JP2004176755A - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワンタッチ接続ができ且つ確実な接続状態が得られ、更にソケット内に大きな流体通路が確保できる管継手を提供する。
【解決手段】ソケット1を構成する筒状本体8に、先端側から第1ロックボール11、第2ロックボール12の2列のロックボールを設け、ソケット1の外周に嵌合したスリーブ13の内周面に先端側から、第1ロックボール解放凹状面14、第1ロックボール当接傾斜面15と、第2ロックボール解放凹状面16、第2ロックボール当接傾斜面17、第2ロックボール押圧凸状面18を連接し、スリーブ13が前進位置にあるとき、第1ロックボール11が第1ロックボール当接傾斜面15の下端側に位置し、第2ロックボール12が第2ロックボール押圧凸状面18の下位に位置し、第1ロックボール11が第1ロックボール解放凹状面14に位置したとき第2ロックボール12が第2ロックボール当接傾斜面17の下端側に位置するように位置決めした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、着脱自在に接続されるプラグとソケットとからなる管継手のロック機構及びバルブ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の管継手のロック機構としては、ソケットの先端部の周方向に複数のロックボール嵌合孔を形成し、このロックボール嵌合孔にロックボールを、その一部がソケット内に突出するように遊嵌合するとともに、外周には、内周面にロックボール解放凹状面とロックボール押圧凸状面を有し、スプリングに付勢され前進してロックボール押圧凸状面により前記ロックボールを求心方向に押さえ、後退してロックボール解放凹状面によりロックボールの押さえを開放するスリーブを軸方向に移動自在に嵌合し、一方、プラグには、その先端部外周に前記ロックボールが係合する係合溝を形成したのものが知られている(例えば特許文献1)。
【0003】
このように構成した管継手によれば、ソッケトとプラグの接続時に、スプリングで付勢されて前進位置にあるスリーブを後退させロックボール解放凹状面をロックボール上に位置させるといった操作を必要とし、ワンタッチ接続ができない。
【0004】
そこで、ワンタッチ接続ができる管継手として、ソケットの外周に嵌合したスリーブの内周面にロックボール解放凹状面とロックボールを求心方向に押圧するロックボール押圧傾斜面を有し、スプリングに付勢され前進してロックボール押圧傾斜面により前記ロックボールを求心方向に押さえ、接続時にソケットの内周に一部が突出しているロックボールがプラグの先端で遠心方向に押され、遠心方向に押されたロックボールがロックボール押圧傾斜面を押し、これによりスリーブが後退してロックボールがロックボール解放凹状面に入り、ソケットへのプラグの挿入を可能とすることにより、ワンタッチ接続を可能とした管継手が提案されている(例えば特許文献2)。
【0005】
しかし、このように構成された管継手では、ワンタッチ接続は可能であっても、接続したソケットとプラグに強い引張力が加わった場合、前記プラグの係合溝に係合しているロックボールが係合溝の溝壁により遠心方向に押され、遠心方向に押されたロックボールがロックボール押圧傾斜面を押し、これによりスリーブが後退してロックボールがロックボール解放凹状面に入り、ロックボールがプラグの係合溝から外れてしまい、ソケットとプラグが分離してしまうことになり、完全な接続が要求される管継手としては使用できないものとなる。
【0006】
そこで、ワンタッチ接続ができ且つ完全な接続状態が得られる管継手として、ソケット内に、前記ロックボールを支えソケット内への突出を阻止するカラーを移動自在に嵌合し、該カラーがプラグの挿入により押されて後退し、ロックボールを支え解除するようにした管継手が提案されている(例えば特許文献3)。
【0007】
また、このようなロック機構を備えた管継手に用いられるバルブ構造として、流体通路を開閉するバルブ機構にボールバルブを使用した管継手が多く提案されている。
【0008】
従来、この種の管継手として、ソケットを構成する筒状本体内に、被接続時に前進位置にあり接続時に押されて後退する前後に2分割された筒状のスライドバルブホルダーが軸方向に移動自在に且つ筒状本体との間がシールされるように設けられ、該スライドバルブホルダーの後端と前記筒状本体の内周段部との間にスライドバルブホルダーを前進方向に付勢するスプリングが介装してあり、また、前記2分割スライドバルブホルダーにあっては、その分割部位にバルブ収容室が形成され、該バルブ収容室内には貫通孔を有するボールバルブが収容され、ボールバルブの外周壁がバルブ収容室の内壁に前記スプリングの弾発力により圧接状態で回転可能に支持されており、前記ボールバルブの回転により、ボールバルブの貫通孔とスライドバルブホルダーのバルブ収容室の開口部とが一致することによりボールバルブが開となり、バルブ収容室の先端側の開口部がボールバルブの外周壁で塞がれることによりボールバルブが閉となるようになっており、前側のスライドバルブホルダー部材のバルブ収容室の開口部には前記ボールバルブの外周壁との間をシールするシール弁座が設けられ、前記スライドバルブホルダーの前進・後退移動に伴いボールバルブが回転し開閉するようになっているものが知られている(例えば特許文献4)。
【0009】
【特許文献1】
実公昭56−22077号公報
【0010】
【特許文献2】
実公昭61−26710号公報
