JP2004168156A - 荷物移動台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】台車の一端を持ち上げて傾けることなく連結できる荷物移動台車を提供すること。
【解決手段】台板10には、表面の隣接する2面に表連結部11,21を形成し、裏面に表連結部11・21と対称面に裏連結部16・26を形成する。表連結部11,21には、長さ方向の全長にわたって表凹状溝12・22を形成し、裏面の裏連結部16・26に形成する凸状部を摺動可能に係合する。表凹状溝12・22の両端は挿入口121・221としてテーパ面122・222を有して広口に形成し、連結する別の台車1を挿入しやすくする。表連結部11・21の外側壁部に凹部13・23を形成して裏凹状溝17・27に形成する突起部と係合可能として、連結する2台の台車の位置決めをする。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数の荷物移動台車が連結可能に構成された荷物移動台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、大きな荷物や多量の荷物を移動する際に、1台の台車では積載することができない場合、荷物を1台の台車で何度も往復することが煩わしいことから、複数の台車に荷物を積載してまとめて移動させたい場合がある。しかし、荷物を積載した台車を複数まとめて移動させることは、それぞれの台車が別々に走行することから、極めて操作性が悪く、それぞれの台車が移動中に別の方向に走行して、台車をぶつけて荷物を台車から落下させる虞れがあった。そのため、従来においては、荷物の大きさに合わせて複数連結して使用する荷物移動台車が、特許第2686045号や実公平7−17631号に記載されている。
【0003】
前者の場合の台車30は、図15〜16に示すように、平面視矩形に形成された台板31の隣接する2面には連結部32・33が突出して形成され、連結部32・33の上面には逆三角状の連結用突部34が形成され、それぞれの対称の位置にある2面には、連結用突部34に嵌合可能な連結用凹部35が形成されている。そして1台の台車30Aの連結用凹部35を、連結する別の台車30Bの連結用突部34に嵌め込むことによって、容易に脱着できない強固な連結が行なわれる。
【0004】
又、後者の台車40の場合、図17に示すように、平面視矩形に形成された台板41の長手方向の対向する2面には、一方が逆三角状の凸部42・42を一対有し、他方が凸部42・42に嵌合可能な凹部43・43をそれぞれ一対設けている。そして1台の台車40の凹部43・43を、連結する別の台車40の凸部42に嵌め込むことによって、容易に脱着できない強固な連結が行なわれる。
【0005】
【特許文献1】
特許第2686045号公報(2〜3頁、図3、図8)
【特許文献2】
実公平7−17631号公報(2頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の公報に記載されている内容の台車30は、いずれも逆三角状の連結用突部34(又は凸部42)に別の台車30の連結用凹部35(又は凹部43)を嵌合するように構成されていることから、連結する際には、連結用突部34(又は凸部42)あるいは連結用凹部35(又は凹部43)を有する台車30(又は40)の一端を上方に持ち上げて、上方から一方の嵌合要素に嵌め込まなければならない。つまり、嵌め込む側の台車の一端を持ち上げることによって台車が傾くことから、台車自体が重い場合には力を要することになって煩わしさが残ることになったり、もし、台車に荷物を積載している場合には、荷物は台車から落下することになったりして、台車を連結する前には荷物を積載することが出来ないこととなっていた。
【0007】
従って、一旦、台車に積載してしまった荷物を、その状態で連結できるように構成された台車が要望されていた。
【0008】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、荷物を積載した状態においても複数連結でき、しかも、あらゆる組み合わせの連結を可能とする荷物移動台車を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る荷物移動台車は、上記の課題を解決するために、以下のように構成するものである。すなわち、
請求項1記載の発明では、荷物を積載した後で連結可能に構成される荷物移動台車であって、
荷物を積載する台板と、前記台板の裏面側に配置される複数のキャスターと、を備えて構成され、
