JP2003170074A - 自走式リサイクル機械 - Google Patents

自走式リサイクル機械

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JP2003170074A
JP2003170074A JP2001372092A JP2001372092A JP2003170074A JP 2003170074 A JP2003170074 A JP 2003170074A JP 2001372092 A JP2001372092 A JP 2001372092A JP 2001372092 A JP2001372092 A JP 2001372092A JP 2003170074 A JP2003170074 A JP 2003170074A
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JP2001372092A
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Arimasa Oonami
有正 大南
Masamichi Tanaka
正道 田中
Jun Ikeda
純 池田
Kentaro Hashimoto
謙太郎 橋本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンオイルの交換作業時における作業性を
向上することができる自走式リサイクル機械を提供す
る。 【解決手段】走行装置10を備えた本体フレーム8と、
この本体フレーム8上に設けた破砕装置3と、本体フレ
ーム8の長手方向一方側に設けたホッパ2と、本体フレ
ーム8の長手方向他方側に設けられ、走行装置10及び
破砕装置3の駆動源となるエンジン27を備えたパワー
ユニット7と、破砕装置3の下方位置から本体フレーム
8の長手方向他方側外方へ延在する搬出コンベア6とを
備えた自走式破砕機1において、本体フレーム8の長手
方向他方側に、エンジン27から排出されるオイルを受
ける容器33を支持する支持台31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクル原料を
受け入れて処理装置により所定の処理を行いリサイクル
品を生成する自走式リサイクル機械に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】再生資源促進法(いわゆるリサイクル
法)の施行(平成3年10月)により、近年、廃棄物再
利用促進の機運が高まっている。この背景の下、例え
ば、ビル解体時に排出されるコンクリート塊や道路補修
時に排出されるアスファルト塊等の建設現場で発生する
大小さまざまな岩石、建設廃材、産業廃棄物、あるいは
廃木材等の被破砕物をリサイクル原料として受け入れ、
これを所定の大きさに破砕処理してリサイクル用の破砕
物商品(製品又は半製品)とする自走式破砕機や、例え
ばガス管等の埋設工事、上下水道工事、及びその他の道
路工事、基礎工事等において発生する建設発生土等をリ
サイクル用の土砂商品(製品又は半製品)とする自走式
土質改良機等に代表される自走式リサイクル機械のニー
ズが拡がりつつある。
【0003】これら自走式リサイクル機械は、例えば油
圧ショベル等によって投入される上記被破砕物や建設発
生土等のリサイクル原料を受け入れ手段としてのホッパ
で受け入れて処理装置により処理し、破砕物商品や土砂
商品等のリサイクル品として搬出コンベアにより最終的
に外部に搬出するようになっている。
【0004】このような構成の自走式リサイクル機械に
おいて、リサイクル原料の油圧ショベル等による投入作
業性向上の観点から、例えば特開2001−12102
4号公報に記載の自走式破砕機のように、この本体フレ
ーム(トラックフレーム)の長手方向の一方側にホッ
パ、その下部に処理装置(この例では破砕装置)を配置
し、本体フレームの長手方向他方側にエンジン等を備え
る動力源(パワーユニット)を配置すると共に、搬出コ
ンベアを破砕装置の下方からパワーユニットの下方を介
して本体フレームの長手方向他方側外方に上り傾斜で延
在させたものがある。このように、ホッパと搬出コンベ
アを互いに本体フレームの反対側に配置した構造とする
ことで、搬出コンベアが油圧ショベル等によるホッパへ
のリサイクル原料(この例では被破砕物)の投入作業の
邪魔になることがなく、また被破砕物を自走式破砕機の
3方向からホッパへ投入することが可能となり、被破砕
物の投入作業性を向上することができる。しかも、リサ
イクル品(この例では破砕物)を被破砕物から離れた場
所に排出することができ、これにより作業現場のレイア
