JP2004165938A - 客室情報システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示機能を備えたPHS16を無線接続するPBX18と、客室毎の客室情報を記憶した客室情報データベース32を備え、PBXと通信接続するMGW13とを有する客室情報システム1であって、MGW13は、PBXを通じてPHS16から客室情報に関わる検索条件を検出するボタン検出部36と、ボタン検出部36にて検索条件を検出すると、この検索条件に関わる客室情報を客室情報データベース32から検索する情報検索部38と、この検索結果に基づいて検索結果画面や客室詳細情報画面を生成し、この検索結果画面や客室詳細情報画面をPHS16に提供するユーザ画面生成部37とを有している。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばホテル等の施設内にある客室毎の客室情報を記憶した客室情報データベースと、例えばブラウジング表示機能を備えたPHSを無線接続する構内交換機とを備えたホテル等の客室情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の客室情報システムとしては、ホテル等の施設内にある客室毎の客室情報を記憶した客室情報データベースと、例えば控え室等に配置され、前記客室情報データベースに記憶中の客室情報を検索するクライアントPC端末とを有し、このクライアントPC端末は、客室情報データベースに記憶中の所望の客室情報を検索し、この検索結果をクライアントPC端末のディスプレイ画面上に表示するようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このような従来の客室情報システムによれば、クライアントPC端末で検索条件を入力し、その検索結果をクライアントPC端末のディスプレイ画面上に画面表示するようにしたので、例えば客室の担当者は、クライアントPC端末が配置されている場所に赴き、そのクライアントPC端末のディスプレイ画面上で自分の担当する客室の状態を認識することができる。
【0004】
また、従来の客室情報システムとしては、客室情報データベースと、例えばホテルフロントに配置され、客室情報データベースに記憶中の客室情報を書換変更するクライアントPC端末とを有し、クライアントPC端末は、客室情報データベースに記憶中の客室情報、例えばチェックインやチェックアウト情報等の客室情報を書き換え、この客室情報が書き換えられると、この客室の担当者が携帯するページャに自動発報するようにしたものがある(例えば特許文献2参照)。
【0005】
このような従来の客室情報システムによれば、クライアントPC端末にて客室情報データベースに記憶中の客室情報が書き換えられると、この客室の担当者が携帯するページャに自動発報するようにしたので、客室の担当者は、自分の担当する客室の状態を認識することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−44264号公報(要約書)
【特許文献2】
特開平10−232892号公報(要約書)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1によれば、客室情報の検索結果を画面表示するためにはPC端末を用意しなければならず、このPC端末を設置する場所、客室情報データベースに記憶中の客室情報を閲覧できる場所にも制限があるため、例えば客室の担当者が客室情報を検索する場合、クライアントPC端末が配置されている場所まで赴かなければならない。
【0008】
また、上記特許文献2によれば、客室情報データベースに記憶中の客室情報が書き換えられると、この客室の担当者が携帯するページャに自動発報し、担当者に客室情報の変動を伝えるものの、担当者側から客室情報を検索することはできない。
【0009】
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、例えば客室の担当者が、特定の場所に赴かなくても、簡単な操作で客室情報を検索することができる客室情報システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の客室情報システムは、表示機能を備えた無線端末を無線接続する構内交換機と、客室毎の客室情報を記憶した客室情報データベースと、前記構内交換機と通信接続する制御端末とを有する客室情報システムであって、前記制御端末は、前記構内交換機を通じて、前記無線端末から前記客室情報に関わる検索条件を検出する検出手段と、この検出手段にて検索条件を検出すると、この検索条件に関わる客室情報を前記客室情報データベースから検索する検索手段と、この検索手段の検索結果を前記無線端末に画面表示させる表示制御手段とを有するようにした。
【0011】
従って、本発明の客室情報システムによれば、表示機能を備えた無線端末から客室情報に関わる検索条件を検出すると、この検索情報に関わる客室情報を客室情報データベースから検索し、この検索結果を無線端末に画面表示させるようにしたので、例えば客室の担当者は、特定の場所に赴かなくても、自分が携帯する無線端末から簡単な操作で客室情報を検索し、その検索結果で客室情報を認識することができる。
【0012】
本発明の客室情報システムは、前記検索条件が、前記客室情報に含まれる客室番号、宿泊者氏名、部屋状態又はフロア情報の何れかに関わる条件とした。
【0013】
従って、本発明の客室情報システムによれば、検索条件として、客室番号、宿泊者氏名、部屋状態又はフロア情報等を有し、これらの条件で所望の客室情報を検索することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を示す客室情報システムについて説明する。図1は本実施の形態を示す客室情報システム内部の概略構成を示すブロック図である。
【0015】
図1に示す客室情報システム1は、例えばホテルフロント側に配置され、客室毎の客室情報を編集作成する客室情報通信サーバ11と、クライアント側のPC端末12と、客室情報通信サーバ11にて編集作成した客室情報を自動的に保存するデータベース機能を備えたメッセージゲートウェイ(以下、単にMGWと称する)13と、この客室情報システム1全体を制御するホストコンピュータ14とを有し、これら客室情報通信サーバ11、PC端末12、MGW13及びホストコンピュータ14はLAN15に接続しているものとする。