前記台板の表面における少なくとも1辺付近には、該1辺の長さ方向に全域にわたって凹状溝が形成されるとともに、前記台板における前記1辺の対称辺の裏面側に、前記凹状溝と係合可能な凸状部が形成され、
前記凸状部が、連結する別の荷物移動台車における前記凹状溝の一端から摺動可能に挿入されることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項2記載の発明では、前記凹状溝が、前記台板の隣接する2辺に形成され、前記凸状部が、前記凹状溝の対称辺となる前記台板の裏面側に形成されていることを特徴としている。
【0011】
また、請求項3記載の発明では、前記凹状溝と前記凸状部とが摺動する際、前記台板の表面又は裏面とのいずれかに形成された凹部又は突起部とが係合することによって、連結する一対の台車が摺動を停止して位置決めされることを特徴としている。
【0012】
さらに、請求項4記載の発明では、前記台板の表面側には、一対のスリット部が形成され、前記台板の裏面側には前記スリット部と直交する方向に前記スリット部と係合可能な突出板が形成されていることを特徴としている。
【0013】
また、請求項5記載の発明では、前記凹状溝の両端は、前記凹状溝の挿入口が前記凹状溝の溝幅より広口となるテーパ状に形成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、1台の荷物移動台車に別の荷物移動台車を連結する場合に、台板に荷物を積載した状態で、連結する別の荷物移動台車を一方の台車の1辺付近の凹状溝に沿って摺動させるようにして連結することから、連結する側の荷物移動台車を持ち上げて傾けることなく行うことができて、また積載した荷物を落下することもない。従って安心して確実に複数の台車を連結させて荷物を運搬することが可能となる。
【0015】
また、請求項2記載の発明によれば、荷物移動台車には、隣接する2面に凹状溝を形成していることから、連結する別の荷物移動台車の凸状部を2面のうちいずれかに摺動させて係合させれば、荷物に応じて縦方向に複数列あるいは横方向に複数列、さらには縦と横に交互にT字状に複数連結することができる。
【0016】
また、請求項3記載の発明によれば、台板の裏面に設けられた凸状部が、別の台板の表面に設けられた凹状溝に摺動して連結する際、台板の表面あるいは裏面のいずれかに形成された突起部と凹部とが係合することによって、連結される一対の荷物移動台車は位置決めされて移動が停止されることとなる。この位置決めされた位置が、連結された一対の荷物移動台車を進行方向に沿ってほぼ同位置に配置することから、連結された一対の荷物移動台車は、同時に移動しても位置ずれを起こすことなく、ムダのない台板面を形成することができる。
【0017】
さらに、請求項4記載の発明によれば、台板の裏面には、台板の表面に形成されたスリット部と直交する突出板が形成されていることから、荷物移動台車を格納する場合に、縦・横交互に積み重ねることができ、バランスよく何台でも積み重ねて床スペースを広くとることなく格納することができる。
【0018】
また、請求項5記載の発明によれば、台板の表面に形成された凹状溝の挿入口は、溝幅面より広口に形成されていることから、連結する別の荷物移動台車の凸状部を凹状溝に挿入しやすく、挿入した後は、テーパ面で案内されることから連結する別の荷物移動台車を、例え斜め方向から挿入しても荷物に衝撃を付与することなく、スムーズに荷物移動台車の連結を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
実施形態の荷物移動台車(以下、台車という。)1は、図1〜4に示すように、平面視矩形状に形成され、荷物を積載する台板10と、台板10の裏面側の四隅に装着されるキャスター5とを備えて構成されている。なお、キャスター5は、360°自在に回転できるものが望ましい。
【0021】
台板10の表面には、図1〜2に示すように、長手方向と短手方向とで隣接する2面から外側に向かってフランジ状に延設する表連結部11・21が突出して形成され、各表連結部11・21には、台板10の表面に向かって表凹状溝12・22がそれぞれの表連結部11・21の全長にわたって形成されている。
【0022】
表凹状溝12・22の両端に配置される挿入口121・221は、表凹状溝12・22の溝幅より広口に形成され、挿入口121・221から内部溝幅に向かって先細りとなるテーパ面122・222が形成されている。また、各表連結部11・21における表凹状溝12・22を形成する外側壁部の表面中央部あたりには、それぞれの表連結部11・21の長さ方向中心線に対して対称位置に一対の凹部13・23が形成されている。
【0023】
