合わせを出し易くして、遊技者に遊技価値を付与し易くする機能、所謂アシストタイム機能をスロットマシン1に備えた場合において、通常遊技中では可動部材40を用いてストップボタン12を順押しして、また、アシストタイム中では可動部材40を可動部材停留部61に停留させ、報知された押し順でストップボタン12を操作することができるので、遊技による疲労を軽減しながらも遊技価値獲得のチャンスを逃さないようにして遊技の興趣を高めることができる。
【0043】
さらに、可動部材40は、図4(c)に示すように、ベットボタン作用部45およびストップボタン作用部47の周辺にクリア部材63,64を設けてもよい。具体的には、可動部材40は、第1ベース41のベットボタン作用部45を設ける箇所の周辺に、また、第2ベース42のストップボタン作用部47を設ける箇所の周辺にそれぞれ窓状のクリア部材63,64を配している。このようなクリア部材63,64を設けると、遊技者側からベットボタン作用部45がベットボタン10を、あるいはストップボタン作用部47がストップボタン12を押圧操作する操作状態を視認することができる。したがって、所望のタイミングで各ボタンを操作し易くすることができる。
また、最近では、各種入力操作部にLED等の装飾ランプを内蔵して点灯可能にしたものを採用し、この装飾ランプを点灯させて入力操作部の操作受付有効状態を、消灯させて操作受付無効状態を示すスロットマシンも存在し、このようなスロットマシンに上記のようなクリア部材を組み込んだ可動部材40を備えれば、装飾ランプの点灯および消灯によって入力操作部の状態を把握できるというメリットを損なうことなく入力操作部を操作することができるので好適である。
【0044】
なお、可動部材40は、第1ベース41および第2ベース42全体を透視可能な材料(例えば、透明プラスチック等)によって形成することで、各入力作用部45,46,47の操作状態を視認できるようにしてもよく、このようにすると、第1ベース41および第2ベース42に別部材としてのクリア部材を組み込む必要がなく、製造コストの短縮を図ることができるので、好適である。
【0045】
また、上記スロットマシン1は、遊技者が第1ベース41の棚上面31aに手を載置して、腕を左右に動かすだけで簡単に可変表示遊技を行うことができるが、例えば、図12に示すように、第1ベース41の棚上面31aにハンドル65を設ければ、遊技者が可動部材40をさらに操作し易くなるので好ましい。
【0046】
なお、可動部材40の移動範囲をスタートレバー11により規制したが、本発明はこれに限らない。例えば、入力領域8上のスタートレバー11の近辺にストッパを設けて、スタートレバー作用部46がスタートレバー11を操作してから、ストッパが可動部材40の左端と当接するようにして、可動部材40の移動を規制するようにしてもよい。
また、上部ローラ59が転動する溝59を深くするとともに、可動部材40の移動範囲に対応する上部ローラ59の移動範囲に合わせて形成し、上部ローラ59の可動規制によって可動部材の移動範囲を規制するようにしてもよい。なお、上記したストッパーや深い溝59を形成しても、可動部材40を上方に跳ね上げて回動すれば可動部材40の移動規制を解除し、可動部材停留部61へ移動できるようにしておくと、可動部材40を使用せずに各種入力操作部9を手で直接操作して可変表示遊技を楽しむこともできるので好適である。
【0047】
ところで、上記した実施形態のスロットマシン1は、可動部材40が1本のガイドレール38によりガイドされて移動していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図13に示すように、可動部材40は、循環路に沿って移動するようにしてもよい。
【0048】
具体的に説明すると、図13に示す第2実施形態のスロットマシン1´は、基本的には上記した第1実施形態と同じ構成であるが、入力領域の構成が異なる。すなわち、入力領域8´は、入力操作部9を、ベットボタン10、スタートレバー11、ストップボタン12の順で配設し、また、棚上面31aには、可動部材40をガイドするガイド部として可動部材循環路66を形成し、該可動部材循環路66を循環移動しながら入力操作部9を入力操作可能な可動部材40を備えている。