【0016】
さらに客室情報システム1は、例えば客室毎の担当者が携帯するPHS16と、このPHS16を無線接続する基地局(以下、単にBSと称する)17と、このBS17を収容接続する構内交換機(以下、単にPBXと称する)18とを有している。
【0017】
PBX18は、BS17とのインタフェースを司る無線インタフェース(以下、単にDRIFと称する)19と、ターミナルアダプタ(以下、単にTAPと称する)20を通じてLAN15と接続するためのインタフェースを司るLANインタフェース(以下、単にIBLCEと称する)21と、MGW13とLAN接続するためのインタフェースを司るIBLCE22と、客室情報通信サーバ11とLAN接続するためのインタフェースを司るIBLCE23と、これらDRIF19、IBLCE21,IBLCE22及びIBLCE23間を通信接続する通話路スイッチ(以下、単にTSWと称する)24と、様々な情報プログラム等を記憶したメモリ(以下、単にMMと称する)25と、このPBX18全体を制御する中央制御装置(以下、単にCCと称する)26とを有している。
【0018】
さらにMGW13は、IBLCE22及びLAN15を通じて通信接続する通信部31と、この通信部31を通じて客室情報通信サーバ11で作成した客室情報を自動的に保存する客室情報データベース32と、様々なデータを記憶保持するRAM33と、このMGW13全体を制御する制御部34とを有している。
【0019】
制御部34は、通信部31を通じてPHS16からのアクセスに応じて、そのPHS16のユーザがアクセス許可者であることを認証するユーザ認証部35と、PHS画面上のボタン操作等を検出するボタン検出部36と、ブラウジング機能としてPHS画面を生成し、このPHS画面をPHS16に提供するユーザ画面生成部37と、後述するPHS客室検索表示処理にてPHS16にて指定された検索条件に対応する客室情報を客室情報データベース32から検索する情報検索部38とを有し、ユーザ画面生成部37は、PHS画面を生成し、このPHS画面を、通信部31、LAN15、TAP20、IBLCE21、TSW24、DRIF19及びBS17を経由してPHS16に提供するものである。
【0020】
図3はPBX18及びMGW13間の客室情報更新時における電文フォーマットを示す説明図である。
【0021】
客室情報の更新とは、PBX18を通じて客室情報通信サーバ11及びMGW13間の通信を確立しておくことで、客室情報通信サーバ11で作成した客室情報をMGW13の客室情報データベース32に自動更新するものである。
【0022】
電文フォーマットは、MGW13から客室情報の更新を要求するリカバリ要求SRBと、客室情報の更新を中断するリカバリ中断RBKと、MGW13及びPBX18間の通信状態を確認するためのダミー電文ALVと、受信応答完了を示すテキスト受信完了ACKと、客室情報RSSと、MGW13への客室情報の送信開始を通知するリカバリ情報送付開始SRSと、MGW13への客室情報の送信終了を通知するリカバリ情報送付終了SREとを有している。
【0023】
また、客室情報RSSは、客室毎の客室番号71と、実内線番号72と、例えば滞在中や空き状態等のルームステータスを示すSTS73と、同客室の宿泊者の待遇種別を示すVIP74と、同宿泊者の使用言語を示す言語75と、同宿泊者の国籍を示す国籍76と、同宿泊者の氏名を示す氏名77と、同宿泊者の団体を識別する団体番号78と、チェックインの日時を示すチェックイン日時79と、チェックアウトの予定日時を示すチェックアウト予定日時80と、同客室の種別を示す客室タイプ81と、同宿泊者の会社割引種別を示すランクコード82と、同宿泊者の旅行会社割引種別を示すRCDコード83と、伝言等を示すメッセージ状態84と、宿泊者の在室有無を示すゲストロケーション(Guest−Location)及び未応答(Non−Call)を示すGL/NC状態85と、客室内の内線電話に関わる規制、例えば発信規制等の状態を示す規制状態86と、個人宿泊者のモーニングコール時間を示す個人MC87と、団体宿泊者のモーニングコール時間を示す団体MC88と、個人宿泊者のイブニングコール時間を示す個人EC89と、団体宿泊者のイブニングコール時間を示す団体EC90とを有している。尚、この客室情報は、例えば客室情報通信サーバ11からの入力、又は客室担当者のPHS16からの入力で作成変更されるものとする。尚、団体の代表者は、宿泊者氏名を示す氏名77の筆頭に記載されたものである。
【0024】
図4はPBX18及びMGW13間の客室情報更新時の動作シーケンスを示す説明図である。
【0025】
MGW13は、電源起動すると、リカバリ要求SRBをPBX18に通知する(ステップS11)。PBX18は、リカバリ要求SRBを受信すると、受信応答を示すテキスト受信完了ACKをMGW13に通知する(ステップS12)。
【0026】
さらにPBX18は、客室情報の送信開始を通知するリカバリ情報送付開始SRSをMGW13に通知する(ステップS13)。
【0027】
MGW13は、リカバリ情報送付開始SRSを受信すると、受信応答を示すテキスト受信完了ACKをPBX18に通知する(ステップS14)。
【0028】
さらにPBX18は、テキスト受信完了ACKを受信すると、客室情報RSSをMGW13に送信する(ステップS15)。MGW13は、客室情報RSSを受信すると、この客室情報RSSを客室情報データベース32に自動更新し、受信応答を示すテキスト受信完了ACKをPBX18に通知する(ステップS16)。
【0029】
PBX18は、テキスト受信完了ACKを受信すると、さらなる更新対象の客室情報RSSがある場合、客室情報RSSをMGW13に送信する(ステップS17)。MGW13は、客室情報RSSを受信すると、この客室情報RSSを客室情報データベース32に自動更新し、受信応答を示すテキスト受信完了ACKをPBX18に通知する(ステップS18)。尚、MGW13では、全ての更新対象の客室情報RSSが客室情報データベース32に更新されるまで、ステップS17及びステップS18の処理動作を継続するものである。
【0030】
PBX18は、全ての更新対象の客室情報RSSにおけるMGW13への送信が完了すると、リカバリ情報送付完了SREをMGW13に通知する(ステップS19)。MGW13は、リカバリ情報送付完了SREを受信すると、更新対象の客室情報RSSがないものと判断して、受信応答を示すテキスト受信完了ACKをPBX18に通知する(ステップS20)。
