JPS6312320Y2 - - Google Patents

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JPS6312320Y2
JPS6312320Y2 JP13208283U JP13208283U JPS6312320Y2 JP S6312320 Y2 JPS6312320 Y2 JP S6312320Y2 JP 13208283 U JP13208283 U JP 13208283U JP 13208283 U JP13208283 U JP 13208283U JP S6312320 Y2 JPS6312320 Y2 JP S6312320Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
condensate
valve chamber
passage
bimetal
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JP13208283U
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JPS6038999U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は蒸気配管系に発生する復水を自動的に
排出する下向き開放フロート型スチームトラツプ
に関し、特に、弁室下部に形成した墳出口に導入
管を接続し、フロート内に復水を導くようにした
下向き開放フロート型スチームトラツプに関す
る。
技術的背景 下向き開放フロート型スチームトラツプは、フ
ロートが内部にとらえた蒸気の浮力に応じて弁室
内の復水中を浮上降下し、弁の開閉を行なう。従
つて、トラツプ内部に流入する蒸気を確実にフロ
ート内に導く必要がある。
従来技術とその問題点 そこで、従来は第3図に示すように、本体31
に形成した入口32を流入通路33で弁室34下
部に延長して、弁室34下部にて上向きに開口さ
せた噴出口35を形成し、噴出口35にフロート
36内部まで伸びる導入管37を接続し、導入管
37の先端に形成した噴射孔38からフロート3
6内部に流体を噴出させていた。尚、参照番号39
は本体31とで弁ケーシングを形成する蓋、40
は蓋39に形成した弁座部に開けた弁口、41は
出口、42発射台、43はスクリーン、44はプ
ラグ、45はガスケツト、46はフロートに設け
た逸気孔である。
フロート36内部まで伸びる導入管37の先端
の噴射口38から流体をフロート36内部に噴出
させることにより、流体を確実にフロート36内
部に導くことができる。
また、トラツプ作動停止時にプラグ44を外す
ことにより、スクリーン43に溜つたゴミを排出
し、入口配管、流入通路33に溜つた復水を排出
することができる。
上記構造のものでは、弁室34内への流体の噴
射孔38が弁室34の上部に位置するため、弁室
34内、つまり噴出孔38より下部に溜つた復水
を外部に排出することができない。従つて、夜間
等のトラツプ作動停止時に弁室34内に溜つた復
水が凍結してトラツプが破損したり、本体内部の
酸化により発生した錆を排出することができない
問題がある。
技術的課題 本考案の技術的課題は、低温時に弁室下部と流
入通路を連通させることである。
技術的手段 上記の技術的課題を解決するために講じた本考
案の技術的手段は、 (イ) 弁室内にバイメタルを配置し、 (ロ) 弁室下部と流入通路を連通する復水通路を設
け、 (ハ) 復水通路を開閉する弁を配置し、 (ニ) バイメタルの変形作用で弁を、低温時に開弁
位置に、高温時に閉弁位置に変位させるように
した、 ものである。
技術的手段の作用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
弁室内が低温時は、バイメタルの変形作用で弁
が復水通路を開くので弁室下部と流入通路は連通
される。従つて、流入通路に溜つた復水を排出す
れば、弁室内部に溜つた復水も排出することがで
きる。高温時は、バイメタルの変形作用で弁が復
水通路を塞ぐ。
特有の効果 本考案は下記の様な特有の効果を奏する。
トラツプ作動停止時に弁室内が所定温度以下に
低下した場合、弁室内に溜つた復水は弁ケーシン
グ外へ排出されるために、復水の凍結によるトラ
ツプの破損を防止することができ、また、復水の
滞留によるトラツプ内部の錆の発生を防止するこ
とができる。
弁室内の復水を排出することにより、弁室内に
溜つたゴミも自動的に排出することができる。
実施例の説明 (第1実施例) 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明
する(第1図参照)。
弁ケーシングは本体1に気密保持用のガスケツ
ト2を介して蓋3をボルト(図示せず)で結合し
て形成し、内部に弁室4を形成する。本体1の側
部に入口5を設け、そこから流入通路6を通して
弁室4下部に延長し、弁室4下部にて上向きに噴
出口7を開ける。噴出口7に弁室4内上部まで伸
びる導入管8を螺着する。導入管8の上部側面に
噴出孔9を複数個開ける。弁室4内に発射台10
を配置する。発射台10は導入管8を螺着する際
に挾んで取り付ける。この発射台10はバイメタ
ルで作り、上方が高膨脹側で下方が低膨脹側であ
る。発射台10に弁棒11を取り付け、先端に弁
体12を接続する。弁体12の対向する弁室4底
壁に弁室4内と流入通路6を連通する大径部と小
径部からなる復水通路13を設ける。大径部と小
径部の段部に弁座15を配置する。流入通路6に
スクリーン16を配置し、ブロー弁17を接続す
る。このブロー弁17は入口部材18と出口部材
19を接続し、内部に隔壁20、弁体21、コイ
ルスプリング22を配置したもので、入口部材1
8に流入口23、隔壁20に通孔24、出口部材
19に出口25、及び出口部材19の弁体21に
