JP2004174449A - ジョークラッシャ - Google Patents

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    • B02C1/00Crushing or disintegrating by reciprocating members
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    • B02C21/00Disintegrating plant with or without drying of the material
    • B02C21/02Transportable disintegrating plant
    • B02C21/026Transportable disintegrating plant self-propelled

Abstract

【課題】反力受機構の支持構造のねじれ量を微小にするジョークラッシャを提供すること。
【解決手段】反力受リンク機構60のトグルリンク64およびベアロックシリンダのシリンダ本体を側方フレーム31の近傍に配置し、固定リンクピン63およびシリンダ本体の支持軸の一端を側方フレーム31で支持し、他端をクロスメンバから突出した取付プレート331で支持した。従って、固定リンクピン63およびベアロックシリンダの支持軸が受ける反力のほとんどを側方フレーム31が受けるので、反力受リンク機構60のねじれ量を微小にでき、スイングジョー36の揺動時のストロークを設定通りにできる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対のジョーを近接離間させて原材料を破砕するジョークラッシャに関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、固定ジョーに対してスイングジョーを近接離間させることで原材料を破砕するジョークラッシャが知られている(例えば特許文献1)。
このジョークラッシャでは、スイングジョーからの反力を受ける反力受機構が設けられている。反力受機構は、スイングジョーに一端が当接されたトグルプレートと、トグルプレートの他端が当接されたリンク状のトグルブロックと、このトグルブロックを回動可能に支持する支持軸と、トグルブロックに連結された油圧シリンダとを備えている。トグルブロックの支持軸は、クロスメンバから突出して設けられた支持部材に軸支されている。また、油圧シリンダは、対向する側方フレーム間のクロスメンバに設けられた取付部材に取り付けられている。
このような反力受機構では、油圧シリンダを駆動すると、トグルブロックが支持軸を中心に回動し、トグルプレートを介してスイングジョーが固定ジョーに対して移動する。これにより、固定ジョーとスイングジョーとの下端間の出口隙間を調整して、破砕物の粒度を調整できる。
【0003】
【特許文献1】
特公平5−45300号公報 (第1−3頁、第1図および第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、コンクリート廃材等のリサイクルを拡大する為には、破砕物の粒度を要求粒度に均一化し、リサイクル品の使用範囲を広げる必要がある、特に砕石用に使用される大型のジョークラッシャは製品強度保証が重要である建築用コンクリート骨材等に使用するため要求粒度に均一化する必要がある。
しかしながら、このようなジョークラッシャでは、支持軸がクロスメンバの支持部材で支持されている上、油圧シリンダもクロスメンバの取付部材に取り付けられているため、固定ジョーに対してスイングジョーが揺動して原材料を破砕する際には、その破砕時に発生する大きな繰り返し反力は反力受機構を介してクロスメンバに作用する。この際、クロスメンバは側方フレーム間にまたがっているので、破砕時の負荷に対して許容限度内の強度であってもある程度のねじれ量が生じ、このねじれ量分だけ固定ジョーとスイングジョーとの出口隙間が大きくなってしまう。このため、破砕物が要求粒度より大きくなり、粒度のばらつきが大きくなるという問題がある。
また、クロスメンバのねじれ量によってスイングジョーのストロークの一部が吸収されてストロークが小さくなってしまい、破砕物の生産量が減少するという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、反力受機構の支持構造のねじれ量を微小にするジョークラッシャを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用効果】
本発明の請求項1に記載のジョークラッシャは、フレームに固定される固定ジョーと、この固定ジョーに対向して設けられて揺動するスイングジョーと、このスイングジョーを支持する偏心軸と、フレームを構成するとともに、偏心軸を支持する一対の側方フレームと、スイングジョーからの反力を受ける反力受機構とを備え、この反力受機構は、スイングジョーに一端が接続される第一トグル部材と、この第一トグル部材の他端が接続される第二トグル部材と、この第二トグル部材を回動可能に支持するトグル部材軸とを備え、このトグル部材軸の端部が側方フレームに支持されていることを特徴とする。
【0007】
