JP2004264308A - 移動通信システム並びに同移動通信システムに使用される移動端末及び情報センタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 移動端末4に、その位置情報を検出する位置情報検出手段41と、検出した位置情報を情報センタ5へ送信する位置情報送信手段42と、上記の位置情報に関連した情報またはサービスを情報センタ5へ送信するアップロードデータ送信手段43とをそなえるとともに、情報センタ5に、移動端末1から送られてきた上記の位置情報及び情報またはサービスを受信する受信手段51と、受信した情報またはサービスを上記位置情報に関連付けて蓄積する蓄積制御手段541とをそなえるように構成する。
【選択図】 図7
Description
例えば、特開平5−37462号公報(特許文献2)により開示されている技術では、ヨーロッパのCT−2(Second generation Cordless Telephone)規格(日本ではPHS:Personal Handy-phone Systemに相当する)に準拠した移動端末(電子手帳など)に地図情報を提供できるようにしている。具体的に、このシステムでは、移動端末が無線基地局にアクセスすると、その無線基地局の識別情報に対応するエリアの地図情報が、無線基地局あるいは無線基地局を収容するサービスセンタ(情報センタ)から移動端末へ提供されるようになっている。
該移動端末から送信される前記位置情報及び該アップロードデータとしての前記地図情報や施設情報に関連した情報またはサービスを受信する受信手段と、該アップロードデータとしての前記地図情報や施設情報に関連した情報またはサービスを、既存の前記地図情報や施設情報に関連付けて蓄積する蓄積制御手段とを有することを特徴としている。
(1)情報センタ内に蓄積されている位置情報に関連した情報またはサービスを各移動端末において利用することができ、また、各移動端末が、位置情報に関連した情報またはサービスをアップロードデータとして情報センタに提供することにより、情報センタ内の情報又はサービスを、随時、蓄積・更新して、移動端末が必要とする情報又はサービスを学習的に情報センタ内に保持させてゆくことができる。
(A)第1実施形態の説明
図6は本発明の第1実施形態としての移動通信システムを示すブロック図で、この図6において、4はPHS移動端末、5は情報センタ、6はPHS無線基地局(CS)、7は公衆網である。ここで、PHS移動端末4は、いわゆる電子手帳にPHSが内蔵された電子手帳型PHSで、ユーザが専用のペンなどを用いて表示部(位置情報入力部)4aを通じて移動端末4の位置に関連する情報又はサービス(地図情報,地図上の施設情報,その地図に関連するサービスプログラムなど)の要求/提供操作を行なうことによって、所望の情報又はサービスプログラムを無線基地局6,公衆網7を介して情報センタ5との間で遣り取りできるようになっている。
また、情報・サービス提供部(アップロードデータ送信部)43は、表示部を通じて入力された移動端末4の位置情報に関連する情報、すなわち地図情報,その地図内の店や施設の情報(以下、タウン情報という)またはその地図情報,タウン情報についてのサービスプログラム(以下単にサービスということがある)を、情報センタ5のデータベース52用のアップロードデータとして情報センタ5へ送信するものである。
さらに、上述の情報・サービス利用部44は、情報センタ5から送られてきた地図情報,タウン情報を表示部4aに表示したり、情報センタ5から送られてきたサービスを実行したりして利用するものであり、PHS通信部45は、上記の位置情報(CSID),地図情報,タウン情報,画面座標,アップロードデータなどを無線基地局6との間で遣り取りするものである。
また、データベース(蓄積部)52は、移動端末4が移動しうる位置情報に関連した地図情報,タウン情報またはサービスを蓄積するものであり、検索部53は、移動端末4から送られてきた位置情報を受信して、これに基づいて、データベース52に蓄積されている地図情報,タウン情報またはサービスを検索するもので、本実施形態では、地図情報検索部53a及びタウン情報検索部53bをそなえて構成されている。
次に、図8は上述のシステムをインターネット8を利用して実現した場合の構成を模式的に示すブロック図で、この図8に示すように、移動端末4は、WWW(World Wide Web)ブラウザ40a,PPP接続処理部40bなどを用いることにより、商用プロバイダ,会社あるいは大学などに設置されたダイヤルアップルータ(公衆網に接続)などを介して、PPPプロトコルによりインターネット8に接続できるようになっている。なお、ここでは、位置情報送信部42には、地図情報の配送を情報センタ5へ要求するための地図配送要求部42aがそなえられている。
上述のごとく構成された移動端末4では、CPU46からの送信データ(検出されたCSID,画面座標,アップロードデータなど)がシリアル入出力部48−1を通じてTCHベースバンド送信部45bへ入力されてPHS無線部45aから送信される一方、PHS無線部45aで受信された受信データ(CSID,地図情報,タウン情報,サービスなど)のうち、位置情報のもととなるCSID以外のデータがTCHベースバンド受信部45cからシリアル入出力部48−2を通じてCPU46へ入力されるとともに、CSIDがCCHベースバンド受信部45dよりシリアル入出力部48−3を通じてCPU46へ入力される。
以下、上述のごとく構成された本実施形態における移動通信システムの動作について、項目別に詳述する。
まず始めに、移動端末4が情報センタ5から地図情報,タウン情報を受ける場合の動作(ダウンロード)について、図12に示すシーケンス図(ステップS1〜S18)を用いて説明する。
移動端末4は、無線基地局6の通信エリアに入ると、位置情報検出部41によりCSID(位置識別情報)を検出して無線基地局6に対して接続状態となる(ステップS1)。この状態で、ユーザがタッチパネル47−2を通じて現在位置周辺の地図情報を要求する操作(例えば、ユーザが「銀座」周辺の地図を表示させたい場合は「銀座」という文字情報を入力するなど)を行なうと、位置情報送信部42の地図配送要求部42aが、PHS無線通信部45の保持する(検出された)CSIDを取り出し、WWWブラウザ40aに地図配送要求を送る(ステップS2)。
これにより、情報センタ5では、地図情報検索部53aのCGIプログラム53a−1を起動するとともに(ステップS4)、受信したCSIDをCGIプログラム53a−1に送る(ステップS5)。CGIプログラム53a−1は、CSID−位置情報変換テーブル53a−2(図9参照)に基づいて受け取ったCSIDを緯度・経度などの移動端末4の位置情報に変換し、得られた位置情報をキーにして該当する地図情報データベース52aを検索する(ステップS6)。
例えば、図16に示すようにHTML文書で記述されたサービスが情報センタのデータベース52に蓄積されていた場合、ユーザは、例えば以下に示すように、Java言語でサービスプログラム"Service.class" をタッチパネル47−2を通じて入力(指定)することにより、上述と同様の手順により、所望のサービスを情報センタ5から受けることができる。
</APPLET >
以上のように、本移動通信システムによれば、移動端末4の位置情報に関連した情報として、移動端末4が現在いる位置を含む地図の情報及びその地図内の施設情報を含む情報をユーザに提供することにより、ユーザは、情報センタ5より、地図情報だけでなく地図内の施設に関する詳細な情報あるいは地図,施設についてのサービス(プログラム)までをも得ることができるので、そのサービス性を大幅に向上させることができる。