【0011】
【特許文献3】
特開平10−89575号公報
【0012】
【特許文献4】
特開昭58−160692号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ソケット内に、前記ロックボールを支えソケット内への突出を阻止するカラーを移動自在に嵌合した管継手によれば、ワンタッチ接続ができ且つ完全な接続状態が得られるが、ソケット内にカラーを嵌合するため、その分ソケット内の流体通路が小さくなり、ソケット内の流体通路を大きくしようとすれば、ソケットの外径が大きくなってしまうといった問題があった。
【0014】
また、上記バルブ機構にボールバルブを使用した管継手によれば、ボールバルブはその外周壁がバルブ収容室の内壁に前記スプリングの弾発力により圧接状態で回転可能に支持されているため、回転時の摺動抵抗が大きく、また接続時は流体圧によってバルブ収容室の内壁に圧接状態にあり、接続分離時におけるボールバルブの回転に強い力を要することになり、これがためにシール弁座の摩耗を早め、耐久性に欠け、また操作性に難があるといった問題があった。更には、ボールバルブをスライドさせながら回転させるため軸方向のストローク長を必要とするといった問題があった。
【0015】
本発明の目的は、ワンタッチ接続ができ且つ確実な接続状態が得られ且つソケット内に大きな流体通路が確保でき、また、バルブ機構の耐久性と操作性の向上が図れる管継手を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため請求項1に記載の発明は、ロックボールを備えたソケットとロックボール係合溝を形成したプラグとからなり、ソケットの外周に嵌合したスリーブを操作してロックボールによりソケットとプラグとを着脱自在に接続する管継手であって、前記ソケットを構成する筒状本体の先端部適位置に、先端側から第1ロックボール、第2ロックボールの2列のロックボールが設けてあり、前記スリーブにあっては、内周面に先端側から、第1ロックボール解放凹状面、第1ロックボールの押し上げ可能な第1ロックボール当接傾斜面と、第2ロックボール解放凹状面、第2ロックボールの押し上げ可能な第2ロックボール当接傾斜面、第2ロックボール押圧凸状面が連接してあり、前記スリーブと前記ソケットを構成する筒状本体との間にスリーブを前進方向に付勢するスプリングが介装され、前記スリーブが前進位置にあるとき、前記第1ロックボールが第1ロックボール当接傾斜面の下端側に位置し、第2ロックボールが第2ロックボール押圧凸状面の下位に位置し、第1ロックボールの押し上げによりスリーブが後退し第1ロックボールが第1ロックボール解放凹状面に位置したとき前記第2ロックボールが第2ロックボール押圧凸状面から外れ第2ロックボール当接傾斜面の下端側に位置するように位置決めされており、また、プラグにあっては、その外周に前記第1及び第2ロックボールと係合する溝幅広のロックボール係合溝が形成されていることを特徴とする。
【0017】
かかる構成から、ソケットとプラグの非接続時には、前記スリーブが前進位置にあり、前記第1ロックボールが第1ロックボール当接傾斜面の下端側に位置し、第2ロックボールが第2ロックボール押圧凸状面の下位に位置した状態にあり、ソケットとプラグの接続時に、ソケットにプラグを挿入すると、筒状本体の内周に一部が突出している第1ロックボールがプラグの先端で遠心方向に押され、遠心方向に押された第1ロックボールが第1ロックボール当接傾斜面を押し、これによりスリーブがスプリングの弾発力に抗して後退し、前記第1ロックボールが第1ロックボール解放凹状面に位置したとき前記第2ロックボールが第2ロックボール押圧凸状面から外れ第2ロックボール当接傾斜面の下端側に当接し、前記第1ロックボール解放凹状面に位置した第1ロックボールはプラグの先端で押されて第1ロックボール解放凹状面内に移動してプラグの更なる挿入を可能とし、プラグの挿入を続けると次に筒状本体の内周に一部が突出している第2ロックボールがプラグの先端で遠心方向に押され、遠心方向に押された第2ロックボールが第2ロックボール当接傾斜面を押し、これによりスリーブがスプリングの弾発力に抗して更に後退し、前記第2ロックボールが第2ロックボール解放凹状面に位置したとき、前記第2ロックボールがプラグの先端で押されて第2ロックボール解放凹状面内に移動してプラグの更なる挿入を可能とし、プラグの挿入を続け、プラグの外周に形成されているロックボール係合溝が前記第1及び第2ロックボールの下位に達すると、前記第1及び第2ロックボールは前進方向に付勢されているスリーブの前記第1ロックボール当接傾斜面と第2ロックボール当接傾斜面により求心方向に押圧されて筒状本体内に没入して前記ロックボール係合溝に係合し、第2ロックボールの押し上げにより後退したスリーブが押し上げを解かれて前進し、前記第2ロックボール押圧凸状面で第2ロックボールを求心方向に押さえ、ロックボール係合溝から第2ロックボールの脱出を阻止するものとなり、これにより、ソケットとプラグの確実な接続状態が得られる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の前記スリーブが、前記ソケットを構成する筒状本体の外周に軸方向に移動自在に嵌合し且つ前進位置を規制されたスリーブ本体と、該スリーブ本体内に軸方向に移動自在に嵌合し且つスリーブ本体の先端側内周面に形成された段部に当接して前進位置が規制され、更にソケットを構成する筒状本体との間に介装されたスプリングにより前進方向に付勢されており、その内周面には前記第1ロックボール解放凹状面、第1ロックボールの押し上げ可能な第1ロックボール当接傾斜面と、第2ロックボール解放凹状面、第2ロックボールの押し上げ可能な第2ロックボール当接傾斜面、第2ロックボール押圧凸状面が連接して設けられた操作リングとからなることを特徴とする。