この構成のジョークラッシャでは、第二トグル部材の回動中心軸であるトグル部材軸の端部を側方フレームに支持させるので、トグル部材軸が受ける反力の多くが元々存在する側方フレームで受けられるようになり、クロスメンバ等が受ける荷重が小さくなる。従って、このクロスメンバ等のねじれ量が微小となり、スイングジョーのストロークが設定どおりとなるので、原材料が均一の要求粒度で破砕される。また、スイングジョーのストロークが設定通りとなるので、破砕物の生産量の減少が抑制される。
さらに、ジョークラッシャとして必須の側方フレームを利用しているので、複雑な構造の補強を施す必要がなく、簡単な支持構造でねじれ量が抑制され、十分な強度が確保されるようになる。
【0008】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のジョークラッシャにおいて、側方フレームは、反力受機構の位置に対応して設けられる水平方向リブと、この水平方向リブから偏心軸方向に向かって設けられる偏心軸方向リブとを備え、トグル部材軸は、水平方向リブおよび偏心軸方向リブの交差部分近傍に配置されていることを特徴とする。
この構成のジョークラッシャでは、側方フレームに水平方向リブおよび偏心軸方向リブを設け、トグル部材軸をこれら水平方向リブおよび偏心軸方向リブの交差部分近傍に配置するので、トグル部材軸周囲の側方フレームがより高剛性となり、トグル部材軸にかかる反力がより確実に支持される。
また、側方フレームに水平方向リブと偏心軸方向リブが形成されているので、側方フレームのたわみが少なくなり、スイングジョーのストローク減少がより一層低減され、原材料が確実に要求粒度に破砕される。
【0009】
本発明の請求項3に記載のジョークラッシャは、フレームに固定される固定ジョーと、この固定ジョーに対向して設けられて揺動するスイングジョーと、このスイングジョーを支持する偏心軸と、フレームを構成するとともに、偏心軸を支持する一対の側方フレームと、スイングジョーからの反力を受ける反力受機構とを備え、この反力受機構は、スイングジョーに一端が接続される第一トグル部材と、この第一トグル部材の他端が接続される第二トグル部材と、この第二トグル部材を回動させるロッドおよびシリンダで構成される油圧シリンダとを備え、シリンダを支持する軸の少なくとも一端は、側方フレームに回動可能に支持されていることを特徴とする。
【0010】
この構成のジョークラッシャでは、シリンダを支持する軸の少なくとも一端を側方フレームに支持させるので、この軸が受ける反力の多くが元々存在する側方フレームで受けられるようになり、クロスメンバ等が受ける荷重が小さくなる。従って、このクロスメンバ等のねじれ量が微小となり、スイングジョーのストロークが設定どおりとなるので、原材料が均一の要求粒度で破砕される。また、スイングジョーのストロークが設定通りとなるので、破砕物の生産量の減少が抑制される。
さらに、ジョークラッシャとして必須の側方フレームを利用しているので、複雑な構造の補強を施す必要がなく、簡単な支持構造でねじれ量が抑制され、十分な強度が確保されるようになる。
【0011】
請求項4に記載の本発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のジョークラッシャにおいて、第二トグル部材および/またはシリンダは、側方フレームに近接した位置で回動可能に支持されていることを特徴とする。
この構成のジョークラッシャでは、第二トグル部材および/またはシリンダを側方フレームに近接した位置で支持させるため、第二トグル部材の回動中心軸および/またはシリンダの支持軸において、第二トグル部材および/またはシリンダおよびから側方フレームまでの距離が短くなる。従って、これらの軸が受ける反力を側方フレームが良好に支持し、軸のねじれ量を最小限に抑制するので、これによってもスイングジョーのストローク減少が微小となり、原材料が要求粒度に破砕される。
【0012】
本発明の請求項5に記載のジョークラッシャは、フレームに固定される固定ジョーと、この固定ジョーに対向して設けられて揺動するスイングジョーと、スイングジョーを支持する偏心軸と、フレームを構成するとともに、偏心軸を支持する一対の側方フレームと、スイングジョーに一端が当接されるトグルプレート、このトグルプレートの他端が当接されるトグルリンク、およびこのトグルリンクを回動させる油圧シリンダを備えた反力受機構と、スイングジョーをトグルプレート側に付勢するトグルプレート保持機構とを備え、トグルリンクおよび油圧シリンダは、それぞれ一対設けられ、一方のトグルリンクおよび油圧シリンダは、一方の側方フレームに近接した位置に支持され、他方のトグルリンクおよび油圧シリンダは、他方の側方フレームに近接した位置に支持され、トグルプレート保持機構は、一対の側方フレーム間の略中央に配置されていることを特徴とする。
【0013】
この構成のジョークラッシャでは、一対のトグルリンクおよび油圧シリンダをそれぞれ側方フレームに近接した位置で支持させるため、トグルリンクの回動中心軸および油圧シリンダの支持軸において、これらのトグルリンクおよび油圧シリンダから側方フレームまでの距離が短くなる。従って、これらの軸が受ける反力を側方フレームが良好に支持し、軸のねじれ量を最小限に抑制するので、これによってスイングジョーのストローク減少が微小となり、原材料が要求粒度に破砕される。