【0049】
入力操作部9のうち、スタートレバー11は、レバー軸11aの基端側にスタートレバー作用部46を当接するための円板状の操作当接部68を取り付けており、この点で第1実施形態のスタートレバー11と異なる。この操作当接部68は、棚前面31b寄りに設けられて、レバー軸11aの前側(図中、左側)上方にスタートレバー作用部46が通過できるようにしてあり、スタートレバー作用部46の先端が上部に当接すると、スタートレバー11を押し下げながらスタートレバー作用部46を乗り越えさせるように構成されている。
なお、ベットボタン10およびストップボタン12は、前記した第1実施形態と同様の構成であるので説明を省略する。
【0050】
可動部材循環路66は、図13(b)に示すように、棚上面31aの奥側に形成された直線スリット状の第1移動路71と、棚上面31aの手前側に形成された横長U字状スリット状の第2移動路72とにより構成され、第2移動路72の両端を第1移動路71の途中に連通し、この連通箇所には、可動部材40のガイド軸43が逆走しないようにばね部材などの付勢部材からなる逆止弁74を備えている。具体的には、ストップボタン12寄りの逆止弁74aは、第1移動路71の途中を閉塞する方向に付勢しており、ベットボタン10寄りの逆止弁74bは、第2移動路72の出口を閉塞する方向に付勢している。
【0051】
なお、入力領域8´は、上記した可動部材循環路66のうち、ベットボタン10側(図中、左側)の連通箇所よりも外側の位置を可動部材40の入力操作開始位置71とし、ストップボタン12側(図中、右側)の連通箇所よりも外側の位置を可動部材40の入力操作終了位置78としている。
【0052】
また、可動部材40は、基本的には第1実施形態の可動部材40と同じであるが、スタートレバー作用部46の長さが異なっている。このスタートレバー作用部46は、第2ベース42の下端から延設され、可動部材40が第1移動路71により案内される位置において、先端を操作当接部68の押し下げ位置よりも高く、常態位置(非押し下げ位置)よりも低くなるように形成している(図14参照)。
【0053】
以上のように入力領域8を構成して、可動部材40を第1移動路71に沿って入力操作開始位置77から入力操作終了位置78へ移動すると、まず、ベットボタン10の配設位置を通過してベットボタン作用部45がベットボタン10に対して入力操作し、引き続き可動部材40を移動すると、スタートレバー作用部46が操作当接部68に当接しながらスタートレバー11を押し下げ(図14(b)参照)、さらに可動部材40を右側に移動すると、ストップボタン作用部47がストップボタン12を連続して押圧操作する。したがって、可動部材40は、第1移動路71に案内されながら移動することにより各入力作用部45,46,47に一連の遊技入力操作を順次行わせて、可変表示遊技を実行することができる。
【0054】
さらに、可動部材40を入力操作終了位置78に向かって移動すると、図13(b)に示すように、ガイド軸43は、逆止弁74aを押し開きながら第1移動路71に案内されて進む。そして、可動部材40が入力操作終了位置78に到達してメダル投入口7に当接すると、2つのガイド軸43は、第1移動路71と第2移動路72との連通箇所を通過した状態で止まる。このとき、逆止弁74aは、付勢部材の付勢力によりガイド軸43を第2移動路72に導くようにして第1移動路71を途中で塞ぐ。このように逆止弁74aが第1移動路71を閉塞している状態で、可動部材40を入力操作終了位置78から入力操作開始位置77に戻そうとすると、ガイド軸43が第2移動路72に導かれ、可動部材40は、遊技者側に迫り出すように移動する。そして、さらに可動部材40を第2移動路72に沿って移動すると、この可動部材40は、各入力作用部45,46,47をストップボタン12、スタートレバー11、およびベットボタン10から遠ざけられて作用しない状態で入力領域8上を通過する。そして、ガイド軸43は、ベットボタン10側の逆止弁74bに到達すると、この逆止弁74を押し開きながら第1移動路71に入り、2つのガイド軸43が第1移動路71に入り、可動部材40は、入力操作開始位置77に戻ることができる。
