JP2004138084A - 逆止弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入口側部材1と出口側部材2からなる弁ケーシングで入口4と弁室3と出口5を形成する。入口側部材1の弁室3側開口端に環状弁座6を形成する。弁室3内に球状の弁部材7を配置する。環状弁座6内に十字状の保持部9を入口側部材1に一体に形成する。保持部9は、その弁部材7側の右面を弁部材7の外表面に一致する部分球面状に形成し、弁部材7が環状弁座6に着座した閉弁時に弁部材7を受止める。弁部材7は保持部9で受止められるのでウォーターハンマー等による衝撃を受けても変形しない。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は配管に取り付けて、流体の一方向の流れは許すが、その逆方向の流れは止める逆止弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特公昭48−27644公報
従来の逆止弁は、例えば、特公昭48−27644公報に示されている。この公報に開示されたものは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、入口と弁室の間に環状弁座を設け、弁室内に環状弁座を開閉する弁部材を配置したものである。
【0003】
入口の流体圧力が出口よりも高くなると、弁部材は環状弁座から離座して出口側に変位し、入口の流体が弁部材の周囲を通って出口に流れる。出口の流体圧力が入口よりも高くなると、弁部材は入口側に変位して環状弁座に着座し、出口から入口への流体の逆流を防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の逆止弁は、弁部材が環状弁座に着座した閉弁時にウォーターハンマー等による衝撃を受けると、弁部材が環状弁座に食い込んで変形してしまい開閉弁できなくなる問題があった。
【0005】
本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、弁部材の変形を防止して正常に開閉弁できる逆止弁を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、入口と弁室の間に環状弁座を設け、弁室内に環状弁座を開閉する弁部材を配置し、弁部材が環状弁座に着座した閉弁時に弁部材を受止める保持部を環状弁座に設けたことを特徴とする逆止弁にある。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の逆止弁は、従来技術と同様に、入口の流体圧力が出口よりも高くなると、弁部材は環状弁座から離座して出口側に変位し、入口の流体が弁部材の周囲を通って出口に流れる。出口の流体圧力が入口よりも高くなると、弁部材は入口側に変位して環状弁座に着座し、出口から入口への流体の逆流を防止する。
【0008】
そして、本発明の逆止弁は、弁部材が環状弁座に着座した閉弁時に弁部材を受止める保持部を環状弁座に設けたものであるので、閉弁時にウォーターハンマー等による衝撃を受けても、弁部材が保持部に受止められて環状弁座に食い込むような変形が防止され、正常に開閉弁できる。
【0009】
【実施例】
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。
弁ケーシングは入口側部材1と出口側部材2をねじ結合して構成し、内部にほぼ円柱状の弁室3を形成する。入口側部材1に入口4を形成し、出口側部材2に出口5を形成する。入口4と出口5は同一軸上に形成する。
【0010】
入口側部材1の弁室3側開口端に環状弁座6を形成する。環状弁座6は入口4及び出口5と同一軸上に形成する。弁室3内に球状の弁部材7を配置する。出口側部材2は弁室3の内側に突出した複数のリブ8を一体に有し、リブ8により弁部材7を環状弁座6に案内する。
【0011】
環状弁座6内に図2に示すように十字状の保持部9を入口側部材1に一体に形成する。保持部9は、その弁部材7側の右面を弁部材7の外表面に一致する部分球面状に形成し、弁部材7が環状弁座6に着座した閉弁時に弁部材7を受止める。出口側部材2の内周壁にリブ10を2個設けて、浮上したフロート7が入口2を塞ぐことを防止する。
【0012】
上記実施例の逆止弁は、入口4の流体圧力が出口5よりも高くなると、弁部材7は環状弁座6から離座して出口5側に変位し、入口4の流体が弁部材7の周囲を通って出口5に流れる。出口5の流体圧力が入口4よりも高くなると、弁部材7は入口4側に変位して環状弁座6に着座し、出口5から入口4への流体の逆流を防止する。このとき、弁部材7は保持部9で受止められるのでウォーターハンマー等による衝撃を受けても変形しない。
【0013】
【発明の効果】
上記のように本発明による逆止弁は、弁部材が環状弁座に着座した閉弁時に弁部材を受止める保持部を環状弁座に設けたことにより、閉弁時にウォーターハンマー等による衝撃を受けても弁部材が変形することなく、正常に開閉弁できるという優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逆止弁の実施例の断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 入口側部材
2 出口側部材
3 弁室
4 入口
5 出口
6 環状弁座
7 弁部材
8,10 リブ
9 保持部
Claims (1)
- 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、入口と弁室の間に環状弁座を設け、弁室内に環状弁座を開閉する弁部材を配置し、弁部材が環状弁座に着座した閉弁時に弁部材を受止める保持部を環状弁座に設けたことを特徴とする逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002300396A JP2004138084A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002300396A JP2004138084A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 逆止弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004138084A true JP2004138084A (ja) | 2004-05-13 |
Family
ID=32449106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002300396A Pending JP2004138084A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004138084A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010216539A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Tlv Co Ltd | 逆止弁 |
WO2012128023A1 (ja) * | 2011-03-24 | 2012-09-27 | ユニオン産業株式会社 | 吸着式冷凍機のダンパ構造 |
CN102748510A (zh) * | 2012-07-23 | 2012-10-24 | 西华大学 | 一种微阻球型止回阀 |
JP2017081629A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社吉野工業所 | 二重容器 |
-
2002
- 2002-10-15 JP JP2002300396A patent/JP2004138084A/ja active Pending
Cited By (5)
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JP2012202583A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Union Sangyo Kk | 吸着式冷凍機のダンパ構造 |
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