【0031】
また、MGW13は、更新対象の客室情報RSSがない場合、PBX18との通信状態を確認するためのダミー電文ALVを定期的にPBX18に通知する(ステップS21)。PBX18は、ダミー電文ALVを受信すると、受信応答を示すテキスト受信完了ACKをMGW13に通知する(ステップS22)。このようにPBX18及びMGW13は、ステップS21及びステップS22の処理動作で通信状態であることを互いに認識することができる。
【0032】
さらにPBX18は、新たな客室情報RSSを検出すると、この客室情報RSSをMGW13に送信する(ステップS23)。MGW13は、客室情報RSSを受信すると、この客室情報RSSを客室情報データベース32に自動更新することで、受信応答を示すテキスト受信完了ACKをPBX18に通知する(ステップS24)。つまり、MGW13では、客室情報通信サーバ11にて客室情報RSSの内容が書き換えられると、PBX18を通じて最新の客室情報RSSがMGW13に送信されることで、MGW13の客室情報データベース32のデータ内容を最新のデータ内容に記憶更新することができる。
【0033】
また、前述した通り、客室情報は、客室情報通信サーバ11だけでなく、客室担当者が携帯するPHS16からでも客室情報のルームステータスを変更することができる。
【0034】
従って、MGW13は、PHS16からルームステータスの変更を検出すると、このルームステータスを変更すべく、このルームステータスに対応した客室情報を客室情報データベース32に自動更新し、この変更した客室情報RSSをPBX18に送信する(ステップS25)。PBX18は、客室情報RSSを受信すると、この客室情報RSSを客室情報通信サーバ11に通知すると共に、受信応答を示すテキスト受信完了ACKをMGW13に通知する(ステップS26)。つまり、MGW13及び客室情報通信サーバ11は、互いに最新の客室情報RSSを認識することになる。
【0035】
次に本実施の形態を示す客室情報システム1のPHS客室検索表示処理に関わるPHS画面について説明する。図5乃至図10はPHS客室検索表示処理に関わるPHS画面を示す説明図である。
【0036】
このPHS客室検索表示処理とは、例えば客室担当者のPHS16から、BS17,DRIF19,TSW24,IBLCE21,TAP20及びLAN15経由でMGW13の客室情報データベース32にアクセス可能とし、この客室情報データベース32から所望の客室情報を検索し、その検索結果から最終的な客室詳細情報をPHS画面上に表示する処理である。
【0037】
図5(a)のPHS画面はPHS客室検索表示処理に関わるログイン画面100を示し、ユーザIDを入力するユーザID入力欄101と、パスワードを入力するパスワード入力欄102と、ログイン開始ボタン103と、消去ボタン104とを有している。尚、PHS16では、ログイン開始ボタン103のボタン操作を経て、MGW側でユーザ認証されると、図5(b)のPHS画面が表示されることになる。
【0038】
図5(b)のPHS画面はPHS客室検索表示処理に関わるメインメニュー画面200を示し、PHS客室検索表示処理を起動選択する客室情報検索ボタン201と、受信メールを受信するメール受信ボタン202と、送信メールを送信するメール送信ボタン203と、ユーザ管理情報を調べるユーザ管理情報ボタン204とを有している。尚、PHS16では、客室情報検索ボタン201がボタン操作されると、図5(c)のPHS画面が表示されることになる。
【0039】
図5(c)のPHS画面は、客室情報検索画面300を示し、氏名から客室情報を検索する氏名検索ボタン301と、内線番号(客室番号)から客室情報を検索する内線検索ボタン302と、フロア番号から客室情報を検索するフロア検索ボタン303と、通信状態を確認する通信状態表示304と、前回のPHS画面に復帰するための戻るボタン305とを有している。尚、PHS16では、図5(c)のPHS画面にて戻るボタン305がボタン操作されると、図5(b)のメインメニュー画面200が表示されることになる。
【0040】
図6のPHS画面は、氏名検索画面400を示し、検索条件である氏名(検索文字列)を入力する氏名入力欄401と、検索条件として代表者の氏名で検索する代表検索チェック402と、検索条件として個人の氏名で検索する全員検索チェック403と、氏名入力欄401で入力した氏名(検索文字列)に対して前方一致で検索する前方一致チェック404と、氏名入力欄401で入力した氏名(検索文字列)に対して後方一致で検索する後方一致チェック405と、氏名検索を実行する実行ボタン406と、前回のPHS画面に復帰するための戻るボタン407とを有している。尚、PHS16では、戻るボタン407がボタン操作されると、図5(c)のPHS画面が表示されることになる。
【0041】
代表検索チェック402は、チェックがオンされると、団体の代表者、つまり団体単位の氏名による客室情報を検索し、全員検索チェック403は、チェックがオンされると、団体単位に限らず、個人単位の氏名による客室情報を検索するものである。
【0042】
前方一致チェック404は、チェックがオンされ、氏名入力欄401に入力された氏名(検索文字列)、例えば「ニホン」が入力されると、「ニホンイチロウ、ニホンジロウ、ニホン〜」の前方の氏名が一致した氏名で客室情報を検索するものである。
【0043】
後方一致チェック405は、チェックがオンされ、氏名入力欄401に入力された氏名(検索文字列)、例えば「イチロウ」が入力されると、「ニホンイチロウ、ヒタチイチロウ、〜イチロウ」の後方の氏名が一致した氏名で客室情報を検索するものである。
【0044】
図7のPHS画面は、内線検索画面500を示し、検索条件である内線番号(検索番号列)を入力する内線番号入力欄501と、内線番号入力欄501で入力した内線番号(検索番号列)に対して前方一致で検索する前方一致チェック502と、内線番号入力欄501で入力した内線番号(検索番号列)に対して後方一致で検索する後方一致チェック503と、内線番号検索を実行する実行ボタン504と、前回のPHS画面に復帰するための戻るボタン505とを有している。尚、内線番号は、本実施の形態の場合、客室番号と同義で使用するものとする。また、PHS16では、戻るボタン505がボタン操作されると、図5(c)のPHS画面が表示されることになる。
