JP2004180389A - 誤結線防止配線保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】多くの配線が結線された機器の端子から配線を取り外し、その後、取り外した配線を再び端子に結線する際、所定の配線を容易に見つけることができ、また誤りなく速やか結線することができる誤結線防止配線保持具を得る。
【解決手段】配線保持具1は、長手方向に略等間隔に穿孔され配線6が貫通可能な穴径の複数の保持孔2、複数の保持孔2に対して各々設けられ第1の長辺1aと保持孔2との間が切り込まれて形成された複数の案内スリット3、案内スリット3の対向する2辺の内側に辺に沿って設けられ、可撓性が増すように薄肉とされて形成され、案内スリット3の幅を保持孔2の径より狭い幅にするとともに所定の力が加わったときに弾性変形して配線6を案内スリット3内で通過させる第1の薄肉部4a、複数の保持孔2の近傍に設けられ保持孔2に挿入された配線6の線番が記入される線番記入部5を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばエレベータの制御盤内に設置される継電器等のように多数の外部配線が結線された機器に対して、この機器から配線を外し、機器を新しい機器に取り替える等の作業をした後、この機器に再び配線をするような作業に用いられる補助具に関し、特に煩雑な結線作業を容易にすることができる補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばエレベータの制御盤内に設置される継電器は多数の端子を有している。この多数の端子には、制御盤内の種々の箇所から集まった配線が各々結線されている。そして、この継電器が例えば故障して取り替える必要が生じた場合、まず継電器に結線された配線を全て取り外し、その後、継電器を新しいものに取り替え、再び各端子に結線をする作業が発生する。
【0003】
このように多くの配線が結線された機器から配線を取り外し、その後、取り外した配線を再び結線する作業を行う場合、特に端子を再び結線する工程においては、多数の配線を誤りなく且つ速やかに結線することは容易でない。そこで、従来、配線の線番を記入した絵布(絵符)を予め用意し、これを各配線に直接結び付け、或いはワニ口クリップ付きの絵布を各配線に取り付けてから、全ての配線を取り外し、その後、この絵布を頼りにして各配線を再び元の端子に再結線する方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
【非特許文献1】
発明協会公開技報公技番号98−3913号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の従来の絵布においては、結線される配線の本数が多くなればなるほど、それに合わせて多くの絵布を用意する必要がある。また、配線の本数が非常に多い場合には絵布を付ける作業に多くの時間を要し、さらにまた、取り外した多くの配線から所定の配線を見つけ出すことが容易でなく、さらに結線後の配線から絵布を取り外す作業においても多くの時間を必要とするので改善が求められていた。
【0006】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、多くの配線が結線された機器の端子から配線を取り外し、その後、取り外した配線を再び端子に結線する際、所定の配線を容易に見つけることができ、また誤りなく速やかに結線することができる誤結線防止配線保持具を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る誤結線防止配線保持具は、細長薄板状をなし可撓性を有する材料で作製された配線保持具であって、長手方向に略等間隔に穿孔され配線が貫通可能な穴径の複数の保持孔、複数の保持孔に対して各々設けられ第1の長辺と保持孔との間が切り込まれて形成された複数の案内スリット、案内スリットの対向する2辺の内側に辺に沿って設けられ、可撓性が増すように薄肉とされて形成され、案内スリットの幅を保持孔の径より狭い幅にするとともに所定の力が加わったときに弾性変形して配線を案内スリット内で通過させる第1の薄肉部、複数の保持孔の近傍に設けられ保持孔に挿入された配線の線番が記入される線番記入部を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の誤結線防止配線保持具1を示す正面図である。