JP2004175432A - 梱包材 - Google Patents

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Abstract

【課題】高信頼性の梱包材を構成する。
【解決手段】外部梱包材20に内包される内部梱包材11の側面内部にスペーサー13を設ける。梱包される回路装置14の肩部14Bに対応する箇所のスペーサー13に切り込み部15を設ける。切り込み部15よりも下方のスペーサー13Bが回路装置14の側面に当接して変形することにより、回路装置14をサポートする。切り込み部15よりも上方のスペーサー13Aには、回路装置14が当接しないので変形せず、回路装置14の肩部14Bを上方から押圧する。従って、外部衝撃により、梱包材10内部で回路装置が移動・回転するのを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は梱包材に関するものであり、例えば回路装置を梱包する梱包材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リード端子が導出する回路装置を梱包する梱包材は様々なものが提案されている(例えば特許文献1参照)。図5を参照して、従来の梱包材50について説明する。図5は、被梱包物として回路装置2を梱包する梱包材50を展開した状態を示す斜視図である。
【0003】
従来の梱包材50は、外部梱包材65と、内部梱包材60とから構成されていた。外部梱包材65は回路装置2の底部に当接して、全体を梱包する働きを有する。内部梱包材60は並列した複数個の回路装置2をカバーする働きを有する。
【0004】
内部梱包材60の側面には、スペーサー61が貼り付けられている。スペーサー61は回路装置2のケース材の肩部付近に当接して、輸送中の衝撃等により回路装置2が、梱包材50の内部で移動するのを防止する働きを有する。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−33191号公報(第4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような従来の梱包材50では、梱包材50は、内部梱包材60の内壁に設けられたスペーサー61が回路装置2の側面に当接することにより、回路装置2の固定を行っていた。しかしながら、スペーサー61による回路装置2の固定は不十分であった。従って、梱包材を輸送する段階に於いて、梱包材内部に於いて回路装置が移動して破損してしまう問題があった。このことから、破損した多数の回路装置2が顧客から返品されてしまう問題があった。
【0007】
本発明は、上記した問題を鑑みて成されたものである。本発明の主な目的は、内包される回路装置等の被梱包物の破損を防止することができる梱包材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1に、外部梱包材に内包される内部梱包材を備え、前記内部梱包材にリード端子を上方向にして回路装置が収納される梱包材に於いて、前記内部梱包材の両側面に設置したスペーサーに切り込み部を設け、前記回路装置の肩部が前記切り込み部よりも下方の前記スペーサーに当接することを特徴とする。
【0009】
本発明は、第2に、前記切り込み部よりも下方の前記スペーサーは、前記回路装置の側面の形状に沿って変形することを特徴とする。
【0010】
本発明は、第3に、前記切り込み部よりも上方の前記スペーサーは変形せず、前記回路装置の肩部を上方から押圧することを特徴とする。
【0011】
本発明は、第4に、前記内部梱包材の上底の高さは、前記リード端子を含めた前記回路装置よりも高く形成されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、本発明の梱包材10の全体的な構成を説明する。図1は、被梱包物として回路装置14を梱包する梱包材10の斜視図である。
【0013】
本発明の梱包材10は、外部梱包材20に内包される内部梱包材11を備え、内部梱包材11にリード端子14Cを上方向にして回路装置14が収納される梱包材10に於いて、内部梱包材11の両側面に設置したスペーサー13に切り込み部15を設け、回路装置14の肩部が切り込み部15よりも下方のスペーサー13に当接する構成となっている。このような構成要素を以下にて説明する。
【0014】
外部梱包材20は、その内部に内部梱包材10を収納させる役割を有し、1枚の段ボールを曲折させることにより形成されている。
【0015】
内部梱包材10は、外部梱包材20に内包され、被梱包物として回路装置14を梱包する働きを有する。また、内部梱包材10の上底の高さは、リード14Cも含めた回路装置14の高さよりも高く形成されており、内部梱包材10の上底部は、リード14Cから離間されている。また、回路装置14は多数個が厚み方向に重ねられて収納されている。
【0016】
図1(B)を参照して、内部梱包材11とその内部に収納される回路装置14との構成を説明する。
【0017】
スペーサー13は、内部梱包材11の側面部の内部に接着されており、梱包材の他の箇所と同様に段ボールから成る部材である。スペーサー13は、回路装置14の封止材の肩部14Bに対応する箇所に、切り込み部15が設けられている。この切り込み部15の深さは、スペーサー13を完全に分断する深さでも良いし、スペーサー13の厚み方向の途中まで切り込み部15を設けても良い。本発明では、切り込み部15よりも上方のスペーサー13を第1のスペーサー13Aとし、切り込み部よりも下方のスペーサー13を第2のスペーサー13Bとして以下の以下の説明を行う。
