JP2004168249A - 車両のプロペラシャフト - Google Patents

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巧 吉川
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/64Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members comprising elastic elements arranged between substantially-radial walls of both coupling parts
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Abstract

【課題】径の大きさを維持しつつねじり剛性を低下させてデファレンシャルギアとの間で生じる共振を抑制するとともに、ジョイント角に自由度を持たせることができる車両のプロペラシャフトを提供する。
【解決手段】インナパイプ4とアウタパイプとしての外筒部5とが連結して成り、駆動源の駆動力を車輪に伝達するための車両のプロペラシャフトにおいて、インナパイプ4と外筒部5との連結部における当該インナパイプ4の外周面及びアウタパイプの内周面にそれぞれ軸方向に延びる複数の凸部6、7から成るスプライン又はセレーションを設けるとともに、これら隣接する凸部6、7間にゴム材8を介在させたものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動源の駆動力を車輪に伝達するための車両のプロペラシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に配設されたプロペラシャフトは、駆動源であるエンジンの駆動力を車輪に伝達して推進力を得るためのもので、一般にはトランスミッションとデファレンシャルギアとの間に懸架されている。即ち、エンジンの駆動力はトランスミッションに伝達された後、プロペラシャフト及びデファレンシャルギアを介して車輪に至るよう構成されているのである。
【0003】
然るに、特に高トルクの伝達を想定した場合、プロペラシャフトを高いねじり剛性のものとする必要があるが、高ねじり剛性のプロペラシャフトが回転する際にデファレンシャルギアの噛み合い時の振動との間で共振が生じる虞がある。かかる共振が生じると、自動車のボディ自体へも悪影響を及ぼす可能性があるので、従来より、プロペラシャフトのねじり剛性を調整して共振を抑制する技術が種々提案されている。
【0004】
例えば、従来例として、図7に示すように、プロペラシャフトをインナパイプ101とアウタパイプ102とで構成し、それらの連結部における当該インナパイプ101の外周面とアウタパイプ102の内周面との間にゴム材103を圧入或いは加硫接着にて介在させたものが挙げられる。(従来例1)。
【0005】
かかる従来例1によれば、ゴム材103の弾力によりプロペラシャフト全体としてのねじり剛性を低下させることができるとともに、当該ゴム材103の材質及び配設個数を調整することにより、ねじり剛性を所望値とすることができ、デファレンシャルギアとの間の共振を抑制することができる。尚、インナパイプ101とアウタパイプ102との間で駆動力の伝達が行われる際、ゴム材103にせん断力が生じることとなる。
【0006】
また、他の従来例として、図8に示すように、プロペラシャフトの継ぎ手部をゴムカップリング104で構成し、該ゴムカップリングの弾力によりプロペラシャフト全体としてのねじり剛性を低下させたものが挙げられる(従来例2)。かかる従来例2によれば、駆動力の伝達時、ゴムカップリング104を構成するゴム部104aには圧縮力が作用することとなる。尚、これら先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両のプロペラシャフトにおいては、以下の如き問題があった。即ち、従来例1においては、駆動力の伝達時において、ゴム材103に強いせん断力が作用するため、高トルクの駆動力の伝達を想定すると、インナパイプ101及びアウタパイプ102の径を大きくし、ゴム材103との接触面積を大きくすることにより、当該せん断力に抗する必要があった。
【0008】
従って、プロペラシャフト全体を太径のものとすれば、高トルクの駆動力の伝達時に生じる強いせん断力にも抗することができるのであるが、径が大きくなって大型化すると、当該プロペラシャフトの重量が増加して車両に搭載するのに燃費等の観点から不都合が生じてしまうとともに、設計レイアウトが極めて制約されてしまう等種々の問題があった。
【0009】