さらにこの時、一対のトグルリンクおよび油圧シリンダを側方フレームに近接した位置に配置するので、トグルプレート保持機構を略中央に配置することによってスペース効率が良好となり、ジョークラッシャが大型化することなくそれぞれの構成部品が良好に配置される。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔全体構成の概略説明〕
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本実施形態に係る自走式破砕機1を示す正面図、背面図、右側面図、左側面図、および平面図である。なお、本実施形態では説明の便宜上、図3中の右側を前方側、左側を後方側とする。
【0015】
自走式破砕機1は、ビルの解体現場等に配置されてコンクリート塊やアスファルト塊の破砕に供される場合もあるが、本実施形態では専ら、鉱山や砕石場に配置され、大きな岩石や自然石を所定粒径に粗破砕するために用いられる。このため、全長、全幅、全高の各寸法が大きく、大型の自走式破砕機に属する。
【0016】
このような自走式破砕機1は、一対の下部走行体11を備えた本体部ユニット10と、本体部ユニット10上の後方側に搭載されて原材料が供給される供給部ユニット20と、供給部ユニット20の前方側に搭載されたジョークラッシャ30と、ジョークラッシャ30のさらに前方側に搭載されたパワーユニット40と、本体部ユニット10の下方で一対のクローラ18間から前方斜め上方に向かって延出した排出コンベア50とで構成されている。
【0017】
本体部ユニット10は、前後方向に連続して設けられた左右の側方フレーム12を、複数の連結フレーム13(図2)で連結したメインフレーム(トラックフレーム)14を備え、各側方フレーム12の下部側に前記下部走行体11が取り付けられている。下部走行体11は、前部の油圧モータ15で駆動されるスプロケット16および後部のアイドラー17にクローラ18を巻回させた構成である。
【0018】
供給部ユニット20は、後方に迫り出した左右の側方フレーム21を、開口部22Aを有する略四角形の連結フレーム22で連結した後部フレーム23を備えている。後部フレーム23の上部には、複数のコイルスプリングを介してグリズリフィーダ24が載置され、このグリズリフィーダ24が振動装置25で駆動される。グリズリフィーダ24の上部には、その周囲の三方を囲うようにホッパ26が設けられ、上方に向かって拡開したこのホッパ26内に原材料が投入される。また、グリズリフィーダ24の下部には、グリズリで選別されて落下する原材料を下方の排出コンベア50に導く排出シュート27が設けられている。なお、本実施形態のホッパ26では、左右のウィング部28は本体部分に対して折り畳み可能に設けられ、支持バー29の上端を外すことで下方に折り畳まれる。これにより、供給部ユニット20の全高が低くなり、トレーラでの輸送制限をクリアできるようになっている。
【0019】
ジョークラッシャ30は、図6に示すように、左右の側方フレーム31を、複数のリブで補強された背壁プレート32およびクロスメンバ33で連結したクラッシャフレーム(フレーム)34を備え、背壁プレート32の内側には固定ジョー35が取り付けられ、固定ジョー35の前方側には歯面が略鉛直に迫り立ったスイングジョー36が配置されている。スイングジョー36は、その上部側が側方フレーム31間に回転可能に架設されたメインシャフト(偏心軸)37の偏心部に吊設されているとともに、下部側が破砕時の反力を受ける反力受リンク機構(反力受機構)60で支持されており、また、テンションリンク機構(トグルプレート保持機構)70により常時反力受リンク機構60側に付勢されている。
【0020】
ここで、反力受リンク機構60は、一端がスイングジョー36の背面部分に係止されたトグルプレート(第一トグル部材)61と、トグルプレート61の他端側を支持しかつ固定リンクピン(トグル部材軸)63を中心に回動するトグルリンク(第二トグル部材)64と、下端がトグルリンク64に軸支されたベアロックシリンダ(油圧シリンダ)65とで概ね構成され、このベアロックシリンダ65がクロスメンバ33側に回動自在に軸支(トラニオン構造)されている。そして、このベアロックシリンダ65のロッド66を進退させることで、各ジョー35,36の下端間の出口隙間Wを調節できるようになっている。つまり、反力受リンク機構60は、ベアロックシリンダ65の駆動によってトグルリンク64およびトグルプレート61を介してスイングジョー36を固定ジョー35に近接離間させる出口隙間調整用リンク機構62となっている。
【0021】
また、テンションリンク機構70は、反力受リンク機構60の略中央に配置されており、一端がスイングジョー36側に軸支されたテンションリンク71と、前記固定リンクピン63に回動自在に軸支されたテンションレバー72と、一端がテンションレバー72に軸支されたテンションロッド73と、このテンションロッド73を所定方向に付勢するテンションスプリング74とで概ね構成され、これらテンションロッド73およびテンションスプリング74が前述のトグルリンク64に取り付けられている。
【0022】
