JPH10165834A - 自走式建設廃材破砕機 - Google Patents

自走式建設廃材破砕機

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JPH10165834A
JPH10165834A JP34248296A JP34248296A JPH10165834A JP H10165834 A JPH10165834 A JP H10165834A JP 34248296 A JP34248296 A JP 34248296A JP 34248296 A JP34248296 A JP 34248296A JP H10165834 A JPH10165834 A JP H10165834A
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JP
Japan
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hopper
self
construction waste
net door
crusher
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JP34248296A
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Michihiko Kono
三千彦 河野
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KOBELCO KENKI ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の自走式建設廃材破砕機のうち、ト
レーラ輸送時にホッパの上側ホッパ部を取外す構造のも
のは取外した上側ホッパ部を別送するので不経済であっ
た。本発明は上側ホッパ部の各傾斜板と下側ホッパ部と
の間にそれぞれ駆動用アクチュエータを設け、その動力
によって上記各傾斜板を所要の高さ位置に傾倒できるよ
うにするとともに、上側ホッパ部以外の車体構造物等を
所要の高さに制限するようにした自走式建設廃材破砕機
を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明では上側ホッパ部の各傾斜板と下
側ホッパ部との間にそれぞれ油圧シリンダを設け、その
油圧シリンダを操作するレバーをホッパの下方側の車体
固定部に配設した。また投入口上部の監視・調整操作用
開口部の左右の側面ガード板の下端縁部を車体上部に対
し蝶着しかつボルト締付によって固定するようにし、ま
たガード側面板をリンクを介して上記上側ホッパ部の側
面傾斜板の後端部に連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートガ
ラ,アスファルトガラなどの建設廃材をリサイクルする
ために破砕処理を行う自走式建設廃材破砕機の車体構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来技術の一実施例自走式建設
廃材破砕機1を示す側面図である。図において、2はク
ローラ走行体、3はクローラ走行体2の上部に連結した
メイン車体、4はメイン車体3の前側上部に設けたホッ
パ、5はホッパ4の上側ホッパ部、6は下側ホッパ部、
7は細粒化した建設廃材を搬出するコンベアである。図
8に示す自走式建設廃材破砕機1では、ホッパ4に供給
された建設廃材をメイン車体3内部に装備しているクラ
ッシャ(図示していない)にて所定の細粒に破砕せしめ
るようにし、また上記ホッパ4を上側ホッパ部5と下側
ホッパ部6に分割して形成し、自走式建設廃材破砕機1
のトレーラ輸送時に上側ホッパ部5を取外し又はヒンジ
回動して、制限高さHT 以下に制限するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す従来技術の
自走式建設廃材破砕機において上側ホッパ部を取外す構
造にしているものでは、取外した上側ホッパ部を別置す
るための荷台面積を必要とし、別のトラックなどに積載
することになるので、運送費用の点で不経済であった。
また上側ホッパ部の前面傾斜板及び左右の側面傾斜板を
ヒンジ式にそれぞれ下方へ垂下回動させるようにしてい
るものでは上記各傾斜板を回動操作するための別のクレ
ーン車などを必要とするし、また上記各傾斜板を下方に
垂下状態にしているときトレーラ積みおろし走行などを
行う場合に、前方及び側方視界が阻害されるので具合が