また、図2は図1のA−A線に沿う矢視断面図である。さらに、図3は図1のB−B線に沿う矢視断面図である。図において、誤結線防止配線保持具1は、矩形細長薄板状をなしナイロン、ポリプロピレン等の可撓性を有する合成樹脂にて一体に成形されている。この誤結線防止配線保持具1の作製に関しては、長尺帯状の合成樹脂材料を必要な長さに切断し、これに機械加工を加えて作製してもよいし、またモールド樹脂等を用いて成形型にて一体に成形してもよい。
【0009】
誤結線防止配線保持具1の主面には、長手方向に沿って等間隔に複数の円形の保持孔2が穿孔されている。複数の保持孔2に対して各々案内スリット3が設けられている。案内スリット3は、誤結線防止配線保持具1の第1の長辺1aと各保持孔2との間に形成され第1の長辺1aから保持孔2に向かって切り込みを入れたように形成されている。すなわち、案内スリット3は第1の長辺1aから始まり保持孔2につながる位置まで形成された細い切り込みである。そして、案内スリット3の幅は保持孔2の直径より狭い幅にされている。
【0010】
案内スリット3の対向する2辺の内側には、各々の辺に沿うように第1の薄肉部4aが設けられている。また、保持孔2の内周縁には、全周にわたって第2の薄肉部4bが設けられている。第1の薄肉部4a及び第2の薄肉部4bは、図2及び図3によく示されるように可撓性に富むように他の部分よりも薄肉とされて形成されている。第2の薄肉部4bは、保持孔2の穴径を挿入される配線の直径より小さい径とするとともに、保持孔2内に配線が挿入されたときに弾性変形して配線を所定の力で保持する。第1の薄肉部4aは、案内スリット3の幅を保持孔2の径よりさらに狭い幅にするとともに所定の力が加わったときに弾性変形して配線を案内スリット3内で通過させる。
【0011】
また、誤結線防止配線保持具1の主面には、保持孔2を貫通する配線の線番が記入される領域として線番記入部5が設けられている。線番記入部5は、実際には複数の保持孔2の近傍に設けられた所定の広さの平滑な部分であり、この線番記入部5には、例えばサインペン等で線番或いは端子番号が記入される。
【0012】
ここで、1つの誤結線防止配線保持具1を複数の機器に対して繰り返して用いたい場合には、作業終了後に線番を消すことが出来るように、例えば水性の筆記具等を使って一時的に線番記入部5に線番を記入するようにしてもよい。
一方、所定の機器に対応して1つの誤結線防止配線保持具1を常に使用する場合には、線番が消えないように例えば油性の筆記具等を使って線番を記入し、或いは、印刷により転写する等して線番を記入してもよい。
【0013】
図4は図1の誤結線防止配線保持具1の保持孔2に配線6が挿入された様子を示す断面図である。保持孔2に配線6が挿入されたとき、第2の薄肉部4bは図4に示されるように撓み、配線6を保持孔2内に所定の強さで保持する。これにより配線6は保持孔2内で移動が規制され、配線6の配線保持具1からの抜けが防止される。保持孔2の直径及び第2の薄肉部4bの幅は、所定の強さで配線6を保持するように配線6の径に合わせて設計されている。また、案内スリット3及びこれに設けられた第1の薄肉部4aの幅は、案内スリット3を経由して所定の力で配線6を保持孔2内に引き入れることが可能であるとともに、一度保持孔2内に引き入れられた配線6が不用意に脱落しないような幅に設計されている。
一方、第1の薄肉部4a及び第2の薄肉部4bを設ける目的は、太さの異なる配線6に対して同一の配線保持具1を使えるようにすることにもある。
【0014】