一方、従来例2においては、ゴムカップリング104にてプロペラシャフトのねじり剛性を低下させているので、ゴム部104aにはせん断力ではなく圧縮力が作用することとなる。従って、プロペラシャフトの径を大きくする必要がなく、従来例1の如き問題は生じないものであるが、ジョイント角が著しく制限されてしまうという別の問題があった。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、径の大きさを維持しつつねじり剛性を低下させてデファレンシャルギアとの間で生じる共振を抑制するとともに、ジョイント角に自由度を持たせることができる車両のプロペラシャフトを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、インナパイプとアウタパイプとが連結して成り、駆動源の駆動力を車輪に伝達するための車両のプロペラシャフトにおいて、前記インナパイプとアウタパイプとの連結部における当該インナパイプの外周面及びアウタパイプの内周面にそれぞれ軸方向に延びる複数の凸部から成るスプライン又はセレーションを設けるとともに、これら隣接する凸部間にゴム材を介在させたことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両のプロペラシャフトにおいて、前記ゴム材は、前記インナパイプ及びアウタパイプの端部に配設された継ぎ手部に形成されたことを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の車両のプロペラシャフトにおいて、前記インナパイプとアウタパイプとを係止し、それらが互いに軸方向へ摺動するのを規制するための係止手段を具備したことを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の車両のプロペラシャフトにおいて、前記ゴム材は、前記インナパイプ及びアウタパイプの正転側と逆転側とで厚さが異なることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るプロペラシャフトは、図5に示すように、4輪駆動車(4WD)に適用されたものから成り、自動車のトランスミッションTから後輪RT側のデファレンシャルギアD1及び前輪FT側のデファレンシャルギアD2にそれぞれ延設され、駆動源としてのエンジンEの駆動力を後輪RT及び前輪FTにそれぞれ伝達するものである。
【0016】
即ち、エンジンEが駆動されると、その駆動力はトランスミッションTにて変速されつつプロペラシャフト1及びプロペラシャフト2に伝達され、その後、デファレンシャルギアD1及びD2を介して自動車の各車輪に伝達されて推進力を得るよう構成されている。尚、同図中符号3は、プロペラシャフト1の中間部に配設された中間軸受けを示しており、自動車のフレーム或いは車体に固定されている。
【0017】
各プロペラシャフト1及び2の端部には、ユニバーサルジョイントU1、U2及びU3、U4が接続されており、このうちユニバーサルジョイントU1及びU3がトランスミッションTのハウジングに取り付けられるとともに、ユニバーサルジョイントU2及びU4が後ろ側のデファレンシャルギアD1、前側のデファレンシャルギアD2におけるそれぞれのハウジングに取り付けられている。
【0018】
ユニバーサルジョイントU1〜U4は、駆動軸と被駆動軸とを連結し角度の変化に対応しながら動力の伝達を可能とする機構をいい、特にユニバーサルジョイントU2及びU4は、図1に示すように、プロペラシャフト1(2)の長手方向略全域に亘って形成されたインナパイプ4の端部4aと連結し得るアウタパイプとして外筒部5が形成されている。
【0019】
即ち、インナパイプ4には、その両端に細径とされた中実部材から成る端部4aが溶接等にて固定されているとともに、その外径よりも若干大きな内径を持った外筒部5内に当該端部4aが嵌め込まれ得るようになっている。インナパイプ4の他の端部には、ユニバーサルジョイントU1(U3)が溶接やかしめ等により固く接続されている。このように、外筒部5内にインナパイプ4の端部4aを連結して、エンジンEの駆動力を車輪RT(FT)に伝達するためのプロペラシャフト1(2)が構成されている。
【0020】
尚、本実施形態においては、インナパイプ4の端部4aよりも外筒部5の内径の方が大きく設定されて嵌入されているが、インナパイプ4の端部の内径の方が外筒部5の外径よりも大きくし、当該インナパイプ4の端部内に外筒部5を嵌入するようにしてもよい。但し、この場合、端部4aを中空状に形成する必要があるとともに、インナパイプ4が本発明でいうアウタパイプ、外筒部がインナパイプとなる。
【0021】
ここで、本実施形態に係るプロペラシャフト1(2)のインナパイプ4と外筒部5との連結部における当該インナパイプ4の外周面及び外筒部5の内周面には、図2に示すように、それぞれ軸方向に延びる複数の凸部6及び7から成るスプラインが設けられている。より具体的には、連結部におけるインナパイプ4の外周面には、断面視等間隔に突出して軸方向に延設された凸部6が形成されてスプラインを構成しているとともに、外筒部5の内周面にも、断面視等間隔に突出して軸方向に延設された凸部7が形成されてスプラインを構成している。
