JP2007222499A - スロットマシン操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が自由な位置で、より楽な状態でスロットマシンを操作できるようにするとともに、一つのワイヤレス操作部で任意のスロットマシンを操作できるようにする。
【解決手段】スロットマシン10a(10b)をワイヤレスの通信で操作可能なワイヤレス操作部51a(51b)を備え、ワイヤレス操作部51a(51b)は、ベットスイッチ40a(40b)に対応する遠隔ベットスイッチ80a(80b)と、スタートスイッチ41a(41b)に対応する遠隔スタートスイッチ81a(81b)と、ストップスイッチ42a(42b)に対応する遠隔ストップスイッチ82a(82b)とを有し、スロットマシン10a(10b)に、特定のスロットマシン10a(10b)と特定のワイヤレス操作部51a(51b)との間の通信を許可し、他の通信を拒絶する通信許可手段50a(50b)を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、スロットマシンをワイヤレスの通信で操作可能なスロットマシン操作システムに係るものであり、詳しくは、スロットマシンのフロントマスク部に備えられた各種のスイッチとは別に、同様のスイッチを有するワイヤレス操作部を備えるようにした技術に関するものである。
従来より、スロットマシンは、遊技者がメダル投入口にメダルを投入し、スタートスイッチのレバー操作を行うことによって各リールを回転させ、その後、ストップスイッチを押すことによって各リールの回転を停止させるようになっている。そして、停止した各リールの図柄の組合せが、当選した役に対応する図柄の組合せと一致したときに、当該役の入賞となり、役に応じたメダルの払出しが行われる。
そのため、スロットマシンには、フロントマスク部の前面側に、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するベットスイッチと、遊技者がリールを始動させるときに操作するスタートスイッチと、遊技者がリールを停止させるときに操作するストップスイッチとが備えられている。すなわち、従来の一般的なスロットマシンでは、フロントマスク部の前面側に各種のスイッチが備えられており、遊技者がこれらのスイッチを操作して遊技を行う。
しかしながら、これらのスイッチを操作するためには、遊技者が一定の姿勢を取り続けなければならないため、遊技時間が長くなるにつれて遊技者が疲労するという問題があった。
そこで、遊技者が楽な姿勢で遊技を楽しめるように、遠隔操作による遊技を可能にした技術が知られている。すなわち、各種のスイッチを有する遠隔操作部をワイヤケーブルを介して接続し、遠隔操作部を手に持てるようにすることで、遊技者が手元でスイッチを操作できるようにした技術である(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−28379号公報
また、遠隔操作部をワイヤケーブルを介して接続した場合には、ワイヤケーブルが無理に引っ張られたり切断されたりすることが考えられる。すると、ワイヤケーブルに起因した新たな故障が発生してしまう。そのため、ワイヤケーブルに引張力や剪断力等の検出部を設けることにより、ワイヤケーブルの切断等の事故を未然に防止できるようにした技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平4−71584号公報
しかし、特許文献1や特許文献2の技術では、各種のスイッチを有する遠隔操作部がワイヤケーブルを介して接続されているので、遊技者の遊技位置がワイヤケーブルの取り回し範囲に限定されてしまう。
また、遠隔操作部から操作できるのは、ワイヤケーブルで接続されているスロットマシンに限定され、他のスロットマシンを操作することができない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、ワイヤケーブルを廃し、遊技者が自由な位置で、より楽な状態でスロットマシンを操作できるようにするとともに、一つのワイヤレス操作部で任意のスロットマシンを操作できるようにして、遊技者の疲労をより一層軽減し、かつ遊技性のさらなる向上を可能にすることである。
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するベットスイッチと、遊技者がリールを始動させるときに操作するスタートスイッチと、遊技者が前記リールを停止させるときに操作するストップスイッチとをフロントマスク部の前面側に備えるスロットマシンに適用可能なスロットマシン操作システムであって、前記スロットマシンをワイヤレスの通信で操作可能なワイヤレス操作部を備え、前記ワイヤレス操作部は、前記ベットスイッチに対応する遠隔ベットスイッチと、前記スタートスイッチに対応する遠隔スタートスイッチと、前記ストップスイッチに対応する遠隔ストップスイッチとを有し、前記スロットマシン及び前記ワイヤレス操作部のいずれか一方又はその両方に、特定の前記スロットマシンと特定の前記ワイヤレス操作部との間の通信を許可し、他の通信を拒絶する通信許可手段を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシン操作システムにおいて、前記スロットマシン又は前記ワイヤレス操作部は、固有の識別子を有し、前記通信許可手段は、前記識別子に基づいて、特定の前記スロットマシン又は特定の前記ワイヤレス操作部を識別することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン操作システムにおいて、前記通信許可手段は、複数の前記スロットマシン又は複数の前記ワイヤレス操作部との間の通信を許可可能であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のスロットマシン操作システムにおいて、前記通信許可手段は、複数の前記スロットマシン又は複数の前記ワイヤレス操作部の中から一部の前記スロットマシン又は一部の前記ワイヤレス操作部を選択して通信を許可し、他の通信を拒絶する通信選択機能を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載のスロットマシン操作システムにおいて、前記通信許可手段は、通信を許可した前記スロットマシン又は前記ワイヤレス操作部を登録することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載のスロットマシン操作システムにおいて、前記通信許可手段は、登録された前記スロットマシン又は前記ワイヤレス操作部が所定の通信範囲を越えて所定の時間が経過した場合には、その登録を抹消することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシン操作システムにおいて、前記通信許可手段により、予め前記スロットマシンとの間で通信が許可された前記ワイヤレス操作部がある場合、先に通信が許可された前記ワイヤレス操作部は、新たな別の前記ワイヤレス操作部による前記スロットマシンの操作を有効とするか無効とするかを選択可能であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシン操作システムにおいて、前記ワイヤレス操作部は、他の前記ワイヤレス操作部との間で情報を交換可能な情報交換手段を備えることを特徴とする。
