JP2004162866A - オリフィス式スチームトラップ - Google Patents
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Abstract
【課題】構成要素を簡略化及び小型化できると共にオリフィスの詰りを防止できるオリフィス式スチームトラップを提供する。
【解決手段】入口側部材1と出口側部材2をねじ結合してトラップケーシングを形成する。入口側部材1に入口4を形成し、出口側部材2に出口5を形成する。入口側部材1と出口側部材2の間に中央にオリフィス7を有する隔壁部材6を挟んで取り付ける。隔壁部材6の出口5側にオリフィス7の出口5側開口端を開閉する逆止弁体8をコイルばね9でオリフィス7方向に付勢して配置する。オリフィス7よりも小径の掃除棒10をオリフィス7に対向して逆止弁体8に圧入して取り付ける。掃除棒10は逆止弁体8がオリフィス7を開口するとオリフィス7から抜け出し、逆止弁体8がオリフィス7を閉口するとオリフィス7内を貫通する。
【選択図】 図1
【解決手段】入口側部材1と出口側部材2をねじ結合してトラップケーシングを形成する。入口側部材1に入口4を形成し、出口側部材2に出口5を形成する。入口側部材1と出口側部材2の間に中央にオリフィス7を有する隔壁部材6を挟んで取り付ける。隔壁部材6の出口5側にオリフィス7の出口5側開口端を開閉する逆止弁体8をコイルばね9でオリフィス7方向に付勢して配置する。オリフィス7よりも小径の掃除棒10をオリフィス7に対向して逆止弁体8に圧入して取り付ける。掃除棒10は逆止弁体8がオリフィス7を開口するとオリフィス7から抜け出し、逆止弁体8がオリフィス7を閉口するとオリフィス7内を貫通する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蒸気輸送管や蒸気使用機器等の蒸気配管系に発生する蒸気が凝縮した復水を常時開孔している小径のオリフィスから自動的に系外に排出するオリフィス式スチームトラップに関し、特に、逆止機能を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
実開平4−10195号公報
従来の逆止機能を備えたオリフィス式スチームトラップは、例えば、実開平4−10195号公報に示されている。この公報に開示されたものは、トラップケーシングに形成した入口と出口の間にオリフィスを有する隔壁部材を設け、入口側の蒸気が凝縮した復水をオリフィスから出口側に排出するものにおいて、隔壁部材の出口側にオリフィスよりも大径の貫通孔を有する逆止弁座を設け、貫通孔の出口側開口端を開閉する逆止弁体を設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のオリフィス式スチームトラップは、逆止機能の構成要素として逆止弁座を必要とし、また、大径の貫通孔を開閉するために大型の逆止弁体を必要とするという問題があった。また、オリフィスが流体中に混入している錆やゴミ等の異物によって詰ってしまい復水を排出できなくなる問題があった。本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、構成要素を簡略化及び小型化できると共にオリフィスの詰りを防止できるオリフィス式スチームトラップを提供することを技術的課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、トラップケーシングに形成した入口と出口の間にオリフィスを有する隔壁部材を設け、入口側の復水をオリフィスから出口側に排出するものにおいて、オリフィスの出口側開口端を開閉する逆止弁体を設け、オリフィスよりも小径の掃除棒をオリフィスに対向して逆止弁体に取り付け、逆止弁体の変位で掃除棒がオリフィス内を貫通することを特徴とするオリフィス式スチームトラップにある。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のオリフィス式スチームトラップは、逆止弁体がオリフィスの出口側開口端を開閉するものである。そのため、従来の逆止弁座を不要として構成要素を簡略化でき、また、従来の貫通孔よりも小径のオリフィスを小型の逆止弁体で開閉して構成要素を小型化できる。また、本発明のオリフィス式スチームトラップは、オリフィスよりも小径の掃除棒をオリフィスに対向して逆止弁体に取り付け、逆止弁体の変位で掃除棒がオリフィス内を貫通するものである。そのため、掃除棒がオリフィス内を貫通するときにオリフィス内に付着している異物を除去することができる。
【0006】
【実施例】
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。
トラップケーシングは入口側部材1と出口側部材2をねじ結合して形成する。入口側部材1に入口4を形成し、出口側部材2に出口5を形成する。入口側部材1と出口側部材2の間に中央にオリフィス7を有する隔壁部材6を挟んで取り付ける。隔壁部材6の出口5側にオリフィス7の出口5側開口端を開閉する逆止弁体8をコイルばね9でオリフィス7方向に付勢して配置する。オリフィス7よりも小径の掃除棒10をオリフィス7に対向して逆止弁体8に圧入して取り付ける。
【0007】
入口4側の流体圧力が出口5側の流体圧力よりも高くなると、逆止弁体8はコイルばね9の付勢力に抗して出口5側に変位してオリフィス7を開口し、入口4側の復水をオリフィス7から出口5側に排出する。このとき、掃除棒10はオリフィス7から抜け出す。出口5側の流体圧力が入口4側の流体圧力よりも高くなると、逆止弁体8はコイルばね9の付勢力によってオリフィス7側に変位してオリフィス7を閉口し、出口5から入口4への逆流を防止する。このとき、掃除棒10はオリフィス7内を貫通し、オリフィス7内に付着している異物を除去する。