なお、上述の位置情報変換部は、図17に示すように、位置情報変換部41′として移動端末4側に設けてもよく、この場合の動作シーケンスは、例えば図18に示すように、位置情報変換部41′がCSIDから位置情報への変換を行なう(ステップS1′)点と、これに伴い、情報センタ5の地図情報検索部53a(CGIプログラム53a−1)が受信した位置情報をそのままキーにして地図情報データベース52aを検索する(ステップS6′)点とが図12に示すものと異なるようになる。
また、上記の移動端末4の位置情報検出部41は、GPSなど、衛星を利用して自己の位置情報を検出するようにしてもよく、この場合は、情報センタ5へ送信すべき移動端末4の位置情報を正確に検出することができるとともに、ユーザによって位置情報を入力してもらう手順を省略することができるので、ユーザの情報入力操作などに対する負荷を大幅に軽減することができる。
次に、以下では、図19に示すように移動端末4が情報センタ5へ地図情報,タウン情報,サービスを提供(アップロード)する場合の動作について詳述する。
(2−1)情報(地図情報,タウン情報)のアップロード
まず、情報センタ5へ地図情報,タウン情報をアップロードする場合、基本的には、例えば図20に示すように、移動端末4側では、ユーザに位置の指定と情報の指定とを行なわせ(ステップS21,S22)、これらの位置,情報の組を情報センタ5に送信(アップロード)する(ステップS23)。情報センタ5側では、これらの情報を受け取り(ステップS24)データベース52に蓄積・格納する(ステップS25)。
・現在位置
・ユーザによる位置指定
の2種類が考えられる。
まず、現在位置による位置の指定方法について、図21に示すシーケンス図(ステップS31〜S38)を参照しながら説明すると、ユーザは、専用のペンなどで移動端末4のLCD47−1(タッチパネル47−2)を通じて店,施設などについての各種情報(タウン情報)を後述するような所定の入力方法により入力する(ステップS31)。
以下、このユーザによる位置指定の一例として、図23に示すように移動端末4の端末画面(LCD)47−1に表示されている地図内の矢印Aの部分に、レストランが実在しており、ユーザがこのレストランについての詳細な情報(店,施設の種類,電話番号,その店,施設についてのコメントなど)を情報センタ5へ提供したい場合について、図22に示すシーケンス図(ステップS41〜S47を参照しながら説明する。
また、上述のように登録したい店,施設などが移動端末4のLCD47−1に表示されている地図内の何処に位置しているかが具体的に分からない場合には、例えば、図25に示すように、点線によりメッシュ状に区切られた地図をLCD47−1に表示させ、登録したい店,施設が含まれるであろう領域(例えば、鉄道の駅や駅の周辺に存在することが分かっている場合には図25中の矢印に示す領域)を1つ指定することによって、位置の指定を行なうことができる。
次に、以下では、移動端末4が情報センタ5へサービス(プログラム)を提供する場合の動作について説明する。ここで、サービスとは、ユーザの希望するレストランを検索するプログラムや、ユーザの使用している移動端末4に合わせた情報交換を行なうためのプログラムなどのことである。そして、通常、情報センタ5側には、ある程度のサービスが用意されるが、それだけでは、ユーザの要求を満足しきれない場合がある。そこで、本システムでは、ユーザが独自に作成したサービスを情報センタ5にアップロードして、新たにユーザに対してサービスを提供できるようにする。
まず、ユーザが、移動端末4のLCD47−1を通じてアップロードするサービス(プログラム)を指定すると(ステップS51)、移動端末4は、情報・サービス提供部43によって、情報のアップロードと同様に、移動端末4と情報センタ5間の通信プロトコルに従って、指定されたサービスを情報センタ5に送信(アップロード)する(ステップS52)。情報センタ5では、このサービスを受け取ると(ステップS53)、情報・サービス提供部54の蓄積制御部541によってそのサービスをデータベース52内の該当する領域に蓄積・格納する(ステップS54)。
(3)情報センタ5内のデータベース52での情報管理
図27は上述のデータベース52の構成を模式的に示すブロック図で、この図27に示すように、情報センタ5内のデータベース52は、ユーザレイヤ521,ユーザグループレイヤ522,グローバルレイヤ523,エリアディレクトリ524,情報格納領域525,サービスプログラム格納領域526及びレイヤ選択テーブル527を有している。
以下、上述の情報センタ5内のデータベース52での情報管理方法について、図31〜図34に示すシーケンス図を用いて詳述する。
まず、図31に示すように、データベース52に対する情報/サービスの登録要求として、画面座標,レベル,レイヤID,登録すべき情報/サービスが移動端末4から無線基地局6を通じて送信されてくると(ステップS61)、情報センタ5では、データベース52内の該当するレイヤ(レイヤIDにより指定されているレイヤ)521〜523にリンクされている情報格納領域525またはサービスプログラム格納領域526に、受信した情報/サービスを書き込むことができるか否かを判定する(ステップS62)。なお、ここでは、上記の画面座標は、図23により前述したような位置の指定方法により入力されたものとする。
(3−2)移動端末4から地図情報,タウン情報またはサービスについての検索要求(ダウンロード要求)を受けた場合
まず、図32に示すように、データベース52内に蓄積されている情報/サービスに対する検索要求として、画面座標,レベル,レイヤIDのリストが移動端末4から無線基地局6を通じて送信されてくると(ステップS71)、情報センタ5では、受信したレイヤIDのリストに基づいて、特定ユーザグループ用検索部531,不特定ユーザグループ用検索部532のいずれかを起動し、画面座標,レベルをキーにして、データベース52内のエリアディレクトリ524を検索してセグメントIDを得る(ステップS72)。
例えば、登録要求時の処理は以下のように行なわれる。すなわち、この場合は、図34に示すように、データベース52に対する情報/サービスの登録要求として、領域,レイヤID,登録すべき情報/サービスが移動端末4から無線基地局6を通じて送信される(ステップS61′)。すると、情報センタ5では、この場合も、データベース52内の該当するレイヤ(レイヤIDにより指定されているレイヤ)521〜523にリンクされている情報格納領域525またはサービスプログラム格納領域526に、受信した情報/サービスを書き込むことができるか否かを判定する(ステップS62′)。
一方、検索要求時の処理は、図35のステップS81〜S88に示すように行なわれるが、この場合は、図32に示すステップS71〜S78に比して、検索処理を座標とレベルをキーにするか領域をキーにするかが異なるだけ(ステップS81,S82での処理が異なるだけ)で、他の処理は図32に示すものと同様に行なわれる。
なお、上述のデータベース52には、上記の情報(地図情報,タウン情報)やサービスプログラムについての位置情報をある程度広い範囲の領域データとして保存しておけば、ユーザが移動端末4に表示させている地図のエリアを変更しても、常に移動端末4に表示させておくことのできるデータを情報センタ5にもたせることができる。
次に、以下では、或る移動端末4が、直接情報センタ5にアクセスせずに、他の移動端末4からその移動端末4が保持している地図情報,タウン情報,サービスを受ける場合について説明する。