悪かった。本発明は上側ホッパ部の各傾斜板と下側ホッ
パ部との間にそれぞれ駆動用アクチュエータを設け、そ
の駆動用アクチュエータを操作することによって上記各
傾斜板を所要の高さ位置に傾倒できるようにするととも
に、上側ホッパ部以外の車体上部の構造物たとえばガー
ド板、ハンドレール等を所要の高さに制限するようにし
た自走式建設廃材破砕機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、クローラ走
行体の上部にメイン車体を連結し、そのメイン車体の上
部に下方へ向けて口幅が小さくなる形状のホッパを設
け、そのホッパにコンクリートガラなどの建設廃材を供
給し、そのホッパ内の下部に開通した投入口を経てクラ
ッシャ装置へ送り込むようにし、また上記ホッパを下側
ホッパ部と上側ホッパ部の分割形に形成し、その上側ホ
ッパ部の前面傾斜板と左右の側面傾斜板をそれぞれ傾倒
させることによってホッパ上面の高さを所要の低い高さ
に制限するようにした自走式建設廃材破砕機において、
上側ホッパ部の前面傾斜板と左右の側面傾斜板のそれぞ
れ下端縁部を下側ホッパ部の上端縁部に蝶着せしめ、上
記各傾斜板と下側ホッパ部との間にそれぞれ駆動用アク
チュエータとして油圧シリンダを設け、その油圧シリン
ダの作動によって上記各傾斜板を傾動するようにした。
そして上記の場合、油圧シリンダを操作するレバーを上
記ホッパの下方側の車体固定部に配設した。それにより
ホッパの下方側でレバーを操作し、上記各傾斜板の傾動
状態を目視確認しながら所要の低い高さに制限すること
ができる。
【0005】また本発明では、上記投入口の上部が開放
されている監視・調整操作用開口部の左右の側面ガード
板の下端縁部を車体上部に対し蝶着して、その左右の側
面ガード板を上記上側ホッパ部の左右の側面傾斜板のそ
れぞれ後端部にボルト締付けして固定するようにし、ま
たそのボルトを取外し状態にして左右の側面ガード板を
外側へ向けて傾倒させることによって、その左右の側面
ガード板の高さを所要の低い高さに制限するようにし
た。また上記左右の側面ガード板の各前端側一端部と、
上側ホッパ部の左右の側面傾斜板の各後端側一端部とを
それぞれリンクを介して連結し、上記ボルトの取外し状
態におけるガード側面板を、上記上側ホッパ部の側面傾
斜板の傾倒作動と連動して傾動せしめるようにした。そ
れにより上側ホッパ部と略同じ高さ位置にある側面ガー
ド板を所要の低い高さに制限することができる。またガ
ード側面板を、上記上側ホッパ部の側面傾斜板の傾倒作
動と連動して傾動せしめるようにしたので、ガード側面
板の回動操作を手動で行わないように省力化することが
できる。
【0006】また本発明では上記投入口の上面部を覆
い、被破砕材の破砕片の飛び出しを防止するネットドア
部材を車体上部に蝶着している自走式建設廃材破砕機に
おいて、上記投入口の上部の開放している開口部におけ
る後端縁部の固定フレーム部と、上記ネットドア部材の
後端縁部とをヒンジ部材を介して連結し、かつそのヒン
ジ部材の高さを所要の低い高さに制限し、上記ネットド
ア部材を後方へ向けて回動格納可能にした。また上記ネ
ットドア部材の中央部分を分割して中央ネットドア部を
形成し、その中央ネットドア部の前端縁部に設けたヒン
ジ部材を中心に前後方向に回動自在とし、上記中央ネッ
トドア部を前方へ向けて回動開放することによって、投
入口上部の開口部より被破砕材のフィード詰まり等の調
整操作を行うようにした。そしてまた上記投入口の上部
の開口部付近に設けた監視時使用のハンドレールを、ヒ
ンジ部材を介し、かつ車体上部に固定可能に立設し、上
記ヒンジ部材の高さを上記ネットドア部材の後端縁部に
設けたヒンジ部材より低く設定し、回動傾倒状態のハン
ドレールの上側に上記ネットドア部材を回動格納できる
ようにした。それによりホッパに供給された建設廃材
(被破砕材)がホッパ下部に開通した投入口でフィード
詰まり等をおこしたときには、上記中央ネットドア部を
前方へ向けて回動開放し、投入口上部側からバー等を差
し入れて上記フィード詰まり等を調整操作して解消する
ことができる。また上記ネットドア部材と、投入口の上
部の開口部付近に設けた監視時使用のハンドレールを所
要の低い高さに制限できるとともに、その場合には回動
傾倒状態のハンドレールの上側に上記ネットドア部材を
回動格納することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて詳細に説明する。図1は、本発明の自走式建設