【0019】
かかる構成から、前記スリーブが、スリーブ本体と、該スリーブ本体内に軸方向に移動自在に嵌合し且つスリーブ本体の先端側内周面に形成された段部に当接して前進位置が規制され、更にソケットを構成する筒状本体との間に介装されたスプリングにより前進方向に付勢されたスリーブが、スリーブ本体と操作リングの2部材により構成されているので、ソケットとプラグの接続時に、ソケットにプラグを挿入すると、プラグの先端で遠心方向に押される第1ロックボールと第2ロックボールにより第1ロックボール当接傾斜面と第2ロックボール当接傾斜面が押されて操作リングのみが後退し、プラグの挿入により、プラグの外周に形成されているロックボール係合溝が前記第1及び第2ロックボールの下位に達すると、操作リングのみが前進して前記第2ロックボール押圧凸状面で第2ロックボールを求心方向に押さえ、ロックボール係合溝から第2ロックボールの脱出を阻止し、これにより、ソケットとプラグの接続状態が得られるものとなり、ソケットとプラグの接続時にスリーブ本体の移動はないので、ソケットとプラグの接続の際、スリーブ本体の移動範囲を避けてソケットを持たなければならないといった制約が無くなり、ソケットとプラグの接続作業を容易にするものとなる。
【0020】
請求項3に記載の発明は、ソケットとプラグの双方或いはいずれか一方の流体通路にバルブ機構を備えた管継手であって、ソケット及び/或いはプラグを構成する筒状本体内に、非接続時に前進位置にあり接続時に押されて後退する筒状のスライドバルブホルダーが軸方向に移動自在に且つ少なくとも前進位置で筒状本体との間がシールされるように設けられ、該スライドバルブホルダーの後部と前記筒状本体との間にスライドバルブホルダーを前進方向に付勢するスプリングが介装してあり、また、前記スライドバルブホルダーにあっては、その中程にバルブ収容室が形成され、該バルブ収容室内には貫通孔を有するボールバルブが収容され軸により回転自在に支持され、前記ボールバルブの回転により、ボールバルブの貫通孔とスライドバルブホルダーのバルブ収容室の開口部とが一致することによりボールバルブが開となり、バルブ収容室の先端側の開口部がボールバルブの外周壁で塞がれることによりボールバルブが閉となるようになっており、バルブ収容室の先端側の開口部には前記ボールバルブの外周壁との間をシールするシール弁座が設けられ、更に、前記バルブ収容室の側壁の一部には切欠部が形成され、該切欠部を通して筒状本体の軸心に直交する方向に操作桿が渡されその両端が筒状本体に支持され、また、前記ボールバルブには前記操作桿に係合する係合溝が形成されており、前記スライドバルブホルダーの前進・後退移動に伴うボールバルブの移動により、前記操作桿により係合溝壁が押されてボールバルブが回転し、スライドバルブホルダーが前進位置にあるときバルブ収容室の先端側の開口部がボールバルブの外周壁で塞がれボールバルブが閉となり、スライドバルブホルダーが後退位置にあるときボールバルブの貫通孔とスライドバルブホルダーのバルブ収容室の開口部とが一致することによりボールバルブが開となるようになっていることを特徴とする。
【0021】
かかる構成から、ソケットとプラグの非接続時には、ソケット及び/或いはプラグを構成する筒状本体内に設けられているスライドバルブホルダーはスプリングの付勢により前進位置にあり、スライドバルブホルダーと一体になって前進位置にあるボールバルブは、前記スライドバルブホルダーの前進移動に伴う前進移動により、前記操作桿により係合溝壁が押されて回転し、スライドバルブホルダーのバルブ収容室の先端側の開口部をその外周壁で塞ぎ、ボールバルブが閉となり、接続時に押されて前記スライドバルブホルダーが後退すると、該スライドバルブホルダーの後退移動に伴い後退するボールバルブは、前記操作桿により係合溝壁が押されて回転し、後退位置に達したときボールバルブの貫通孔とスライドバルブホルダーのバルブ収容室の開口部とが一致し、ボールバルブが開となる。また、前記スライドバルブホルダーのバルブ収容室内に収容されている前記ボールバルブは、軸によりスライドバルブホルダーに回転自在に支持されているので、ボールバルブの外周壁とバルブ収容室の先端側の開口部に設けられたシール弁座の接圧状態がスライドバルブホルダーを付勢するスプリングや流路にある流体圧の影響を受けず、常に一定の接圧状態を保つことができるので、回転時の摺動抵抗が必要以上に大きくならず、シール弁座の耐久性の向上が図れ、また操作性に優れたものとなる。
【0022】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の前記操作桿が、前記筒状本体に求遠心方向へ一定の範囲で移動自在に支持されていることを特徴とする。
【0023】