図37はこの場合の移動端末4の構成を示すブロック図で、この図37に示すように、各移動端末4も、図7に示すものとそれぞれ同様の位置情報検出部41,位置情報送信部42,情報・サービス提供部43,情報・サービス利用部44及びPHS無線通信部45をそなえて構成されているが、ここでは、PHS無線通信部45が、情報センタ5から受けた地図情報,タウン情報またはサービスを、他の移動端末4へ送信する送信部451と、情報センタ5から他の移動端末4Cへ送られてきた地図情報,タウン情報またはサービスを、その移動端末4から受信する受信部452とをそなえて構成されるとともに、情報・サービス利用部44が、この受信部452で受信した地図情報,タウン情報またはサービスを2次利用する2次情報・サービス利用部としての機能を兼用するように構成されている。
つまり、この図37に示す各移動端末4は、他の移動端末4との間で相互に情報センタ5から直接受けた地図情報,タウン情報またはサービスを遣り取りすることが可能な第3種移動端末として構成されている。
以下、上述の動作について、図38に示すシーケンス図(ステップA1〜A15)を参照して詳述する。なお、以下では、便宜上、情報センタ5から直接地図情報,タウン情報またはサービスを受ける移動端末4を「端末B」とし、この端末Bから地図情報,タウン情報またはサービスを受ける移動端末4を「端末A」とする。
その後、端末Bは、端末Aから情報要求信号を受信すると(ステップA6)、その情報要求信号を送信してきた端末Aが例えば端末Bと同一ユーザグループの一員として登録されているか否かなどの認証処理を行ない(ステップA7)、端末Aが端末Bと同一ユーザグループの一員として登録されてなければ、拒否応答を端末Aに送信する(ステップA7のNOルートからステップA8)。
そして、この情報開始信号を受信した端末Aは、地図情報,タウン情報またはサービスを格納する領域を、情報開始信号に設定されている情報量分だけRAM49−2内に確保して受信した情報を、その種別(地図情報,タウン情報,サービス)毎にヘッダ491を付与して順次RAM49−2に蓄積してゆく(ステップA12〜A14)。
なお、この場合、端末Bから端末Aへ伝送される地図情報やプログラムなどは、比較的大きなデータ量の情報であるが、本実施形態では、前述したようにPHSの32kbpsベアラ伝送を使用しているので、非常に短時間で伝送することが可能になっている。例えば200〜300m四方の住宅地図を240×320ドットの大きさで表示したものは約5〜10kバイト(40〜80kビット)程度のデータ量であるので約1.25〜2.5秒で伝送が可能である。
なお、上記と同一の端末構成で、他の移動端末4から送信されたCSIDなどの位置情報を基に、他の移動端末4が属する位置に関連する情報を、自己の移動端末4の検索機能(情報センタ5の検索部53を利用)により得ることも可能である。
次に、以下では、上述の対応データベース55(図7又は図17参照)の構築方法について説明する。
まず、ユーザは位置識別情報と位置情報とを新たに登録しようとする場合は、移動端末4から登録に関するアクションを起こす。これは、例えば図42に示すように、移動端末4の液晶ディスプレイ(LCD)47−1上に“登録”のアイコン47aが表示されていた場合には、このアイコン47aをクリックするなどの操作によって行なわれる。
すると、情報センタ5では、移動端末4から送信されてきたデータ(識別情報,位置情報)が、対応データベース55に既に登録されているかを確認し(ステップB2,B3)、既に登録されていた場合は、ユーザ(移動端末4)に対して登録済みである旨を通知して手続きを終了する(ステップB3のYESルートからステップB4)。
ところで、上述の登録処理では、ユーザが位置情報のウィンドウ47cに、「渋谷」という広範囲なエリアを位置情報として入力しているので、当然、情報センタ5側では、大まかなエリアについてしか対応データベース55を構築することができない。
まず、この場合も、ユーザは、現在位置が「渋谷」であれば、位置情報用のウィンドウ47cに「渋谷」を入力し、送信ボタン47dをクリックすることにより、情報センタ5へ識別情報(CSID)と位置情報とを組にして送信する(ステップC1)。情報センタ5では、この移動端末4から送信されてきたデータ(識別情報,位置情報)が、対応データベース55に既に登録されているかを確認し(ステップC2,C3)、既に登録されていた場合は、ユーザ(移動端末4)に対して登録済みである旨を通知して手続きを終了する(ステップC3のYESルートからステップC4)。
さらに、情報センタ5は、ユーザからの位置情報(ユーザが選択した目標物)を既に受信しているCSIDと対応付けて対応データベース55に登録するとともに(ステップC7)、ユーザに登録が完了した旨を通知して手続きを終了する(ステップC8)。
まず、この場合も、ユーザは、移動端末4に位置情報用のウィンドウ47cに現在位置についての位置情報(「渋谷」など)を入力することにより、情報センタ5へ識別情報(CSID)と位置情報とを組にして送信する(ステップD1)。情報センタ5では、この移動端末4から送信されてきたデータ(識別情報,位置情報)が、対応データベース55に既に登録されているかを確認し(ステップD2,D3)、既に登録されていた場合は、ユーザ(移動端末4)に対して登録済みである旨を通知して手続きを終了する(ステップD3のYESルートからステップD4)。
そして、ユーザは、このように情報センタ5から提供されLCD47−1に表示された地図を基に、現在位置をポインティングすることによって、位置情報を入力して情報センタ5へ送信する(ステップD8)。なお、この場合も、ユーザにポインティングしてもらう地図上のエリアをある程度限定するために、例えば図47に示すように、受信した地図情報を、それぞれ識別子(J1,J2,K1,K2)を付与したメッシュ状のエリアに分割してLCD47−1に表示することによって、エリア単位で現在位置をユーザにポインティングしてもらうようにしてもよい。
その後、情報センタ5は、移動端末4からの位置情報(ポインティングされた座標又はエリア)と既に受信しているCSIDとを対応付けて対応データベース55に登録するとともに(ステップD9)、ユーザに登録が完了した旨を通知して手続きを終了する(ステップD10)。
また、上述のようにユーザに識別情報と位置情報とを登録してもらうことによって、システムを運用すればするほど、また、システムのユーザが増えるに従って、情報センタ5に対応データベース55に必要な情報が自然に集まるので、情報センタ5の運用者(保守者)の保守・運用作業に対する負荷を大幅に軽減することができる。
この場合の登録処理手順も、図44〜図46により前述した処理と同様に行なわれるが、移動端末4をアナログやISDNなどの固定電話やIrDAなどの赤外線インタフェースに接続する場合には、移動端末4が識別情報を自動的に入手(検出)することができないため、ユーザによって電話番号などの識別情報を入力してもらうようになる。
次に、以下では、上述の対応データベース55の利用・管理方法について説明する。
まず、ユーザは現在位置に応じた地図情報,タウン情報またはサービスを得る場合、図48に示すように、ユーザが引き出したい地図情報,タウン情報またはサービスの検索コード(例えば、「渋谷」などの位置を示す名称や、それを体系的にコード化したもの)を前述したごとく移動端末4から無線基地局6,PHS公衆網7を介して情報センタ5に送る(ステップE1〜E3)。
なお、情報センタ5には、例えば図49に示すように、ユーザグループで利用できるようなグループ別の対応テーブル552を設けてもよい。この場合、ユーザが移動端末4から位置に応じた情報を得るには、図48により上述したように、引き出したい情報の検索コード(「渋谷」,「銀座」など)を無線基地局6,PHS公衆網7を介して情報センタ5に送信するが、この際に、検索コードにグループコード(図49では$1000,$1001など)を付加することにより、情報センタ5では、グループ内のサービス利用者のみが利用できるリンク情報(user1000.mapなど)を受信したグループコードから選択し、グループ内のプライベートな情報をユーザへ提供することができる。