【0045】
前方一致チェック502は、チェックがオンされ、内線番号入力欄501に入力した内線番号(検索番号列)「50」が入力されると、「50001、50002,50〜」と前方部位が一致した内線番号で客室情報を検索するものである。
【0046】
後方一致チェック503は、チェックがオンされ、内線番号入力欄501に入力した内線番号(検索番号列)「50」が入力されると、「10050,20050,〜50」と後方部位が一致した内線番号で客室情報を検索するものである。
【0047】
図8のPHS画面は、フロア検索画面600を示し、検索条件であるフロア番号を選択するフロア番号選択ボタン601と、検索条件であるルームステータスを選択するステータス選択ボタン602と、フロア検索を実行する実行ボタン603と、前回のPHS画面に復帰するための戻るボタン604とを有している。尚、PHS16では、戻るボタン604がボタン操作されると、図5(c)のPHS画面が表示されることになる。
【0048】
フロア番号選択ボタン601は、フロア番号を選択するものであり、このフロア番号で客室情報を検索するものである。ステータス選択ボタン602は、例えば滞在中、空き状態等のルームステータスを選択するものであり、このルームステータスで客室情報を検索するものである。
【0049】
図9のPHS画面は、氏名検索による検索結果画面700を示し、検索条件を示す検索条件表示701と、前回のPHS画面に復帰するための戻るボタン702と、検索結果画面が複数ページにわたる場合にページ選択ボタン703と、客室番号毎にルームステータス及び宿泊者名を示す客室情報結果表示704と、内線番号で客室情報を検索する内線番号検索ボタン705と、フロア番号で客室情報を検索するフロア検索ボタン706とを有している。
【0050】
客室情報結果表示704中の客室番号704A又は宿泊者名704Bが指定されると、この客室番号に対応する客室詳細情報(図10参照)が表示されることになる。
【0051】
図10のPHS画面は、客室詳細情報を表示する客室詳細情報画面800を示し、この客室詳細情報は、前回のPHS画面に復帰するための戻るボタン801と、その客室の客室番号を示す内線番号802と、その客室のルームステータスを示す客室状態803と、VIP種別804と、客室の宿泊者名を示す氏名805と、宿泊者の国籍を示す国籍806と、宿泊者の使用言語を示す言語区分807と、チェックインの日時を示すチェックイン日時808と、チェックアウトの予定日時を示すチェックアウト予定日時809とを有している。尚、PHS16では、内線番号802のボタン操作を検出すると、この内線番号に対して自動発信動作を実行可能とするものである。
【0052】
尚、請求項記載の無線端末はPHS16、制御端末はMGW13、検出手段はボタン検出部36、検索手段は情報検索部38、表示制御手段はユーザ画面生成部37に相当するものである。
【0053】
次に本実施の形態を示す客室情報システム1のPHS客室検索表示処理の動作について説明する。図11乃至図14はPHS客室検索表示処理に関わるMGW13の処理動作を示すフローチャートである。
【0054】
図11においてMGW13の制御部34は、BS17、DRIF19、TSW24,IBLCE21、TAP20及びLAN15を経由で、PHS16からのサーバアクセスを検出したか否かを判定する(ステップS31)。制御部34のユーザ画面生成部37は、PHS16からのサーバアクセスを検出すると、図5(a)に示すログイン画面を生成し、このログイン画面をPHS16に提供する(ステップS32)。
【0055】
制御部34のボタン検出部36は、PHS16からユーザID及びパスワードを含むログインを検出したか否かを判定する(ステップS33)。尚、MGW13は、PHS16のログイン画面上でユーザID及びパスワードを入力し、さらにログイン開始ボタン103がボタン操作されることで、PHS16のログインを検出するものである。
【0056】
制御部34のユーザ認証部35は、PHS16からのログインを検出すると、ユーザID及びパスワードが予め登録した内容と合致しているか否かを判断するユーザ認証動作を実行し(ステップS34)、このユーザ認証がOKであるか否かを判定する(ステップS35)。
【0057】
ユーザ認証部35は、認証がOKであると判定されると、このPHS16のユーザIDをRAM33に保持し(ステップS36)、図5(b)に示すメインメニュー画面をPHS16に提供すべく、図12に示すM1に移行する。
【0058】
また、ステップS35にて認証がOKでないと判定されると、制御部34のユーザ画面生成部37は、エラーログイン画面を生成し、このエラーログイン画面をPHS16に提供し(ステップS37)、再度、ユーザID及びパスワードの入力を監視すべく、ステップS33に移行する。
【0059】
制御部34は、ステップS33にてログインを検出したのでなければ、PHS16の切断を検出したか否かを判定する(ステップS38)。制御部34は、PHS16の切断を検出したのであれば、このPHS客室検索表示処理の処理動作を終了する。
【0060】
制御部34は、ステップS38にてPHS16の切断を検出したのでなければ、PHS16からのログインを検出したか否かを監視すべく、ステップS33に移行する。
【0061】
図12に示すM1にて制御部34のユーザ画面生成部37は、図5(b)に示すメインメニュー画面200を生成し、このメインメニュー画面200をPHS16に提供する(ステップS41)。
【0062】
ボタン検出部36は、PHS16のメインメニュー画面200上で客室情報検索ボタン201のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS42)。ユーザ画面生成部37は、PHS16から客室情報検索ボタン201のボタン操作を検出したのであれば、図5(c)に示す客室情報検索画面300を生成し、この客室情報検索画面300をPHS16に提供する(ステップS43)。
【0063】
ボタン検出部36は、客室情報検索画面300上で氏名検索ボタン301のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS44)。情報検索部38は、氏名検索ボタン301のボタン操作を検出したのであれば、図15に示す氏名検索処理(ステップS200)に移行する。