かかる構成から、前記ボールバルブに形成されている係合溝に係合している前記操作桿は、前記スライドバルブホルダーの前進・後退移動に伴うボールバルブの移動によりボールバルブの係合溝壁が前記操作桿で押されてボールバルブが回転する際、ボールバルブの係合溝の傾斜に応じて筒状本体の求遠心方向へ移動するので、ボールバルブの円滑な回転が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1乃至図22は本発明に係る管継手の実施の形態の一例を示したもので、図1は本例の管継手の接続前の縦断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は本例の管継手の接続後の縦断面図、図4は図3のB−B線断面図、図5はソケットを構成する筒状本体を示す正面図、図6は図5のC−C線端面図、図7はスリーブの一部省略右側面図、図8は図7のD−D線断面図、図9(イ)はソケットを構成する筒状本体の先端部に形成されたロックボール嵌合孔を示す展開図、(ロ)はスリーブの内周面に設けた第1ロックボール解放凹状面、第1ロックボール当接傾斜面、第2ロックボール解放凹状面、第2ロックボール当接傾斜面、第2ロックボール押圧凸状面を(イ)の展開図で示すロックボール嵌合孔に対応するように示す展開図、図10は図1のE−E線断面図、図11は図3のF−F線断面図、図12はバルブ機構を除いたソケットを構成する筒状本体を示す縦断面図、図13は閉の状態のバルブ機構を示す平面図、図14は図13の正面図、図15は図13の底面図、図16は図13のG−G線断面図、図17は開の状態のバルブ機構を示す平面図、図18は図17の正面図、図19は図17の底面図、図20は図17のH−H線断面図、図21及び図22は本例の管継手の接続過程を示す縦断面図である。
【0025】
本例の管継手は、ソケット1とプラグ2を接続するロック機構3と、ソケット1とプラグ2のそれぞれの流体通路4,5にバルブ機構6,7を備えている。
【0026】
先ず、前記ソケット1とプラグ2を接続するロック機構3について説明する。
【0027】
図において8は前記ソケットを構成する筒状本体であり、該筒状本体8の先端部には、先端側から第1ロックボール嵌合孔9、第2ロックボール嵌合孔10が設けてあり、第1ロックボール嵌合孔9、第2ロックボール嵌合孔10はそれぞれ周方向に複数設けられている。前記第1ロックボール嵌合孔9、第2ロックボール嵌合孔10にはそれぞれ第1ロックボール11、第2ロックボール12が求遠心方向に移動自在に嵌合している。そして、前記第1ロックボール11、第2ロックボール12を嵌合する前記第1ロックボール嵌合孔9、第2ロックボール嵌合孔10は、いずれも前記第1ロックボール11、第2ロックボール12の一部が前記筒状本体8の内面に突出した状態で保持されるよう求心方向に向かうにつれて小径となるように形成されている。
【0028】
13は前記筒状本体8の外周に軸方向に移動自在に嵌合したスリーブであり、内周面に先端側から、第1ロックボール解放凹状面14、第1ロックボールの押し上げ可能な第1ロックボール当接傾斜面15と、第2ロックボール解放凹状面16、第2ロックボールの押し上げ可能な第2ロックボール当接傾斜面17、第2ロックボール押圧凸状面18が連接してある。
【0029】
本例では、前記スリーブ13は、前記筒状本体8の外周に軸方向に移動自在に嵌合しスリーブ本体13aと、該スリーブ本体13a内に軸方向に移動自在に嵌合し且つスリーブ本体13aの先端側内周面に形成された段部19に当接して前進位置が規制されている操作リング13bとの2部材から構成されている。前記操作リング13bの内周面には前記第1ロックボール解放凹状面14、第1ロックボール当接傾斜面15、第2ロックボール解放凹状面16、第2ロックボール当接傾斜面17、第2ロックボール押圧凸状面18が設けられている。
【0030】
前記筒状本体8には、前記スリーブ本体13aの先進位置を位置決めし且つ筒状本体8からの抜け出しを阻止するストップリング20が設けられている。また、前記操作リング13bと筒状本体8との間には、操作リング13bを前進方向に付勢し、操作リング13bを介してスリーブ本体13aを前進方向に付勢するスプリング21が介装されている。
【0031】
このスプリング21の操作リング13b側の端部は求心方向に折り曲げられて係止部21aが形成され、このスプリング21の係止部21aの先端は筒状本体8の外周に軸方向に形成されたガイド溝8aに移動自在に係合している。また、前記操作リング13bの後端部には前記係止部21aが係合する係合溝22が形成され、この係合溝22に前記スプリング21の係止部21aが係合しており、これにより、操作リング13bの回転は規制され、軸方向のみ移動できるようになっている。
【0032】
前記筒状本体8の先端部に設けた第1ロックボール嵌合孔9、第2ロックボール嵌合孔10と、筒状本体8の外周に嵌合したスリーブ13の内周面、本例では操作リング13bの内周面に設けた第1ロックボール解放凹状面14、第1ロックボール当接傾斜面15、第2ロックボール解放凹状面16、第2ロックボール当接傾斜面17、第2ロックボール押圧凸状面18は、図9(イ)(ロ)の展開図で示すように、第1ロックボール嵌合孔9と第1ロックボール解放凹状面14、第1ロックボール当接傾斜面15が、また、第2ロックボール嵌合孔10と第2ロックボール解放凹状面16、第2ロックボール当接傾斜面17、第2ロックボール押圧凸状面18が、軸方向に対応するように設けられている。
【0033】
そして、前記スリーブ13が前進位置にあるとき、即ち本例では操作リング13bが前進位置にあるとき、前記第1ロックボール11が第1ロックボール当接傾斜面15の下端側に当接し、第2ロックボール12が第2ロックボール押圧凸状面18の下位に位置し、第1ロックボール11の押し上げによりスリーブ13が後退し、即ち本例では操作リング13bが後退し第1ロックボール11が第1ロックボール解放凹状面14に位置したとき前記第2ロックボール12が第2ロックボール押圧凸状面18から外れ第2ロックボール当接傾斜面17の下端側に当接するように位置決めされている。