廃材破砕機8の側面図である。図において、9は自走式
建設廃材破砕機8のクローラ走行体、10はクローラ走
行体9の上部に連結したメイン車体、11はメイン車体
10の前部に装備されコンクリートガラなどの建設廃材
(図示していない)が供給されるホッパ、12はホッパ
11の上側ホッパ部、13は下側ホッパ部、14F は上
側ホッパ部12の前面傾斜板、14L ,14R は上側ホ
ッパ部12の左右の側面傾斜板(右側の側面傾斜板14
R は左側の側面傾斜板14L の向う側にあるので図示で
は見えない)、15は上記各傾斜板14F ,14L ,1
R の下端縁部を下側ホッパ部13の上端縁部に対して
それぞれ蝶着しているヒンジ部材、16は下側ホッパ部
13と上記各傾斜板14F ,14L ,14R との間にそ
れぞれ設けている油圧シリンダ、17L ,17R は左右
のそれぞれ側面ガード板(右側の側面ガード板17R
左側の側面ガード板17L の向う側にあるので図示では
見えない)、18は左右の側面ガード板17L ,17R
をそれぞれメイン車体10の固定部に蝶着しているヒン
ジ部材、19は投入口(図1では見えない)の上面部を
覆い被破砕材の破砕片の飛び出しを防止するネットドア
部材、20は開口部付近に設けた監視時使用のハンドレ
ール、寸法H’O は自走式建設廃材破砕機8の作業可能
状態時におけるホッパ11上面部の地上高さ、寸法H’
T は自走式建設廃材破砕機8をトレーラ輸送するときに
必要とする所要の低い高さ(地面G.L.からの高さ)
である。図2は、図1のAより見た平面図である。図に
おいて、21,22,23はホッパ11、投入口(ネッ
トドア部材19の下側にある)内の被破砕材の状態を監
視するために上って行く途中の階段状のステップであ
る。
【0008】図3は、本発明の自走式建設廃材破砕機8
の一部切開要部側面図である。図において、24はホッ
パ11に供給された建設廃材である被破砕材、25はホ
ッパ11内の下部に開通した投入口、26はクラッシャ
装置、27は被破砕材24をかみ砕くジョー、28は矢
印イの方向に振動して被破砕材24をクラッシャ装置2
6に送り込むフィーダである。図4は、図1のB部にお
ける要部拡大詳細図である。図において、29はホッパ
用支柱、30F は前面傾斜板14F の傾倒を駆動する油
圧シリンダ16を操作するレバー、30L ,30R は左
右の側面傾斜板14L ,14R の傾倒を駆動する各油圧
シリンダ16をそれぞれ操作するレバー(右側のレバー
30R は左側のレバー30L の向う側にあるので図示で
は見えない)である。図5は、図1のC部における要部
拡大詳細図である。図において、31L ,31R は左右
の側面ガード板17L ,17R のそれぞれ前部締付板部
(右側の前部締付板部31R は左側の前部締付板部31
L の向う側にあるので図示では見えない)、32はボル
ト、33はネットドア部材19の後端縁部をメイン車体
10の固定フレーム部34に蝶着しているヒンジ部材、
35はハンドレール20の基部をメイン車体10の一つ
の固定部36に蝶着しているヒンジ部材である。
【0009】図6は、図5のD部における側面ガード板
17L と側面傾斜板14L との一実施例連結構造(この
連結構造は側面ガード板17R と側面傾斜板14R に対
しても実施されているがその構造が互いに対称形である
ので図5を代表して説明する)を示す要部斜視図であ
る。図において、37は側面傾斜板14L の外面側の後
端側上部に設けたブラケット、38はブラケット37に
開穿したピン穴、39は側面ガード板17L の外面側の
前端側上部に設けたブラケット、40はブラケット39
に開穿したピン穴、41,41’はリンク、42,43
はリンク41に開穿したピン穴、42’,43’はリン
ク41’に開穿したピン穴、44,44’はそれぞれピ
ン、45はナットである。図7は、図2のE部における
ネットドア部材19付近の拡大図である。図において、
46はネットドア部材19の中央部を分割して形成した
中央ネットドア部、47はメイン車体10のフレーム部
材、48はフレーム部材47に係着した取付用プレー
ト、50は中央ネットドア部46の前端縁部を上記取付
用プレート48に蝶着しているヒンジ部材である。
【0010】次に、本発明の自走式建設廃材破砕機の構
造及びその作用を図1〜図7について述べる。本発明で
は、ホッパ11を上側ホッパ部12と下側ホッパ部13
の分割形に形成し、上記上側ホッパ部12の前面傾斜板
14F と左右の側面傾斜板14L ,14R のそれぞれ下
端縁部を下側ホッパ部13の上端縁部にヒンジ部材15