また、上記の対応テーブル551は、例えば図50に示すように、移動端末4側に設けてもよく、この場合は、ユーザにより入力された位置情報(例えば、「渋谷」)が、対応テーブル551に基づいて自動的に検索コード(例えば、#001)に変換され、情報センタ5には検索コードが送信される(ステップF1〜F3)。
このように、移動端末4側に対応テーブル551を設けることで、ユーザ個人毎にテーブル551を作成することが可能で、自由にカスタマイズできる。なお、上述の各項目(1)〜(5)では、この検索コードとCSIDとを一致させてCSIDを情報センタ5へ送信している。
ユーザは、移動端末4に表示された地図上で欲しい情報の場所をポインティングすることによって、ポインティングした位置(画面座標)を検索コード(#001,#002など)として情報センタ5へ送信する(ステップG4〜G6)。情報センタ5では、受信した検索コードを基に、細分化されたエリアマップがまだあればそれを送り返し、無ければ、位置に応じた情報を送り返す。ことができる。
(7)その他
なお、上記の移動端末4は、いずれも電子手帳にPHS(PHS無線通信部45)を内蔵して構成しているが、もちろんPHSは電子手帳に外付けするようにしてもよい。また、PHSに限らず携帯電話などの他の無線通信手段を用いてもよい。
従って、ユーザは、移動端末4と情報センタ5との接続方法をその場の状況に応じて任意に選択することが可能になり、システム運用上の柔軟性やサービス性の向上に大いに寄与することとなる。
また、この場合も、図7,図17により前述したように、位置情報検出部41で検出された固定端末6Aについての位置識別情報を移動端末位置情報に変換する位置情報変換部41′を、情報センタ5又は移動端末4に設ければ、情報センタ5では、固定端末6Aの位置識別情報を意識せず(固定端末の種別などによらず)に独立して地図情報,タウン情報またはサービスを対応する移動端末4に提供することができるようになるので、システム構築上の柔軟性を大幅に向上させることができる。
(B)第2実施形態の説明
図55は本発明の第2実施形態としての移動通信システムを示すブロック図であるが、この図55においても前述した技術と同様に、4はPHS移動端末、5は情報センタ、6はPHS無線基地局(CS)、7は公衆網であり、ここでも、PHS移動端末4は、いわゆる電子手帳にPHSが内蔵された電子手帳型PHSで、ユーザが専用のペンなどを用いて表示部4aを通じて移動端末4の位置に関連する情報又はサービス(地図情報,地図上の施設情報,その地図に関連するサービスプログラムなど)の要求/提供操作を行なうことによって、所望の情報又はサービスプログラムを無線(PHS)基地局6,公衆網7を介して情報センタ5との間で遣り取りできるようになっている。
そして、図57は上述のシステムをインターネットを利用して実現した場合の構成を模式的に示すブロック図で、この図57に示すように、移動端末4は、Web(World Wide Web)ブラウザ40A,端末側プロクシー40B,端末側蓄積部40Cなどを有しており、本実施形態でも、商用プロバイダ,会社あるいは大学などに設置されたダイヤルアップルータ(公衆網7に接続)などを介して、例えばPPPプロトコルによりインターネット8に接続されている。
ここで、情報センタ5において、各データベース52a,52b(センタ側蓄積部)は、移動端末4が移動しうる位置情報に関連した情報(またはサービスプログラム)として地図情報,その地図上の施設情報などのタウン情報を蓄積するものであり、CGIプログラム(検索部)61は、移動端末4からの要求に基づいて、これらのデータベース52a,52bに蓄積されている地図情報,タウン情報を検索するものであり、WWWサーバ51′は、CGIプログラム61によって検索された地図情報,タウン情報(または、サービスプログラム)を対応するデータベース52a,52bから取り出して、移動端末4に送信する情報・サービス送信部としての機能を果たすものである。
また、情報要求部65は、この行動検出部64での行動検出結果(ユーザの行動)に基づいて、キャッシング部68と協動して動作することにより、地図情報/タウン情報/サービスプログラムをhttp(hyper text transfer protocol) などを用いて情報センタ5に要求し、その要求に応じて情報センタ5から送られてくる地図情報/タウン情報/サービスプログラム(以下、位置関連情報ということがある)を端末側蓄積部40Cに蓄積させるもので、例えば、ユーザが表示中の地図データ上のある店や施設をポインティングすると、その店,施設に関する詳細な情報(タウン情報)が端末側蓄積部40Cに蓄積されるようになっている。
以下、本実施形態の要部である行動検出部64,プリフェッチ部66,キャッシング部67,同期部68について、項目別に、より詳細に説明する。
図59は上述の行動検出部64の要部の構成を示すブロック図であるが、この図59に示すように、本実施形態の行動検出部64は、入力制御部70,スクロール量計算部71及び表示制御部72をそなえて構成されている。
ここで、入力制御部70は、タッチパネル47−2(図56参照)等(マウスやキーボードでもよい)の入力デバイス69を用いて入力されるユーザの操作情報(例えば、スクロール操作情報)を検知するものであり、スクロール量計算部71は、この入力制御部70で検知されたスクロール操作情報に基づいて、スクロール操作が移動端末の表示領域63に対してどの方向にどれだけ行なわれたかといったスクロール量(例えば、スクロール開始・終了点の画面座標の差)を計算するものである。なお、得られたスクロール量は、プリフェッチ部66に与えられる。
図60は上述のプリフェッチ部66の要部の構成を示すブロック図であるが、この図60に示すように、本実施形態のプリフェッチ部66は、画面座標/地図座標変換部73,URL(Uniform Resource Locator)生成部74,検索部75,URL送信部76及びHTML受信部77をそなえて構成されている。
また、検索部75は、URL生成部74で生成されたURLに基づいて、地図・タウン情報蓄積部62を検索して、上記地図データが既に地図・タウン情報蓄積部62に蓄積されているか否かを判定するもので、上記地図データが既に地図・タウン情報蓄積部62に蓄積されている場合はURL送信部76にURLの送信禁止指示を与える一方、上記地図データが地図・タウン情報蓄積部62に蓄積されていない場合はURL送信部76にURLの送信指示を与えるようになっている。
(3)キャッシング部67及び同期部68の詳細説明
図61は上述のキャッシング部67及び同期部68の要部の構成を示すブロック図であるが、この図61に示すように、本実施形態のキャッシング部67は、URL送信部78,参照ファイルリスト79,HTML取得部80,HTML受信部81及びHTML蓄積部82をそなえて構成されており、同期部68は、同期制御部83,蓄積リスト送信部84及び更新制御部85をそなえて構成されている。
また、HTML取得部80は、上述のURL送信部78からの指示に従って端末側蓄積部40Cより必要なファイル(地図データ)を取り出して、その地図データ(Map 地図座標.gif)をWebブラウザ40A〔プリフェッチ部66(情報要求部65)のHTML受信部81〕へ配送するものであり、HTML受信部81は、情報センタ5から送られてくる地図データ(Map 地図座標.gif)(HTML文書,タウン情報などの場合もある)を受信するものであり、HTML蓄積部82は、このHTML受信部81で受信された地図データを端末側蓄積部40Cに蓄積するものである。