(作用)
上記発明において、スロットマシンをワイヤレスの通信で操作可能なワイヤレス操作部は、フロントマスク部のベットスイッチに対応する遠隔ベットスイッチと、スタートスイッチに対応する遠隔スタートスイッチと、ストップスイッチに対応する遠隔ストップスイッチとを有している。そのため、遊技者は、ワイヤレス操作部を操作することにより、自由な位置で、より楽な状態でスロットマシンを操作することができる。
そして、スロットマシン及びワイヤレス操作部のいずれか一方又はその両方に、特定のスロットマシンと特定のワイヤレス操作部との間の通信を許可し、他の通信を拒絶する通信許可手段を備えている。そのため、ワイヤレスの通信であっても、他のワイヤレス操作部による通信が混信することはなく、遊技者は、遊技対象となっている特定のスロットマシンを操作することができる。
また、例えば、隣のスロットマシンの遊技者がボーナス等に当選しているが、その当選している役に対応する図柄を停止させることができない場合に、隣の遊技者の代わりに隣のスロットマシンのストップスイッチを操作してあげるという目押しをすることがある。
そのような場合に、通信許可手段が特定の複数の(例えば、自己と隣の)スロットマシンと特定の1つの(例えば、自己の)ワイヤレス操作部との間の通信を許可すれば、一人の遊技者(例えば、自己)によって何台もの(例えば、隣の)スロットマシンを操作(例えば、目押し)することができるようになる。
一方、通信許可手段が特定の1つの(例えば、隣の)スロットマシンと特定の複数の(例えば、自己と隣の)ワイヤレス操作部との間の通信を許可すれば、何人もの遊技者(例えば、自己と隣の遊技者)によって1つの(例えば、隣の)スロットマシンを操作することができるようになる。
本発明によれば、遊技者は、ワイヤレス操作部を操作することにより、自由な位置で、より楽な状態で、他のワイヤレス操作部による通信が混信することなく、遊技対象となっている特定のスロットマシンを操作することができるので、遊技者の疲労がより一層軽減される。
また、一人の遊技者によって何台ものスロットマシンを操作したり、何人もの遊技者によって1つのスロットマシンを操作したりすることができるので、例えば、簡単に隣のスロットマシンの目押しをすることができるようになる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のスロットマシン操作システムを適用したスロットマシン10の全体を示す前面の正面図である。
また、図2は、図1中、スロットマシン10のフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した正面図である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン10の筐体は、基体部11と、基体部11の前面に取り付けられた開閉自在のフロントマスク部12とから構成されている。
ここで、基体部11は、木材等を組み立てて、前面を開口した箱形に形成したものであり、図2に示すように、基体部11の内部であって、その下方部には、電源ユニット101とメダルを貯留しておくホッパーを含むメダル払出し装置102とが設けられている。そして、電源ユニット101及びメダル払出し装置102の上方部に支持板103が設けられ、この支持板103上にリールユニット30が搭載されている。
リールユニット30は、リング状のリール31を3つ並設したものである。そして、各リール31の回転中心部には、それぞれ(ステッピング)モータ32(図示せず)が連結されており、このモータ32の駆動制御によって各リール31が個別に回転するようになっている。また、各リール31の内周内側には、図1に示すように、ランプ21aが取り付けられている。
一方、フロントマスク部12は、基体部11の前面を覆うようにして、基体部11に開閉可能に取り付けられたものである。そして、このフロントマスク部12には、図1に示すように、その前面側(遊技者側)であって、各リール31の下方部に、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び3つのストップスイッチ42や、メダル投入口43、メダル受け皿44等が配置されている。
また、フロントマスク部12の上方部には、画像表示装置23が設けられており、遊技中における各種の演出を画像表示できるようになっている。そして、画像表示装置23の前面側に、透明な表示窓25が設けられ、この表示窓25から、画像表示装置23が透視できるようになっている。
さらにまた、フロントマスク部12の中央部には、透明窓13が設けられている。そして、この透明窓13から、基体部11の内部のリール31群が透視できるようになっている。
さらに、各リール31の外周面には、複数の図柄(役を構成する図柄)を印刷したリールテープがそれぞれ貼り付けられている(図示せず)。すなわち、各リール31には、リールテープによって21個の図柄が表示されることとなり、図1に示すフロントマスク部12の透明窓13からは、個々のリール31において上下に連続する3つの図柄が見えるようになっている。そのため、透明窓13からは、リール31群の合計9個の図柄が透視できることとなる。
そして、リール31の停止時における図柄の組合せラインとなる有効ラインは、水平方向上段、中段、及び下段と、右下がり及び右上がりの斜め方向の各ラインの合計5本となっている。
また、基体部11の内部において、リールユニット30の上方部には、図2に示すように、透明なケース105内に収容されたメイン制御基板104が配置されている。このメイン制御基板104は、遊技の進行等の全体を統括制御する制御基板であり、図示しないが、演算等を行うCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技用等のデータを一時的に記憶するRAM等を備えたものである。なお、メイン制御基板104は、不正を防止するため、ケース105内に収容された後にかしめされ、封印されている。
一方、フロントマスク部12の裏面側には、サブ制御基板106が設けられている。このサブ制御基板106は、遊技中における演出を制御する基板であって、図1に示すランプ21a(バックランプ)、ランプ21b(上部ランプ)、及びランプ21c(サイドランプ)の点灯又は点滅、2つのスピーカー22からのサウンドの出力、画像表示装置23による画像の表示等の制御を行うものであり、演算等を行うCPU、演出プログラム及び演出用のデータを記憶したROM、各種のデータを一時的に記憶するRAM等を備えている。なお、サブ制御基板106は、上記のメイン制御基板104の下位に属する基板であり、メイン制御基板104とは、図示しないハーネスによって電気的に接続されている。そして、メイン制御基板104からサブ制御基板106に対して演出実行指令等が送信されるようになっている。