【0034】
23は前記プラグ2を構成する筒状本体であり、該筒状本体23の外周には、前記第1ロックボール11及び第2ロックボール12と係合する溝幅広のロックボール係合溝24が形成されている。
【0035】
上記のように構成されたロック機構3から、ソッケト1とプラグ2の非接続時には、前記操作リング13bがスプリング21に付勢されて前進位置にあり、前記第1ロックボール11が第1ロックボール当接傾斜面15の下端側に当接し、第2ロックボール12が第2ロックボール押圧凸状面18の下位に位置した状態にある(図1)。
【0036】
ソッケト1とプラグ2の接続時に、ソケット1にプラグ2を挿入すると、ソケット1を構成する筒状本体8の内周に一部が突出している第1ロックボール11がプラグ2の先端で遠心方向に押され、遠心方向に押された第1ロックボール11が第1ロックボール当接傾斜面15を押し、これにより操作リング13bがスプリング21の弾発力に抗して後退し、前記第1ロックボール11が第1ロックボール解放凹状面14に位置したとき前記第2ロックボール12が第2ロックボール押圧凸状面18から外れ第2ロックボール当接傾斜面17の下端側に当接し、前記第1ロックボール解放凹状面14に位置した第1ロックボール11はプラグ2の先端で押されて第1ロックボール解放凹状面14内に移動してプラグ2の更なる挿入を可能とする(図21)。
【0037】
プラグ2の挿入を続けると次に筒状本体8の内周に一部が突出している第2ロックボール12がプラグ2の先端で遠心方向に押され、遠心方向に押された第2ロックボール12が第2ロックボール当接傾斜面17を押し、これにより操作リング13bがスプリング21の弾発力に抗して更に後退し、前記第2ロックボール12が第2ロックボール解放凹状面16に位置したとき、前記第2ロックボール12がプラグ2の先端で押されて第2ロックボール解放凹状面16内に移動してプラグ2の更なる挿入を可能とする(図22)。
【0038】
プラグ2の挿入を続け、プラグ2の外周に形成されているロックボール係合溝24が前記第1ロックボール11及び第2ロックボール12の下位に達すると、前記第1ロックボール11及び第2ロックボール12は前進方向に付勢されている操作リング13bの前記第1ロックボール当接傾斜面15と第2ロックボール当接傾斜面17により求心方向に押圧されて筒状本体8内に没入して前記ロックボール係合溝24に係合し、第2ロックボール12の押し上げにより後退した操作リング13bが押し上げを解かれスプリング21に付勢されて前進し、前記第2ロックボール押圧凸状面18で第2ロックボール12を求心方向に押さえ、ロックボール係合溝24から第2ロックボール12の脱出を阻止するものとなり、これにより、ソケット1とプラグ2が接続する(図3)。
【0039】
このように、上記のロック機構3によれば、スリーブ13を操作することなく、ソケット1にプラグ2を挿入するといった、いわゆるワンタッチ操作でソケット1とプラグ2の確実な接続状態が得られる。
【0040】
前記接続したソケット1とプラグ2を分離する場合は、スプリング21の付勢力に抗してスリーブ13を後退、即ちスリーブ本体13aを後退させることにより操作リング13bを後退させ、前記第1ロックボール11及び第2ロックボール12の上位に第1ロックボール解放凹状面14及び第2ロックボール解放凹状面16を位置させることにより、分離することができる。
【0041】
本例では前記のように、前記スリーブ13が、スリーブ本体13aと、操作リング13bの2部材により構成されており、ソッケト1とプラグ2の接続時にスリーブ本体13aの移動はないので、ソッケト1とプラグ2の接続の際、スリーブ本体13aの移動範囲を避けてソケット1を持たなければならないといった制約が無くなり、ソッケト1とプラグ2の接続作業を容易に行うことができるものとなる。
【0042】
次に、前記ソケット1とプラグ2のそれぞれの流体通路4,5に備えたバルブ機構6,7について説明する。本発明のバルブ機構6,7は、ソケット1とプラグ2の非接続時に前進位置にあり流体通路4,5を閉じ、接続時に後退して流体通路4,5を開く形式のものである。
【0043】
本例では、ソケット1とプラグ2のそれぞれの流体通路4,5に備えたバルブ機構6,7は、同一の構造となっているので、ソケット1の流体通路4に備えたバルブ機構6を説明し、プラグ2の流体通路5に備えたバルブ機構7の説明はソケット1のバルブ機構6の説明を援用し、その詳細な説明は省略する。
【0044】
前記バルブ機構6は、スライドバルブホルダー25と、スライドバルブホルダー25内に回転自在に支持されたボールバルブ26により構成されている。前記スライドバルブホルダー25はソケット1を構成する筒状本体8内に軸方向に移動自在に設けられており、該スライドバルブホルダー25は、スライドバルブホルダー25の後端と前記筒状本体8の内周段部27との間に介装したスプリング28により前進方向に付勢されている。前記筒状本体8の内周には、前記方向に付勢されたスライドバルブホルダー25に当接しその前進位置を規制するスライドバルブホルダー受座29が内側にリング状に突出して設けられている。本例では、前記スライドバルブホルダー受座29は前記筒状本体8と別体に構成されており、前記筒状本体8内に、先端部内周にスライドバルブホルダー受座29を形成した筒体30をプラグ2側から挿入して螺着した構成となっている。前記筒体30をプラグ2挿入側の反対側から挿着してもよい。
【0045】
