JP2004162793A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器 Download PDF

Info

Publication number
JP2004162793A
JP2004162793A JP2002328850A JP2002328850A JP2004162793A JP 2004162793 A JP2004162793 A JP 2004162793A JP 2002328850 A JP2002328850 A JP 2002328850A JP 2002328850 A JP2002328850 A JP 2002328850A JP 2004162793 A JP2004162793 A JP 2004162793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
piston
damping force
shock absorber
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002328850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004162793A5 (ja
Inventor
Takao Tomonaga
隆男 友永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP2002328850A priority Critical patent/JP2004162793A/ja
Publication of JP2004162793A publication Critical patent/JP2004162793A/ja
Publication of JP2004162793A5 publication Critical patent/JP2004162793A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

【課題】油圧緩衝器において、中高速圧縮時に高い圧側減衰力を得ることができるとともに、伸張行程から圧縮行程への切替わり時における圧側減衰力の発生不足を生じないようにすること。
【解決手段】ピストン側油室37Bと油溜室54Aとの間に圧側減衰力発生装置50を設けた油圧緩衝器10において、圧側減衰力発生装置50と油溜室54Aを、2つの油路66、67を介して連通し、一方の油路66に該油路66の開口面積を調整するアジャスタ装置70を設けるとともに、他方の油路67に、圧側減衰力発生装置50から油溜室54Aへの流れを阻止し、反対の流れを許容するチェック弁90を設けたもの。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧緩衝器として、特許文献1に記載の如く、ダンパシリンダの開口部に設けたロッドガイドを介して、該ダンパシリンダ内にピストンロッドを摺動自在に挿入し、該ピストンロッドの先端部に設けたピストンにて、前記ダンパシリンダ内に、前記ピストンロッドを収容するピストンロッド側油室とピストンロッドを収容しないピストン側油室を区画し、該ピストン側油室と油溜室との間に、圧側減衰バルブと伸側チェックバルブを備えた圧側減衰力発生装置を設けたものがある。
【0003】
特許文献1では、圧側減衰力発生装置と油溜室との間に、ガイド部材とアジャスタ部材とに挟まれる隙間通路を形成し、圧縮時にダンパシリンダに進入するピストンロッドの容積分の油がピストン側油室から油溜室に移送される過程で、この隙間通路の絞り作用に基づく圧側減衰力を発生させる。そして、アジャスタ部材の操作によってこの隙間通路の面積を調整し、中高速圧縮時において高い圧側減衰力を得るようにしている。
【0004】
【特許文献1】
実開平1−143440(8頁〜10頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、隙間通路が、圧縮時と伸張時にダンパシリンダに進退するピストンロッドの容積分の油をピストン側油室と油溜室の間で移送するための、圧縮時と伸張時に共通の油路になっている。従って、隙間通路の面積を狭く設定したときには、伸張時における油溜室からピストン側油室への油の補給を迅速化できず、結果として、伸張行程から圧縮行程への切替わり時に圧側減衰力の発生の遅れ(サボリ)を生ずるおそれがある。
【0006】