【0022】
更に、隣接するインナパイプ4の凸部6と外筒部5の凸部7との間には、ゴム材8が加硫にて固着されている。これにより、インナパイプ4のスプラインと外筒部5のスプラインとがゴム材8を介在させつつ噛み合うこととなり、当該ゴム材8を介した駆動力の伝達が行われることとなる。即ち、エンジンEが停止した状態或いは低トルクの駆動力の伝達時には、同図の如き状態となっており、インナパイプ4からの駆動力がゴム材8を介して外筒部5に伝達され得るようになっている。
【0023】
微視的に説明すると、図3に示すように、隣接する凸部7a及び7b間に凸部6が配置するとともに、該凸部6と凸部7aとの間に正転側のゴム材8a、凸部6と凸部7bとの間に逆転側のゴム材8bがそれぞれ介在して組み付けられている。尚、同図において、符号a方向を正転方向とし、符号b方向を逆転方向としている。
【0024】
そして、正転時の低トルクの駆動力を伝達する際には、インナパイプ4の回転に伴って凸部7aが正転側のゴム材8aを押圧し、当該ゴム材8aの弾力を生じさせつつ凸部6に駆動力が伝達される。逆転時の低トルクの駆動力を伝達する際にも同様に、インナパイプ4の回転に伴って凸部7bが逆転側のゴム材8bを押圧し、当該ゴム材8bの弾力を生じさせつつ凸部6に駆動力が伝達される。
【0025】
従って、エンジンEの駆動力を適切に車輪側へ伝達することができるとともに、プロペラシャフト1及び2のねじり剛性を低下させることができ、デファレンシャルギアD1及びD2の噛み合い時に生じる振動と共振するのを抑制することができる。更に、共振の抑制を図ることにより、当該共振が自動車のボディ自体へ伝わることによる悪影響をも防止することができる。
【0026】
更に、正転時の高トルクの駆動力を伝達する際には、図4に示すように、凸部7aからの押圧力によって正転側のゴム材8aが圧縮された状態となり、凸部6へ駆動力が伝達される。即ち、かかる状態においては、ゴム材8の弾力は駆動力伝達において影響されず、確実な駆動力伝達が行われ得るのである。尚、逆転時の高トルクの駆動力を伝達する際にも、同様に、逆転側のゴム材8bが圧縮された状態となり、確実な駆動力の伝達がなされるのである。
【0027】
このように、駆動力の伝達時において、ゴム材8に対して圧縮力が付与されるので、従来のせん断力が付与されるものに比べ、寿命を長くすることができるとともに、ゴム材8のインナパイプ4又はアウタパイプとしての外筒部5との接触面積を大きくする必要がなく、プロペラシャフトを小型化することができる。従って、自動車に良好に搭載することが可能となる。
【0028】
また、ユニバーサルジョイントU2(U4)に形成された外筒部5にインナパイプ4を連結させているので、従来のゴムカップリングを使用したものに比べ、ジョイント角の自由度を向上させることができる。また更に、プロペラシャフト1及び2の端部に配設された継ぎ手部(ユニバーサルジョイント部)にゴム材8が形成されているので、プロペラシャフトの中央部に形成したものに比べ、駆動力の伝達時において安定した回転とすることができる。
【0029】
ところで、図1中符号9は、インナパイプ4の端部4aに対し外筒部5を係止するための係止手段としてのサークリップを示しており、かかるサークリップ9によりインナパイプ4と外筒部5とが互いに軸方向に摺動するのを規制している。これにより、摺動によるゴム材8の劣化を防止し、当該ゴム材8の寿命を更に長くすることができる。尚、上記サークリップ9に代えて他の係止手段としてもよい。
【0030】
上記プロペラシャフト1及び2を得るには、インナパイプ4を組み付けない状態において、当該インナパイプ4のスプラインに倣った形状のキャビティを有した金型内に当該外筒部5を挿入し、溶融状態のゴム材を流し込んで加硫する。これにより、所望の弾力を持ったゴム材8を介在させることができ、所望値のねじり剛性を得ることができるのである。
【0031】
以上、本実施形態に係るプロペラシャフトについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図6に示すように、ゴム材8における正転側のゴム材8aと逆転側のゴム材8bとで厚さを異ならせるようにしてもよい。同図においては、正転側のゴム材8aの厚さt1より逆転側のゴム材8bの厚さt2の方を大きく形成し、正転時に生じる弾力の方を逆転時に生じる弾力よりも大きくしているが、正転側のゴム材8aの厚さt1の方を逆転側のゴム材8bの厚さt2よりも大きくしてもよい。これにより、プロペラシャフトの正転時と逆転時とのねじり剛性をそれぞれ最適なものに設定することができる。
【0032】
また、凸部6及び7がスプラインを構成するものの他、セレーションを構成するものであってもよく、ゴム材はスプライン又はセレーションの形成範囲全域に亘って介在してもよいし、一部のみに介在するようにしてもよい。更に、本実施形態においては、4WD車に適用されたプロペラシャフトとされているが、FR車或いはプロペラシャフトを有するFF車に適用するようにしてもよく、自動車以外の車両においてプロペラシャフトを有するものに適用してもよい。