これにより、移動端末4は、情報センタ5とアクセスする度に、常に、不足している地図データ(位置関連情報)を自動的に補完して、情報センタ5が保持する位置関連情報と同じものを保持しておくことができる。従って、例えば、情報センタ5側の位置関連情報の更新などにも柔軟に対応できるようになる。
このURLを受信した端末側プロクシー40Bでは、キャッシング部67のURL送信部78(図61参照)が、受信URLを基に参照ファイルリスト79を参照して、端末側蓄積部40Cに該当するファイル〔プログラム(プログラムファイル)401〕が既に蓄積されているか否かをチェックする(図63のステップA3)。
一方、端末側蓄積部40Cにプログラムファイル401が蓄積されていない場合(ステップA3においてNOと判定された場合)は、URL送信部78が受信URL(http://server/MapApplet)をそのまま情報センタ5のWeb(WWW)サーバ51′へ送信する(図63のステップA5)。情報センタ5(Webサーバ51′)は、受信したURLを基にプログラムファイル401を取得し、移動端末4(Webブラウザ40A)にそのプログラムファイル401を配送する(図63のステップA6)。
そして、例えば、ユーザが地図サービス利用開始操作を移動端末4に対して行なうと(図63のステップA7)、CPU46がサービスプログラム401に従って動作し、まず、初期表示すべき地図データの要求を行なう(図63のステップA8)。ここで、初期表示する地図データは、前述したように、ユーザによる地名入力,PHS基地局6のCSIDあるいはGPSを利用した現在位置に応じたもののいずれでもよいが、いずれの場合にも、サービスプログラム401は、情報要求部65のURL送信部73によって必要な地図データ(タウン情報/サービスも含まれているものとする)を要求するURL(http://server/Map1.gif)を生成して端末側プロクシー40BへそのURLを送信する(図63のステップA9)。
情報センタ5では、Webサーバ51′がCGIプログラム61(図57参照)を起動し、CGIプログラム61により受信したURL(http://server/Map1.gif)を基にデータベース52a,52bを検索して該当する地図データ(Map1.gif)を取り出し(図63のステップA11,A12)、その地図データ(Map1.gif)を移動端末4の端末側プロクシー40Bへ返送する(図63のステップA13)。
図64はこのときの初期地図表示画面例を示す図であるが、この図64に示すように、本実施形態では、地図データ(地図上の店,施設情報なども含む)が地図・タウン情報蓄積部62に蓄積されているか否か(蓄積データの保持状態を)ユーザに通知するために、例えば、地図(表示画面63)右上に5×5のグリッドからなる矩形領域86が表示されるようになっており、この矩形領域86内のグリッドの表示色を(1)データ未転送,(2)データ転送中,(3)データ転送済などの各状態毎に変えることにより、表示画面63に対してどの方向の地図データが蓄積済であるかが一見して分かるようになっている。
一方、要求された地図データ(Map2.gif)が端末側蓄積部40Cに蓄積されていない場合は、URL送信部78がそのまま受信URL(http://server/Map2.gif)を情報センタ5のWebサーバ51′へ転送する(図63のステップA19)。情報センタ5では、Webサーバ51′(CGIプログラム61)が、受信したURL(http://server/Map2.gif)を基に、地図情報データベース52aから該当する地図データ(Map2.gif)を検索して取り出し(図63のステップA20,A21)、その地図データ(Map2.gif)を端末側プロクシー40Bへ返送する(図63のステップA23)。端末側プロクシー40Bは、受け取った地図データ(Map2.gif)をキャッシング部66のHTML蓄積部82により端末側蓄積部40Cに蓄積する。
サービスプログラム401では、行動検出部64がこのイベントを入力制御部70(図59参照)にて検知し、スクロール量計算部71によってスクロール量を計算し、その計算結果に応じて表示制御部72が表示領域63を制御して地図データを再表示(スクロール)する(図63のステップA26)。
一方、要求された地図データ(Map4.gif)が端末側蓄積部40Cに蓄積されていない場合は、URL送信部78は受信URL(http://server/Map4.gif)をそのまま情報センタ5のWebサーバ51′へ転送する(図63のステップA29)。
なお、上述の例では、最初に表示した領域(地図データ:Map1.gif)の周辺のグリッド(周辺地図データ)を順次転送するようにしているが、複数のグリッドを同時に並行して転送する(URL生成部74において複数のURLを同時に生成すればよい)ようにしてもよいし、各グリッドに優先順位をつけた上で並行に転送するようにてもよい。
以上のように、本実施形態における移動通信システム(移動端末4)によれば、行動検出部64,プリフェッチ部66によって、ユーザにとって必要な(必要と予測される)地図データ(タウン情報/サービスなども含む)を、ユーザの行動に応じて自動的にある程度端末側の蓄積部40Cに蓄積してゆくことができるので、ユーザは、常時、情報センタ5との通信を確立しなくとも、所望の地図データを利用することが可能になる。
そして、本実施形態の移動端末4では、行動検出部64により、移動端末4の表示画面63に対する操作(スクロール操作)を検出できるようにしているので、ユーザは、地図データ要求のための特別な入力操作を行なうことなく、また、ユーザの現在位置に関わらず、表示画面63を参照しながら簡便に必要な地図サービスを受けることができ、さらにユーザの操作性,利便性の向上を図ることができる。
また、このキャッシング部66は、必要な地図データが端末側蓄積部40Cに蓄積されていないときにのみ、その地図データを情報センタ5へ要求するので、必要なときにのみ情報センタ5との通信が確立される。従って、常に情報センタ5との通信時間,通信量を最小限に抑えながら、必要な(必要と予測される)地図データを保持しておくことができ、これにより、通信コストの低減化,システムの信頼性にさらに寄与する。
次に、以下では、端末側プロクシー40Bの同期部68の動作について、図71に示すフローチャート(ステップE1〜E7)を用いて説明する。
そして、上記の同期部68では、移動端末4が情報センタ5とアクセスする度に、蓄積リスト送信部84により、端末側蓄積部40Cに蓄積されている地図データ(実際は参照ファイルリスト79のURL部分)のリストを情報センタ5に送付することで自己がどの地図データを保持しているかを情報センタ5に通知し、その応答として情報センタ5から返送されてくる地図データ(ここでは、移動端末4側で不足している地図データのみが返送されてくる)に基づいて、自己が保持している地図データを更新するので、情報センタ5との通信量を最小限に抑えながら移動端末4側で不足している地図データを自動的に補完でき、これにより、移動端末4は、通信コストを抑えつつ常に最新の地図データを保持しておくことができる。
図1は本発明の関連技術を示すブロック図で、この図1において、1は複数の移動端末、2は情報センタであり、各移動端末1がそれぞれ情報センタ2と所定の通信手段を介して接続されて移動通信システムが構成されている。なお、情報センタ2は少なくとも1つ存在すればよい。
ここで、各移動端末1において、位置情報検出手段11は、移動端末1の位置情報を検出するものであり、位置情報送信手段12は、この位置情報検出手段11で検出された位置情報を情報センタ2へ送信するものであり、アップロードデータ送信手段13は、上記の位置情報に関連した情報またはサービスをアップロードデータとして情報センタ2へ送信するものであり、情報・サービス利用手段14は、情報センタ2から送られてきた位置情報に関連した情報またはサービスを利用するものである。