対向する位置に弁座26を形成する。弁室4内に
ほぼ球形で外側に球面状の弁面を有し、下部に開
口を有するフロート27を自由状態で収容する。
フロート27の上部に逸気孔30を開ける。蓋3
の内壁に形成した弁座部に弁口28を設け、弁口
28は入口5と同軸的に設けた出口29に連通す
る。
上記のスチームトラツプの作動は次の通りであ
る。
通気始めは弁室4内は低温であり、バイメタル
で作つた発射台10は第1図に示す如く変形して
おり、弁体12は引き上げられ復水通路13を開
いている。ブロー弁17は流体圧により、コイル
スプリング22の弾性力に抗して弁体21を弁座
26に着座させ、閉弁している。弁室4内に流入
する冷水、低温空気は弁口28、出口29を通り
排出される。
続いて、次第に温度の高くなつた温水が流入す
ると、発射台10は第1図に於いて下方に湾曲
し、弁体12が弁座15に着座し、復水通路13
を塞ぐ。温水は弁口28、出口29を通つて排出
される。ブロー弁17は閉弁している。
次に蒸気が流入すると、フロート27は内部に
溜る蒸気によつて浮上し、弁口28を塞ぎ蒸気の
流出を防ぐ。この時も弁体12,21は弁座1
5,26に着座し閉弁している。
復水が弁室内部に流入すると、フロート27は
浮力を失つて沈下し、復水は弁口28、出口29
を通つて排出される。この時も弁体12,21は
閉弁を維持している。この様な作動を自動的に繰
り返す。
通気を停止すると、トラツプ内部に溜つた復水
の温度は次第に低下する。すると発射台10は第
1図に示す如く変形し、弁体12を弁座15から
離し、復水通路13を開く。また、ブロー弁17
は流体圧の弱まりにより、コイルスプリング22
の弾性力で弁体21が弁座26から離れる。流入
通路6及び弁室4内部の復水はフロー弁17で排
出される。
本実施例ではトラツプの作動停止時にブロー弁
17により自動的にトラツプ内部に溜つた復水を
排出することができる。また、通気初めの低温空
気は復水通路13を通つて弁室4内部に流入し、
弁口28、出口29から排出されるので、短時間
に低温空気の排出ができる。
(第2実施例) 本考案の技術的手段の具体例を示す別の実施例
を説明する(第2図参照、第1図に対応する部分
には第1図と同じ参照番号を付す)。
導入管8の頭部に突出部分51を形成し、バイ
メタル53の一端をビス52で取り付ける。導入
管8の下部側面に復水通路13を設け、周囲に弁
座15を形成する。バイメタル53に復水通路1
3を開閉する弁体12を取り付ける。バイメタル
53は図面上で右側が高膨脹側、左側が低膨脹側
である。発射台10はステンレス鋼で作る。その
他は第1図と同じであり、説明を省略する。
バイメタル53により、低温時は弁体12が弁
座15から離れて復水通路13を開き、高温時に
弁座15に着座して復水通路13を閉じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の下向き開放フロート
型スチームトラツプの断面図、第2図は本考案の
別の実施例の導入管と発射台部分のみの断面図、
第3図は従来の下向き開放フロート型スチームト
ラツプの断面図である。 5……入口、6……流入通路、7……噴出口、
8……導入管、9……噴射孔、10……バイメタ
ルで作つた発射台、12……弁体、13……復水
通路、17……ブロー弁、27……フロート、2
8……弁口、29……出口、53……バイメタ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁ケーシングで流入通路と弁室を形成し、流入
    通路に、弾性部材で弁体を弁座から離座せしめ
    て、弁座をケーシング外へ連通したブロー弁を設
    け、弁室内にバイメタルを配置し、弁室下部と流
    入通路を連通する復水通路を設け、復水通路を開
    閉する弁を配置し、バイメタルの変形作用で弁
    を、低温時に開弁位置に、高温時に閉弁位置に変
    位させる下向き開放フロート型スチームトラツ
    プ。
JP13208283U 1983-08-25 1983-08-25 下向き開放フロ−ト型スチ−ムトラップ Granted JPS6038999U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13208283U JPS6038999U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 下向き開放フロ−ト型スチ−ムトラップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13208283U JPS6038999U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 下向き開放フロ−ト型スチ−ムトラップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038999U JPS6038999U (ja) 1985-03-18
JPS6312320Y2 true JPS6312320Y2 (ja) 1988-04-08

Family

ID=30298395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13208283U Granted JPS6038999U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 下向き開放フロ−ト型スチ−ムトラップ

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JPS6038999U (ja) 1985-03-18

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