このようなジョークラッシャ30では、メインシャフト37の一端に設けられたプーリ38をVベルトを介して油圧モータ39で駆動すると、メインシャフト37の回転によりスイングジョー36が揺動リンクとして機能し、固定ジョー35との間で原材料を破砕する。この際、本実施形態のジョークラッシャ30は、スイングジョー36が固定ジョー35の歯面に対して上方から下方に削ぎ取るようにスイングするよう、反力受リンク機構60がアップスラストタイプになっている。
【0023】
パワーユニット40は、左右の側方フレーム41を複数の連結フレーム(不図示)で連結したベースフレーム42を備えている。ベースフレーム42上には、適宜な載置用のブラケットやクロスメンバを介してエンジン、油圧ポンプ、燃料タンク43、および作動油タンク44等が載置されている。また、油圧ポンプからの油圧を下部走行体11の油圧モータや、グリズリフィーダ24の振動装置25、ジョークラッシャ30の油圧モータ39、および排出コンベア50駆動用の油圧モータ等に分配するコントロールバルブが、当該ベースフレーム42で囲まれた収容空間内に収容されている。
【0024】
排出コンベア50は、後部が排出シュート27下端の排出口よりも後方に位置し、ここから排出される未破砕の原材料と、ジョークラッシャ30の出口から落下した破砕物とを前方に排出し、高所から落下させて堆積等させる。なお、原材料として鉄筋や金属片等の異物が含まれる場合には、排出コンベア50の前部側に磁選機を取り付け、この異物を取り除くことも可能である。また、排出コンベア50からの破砕物を地上に堆積させるのではなく、二次コンベアや三次コンベア等を用いて遠隔地まで搬送することもある。
【0025】
〔ジョークラッシャの詳細説明〕
以下に、ジョークラッシャ30の詳細について説明する。
図6において、ジョークラッシャ30は、前述のように背壁プレート32に固定された固定ジョー35と、この固定ジョー35に対向して設けられたスイングジョー36とを備えている。スイングジョー36の背面には、スイングジョー36の反力を受ける反力受リンク機構60と、スイングジョー36を反力受リンク機構60側に所定の付勢力で付勢するテンションリンク機構70とを備えている。
【0026】
反力受リンク機構60は、前述のようにトグルプレート61と、トグルリンク64と、ベアロックシリンダ65とを備えたリンク機構となっている。
トグルプレート61は、図7および図8に示されるように、スイングジョー36背面のほぼ全幅にわたって当接される板状部材で、反力受リンク機構60がアップスラストタイプとなるように、スイングジョー36に対して斜め下方から上方に向けて当接されている。このトグルプレート61の一端は、スイングジョー36背面に設けられた当接部361に当接されている。また、トグルプレート61の他端は、トグルリンク64に設けられた当接部641に当接されている。これにより、トグルプレート61は、スイングジョー36およびトグルリンク64間に挟持されている。ここで、当接部361,641には、半径R(図7中の矢印)の断面略円弧凹状の凹状部362,642が形成されており、トグルプレート61は、凹状部362,642の円弧中心をそれぞれの揺動中心Sとして揺動可能となっている。また、トグルプレート61の幅方向中央には、トグルリンク64に近い側に切欠部611が形成されている。
【0027】
トグルリンク64は、側方フレーム31の内側近傍に一対設けられ、これらのトグルリンク64の間に一体的に架設された連結部643によって連結されている。この連結部643には、テンションスプリング74が取り付けられる取付部644が一体的に形成されている。これらのトグルリンク64は、それぞれ固定リンクピン63に軸支されており、この固定リンクピン63は、側方フレーム31の内側で同一軸上に二つ設けられ、それぞれの離間した一端が側方フレーム31に、また近接した他端がクロスメンバ33から下方に突出した取付プレート331に固定されている。
トグルリンク64には、前述の当接部641がそれぞれ取り付けられており、切欠部611両側のトグルプレート61端部がそれぞれ当接されている。
【0028】
ベアロックシリンダ65は、二つのトグルリンク64の前方側にそれぞれ設けられ、図6に示されるように、前述のロッド66と、このロッド66を進退させるためのシリンダ本体67とを備えている。このベアロックシリンダ65は、ロッド66がシリンダ本体67の下方側になるように立設され、ロッド66の下端がトグルリンク64の前方側の端部に軸支されている。また、シリンダ本体67において、ロッド66が進退する側の端部近傍、つまり下端側(ヘッド側)は、トラニオン構造の支持部68によって回動可能に支持されている。この支持部68は、図9に示されるように、シリンダ本体67両側から突出して一体的に形成された支持軸681と、この支持軸681を回動可能に支持する軸受部682とを備えており、支持軸681の一端が側方フレーム31に、他端がクロスメンバ33から突出して設けられた取付プレート332に軸支されることで、ベアロックシリンダ65は側方フレーム31に近接した位置に配置されている。
