JP2013240135A - 線材束の接続支援器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】収容部12の長さをケーブル30の直径の2倍以上にして、複数本のケーブル30を積み重ねるように収容可能にし、収容部12の幅をケーブル30の直径の2倍以下にして、ケーブル30を軸方向に可動可能にしつつケーブル30の積み重ねた順序が入れ替わらないようにする。蓋体20を閉じた接続支援器具をケーブル30に沿って滑らせ、接続元から接続先へ移動させることにより、ケーブル30の一端を接続先へ導く。
【選択図】図4
Description
特許文献1に係る集合結束具は、本体に、上部を開口した収容部と、収容部の内側に突出され、弾性変形されつつケーブルの収容部への挿入を許容し、挿入されたケーブルを抜け止めする弾性抜止片とが形成されており、各ケーブルを独立した状態で拘束することができる。
図1〜図4に示すように、本実施の形態1に係る接続支援器具は、弾性を有する材質(例えば、樹脂)で一体的に構成されており、ケーブル30などの線材を収容する器具本体10と、蓋体20とが連結部21を介して開閉可能に連結されている。
(1)作業者は、配電盤の配線を記した図面等に従い、ケーブル30それぞれを接続元機器の所定の端子に接続する。
(2)続いて、作業者は、これら複数のケーブル30を任意の順序で1本ずつ、収容部12へ挿入する。
(3)作業者は、これら複数のケーブル30を全て収容し終えると、蓋体20を閉じ、係止部18,22を係止する。このとき、接続支援器具は図3および図4に示す状態になる。
(5)続いて、作業者は、摘み部23を指で押し上げて蓋体20を開け、収容部12に収容されているケーブル30を挿入順序とは逆の順序で1本ずつ抜出し、図面等に従って接続先機器の所定の端子に接続する。あるいは、蓋体20を開けることなく、ケーブル30を軸方向に引き出してもよい。
なお、連結部21を設けず、器具本体10と蓋体20を別体で構成することも可能である。例えば、図示例において器具本体10と蓋体20を別体に構成する場合、本来連結部21を設ける部位に係止部18,22と同じ形状を設けて、蓋体20の両端を器具本体10に係止すればよい。
図5は、本実施の形態2に係る接続支援器具の構成を示し、図5(a)は蓋体20を開けた状態の正面図、図5(b)は突片11の拡大図である。なお、図5において図1〜図4と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図5に示すように、抜け止め部13aは、隣り合う突片11のうち、一方の突片11の先端がもう一方の突片11の方向へ屈曲した形状になっている。さらに、この屈曲の角度θを鋭角にすることで、収容部12に収容されたケーブル30(不図示)が抜出方向に動いて抜け止め部13aに当接したときに、突片11が外方へ弾性変形しにくいようにしている。これにより、ケーブル30を収容部12に挿入しているときに、既に挿入したケーブル30が抜け難くなる。なお、ケーブル30を収容部12から抜出するとき、抜け止め部13aに引っ掛かって抜き難い場合には、ケーブル30を軸方向に引き出せばよい。
図6は、本実施の形態3に係る接続支援器具の構成を示す正面図である。なお、図6において図1〜図4と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図6に示すように、突片11の壁面には、ケーブル30(不図示)の外周部の一部に当接して位置決めする凹凸形状40が形成されている。この凹凸形状40は、ケーブル30を掛止する凸部41と、ケーブル30を収容して保持する凹部42とから構成されている。凸部41と凹部42は、収容部12に収容するケーブル30の本数に応じて形成すればよい。
隣り合う凸部41同士が最も接近する部位をさらに狭めてもよく、図示例のように、凸部41間を直径より狭くし、凹部42間を直径と略同じにした場合には、ケーブル30に沿って器具本体10を可動可能にしつつ、順序の入れ替わりを完全に防止することができる。なお、凸部41間が直径より狭くしても、突片11が弾性変形するのでケーブル30を挿抜可能である。
図7は、本実施の形態4に係る接続支援器具の構成の一例を示す正面図である。図8は、本実施の形態4に係る接続支援器具の構成の別の例を示す外観斜視図である。なお、図7および図8において、図1〜図4と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
(11)先ず、作業者は、上記実施の形態1の(1)〜(3)と同様に作業を行い、第1の接続支援器具に複数のケーブル30を収容する。
(12)続いて、作業者は、これら複数のケーブル30を、第1の接続支援器具に挿入した順番通りに、第2の接続支援器具にも収容する。このとき、ケーブル30には2つの接続支援器具が装着された状態になる。接続元機器側に第1の接続支援器具、接続先機器側に第2の接続支援器具が位置しているものとする。