本発明の課題は、油圧緩衝器において、中高速圧縮時に高い圧側減衰力を得ることができるとともに、伸張行程から圧縮行程への切替わり時における圧側減衰力の発生不足を生じないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ダンパシリンダの開口部に設けたロッドガイドを介して、該ダンパシリンダ内にピストンロッドを摺動自在に挿入し、該ピストンロッドの先端部に設けたピストンにて、前記ダンパシリンダ内に、前記ピストンロッドを収容するピストンロッド側油室とピストンロッドを収容しないピストン側油室を区画し、該ピストン側油室と油溜室との間に、低速オリフィス流路と圧側減衰バルブと伸側チェックバルブを備えた圧側減衰力発生装置を設けた油圧緩衝器において、前記圧側減衰力発生装置と前記油溜室を、2つの油路を介して連通し、一方の油路に該油路の開口面積を調整するアジャスタ装置を設けるとともに、他方の油路に、前記圧側減衰力発生装置から前記油溜室への流れを阻止し、反対の流れを許容するチェック弁を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は油圧緩衝器を示す断面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図、図4は図2の要部拡大図、図5は図3の要部拡大図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【0009】
油圧緩衝器10は、図1〜図3に示す如く、ダンパシリンダ11に中空ピストンロッド12を挿入し、ダンパシリンダ11とピストンロッド12の外側部に懸架スプリング13を介装している。
【0010】
ダンパシリンダ11は車体側取付部14を備え、ピストンロッド12に車輪側取付部15を備える。ダンパシリンダ11の外周部にはばね受け調整油圧ジャッキ16とばね受け17が設けられ、ピストンロッド12にはばね受け18が固定されており、ばね受け17とばね受け18の間に懸架スプリング13を介装し、油圧配管16Aにより油圧ジャッキ16に油を給排することによりばね受け17を昇降し、懸架スプリング13の設定長さを調整可能にしている。懸架スプリング13の弾発力が、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
【0011】
シリンダ11はピストンロッド12が貫通するロッドガイド21を備える。ロッドガイド21はOリング22を介してダンパシリンダ11に液密に装着されるとともに、オイルシール23を備える内径部にピストンロッド12を液密に摺動自在にしている。
【0012】
ダンパシリンダ11は、ロッドガイド21の外側に圧側バンパ24を備え、ピストンロッド12が備えるバンパーストッパ25をこのバンパ24に衝合して最圧縮ストロークを規制する。また、ダンパシリンダ11は、ロッドガイド21の内側端面部に主リバウンド体26とリバウンドスプリング27を備え、リバウンドスプリング27をピストンロッド12の側のストッパ31に衝合し、かつ主リバウンド体26をストッパ31に衝合して伸切りストロークを規制する。
【0013】
油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置(伸側減衰力発生装置)30と、ベースバルブ装置(圧側減衰力発生装置)50とを有する。油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置30とベースバルブ装置50が発生する減衰力により、懸架スプリング13による衝撃力の吸収に伴うダンパシリンダ11とピストンロッド12の伸縮振動を制振する。
【0014】
(ピストンバルブ装置30)
ピストンバルブ装置30は、ダンパシリンダ11に挿入されたピストンロッド12の端部にストッパ31、圧側バルブ32、ピストン33、伸側バルブ34、ワッシャ35を装着し、これらをナット36で固定してある。
【0015】
ピストン33はダンパシリンダ11の内部を液密に摺接し、ダンパシリンダ11の内部に、ピストンロッド12を収容するピストンロッド側油室37Aと、ピストンロッド12を収容しないピストン側油室37Bを区画する。ピストン33は、圧側バルブ32を備えてピストンロッド側油室37Aとピストン側油室37Bを連通する圧側流路38と、伸側バルブ34を備えてピストンロッド側油室37Aとピストン側油室37Bを連通する伸側流路39とを備える。
【0016】
ピストンバルブ装置30は、アジャスタ装置41により操作される減衰力調整ロッド42をピストンロッド12の中空部に進退自在に通し、この減衰力調整ロッド42の先端のニードル弁43により、ピストンロッド側油室37Aとピストン側油室37Bを連通するようにピストンロッド12に設けてあるバイパス流路44の開口面積を調整可能にする。
【0017】
従って、油圧緩衝器10の圧縮時には、ピストン側油室37Bの油が圧側流路38を通り圧側バルブ32を開いてロッド側油室37Aに導かれる。
【0018】
また、油圧緩衝器10の伸張時には、シリンダ11とピストンロッド12の相対速度が低速のとき、ロッド側油室37Aの油がニードル弁43のあるバイパス油路44を通ってピストン側油室37Bへ流れ、この間のニードル弁43による絞り抵抗により伸側の減衰力を生ずる。この減衰力は、スライダ装置41により調整される。
【0019】
また、油圧緩衝器10の伸張時で、シリンダ11とピストンロッド12の相対速度が中高速のとき、ロッド側油室37Aの油が伸側流路39を通り伸側バルブ34を撓み変形させてピストン側油室37Bへ導かれ、伸側の減衰力を生ずる。
【0020】
(ベースバルブ装置50)