このようなベアロックシリンダ65では、ロッド66あるいはロッド66端部のピストンがシリンダ本体67との間で締まり嵌めとなっており、通常両者がロックされている。ロッド66の油穴を通してこの締まり嵌めの部分に油圧を導入すると、シリンダ本体67の周壁が外側に膨出し、これにより両者の抵抗が低減してロックが解除され、ロッド66をシリンダ本体67に対して進退可能となる。従って、ロッド66をシリンダ本体67内部の任意の位置でロックできるようになっている。
【0029】
ここで、側方フレーム31の外側には、図10に示されるように、補強のために略水平な水平方向リブ311と、メインシャフト37に向かって設けられる複数(本実施形態では三本)の偏心軸方向リブ312とが形成されている。
水平方向リブ311は、側方フレーム31の前後方向の略全長にわたって略水平に設けられ、反力受リンク機構60の固定リンクピン63よりも下方側に形成されている。この水平方向リブ311は、本体部ユニット10側への取付リブを兼ねており、ジョークラッシャ30は、水平方向リブ311をボルト止めすることにより、本体部ユニット10へ固定されている。
偏心軸方向リブ312のうち、偏心軸方向リブ312Aは、側方フレーム31の上部側に、その後方側からメインシャフト37に向かって形成されている。偏心軸方向リブ312Bは、水平方向リブ311の後方側からメインシャフト37に向かって形成されている。そして、偏心軸方向リブ312Cは、水平方向リブ311の前方側からメインシャフト37に向かって形成されている。
この時、反力受リンク機構60の固定リンクピン63は、水平方向リブ311および偏心軸方向リブ312Cが交差する位置の近傍で、かつこれらの水平方向リブ311および偏心軸方向リブ312B,Cで囲まれた領域Aの内側に位置しており、側方フレーム31が破砕時の反力に確実に対抗できるように補強されている。
【0030】
このような反力受リンク機構60によれば、原材料の破砕時に生じる反力は、トグルプレート61を介してトグルリンク64の固定リンクピン63と、ベアロックシリンダ65の支持部68で受けることとなる。また、前述したように、ベアロックシリンダ65のピストンおよびシリンダ本体67間に油圧を導入してロックを解除し、この状態でロッド66を進退させれば、トグルリンク64およびトグルプレート61を介してスイングジョー36が移動して固定ジョー35に対して近接離間する。つまり、この反力受リンク機構60は、出口隙間調整用リンク機構62としての役割も果たしている。
【0031】
テンションリンク機構70は、図7および図8に示されるように、二つのトグルリンク64の間で、スイングジョー36の幅方向略中央に設けられている。このテンションリンク機構70は、前述のように、テンションリンク71と、テンションレバー72と、テンションロッド73と、テンションスプリング74とを備えたリンク機構となっている。
【0032】
テンションリンク71は、略L字形であって、一端がスイングジョー36に設けられた取付部363の回動中心軸711に軸支され、他端がテンションレバー72の回動中心軸712に軸支され、これらの回動中心軸711,712の略中心を揺動中心として揺動可能である。またテンションリンク71端部のテンションレバー72に近い側は、トグルプレート61の切欠部611内側に配置され、トグルプレート61と干渉しないようになっている。
ここで、回動中心軸711,712は、トグルプレート61の揺動中心S近傍に設けられており、テンションリンク71がトグルプレート61の揺動動作に近似した揺動動作を行う。
【0033】
テンションレバー72は、固定リンクピン63に回動自在に支持される軸部721と、この軸部721を中心に回動するレバー部722とを備えている。軸部721は円筒形に形成されており、その両端は、固定リンクピン63が互いに近接する側の端部間に支持されている。また、レバー部722は、軸部721の下方側に垂直に一対設けられており、レバー部722下端側の後方側には前述のテンションリンク71が、前方側にはテンションロッド73の端部が取り付けられている。
【0034】
テンションロッド73は、トグルリンク64の取付部644を貫通して、テンションレバー72の取付部分から前方斜め上方に向かって配置されている。テンションロッド73は、テンションスプリング74に挿通されており、このテンションスプリング74は、先端がテンションロッド73に螺合された当接部731に当接され、基端が取付部644に固定された当接部732に当接されることで、テンションロッド73をトグルリンク64に対して所定の付勢力(引っ張り力)で付勢している。つまり、テンションスプリング74は、テンションロッド73、テンションレバー72、およびテンションリンク71を介してスイングジョー36をトグルリンク64側に付勢している。この付勢力により、トグルプレート61はスイングジョー36およびトグルリンク64の間で確実に保持される。
【0035】
〔ジョークラッシャの動作〕
以下に、ジョークラッシャ30の動作について説明する。
まず、油圧モータ39の駆動によってプーリ38をVベルトを介して回転させて、メインシャフト37を回転させると、メインシャフト37の偏心部分に軸支されたスイングジョー36が揺動する。この時、スイングジョー36下部側は、アップスラストタイプの反力受リンク機構60によって支持されているので、トグルプレート61がトグルリンク64側の揺動中心Sを中心として揺動することにより、スイングジョー36が固定ジョーに対して近接離間するように揺動する。この揺動運動により、スイングジョー36および固定ジョー35は、これらの間に投入された原材料を破砕して、破砕物を下端間の出口隙間Wから排出コンベア50に排出する。