【0064】
また、ボタン検出部36は、ステップS44にて氏名検索ボタン301のボタン操作を検出したのでなければ、この内線検索ボタン302のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS45)。情報検索部38は、内線検索ボタン302のボタン操作を検出したのであれば、図16に示す内線検索処理(ステップS300)に移行する。
【0065】
また、ボタン検出部36は、ステップS45にて内線検索ボタン302のボタン操作を検出したのでなければ、フロア検索ボタン303のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS46)。情報検索部38は、フロア検索ボタン303のボタン操作を検出したのであれば、図17に示すフロア検索処理(ステップS400)に移行する。
【0066】
また、ボタン検出部36は、ステップS46にてフロア検索ボタン303のボタン操作を検出したのでなければ、客室情報検索画面300上で戻るボタン305のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS47)。戻るボタン305のボタン操作を検出したのであれば、前回のPHS画面、すなわち図5(b)に示すメインメニュー画面200に復帰すべく、ステップS41(図中のM2)に移行する。
【0067】
また、ステップS47にて戻るボタン305のボタン操作を検出したのでなければ、ボタン操作を監視すべく、ステップS44に移行する。
【0068】
また、情報検索部38は、ステップS200の氏名検索処理、ステップS300の内線検索処理又はステップS400のフロア検索処理のいずれかを実行した後、これら検索処理の検索結果を、図11のステップS36で保持したユーザID毎に、RAM33に記憶保持することで(ステップS48)、図13に示すM3に移行する。
【0069】
また、ボタン検出部36は、ステップS42にてメインメニュー画面200上で客室情報検索ボタン201のボタン操作を検出したのでなければ、例えばメール受信ボタン202、メール送信ボタン203やユーザ情報管理ボタン204等といった他のメニューボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS49)。他のメニューボタン操作を検出したのであれば、各メニューボタンに対応したメニュー処理を実行する(ステップS50)。
【0070】
また、ボタン検出部36は、他のメニューボタン操作を検出したのでなければ、PHS16の切断を検出したか否かを判定する(ステップS51)。PHS16の切断を検出したのでなければ、ボタン操作を監視すべく、ステップS42に移行する。
【0071】
また、PHS16の切断を検出したのであれば、このPHS客室検索表示処理に関わる処理動作を終了する。
【0072】
図13に示すM3にて制御部34のユーザ画面生成部37は、ステップS48にて検索結果を保持した後、この検索結果画面のページ割り当てを計算する(ステップS61)。尚、検索結果画面のページ割り当て計算は、検索結果の件数が多くて一ページでは表示しきれない場合に複数のページに割り当てるための計算である。
【0073】
ユーザ画面生成部37は、検索結果画面のページ数が複数ページであるか否かを判定する(ステップS62)。情報検索部38は、この検索結果画面のページ数が複数ページでなければ、その検索結果画面の検索結果として客室情報が1件であるか否かを判定する(ステップS63)。尚、検索結果として客室情報が1件とは、例えば図9の検索結果画面で1件分の客室情報結果表示704しかない場合に相当するものである。
【0074】
情報検索部38は、検索結果として客室情報が1件であると判定されると、この客室情報に対応した客室詳細情報を客室情報データベース32から検索する(ステップS64)。
【0075】
ユーザ画面生成部37は、情報検索部38にて検索した客室詳細情報を検索すると、図9に示す検索結果画面700を経ることなく、この客室詳細情報に基づいて、図10に示す客室詳細情報画面800をPHS16に提供する(ステップS65)。尚、PHS16のユーザは、検索結果画面700を経ることもないことから、最小限のボタン操作で、ダイレクトに客室詳細情報画面800を見ることができる。
【0076】
ボタン検出部36は、この客室詳細情報画面800上で戻るボタン801のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS66)。制御部34は、戻るボタン801のボタン操作を検出したのでなければ、PHS16の切断を検出したか否かを判定する(ステップS67)。
【0077】
制御部34は、PHS16の切断を検出したのであれば、この処理動作を終了する。PHS16の切断を検出したのでなければ、ステップS66に移行する。
【0078】
ユーザ画面生成部37は、ステップS66にて戻るボタン801のボタン操作を検出したのであれば、前回のPHS画面、すなわち、客室情報検索画面(図5(c)参照)300に復帰すべく、図12のM4に移行する。
【0079】
ユーザ画面生成部37は、ステップS63にて検索結果としての客室情報が1件でなければ、つまり複数件であれば、図9に示す第1ページ目の検索結果画面700をPHS16に提供する(ステップS68)。
【0080】
ボタン検出部36は、検索結果画面700の客室情報結果表示704を指定検出したか否かを判定する(ステップS69)。尚、この客室情報結果表示704の指定検出とは、図9に示す検索結果画面700の客室情報結果表示704に関わる客室番号704Aや宿泊者名704Bを指定することで、その客室詳細情報を検索する検索対象を指定するものである。
【0081】
情報検索部38は、検索結果画面700上で客室情報結果表示704を指定検出したのであれば、この指定検出した客室情報結果表示704に対応する客室詳細情報を客室情報データベース32から検索する(ステップS70)。ユーザ画面生成部37は、この客室詳細情報に基づいて、図10に示す客室詳細情報画面800を生成し、この客室詳細情報画面800をPHS16に提供する(ステップS71)。
【0082】
ボタン検出部36は、客室詳細情報画面800上で戻るボタン801のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS72)。戻るボタン801のボタン操作を検出したのであれば、前回のPHS画面、すなわち検索結果画面700に復帰すべく、ステップS68に移行する。