ウトの自由度が高くなるという効果もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では以下のような課題が存在する。
【0006】上記従来技術のパワーユニットに備えられ
たエンジンは、通常の自動車等のエンジンと同様、エン
ジンオイルの交換が定期的に必要となる。この際には、
エンジン下方に容器を設置し、エンジンから排出される
エンジンオイルを貯留する必要がある。ここで、上記従
来技術では前述のようにホッパと搬出コンベアを互いに
本体フレームの反対側に配置した構造とした結果、エン
ジンを備えたパワーユニットの下方に搬出コンベアが延
在しているため、エンジンオイルを排出する際のエンジ
ン下方での作業スペースを充分に取ることができない。
特に、搬出コンベアが上り傾斜に配設されているため
に、容器を搬出コンベア上に載せても傾斜してしまい、
容器を水平状態に維持しにくい。このため、上記従来技
術中では特に明確に記載されていないが、通常、作業者
が苦労して容器を手で支えつつエンジンオイルの排出作
業を行っており、エンジンオイルの交換作業時における
作業性が著しく悪かった。
【0007】本発明は、上記従来構造の問題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、エンジンオイルの交換
作業時における作業性を向上することができる自走式リ
サイクル機械を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明の自走式リサイクル機械は、走行手段
を備えた本体フレームと、この本体フレーム上に設けた
処理装置と、前記本体フレームの長手方向一方側に設け
たホッパと、前記本体フレームの長手方向他方側に設け
られ、前記走行手段及び前記処理装置の駆動源となるエ
ンジンを備えた動力源と、前記処理装置の下方位置から
前記本体フレームの長手方向他方側外方へ延在する搬出
コンベアとを備えた自走式リサイクル機械において、前
記本体フレームの前記長手方向他方側に、前記エンジン
から排出されるオイルを受ける容器を支持する支持台を
設ける。
【0009】本発明においては、所定期間ごとのエンジ
ンオイルの交換の際には、本体フレームの長手方向他方
側に設けた支持台上に容器を設置し、エンジンから排出
されるエンジンオイルを貯留させる。これにより、エン
ジンを備えた動力源の下方を斜めに立ち上がる搬出コン
ベア上で、苦労して容器を手で支えつつエンジンオイル
を貯留させていた従来構造と異なり、容器を容易に水平
状態に維持しつつエンジンオイルを貯留させることがで
きる。したがって、エンジンオイルの交換作業性を向上
させることができる。
【0010】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記支持台を、前記本体フレームに対して傾倒可能に設
ける。
【0011】これにより、通常の破砕作業時においては
適宜傾倒し収納することで、エンジンを備えた動力源の
下方を斜めに立ち上がる搬出コンベア上を搬出されるリ
サイクル製品・半製品等が支持台に干渉するのを未然に
防止できる。
【0012】(3)上記(2)において、さらに好まし
くは、前記支持台は、収納した状態において前記搬出コ
ンベアの搬出経路上に開空間を形成するような形状を備
えている。
【0013】これにより、搬出コンベア上を搬出される
リサイクル製品・半製品等が支持台に干渉するのをさら
に確実に防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自走式リサイクル
機械の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1
は、本発明の自走式リサイクル機械の一実施の形態であ
る自走式破砕機の全体構造を表す側面図であり、図2
は、図1に示した自走式破砕機の上面図である。これら
図1乃び図2において、1は自走式破砕機、2は被破砕
物が投入されるホッパ、3は、前記ホッパ2に受け入れ
た被破砕物を所定の大きさに破砕し下方へ排出する破砕
装置、4は、前記ホッパ2及び前記破砕装置3を搭載し
た破砕機本体、5は、前記破砕機本体4の下方に設けら
れた走行体、6は、前記破砕装置3で破砕され下方へ排
出された破砕物を受け入れて自走式破砕機1の後方側
(図1及び図2中右側)に運搬し排出する搬出コンベ
ア、7はパワーユニットである。
【0015】前記ホッパ2は、例えばグラップル等を装
着した油圧ショベル等の重機により投入されるリサイク
ル原料としての被破砕物(例えば建設廃材、プラスチッ
ク廃材、古タイヤ等)を受け入れる上方拡径形状のホッ