前記スライドバルブホルダー受座29には、前記スライドバルブホルダー25との間をシールするシールリング31が装着されており、また前記筒状本体8と筒体30との間には両者間をシールするシールリング32が装着されている。
【0046】
前記スライドバルブホルダー25にあっては、その中程にバルブ収容室33が形成され、バルブ収容室33に前記ボールバルブ26が軸34により回転自在に支持されている。このボールバルブ26は、バルブ収容室33の軸方向に開口する開口部35,36より大径で、開口部35,36に連通可能な貫通孔37を有しており、前記ボールバルブ26の回転により、ボールバルブ26の貫通孔37とスライドバルブホルダー25のバルブ収容室33の開口部35,36とが一致することによりボールバルブ26が開となり、バルブ収容室33の先端側の開口部35がボールバルブ26の外周壁26aで塞がれることによりボールバルブ26が閉となるように構成されている。また、前記バルブ収容室33の先端側の開口部35には、前記ボールバルブ26の外周壁26aとの間をシールするシール弁座38が設けられている。
【0047】
更に、前記ボールバルブ26の前記外周壁26aの軸心対称側の外周壁26bには、所定の角度で軸心方向に近づくように傾斜する係合溝39が軸心と直交する方向に形成されている。また、前記バルブ収容室33の側壁の一部には切欠部40が形成され、該切欠部40を通して筒状本体8の軸心に直交する方向に操作桿41が渡され、その両端が筒状本体8に支持されており、この操作桿41は、前記ボールバルブ26の外周壁26bに形成された前記係合溝39に係合溝39内を移動可能に係合している。
【0048】
そして、前記スライドバルブホルダー25の前進・後退移動に伴うボールバルブ26の移動により、前記操作桿41により係合溝39の壁が押されてボールバルブ26が回転し、スライドバルブホルダー25が前進位置にあるときバルブ収容室33の先端側の開口部35がボールバルブ26の外周壁26aで塞がれボールバルブ26が閉となり(図1)、スライドバルブホルダー25が後退位置にあるときボールバルブ26の貫通孔37とスライドバルブホルダー25のバルブ収容室33の開口部35,36とが一致することによりボールバルブ26が開となるようになっている(図3)。
【0049】
前記ボールバルブ26の外周壁26bに所定の角度で軸心方向に近づくように傾斜する係合溝39は、前記スライドバルブホルダー25の前進・後退移動に伴うボールバルブ26の移動により、前記操作桿41で係合溝39の壁が押されて回転するボールバルブ26の回転を円滑に行えるようにするために、求心側に僅かに湾曲して形成されている。また、両端が筒状本体8に支持されている操作桿41は、筒状本体8内に円周方向に形成された係止溝42に求遠心方向へ一定の範囲で移動自在に支持されている(図12)。
【0050】
上記のように構成されたバルブ機構6から、ソッケト1とプラグ2の非接続時には、ソケット1を構成する筒状本体8内に設けられているスライドバルブホルダー25はスプリング28の付勢により前進位置にあり、スライドバルブホルダー25と一体になって前進位置にあるボールバルブ26は、前記スライドバルブホルダー25の前進移動に伴う前進移動により、前記操作桿41により係合溝39の壁が押されて回転し、スライドバルブホルダー25のバルブ収容室33の先端側の開口部35をその外周壁26aで塞ぎ、ボールバルブ26が閉となる(図1)。
【0051】
ソッケト1とプラグ2の接続時に押されて前記スライドバルブホルダー25が後退すると、該スライドバルブホルダー25の後退移動に伴い後退するボールバルブ26は、前記操作桿41により係合溝39の壁が押されて回転し、後退位置に達したとき、即ちソケット1とプラグ2の接続完了位置で、前記ボールバルブ26の貫通孔37とスライドバルブホルダー25のバルブ収容室33の開口部35,36とが一致し、ボールバルブ26が開となる(図3)。
【0052】
前記ボールバルブ26の回転にあっては、ボールバルブ26が軸34によりスライドバルブホルダー25に回転自在に支持されているので、ボールバルブ26の外周壁26aとバルブ収容室33の先端側の開口部35に設けられたシール弁座38の接圧状態がスライドバルブホルダー25を付勢するスプリング28や流体通路4にある流体圧の影響を受けず、常に一定の接圧状態を保つことができるので、回転時の摺動抵抗が必要以上に大きくならず、操作性に優れ、またシール弁座38の耐久性の向上が図れるものとなる。
【0053】
また、本例では両端が筒状本体8に支持されている操作桿41が、筒状本体8内に円周方向に形成された係止溝42に求遠心方向へ一定の範囲で移動自在に支持されているので、前記ボールバルブ26の外周壁26bに形成されている係合溝39に係合している前記操作桿41は、前記スライドバルブホルダー25の前進・後退移動に伴うボールバルブ26の移動によりボールバルブ26の係合溝39の壁が前記操作桿41で押されてボールバルブ26が回転する際、ボールバルブ26の係合溝39の傾斜に応じて筒状本体8の求遠心方向へ移動するので、ボールバルブ26の円滑な回転が得られる。
【0054】
本例では、ソケット1だけではなく、プラグ2の流体通路5にもバルブ機構7を備えている。このバルブ機構7は前述のとおり、ソケット1に備えたバルブ機構6と同じ構造となっており、43はスライドバルブホルダー、44はスライドバルブホルダー43の後端とプラグ2を構成する筒状本体23の内周段部45との間に弾発的に介装したスプリング、46は前記方向に付勢されたスライドバルブホルダー43に当接しその前進位置を規制するスライドバルブホルダー受座であり、スライドバルブホルダー受座46は前記筒状本体23と別体に構成されており、前記筒状本体23内に、先端部内周にスライドバルブホルダー受座46を形成した筒体47をソケット1側から挿入して螺着した構成となっている。前記筒体47はソケット1挿入側の反対側から挿着してもよい。