【0008】
【発明の効果】
上記のように本発明によるオリフィス式スチームトラップは、オリフィスの出口側開口端を開閉する逆止弁体を設けたことにより、構成要素を簡略化及び小型化できるという優れた効果がある。また、オリフィスよりも小径の掃除棒をオリフィスに対向して逆止弁体に取り付け、逆止弁体の変位で掃除棒がオリフィス内を貫通することにより、オリフィス内に付着している異物を除去することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の凍結防止弁の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 入口側部材
2 出口側部材
4 入口
5 出口
6 隔壁部材
7 オリフィス
8 逆止弁体
9 コイルばね
10 掃除棒
【発明の属する技術分野】
本発明は、蒸気輸送管や蒸気使用機器等の蒸気配管系に発生する蒸気が凝縮した復水を常時開孔している小径のオリフィスから自動的に系外に排出するオリフィス式スチームトラップに関し、特に、逆止機能を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
実開平4−10195号公報
従来の逆止機能を備えたオリフィス式スチームトラップは、例えば、実開平4−10195号公報に示されている。この公報に開示されたものは、トラップケーシングに形成した入口と出口の間にオリフィスを有する隔壁部材を設け、入口側の蒸気が凝縮した復水をオリフィスから出口側に排出するものにおいて、隔壁部材の出口側にオリフィスよりも大径の貫通孔を有する逆止弁座を設け、貫通孔の出口側開口端を開閉する逆止弁体を設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のオリフィス式スチームトラップは、逆止機能の構成要素として逆止弁座を必要とし、また、大径の貫通孔を開閉するために大型の逆止弁体を必要とするという問題があった。また、オリフィスが流体中に混入している錆やゴミ等の異物によって詰ってしまい復水を排出できなくなる問題があった。本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、構成要素を簡略化及び小型化できると共にオリフィスの詰りを防止できるオリフィス式スチームトラップを提供することを技術的課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、トラップケーシングに形成した入口と出口の間にオリフィスを有する隔壁部材を設け、入口側の復水をオリフィスから出口側に排出するものにおいて、オリフィスの出口側開口端を開閉する逆止弁体を設け、オリフィスよりも小径の掃除棒をオリフィスに対向して逆止弁体に取り付け、逆止弁体の変位で掃除棒がオリフィス内を貫通することを特徴とするオリフィス式スチームトラップにある。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のオリフィス式スチームトラップは、逆止弁体がオリフィスの出口側開口端を開閉するものである。そのため、従来の逆止弁座を不要として構成要素を簡略化でき、また、従来の貫通孔よりも小径のオリフィスを小型の逆止弁体で開閉して構成要素を小型化できる。また、本発明のオリフィス式スチームトラップは、オリフィスよりも小径の掃除棒をオリフィスに対向して逆止弁体に取り付け、逆止弁体の変位で掃除棒がオリフィス内を貫通するものである。そのため、掃除棒がオリフィス内を貫通するときにオリフィス内に付着している異物を除去することができる。
【0006】
【実施例】
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。
トラップケーシングは入口側部材1と出口側部材2をねじ結合して形成する。入口側部材1に入口4を形成し、出口側部材2に出口5を形成する。入口側部材1と出口側部材2の間に中央にオリフィス7を有する隔壁部材6を挟んで取り付ける。隔壁部材6の出口5側にオリフィス7の出口5側開口端を開閉する逆止弁体8をコイルばね9でオリフィス7方向に付勢して配置する。オリフィス7よりも小径の掃除棒10をオリフィス7に対向して逆止弁体8に圧入して取り付ける。
【0007】
入口4側の流体圧力が出口5側の流体圧力よりも高くなると、逆止弁体8はコイルばね9の付勢力に抗して出口5側に変位してオリフィス7を開口し、入口4側の復水をオリフィス7から出口5側に排出する。このとき、掃除棒10はオリフィス7から抜け出す。出口5側の流体圧力が入口4側の流体圧力よりも高くなると、逆止弁体8はコイルばね9の付勢力によってオリフィス7側に変位してオリフィス7を閉口し、出口5から入口4への逆流を防止する。このとき、掃除棒10はオリフィス7内を貫通し、オリフィス7内に付着している異物を除去する。
【0008】
【発明の効果】
上記のように本発明によるオリフィス式スチームトラップは、オリフィスの出口側開口端を開閉する逆止弁体を設けたことにより、構成要素を簡略化及び小型化できるという優れた効果がある。また、オリフィスよりも小径の掃除棒をオリフィスに対向して逆止弁体に取り付け、逆止弁体の変位で掃除棒がオリフィス内を貫通することにより、オリフィス内に付着している異物を除去することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の凍結防止弁の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 入口側部材