パであり、前記破砕装置3の上部に配置されている。こ
のホッパ2は、前記破砕装置3のハウジング3aの上部
に対し、例えばボルト及びナット等により着脱可能に取
り付けられている。
【0016】前記破砕装置3は、せん断式破砕装置(い
わゆる2軸シュレッダ)であり、本体フレーム8(詳細
は後述)の前記自走式破砕機1前方側(図1中左側)上
方に搭載されている。また、9は、この破砕装置3を駆
動する破砕装置用油圧モータ(但し電動モータでもよ
い)で、図1に示すように、破砕装置3から自走式破砕
機1後方側に突出した形状でこの破砕装置3に一体的に
取り付けられている。この破砕装置用油圧モータ9の駆
動力は、前記ハウジング3aに内設されている図示しな
い減速機構を介して破砕装置3に伝達される。
【0017】前記走行体5は、前記本体フレーム8と走
行装置10とを備えており、本体フレーム8は、例えば
略長方形の枠体状の破砕装置搭載部8Aとトラックフレ
ーム部8Bとから構成されている。このトラックフレー
ム部8Bは、前記破砕装置搭載部8Aの下方両側にそれ
ぞれ設けられている。また、11は、前記トラックフレ
ーム部8Bの一方側(図1中左側)に設けた従動輪(ア
イドラ)であり、12は、トラックフレーム部8Bの他
方側(図1中右側)に設けた駆動輪である。また13
は、この駆動輪12の回転軸(図示せず)に直結した走
行用駆動モータであり、14は、前記従動輪11及び前
記駆動輪12に掛け回した履帯(無限軌道履帯)であ
り、これら従動輪11と、駆動輪12と、走行用駆動モ
ータ13と、履帯14とにより前記走行装置10が構成
されている。
【0018】前記搬出コンベア6は、排出側(前記自走
式破砕機1後方側、図1及び図2中右側)部分が、前記
パワーユニット7から突出して設けたアーム部材15
に、支持部材16,17を介し吊り下げ支持されてい
る。また、排出側と反対側(前記自走式破砕機1前方
側、図1及び図2中左側)部分は、前記本体フレーム8
の破砕装置搭載部8Aよりも下方に位置し、支持部材1
8を介しこの破砕装置搭載部8Aから吊り下げられるよ
うに支持されている。この結果、搬出コンベア6は、破
砕装置搭載部8Aの下方からパワーユニット7の下方を
通って、本体フレーム8の後方側(図1及び図2中右
側)外方へ上り傾斜で配置されている。
【0019】また、19はフレームであり、20はこの
フレーム19に支持される駆動輪、21は、前記駆動輪
20を駆動する搬出コンベア用油圧モータ(図2参
照)、22は、前記駆動輪20と従動輪(図示せず)と
の間に巻回して設けられたコンベアベルトである。な
お、23は、従動輪の回転軸を支持する軸受機構(図示
せず)を略水平方向に変位可能とする公知の張力調整機
構であり、これによって上記コンベアベルト22の張力
を調整可能となっている。なお、24は、破砕装置3の
下方に設けられこの破砕装置3により破砕処理して生成
した破砕物を下方へ導く破砕物シュートである。搬出コ
ンベア6は、この破砕物シュート24から導出された破
砕物を搬送し排出するようになっている。
【0020】前記パワーユニット7は、本体フレーム8
の後方側端部の上部に、パワーユニット積載部材25を
介し搭載されており、その左前方側部分には運転席26
(図2参照)が設けられている。ここで、破砕装置3、
走行体5、及び搬出コンベア6は、この自走式破砕機1
に備えられる油圧駆動装置によって駆動される被駆動部
材を構成しており、これらは、前記破砕装置用油圧モー
タ9、走行用駆動モータ13、及び搬出コンベア用油圧
モータ21等の各種油圧アクチュエータや、パワーユニ
ット7内に搭載されるエンジン27(その概略位置を図
1及び図2中鎖線にて表示)、このエンジン27により
駆動される少なくとも1つの油圧ポンプ(図示せず)、
及び複数のコントロールバルブ(図示せず)等からなる
油圧駆動装置によって駆動されるようになっている。
【0021】上記油圧ポンプ及びエンジン27は、この
エンジン27の冷却水を冷却するラジエータを備えた熱
交換器装置(図示せず)とともに、パワーユニット7内
の後方側の領域において、自走式破砕機1の幅方向(図
1中紙面に垂直方向、図2中上下方向)に並設されてい
る。一方、パワーユニット7の前方側の領域には、エン
ジン27の燃料タンク(その給油口28のみを図2に図
示)と、上記各油圧アクチュエータを駆動する圧油(作
動油)を貯留する作動油タンク(その給油口29のみを
図2に図示)が自走式破砕機1の前後方向に並設され、
これら燃料タンク及び作動油タンクと、上記複数のコン
トロールバルブを備えた制御弁装置(図示せず)と、操
作者が搭乗する区画である前記運転席26とが、この順