【0055】
このように、第2実施形態においては、入力操作後の可動部材40を、入力作用部45,46,47が入力操作部9に作用しない状態で入力操作開始位置77まで戻すことができる。したがって、操作回数を半減させて入力操作部9の故障率の低下を図ることができる。
【0056】
なお、第2実施形態においては、入力操作開始位置77あるいは入力操作終了位置78を可動部材停留部とし、可動部材40をいずれかに停留させれば、可動部材40を使用せず、遊技者所望の押し順でストップボタン12を操作することができる。
【0057】
また、上記した実施形態においては、ベットボタン10のみを棚上面31aに設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ベットボタン10をスタートレバー11に対してストップボタン12の反対側であって、且つストップボタン作用部47の通過する位置に配設すれば、ベットボタン10は、ストップボタン作用部47によって操作することができ、可動部材40にベットボタン作用部45を設ける必要がなくなる。したがって、製造コストを低く抑えることができる。さらに、スタートレバー11の代わりに可変表示を開始するためのスタートボタンをベットボタン10とストップボタン12との間に配設すれば、ストップボタン作用部47のみで全ての入力操作を行うことができる。したがって、可動部材40からスタートレバー作用部46をなくしてよりシンプルな形状にすることができ、一層の製造コスト削減を図ることができる。
【0058】
なお、上記実施形態では、入力操作部9にボタン式あるいはレバー式の入力手段を適用した場合について説明したが、入力操作部9はタッチパネル式のユニットで構成されていてもよく、入力作用部もこの入力操作部9のタッチパネルに当接できるように可動部材40から突設されていればよい。
【0059】
前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
【0060】
例えば、上記実施形態では、ベット入力操作部としてのベットボタンを設けて、ベット入力操作を行うスロットマシンについて説明したが、これに限らない。例えば、開始入力操作部への入力操作により、ベット入力と開始入力とを実行できるようにしたスロットマシンであってもよい。あるいは、ベット入力操作部を複数のベット数設定入力操作部(例えば、遊技媒体1個用、2個用、3個用等)とベット実行入力操作部とに別設し、可動部材を用いて遊技を実行するときでも遊技者の所望するベット数に設定入力できるようにしたスロットマシンであってもよい。
【0061】
また、可動部材とガイドレールを形成したレールベースを1つの可動部材ユニットとし、既存のスロットマシンの入力領域にこの可動部材ユニットをオプションとして装着できるようにしてもよい。
【0062】
あるいは、ストップボタンの左側だけでなく右側にもベットボタンおよびスタートレバーをそれぞれ設けて、入力領域に各種入力操作部が左右対称をなすように配置されたスロットマシンに本発明の可動部材を備えてもよい。このようなスロットマシンにおいては、可動部材を一側から移動操作(往路移動操作)して1回の可変表示遊技を行った後に、そのまま可動部材を他側に位置させると、次回の可変表示遊技のベット入力および開始入力を続けて行うことができる。したがって、1回の可変表示遊技の終了後に可動部材をわざわざ元の位置に戻さなくても次回の可変表示遊技を開始することができる。そして、前回とは反対方向に可動部材を移動操作(復路移動操作)すれば、ストップボタンを順次押して次の可変表示遊技を終了することができるので、遊技者の操作負担を増やすことなく多くの可変表示遊技を連続で楽しむことができて好適である。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、前記前面扉の前面側に前記各種入力操作部を横方向に配設した入力領域を設け、該入力領域の表面側に、ガイド部にガイドされながら前記各種入力操作部を操作可能にする可動部材を備え、前記可動部材は、前記各種入力操作部に対して作用する入力作用部を具備し、該入力作用部を当該可動部材の入力領域表面上での移動に応じてベット入力操作部、開始入力操作部、停止入力操作部を順次作用するように構成し、遊技者が前記可動部材を前記入力領域上で移動操作することにより1回の可変表示遊技の開始から終了までを実行できるようにしたので、一層簡単な操作だけで遊技を行うことができる。したがって、長時間遊技を行っても遊技者が疲労し難いので、遊技の興趣を損なわないようにすることができる。