にて蝶着せしめ、上記各傾斜板14F ,14L ,14R
と下側ホッパ部13との間にそれぞれ駆動用アクチュエ
ータとして油圧シリンダ16を設け、その油圧シリンダ
16の作動によって上記各傾斜板14F ,14L ,14
R を傾動するようにした。そして上記の場合、油圧シリ
ンダ16を操作するレバー30F ,30L ,30R (図
4に示す)を上記ホッパ11の下方側のホッパ用支柱2
9に配設した。それによりホッパ11の下方側でレバー
30F ,30L ,30R を操作し、上記各傾斜板14
F ,14L ,14R の傾動状態を目視確認しながら所要
の低い高さH’T (図1及び図3に示す)以下に制限す
ることができる。したがってたとえば前面傾斜板14F
を略水平状態になるまで調整操作して輸送時高さに設定
できるとともに、前方視界(側方視界も同様である)を
十分に確保してトレーラ積みおろし走行などを行うこと
ができる。
【0011】また本発明ではホッパ11内の下部に開通
しており、図3に示すようにクラッシャ装置26の上方
側に位置して投入口25が設けられているが、その投入
口25の上部は監視・調整操作用の開口部51として開
放されている。本発明ではこの状態の開口部51の左右
の側面ガード板17L ,17R (図5に示す)の下端縁
部をメイン車体10上部に対しヒンジ部材18にて蝶着
しかつその左右の側面ガード板17L ,17R を上記上
側ホッパ部12の左右の側面傾斜板14L ,14R のそ
れぞれ後端部にボルト32締付けして固定するように
し、またそのボルト32を取外し状態にして左右の側面
ガード板17L ,17R を外側へ向けて傾倒させること
によって、その左右の側面ガード板17L ,17R の高
さを所要の低い高さH’T (図1に示す)以下に制限す
るようにした。また上記左右の側面ガード板17L ,1
R の外面側の前端側上部と、上記上側ホッパ部12の
各側面傾斜板14L ,14R の外面側の後端側上部とを
それぞれリンク(図6に示すように符号41と41’も
のが一組のリンクである)を介して連結し、上記ボルト
32の取外し状態におけるガード側面板17L ,17R
を、上記各側面傾斜板14L ,14R の傾倒作動と連動
して傾動せしめるようにした。それにより上側ホッパ部
12と略同じ高さ位置にある側面ガード板17L ,17
R を所要の低い高さH’T 以下に制限することができ
る。またガード側面板17L ,17R を、上記各側面傾
斜板14L ,14R の傾倒作動と連動して傾動せしめる
ようにしたので、ガード側面板17L ,17R の回動操
作を手動で行わないように省力化することができる。
【0012】また本発明では上記投入口25の上側の開
口部51(図3に示す)の上面部を覆い、被破砕材24
の破砕片の飛び出しを防止するネットドア部材19を設
けているが、上記開口部51における後端縁部の固定フ
レーム部34(図5に示す)と、上記ネットドア部材1
9の後端縁部とをヒンジ部材33を介して連結し、かつ
そのヒンジ部材33の高さを所要の低い高さH’T 以下
に制限し、上記ネットドア部材19を後方(図1,図
3,図5に示す矢印ロの方向)へ向けて回動格納可能に
した。また図7に示すように上記ネットドア部材19の
中央部分を分割して中央ネットドア部46を形成し、そ
の中央ネットドア部46の前端縁部に設けたヒンジ部材
50を中心に前後方向(図1,図3,図5に示す矢印ハ
の方向)に回動自在とし、上記中央ネットドア部46を
前方へ向けて回動開放することによって、投入口25上
部の開口部51より被破砕材24のフィード詰まり等の
調整操作を行うようにした。そしてまた上記投入口25
の上部の開口部51付近に設けた監視時使用のハンドレ
ール20をヒンジ部材35(図5に示す)を介し、かつ
メイン車体10の固定部36に固定可能に立設し、上記
ヒンジ部材35の高さを上記ネットドア部材19の後端
縁部に設けたヒンジ部材33より寸法hだけ低く設定
し、回動傾倒状態(図1,図3,図5に示す矢印ニの方
向に傾動して水平状態になるように傾倒させる)のハン
ドレール20の上側に上記ネットドア部材19を回動格
納できるようにした。それによりホッパ11に供給され
た建設廃材(被破砕材24)がホッパ11下部に開通し
た投入口25でフィード詰まり等をおこしたときには、
上記中央ネットドア部46を前方へ向けて回動開放し、
投入口25上部側からバー等(図示していない)を差し
入れて上記フィード詰まり等を調整操作して解消するこ
とができる。また上記ネットドア部材19と、投入口2