このように、スロットマシン10のフロントマスク部12の前面側には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び3つのストップスイッチ42が備えられており、スロットマシン10の遊技は、遊技者がベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び各ストップスイッチ42を操作することによって行う。そして、メイン制御基板104によって遊技の進行等の全体が統括制御され、サブ制御基板106によって遊技中における演出が制御される。
図3は、図1及び図2に示すスロットマシン10による制御の概略を示すブロック図である。
図3において、スロットマシン10は、遊技制御手段60を備えている。この遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10の全体を統括制御する手段である。そして、遊技制御手段60は、役の抽選、リールユニット30の各リール31の駆動制御、入賞時の払出し等といった遊技の進行を制御するメイン制御手段60aと、演出の出力を制御するサブ制御手段60bとを備えている。なお、本実施形態における各手段は例示であり、メイン制御手段60aやサブ制御手段60b等は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
メイン制御手段60aは、上述のメイン制御基板104(図2参照)上に実装されているCPU、ROM、及びRAM等から構成されたものである。
また、サブ制御手段60bは、上述のサブ制御基板106上に実装されているCPU、ROM、及びRAM等から構成されたものであり、メイン制御手段60aと電気的に接続され、メイン制御手段60a側からの所定の信号(情報)をサブ制御手段60bに送信できるように構成されている。
そして、メイン制御手段60aの入力側(図3中、左側)には、通信許可手段50が電気的に接続されており、通信許可手段50には、フロントマスク部12の前面側に備えられたベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び3つのストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ここで、ベットスイッチ40は、メダル投入口43(図1参照)からのメダルの投入と同様に、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチである。
また、スタートスイッチ41は、リールユニット30の各リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応する各リール31を個別に停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらに、通信許可手段50は、メイン制御手段60aとワイヤレス操作部51との間の通信を許可できるものである。
ここで、ワイヤレス操作部51は、ベットスイッチ40に対応する遠隔ベットスイッチ80と、スタートスイッチ41に対応する遠隔スタートスイッチ81と、3つのストップスイッチ42に対応する3つの遠隔ストップスイッチ82とを有している。
そして、通信許可手段50により、メイン制御手段60aとワイヤレス操作部51との間の通信が許可された場合には、ワイヤレス操作部51によってスロットマシン10をワイヤレスの通信で操作することができる。なお、以下では、通信許可手段50によってワイヤレス操作部51の通信が許可されており、フロントマスク部12のベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42は、操作が無効化されているものとする。
メイン制御手段60aの出力側(図3中、右側)には、各リール31をそれぞれ駆動する3つのモータ32が電気的に接続されている。そして、遊技者は、図1に示すメダル投入口43からメダルを投入するか、又は遠隔ベットスイッチ80を操作することによってメダルを投入し、有効ラインを有効化する。次に、遠隔スタートスイッチ81が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60aに入力され、メイン制御手段60aは、この信号に基づいて各モータ32を駆動することで、全てのリール31が回転するように制御する。
したがって、遠隔スタートスイッチ81の操作によって各リール31が回転し、透明窓13(図1参照)内において、各リール31の図柄が所定の速度で上下方向に移動表示されることとなる。
さらに、メイン制御手段60aは、遠隔スタートスイッチ81が操作されたときは、その旨の信号をサブ制御手段60bに送信する。これにより、サブ制御手段60bは、遠隔スタートスイッチ81が操作された旨の信号を受信し、サブ制御手段60bの出力側(図3中、右側)に電気的に接続された演出出力機器を制御する。
また、遠隔ストップスイッチ82が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60aに入力され、メイン制御手段60aは、モータ32を駆動して、操作された遠隔ストップスイッチ82に対応するリール31を停止させるように制御する。
さらにまた、メイン制御手段60aは、遠隔ストップスイッチ82が操作された旨の信号を受信すると、その信号をサブ制御手段60bに送信する。サブ制御手段60bは、この受信した信号に基づいて、演出の出力を制御する。
そして、全てのリール31の停止時に、各リール31における有効ライン上の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときには、入賞した役に応じたメダルの払出し等が行われることとなる。
また、サブ制御手段60bの出力側(図3中、右側)には、ランプ21a〜21c、スピーカ22、及び画像表示装置23からなる演出出力機器が備えられている。そして、サブ制御手段60bは、ランプ21a〜21cの点灯又は点滅の制御、スピーカ22からのサウンドの出力、画像表示装置23の画像表示制御を行う。
ここで、ランプ21a〜21cは、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに所定のパターンで点灯・点滅する。すなわち、ランプ21aは、各リール31の内周側に配置されたバックランプであり、ランプ21b及びランプ21cは、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプである。なお、図1では、ランプ21aを点線の円によって図示しており、このランプ21aの前方側に位置する図柄がそれぞれ透明窓13から透視できる図柄となる。