さらに、台板10の中央部には、台板10の長手方向に沿ってかつ台板10の長手方向の中心線に対して対称位置に一対のスリット状の長溝14・14が形成され、また、それぞれの凹状溝12・22の長手方向中央部には、台座10の下方を確認するための通し孔15・25が形成されている。
【0024】
一方、図3〜4に示すように、台板10の裏面には、4隅にそれぞれキャスター5が装着されるとともに裏面全体に格子状及び斜状のリブ6が台板10の裏面から立ち上がるように形成されている。
【0025】
また、表面に現れる表連結部11・21が形成されている2面と反対側の対称2面に、裏連結部16・26が外側に向かって突出して形成され、裏連結部16・26には、表凹状溝12・22と平行に裏凹状溝17・27が形成され、裏連結部16・26の裏凹状溝17・27を形成する外側壁部が凸状部18・28として形成され、凸状部18・28が、台板10の表面に形成する表凹状溝12・22に係合可能に形成される。
【0026】
さらに、裏凹状溝17・27の両端挿入口171・271は溝幅からテーパ面172・272で連接されて広口に形成されるとともに、裏凹状溝17・27には、表連結部11・21に形成する凹部13・23に係合可能な突起部19・29がそれぞれ一対形成されている。
【0027】
一方、数多くのリブ6のうち、台板10の長手方向を中央部で横切るように配置された中央リブの中央部を除いた両側部が、表面に形成された一対のスリット状の長溝14・14に挿入できるように突出板61として、他のリブ6より高く形成されている。なお、突出板61はリブを兼用するのではなく、表面に形成された一対のスリット状の長溝14・14に挿入できるように形成していれば、別に裏面から、新たに突出するように形成してもよい。
【0028】
なお、図4に示す台板10の各断面を、図5〜10に示す。図5に示す断面図は、図4におけるD−D断面であり、表面を上面に裏面を下面にして示している。これによると、台板10の短手方向の表面に形成される表凹状溝22(図中左側)に、別の台車1の凸状部28(図中、右側)が係合するとともに、表連結部21の外側壁部に形成された凹部23に、別の台車1の裏凹状溝部27に形成された突起部29が係合される。
【0029】
図6の断面図は、図4におけるG−G断面であり、表面を上面に裏面を下面にして示している。これによると、表連結部11の外側壁部の中央部に一対の凹部13・13が形成されている。この凹部13・13に別の台車1の突起部19が係合して、連結される一対の台車が摺動後位置決めされる。
【0030】
図7の断面図は、図4におけるL−L断面であり、表面を上面に裏面を下面にして示している。これによると、台板10の長手方向の表面に形成される表凹状溝12(図中、右側)に、別の台車1の凸状部18(図中、左側)が係合するとともに、表連結部11の外側壁部に形成された凹部13に、別の台車1の裏凹状溝17に形成された突起部19が係合される。
【0031】
図8の断面図は、図4におけるN−N断面であり、表面を上面に裏面を下面にして示している。これによると、裏面の裏凹状溝27の中央部に一対形成された突起部29・29が形成されている。この突起部29・29は別の台車1の表面に形成された表連結部21の外側壁部の一対の凹部23・23に係合する。
【0032】
図9の断面図は、図4におけるK−K断面であり、表面を上面に裏面を下面にして示している。これによると、台板10の裏面の中央部に長手方向を横切るように形成され中央部を除いた両側の中央リブ(突出板)61がリブ6より長く突出して形成されている。この突出板61が、台板10の表面に形成された一対の長溝14・14に挿入することによって、複数の台車1をクロス状に積み重ねて格納することができる。さらに、一方の端部(図中、右側)には通し孔15が形成されて、連結された一対の台車1の連結部(11と16)を目視して確認することができる。
【0033】
図10の断面図は、図4におけるP−P断面であり、表面を上面に裏面を下面にして示している。これによると、短手方向の裏面に形成された裏連結部21の凸状部28の両端は、中央部から低くなるように連接されたテーパ面281・281に形成されている。このテーパ面281・281によって、台車1を別の台車に連結する際、凸状部28が表凹状溝27に衝撃を与えずに挿入することができ、より挿入しやすくなる。勿論、長手方向における凸状部18においても同様に形成される。
【0034】
次に、上記のように構成された台車1の連結状態を説明する。
【0035】
まず、1台の台車で積載できない大きな荷物、例えば、平面視正方形の場合は、図11に示すように、台車1Aの長手方向における表連結部11と台車1Bの長手方向における裏連結部16とを連結させる。
【0036】