【0064】
請求項2に記載の発明によれば、前記ガイド部は、前記可動部材を前記入力領域上において往復移動可能な状態でガイドし、前記各種入力操作部は、前記可変表示遊技の実行過程に応じて、操作受付が有効となる操作受付有効状態と、操作受付有効状態において一度操作されたことにより操作受付が無効となる操作受付無効状態とに状態変換可能であり、当該各種入力操作部のうち1種類の入力操作部のみが操作受付有効状態となるように構成され、前記入力領域は、所定の往復移動操作において前記可動部材が移動しようとする先方に前記操作受付有効状態となる入力操作部が順次位置するように各種入力操作部を配設し、前記可動部材を前記入力領域上で1回の往復移動操作をすることにより、1回の可変表示遊技の開始から終了までを実行できるとともに、次回の可変表示遊技の開始を準備できるようにしたので、可動部材を単に往復移動するだけで連続して可変表示遊技を行うことができ、遊技者の連続遊技中における操作負担をさらに軽減することができる。
【0065】
請求項3に記載の発明によれば、前記ガイド部は、第1移動路と第2移動路とからなる可動部材循環路を形成し、前記第1移動路は、入力作用部が各種入力操作部に作用して入力操作可能となるように可動部材を案内し、前記第2移動路は、入力作用部が各種入力操作部に作用しない状態で移動するように可動部材を案内するので、各種入力操作部に対して入力操作を行うことなく可動部材を元の位置、すなわち可変表示遊技開始前の位置に戻すことができる。したがって、余計に各種入力操作部への入力操作をしないで、入力操作部が故障し易くなるのを防ぎ、メンテナンスの軽減を図ることができる。
【0066】
請求項4に記載の発明によれば、前記ガイド部は、前記可動部材を前記入力領域上を移動させるためのメインガイド部と、前記入力領域に隣接して設けられた非入力領域へ移動させるための補助ガイド部とから構成され、前記非入力領域は、前記可動部材が停留保持可能な可動部材停留部を少なくとも備え、前記可動部材を前記補助ガイド部によりガイドして、前記可動部材停留部に停留可能としたので、各種入力操作部に可動部材を使用して入力操作する場合と、可動部材を使用せずに入力操作する場合とを選択したり、さらには遊技者の好みの順序で複数の停止入力操作部を入力操作したりすることができて、遊技者の遊技態様を広げることができる。
【0067】
請求項5に記載の発明によれば、前記可動部材の入力作用部周辺に遊技者側から入力作用部を透視可能なクリア部材を設け、入力作用部が各種入力操作部を操作する操作状態を視認できるようにしたので、可動部材を移動して入力操作するタイミングを一層把握し易く、遊技者が所望するとおりに遊技上の操作を行ない易くなり、遊技の興趣を向上させることができる。
【0068】
請求項6に記載の発明によれば、前記前面扉は、前記表示部を臨ませた開口窓部を開設した状態で起立した前面パネルと、該前面パネルの下部に、前方に突出して前記入力領域が形成された棚部とを具備し、前記棚部は、前記前面パネルの下端から前方に向けて略水平状態に形成され、前記ガイド部が左右方向に沿って形成されるとともに前記ベット入力操作部を配設した棚上面と、該棚上面の前端から下方に向かって略垂直状態に形成され、前記開始入力操作部と停止入力操作部とを配設した棚前面とから構成され、前記可動部材は、前記ガイド部に対して摺動自在なガイド軸を備えて前記棚上面に対向する第1ベースと、該第1ベースに連設されて、前記棚前面に対向する第2ベースとから構成され、前記入力作用部は、前記第1ベースの裏面から前記ベット入力操作部に向けて突設したベット入力作用部と、第2ベースの下端面から前記開始入力操作部に向けて突設した開始入力作用部と、前記開始入力作用部の裏面から停止入力操作部に向けて突設した停止入力作用部とから構成されるので、入力操作部毎に対応した入力作用部を設けて、可動部材を利用した入力操作を確実に行うことができる。また、可動部材を簡単な構造で構成することができ、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動部材を備えたスロットマシンの斜視図である。