また、スピーカ22は、フロントマスク部12(図1参照)の上部両側に設けられたものであり、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに所定のサウンドを出力する。
さらにまた、画像表示装置23(本実施形態では、液晶表示器)は、各種の図柄を表示可能なものであり、遊技中に、図柄による様々な演出を表示する。
次に、メイン制御手段60aについて詳細に説明する。
メイン制御手段60aは、図3に示すように、以下の役抽選手段61〜情報送信手段68を備えている。
役抽選手段61は、役の抽選を行うものであり、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と各役の当選確率とを定めたものであり、役抽選テーブル62には、遊技状態(通常遊技の非内部中、通常遊技の内部中、特別遊技中)ごとに、特有の役抽選テーブル62が設けられている。
各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように、所定の割合に設定されている。
抽選結果記憶手段63は、役抽選手段61による役の抽選結果を記憶するためのものである。抽選結果記憶手段63は、全ての役ごとに当選役フラグを備えており、いずれかの役に当選した場合には、その役に対応する当選役フラグをオンにすることで、各役の当選/非当選を記憶する。
リール制御手段64は、先ず、遠隔スタートスイッチ81が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段64は、遠隔ストップスイッチ82が操作されたときに、抽選結果記憶手段63に記憶されている当選役フラグの状態(役抽選手段61による役の抽選結果)と、遠隔ストップスイッチ82が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル65を参照し、その遠隔ストップスイッチ82に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
停止位置決定テーブル65は、役抽選手段61による役の抽選結果と、遠隔ストップスイッチ82が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたものである。
そして、リール制御手段64は、停止位置決定テーブル65を用いて、役に当選した遊技では、当選役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないようにリール31を停止制御する。
例えば、役の当選時に、遠隔ストップスイッチ82が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときは、リール31の停止時に、リール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄をできる限り有効ラインに停止させるように制御する。
また逆に、役の非当選時に、遠隔ストップスイッチ82が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、リール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
停止図柄判別手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。この停止図柄判別手段66は、例えば、モータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
払出し手段67は、停止図柄判別手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。なお、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
情報送信手段68は、毎遊技ごとに、遠隔ベットスイッチ80が操作された旨の情報(メダルの投入に係る情報)、遠隔スタートスイッチ81が操作された旨の操作情報、役抽選手段61による役の抽選結果情報(当選役の情報)、遠隔ストップスイッチ82が操作された旨の操作情報、各リール31の停止位置の情報、及び払い出されたメダル枚数の情報等を、サブ制御手段60b側に送信するものである。
次に、サブ制御手段60bについて詳細に説明する。
サブ制御手段60bは、図3に示すように、以下の情報受信手段71、演出パターン記憶手段72、演出パターン選択手段73、及び演出制御手段74を備えている。
情報受信手段71は、メイン制御手段60aの情報送信手段68から送信されてくる情報を受信するものである。例えば、遠隔ベットスイッチ80が操作された旨の信号、遠隔スタートスイッチ81が操作された旨の信号、及び遠隔ストップスイッチ82が操作された旨の信号を受信することで、それぞれ、サブ制御手段60b側で、これらが操作されたことを知ることができる。また、払出し情報、役の抽選結果情報、各リール31の停止位置の情報、及び払い出されたメダル枚数の情報等も受信する。
そして、サブ制御手段60b側では、情報受信手段71で受信した情報に基づいて、ランプ21a〜21cの点灯又は点滅、スピーカ22からのサウンドの出力、画像表示装置23の画像表示を制御する。
演出パターン記憶手段72は、複数種類の演出パターンを記憶しているものである。演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(遠隔スタートスイッチ81の操作時や各遠隔ストップスイッチ82の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21a〜21cをどのように点灯、点滅、又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示するか等)を定めたものであり、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。
演出パターン選択手段73は、遊技ごとに、メイン制御手段60aの役抽選手段61による役の抽選結果(受信した情報)に基づいて、遊技が開始されたときに、演出パターンを選択するものである。演出パターンの選択は、本実施形態では、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択している。
また、演出パターンは、当選役ごとに複数設けられており、当選役に対応する複数の演出パターンの中から、いずれか1つを選択する。
さらにまた、演出制御手段74は、選択された演出パターンに従い、所定のタイミングで、演出の出力を制御する。
次に、ワイヤレス操作部51について詳細に説明する。
ワイヤレス操作部51は、スロットマシン10をワイヤレスの通信で操作可能なものであり、図3に示すように、通信許可手段50との間で相互に通信を行う。なお、本実施形態では、スロットマシン10に通信許可手段50が備えられている。