保持孔2に配線6を挿入するときは、第1の長辺1a側から案内スリット3に配線6を挿入し、第1の薄肉部4aを弾性変形させながら配線6を案内スリット3内で移動させて保持孔2まで導く。案内スリット3の対向する辺の内側には上述のように第1の薄肉部4aが設けられており、一旦保持孔2内に装着された配線6は少しの力では案内スリット3から抜けないようにされている。そして、本実施の形態においては、この第1の薄肉部4aが案内スリット3の対向する辺の内側と保持孔2の内周縁に形成されている為に非常に使い勝手が良いものになっている。
【0015】
図5は図1の誤結線防止配線保持具1に複数の配線が装着された様子を示す斜視図である。尚、図5においては、第1の薄肉部4a及び第2の薄肉部4bが省略されて記載されている。図5を用いて作業手順を説明する。まず、継電器から取り外される複数の配線6をそれぞれ1本ずつ案内スリット3に割り込ませて保持孔2内に保持する。次に線番記入部5に線番或いは端子番号を記入する(上述のようにすでに線番が記入されている場合にはこの作業はない)。その後、継電器から全ての配線6を取り外す。図5はこのときの状態を示している。そして、継電器を制御盤から外し替わりに新たな継電器を取り付け、その後、線番記入部5に記入された番号を頼りにして各配線6を対応する端子に再び結線する。
【0016】
このような構成の誤結線防止配線保持具1においては、再び結線する際に線番記入部5に記入された番号を頼りにすれば、誤結線することなく速やかに手際よく作業をすることができる。そして、従来の方法と比べて絵布の取り付け取り外しの手間がなくなり大幅に時間を短縮することができるとともに、取り外した多くの配線から所定の配線を見つけ出す煩わしさがなくなり作業が非常に容易なものとなる。
【0017】
尚、本実施の形態の誤結線防止配線保持具1は、これまで説明したように外した配線を再び元の端子に結線する作業に用いられているが、これに限らず、全く新たに機器を設置する際に用いられてもよい。この場合は、結線する配線6を予め誤結線防止配線保持具1にセットし、その後、機器の端子に結線するようにすれば、結線時に配線6がばらばらになることがなく作業性が向上する。
【0018】
さらに、本実施の形態においては、薄肉部として、案内スリット3に設けられた第1の薄肉部4a及び保持孔2に設けられた第2の薄肉部4bが設けられている。しかしながら、保持孔2に設けられた第2の薄肉部4bは、保持孔2に挿入された配線6を保持する必要がない場合には省略されてもよい。
【0019】
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2の誤結線防止配線保持具11を示す正面図である。また、図7は図6のC−C線に沿う矢視断面図である。さらに、図8は2つの誤結線防止配線保持具11が連結された様子を示す斜視図である。尚、図8においては第1の薄肉部4a及び第2の薄肉部4bが省略されて記載されている。本実施の形態の誤結線防止配線保持具11においては、第1の長辺11aに辺に沿って嵌合部7aが設けられている。そして、第1の長辺11aの反対側の第2の長辺11bに辺に沿って非嵌合部7bが設けられている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
【0020】
嵌合部7aは、第1の長辺11aに案内スリット3の部分だけ除いて他の部分全体に設けられている。すなわち、第1の長辺11aに沿って断続的に設けられている。嵌合部7aの断面は図7に示されるように円形である。一方、第1の長辺11aの反対側の第2の長辺11bに設けられた非嵌合部7bは、図7に示されるように断面C字形である。そして、2枚の誤結線防止配線保持具11が、嵌合部7aと非嵌合部7bとを嵌合されて並列に連結される。すなわち、嵌合部7aと非嵌合部7bは、2枚の誤結線防止配線保持具11を連結する連結手段を構成している。
【0021】
作業手順を説明する。まず、継電器から取り外される複数の配線6をそれぞれ1本ずつ案内スリット3に割り込ませて1枚目の誤結線防止配線保持具11の保持孔2内に保持する。そして、線番記入部5に線番或いは端子番号を記入する。その後、2枚目の誤結線防止配線保持具11を1枚目のものに連結させる。この連結の方法は、1枚目の配線保持具11に設けられた嵌合部7aの端部と2枚目の非嵌合部7bの端部を少しだけ嵌め合わせ、その後、2枚を相互にスライドさせて全体の嵌合部7aと非嵌合部7bを嵌合させる。図8はこのときの状態を示している。その後、2枚目の配線保持具11の保持孔2に配線6を装着する。そして、線番記入部5に線番或いは端子番号を記入する。必要であれば、3枚目の配線保持具11を連結して、同様な作業をする。
