JP2004166330A - 電動車 - Google Patents

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electric heating
battery
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electric
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Sadanori Chiba
貞紀 千葉
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Fukushin Electric Co Ltd
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Fukushin Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】バッテリー寿命判定機能を内蔵した電動車を提供する。
【解決手段】バッテリーの電力を用いる電熱シートを装備した電動車に於いて、アクセルの操作状態を監視し、ある一定時間アクセル操作がない場合電動車が未使用状態であると判定することで電熱シートの電源を自動で切断することにより、電熱シートの電力の浪費を防ぎ、バッテリー上がりのおそれを軽減し、また、電熱シートの煩わしい電源操作から使用者を開放し、安心して暖かく乗れる電動車を提供する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車の電熱シートの電源制御に関する。
【0002】
【従来の技術】現在市販されている一般的な電動車は、バッテリーを内蔵しバッテリーの電力を用いて全ての動作の源としている。このバッテリーから電力を引き込み内蔵のヒーターを作動させシートを暖める電熱シートが市販されている。この電熱シートを使うと、冬場など寒い時期でも電動車に暖かく乗ることができる。
【0003】
しかし、電熱シートの消費電力は少なくなく、使用方法によっては著しくバッテリーの電力を消費するおそれがある。よって、電熱シートには電源スイッチなどを設けて必要なとき以外は電源を切る必要がある。しかし、使用者がシートから離れたときなどは使用者が見ただけでは電熱シートが作動していることがわからないため、電源を切り忘れることも十分起こり得る。この場合、使用者が気が付いたときにはバッテリーの電力を浪費してしまい、最悪モーターを駆動することができずに立ち往生することもあり、大変不便な思いを使用者に与えるおそれがあった。
【0004】
また、使用者が電熱シートの電源の切り忘れをしない場合でも、バッテリー上がりを気にして使用者が電源の操作に気を遣い、使用者に負担を与えるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電熱シートの電源制御を自動で行う電動車を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、バッテリーと、車輪を駆動するモーターと、該モーターを制動するブレーキと、前記バッテリーから前記モーターへ電力を供給する制御装置と、該制御装置に信号を与えるアクセル入力手段と、シートを暖める電熱シートと、該電熱シートに前記バッテリーから電力を供給制御する継電手段を備えた電動車に、前記アクセル入力手段からの信号を受けある一定時間入力がないことより電動車の使用が中断されたと判定するオートパワーオフ判定手段と、該オートパワーオフ判定手段によって継電手段を制御することにより、使用者が電動車を離れある一定時間が経過すると自動的に電熱シートへの電力が切断され、電力の浪費を防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本発明の電動車はバッテリー1と、モーター3と、バッテリー1の電力をモーター3へ供給する制御装置2と、モーター3によって駆動される車輪5と、モーター3の回転軸を制動するブレーキ4と、電熱シート6と、電熱シート6へ電力を供給する継電手段7と、制御装置2へ動作信号を伝えるアクセル8と、アクセル8からの信号が一定時間無い場合継電手段7を切断制御するオートパワーオフ判定手段9を備えている。
【0008】
使用者がアクセル8を操作し、操作信号が制御装置2に入力されると、制御装置2はバッテリー1の電力をモーター3に供給する。このとき、ブレーキ4は制御装置2の信号によりモーター3の回転軸の制動が解除され、モーター3の回転により
車輪5が駆動され電動車は走行を始める。この様にブレーキ4は、電動車が走行しないときは制動し、走行する際にモーター3へ電力が供給されるときは制動を解除する。
【0009】
このとき、オートパワーオフ判定手段9は使用者が乗車していると判定し、継電手段7を接続制御し、電熱シート6へ電力が供給されシートが暖められる。
【0010】