図4は、本実施形態のスロットマシン操作システムに使用するワイヤレス操作部51を示す斜視図である。
ワイヤレス操作部51は、遊技者の手になじみ、使いやすい大きさとなっており、図4に示すように、ワイヤレス操作部51の左側に、遠隔ベットスイッチ80及び遠隔スタートスイッチ81の機能を有する十字キーが備えられている。すなわち、十字キーの上は、遠隔ベットスイッチ80のマックスベットに対応し、十字キーの左は、遠隔ベットスイッチ80の2枚ベットに対応し、十字キーの右は、遠隔ベットスイッチ80の1枚ベットに対応している。
また、十字キーの下は、遠隔スタートスイッチ81に対応している。
そして、通信許可手段50によってワイヤレス操作部51の通信が許可されており、図1に示すフロントマスク部12のベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42の操作が無効化されているので、遠隔スタートスイッチ81に対応する十字キーの下を押せば、3つのリール31がそれぞれ回転を開始する。なお、通信許可手段50は、ワイヤレス操作部51の通信を許可するとともに、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42の操作を有効にしておくこともできる。
また、ワイヤレス操作部51の右側には、縦長形状の3つの押しボタンスイッチが備えられており、この3つの押しボタンスイッチがそれぞれ遠隔ストップスイッチ82となっている。すなわち、左の押しボタンスイッチを押せば、左のリール31の回転を停止させる遠隔ストップスイッチ82が操作されたことになり、中央の押しボタンスイッチを押せば、中央のリール31の回転を停止させる遠隔ストップスイッチ82が操作されたことになり、右の押しボタンスイッチを押せば、右のリール31の回転を停止させる遠隔ストップスイッチ82が操作されたことになる。
ここで、本実施形態において、ワイヤレス操作部51と通信許可手段50(図3参照)との間の相互通信には、赤外線が用いられている。すなわち、ワイヤレス操作部51は、所定範囲の周波数の赤外線を送信でき、これがそのワイヤレス操作部51に固有の識別子となる。
そして、通信許可手段50は、適宜設定することにより、所定範囲の周波数の赤外線を受信できるようになっているから、周波数範囲の合致するワイヤレス操作部51を識別することができる。そのため、そのワイヤレス操作部51に対しては通信を許可するが、他の通信は拒絶される。なお、遠隔ベットスイッチ80、遠隔スタートスイッチ81、及び遠隔ストップスイッチ82を操作すると、所定の周波数範囲内で異なる周波数の赤外線が送信されることとなる。
また、ワイヤレス操作部51の中央部には、上下に、横長形状の2つの押しボタンスイッチ83,84が備えられており、その他の様々な操作に使用できるようになっている。ここで、押しボタンスイッチ83,84によって具体的にどのような操作を行うかは、カスタマイズが可能であり、例えば、ワイヤレス操作部51の通信許可手段として用いることができる。なお、押しボタンスイッチ83又は押しボタンスイッチ84を通信許可手段とした場合には、スロットマシン10の通信許可手段50(図3参照)は省略しても良いし、スロットマシン10及びワイヤレス操作部51の両方に通信許可手段を備えるようにしても良い。
さらにまた、ワイヤレス操作部51の上部には、情報表示装置85(本実施形態では、液晶表示器)が備えられている。この情報表示装置85は、タッチパネルの機能を有するものであり、ワイヤレス操作部51の側面に保持されたスタイラスペン86を使って情報表示装置85の上に文字等を書くと、その文字等がそのまま情報表示装置85に表示される。なお、ワイヤレス操作部51の側面には、パソコンと接続可能なUSBポート(図示せず)が設けられている。
このように、ワイヤレス操作部51は、図1に示すスロットマシン10のフロントマスク部12の前面側に備えられたベットスイッチ40に対応する遠隔ベットスイッチ80、スタートスイッチ41に対応する遠隔スタートスイッチ81、及び3つのストップスイッチ42に対応する3つの遠隔ストップスイッチ82等を有している。
したがって、遊技者は、ワイヤレス操作部51を操作することにより、自由な位置で、より楽な状態でスロットマシン10を操作することができる。
すなわち、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及び3つのストップスイッチ42は、フロントマスク部12において、各リール31の下方部に配置されており、椅子に座った遊技者の腹から胸の部分に位置している。そのため、遊技者がベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42を操作するときは、くつろいだ姿勢を取ることができず、自分の腕を持ち上げ加減に保持し、背を起こして操作しなければならない。すると、長時間の遊技では、遊技者が疲労を感じるようになる。
しかし、ワイヤレス操作部51を操作するようにすれば、くつろいだ姿勢でいることができるので、遊技者の疲労が大幅に軽減される。
図5は、本実施形態のスロットマシン操作システムを示す斜視図である。
図5に示すスロットマシン操作システムは、複数のスロットマシン10a,10bと、各スロットマシン10a,10bをワイヤレスの通信で操作可能な複数のワイヤレス操作部51a,51bとを備えている。なお、スロットマシン10a,10b及びワイヤレス操作部51a,51bが2台以上に増えても、同様のスロットマシン操作システムで対応可能である。
図5において、スロットマシン10aは、基体部11aの内部に設置された通信許可手段50aにより、周波数範囲Aの赤外線の受信を許可するように設定されている。
一方、スロットマシン10bは、基体部11bの内部に設置された通信許可手段50bにより、周波数範囲Bの赤外線の受信を許可するように設定されている。なお、スロットマシン10a,10bのフロントマスク部12a,12bには、それぞれ赤外線の受信部(図示せず)が備えられている。
また、図5に示すワイヤレス操作部51a,51bは、図4に示すワイヤレス操作部51と同様のものであり、ワイヤレス操作部51aとワイヤレス操作部51bとで異なる周波数範囲の赤外線を発信するように設定されている。すなわち、ワイヤレス操作部51aは、周波数範囲Aの赤外線を発信し、ワイヤレス操作部51bは、周波数範囲Bの赤外線を発信する。なお、ワイヤレス操作部51a,51bには、それぞれ赤外線の発信部(図示せず)が備えられている。
ここで、赤外線の周波数範囲A,Bの設定は、ディップスイッチ等で設定する他、遊技者が設定することもできる。すなわち、図5に示すスロットマシン操作システムにおいては、スロットマシン10a,10bの通信許可手段50a,50bにそれぞれディップスイッチがあり、ワイヤレス操作部51a,51bでは、それぞれの内部のディップスイッチの他に、押しボタンスイッチ83a,83bが通信許可手段としてカスタマイズされ、遊技者による周波数範囲の設定ができるようになっている。