【0083】
また、ボタン検出部36は、ステップS69にて検索結果画面700の客室情報結果表示704を指定検出したのでなければ、検索結果画面700上で戻るボタン702のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS74)。ユーザ画面生成部37は、戻るボタン701のボタン操作を検出したのであれば、前回のPHS画面、すなわち、客室情報検索画面(図5(c)参照)300に復帰すべく、図12のM4に移行する。
【0084】
制御部34は、ステップS74にて検索結果画面700上で戻るボタン702のボタン操作を検出したのでなければ、PHS16の切断を検出したか否かを判定する(ステップS75)。PHS16の切断を検出したのであれば、この処理動作を終了する。
【0085】
制御部34は、ステップS75にてPHS16の切断を検出したのでなければ、ボタン操作を監視すべく、ステップS69に移行する。
【0086】
制御部34は、ステップS72にて戻るボタン801のボタン操作を検出したのでなければ、PHS16の切断を検出したか否かを判定する(ステップS76)。PHS16の切断を検出したのであれば、この処理動作を終了する。また、PHS16の切断を検出したのでなければ、ステップS72に移行する。
【0087】
また、ステップS62にて検索結果画面のページ数が複数ページであれば、図14に示すM5に移行する。
【0088】
図14のM5にて制御部34のユーザ画面生成部37は、図9に示す第1ページ目の検索結果画面700を生成し、この検索結果画面700をPHS16に提供する(ステップS81)。ボタン検出部36は、検索結果画面700上でページ選択ボタン703のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS82)。
【0089】
ユーザ画面生成部37は、ページ選択ボタン703のボタン操作を検出したのであれば、このページ選択した検索結果画面700を生成し、この検索結果画面700をPHS16に提供し(ステップS83)、ページ選択ボタン703のボタン操作を検出したか否かを判定すべく、ステップS82に移行する。
【0090】
ボタン検出部36は、検索結果画面700上で客室情報結果表示704を指定検出したか否かを判定する(ステップS84)。情報検索部38は、客室情報結果表示704を指定検出したのであれば、この指定検出した客室情報結果表示704に対応した客室詳細情報を客室情報データベース32から検索する(ステップS85)。ユーザ画面生成部37は、この検索された客室詳細情報に基づいて、図10に示す客室詳細情報画面800を生成し、この客室詳細情報画面800をPHS16に提供する(ステップS86)。
【0091】
ボタン検出部36は、客室詳細情報画面800上で戻るボタン801のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS87)。戻るボタン801のボタン操作を検出したのであれば、前回のPHS画面、すなわち、検索結果画面700をPHS16に提供すべく、ステップS83に移行する。
【0092】
また、制御部34は、ステップS87にて戻るボタン801のボタン操作を検出したのでなければ、PHS16の切断を検出したか否かを判定する(ステップS88)。PHS16の切断を検出したのであれば、この処理動作を終了する。PHS16の切断を検出したのでなければ、ステップS87に移行する。
【0093】
また、ボタン検出部36は、ステップS84にて検索結果画面700上で客室情報結果表示704を指定検出したのでなければ、検索結果画面700上で戻るボタン702のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS89)。ユーザ画面生成部37は、検索結果画面上の戻るボタン702のボタン操作を検出したのであれば、図5(c)に示す客室情報検索画面700をPHS16に提供すべく、図12のM4に移行する。
【0094】
また、制御部34は、ステップS89にて戻るボタン802のボタン操作を検出したのでなければ、PHS16の切断を検出したか否かを判定する(ステップS90)。PHS16の切断を検出したのであれば、このPHS客室検索表示処理に関わる処理動作を終了する。
【0095】
また、ステップS90にてPHS16の切断を検出したのでなければ、検索結果画面700上でのボタン操作を監視すべく、ステップS82に移行する。
【0096】
次に図12のステップS200による氏名検索処理について説明する。図15は氏名検索処理に関わるMGW13の処理動作を示すフローチャートである。
【0097】
図15に示す氏名検索処理とは、PHS16から宿泊者氏名で客室情報を検索する処理である。
【0098】
図15において制御部34の情報検索部38は、PHS16から氏名(検索文字列)及び検索条件を検出したか否かを判定する(ステップS201)。尚、MGW13のユーザ画面生成部37は、図6に示す氏名検索画面400を生成し、この氏名検索画面400をPHS16に提供すると共に、ボタン検出部36は、PHS16から氏名(検索文字列)及び検索条件を満たした氏名検索画面400上の実行ボタン406のボタン操作を検出することで、氏名及び検索条件を検出するものである。
【0099】
ボタン検出部36は、図6の氏名検索画面400上の代表検索チェック402がオンであるか否かを判定する(ステップS202)。ボタン検出部36は、代表検索チェック402がオンであると判定されると、前方一致検索チェック404がオンであるか否かを判定する(ステップS203)。
【0100】
情報検索部38は、前方一致検索チェック404がオンであると判定されると、客室情報データベース32に記憶中の代表者氏名から氏名入力欄401の氏名(検索文字列)と前方が一致する客室情報を検索し(ステップS204)、その検索結果を得ることで、この処理動作を終了する。
【0101】
また、ボタン検出部36は、ステップS203にて前方一致検索チェック404がオンでないと判定されると、つまり、後方一致検索チェック405がオンであると判断し、客室情報データベース32に記憶中の代表者氏名から氏名入力欄401の氏名(検索文字列)と後方が一致する客室情報を検索し(ステップS205)、その検索結果を得ることで、この処理動作を終了する。