【0022】
このような構成の誤結線防止配線保持具11においては、複数枚の誤結線防止配線保持具11を連結して用いることができるので、さらに多数の配線6に対応することができるとともに、配線6の抜けを確実に防止することができる。
【0023】
尚、本実施の形態においては、嵌合部7aが断面円形で非嵌合部7bが断面C字形であるが、これが逆となってもよく、また、嵌合部7a及び非嵌合部7bは、断面円形と断面C字形に限らず、例えば、断面菱形とこれを覆う断面形状のものであってもよいことは言うまでもない。
【0024】
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3の誤結線防止配線保持具21を示す正面図である。また、図10は図9のD−D線に沿う矢視断面図である。さらに、図11は係合部の拡大図である。図12は2つの誤結線防止配線保持具21が結合された様子を示す斜視図である。尚、図9及び図12においては第1の薄肉部4a、第2の薄肉部4b薄肉部4及び線番を省略している。本実施の形態の誤結線防止配線保持具21に設けられた複数の保持孔2は1直線上に形成されている。そして、保持孔2列の中心線Qから距離P1離れた位置に係合部8aが設けられ、また、保持孔2の中心線Qを対称の軸として、線対称の位置に非係合部8bが設けられている。そして、対称の位置に設けられた係合部8aと非係合部8bとが一対の結合手段を構成し、この対がさらに保持孔2の中心線に沿って所定のピッチ間隔P2だけ離れながら複数個設けられている。本実施の形態においては、3対が設けられている。
【0025】
係合部8aと非係合部8bは、保持孔2の中心線を対称の軸として線対称、且つ保持孔2の中心線Qに沿って等間隔の位置に設けられているので、配線保持具21の両端に設けられた2対の係合部8a、非係合部8bの中心点をOとすると、複数対の係合部8aと非係合部8bは、この中心点Oを対称の中心として、点対称の位置にそれぞれ設けられていることになる。
【0026】
係合部8aは配線保持具21の表面に突設された突起である。一方、非係合部8bは配線保持具21の主面に穿孔された孔である。係合部8aは、図10の断面図に示されるように上端部が半球状に面取りされ、非係合部8bに挿入しやすい形状とされている。また、係合部8aは、図11の拡大図に示されるように配線保持具21の主面に対して垂直に交わり且つ互い垂直に交わる2つの面で4分割され、外形が小さくなる方向に所定の弾性力を持つ形状とされている。これは、係合部8aが非係合部8bに挿入されて係合したときに所定の固さで結合するためである。
【0027】
本実施の形態の誤結線防止配線保持具21は、上述のような形状をなしているため、図12に示されるように、互いに案内スリット3の開口方向を逆にして2枚重ねて結合することが可能である。係合部8aと非係合部8bは、2枚の誤結線防止配線保持具21を重ねて結合する結合手段を構成している。そのため、1枚目の配線保持具21に配線6をセットした後、この配線6の列に向きを逆にした2枚目の配線保持具21を嵌め込み、さらに2枚を結合すると確実に配線6の抜けを防止することができる。また、本実施の形態の配線保持具21は、2枚を重ねて結合することが可能なので、実施の形態2のように幅が約2倍に広がることがなく、例えば狭い制御盤内においても使いやすいものとなる。
【0028】
2枚の誤結線防止配線保持具21の結合のさせ方においては、1枚目の誤結線防止配線保持具21に対して、2枚目の誤結線防止配線保持具21を裏返して表面と裏面を向かい合わせて結合させることができる。また、2枚目の誤結線防止配線保持具21を裏返さずに180度回転させた状態で結合させることができる。
【0029】
実施の形態4.