【0018】
第1のスペーサー13Aは、回路装置の肩部14Bよりも上方の内部梱包材11の側面内部に設けられている。従って、回路装置14が内部に収納されても、第1のスペーサー13Aは回路装置14に当接しないので変形しない。従って、第1のスペーサー13Aは、回路装14の肩部14Bを上方から押圧するので、梱包材10輸送時に外部衝撃が加わっても、回路装置14が内部で移動または回転してしまうのを防止することができる。
【0019】
第2のスペーサー13Bは、回路装置14の肩部14Bよりも下方の内部梱包材11の側面内部に設けられている。従って、回路装置14が内部に収納されると、第2のスペーサー13Bは回路装置14の側面部によって押圧され、回路装置14の側面の形状に沿って第2のスペーサー13Bは変形する。ここでは、回路装置14の側面形状は曲面になっているので、その曲面形状に沿って第2のスペーサー13Bは変形する。従って、変形した第2のスペーサー13Bにより、回路装置14の封止部14Aは横方向に押圧されおり、梱包材10輸送時に外部衝撃が加わっても、回路装置14が内部で移動または回転してしまうのを防止することができる。
【0020】
図2を参照して、外部梱包材20を構成するダンボールの展開図を説明する。外部梱包材20は、同図に示すような形状を有する段ボールを曲折させることにより形成される。第1の底面21となる領域の横方向の幅は、梱包される回路装置14よりも大きく形成されている。更に、第1の底面21の四方には、外部梱包材20の側面および上面となる、外部側面22および蓋部23が連続している。第1の底面21の短辺に連続する外部側面22には、外部梱包材20の内部に挿入されるフラップ24が設けられている。
【0021】
図3を参照して、内部梱包材10の展開図を説明する。点線が折り曲げ線であり、この点線の間隔は、梱包される回路装置14の幅と同一程度に形成されている。また、折り曲げられて側面部となる箇所には、スペーサー13が接着されている。そして、回路装置14の肩部に対応する箇所のスペーサー13には、切り込み部15が形成されている。
【0022】
図4を参照して、本発明の梱包材10を用いた落下試験を説明する。図4(A)を参照して、落下試験の概要を説明する。本実験は、同図に示すように、図1に示す梱包材10を大型の梱包材に収納したものを使用して行った。ここでは、16個の梱包材10が2段に配列されて大型の段ボール箱に収納されている。落下試験の条件としては、梱包材10が収納された箱の、上面、下面および側面の6面各々を下方向にして、70cm上方から地面に落下させて落下試験を行った。そして、落下試験を行った後に、各梱包材10に於いて、リードの変形が生じた回路装置10の個数を計測した。尚、図5に示す従来型の梱包材10についても同様の条件で落下試験を行った。
【0023】
図4(B)を参照して、上記した条件で行った落下試験の結果を説明する。図5に示す従来の梱包材50を用いた落下試験では、合計で21個の回路装置のリード端子に折れ曲がり等の変形が生じた。特に、下段の▲1▼に関しては、梱包材に収納された25個の回路装置の内、16個の回路装置のリードに変形が生じた。また、他の梱包材でもリードの折れ曲がりが生じている。これは、従来型の梱包材50では、スペーサー61による回路装置の固定が充分ではなく、落下試験の衝撃により、回路装置が回転してしまうのが原因である。それに対して、本発明の梱包材10を用いた落下試験の結果では、リードの14Cの折れ曲がりは発生しなかった。
【0024】
【発明の効果】
本発明では、内部梱包材11の側面にスペーサー13を設け、スペーサー13に切り込み部15を設けることにより、梱包される回路装置14をスペーサー13で強固に固定することができる。従って、輸送時の外部衝撃により、梱包材10内部で、回路装置14が回転してリード14Cが折れ曲がってしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の梱包材の梱包状態を示す斜視図(A)、断面図(B)である。
【図2】本発明の外部梱包材の展開図である。
【図3】本発明の内部梱包材の展開図である。
【図4】本発明の梱包材を用いた落下試験の概要図(A)、結果を示す図(B)である。
【図5】従来の梱包材の梱包状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 梱包材
11 内部梱包材
13 スペーサー
13A 第1のスペーサー
13B 第2のスペーサー
14 回路装置

Claims (4)

  1. 外部梱包材に内包される内部梱包材を備え、前記内部梱包材にリード端子を上方向にして回路装置が収納される梱包材に於いて、
    前記内部梱包材の両側面に設置したスペーサーに切り込み部を設け、前記回路装置の肩部が前記切り込み部よりも下方の前記スペーサーに当接することを特徴とする梱包材。
  2. 前記切り込み部よりも下方の前記スペーサーは、前記回路装置の側面の形状に沿って変形することを特徴とする請求項1記載の梱包材。
  3. 前記切り込み部よりも上方の前記スペーサーは変形せず、前記回路装置の肩部を上方から押圧することを特徴とする請求項1記載の梱包材。
  4. 前記内部梱包材の上底の高さは、前記リード端子を含めた前記回路装置よりも高く形成されることを特徴とする請求項1記載の梱包材。
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