2 出口側部材
4 入口
5 出口
6 隔壁部材
7 オリフィス
8 逆止弁体
9 コイルばね
10 掃除棒
Claims (1)
- トラップケーシングに形成した入口と出口の間にオリフィスを有する隔壁部材を設け、入口側の復水をオリフィスから出口側に排出するものにおいて、オリフィスの出口側開口端を開閉する逆止弁体を設け、オリフィスよりも小径の掃除棒をオリフィスに対向して逆止弁体に取り付け、逆止弁体の変位で掃除棒がオリフィス内を貫通することを特徴とするオリフィス式スチームトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002331581A JP2004162866A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | オリフィス式スチームトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002331581A JP2004162866A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | オリフィス式スチームトラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004162866A true JP2004162866A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32808906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002331581A Pending JP2004162866A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | オリフィス式スチームトラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004162866A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247789A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Tlv Co Ltd | フロート式ドレントラップ |
JP2010249233A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Tlv Co Ltd | レバーフロート式ドレントラップ |
KR101381699B1 (ko) * | 2014-01-03 | 2014-04-04 | 윤정상 | 역류방지기능을 구비한 스팀트랩 |
WO2015016298A1 (ja) | 2013-08-02 | 2015-02-05 | 株式会社エコファースト | ノズル式スチームトラップ |
WO2017175744A1 (ja) | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 株式会社エコファースト | ノズル式スチームトラップ |
-
2002
- 2002-11-15 JP JP2002331581A patent/JP2004162866A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247789A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Tlv Co Ltd | フロート式ドレントラップ |
JP2010249233A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Tlv Co Ltd | レバーフロート式ドレントラップ |
WO2015016298A1 (ja) | 2013-08-02 | 2015-02-05 | 株式会社エコファースト | ノズル式スチームトラップ |
KR20160038897A (ko) | 2013-08-02 | 2016-04-07 | 가부시키가이샤 에코화스토 | 노즐식 스팀트랩 |
US11480295B2 (en) | 2013-08-02 | 2022-10-25 | Eco First Co., Ltd. | Nozzle-type steam trap |
KR101381699B1 (ko) * | 2014-01-03 | 2014-04-04 | 윤정상 | 역류방지기능을 구비한 스팀트랩 |
WO2017175744A1 (ja) | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 株式会社エコファースト | ノズル式スチームトラップ |
KR20180132795A (ko) | 2016-04-04 | 2018-12-12 | 가부시키가이샤 에코화스토 | 노즐식 스팀 트랩 |
US11242954B2 (en) | 2016-04-04 | 2022-02-08 | Eco First Co., Ltd. | Nozzle-type steam trap |
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