図13はこの発明の実施の形態4の誤結線防止配線保持具31を示す正面図である。本実施の形態の誤結線防止配線保持具31に設けられた係合部9aと非係合部9bは、保持孔2の中心線に対して対称の位置に設けられていない。しかしながら、係合部9aと非係合部9bは、複数の保持孔2がなす列の中心点Oを対称の中心として点対称の位置に設けられている。そのため、2枚の誤結線防止配線保持具31を互いに表面を向き合わせて結合させることはできないが、表面と裏面を向き合わせて且つ一方の配線保持具31を180度回転させた状態で結合させることができる。
【0030】
【発明の効果】
この発明に係る誤結線防止配線保持具は、細長薄板状をなし可撓性を有する材料で作製された配線保持具であって、長手方向に略等間隔に穿孔され配線が貫通可能な穴径の複数の保持孔、複数の保持孔に対して各々設けられ第1の長辺と保持孔との間が切り込まれて形成された複数の案内スリット、案内スリットの対向する2辺の内側に辺に沿って設けられ、可撓性が増すように薄肉とされて形成され、案内スリットの幅を保持孔の径より狭い幅にするとともに所定の力が加わったときに弾性変形して配線を案内スリット内で通過させる第1の薄肉部、複数の保持孔の近傍に設けられ保持孔に挿入された配線の線番が記入される線番記入部を有するので、多くの配線が結線された機器から配線を取り外し、その後、取り外した配線を再び端子に結線する作業の際、所定の配線を容易に見つけることができ、また誤りなく速やか結線することができ、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の誤結線防止配線保持具を示す正面図である。
【図2】図1の誤結線防止配線保持具のA−A線に沿う矢視断面図である。
【図3】図1の誤結線防止配線保持具のB−B線に沿う矢視断面図である。
【図4】図1の誤結線防止配線保持具の保持孔に配線が挿入された様子を示す断面図である。
【図5】図1の誤結線防止配線保持具に複数の配線が装着された様子を示す斜視図である。
【図6】この発明の実施の形態2の誤結線防止配線保持具を示す正面図である。
【図7】図6のC−C線に沿う矢視断面図である。
【図8】2つの誤結線防止配線保持具が連結された様子を示す斜視図である。
【図9】この発明の実施の形態3の誤結線防止配線保持具を示す正面図である。
【図10】図9のD−D線に沿う矢視断面図である。
【図11】係合部の拡大図である。
【図12】2つの誤結線防止配線保持具が結合された様子を示す斜視図である。
【図13】この発明の実施の形態4の誤結線防止配線保持具を示す正面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 誤結線防止配線保持具、1a 第1の長辺、2 保持孔、3 案内スリット、4a 第1の薄肉部、4b 第2の薄肉部、5 線番記入部、6 配線、7a 嵌合部(連結手段)、7b 非嵌合部(連結手段)、8a,9a 係合部(結合手段)、8b,9b 非係合部(結合手段)、11a 第1の長辺、11b 第2の長辺。

Claims (5)

  1. 細長薄板状をなし可撓性を有する材料で作製された配線保持具であって、
    長手方向に略等間隔に穿孔され配線が貫通可能な穴径の複数の保持孔、
    前記複数の保持孔に対して各々設けられ第1の長辺と該保持孔との間が切り込まれて形成された複数の案内スリット、
    前記案内スリットの対向する2辺の内側に該辺に沿って設けられ、可撓性が増すように薄肉とされて形成され、該案内スリットの幅を前記保持孔の径より狭い幅にするとともに所定の力が加わったときに弾性変形して前記配線を該案内スリット内で通過させる第1の薄肉部、
    前記複数の保持孔の近傍に設けられ該保持孔に挿入された前記配線の線番が記入される線番記入部
    を有することを特徴とする誤結線防止配線保持具。
  2. 前記保持孔の内周縁に全周にわたって設けられ、可撓性が増すように薄肉とされて形成され、該保持孔の穴径を前記配線の直径より小さい径とするとともに該保持孔内に該配線が挿入されたときに弾性変形して該配線を所定の力で保持する第2の薄肉部
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の誤結線防止配線保持具。
  3. 前記第1の長辺に辺に沿って設けられた嵌合部、前記第1の長辺の反対側の第2の長辺に辺に沿って設けられ前記嵌合部と嵌合する非嵌合部
    をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の誤結線防止配線保持具。
  4. 前記保持孔は1直線上に設けられており、
    前記複数の保持孔がなす列の中心線を対称の軸として、線対称の位置にそれぞれ設けられた、係合部及び該係合部に係合する非係合部
    をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の誤結線防止配線保持具。
  5. 前記保持孔は1直線上に設けられており、
    前記複数の保持孔がなす列の中心点を対称の中心として、点対称の位置にそれぞれ設けられた、係合部及び該係合部に係合する非係合部
    をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の誤結線防止配線保持具。
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