【0036】
そして、スイングジョー36が原材料を破砕する際に受ける反力は、トグルプレート61を介してトグルリンク64の固定リンクピン63と、ベアロックシリンダ65の支持部68で受ける。また、スイングジョー36が受ける反力が過大である場合には、ベアロックシリンダ65の締まり嵌めの部分が摺動することにより、トグルリンク64やベアロックシリンダ65の損傷を防止する。
【0037】
一方、破砕された破砕物の粒度を変更する際には、出口隙間調整用リンク機構62を操作する。ベアロックシリンダ65のピストンおよびシリンダ本体67間に油圧を導入してシリンダ本体67をわずかに膨張させて両者の抵抗を低減し、締まり嵌めによるロックを解除する。この状態で、シリンダ本体67のヘッド側またはボトム側に油圧を導入してロッド66を進退させると、これに伴ってトグルリンク64が固定リンクピン63を中心に回動する。するとトグルプレート61が移動して、スイングジョー36が固定ジョー35に対して近接離間するので、これによりスイングジョー36および固定ジョー35の下端間の出口隙間Wを調整して、破砕物の粒度を変更する。
【0038】
なおこの際、テンションリンク機構70においては、スイングジョー36の近接離間に伴って、テンションリンク71も移動してテンションレバー72が回動する。この時、テンションリンク71の各揺動中心はトグルプレート61の各揺動中心Sの近傍にあり、また、テンションレバー72およびトグルリンク64の回動中心が共通の固定リンクピン63となっているので、テンションリンク71の移動軌跡は、トグルプレート61の移動軌跡に近似する。従って、テンションレバー72はトグルリンク64の回動角度とほぼ同じ角度回動し、この結果、テンションレバー72に取り付けられたテンションロッド73の当接部731と、トグルリンク64の取付部644に固定された当接部732との相対位置がほとんど変化せず、出口隙間Wを変化させてもテンションスプリング74の付勢力はほぼ一定となる。
【0039】
従って、本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1) 固定リンクピン63の一端が側方フレーム31に支持され、他端がクロスメンバ33の取付プレート331に支持されているので、トグルリンク64が受ける反力の約半分を側方フレーム31で受け、約半分をクロスメンバ33で受けられるようになり、クロスメンバ33が受ける反力を小さくすることができる。従って、破砕時の反力によるクロスメンバ33のねじれ量を微小にでき、スイングジョー36のストロークを設定どおりに揺動できるので、原材料を均一の要求粒度で破砕できる。また、スイングジョー36のストロークが設定通りとなることにより、破砕物の生産量の減少を抑制できる。
さらに、ジョークラッシャ30として必須の側方フレーム31を利用しているので、複雑な構造の補強を施す必要がなく、簡単な支持構造でねじれ量を抑制でき、十分な強度を確保できる。
【0040】
(2) シリンダ本体67の支持軸681の一端が側方フレーム31に支持され、他端がクロスメンバ33の取付プレート332に支持されているので、固定リンクピン63の場合と同様に、ベアロックシリンダ65が受ける反力の約半分を側方フレーム31で受け、約半分をクロスメンバ33で受けられるようになり、クロスメンバ33が受ける反力を小さくすることができる。従って、破砕時に支持軸681が受ける繰り返し反力によるクロスメンバ33のねじれ量を微小にでき、スイングジョー36のストロークを吸収してしまうことなく揺動できるので、原材料を均一の要求粒度で破砕できる。また、スイングジョー36を設定通りのストロークで揺動できるので、破砕物の生産量の減少を抑制できる。
さらに、支持軸681の支持構造として元々存在する側方フレーム31を利用しているので、複雑な構造の補強を施す必要がなく、簡単な支持構造でねじれ量を抑制でき、十分な強度を確保できる。
【0041】
(3) 固定リンクピン63が水平方向リブ311および偏心軸方向リブ312(312C)の交差部分近傍で領域Aの内側に配置されているので、固定リンクピン63が補強されてより高剛性となった側方フレーム31に支持されることとなり、固定リンクピン63が受ける反力をより確実に支持できる。
また、側方フレーム31に水平方向リブ311と偏心軸方向リブ312が形成されているので、側方フレーム31が補強されて破砕時のたわみが少なくなり、スイングジョー36のストローク減少をより一層低減でき、原材料を確実に要求粒度に破砕できる。
【0042】
(4) シリンダ本体67およびトグルリンク64が側方フレーム31に近接した位置に配置されているので、回動軸681および固定リンクピン63を短くすることができる。従って、これらの回動軸681および固定リンクピン63が受ける反力を側方フレーム31が良好に支持し、回動軸681および固定リンクピン63のねじれ量を最小限に抑制できるので、これによってもスイングジョー36のストローク減少を微小にでき、原材料を要求粒度に破砕できる。