5の上部の開口部51付近に設けた監視時使用のハンド
レール20を所要の低い高さH’T 以下に制限できると
ともに、その場合には回動傾倒状態のハンドレール20
の上側に上記ネットドア部材19を回動格納することが
できる。
【0013】
【発明の効果】本発明の自走式建設廃材破砕機ではホッ
パを上側ホッパ部と下側ホッパ部の分割形に形成し、上
記上側ホッパ部の前面傾斜板と左右の側面傾斜板のそれ
ぞれ下端縁部を下側ホッパ部の上端縁部に蝶着せしめ、
上記各傾斜板と下側ホッパ部との間にそれぞれ駆動用ア
クチュエータとして油圧シリンダを設け、その油圧シリ
ンダの作動によって上記各傾斜板を傾動するようにし
た。そして上記の場合、油圧シリンダを操作するレバー
を上記ホッパの下方側の車体固定部に配設した。それに
よりホッパの下方側でレバーを操作し、上記各傾斜板の
傾動状態を目視確認しながら所要の低い高さに制限する
ことができる。したがって前面傾斜板、左右の側面傾斜
板をそれぞれ動力で水平状態乃至先端側下り傾斜状態に
なるまで調整操作して輸送時高さに設定できるととも
に、前方視界及び側方視界を十分に確保してトレーラ積
みおろし走行などを行うことができる。また上記各傾斜
板の傾動操作には他のクレーン車等が不要であって、そ
の傾動操作は本発明の自走式建設廃材破砕機自体によっ
て行うことができる。また本発明では投入口上部の監視
・調整操作用開口部の左右の側面ガード板の下端縁部を
車体上部に対し蝶着し、かつボルト締付によって固定す
るようにしたので、上記上側ホッパ部と略同じ高さ位置
にある側面ガード板を所要の低い高さに制限することが
できる。またガード側面板を、リンクを介して上記上側
ホッパ部の側面傾斜板の傾倒作動と連動して傾動せしめ
るようにしたので、ガード側面板の回動操作を手動で行
わないように省力化することができる。また本発明では
上記投入口の上面部を覆い、被破砕材の破砕片の飛び出
しを防止するネットドア部材の中央部分を分割して中央
ネットドア部を形成したので、被破砕材が投入口でフィ
ード詰まり等をおこしたときには、上記中央ネットドア
部を前方へ向けて回動開放し、投入口上部側からバー等
を差し入れて上記フィード詰まり等を調整操作して解消
することができるし、また上記ネットドア部材と、投入
口の上部の開口部付近に設けた監視時使用のハンドレー
ルをともに所要の低い高さに制限する場合には、回動傾
倒状態のハンドレールの上側に上記ネットドア部材を回
動格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式建設廃材破砕機の側面図であ
る。
【図2】図1のAより見た平面図である。
【図3】本発明の自走式建設廃材破砕機の一部切開要部
側面図である。
【図4】図1のB部における要部拡大詳細図である。
【図5】図1のC部における要部拡大詳細図である。
【図6】図5のD部における側面ガード板と側面傾斜板
との一実施例連結構造を示す要部斜視図である。
【図7】図2のE部におけるネットドア部材付近の拡大
図である。
【図8】従来技術の一実施例自走式建設廃材破砕機を示
す側面図である。
【符号の説明】
1,8 自走式建設廃材破砕機 3,10 メイン車体 4,11 ホッパ 5,12 上側ホッパ部 6,13 下側ホッパ部 14F 前面傾斜板 14L ,14R 側面傾斜板 15,18,33,35,50 ヒンジ部材 16 油圧シリンダ(駆動用アクチュエータ) 17L ,17R 側面ガード板 19 ネットドア部材 20 ハンドレール 24 被破砕材(建設廃材) 25 投入口 26 クラッシャ装置 30F ,30L ,30R レバー 32 ボルト 41,41’ リンク 46 中央ネットドア部 51 開口部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ走行体の上部にメイン車体を連
    結し、そのメイン車体の上部に下方へ向けて口幅が小さ
    くなる形状のホッパを設け、そのホッパにコンクリート
    ガラなどの建設廃材を供給し、そのホッパ内の下部に開
    通した投入口を経てクラッシャ装置へ送り込むように
    し、また上記ホッパを下側ホッパ部と上側ホッパ部の分
    割形に形成し、その上側ホッパ部の前面傾斜板と左右の
    側面傾斜板をそれぞれ傾倒させることによってホッパ上
    面の高さを所要の低い高さに制限するようにした自走式
    廃材破砕機において、上側ホッパ部の前面傾斜板と左右
    の側面傾斜板のそれぞれ下端縁部を下側ホッパ部の上端