【0055】
48は前記スライドバルブホルダー受座46と前記スライドバルブホルダー43との間をシールするシールリング、49は前記筒状本体23と筒体47との間をシールするシールリング、50は前記スライドバルブホルダー43の中程に形成されたバルブ収容室51内に軸52により回転自在に支持されているボールバルブ、53はボールバルブ50に形成された貫通孔であり、前記ボールバルブ50の回転により、前記貫通孔53とスライドバルブホルダー43のバルブ収容室51の軸方向に開口する開口部54,55とが一致することによりボールバルブ50が開となり、バルブ収容室51の先端側の開口部54がボールバルブ50の外周壁50aで塞がれることによりボールバルブ50が閉となるように構成されている。56はボールバルブ50の外周壁50aとバルブ収容室51の先端側の開口部54の間をシールするシール弁座である。
【0056】
57は前記ボールバルブ50の外周壁50bに形成された係合溝、58は前記バルブ収容室51の側壁の一部に形成された切欠部、59は該切欠部58を通して筒状本体23の軸心に直交する方向に渡され、その両端が筒状本体23に支持された操作桿であり、前記係合溝57に係合溝57内を移動可能に係合している。
【0057】
前記係合溝57は求心側に僅かに湾曲して形成されている。また、両端が筒状本体23に支持されている操作桿59は、筒状本体23内に円周方向に形成された係止溝に求遠心方向へ一定の範囲で移動自在に支持されている。
【0058】
このように構成されたバルブ機構7は、前記ソケット1のバルブ機構6と同様に、前記スライドバルブホルダー43の前進・後退移動に伴うボールバルブ50の移動により、前記操作桿59により係合溝57の壁が押されてボールバルブ50が回転し、スライドバルブホルダー43が前進位置にあるときバルブ収容室51の先端側の開口部54がボールバルブ50の外周壁50aで塞がれボールバルブ50が閉となり(図1)、スライドバルブホルダー43が後退位置にあるときボールバルブ50の貫通孔53とスライドバルブホルダー43のバルブ収容室51の開口部54,55とが一致することによりボールバルブ50が開となるようになっている(図3)。
【0059】
かかるバルブ機構7を備えたプラグ2と前記バルブ機構6を備えたソケット1を接続したとき、スライドバルブホルダー25の先端とスライドバルブホルダー43の先端が当接して押し合い、互いに後退して接続完了時に、ボールバルブ26とボールバルブ50が開き、ソケット1の流体通路4とプラグ2の流体通路5とが連通する。
【0060】
なお、60はソケット1とプラグ2の間をシールするシールリングである。
【0061】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る管継手によれば、ソケットとプラグのワンタッチ接続ができるとともに確実な接続状態を得ることができ、且つソケット内に大きな流体通路を確保することができ、更には、バルブ機構の耐久性と操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管継手の実施の形態の一例を示した接続前の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の管継手の接続後の縦断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】ソケットを構成する筒状本体を示す正面図である。
【図6】図5のC−C線端面図である。
【図7】スリーブの一部省略右側面図である。
【図8】図7のD−D線断面図である。
【図9】(イ)はソケットを構成する筒状本体の先端部に形成されたロックボール嵌合孔を示す展開図、(ロ)はスリーブの内周面に設けた第1ロックボール解放凹状面、第1ロックボール当接傾斜面、第2ロックボール解放凹状面、第2ロックボール当接傾斜面、第2ロックボール押圧凸状面を(イ)の展開図で示すロックボール嵌合孔に対応するように示す展開図である。
【図10】図1のE−E線断面図である。
【図11】図3のF−F線断面図である。
【図12】バルブ機構を除いたソケットを構成する筒状本体を示す縦断面図である。
【図13】閉の状態のバルブ機構を示す平面図である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】図13の底面図である。
【図16】図13のG−G線断面図である。
【図17】開の状態のバルブ機構を示す平面図である。
【図18】図17の正面図である。
【図19】図17の底面図である。
【図20】図17のH−H線断面図である。
【図21】本例の管継手の接続過程を示す縦断面図である。
【図22】本例の管継手の接続過程を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ソケット
2 プラグ
3 ロック機構
4 流体通路
5 流体通路
6 バルブ機構
7 バルブ機構
8 ソケットを構成する筒状本体
8a ガイド溝
9 第1ロックボール嵌合孔
10 第2ロックボール嵌合孔
11 第1ロックボール
12 第2ロックボール
13 スリーブ
13a スリーブ本体
13b 操作リング