【0043】
(5) シリンダ本体67が、ロッド66が進退する側、つまりヘッド側近傍において支持されているので、クロスメンバ33からの距離を短くでき、よって取付プレート332を短く形成することができる。従って、取付プレート332にかかる負荷をクロスメンバ33で良好に支持することができ、簡単な支持構造で十分な強度を確保できる。
【0044】
(6) 反力受リンク機構60のトグルリンク64およびベアロックシリンダ65が一対設けられ、これらがそれぞれ両側の側方フレーム31に近接した位置にそれぞれ配置され、これら一対のトグルリンク64およびベアロックシリンダ65の間の略中央にテンションリンク機構70が配置されているので、側方フレーム31間のスペースを有効に利用することができる。従って、スペース効率を向上させることができ、ジョークラッシャ30を大型化することなくそれぞれの構成部品を良好に配置できる。
【0045】
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前述の実施形態での反力受リンク機構60は、トグルプレート61がスイングジョー36に対して斜め下方から上方に向かって当接されるアップスラストタイプであったが、これに限らずダウンスラストタイプであってもよい。つまり、トグルプレート61は、スイングジョー36に対して斜め上方から下方に向かって当接され、スイングジョー36が固定ジョー35に対して近接する際に下方から上方に揺動するように構成されていてもよい。
【0046】
また、前述の実施形態の反力受リンク機構60は、トグルプレート61を含んで構成されていたが、これに限らず一端がスイングジョー36に、他端がトグルリンク64に連結されたリンク機構を用いたものでもよい。この場合には、図11に示されるように、反力受リンク機構60は、一端がスイングジョー36に連結される第一トグル部材61Aと、この第一トグル部材61Aの他端が連結される第二トグル部材64Aと、この第二トグル部材64Aにロッド66が取り付けられるベアロックシリンダ65とを備えている。第二トグル部材64Aはリンクピン(トグル部材軸)63Aを中心に回動可能に支持されており、このリンクピン63Aの一端は側方フレーム31に、他端はクロスメンバ33から突出した取付プレート331Aに支持されている。また、ベアロックシリンダ65は、シリンダ本体67先端側、つまりボトム側において側方フレーム31およびクロスメンバ33から突出した取付プレート332Aに回動可能に支持されている。
【0047】
このような構造の反力受リンク機構60においても、第二トグル部材のリンクピン63Aが側方フレーム31およびクロスメンバ33に支持されているので、クロスメンバ33のねじれ量を微小にでき、またリンクピン63Aのたわみ量を微小にできる。
このように本発明の第一トグル部材は、トグルプレート61のようにスイングジョー36に当接されているものや、第一トグル部材61Aのようにスイングジョー36に連結されているものを含み、要するにスイングジョー36に一端が接続されていればその構造は任意である。
【0048】
固定リンクピン63は、側方フレーム31に固定され、トグルリンク64がこの固定リンクピン63に対して回動可能に支持されていたが、これに限らず例えばこのようなリンクピンを側方フレーム31に対して回動可能に設け、このリンクピンにトグルリンク64を固定して、リンクピンがトグルリンク64とともに回動するように構成してもよい。
【0049】
固定リンクピン63は、水平方向リブ311および偏心軸方向リブ312B,Cで囲まれる領域Aの内側に配置されていたが、これに限らず例えば水平方向リブ311および偏心軸方向リブ312Cの交差部分近傍で、偏心軸方向リブ312Cの前方側に配置されていてもよい。要するに、固定リンクピン63は、水平方向リブ311および偏心軸方向リブ312の交差部分近傍に配置されていれば本発明に含まれる。
【0050】
ジョークラッシャ30は、本実施形態では自走式破砕機1に搭載されたが、これに限らず定置型の破砕機として利用されてもよい。
【0051】
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態での自走式破砕機を示す正面図。
【図2】前記自走式破砕機を示す背面図。
【図3】前記自走式破砕機を示す右側面図。
【図4】前記自走式破砕機を示す左側面図。
【図5】前記自走式破砕機を示す平面図。
【図6】前記自走式破砕機のジョークラッシャを示す断面図。
【図7】前記ジョークラッシャのトグルプレート保持機構を示す拡大断面図。
【図8】前記ジョークラッシャの前記トグルプレート保持機構を示す平断面図。
【図9】前記ジョークラッシャの油圧シリンダの支持構造を示す断面図。
【図10】前記ジョークラッシャの側方フレームを示す側面図。
【図11】前記ジョークラッシャの反力受機構の変形例を示す断面図。
【符号の説明】
1…自走式破砕機、30…ジョークラッシャ、31…側方フレーム、33…クロスメンバ、35…固定ジョー、36…スイングジョー、37…メインシャフト(偏心軸)、60…反力受リンク機構(反力受機構)、61…トグルプレート(第一トグル部材)、61A…第一トグル部材、62…出口隙間調整用リンク機構、63…固定リンクピン(トグル部材軸)、63A…リンクピン(トグル部材軸)、64…トグルリンク(第二トグル部材)、64A…第二トグル部材、65…ベアロックシリンダ(油圧シリンダ)、66…ロッド、67…シリンダ本体(シリンダ)、70…テンションリンク機構(トグルプレート保持機構)。