そして、初期状態では、周波数範囲Aの赤外線がスロットマシン10a及びワイヤレス操作部51aの固有の識別子となって、その識別子に対応する番号として番号「1」が付与され、スロットマシン10aの画像表示装置23aに「1」の番号が表示されるとともに、ワイヤレス操作部51aの情報表示装置85aに「1」の番号が表示される。また、スロットマシン10aの通信許可手段50aは、その識別子に基づいて、ワイヤレス操作部51aを識別し、通信を許可したワイヤレス操作部51aを登録する。
同様に、周波数範囲Bの赤外線がスロットマシン10b及びワイヤレス操作部51bの固有の識別子となって、その識別子に対応する番号として番号「2」が付与され、スロットマシン10bの画像表示装置23bに「2」の番号が表示されるとともに、ワイヤレス操作部51bの情報表示装置85bに「2」の番号が表示される。また、スロットマシン10bの通信許可手段50bは、その識別子に基づいて、ワイヤレス操作部51bを識別し、通信を許可したワイヤレス操作部51bを登録する。
そのため、ワイヤレス操作部51aがスロットマシン10aを操作でき、ワイヤレス操作部51bがスロットマシン10bを操作できることが遊技者に明示される。また、ワイヤレス操作部51aにより、周波数範囲Aが一致するスロットマシン10aは操作できるが、スロットマシン10bでは、ワイヤレス操作部51aとの通信が拒絶される。
一方、ワイヤレス操作部51bにより、周波数範囲Bが一致するスロットマシン10bは操作できるが、スロットマシン10aでは、ワイヤレス操作部51bとの通信が拒絶される。
したがって、スロットマシン10a,10bとワイヤレス操作部51a,51bとが赤外線の通信範囲内にあり、ワイヤレス操作部51a及びワイヤレス操作部51bが同時に使用されたとしても、周波数範囲A,Bの相違によって混信が避けられる。
そして、ワイヤレス操作部51aの遠隔ベットスイッチ80a、遠隔スタートスイッチ81a、及び遠隔ストップスイッチ82aを操作すると、周波数範囲A内で異なる周波数の赤外線を発信し、スロットマシン10aをワイヤレスの通信で操作することができる。 同様に、ワイヤレス操作部51bの遠隔ベットスイッチ80b、遠隔スタートスイッチ81b、及び遠隔ストップスイッチ82bを操作すると、周波数範囲B内で異なる周波数の赤外線を発信し、スロットマシン10bをワイヤレスの通信で操作することができる。
その結果、遊技者は、スロットマシン10a,10bから離れて、くつろぎながらでも遊技を楽しむことができるようになる。
また、スロットマシン10aに登録されたワイヤレス操作部51aのみがスロットマシン10aを操作でき、スロットマシン10bに登録されたワイヤレス操作部51bのみがスロットマシン10bを操作できるので、本来の遊技者でない他人からの遊技の妨害や、遊技の公正が害される危険が防止される。
ところで、遊技中に遊技者が席を外し、ワイヤレス操作部51a(又はワイヤレス操作部51b)が赤外線の通信範囲外に置かれ、そのまましばらく時間が経過することも考えられる。この場合、スロットマシン10a(又はスロットマシン10b)にワイヤレス操作部51a(又はワイヤレス操作部51b)が登録されたままであると、スロットマシン10a(又はスロットマシン10b)を使用した遊技が長時間にわたってできなくなることが考えられ、不都合が生じる。
そのため、図5に示すスロットマシン操作システムでは、通信許可手段50a(又は通信許可手段50b)は、ワイヤレス操作部51a(又はワイヤレス操作部51b)が赤外線の通信範囲を越えて所定の時間が経過した場合には、その登録を抹消するようになっている。なお、ワイヤレス操作部51a(又はワイヤレス操作部51b)が赤外線の通信範囲内に復帰した場合には、新たに登録し直すことにより、遊技の継続ができるようになっている。
また、例えば、スロットマシン10aの隣にあるスロットマシン10bの遊技者がボーナス等に当選しているが、その当選している役に対応する図柄を停止させることができない場合に、隣の遊技者の代わりに、スロットマシン10aの遊技者が隣のスロットマシン10bのストップスイッチ42bを操作してあげることがあるが、そのような目押しをする際に、隣のスロットマシン10bの前まで行ってストップスイッチ42bを操作したり、隣の遊技者のワイヤレス操作部51bを受け取って操作しなければならないとすれば、くつろいで座っている姿勢から立ち上がらなければならず、極めて面倒であるし、せっかくのリラックス感が大きく損なわれ、遊技者にとって大変煩わしいものとなってしまう。
そこで、図5に示すスロットマシン操作システムは、ワイヤレス操作部51aでも隣のスロットマシン10bを操作でき、逆に、ワイヤレス操作部51bでも隣のスロットマシン10aを操作できるようにすることが可能となっている。すなわち、通信許可手段50a及び通信許可手段50bは、ワイヤレス操作部51a及びワイヤレス操作部51bを含む複数間の通信を許可することができ、例えば、通信許可手段50bがワイヤレス操作部51aとの間の通信を許可していれば、ワイヤレス操作部51aでもスロットマシン10bを操作することができる。
具体的には、ワイヤレス操作部51aで通信許可手段としてカスタマイズされている押しボタンスイッチ83aを遊技者が操作し、情報表示装置85aに「2」の番号を表示させる。すると、番号「2」に対応する固有の識別子(周波数範囲Bの赤外線)を有するスロットマシン10bの通信許可手段50bがワイヤレス操作部51aの通信を許可し、登録する。
そのため、遊技者は、ワイヤレス操作部51aの遠隔ストップスイッチ82aにより、隣のスロットマシン10bの目押しをしてあげることができるようになる。すなわち、自分の手持ちのワイヤレス操作部51aによって隣のスロットマシン10bを操作できるので、席を立ち、隣のスロットマシン10bの前まで行ったり、隣の遊技者のワイヤレス操作部51bを受け取って操作するという面倒な手間が省ける。
このように、図5に示すスロットマシン操作システムは、ワイヤレス操作部51a(又はワイヤレス操作部51b)の通信許可手段である押しボタンスイッチ83a(又は押しボタンスイッチ83b)により、複数のスロットマシン10a,10bとの間の通信を許可できるようになっている。
同様に、スロットマシン10a(又はスロットマシン10b)の通信許可手段50a(又は通信許可手段50b)は、複数のワイヤレス操作部51a,51bとの間の通信を許可可能となっている。
そして、本実施形態のスロットマシン操作システムは、スロットマシン10a,10b及びワイヤレス操作部51a,51bが何台になっても対応できるように、通信選択機能(図示せず)を有している。すなわち、通信選択機能により、通信許可手段50a,50b・・・及び通信許可手段である押しボタンスイッチ83a,83b・・・は、複数のスロットマシン10a,10b・・・又は複数のワイヤレス操作部51a,51b・・・の中から一部のスロットマシン(例えば、スロットマシン10a)又は一部のワイヤレス操作部(例えば、ワイヤレス操作部50a)を選択して通信を許可し、他の通信を拒絶するようにすることができる。なお、選択された一部のスロットマシン又は一部のワイヤレス操作部は、複数あっても良い。