詳細に説明すると、台車1Bの凸状部18の先端部を台車1Aの表凹状溝12の挿入口121に対向させた後、テーパ面122に沿って凸状部18を侵入させる。台車1Bは、凸状部18が表凹状溝12に案内されながら、前方に移動する。台車1Bの台板10の先端面が台車1Aの先端面とほぼ一致する位置に台車1Bが移動すると、台車1Bの裏連結部16に形成された一対の突起部19・19が、台車1Aの表連結部11に形成された一対の凹部13・13に係合することとなって、台車1Bは台車1Aに位置決めされて移動を停止する。
【0037】
この状態で台車1Aと台車1Bのそれぞれの台板10・10に合わせて荷物を積載して、2台の台車の中央部において台板10の縁部を押し出すか、あるいは、台車の一端に手押し部を装着して押し出すことによって、2台の台車1A・1Bは同一方向に同時に走行することができる。
【0038】
また、それぞれの台車1A・1Bに予め荷物が積載されている状態で、2台の台車1A・1Bを連結する場合でも、上記と同様に連結することができる。
【0039】
次に、長い荷物を積載する場合には、図12に示すように、台車1Aの短手方向における表連結部21と台車1Bの短手方向における裏連結部26とを連結させる。
【0040】
詳細に説明すると、台車1Bの凸状部28の先端部を台車1Aの表凹状溝22の挿入口221に対向させた後、テーパ面222に沿って凸状部28を侵入させる。台車1Bは、凸状部28が表凹状溝22に案内されながら、側方に移動する。台車1Bの台板10の側端面が台車1Aの側端面とほぼ一致する位置に台車1Bが移動すると、台車1Bの裏連結部26に形成された一対の突起部29・29が、台車1Aの表連結部21に形成された一対の凹部23・23に係合することとなって、台車1Bは台車1Aに位置決めされて移動を停止する。
【0041】
この状態は台車が縦方向に2列並ぶことから、長い荷物を前後方向に積載して運搬させることができる。また、予め荷物が積載されている2台の台車を、狭い通路を通って移動する場合でも、同様に連結させて移動すればよい。
【0042】
また、図13に示すように、2台の台車1Aと1BとをT字状にして連結することもできる。この場合では、台車1Aの短手方向における表連結部21と台車1Bの長手方向における裏連結部16とを連結させる。
【0043】
詳細に説明すると、台車1Bの凸状部18の先端部を台車1Aの表凹状溝22の挿入口221に対向させた後、テーパ面222に沿って凸状部18を侵入させる。台車1Bは、凸状部18が表凹状溝22に案内されながら、側方に移動する。台車1Bの台板10の長手方向中央位置が台車1Aの短手方向中央位置に台車1Bが移動すると、台車1Bの裏連結部16に形成された一対の突起部19・19が、台車1Aの表連結部21に形成された一対の凹部23・23に係合することとなって、台車1Bは台車1Aに位置決めされて移動を停止する。
【0044】
なお、それぞれの連結状態において、台車は2台でなく複数の台車を連続して連結することができ、また、図11と図12を組み合わせて、縦方向と横方向とを複数連結させることもできる。
【0045】
さらに、複数の台車1を格納する場合には、図14に示すように、台車1Aの一対の長溝14・14に、台車1Bの中央リブ(突出板)61を挿入して、クロス状に交互に積み重ねることによって、床面積のスペースを広く取ることなく格納することができる。
【0046】
上記のように、実施形態の台車1によれば、1台の台車1Aの表連結部11(または21)に、連結する別の台車1Bの裏連結部16(又は26)を摺動させながら挿入するように連結することから、台板1A・1Bに荷物を積載した状態で連結させることができ、連結する際に、台車1A(または1B)の一端を持ち上げて傾けることなく、それによって積載した荷物を落下することもない。従って安心して確実に複数の台車を連結させて荷物を運搬することが可能となる。
【0047】
しかも表凹状溝12(又は22)には、いずれから挿入しても挿入口121(又は221)が広口に形成され、テーパ面122(又は222)によって移動案内されることから、連結する側の台車1Bが平面視に置いて傾いて置かれたとしても、台車1Bの凸状部18(又は28)を容易に表凹状溝12(又は22)に挿入することができる。
【0048】
しかも、台車1には、連結部が隣接する2面(縦方向と横方向)に形成されていることから、連結する別の台車1の凸状部を2面のうちいずれかに摺動させて係合させることによって、荷物に応じて縦方向に複数列あるいは横方向に複数列、さらには縦と横に交互にT字状に複数連結することができる。
【0049】