一方、使用者が電動車を離れた場合、アクセルの操作はなくなりその状態で一定時間が経過すると、オートパワーオフ判定手段9は使用者が電動車から離れたと判定し、継電手段7を切断制御し、電熱シート6への電力を停止、電力の浪費を防止する。
【0011】
また、一般の電動車には内蔵されているバッテリー電圧測定手段を用い、バッテリー1の残容量が少ない場合は、オートパワーオフ判定に関わらず継電手段7を切断制御し、電熱シート6への電力を停止させ、バッテリー電力の使い切りを防止することもできる。
【0012】
オート−パワーオフ判定手段9の動作の説明をする。オートパワーオフ判定手段9は、図2に示すように時計10と、時間比較手段11と、時間設定手段12を設け、アクセルなどの動作信号が入力されたとき時計10をゼロに戻し、動作信号が無くなると時計10の計時を開始する。通常、電動車が使用されている状態では図3に示すように動作信号が次々と入力され、時計10の計時はあまり進まないままゼロに戻されるということを繰り返す。この間、時計10の時間は時間設定手段12の時間より少ないため時間比較手段11より電動車が使用状態であることを出力する。しかし、使用者が電動車を離れた場合など電動車が使用されない状態になると、時計10の計時は進み、やがて時間設定手段12に設定された時間、例えば5分に達することで時間比較手段11によって電動車が未使用状態であることを出力する。
【0013】
オートパワーオフ判定手段9の替わりに、電動車本体の電源スイッチ、例えばキースイッチなどと連動して電熱シート6への電力を接続、切断することでも同様の効果を得られる。この場合は、電源スイッチ内部に継電機能を持たせても良いし、電源スイッチはそのままでその出力を継電手段7に与え電源制御しても良い。
【0014】
アクセル入力信号の替わりに、モーター3の動作状態を監視し、それを動作信号としてオートパワーオフ判定手段9に入力しても同様の効果が得られる。監視する方法としては、モーター端子電圧を電圧測定手段で測定し、モーター3が動作しているときはモーター端子電圧がゼロでない電圧になることを検出すればよい。
【0015】
また、モーター3が動作しているときブレーキ4は制動解除する事を利用して、ブレーキ4の制御信号を監視し、動作信号として入力することでオートパワーオフ判定してもよい。
【0016】
一方、シート内部に感圧手段を設け、直接使用者の着座を検知し、直接継電手段7を制御しても同様の効果を得られる。この場合、感圧手段としてはゴム製の感圧スイッチや一般的な押しボタンスイッチを使用してもよい。
【0017】
電熱シート6が何らかの原因で過熱した場合、回路切断し温度の異常上昇を防止するために継電手段7とは別に温度ヒューズを設けてもよい。
【0018】
電熱シート6の発熱部分は、一般的には座面部だけであるが、これに限らず背面部、ふくらはぎ部、側面部などを含めて身体全体を暖めても良い。この場合、温度ヒューズは各部分独立して設けることが望ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、電動車においてシートを暖める電熱シートを、未使用時の電力浪費を自動で防ぐことにより、バッテリー上がりによる立ち往生や、使用者の電熱シートの電源管理負担を開放することができ、安心して暖かいシートを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の形態に係る電動車の構成図
【図2】オートパワーオフ判定手段の構成図
【図3】オートパワーオフ判定手段の動作の流れ図
【符号の説明】
1 バッテリー
2 制御装置
3 モーター
4 ブレーキ
5 車輪
6 電熱シート
7 継電手段
8 アクセル入力手段
9 オートパワーオフ判定手段
10 時計
11 時間比較手段
12 時間設定手段

Claims (1)

  1. バッテリーと、車輪と、該車輪を駆動するモーターと、該モーターへ前記バッテリーの電力を供給する制御装置と、前記モーターを制動するブレーキと、前記制御装置にアクセル信号を入力するアクセル入力手段を備える電動車において、前記バッテリーの電力により発熱する電熱シートと、前記アクセル入力手段の動作信号を監視し動作信号が入力されない時間を計時しある時間に達した時点で電動車が未使用状態と判定するオートパワーオフ判定手段と、該オートパワーオフ判定手段からの電動車未使用判定出力により前記バッテリーから前記電熱シートへの電力を切断する継電手段を備えた電熱シート電源自動制御機能付き電動車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035328A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Ebara Corp 研磨装置、基板処理装置、基板飛び出し検知方法
CN107487203A (zh) * 2016-12-26 2017-12-19 宝沃汽车(中国)有限公司 用于电动车的下电控制方法、装置和电动车

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