【0033】
また更に、本実施形態においては、デファレンシャルギアD1及びD2側に取り付けられたユニバーサルジョイントU2及びU4の外筒部5がアウタパイプを構成し、スプライン及びゴム材が形成されているが、これに代えて或いは併用して、ユニバーサルジョイントU1及びU3の外筒部にアウタパイプを構成し、スプライン及びゴム材を形成するようにしてもよい。
【0034】
尚、プロペラシャフトの中間部でインナパイプとアウタパイプとの連結部を形成し、該連結部にスプライン及びゴム材を形成するようにしてもよい。この場合、プロペラシャフトの回転の安定性を損なうものの、本実施形態と同様、ねじり剛性を低下させることができる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、インナパイプとアウタパイプとの連結部における当該インナパイプの外周面及びアウタパイプの内周面にそれぞれ軸方向に延びる複数の凸部から成るスプライン又はセレーションを設けるとともに、これら隣接する凸部間にゴム材を介在させたので、径の大きさを維持しつつねじり剛性を低下させてデファレンシャルギアとの間で生じる共振を抑制するとともに、ジョイント角に自由度を持たせることができる。
【0036】
請求項2の発明によれば、ゴム材は、インナパイプ及びアウタパイプの端部に配設された継ぎ手部に形成されたので、プロペラシャフトの中央部に形成したものに比べ、駆動力の伝達時において安定した回転とすることができる。
【0037】
請求項3の発明によれば、インナパイプとアウタパイプとを係止し、それらが互いに軸方向へ摺動するのを規制するための係止手段を具備したので、摺動によるゴム材の劣化を防止し、当該ゴム材の寿命を更に長くすることができる。
【0038】
請求項4の発明によれば、ゴム材がインナパイプ及びアウタパイプの正転側と逆転側とでその厚さを異ならせているので、プロペラシャフトの正転時と逆転時とのねじり剛性をそれぞれ最適なものに設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプロペラシャフトを示す一部破断した模式図
【図2】図1におけるII−II線断面図
【図3】図2の一部を示す拡大断面図
【図4】本発明の実施形態に係るプロペラシャフトにおいて高トルクの駆動力が伝達される際の状態を示す断面図
【図5】本発明の実施形態に係るプロペラシャフトが適用される自動車を示す模式図
【図6】本発明の他の実施形態に係るプロペラシャフトを示す拡大断面図
【図7】従来例1のプロペラシャフトを示す模式図
【図8】従来例2のプロペラシャフトを示す模式図
【符号の説明】
1、2…プロペラシャフト
3…中間軸受け
4…インナパイプ
5…外筒部(アウタパイプ)
6、7…凸部
8…ゴム材
9…サークリップ(係止手段)
E…エンジン(駆動源)
T…トランスミッション
U1〜U4…ユニバーサルジョイント
D1、D2…デファレンシャルギア
FT…前輪
RT…後輪

Claims (4)

  1. インナパイプとアウタパイプとが連結して成り、駆動源の駆動力を車輪に伝達するための車両のプロペラシャフトにおいて、
    前記インナパイプとアウタパイプとの連結部における当該インナパイプの外周面及びアウタパイプの内周面にそれぞれ軸方向に延びる複数の凸部から成るスプライン又はセレーションを設けるとともに、これら隣接する凸部間にゴム材を介在させたことを特徴とする車両のプロペラシャフト。
  2. 前記ゴム材は、前記インナパイプ及びアウタパイプの端部に配設された継ぎ手部に形成されたことを特徴とする請求項1記載の車両のプロペラシャフト。
  3. 前記インナパイプとアウタパイプとを係止し、それらが互いに軸方向へ摺動するのを規制するための係止手段を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のプロペラシャフト。
  4. 前記ゴム材は、前記インナパイプ及びアウタパイプの正転側と逆転側とで厚さが異なることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の車両のプロペラシャフト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100957380B1 (ko) * 2004-12-03 2010-05-11 현대자동차주식회사 프로펠러 샤프트
KR101728884B1 (ko) 2015-09-25 2017-04-24 한국철도기술연구원 동력전달용 구동축 연결장치
KR101728885B1 (ko) * 2015-09-25 2017-05-04 한국철도기술연구원 동력전달용 구동축 연결구조

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