また、台車1Bを台車1Aに摺動して連結する際、台車1Aと台車1Bとが、進行方向に沿ってほぼ同位置で位置決めされて停止することができることから、連結された一対の台車1A・1Bは、ロックされていることとなって同時に移動しても位置ずれを起こすことなく、ムダのない台板面を形成することができる。
【0050】
さらに、台板10の裏面には、台板10の表面に形成された一対の長溝14・14と直交する突出板61が形成されていることから、複数の台車1を格納する場合に、縦・横交互に積み重ねることができ、バランスよく何台でも積み重ねてスペースを広くとることなく格納することができる。
【0051】
なお、本発明の荷物移動台車は、上記の形態に限らず、例えば、台板10が平面視矩形でなく、多角形であっても、連結部どうしを摺動可能に形成すれば適用できるものであり、さらに、表面に形成された表連結部11・21の凹部13・23と裏面の裏凹状溝17・27に形成された突起部19・29との係合関係を、表面の表凹状溝12・22に形成する突起部と、裏面の凸状部18・28に形成する凹部で係合可能に構成するものであってもよい。
【0052】
さらに、通し孔15・25と対称の縁部の裏面側の位置に下方に突出する突出部を設けて、1対の台車1A・1Bを連結すれば、新たに形成された突出部が通し孔15・25と係合できて位置決めを行うことができることから、表連結部11・21に形成された凹部13・23及び裏連結部16・26に形成された突起部19・29を失くすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態における台車の表面を示す斜視図である。
【図2】図1における台車の平面図である。
【図3】図1における台車の裏面を示す斜視図である。
【図4】図3における台車の底面図である
【図5】図4におけるD−D断面を示す断面図である。
【図6】図4におけるG−G断面を示す断面図である。
【図7】図4におけるL−L断面を示す断面図である。
【図8】図4におけるN−N断面を示す断面図である。
【図9】図4におけるK−K断面を示す断面図である。
【図10】図4におけるP−P断面を示す断面図である。
【図11】台車の連結状態の一形態を示す平面図である。
【図12】台車の連結状態の別の形態を示す平面図である。
【図13】台車の連結状態のさらに別の形態を示す平面図である。
【図14】複数の台車を積み重ねた状態を示す平面図である。
【図15】従来の台車を示す平面図である。
【図16】図15における連結部を示す一部斜視図である。
【図17】従来の別の台車を示す平面図である。
【符号の説明】
1 台車(荷物移動台車)
5 キャスター
6 リブ
61 中央リブ(突出板)
10 台板
11、21 表連結部
12、22 表凹状溝部
121、221 挿入口
122、222 テーパ面
13、23 凹部
14 長溝(スリット)
16、26 裏連結部
17、27 裏凹状溝部
18、28 凸状部
19、29 突起部

Claims (5)

  1. 荷物を積載した後で連結可能に構成される荷物移動台車であって、
    荷物を積載する台板と、前記台板の裏面側に配置される複数のキャスターと、を備えて構成され、
    前記台板の表面における少なくとも1辺付近には、該1辺の長さ方向に全域にわたって凹状溝が形成されるとともに、前記台板における前記1辺の対称辺の裏面側に、前記凹状溝と係合可能な凸状部が形成され、
    前記凸状部が、連結する別の荷物移動台車における前記凹状溝の一端から摺動可能に挿入されることを特徴とする荷物移動台車。
  2. 前記凹状溝が、前記台板の隣接する2辺に形成され、前記凸状部が、前記凹状溝の対称辺となる前記台板の裏面側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の荷物移動台車。
  3. 前記凹状溝と前記凸状部とが摺動する際、前記台板の表面又は裏面とのいずれかに形成された凹部又は突起部とが係合することによって、連結する一対の台車が摺動を停止して位置決めされることを特徴とする請求項1又は2記載の荷物移動台車。
  4. 前記台板の表面側には、一対のスリット部が形成され、前記台板の裏面側には前記スリット部と直交する方向に前記スリット部と係合可能な突出板が形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の荷物移動台車。
  5. 前記凹状溝の両端は、前記凹状溝の挿入口が前記凹状溝の溝幅より広口となるテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の荷物移動台車。
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