【0102】
ボタン検出部36は、ステップS202にて代表検索チェック402がオンでないと判定されると、つまり全員検索チェック403がオンであると判断し、前方一致検索チェック404がオンであるか否かを判定する(ステップS206)。
【0103】
ボタン検出部36は、前方一致検索チェック404がオンであると判定されると、客室情報データベース32に記憶中の全員氏名から氏名入力欄401の氏名(検索文字列)と前方が一致する客室情報を検索し(ステップS207)、その検索結果を得ることで、この処理動作を終了する。
【0104】
ボタン検出部36は、ステップS206にて前方一致検索チェック404がオンでないと判定されると、後方一致検索チェック405がオンであると判断し、客室情報データベース32に記憶中の全員氏名から氏名入力欄401の氏名(検索文字列)と後方が一致する客室情報を検索し(ステップS208)、その検索結果を得ることで、この処理動作を終了する。
【0105】
図15に示す氏名検索処理によれば、客室情報データベース32から氏名で客室情報を検索することができる。
【0106】
次に図12のステップS300による内線検索処理について説明する。図16は内線検索処理に関わるMGW13の処理動作を示すフローチャートである。
【0107】
図16に示す内線検索処理とは、PHS16から内線番号(客室番号)で客室情報を検索することができる処理である。
【0108】
図16において制御部34の情報検索部38は、PHS16から内線番号(検索番号列)及び検索条件を検出したか否かを判定する(ステップS301)。尚、MGW13のユーザ画面生成部37は、図7に示す内線検索画面500を生成し、この内線検索画面500をPHS16に提供すると共に、ボタン検出部36は、PHS16から内線番号(検索番号列)及び検索条件を満たした内線検索画面500上の実行ボタン504のボタン操作を検出することで、内線番号(検索番号列)及び検索条件を検出するものである。
【0109】
ボタン検出部36は、図7の内線検索画面500上の前方一致検索チェック502がオンであるか否かを判定する(ステップS302)。
【0110】
情報検索部38は、前方一致検索チェック502がオンであると判定されると、客室情報データベース32に記憶中の内線番号から内線番号入力欄501の内線番号(検索番号列)と前方が一致する客室情報を検索し(ステップS303)、この検索結果を取得することで、この処理動作を終了する。
【0111】
また、情報検索部38は、ステップS302にて前方一致検索チェック502がオンでないと判定されると、後方一致検索チェック503がオンであると判断し、客室情報データベース32に記憶中の内線番号から内線番号入力欄501の内線番号(検索番号列)と後方が一致する客室情報を検索し(ステップS304)、この検索結果を取得することで、この処理動作を終了する。
【0112】
図16に示す内線検索処理によれば、客室情報データベース32から内線番号(客室番号)で客室情報を検索することができる。
【0113】
次に図12のステップS400によるフロア検索処理について説明する。図17はフロア検索処理に関わるMGW13の処理動作を示すフローチャートである。
【0114】
図17に示すフロア検索処理とは、PHS16からフロア番号やルームステータスで客室情報を検索することができる処理である。
【0115】
図17において制御部34の情報検索部38は、PHS16からフロア番号及び検索条件を検出したか否かを判定する(ステップS401)。尚、MGW13のユーザ画面生成部37は、図8に示すフロア検索画面600を生成し、このフロア検索画面600をPHS16に提供すると共に、ボタン検出部36は、PHS16からフロア番号及び検索条件を満たしたフロア検索画面600上の実行ボタン603のボタン操作を検出することで、フロア番号及び検索条件を検出するものである。
【0116】
ボタン検出部36は、図8のフロア検索画面600上のルームステータス602が滞在中であるか否かを判定する(ステップS402)。
【0117】
情報検索部38は、ルームステータス602が滞在中であると判定されると、客室情報データベース32に記憶中の客室情報から、該当フロア番号でルームステータス602が滞在中の客室情報を検索し(ステップS403)、その検索結果を取得することで、この処理動作を終了する。
【0118】
ボタン検出部36は、ステップS402にてルームステータス602が滞在中でなければ、ルームステータス602が外出中であるか否かを判定する(ステップS404)。
【0119】
情報検索部38は、ルームステータス602が外出中であると判定されると、客室情報データベース32に記憶中の客室情報から、該当フロア番号でルームステータス602が外出中の客室情報を検索し(ステップS405)、その検索結果を取得することで、この処理動作を終了する。
【0120】
情報検索部38は、ステップS404にてルームステータス602が外出中でなければ、ルームステータス602が空き中であると判断し、客室情報データベース32に記憶中の客室情報から、該当フロア番号でルームステータス602が空き中の客室情報を検索し(ステップS406)、その検索結果を取得することで、この処理動作を終了する。
【0121】
図17に示すフロア検索処理によれば、客室情報データベース32からフロア番号及びルームステータス602で客室情報を検索することができる。尚、このフロア検索処理は、フロア番号、ルームステータスを1度検索すると前回検索したフロア、ルームステータスを保持しておくことで、次回同様の検索をする場合、フロア、ルームステータスを選択する手順を省くことができる。
【0122】
本実施の形態によれば、ブラウジング機能を備えたPHS16から客室情報に関わる検索条件を検出すると、この検索情報に関わる客室情報を客室情報データベース32から検索し、この検索結果をPHS16に画面表示させるようにしたので、例えば客室の担当者は、特定の場所に赴かなくても、自分が携帯するPHS16から簡単な操作で客室情報を検索し、その検索結果で客室情報を認識することができる。
【0123】