また、ワイヤレス操作部51a(又はワイヤレス操作部51b)によってスロットマシン10b(又はスロットマシン10a)が勝手に操作できると、本来の遊技者でない他人からの遊技の妨害や、遊技の公正が害される危険が生じる。すなわち、スロットマシン10aに登録されたワイヤレス操作部51aのみがスロットマシン10aを操作でき、スロットマシン10bに登録されたワイヤレス操作部51bのみがスロットマシン10bを操作できるのが本来の操作形態であるにもかかわらず、勝手にワイヤレス操作部51aでスロットマシン10bが操作できるようにされ、例えば、望まない目押しをされたのでは迷惑である。
そこで、図5に示すスロットマシン操作システムは、予めスロットマシン10a(又はスロットマシン10b)に登録されたワイヤレス操作部51a(又はワイヤレス操作部51b)がある場合には、先に登録されたワイヤレス操作部51a(又はワイヤレス操作部51b)に、後から登録しようとするワイヤレス操作部51b(又はワイヤレス操作部51a)による操作を有効とするか無効とするかの選択権があるようにしている。
例えば、ワイヤレス操作部51aで通信許可手段としてカスタマイズされている押しボタンスイッチ83aを遊技者が操作すると、そのままでは、スロットマシン10bの通信許可手段50bがワイヤレス操作部51aの通信を許可してしまう。
しかし、その前に、予めスロットマシン10bとの間で通信が許可されたワイヤレス操作部51bがあるのであるから、先に通信が許可されたワイヤレス操作部51bは、新たな別のワイヤレス操作部51aによるスロットマシン10bの操作を有効とするか無効とするかの選択ができるようになっている。
具体的には、ワイヤレス操作部51bを所持している遊技者がワイヤレス操作部51aを所持している遊技者にスロットマシン10bの目押しをしてもらう場合等に、ワイヤレス操作部51bの遊技者が通信許可手段としてカスタマイズされている押しボタンスイッチ83bを操作すれば、スロットマシン10bとワイヤレス操作部51aとの間の通信を許可したことになるので、ワイヤレス操作部51aを用いてスロットマシン10bの目押し等ができるようになる。
逆に、押しボタンスイッチ83bを操作しなければ、ワイヤレス操作部51aの通信が許可されないので、ワイヤレス操作部51aによるスロットマシン10bの勝手な操作を防止することができる。
また、ワイヤレス操作部51a,51bの押しボタンスイッチ84a,84bは、情報交換手段としてカスタマイズされている。すなわち、スロットマシン10aの遊技者がワイヤレス操作部51aの押しボタンスイッチ84aを操作すれば、隣のスロットマシン10bの遊技者が持つワイヤレス操作部51bとの間で情報を交換することができる。
同様に、スロットマシン10bの遊技者がワイヤレス操作部51bの押しボタンスイッチ84bを操作すれば、隣のスロットマシン10aの遊技者が持つワイヤレス操作部51aとの間で情報を交換することができる。
交換する情報としては、遊技に関する情報や、遊技者同士のチャット等が考えられる。すなわち、図5に示すように、ワイヤレス操作部51a,51bの上部には、情報表示装置85a,85b(本実施形態では、液晶表示器)が備えられており、この情報表示装置85a,85bは、タッチパネルの機能を有している。そのため、スタイラスペン86(図4参照)を使ってワイヤレス操作部51aの情報表示装置85a上に文字等を書けば、その文字等が情報表示装置85aに表示される。
そして、押しボタンスイッチ84aを操作すれば、その文字等がワイヤレス操作部51bに送信される。また、ワイヤレス操作部51bが受信した文字等は、情報表示装置85bに表示される。すなわち、図5に示すワイヤレス操作部51a,51bは、相互通信機能を有しており、遊技者相互間で様々な情報を交換したり、チャット等を楽しむことができるようになっている。そのため、それが新たな娯楽要素となり、遊技の楽しさが倍増する。また、騒がしいホールであっても、邪魔されずに他人と会話(チャット)することができる。
また、図5に示すワイヤレス操作部51a,51bの情報表示装置85a,85bは、スロットマシン10a,10bの画像表示装置23a,23bに出力された演出を表示することもできる。そのため、遊技者は、くつろいだ姿勢でゆっくりと演出を楽しむことができる。なお、ワイヤレス操作部51a,51bにランプ、スピーカ、バイブレータ等を備えれば、光や音の演出も手元で楽しめる。
さらにまた、ワイヤレス操作部51a,51bのUSBポート(図示せず)を使ってパソコンと接続すれば、パソコンからのデータの転送や充電が可能となる。さらに、パソコンを介してインターネットに接続し、遊技に関する各種の情報の取得して、情報表示装置85a,85bに表示させることもできる。
このように、本実施形態のスロットマシン操作システムによれば、フロントマスク部12a,12bでしか操作できなかった難点が解消され、ワイヤレス操作部51a,51bからの遠隔操作によって手元で操作することができる。そのため、自分の好みに応じた楽な姿勢で、椅子の背もたれにもたれて、ゆっくりとくつろいで遊技を楽しむことができ、疲れも少なくなる。
また、一人の遊技者によって複数のスロットマシン10a,10bを操作したり、何人もの遊技者によって1つのスロットマシン10a(又はスロットマシン10b)を操作したりすることができるので、例えば、簡単に隣のスロットマシンの目押しをすることができるようになる。
さらにまた、ワイヤレス操作部51aとワイヤレス操作部51bとの間の情報交換により、新たな娯楽要素が付加される。
図6は、他の実施形態のスロットマシン操作システムを示す斜視図である。
図6に示すスロットマシン操作システムは、スロットマシン10をワイヤレスの通信で操作可能なワイヤレス操作部として、携帯電話52を使用したものである。すなわち、遊技者自身が所有する携帯電話52を用いて、スロットマシン10を遠隔操作できるようになっている。
携帯電話52でスロットマシン10を遠隔操作するには、最初に、スロットマシン10を遠隔操作するためのアプリケーションをダウンロードする。すると、携帯電話52の所定のキーが遠隔ベットスイッチ80、遠隔スタートスイッチ81、及び3つの遠隔ストップスイッチ82として機能するようになる。すなわち、携帯電話52がスロットマシン10の赤外線リモコンとなり、携帯電話52の情報表示装置85(液晶表示器)に表示された番号と同じ番号が画像表示装置23に表示されているスロットマシン10をワイヤレスの通信で操作できるようになる。
また、携帯電話52により、遊技者相互間で様々な情報を交換したり、チャット等を楽しむことができるのはもちろん、スロットマシン10の画像表示装置23に表示される演出を携帯電話52の情報表示装置85に表示させることもできる。