また、この場合、移動端末1の位置情報検出手段11で検出された無線基地局についての位置識別情報を移動端末位置情報に変換する位置情報変換手段を、情報センタ2又は移動端末1に設けることにより、情報センタ2では、無線基地局の位置識別情報を意識せずに独立して、受信した移動端末1の位置情報を基にその位置情報に関連した情報またはサービスを対応する移動端末1に提供することができる。
そして、この場合、移動端末1の位置情報検出手段11で検出された固定端末についての位置識別情報を移動端末位置情報に変換する位置情報変換手段を、情報センタ2又は移動端末1に設けることにより、情報センタ2では、固定端末の位置識別情報を意識せずに独立して、受信した移動端末1の位置情報を基にその位置情報に関連した情報またはサービスを対応する移動端末1に提供することができる。
また具体的に、上述の情報センタ2において、蓄積手段21は、特定移動端末用蓄積手段と不特定移動端末用蓄積手段とを有し、検索手段22は、特定移動端末用検索手段と不特定移動端末用検索手段とを有し、蓄積制御手段23は、特定移動端末用蓄積制御手段と不特定移動端末用蓄積制御手段とを有し、情報・サービス送信手段24は、特定移動端末用情報・サービス送信手段と不特定移動端末用情報・サービス送信手段とを有している。
また、検索手段22において、特定移動端末用検索手段は、特定の移動端末1から送られてきた位置情報を受信して、蓄積手段21内の特定移動端末用蓄積手段に蓄積されている位置情報に関連した情報またはサービスを検索するものであり、不特定移動端末用検索手段は、複数の移動端末1のいずれかから送られてきた位置情報を受信して、蓄積手段21内の不特定移動端末用蓄積手段に蓄積されている位置情報に関連した情報またはサービスを検索するものである。
ここで、位置情報検出手段11Aは、移動端末1Aの位置情報を検出するものであり、位置情報送信手段12Aは、この位置情報検出手段11Aで検出された位置情報を情報センタ2Aへ送信するものであり、アップロードデータ送信手段13Aは、この位置情報に関連した情報またはサービスをアップロードデータとして情報センタ2Aへ送信するものであり、情報・サービス利用手段14Aは、情報センタ2Aから送られてきた位置情報に関連した情報またはサービスを利用するものである。
また、第2種移動端末1Bは、上述の各手段11A〜14Aとそれぞれ同様の位置情報検出手段11B,位置情報送信手段12B,アップロードデータ送信手段13B,情報・サービス利用手段14Bに加えて、情報センタ2Aから送られてきた位置情報に関連した情報またはサービスを、他の移動端末(少なくとも第3〜5種移動端末1C〜1Eのいずれか)へ無線通信手段を介して送信する送信手段15Bをそなえて構成されている。
ここで、送信手段15Cは、情報センタ2Aから位置情報に関連した情報またはサービスを、少なくとも他の第3種移動端末1C,第4種移動端末1D及び第5種移動端末1Eのいずれかへ無線通信手段を介して送信するものであり、受信手段16Cは、情報センタ2Aから第2種移動端末1B又は他の第3種移動端末1Cへ送られてきた位置情報に関連した情報またはサービスを、その第2種移動端末1B又は他の第3種移動端末1Cから無線通信手段を介して受信するものであり、2次情報・サービス利用手段17Cは、この受信手段16Cで受信した位置情報に関連した情報またはサービスを利用するものである。
ここで、受信手段16Dは、情報センタ2Aから第2種移動端末1B又は第3種移動端末1Cへ送られてきた位置情報に関連した情報またはサービスを、その第2種移動端末1B又は第3種移動端末1Cから無線通信手段を介して受信するものであり、2次情報・サービス利用手段17Dは、この受信手段16Dで受信した位置情報に関連した情報またはサービスを利用するものである。
そして、この図3に示すように、各移動端末1Fは、位置情報検出手段11F,位置情報送信手段12F,アップロードデータ送信手段13F及び地図・施設情報・サービス利用手段14Fをそなえて構成され、情報センタ2Bは、蓄積手段21B,検索手段22B,蓄積制御手段23B及び地図・施設情報・サービス送信手段24Bをそなえて構成されている。
そして、この図4に示すように、各移動端末1Gは、位置情報検出手段11G,位置情報入力手段12G,位置識別情報送信手段13G,位置情報送信手段14G及び情報・サービス利用手段15Gをそなえて構成され、情報センタ2Cは、位置識別情報・位置情報記憶手段20C,蓄積手段21C,検索手段22C及び情報・サービス送信手段24Cをそなえて構成されている。
上述のごとく構成された移動通信システム(移動端末1G,情報センタ2C)では、この場合も、移動端末1Gが、情報センタ2Cからその位置情報に関連した情報またはサービスを受けて利用することができるが、さらに、本システムでは、各移動端末1Gが、無線基地局3の位置識別情報と移動端末1Gの位置情報とをそれぞれ情報センタ2Cの位置識別情報・位置情報記憶手段20Cへ送信することにより、無線基地局3の位置識別情報を予め情報センタ2Cが把握していなくても、無線基地局3の位置識別情報と移動端末1Gの位置情報とを対応付けたデータを独自に情報センタ2C内で構築することができる。
次に、図5も本発明の関連技術を示すブロック図で、この図5において、1Hは複数の移動端末、2Dは情報センタ、3は無線基地局であり、各移動端末1Hが、情報センタ2Dと無線基地局3,無線回線を介して接続されて移動通信システムが構成されている。なお、この場合も、情報センタ2Dは少なくとも1つ存在すればよい。
一方、情報センタ2Dにおいて、位置識別情報・位置情報記憶手段20Dは、移動端末1Hの位置識別情報送信手段13Hから送信されてきた無線基地局3の位置識別情報及び移動端末1Hの位置情報送信手段14Hから送信されてきた移動端末1Hの位置情報をそれぞれ対応づけて記憶するものであり、蓄積手段21Dは、移動端末1Hが移動しうる位置情報に関連した情報として、地図情報,その地図内の施設情報またはこれらの地図,施設についてのサービスを蓄積するものである。
次に、図53も本発明の関連技術を示すブロック図で、この図53において、1Jは移動端末、2Eは情報センタであり、移動端末1Jが情報センタ2Eと所定の通信手段を介して接続されて移動通信システムが構成されている。なお、移動端末1J,情報センタ2Eは少なくとも1つ存在すればよい。
ここで、まず情報センタ2Eにおいて、蓄積手段21Eは、移動端末1Jが移動しうる位置情報に関連した情報またはサービスを蓄積するものであり、検索手段22Eは、移動端末1Jからの情報またはサービスの要求に基づいて、蓄積手段21Eに蓄積されている位置情報に関連した情報またはサービスを検索するものであり、情報・サービス送信手段23Eは、上記の検索手段22Eにて検索された位置情報に関連した情報またはサービスを蓄積手段21Eから取り出して、位置情報に関連した情報またはサービスを移動端末1Jに送信するものである。
また、情報要求手段14Jは、この行動検出手段13Jでの行動検出結果に基づいて、位置情報に関連した情報またはサービスを情報センタ2Eに要求し、その要求に応じて情報センタ2Eから送られてくる位置情報に関連した情報またはサービスを蓄積手段11Jに蓄積させるものであり、プリフェッチ手段15Jは、行動検出手段13Jでの行動検出結果に基づいて、必要と予測される位置情報に関連した情報またはサービスを情報センタ2Eに要求し、その要求に応じて情報センタ2Eから送られてくる位置情報に関連した情報またはサービスを蓄積手段11Jに蓄積させるものである。