尚、上記実施の形態においては、客室情報データベース32に記憶中の客室情報に含まれる氏名、内線番号(客室番号)、フロア番号(客室番号、ルームステータス)を検索条件とし、この検索条件に基づいて図15の氏名検索処理、図16の内線検索処理、図17のフロア検索処理を実行するようにしたが、客室情報内の使用言語、国籍やチェックアウト予定時間等の様々な検索条件で、バリエーションに富んだ検索が得られることは言うまでもない。
【0124】
また、上記実施の形態においては、ホテル等の客室情報システムを例にあげて説明したが、病院等の施設に対しても適用可能であることは言うまでもない。
【0125】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明の客室情報システムによれば、表示機能を備えた無線端末から客室情報に関わる検索条件を検出すると、この検索情報に関わる客室情報を客室情報データベースから検索し、この検索結果を無線端末に画面表示させるようにしたので、例えば客室の担当者は、特定の場所に赴かなくても、自分が携帯する無線端末から簡単な操作で客室情報を検索し、その検索結果を認識することができる。
【0126】
また、本発明の客室情報システムによれば、検索条件として、客室番号、宿泊者氏名、部屋状態又はフロア情報等を有し、これらの条件で所望の客室情報を検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す客室情報システム内部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態を示す客室情報システムに関わるMGW内部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態に関わるPBX及びMGW間の客室情報更新に使用する電文フォーマットを示す説明図である。
【図4】本実施の形態に関わるPBX及びMGW間の客室情報更新の動作シーケンスを示す説明図である。
【図5】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理のPHS画面を示す説明図である。
a)ログイン画面
b)メインメニュー画面
c)客室情報検索画面
【図6】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理の氏名検索処理に関わるPHS画面(氏名検索画面)を示す説明図である。
【図7】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理の内線検索処理に関わるPHS画面(内線検索画面)を示す説明図である。
【図8】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理のフロア検索処理に関わるPHS画面(フロア検索画面)を示す説明図である。
【図9】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理の氏名検索処理に関わる検索結果画面を示す説明図である。
【図10】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理の客室詳細情報画面を示す説明図である。
【図11】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理のMGW側の処理動作を示すフローチャートである。
【図12】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理のMGW側の処理動作を示すフローチャートである。
【図13】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理のMGW側の処理動作を示すフローチャートである。
【図14】本実施の形態に関わるPHS客室検索表示処理のMGW側の処理動作を示すフローチャートである。
【図15】本実施の形態に関わる氏名検索処理のMGW側の処理動作を示すフローチャートである。
【図16】本実施の形態に関わる内線検索処理のMGW側の処理動作を示すフローチャートである。
【図17】本実施の形態に関わるフロア検索処理のMGW側の処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 客室情報システム
13 文字メッセージゲートウェイ(MGW;制御端末)
16 PHS(無線端末)
18 PBX(構内交換機)
32 客室情報データベース
36 ボタン検出部(検出手段)
37 ユーザ画面生成部(表示制御手段)
38 情報検索部(検索手段)
Claims (2)
- 表示機能を備えた無線端末を無線接続する構内交換機と、客室毎の客室情報を記憶した客室情報データベースと、前記構内交換機と通信接続する制御端末とを有する客室情報システムであって、
前記制御端末は、
前記構内交換機を通じて、前記無線端末から前記客室情報に関わる検索条件を検出する検出手段と、
この検出手段にて検索条件を検出すると、この検索条件に関わる客室情報を前記客室情報データベースから検索する検索手段と、
この検索手段の検索結果を前記無線端末に画面表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする客室情報システム。 - 前記検索条件は、
前記客室情報に含まれる客室番号、宿泊者氏名、部屋状態又はフロア情報の何れかに関わる条件であることを特徴とする請求項1記載の客室情報システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100409652C (zh) * | 2004-11-26 | 2008-08-06 | 中兴通讯股份有限公司 | Phs酒店业务的实现方法 |
JP2010087767A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Kenwood Corp | 施設内無線システム |
JP2022124299A (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-25 | イグニション・ポイント株式会社 | 宿泊サービスシステム、宿泊サービス装置、宿泊サービス方法及びプログラム |
-
2002
- 2002-11-12 JP JP2002328796A patent/JP2004165938A/ja active Pending
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