Claims (5)

  1. ジョークラッシャ(30)において、
    フレーム(34)に固定される固定ジョー(35)と、
    この固定ジョー(35)に対向して設けられて揺動するスイングジョー(36)と、
    このスイングジョー(36)を支持する偏心軸(37)と、
    前記フレーム(34)を構成するとともに、前記偏心軸(37)を支持する一対の側方フレーム(31)と、
    前記スイングジョー(36)からの反力を受ける反力受機構(60)とを備え、
    この反力受機構(60)は、前記スイングジョー(36)に一端が接続される第一トグル部材(61,61A)と、この第一トグル部材(61,61A)の他端が接続される第二トグル部材(64,64A)と、この第二トグル部材(64,64A)を回動可能に支持するトグル部材軸(63,63A)とを備え、
    このトグル部材軸(63,63A)の端部が前記側方フレーム(31)に支持されている
    ことを特徴とするジョークラッシャ(30)。
  2. 請求項1に記載のジョークラッシャ(30)において、
    前記側方フレーム(31)は、前記反力受機構(60)の位置に対応して設けられる水平方向リブ(311)と、この水平方向リブ(311)から前記偏心軸(37)方向に向かって設けられる偏心軸方向リブ(312)とを備え、
    前記トグル部材軸(63,63A)は、前記水平方向リブ(311)および前記偏心軸方向リブ(312)の交差部分近傍に配置されている
    ことを特徴とするジョークラッシャ(30)。
  3. ジョークラッシャ(30)において、
    フレーム(34)に固定される固定ジョー(35)と、
    この固定ジョー(35)に対向して設けられて揺動するスイングジョー(36)と、
    このスイングジョー(36)を支持する偏心軸(37)と、
    前記フレーム(34)を構成するとともに、前記偏心軸(37)を支持する一対の側方フレーム(31)と、
    前記スイングジョー(36)からの反力を受ける反力受機構(60)とを備え、
    この反力受機構(60)は、前記スイングジョー(36)に一端が接続される第一トグル部材(61,61A)と、この第一トグル部材(61,61A)の他端が接続される第二トグル部材(64、64A)と、この第二トグル部材(64、64A)を回動させるロッド(66)およびシリンダ(67)で構成される油圧シリンダ(65)とを備え、
    前記シリンダ(67)を支持する軸(681)の少なくとも一端は、前記側方フレーム(31)に回動可能に支持されている
    ことを特徴とするジョークラッシャ(30)。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のジョークラッシャ(30)において、
    前記第二トグル部材(64,64A)および/または前記シリンダ(67)は、前記側方フレーム(31)に近接した位置で回動可能に支持されている
    ことを特徴とするジョークラッシャ(30)。
  5. ジョークラッシャ(30)において、
    フレーム(34)に固定される固定ジョー(35)と、
    この固定ジョー(35)に対向して設けられて揺動するスイングジョー(36)と、
    このスイングジョー(36)を支持する偏心軸(37)と、
    前記フレーム(34)を構成するとともに、前記偏心軸(37)を支持する一対の側方フレーム(31)と、
    前記スイングジョー(36)に一端が当接されるトグルプレート(61)、このトグルプレート(61)の他端が当接されるトグルリンク(64)、およびこのトグルリンク(64)を回動させる油圧シリンダ(65)を備えた反力受機構(60)と、
    前記スイングジョー(36)を前記トグルプレート(61)側に付勢するトグルプレート保持機構(70)とを備え、
    前記トグルリンク(64)および前記油圧シリンダ(65)は、それぞれ一対設けられ、一方の前記トグルリンク(64)および前記油圧シリンダ(65)は、一方の前記側方フレーム(31)に近接した位置に支持され、他方の前記トグルリンク(64)および前記油圧シリンダ(65)は、他方の前記側方フレーム(31)に近接した位置に支持され、
    前記トグルプレート保持機構(70)は、前記一対の側方フレーム(31)間の略中央に配置されている
    ことを特徴とするジョークラッシャ(30)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007185566A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Kurimoto Ltd ジョークラッシャ
CN104093490A (zh) * 2012-01-03 2014-10-08 美卓矿物公司 旋转破碎机元件的驱动

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