さらにまた、自己がした遊技に関する各種のデータや、画像表示された演出を携帯電話52に保存しておくこともできるようになっているので、それらを保存している限り、何度でも繰り返して見ることが可能となる。その結果、例えば、過去に画像表示された演出をもう一度楽しみたいという遊技者の欲求を満足させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシン10a,10bであっても本発明を適用することができる。
(2)本実施形態では、ワイヤレス操作部51a,51bの押しボタンスイッチ83a,83bを通信許可手段としてカスタマイズし、押しボタンスイッチ84a,84bを情報交換手段としてカスタマイズしたが、遊技者が自分のオリジナルにカスタマイズすることで、自分仕様のワイヤレス操作部51a,51bとすることもできる。
本実施形態のスロットマシン操作システムを適用したスロットマシンの全体を示す前面の正面図である。 図1中、スロットマシンのフロントマスク部を開放し、基体部の内部が見えるように図示した正面図である。 図1及び図2に示すスロットマシンによる制御の概略を示すブロック図である。 本実施形態のスロットマシン操作システムに使用するワイヤレス操作部を示す斜視図である。 本実施形態のスロットマシン操作システムを示す斜視図である。 他の実施形態のスロットマシン操作システムを示す斜視図である。
符号の説明
10,10a,10b スロットマシン
11,11a,11b 基体部
12,12a,12b フロントマスク部
13 透明窓
21a,21b,21c ランプ
22 スピーカ
23,23a,23b 画像表示装置
25 表示窓
30 リールユニット
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 メダル受け皿
50,50a,50b 通信許可手段
51,51a,51b ワイヤレス操作部
52 携帯電話(ワイヤレス操作部)
60 遊技制御手段
60a メイン制御手段
60b サブ制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 抽選結果記憶手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判別手段
67 払出し手段
68 情報送信手段
71 情報受信手段
72 演出パターン記憶手段
73 演出パターン選択手段
74 演出制御手段
80,80a,80b 遠隔ベットスイッチ
81,81a,81b 遠隔スタートスイッチ
82,82a,82b 遠隔ストップスイッチ
83,83a,83b 押しボタンスイッチ(通信許可手段)
84,84a,84b 押しボタンスイッチ(情報交換手段)
85,85a,85b 情報表示装置
86 スタイラスペン
101 電源ユニット
102 メダル払出し装置
103 支持板
104 メイン制御基板
105 ケース
106 サブ制御基板

Claims (8)

  1. 遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するベットスイッチと、
    遊技者がリールを始動させるときに操作するスタートスイッチと、
    遊技者が前記リールを停止させるときに操作するストップスイッチと
    をフロントマスク部の前面側に備えるスロットマシンに適用可能なスロットマシン操作システムであって、
    前記スロットマシンをワイヤレスの通信で操作可能なワイヤレス操作部を備え、
    前記ワイヤレス操作部は、
    前記ベットスイッチに対応する遠隔ベットスイッチと、
    前記スタートスイッチに対応する遠隔スタートスイッチと、
    前記ストップスイッチに対応する遠隔ストップスイッチと
    を有し、
    前記スロットマシン及び前記ワイヤレス操作部のいずれか一方又はその両方に、特定の前記スロットマシンと特定の前記ワイヤレス操作部との間の通信を許可し、他の通信を拒絶する通信許可手段を備える
    ことを特徴とするスロットマシン操作システム。
  2. 請求項1に記載のスロットマシン操作システムにおいて、
    前記スロットマシン又は前記ワイヤレス操作部は、固有の識別子を有し、
    前記通信許可手段は、前記識別子に基づいて、特定の前記スロットマシン又は特定の前記ワイヤレス操作部を識別する
    ことを特徴とするスロットマシン操作システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン操作システムにおいて、
    前記通信許可手段は、複数の前記スロットマシン又は複数の前記ワイヤレス操作部との間の通信を許可可能である
    ことを特徴とするスロットマシン操作システム。
  4. 請求項3に記載のスロットマシン操作システムにおいて、
    前記通信許可手段は、複数の前記スロットマシン又は複数の前記ワイヤレス操作部の中から一部の前記スロットマシン又は一部の前記ワイヤレス操作部を選択して通信を許可し、他の通信を拒絶する通信選択機能を有する
    ことを特徴とするスロットマシン操作システム。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のスロットマシン操作システムにおいて、
    前記通信許可手段は、通信を許可した前記スロットマシン又は前記ワイヤレス操作部を登録する
    ことを特徴とするスロットマシン操作システム。
  6. 請求項5に記載のスロットマシン操作システムにおいて、
    前記通信許可手段は、登録された前記スロットマシン又は前記ワイヤレス操作部が所定の通信範囲を越えて所定の時間が経過した場合には、その登録を抹消する
    ことを特徴とするスロットマシン操作システム。
  7. 請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシン操作システムにおいて、
    前記通信許可手段により、予め前記スロットマシンとの間で通信が許可された前記ワイヤレス操作部がある場合、先に通信が許可された前記ワイヤレス操作部は、新たな別の前記ワイヤレス操作部による前記スロットマシンの操作を有効とするか無効とするかを選択可能である
    ことを特徴とするスロットマシン操作システム。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシン操作システムにおいて、
    前記ワイヤレス操作部は、他の前記ワイヤレス操作部との間で情報を交換可能な情報交換手段を備える
    ことを特徴とするスロットマシン操作システム。
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JP2012223461A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Sankyo Co Ltd 遊技機
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