    縁部に蝶着せしめ、上記各傾斜板と下側ホッパ部との間
    にそれぞれ駆動用アクチュエータを設け、その駆動用ア
    クチュエータの作動によって上記各傾斜板を傾動するよ
    うにしたことを特徴とする自走式建設廃材破砕機。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の自走式建
    設廃材破砕機において、前記駆動用アクチュエータを油
    圧又は空圧のシリンダに設定したことを特徴とする自走
    式建設廃材破砕機。
  3. 【請求項3】 特許請求の範囲請求項1及び請求項2記
    載の自走式建設廃材破砕機において、前記駆動用アクチ
    ュエータを操作するレバーを前記ホッパの下方側の車体
    固定部に配設したことを特徴とする自走式建設廃材破砕
    機。
  4. 【請求項4】 特許請求の範囲請求項1記載の自走式建
    設廃材破砕機において、前記投入口の上部が開放されて
    いる監視・調整操作用開口部の左右の側面ガード板の下
    端縁部を車体上部に対し蝶着して、その左右の側面ガー
    ド板を前記上側ホッパ部の左右の側面傾斜板のそれぞれ
    後端部にボルト締付けして固定するようにし、またその
    ボルトを取外し状態にして左右の側面ガード板を外側へ
    向けて傾倒させることによって、その左右の側面ガード
    板の高さを所要の低い高さに制限するようにしたことを
    特徴とする自走式建設廃材破砕機。
  5. 【請求項5】 特許請求の範囲請求項4記載の自走式建
    設廃材破砕機において、前記左右の側面ガードの各前端
    側一端部と、前記上側ホッパ部の左右の側面傾斜板の各
    後端側一端部とをそれぞれリンクを介して連結し、前記
    ボルトの取外し状態におけるガード側面板を、上記上側
    ホッパ部の側面傾斜板の傾倒作動と連動して傾動せしめ
    るようにしたことを特徴とする自走式建設廃材破砕機。
  6. 【請求項6】 クローラ走行体の上部にメイン車体を連
    結し、そのメイン車体の上部に下方へ向けて口幅が小さ
    くなる形状のホッパを設け、そのホッパにコンクリート
    ガラなどの建設廃材を供給し、そのホッパの下部側に開
    口した投入口を経てクラッシャ装置へ送り込むように
    し、また上記投入口の上面部を覆い、被破砕材の破砕片
    の飛び出しを防止するネットドア部材を車体上部に蝶着
    している自走式建設廃材破砕機において、上記投入口の
    上部の開放している開口部における後端縁部の固定フレ
    ーム部と、上記ネットドア部材の後端縁部とをヒンジ部
    材を介して連結し、かつそのヒンジ部材の高さを所要の
    低い高さに制限し、上記ネットドア部材を後方へ向けて
    回動格納可能にしたことを特徴とする自走式建設廃材破
    砕機。
  7. 【請求項7】 特許請求の範囲請求項6記載の自走式建
    設廃材破砕機において、前記ネットドア部材の中央部分
    を分割して中央ネットドア部を形成し、その中央ネット
    ドア部の前端縁部に設けたヒンジ部材を中心に前後方向
    に回動自在とし、上記中央ネットドア部を前方へ向けて
    回動開放することによって、投入口上部の開口部より被
    破砕材のフィード詰まり等の調整操作を行うようにした
    ことを特徴とする自走式建設廃材破砕機。
  8. 【請求項8】 特許請求の範囲請求項6記載の自走式建
    設廃材破砕機において、前記投入口の上部の開口部付近
    に設けた監視時使用のハンドルレールを、ヒンジ部材を
    介し、かつ車体上部に固定可能に立設し、上記ヒンジ部
    材の高さを前記ネットドア部材の後端縁部に設けたヒン
    ジ部材より低く設定し、回動傾倒状態のハンドレールの
    上側に上記ネットドア部材を回動格納可能にしたことを
    特徴とする自走式建設廃材破砕機。
JP34248296A 1996-12-06 1996-12-06 自走式建設廃材破砕機 Pending JPH10165834A (ja)

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CN112295711A (zh) * 2019-07-30 2021-02-02 克磊镘有限公司 岩石加工设备

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