ここで、上記の提供情報/サービス変更操作として、移動端末1Jの表示画面に対する操作を検出するようにすれば、ユーザは、位置情報に関連した情報・サービス要求のための特別な操作を行なうことなく、また、ユーザ(移動端末1J)の現在位置に関わらず、表示画面を参照しながら簡便に必要な位置に関連した情報またはサービスを受けることができる。
次に、移動端末1Jの情報要求手段14Jは、例えば、以下に示す手段をそなえて構成される。
これにより、移動端末1Jは、ユーザが必要とする位置関連情報・サービスを既に蓄積手段11J内にもっている場合は、情報センタ2Eにアクセスせずにユーザにその位置関連情報・サービスを提供するので、情報センタ2Eとの通信時間,通信量が削減される。
また、上記のキャッシング手段は、位置関連情報・サービスが蓄積手段11Jに蓄積されていない場合に、その位置関連情報・サービスを情報センタ2Eへ要求するように構成すれば、必要なときにのみ情報センタ2Eとアクセスするので、常に情報センタ2Eとの通信時間,通信量を最小限に抑えながら、必要な(必要と予測される)位置関連情報・サービスを保持しておくことができる。
また、前述した移動端末1Jの同期手段も、コンピュータ・プログラム化して、そのプログラムを情報センタ2Eより提供するようにすれば、既存の端末でも、上述の同期手段を有する端末として動作させることが可能になる。さらに、このプログラムも、所定の記憶媒体より提供するようにすれば、既存の端末であっても、また、情報センタ2Eとの通信が不可能な場合であっても、上述の同期手段を有する端末として動作させることが可能になる。
また、情報要求手段15Lは、この行動検出手段14Lでの行動検出結果に基づいて位置関連情報・サービスを情報センタ2Fに要求しその要求に応じて情報センタ2Fから送られてくる位置関連情報・サービスを蓄積手段12Lに蓄積させるものであり、プリフェッチ手段16Lは、行動検出手段14Lでの行動検出結果に基づいて必要と予測される位置関連情報・サービスを情報センタ2Fに要求しその要求に応じて情報センタ2Fから送られてくる位置関連情報・サービスを蓄積手段12Lに蓄積させるもので、行動検出手段14Lでの行動検出結果に応じて、必要と予測される位置関連情報・サービスの要求順序を変更しうるものである。
すなわち、移動端末1Kは、ユーザにとって必要な位置関連情報・サービスを、自動的にある程度、蓄積手段11Jに蓄積しておくことが可能になり、これにより、ユーザは、常時、情報センタ2Fとの通信を確立しなくとも、所望の位置関連情報・サービスを利用することが可能になる。また、必要と予測される位置関連情報・サービスの中でも、即時性の必要とされるものは要求順序を変更して他のものより優先して要求することが可能になり、この結果、ユーザは、ほとんど遅延なく、必要な位置関連情報・サービスの提供を受けることができるようになる。
以上のように上記関連技術によれば、ユーザにとって必要な(必要と予測される)情報またはサービスを、ユーザの行動に応じて自動的にある程度、(端末側)蓄積手段に蓄積しておくことができるので、ユーザは、常時、情報センタとの通信を確立しなくとも、所望の位置情報に関連した情報またはサービス(以下、単に「位置関連情報・サービス」ということがある)を利用することが可能になり、以下のような利点が得られる。
(2)必要な位置関連情報・サービスが提供されるまでの遅延時間が大幅に削減され、ユーザの操作性,利便性が大幅に向上する。
(3)情報センタとの通信が不可能あるいは不安定な場合でも、所望の位置関連情報・サービスを確実に利用することが可能になり、システムの信頼性が大幅に向上する。
ここで、上記の提供情報/サービス変更操作として、移動端末の表示画面に対する操作を検出できるようにすれば、ユーザは、位置情報に関連した情報・サービス要求のための特別な操作を行なうことなく、また、ユーザ(移動端末)の現在位置に関わらず、表示画面を参照しながら簡便に必要な位置関連情報・サービスを受けることができるので、さらにユーザの操作性,利便性の向上を図ることができる。
また、上記のキャッシング手段は、位置関連情報・サービスが蓄積手段に蓄積されていないと判定されると、その位置関連情報・サービスを情報センタへ要求するようにすれば、必要なときにのみ情報センタとアクセスするので、常に情報センタとの通信時間,通信量を最小限に抑えながら、必要な(必要と予測される)位置関連情報・サービスを保持しておくことができ、これにより、通信コストの低減化,システムの信頼性にさらに寄与する。
次に、本発明の移動通信システムに使用される記憶媒体によれば、移動端末のコンピュータを、蓄積手段,情報・サービス利用手段,行動検出手段,情報要求手段,プリフェッチ手段として機能させるためのコンピュータ・プログラムを記憶しているので、上記コンピュータ・プログラムを移動端末に提供することにより、移動端末を、既存のものであっても、上記の各手段を有する端末として動作させることが可能になる。従って、移動通信システム構築上の柔軟性や本システムの汎用性に大いに寄与する。
1A〜1E 移動端末(第1〜5種移動端末)
1F,1H,4 PHS移動端末
1L 記憶媒体
2,2A〜2D,5 情報センタ
3,6 無線基地局(CS)
4a,443 表示部
6A 固定端末
6′ 接続装置
7 PHS公衆網
8 インターネット
9 ISDN網
10A パケット交換機
10B データ蓄積装置
11,11A〜11D,11F〜11H 位置情報検出手段
11J,12L 端末側蓄積手段
11K コンピュータ
11L,40′ コンピュータ・プログラム
12,12A〜12D,14G,14H 位置情報送信手段
12G,12H 位置情報入力手段
13,13A〜13D アップロードデータ送信手段
13G,13H 位置識別情報送信手段
13J,14L 行動検出手段
12J,13L,14,14A〜14D,15G 情報・サービス利用手段
14F,15H 地図・施設情報・サービス利用手段
14J,15L 情報要求手段
15B,15C 送信手段
15J,16L プリフェッチ手段
16C,16D 受信手段
17C〜17E 2次情報・サービス利用手段
20C,20D 位置識別情報・位置情報記憶手段
21,21A〜21D 蓄積手段
21E センタ側蓄積手段
22,22A〜22E 検索手段
23,23A,23B 蓄積制御手段
23E,24,24A,24C 情報・サービス送信手段
24B,24D 地図・施設情報・サービス送信手段
40a,40A WWWブラウザ(Webブラウザ)
40b PPP接続処理部
40B 端末側プロクシー
40C 端末側蓄積部
41 位置情報検出部
41′ 位置情報変換部
42 位置情報送信部
42a 地図配送要求部
43 情報・サービス提供部(アップロードデータ送信部)
44 情報・サービス利用部
45 PHS無線通信部
45A 接続部
45a PHS無線部
45b TCH送信部
45c TCH受信部
45d CCH受信部
46 CPU
47a 登録ボタン
47b 識別情報入力用ウィンドウ
47c 位置情報入力用ウィンドウ
47d 送信ボタン
47e 取消ボタン
47−1 液晶ディスプレイ(LCD:端末画面)
47−2 タッチパネル
48−1〜48−3 シリアル入出力部(SIO)
48−4 表示インタフェース(I/F)
48−5 タッチパネルインタフェース(I/F)
49−1 ROM
49−2 RAM
51,51A 通信部
51′ WWWサーバ(Webサーバ)
52 データベース(DB:蓄積部)
52a 地図情報データベース
52b タウン情報データベース
53,75 検索部
53a 地図情報検索部
53a−1,53b−1,61 CGIプログラム