序で自走式破砕機1幅方向右側(図2中上側)から左側
(図2中下側)へ向かって並設されている。
【0022】なお、以上のパワーユニット7の各機器
は、パワーユニット7の基礎下部構造をなすパワーユニ
ットフレーム30(図1参照)上に配置されており、こ
のパワーユニットフレーム30が、前記パワーユニット
積載部材25を介し、本体フレーム8の破砕装置搭載部
8Aの後端部の上部に搭載されている。
【0023】以上説明したような構成の自走式破砕機1
において、本発明の一実施の形態の最も大きな特徴は、
パワーユニット7の下方にエンジン27から排出される
エンジンオイルを受ける容器を支持する支持台を設けた
ことである。以下、上述した図1、及び支持台を収納し
た状態(詳細は後述)を示す図1中III−III断面におけ
る横断面図である図3を用いてこの詳細構造を説明す
る。
【0024】図1及び図3において、31は支持台、3
2はヒンジ、33はエンジンオイル貯留用の容器(図1
にのみ図示)である。また、8Aaは、前記本体フレー
ム8の破砕装置搭載部8Aのうち、自走式破砕機1の幅
方向両側に配置され自走式破砕機1の前後方向に略水平
に延設された縦フレーム部である。
【0025】前記支持台31は、例えば略門型形状のプ
レート(図3参照)であり、両端をヒンジ32,32を
介して前記縦フレーム部8Aa,8Aaの自走式破砕機
1後方側(図3中紙面垂直方向手前側)端面8Aa1,
8Aa1に固定され、これにより本体フレーム8に対し
て傾倒可能となっている。すなわち、支持台31を略水
平な状態としたときには、前記エンジン27の下方に位
置するオイル排出口(図示せず)の略直下までこの支持
台31が届き、これにより図1に示すように支持台31
の上に容器33を置いてエンジン27より排出されるエ
ンジンオイルを貯留することができるようになってい
る。一方、支持台31を収納した(図1中一点鎖線で示
す状態、又は図3に示す状態)ときには、前記搬出コン
ベア6の搬出経路上に開空間Sが形成され(図3参
照)、通常の破砕作業時において搬出コンベア6の前記
コンベアベルト22上を搬送される破砕物にこの支持台
31が干渉しないようになっている。なお、この支持台
31は、例えば図示しないストッパ等により略水平状態
となったときに回動動作が止まるようになっている。
【0026】以上において、破砕装置3は、特許請求の
範囲各項記載の本体フレーム上に設けた処理装置を構成
し、走行装置10は走行手段を構成し、パワーユニット
7は、走行手段及び処理装置の駆動源となるエンジンを
備えた動力源を構成する。
【0027】次に、上記構成の本発明の自走式リサイク
ル機械の一実施の形態の動作及び作用を以下に説明す
る。エンジンオイル交換作業の際には、前記支持台31
を略水平な状態とした上で、この支持台31上の前記エ
ンジン27のオイル排出口略直下の位置に前記容器33
を置く。これにより、エンジン27から排出されるエン
ジンオイルを容器33に貯留させ、エンジン27よりエ
ンジンオイルを抜くことができる。
【0028】このようにして、本発明の一実施の形態に
おいては、容器33を支持台31に載せることで容易に
水平状態に維持しつつエンジンオイルを貯留させること
ができる。従って、作業者が苦労して容器33を手で支
えつつエンジンオイルの排出作業を行っていた従来構造
に比べ、エンジンオイルの交換作業性を向上させること
ができる。
【0029】また、通常の破砕作業時においては支持台
31を略鉛直な状態に傾倒し収納することで、搬出コン
ベア6のコンベアベルト22上を搬送される破砕物にこ
の支持台31が干渉するのを未然に防止することができ
る。特に、前述したようにこの支持台31を略門型形状
として収納時に前記開空間Sを現出させることにより、
搬出コンベア6上の破砕物の搬出経路を確保することが
でき、これによりこの支持台31の破砕物への干渉をよ
り確実に防止することができる。
【0030】なお、上記本発明の一実施の形態において
は、支持台31は略門型形状としたが、これに限らず、
例えば上方に弧を描いた略虹型形状としてもよい。要す
るに、支持台31を略鉛直な状態に傾倒させ収納したと
きに搬出コンベア6上の破砕物の搬出経路を確保できる
形状とすれば足りる。
【0031】また、上記本発明の一実施の形態において
は、支持台31は本体フレーム8に対しヒンジ32を介
して傾倒可能に設けたが、これに限らない。すなわち、
図4(a)に示すように、本体フレーム8の縦フレーム
部8Aa,8Aaの端面8Aa1,8Aa1にブラケッ
ト34,34を設け、このブラケット34,34に嵌合
する支持棒35,35を両端に設けた着脱式の支持台3
