JP2004162864A - 凍結防止弁 - Google Patents

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JP2004162864A
JP2004162864A JP2002331579A JP2002331579A JP2004162864A JP 2004162864 A JP2004162864 A JP 2004162864A JP 2002331579 A JP2002331579 A JP 2002331579A JP 2002331579 A JP2002331579 A JP 2002331579A JP 2004162864 A JP2004162864 A JP 2004162864A
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JP
Japan
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float
valve seat
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outlet
valve
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JP2002331579A
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Yoshihiro Nishikawa
佳弘 西川
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TLV Co Ltd
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Abstract

【課題】フロートの変形を防止して正常に開閉弁できる凍結防止弁を提供する。
【解決手段】入口側部材1と出口側部材2からなる弁ケーシングで入口4と出口5と環状弁座6を同軸上に形成する。環状弁座6の入口4側にフロート7を配置する。フロート7は液体中に完全に埋没した状態において入口4側の圧力が所定以下まで降下したときに環状弁座6から離座して開弁し、低温復水を出口5から系外に排除する。環状弁座6内に十字状の保持部9を出口側部材2に一体に形成する。保持部9は、そのフロート7側の上面をフロート7の外表面に一致する部分球面状に形成し、フロート7が環状弁座6に着座した閉弁時にフロート7を受止める。フロート7は閉弁時に保持部9で受止められるのでウォーターハンマー等による衝撃を受けても変形しない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は凍結防止弁、詳細には、例えば蒸気使用装置が運転停止したときに自動的に開弁して、蒸気使用装置やそれに付属する配管、スチームトラップ、弁類等の内部にある低温復水を外部に排除することによって、凍結割れを防止する凍結防止弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特公昭53−8366号公報
従来の凍結防止弁は、例えば、特公昭53−8366号公報に示されている。この公報に開示されたものは、弁ケーシングで入口と出口を形成し、入口と出口の間に環状弁座を設け、環状弁座の入口側にフロートを配置し、フロートが液体中に完全に埋没した状態において入口側圧力が所定以下まで降下したときに環状弁座から離座して開弁するものである。
【0003】
この凍結防止弁は、入口がスチームトラップの底部に連結され、出口が系外に連結されて使用される。蒸気配管系の運転時にはフロートは、入口側の流体圧力により液体中に完全に埋没した状態で環状弁座に着座して閉弁している。そして、蒸気配管系の運転が停止されて入口側の流体圧力が所定以下まで降下したときにフロートは浮上して環状弁座から離座して開弁し、低温復水を出口から系外に排除する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の凍結防止弁は、フロートが環状弁座に着座した閉弁時にウォーターハンマー等による衝撃を受けると、フロートが環状弁座に食い込んで変形してしまい開閉弁できなくなる問題があった。
【0005】
本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、フロートの変形を防止して正常に開閉弁できる凍結防止弁を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケーシングで入口と出口を形成し、入口と出口の間に環状弁座を設け、環状弁座の入口側にフロートを配置し、フロートが液体中に完全に埋没した状態において入口側圧力が所定以下まで降下したときに環状弁座から離座するものにおいて、フロートが環状弁座に着座した閉弁時にフロートを受止める保持部を環状弁座に設けたことを特徴とする凍結防止弁にある。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の凍結防止弁は、従来技術と同様に、蒸気配管系の運転時にはフロートは、入口側の流体圧力により液体中に完全に埋没した状態で環状弁座に着座して閉弁している。そして、蒸気配管系の運転が停止されて入口側の流体圧力が所定以下まで降下したときにフロートは浮上して環状弁座から離座して開弁し、低温復水を出口から系外に排除する。
【0008】
そして、本発明の凍結防止弁は、フロートが環状弁座に着座した閉弁時にフロートを受止める保持部を環状弁座に設けたものであるので、閉弁時にウォーターハンマー等による衝撃を受けても、フロートが保持部に受止められて環状弁座に食い込むような変形が防止され、正常に開閉弁できる。
【0009】
【実施例】
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1と図2参照)。
弁ケーシングは入口側部材1と出口側部材2をねじ結合して構成し、内部にほぼ円柱状の弁室3を形成する。入口側部材1に入口4を形成し、出口側部材2に出口5を形成する。入口4と出口5は同一軸上に形成する。
【0010】
出口側部材2の弁室3側開口端に環状弁座6を形成する。環状弁座6は入口4及び出口5と同一軸上に形成する。環状弁座6の入口4側の弁室3内にステンレス鋼薄板で作った中空球形のフロート7を配置する。入口側部材1は弁室3の内側に突出した複数のリブ8を一体に有し、リブ8によりフロート7を環状弁座6に案内する。フロート7は液体中に完全に埋没した状態において入口4側の圧力が所定以下まで降下したときに環状弁座6から離座して開弁し、低温復水を出口5から系外に排除する。
【0011】
環状弁座6内に図2に示すように十字状の保持部9を出口側部材2に一体に形成する。保持部9は、そのフロート7側の上面をフロート7の外表面に一致する部分球面状に形成し、フロート7が環状弁座6に着座した閉弁時にフロート7を受止める。入口側部材1の内周壁にリブ10を2個設けて、浮上したフロート7が入口2を塞ぐことを防止する。
【0012】
上記実施例の凍結防止弁は、入口4がスチームトラップの底部に連結され、出口5が系外に連結されて使用される。蒸気配管系の運転時にはフロート7は、入口4側の流体圧力により液体中に完全に埋没した状態で環状弁座6に着座して閉弁している。このとき、フロート7は保持部9で受止められるのでウォーターハンマー等による衝撃を受けても変形しない。
【0013】
そして、蒸気配管系の運転が停止されて入口4側の流体圧力が所定以下まで降下したときにフロート7は浮上して環状弁座6から離座して開弁し、低温復水を出口5から系外に排除する。
【0014】
【発明の効果】
上記のように本発明による凍結防止弁は、フロートが環状弁座に着座した閉弁時にフロートを受止める保持部を環状弁座に設けたことにより、閉弁時にウォーターハンマー等による衝撃を受けてもフロートが変形することなく、正常に開閉弁できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の凍結防止弁の実施例の断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 入口側部材
2 出口側部材
3 弁室
4 入口
5 出口
6 環状弁座
7 フロート
8,10 リブ
9 保持部

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と出口を形成し、入口と出口の間に環状弁座を設け、環状弁座の入口側にフロートを配置し、フロートが液体中に完全に埋没した状態において入口側圧力が所定以下まで降下したときに環状弁座から離座するものにおいて、フロートが環状弁座に着座した閉弁時にフロートを受止める保持部を環状弁座に設けたことを特徴とする凍結防止弁。
JP2002331579A 2002-11-15 2002-11-15 凍結防止弁 Pending JP2004162864A (ja)

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