53a−2 CSID−位置情報(地図座標)変換テーブル
53b タウン情報検索部
53b−2 画面座標−地図座標変換テーブル
54 情報・サービス提供部
55 対応データベース(対応DB:位置識別情報・位置情報記憶部)
62 地図・タウン情報蓄積部
63 表示部(表示画面/表示領域)
64 行動検出部
65 情報要求部
66 プリフェッチ部
67 キャッシング部
68 同期部
69 入力デバイス
70 入力制御部
71 スクロール量計算部
72 表示制御部
73 画面座標/地図座標変換部
74 URL生成部
76,78 URL送信部
77,81 HTML受信部
79 参照ファイルリスト
80 HTML取得部
82 HTML蓄積部
83 同期制御部
84 蓄積リスト送信部(情報・サービスリスト送付部)
85 更新制御部
86 矩形領域
87 メモリカード(記憶媒体)
401 地図サービスプログラム(Applet)
441 入力部
442 演算部
451 送信部
452 受信部
491 ヘッダ
492 フッタ
521 グローバルレイヤ
522 ユーザグループレイヤ
523 ユーザレイヤ
524 エリアディレクトリ
525 情報格納領域
526 サービスプログラム格納領域
527 レイヤ選択テーブル
531 特定ユーザレイヤ用検索部(特定移動端末用検索部)
532 不特定ユーザレイヤ用検索部(不特定移動端末用検索部)
541 蓄積制御部
541a 特定ユーザレイヤ用蓄積制御部(特定移動端末用蓄積制御部)
542b 不特定ユーザレイヤ用蓄積制御部(不特定移動端末用蓄積制御部)
542 情報・サービス送信部
542a 特定ユーザレイヤ用送信部(特定移動端末用情報・サービス送信部)
542b 不特定ユーザレイヤ用送信部(不特定移動端末用情報・サービス送信部)
551 対応テーブル
552 グループ別対応テーブル
Claims (8)
- 少なくとも1つの情報センタと、該情報センタと所定の通信手段を介して接続される複数の移動端末とをそなえてなる移動通信システムにおいて、
上記の各移動端末が、
該移動端末の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
該位置情報検出手段で検出された該位置情報を該情報センタへ送信する位置情報送信手段と、
該位置情報に関連した情報またはサービスをアップロードデータとして該情報センタへ送信するアップロードデータ送信手段とを有するとともに、
該情報センタが、
該移動端末から送られてきた該位置情報及び該アップロードデータとしての情報またはサービスを受信する受信手段と、
該アップロードデータとしての情報またはサービスを該位置情報に関連付けて蓄積する蓄積制御手段とを有することを特徴とする、移動通信システム。 - 少なくとも1つの情報センタと、該情報センタと無線基地局,無線回線を介して接続される複数の移動端末とをそなえてなる移動通信システムにおいて、
上記の各移動端末が、
該移動端末の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
該位置情報検出手段で検出された該位置情報を該情報センタへ送信する位置情報送信手段と、
該情報センタから送られてきた地図情報,該地図内の施設情報または該地図,該施設についてのサービスを利用する地図・施設情報・サービス利用手段と、
前記地図情報や施設情報に関連した情報またはサービスをアップロードデータとして該情報センタへ送信するアップロードデータ送信手段とを有するとともに、
該情報センタが、
該移動端末から送信される前記位置情報及び該アップロードデータとしての前記地図情報や施設情報に関連した情報またはサービスを受信する受信手段と、
該アップロードデータとしての前記地図情報や施設情報に関連した情報またはサービスを、既存の前記地図情報や施設情報に関連付けて蓄積する蓄積制御手段とを有することを特徴とする、移動通信システム。 - 少なくとも1つの情報センタと、該情報センタと所定の通信手段を介して接続される複数の移動端末とをそなえてなる移動通信システムに使用される移動端末において、
該移動端末の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
該位置情報検出手段で検出された該位置情報を該情報センタへ送信する位置情報送信手段と、
該位置情報に関連した情報またはサービスをアップロードデータとして該情報センタへ送信するアップロードデータ送信手段と、
該情報センタが、該移動端末から受信した該位置情報に関連付けて蓄積した該アップロードデータとしての情報またはサービスを利用する情報・サービス利用手段とをそなえて構成されたことを特徴とする、移動通信システムに使用される移動端末。 - 少なくとも1つの情報センタと、該情報センタと所定の通信手段を介して接続される複数の移動端末とをそなえてなる移動通信システムに使用される情報センタにおいて、
該移動端末で検出した位置情報及び該位置情報に関連した情報またはサービスを受信する受信手段と、
該受信手段により受信した該情報またはサービスを該位置情報に関連付けて蓄積する蓄積手段とを有することを特徴とする、移動通信システムに使用される情報センタ。 - 少なくとも1つの情報センタと、該情報センタと所定の通信手段を介して接続される複数の移動端末とをそなえてなる移動通信システムに使用される情報センタにおいて、
該移動端末で検出した位置情報及び該位置情報に関連した情報を受信する受信手段と、
該受信手段により受信した該情報を該位置情報に関連付けて蓄積する蓄積手段とを有することを特徴とする、移動通信システムに使用される情報センタ。 - 少なくとも1つの情報センタと、該情報センタと所定の通信手段を介して接続される複数の移動端末とをそなえてなる移動通信システムに使用される移動端末において、
該移動端末の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
該位置情報検出手段で検出された該位置情報を該情報センタへ送信する位置情報送信手段と、
該位置情報に関連した情報を該情報センタへ送信する情報送信手段と、
該情報センタが、該移動端末から受信した該位置情報に関連付けて蓄積した該情報を利用する情報利用手段とをそなえて構成されたことを特徴とする、移動通信システムに使用される移動端末。 - 少なくとも1つの情報センタと、該情報センタと所定の通信手段を介して接続される複数の移動端末とをそなえてなる移動通信システムにおいて、
上記の各移動端末が、
該移動端末の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
該位置情報検出手段で検出された該位置情報を該情報センタへ送信する位置情報送信手段と、
該位置情報に関連した情報を該情報センタへ送信する送信手段とを有するとともに、
該情報センタが、
該移動端末から送られてきた該位置情報及び該位置情報に関連する情報を受信する受信手段と、
該受信手段により受信した該情報を該位置情報に関連付けて蓄積する蓄積制御手段とを有することを特徴とする、移動通信システム。 - 少なくとも1つの情報センタと、該情報センタと所定の通信手段を介して接続される複数の移動端末とをそなえてなる移動通信システムに使用される移動端末において、
該移動端末の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
該位置情報検出手段で検出された該位置情報を該情報センタへ送信する位置情報送信手段と、
該位置情報に関連した情報を該情報センタへ送信する情報送信手段とをそなえて構成されたことを特徴とする、移動通信システムに使用される移動端末。
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