1′としてもよい。この場合、エンジンオイル交換時に
は支持台31′を取り付け、通常の破砕作業時には支持
台31′を取り外せば足り、上記一実施の形態と同様の
効果を得る。
【0032】さらに、上記変形例においては支持台3
1′をプレートとしたが、これに限らず、例えば図4
(b)に示すように、前記ブラケット34に嵌合する軸
部36aと略水平にエンジンオイル排出口下方付近まで
延在する棒部36bとを備える棒部材36を2本設けて
もよい。この場合、2本の棒部材36を軸部36aを軸
として互いに寄り合う方向に回動させ、先端付近で両方
の棒部材36,36に載るように容器33を置けば足
り、この場合も上記一実施の形態と同様の効果を得る。
なお、この変形例において、棒部材36は特許請求の範
囲各項記載のエンジンから排出されるオイルを受ける容
器を支持する支持台を構成する。
【0033】また、上記本発明の一実施の形態において
は自走式リサイクル機械の一例として自走式破砕機1に
本発明を適用したが、これに限らず、例えばインパクト
クラッシャ又はロールクラッシャ等により木材を破砕し
リサイクルする自走式木材破砕機や、土砂を混合装置に
より土質改良材と混合しリサイクルする自走式土質改良
機等の他のリサイクル機械にも適用可能であることは言
うまでもなく、これらの場合にも上記一実施の形態と同
様の効果を得る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、本体フレームの長手方
向他方側にエンジンオイルを受ける容器を支持する支持
台を設けることで、容器を容易に水平状態に維持しなが
らエンジンから排出されるエンジンオイルを貯留するこ
とができる。これにより、所定期間ごとに必要なエンジ
ンオイルの交換作業における作業性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式リサイクル機械の一実施の形態
の全体構造を表す側面図である。
【図2】本発明の自走式リサイクル機械の一実施の形態
の全体構造を表す上面図である。
【図3】本発明の自走式リサイクル機械の一実施の形態
において、支持台を収納した状態を示す図1中III−III
断面における横断面図である。
【図4】本発明の自走式リサイクル機械の一実施の形態
を構成する支持台の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 自走式破砕機(自走式リサイクル機械) 2 ホッパ 3 破砕装置(処理装置) 6 搬出コンベア 7 パワーユニット(動力源) 8 本体フレーム 10 走行装置(走行手段) 27 エンジン 31 支持台 31′ 支持台 33 容器 36 棒部材(支持台) S 開空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 純 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 橋本 謙太郎 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 4D067 DD04 EE50 GA06 GB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行手段を備えた本体フレームと、この本
    体フレーム上に設けた処理装置と、前記本体フレームの
    長手方向一方側に設けたホッパと、前記本体フレームの
    長手方向他方側に設けられ、前記走行手段及び前記処理
    装置の駆動源となるエンジンを備えた動力源と、前記処
    理装置の下方位置から前記本体フレームの長手方向他方
    側外方へ延在する搬出コンベアとを備えた自走式リサイ
    クル機械において、前記本体フレームの前記長手方向他
    方側に、前記エンジンから排出されるオイルを受ける容
    器を支持する支持台を設けたことを特徴とする自走式リ
    サイクル機械。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自走式リサイクル機械にお
    いて、前記支持台を、前記本体フレームに対して傾倒可
    能に設けたことを特徴とする自走式リサイクル機械。
  3. 【請求項3】請求項2記載の自走式リサイクル機械にお
    いて、前記支持台は、収納した状態において前記搬出コ
    ンベアの搬出経路上に開空間を形成するような形状を備
    えていることを特徴とする自走式リサイクル機械。
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