【図2】可動部材を備えたスロットマシンの正面図である。
【図3】入力領域を形成した棚部の断面図である。
【図4】(a)は可動部材の斜視図、(b)はベットボタン操作部およびストップボタン操作部の拡大図、(c)はクリア部材を組み込んだ可動部材の斜視図である。
【図5】可動部材を上方に回動させた状態の棚部の断面図である。
【図6】可動部材によりスタートレバーを入力操作した状態のスロットマシンの斜視図である。
【図7】可動部材によりスタートレバーを入力操作した状態のスロットマシンの正面図である。
【図8】可動部材によりスタートレバーを入力操作した状態の棚部の断面図である。
【図9】可動部材によりストップボタンを入力操作し終えた状態のスロットマシンの斜視図である。
【図10】可動部材によりストップボタンを入力操作し終えた状態のスロットマシンの正面図である。
【図11】可動部材を可動部材停留部に移動させた状態のスロットマシンの斜視図である。
【図12】ハンドルを設けた可動部材の斜視図である。
【図13】第2実施形態のスロットマシンの入力領域の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は上面の可動部材循環路の概略図である。
【図14】第2実施形態のスロットマシンの棚部断面図であり、(a)はスタートレバー操作前の状態図、(b)はスタートレバー操作中の状態図、(c)は可動部材が第2移動路を移動する状態図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン
2 筐体
3 可変表示装置
4 前面扉
5 開口窓部
6 表示部
7 メダル投入口
8 入力領域
9 入力操作部
10 ベットボタン
11 スタートレバー
11a レバー軸
12 ストップボタン
12L 左側表示ストップボタン
12C 中央表示ストップボタン
12R 右側表示ストップボタン
13 賞メダル排出口
14 下皿
15 灰皿
16 下皿ユニット
17 リール
17L 左側リール
17C 中央リール
17R 右側リール
18 クリア板
19 補助表示装置
20 ベットライン表示器
21 賞態様表示器
22 ゲームオーバー表示器
23 ウェイト表示器
24 リプレイ表示器
26 ペイアウト表示器
27 ゲームカウント表示器
28 クレジット表示器
31 棚部
31a 棚上面
31b 棚前面
32 検出部
33 配線
36 メインガイドレール
37 補助ガイドレール
38 ガイドレール
40 可動部材
41 第1ベース
42 第2ベース
43 ガイド軸
45 ベットボタン作用部
45a 傾斜部
46 スタートレバー作用部
46a 傾斜部
47 ストップボタン作用部
47a 傾斜部
49 鍔
51 入力操作開始位置
52 入力操作終了位置
56 ヒンジ
56a ヒンジ軸
57 上部ローラ
58 側部ローラ
59 溝
60 非入力領域
61 可動部材停留部
63 クリア部材
64 クリア部材
65 ハンドル
66 可動部材循環路
68 操作当接部
71 第1移動路
72 第2移動路
74 逆止弁
74a ストップボタン寄り逆止弁
74b ベットボタン寄り逆止弁
77 入力操作開始位置
78 入力操作終了位置

Claims (6)

  1. 筐体の前面側に前面扉を開放可能な状態で設け、該前面扉には、可変表示装置による複数の識別情報を可変表示する表示部と、賭数を設定入力するベット入力操作部と、前記識別情報の可変表示を開始させる開始入力操作部と、可変表示中の識別情報を停止させる複数の停止入力操作部とを備え、可変表示を開始させてから停止させる可変表示遊技を行い、賭数の設定入力に応じて有効化された有効ライン上において特定の識別情報の組み合わせとなった場合に所定の前記賭数に応じた遊技価値を遊技者に付与するスロットマシンにおいて、