(14)続いて、作業者は、接続先機器の近くへ導いた第2の接続支援器具の蓋体20を開け、収容部12に収容されているケーブル30を挿入順序とは逆の順序で1本ずつ抜出し、図面等に従って接続先機器の所定の端子に接続する。あるいは、蓋体20を開けることなく、ケーブル30を軸方向に引き出してもよい。
上記実施の形態1〜4では突片11を櫛歯状に突設した形状を例示したが、この形状に限定されるものではない。本実施の形態5では、突片11を放射状に配置した例を説明する。図9および図10は、本実施の形態5に係る接続支援器具の蓋体20を開けた状態を示し、図11および図12は蓋体20を全閉した状態を示す。図13は分解斜視図である。なお、図9〜図13において、図1〜図4と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
さらに、器具本体10と蓋体20が回転することによって、収容部12を個別に開閉できるので、全てのケーブル30を収容完了する前でも、既に収容部12に収容したケーブル30の抜けを防止することができる。
上記実施の形態1〜5では、収容部12に弾性を有する突片11を設け、突片11が弾性変形することによってケーブル30を挿抜可能にしたが、突片11を省略することも可能である。本実施の形態6では、上記実施の形態5の接続支援器具から突片11を省略した構成例を説明する。図14および図15は、本実施の形態6に係る接続支援器具の蓋体20を開けた状態を示し、図16および図17は蓋体20を全閉した状態を示す。なお、図14〜図17において、図1〜図13と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
さらに、器具本体10と蓋体20が回転することによって、収容部12を個別に開閉できるので、たとえ突片11および抜け止め部13が無くとも、収容部12に収容したケーブル30の抜けを防止することができる。
また、上記実施の形態1〜4で示した接続支援器具についても、上記実施の形態6のように突片11、抜け止め部13、および逃げ部15を省略可能である。ただし、上記実施の形態1〜4では収容部12を個別に開閉できないので、ケーブル30の収容中に既に収容されたケーブル30の抜けを防止するために、収容部12の長さを延ばして底部から開口までの距離を長くすることが望ましい。これにより、収容部12の底部に収容されたケーブル30は、開口までの距離が遠くなるので、抜け難い。
Claims (10)
- 複数の突片が櫛歯状に突設され、隣り合う当該突片間に形成される収容部に線材を収容可能な器具本体と、
前記収容部の前記突片先端側を開閉する蓋体とを備え、
前記収容部は、前記線材の直径の2倍以上の長さを有して前記線材を複数収容可能、かつ、当該直径の2倍以下の幅を有して前記線材を軸方向に可動可能であることを特徴とする線材束の接続支援器具。 - 複数の切欠が外周面から放射状に形成されて線材を収容可能な収容部を成す、円盤状の器具本体と、
前記器具本体の外周面に回転自在に取り付けられ、回転に伴って複数の前記収容部のうちのいずれか1つを選択的に開口させる線材挿入口が形成された略円環状の蓋体とを備え、
前記収容部は、前記線材の直径の2倍以上の長さを有して前記線材を複数収容可能、かつ、当該直径の2倍以下の幅を有して前記線材を軸方向に可動可能であることを特徴とする線材束の接続支援器具。 - 前記突片は弾性を有し、その先端には前記線材に係止して抜けを防止する抜け止め部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の線材束の接続支援器具。
- 前記切欠の両側壁に当該側壁と平行な一対の突片が形成され、当該突片は弾性を有し、その先端には前記線材に係止して抜けを防止する抜け止め部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の線材束の接続支援器具。
- 前記抜け止め部は、隣り合う前記突片のうち、一方の突片の先端がもう一方の突片側へ鋭角に屈曲した形状であることを特徴とする請求項3または請求項4記載の線材束の接続支援器具。
- 前記突片の壁面には、前記線材の外周面の一部に当接して位置決めする凹凸形状が形成されていることを特徴とする請求項3から請求項5のうちのいずれか1項記載の線材束の接続支援器具。
- 前記蓋体には、隣り合う前記突片間に嵌合する突起部が形成されていることを特徴とする請求項3から請求項6のうちのいずれか1項記載の線材束の接続支援器具。
- 前記器具本体と前記蓋体とを開閉可能に連結した連結部を備えることを特徴とする請求項1記載の線材束の接続支援器具。
- 前記器具本体または前記蓋体には、前記収容部に収容可能な前記線材の直径を識別する目印となる種別表示部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の線材束の接続支援器具。
- 前記器具本体を任意の場所に固定する固定部を備えることを特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載の線材束の接続支援器具。
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