14 第1ロックボール解放凹状面
15 第1ロックボール当接傾斜面
16 第2ロックボール開放凹状面
17 第2ロックボール当接傾斜面
18 第2ロックボール押圧凸状面
19 段部
20 ストップリング
21 スプリング
21a 係止部
22 係合溝
23 プラグを構成する筒状本体
24 ロックボール係合溝
25 スライドバルブホルダー
26 ボールバルブ
26a 外周壁
26b 外周壁
27 段部
28 スプリング
29 スライドバルブホルダー受座
30 筒体
31 シールリング
32 シールリング
33 バルブ収容室
34 軸
35 開口部
36 開口部
37 貫通孔
38 シール弁座
39 係合溝
40 切欠部
41 操作桿
42 係止溝
43 スライドバルブホルダー
44 スプリング
45 段部
46 スライドバルブホルダー受座
47 筒体
48 シールリング
49 シールリング
50 ボールバルブ
50a 外周壁
50b 外周壁
51 バルブ収容室
52 軸
53 貫通孔
54 開口部
55 開口部
56 シール弁座
57 係合溝
58 切欠部
59 操作桿
60 シールリング

Claims (4)

  1. ロックボールを備えたソケットとロックボール係合溝を形成したプラグとからなり、ソケットの外周に嵌合したスリーブを操作してロックボールによりソケットとプラグとを着脱自在に接続する管継手であって、
    前記ソケットを構成する筒状本体の先端部適位置に、先端側から第1ロックボール、第2ロックボールの2列のロックボールが設けてあり、
    前記スリーブにあっては、内周面に先端側から、第1ロックボール解放凹状面、第1ロックボールの押し上げ可能な第1ロックボール当接傾斜面と、第2ロックボール解放凹状面、第2ロックボールの押し上げ可能な第2ロックボール当接傾斜面、第2ロックボール押圧凸状面が連接してあり、
    前記スリーブと前記ソケットを構成する筒状本体との間にスリーブを前進方向に付勢するスプリングが介装され、前記スリーブが前進位置にあるとき、前記第1ロックボールが第1ロックボール当接傾斜面の下端側に位置し、第2ロックボールが第2ロックボール押圧凸状面の下位に位置し、第1ロックボールの押し上げによりスリーブが後退し第1ロックボールが第1ロックボール解放凹状面に位置したとき前記第2ロックボールが第2ロックボール押圧凸状面から外れ第2ロックボール当接傾斜面の下端側に位置するように位置決めされており、
    また、プラグにあっては、その外周に前記第1及び第2ロックボールと係合する溝幅広のロックボール係合溝が形成されていることを特徴とする管継手。
  2. 前記スリーブにあっては、前記ソケットを構成する筒状本体の外周に軸方向に移動自在に嵌合し且つ前進位置を規制されたスリーブ本体と、該スリーブ本体内に軸方向に移動自在に嵌合し且つスリーブ本体の先端側内周面に形成された段部に当接して前進位置が規制され、更にソケットを構成する筒状本体との間に介装されたスプリングにより前進方向に付勢されており、その内周面には前記第1ロックボール解放凹状面、第1ロックボールの押し上げ可能な第1ロックボール当接傾斜面と、第2ロックボール解放凹状面、第2ロックボールの押し上げ可能な第2ロックボール当接傾斜面、第2ロックボール押圧凸状面が連接して設けられた操作リングとからなることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. ソケットとプラグの双方或いはいずれか一方の流体通路にバルブ機構を備えた管継手であって、
    ソケット及び/或いはプラグを構成する筒状本体内に、非接続時に前進位置にあり接続時に押されて後退する筒状のスライドバルブホルダーが軸方向に移動自在に且つ少なくとも前進位置で筒状本体との間がシールされるように設けられ、該スライドバルブホルダーの後部と前記筒状本体との間にスライドバルブホルダーを前進方向に付勢するスプリングが介装してあり、
    また、前記スライドバルブホルダーにあっては、その中程にバルブ収容室が形成され、該バルブ収容室内には貫通孔を有するボールバルブが収容され軸により回転自在に支持され、前記ボールバルブの回転により、ボールバルブの貫通孔とスライドバルブホルダーのバルブ収容室の開口部とが一致することによりボールバルブが開となり、バルブ収容室の先端側の開口部がボールバルブの外周壁で塞がれることによりボールバルブが閉となるようになっており、バルブ収容室の先端側の開口部には前記ボールバルブの外周壁との間をシールするシール弁座が設けられ、
    更に、前記バルブ収容室の側壁の一部には切欠部が形成され、該切欠部を通して筒状本体の軸心に直交する方向に操作桿が渡されその両端が筒状本体に支持され、また、前記ボールバルブには前記操作桿に係合する係合溝が形成されており、前記スライドバルブホルダーの前進・後退移動に伴うボールバルブの移動により、前記操作桿により係合溝壁が押されてボールバルブが回転し、スライドバルブホルダーが前進位置にあるときバルブ収容室の先端側の開口部がボールバルブの外周壁で塞がれボールバルブが閉となり、スライドバルブホルダーが後退位置にあるときボールバルブの貫通孔とスライドバルブホルダーのバルブ収容室の開口部とが一致することによりボールバルブが開となるようになっていることを特徴とする管継手。
  4. 前記操作桿は、前記筒状本体に求遠心方向へ一定の範囲で移動自在に支持されていることを特徴とする請求項3に記載の管継手。
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