    前記前面扉の前面側に前記各種入力操作部を横方向に配設した入力領域を設け、該入力領域の表面側に、ガイド部にガイドされながら前記各種入力操作部を操作可能にする可動部材を備え、
    前記可動部材は、前記各種入力操作部に対して作用する入力作用部を具備し、該入力作用部を当該可動部材の入力領域表面上での移動に応じてベット入力操作部、開始入力操作部、停止入力操作部を順次作用するように構成し、
    遊技者が前記可動部材を前記入力領域上で移動操作することにより1回の可変表示遊技の開始から終了までを実行できるようにしたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記ガイド部は、前記可動部材を前記入力領域上において往復移動可能な状態でガイドし、
    前記各種入力操作部は、前記可変表示遊技の実行過程に応じて、操作受付が有効となる操作受付有効状態と、操作受付有効状態において一度操作されたことにより操作受付が無効となる操作受付無効状態とに状態変換可能であり、当該各種入力操作部のうち1種類の入力操作部のみが操作受付有効状態となるように構成され、
    前記入力領域は、所定の往復移動操作において前記可動部材が移動しようとする先方に前記操作受付有効状態となる入力操作部が順次位置するように各種入力操作部を配設し、
    前記可動部材を前記入力領域上で1回の往復移動操作をすることにより、1回の可変表示遊技の開始から終了までを実行できるとともに、次回の可変表示遊技の開始を準備できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記ガイド部は、第1移動路と第2移動路とからなる可動部材循環路を形成し、
    前記第1移動路は、入力作用部が各種入力操作部に作用して入力操作可能となるように可動部材を案内し、
    前記第2移動路は、入力作用部が各種入力操作部に作用しない状態で移動するように可動部材を案内することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスロットマシン。
  4. 前記ガイド部は、前記可動部材を前記入力領域上を移動させるためのメインガイド部と、前記入力領域に隣接して設けられた非入力領域へ移動させるための補助ガイド部とから構成され、
    前記非入力領域は、前記可動部材が停留保持可能な可動部材停留部を少なくとも備え、
    前記可動部材を前記補助ガイド部によりガイドして、前記可動部材停留部に停留可能としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のスロットマシン。
  5. 前記可動部材の入力作用部周辺に遊技者側から入力作用部を透視可能なクリア部材を設け、
    入力作用部が各種入力操作部を操作する操作状態を視認できるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のスロットマシン。
  6. 前記前面扉は、前記表示部を臨ませた開口窓部を開設した状態で起立した前面パネルと、該前面パネルの下部に、前方に突出して前記入力領域が形成された棚部とを具備し、
    前記棚部は、前記前面パネルの下端から前方に向けて略水平状態に形成され、前記ガイド部が左右方向に沿って形成されるとともに前記ベット入力操作部を配設した棚上面と、該棚上面の前端から下方に向かって略垂直状態に形成され、前記開始入力操作部と停止入力操作部とを配設した棚前面とから構成され、
    前記可動部材は、前記ガイド部に対して摺動自在なガイド軸を備えて前記棚上面に対向する第1ベースと、該第1ベースに連設されて、前記棚前面に対向する第2ベースとから構成され、
    前記入力作用部は、前記第1ベースの裏面から前記ベット入力操作部に向けて突設したベット入力作用部と、第2ベースの下端面から前記開始入力操作部に向けて突設した開始入力作用部と、前記開始入力作用部の裏面から停止入力操作部に向けて突設した停止入力作用部とから構成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のスロットマシン。
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