ベースバルブ装置50は、ダンパシリンダ11にリザーバ51を一体化し、このリザーバ51のキャップ52で封止される内部をダイヤフラム型(フリーピストン型でも可)の隔壁部材53により、油溜室54Aとガス室54Bに区画している。ダンパシリンダ11のピストン側油室37Bと油溜室54Aは、ダンパシリンダ11とリザーバ51の双方に嵌合する絞り連通管55により連通される。キャップ52には、ガス室54Bに加圧ガスを封入するガス封入バルブ52Aを備える。
【0021】
ベースバルブ装置50は、図5に示す如く、ダンパシリンダ11のピストン側油室37Bと油溜室54Aとの連通領域にバルブハウジング56を設け、リザーバ51に螺着されるプラグボルト57によってこのバルブハウジング56をリザーバ51に固定してある。バルブハウジング56にはピストン58が固定され、ピストン58の中央部にはオリフィス形成ボルト59がナット60で固定されている。他方、プラグボルト57にはアジャスタロッド61が枢着され、アジャスタボルト61の先端部に回転方向には係合し、軸方向には相対移動できるニードル弁62を備え、ニードル弁62の外周ねじ部をプラグボルト57に圧入固定されているナット57Aに螺着してある。アジャスタボルト61を複数の回転操作位置のいずれかに設定することにより、ニードル弁62をオリフィス形成ボルト59の低速オリフィス流路59Aに対して進退し、低速オリフィス流路59Aの開口面積を調整可能にする。
【0022】
ベースバルブ装置50は、ピストン58に流路63を設け、流路63を圧縮時に開く圧側減衰バルブ64と、流路63を伸張時に開く伸側チェックバルブ65とをオリフィス形成ボルト59まわりに備える。
【0023】
従って、油圧緩衝器10の圧縮時には、シリンダ11に進入したピストンロッド12の進入容積分の油が、ピストン側油室37Bからオリフィス形成ボルト59の低速オリフィス流路59A、もしくはピストン58の流路63を通ってリザーバ51の油溜室54Aに排出される。このとき、シリンダ11とピストンロッド12の相対速度が低速のときには、低速オリフィス流路59Aに設けてあるニードル弁62による絞り抵抗により圧側減衰力を得る。この減衰力は、アジャストロッド61によるニードル弁62の位置調整により調整される。また、シリンダ11とピストンロッド12の相対速度が中高速のときには、ピストン側油室37Bから流路63を通る油が圧側減衰バルブ64を撓み変形させてリザーバ51の油溜室54Aに導かれ、圧側の減衰力を生ずる。
【0024】
油圧緩衝器10の伸張時には、シリンダ11から退出するピストンロッド12の退出容積分の油が、リザーバ51の油溜室54Aから伸側チェックバルブ65、流路63を通ってピストン側油室37Bに返送される。
【0025】
尚、リザーバ51のガス室54Bに封入された加圧ガスは、シリンダ11内の作動油を加圧し、圧縮時に、ピストン58の流路63を経てピストン側油室37Bから油溜室54Aに油が吹き上がるのを防止し、これにより油中にエア等が混入するキャビテーションの発生を防止し、また伸張時に続く圧縮時の減衰力発生の送れ(さぼり)も回避する。
【0026】
しかるに、油圧緩衝器10にあっては、図4〜図6に示す如く、リザーバ51の側で、ベースバルブ装置50と油溜室54Aを2つの油路66、67を介して連通し、一方の油路66にアジャスタ装置70を設け、他方の油路67にチェック弁90を設けている。
【0027】
油圧緩衝器10は、図5、図6に示す如く、リザーバ51にスライダハウジング71を液密に螺着固定し、スライダハウジング71にアジャスタロッド72を液密に枢着し、アジャスタロッド72に止めじ73、止め輪74でアジャスタノブ75を固定してある。アジャスタノブ75は、スライダハウジング71に内蔵のセットスプリング76で外方に向けて付勢されているボール77が順に係合可能とされる凹部75Aを周方向複数位置に備える。アジャスタロッド72の先端部には回転方向には係合し軸方向には相対移動できる押動体78が設けられ、この押動体78をスライダハウジング71に螺着している。押動体78は、リザーバ51の内部の同軸上に形成したばね室に内蔵されている圧縮ばね79との間にスライダ80を挟持している。スライダ80は、リザーバ51に設けたスライダ孔81に摺接可能に嵌入され、押動体78の移動方向に直線動できるように、リザーバ51に設けてある回り止めピン82にガイドされている。スライダ孔81は油路66に直交配置される。スライダ80は、連絡孔80Aを備え、この連絡孔80Aを油路66に対する横断方向に移動し、油路66の開口面積を調整する。
【0028】
即ち、アジャスタノブ75(アジャスタロッド72)を回転操作し、アジャスタノブ75のいずれかの凹部75Aをスライダハウンジグ71の側のボール77に係合させることにより、押動体78を進退させると、押動体78と圧縮ばね79に挟んだスライダ80が直線動し、油路66の開口面積が連絡孔80Aとの合致面積分だけに調整される。
【0029】
チェック弁90は、図4に示す如く、リザーバ51の油路67まわりに螺着固定されたバルブハウジング91における油溜室54A寄りに形成してある弁座に、ベースバルブ装置50の側から接離可能にされる。バルブハウジング91はリザーバ51との間にばねガイドケース92を固定し、ばねガイドケース92に圧縮ばね93を内蔵し、圧縮ばね93がチェック弁90をバルブハウジング91の弁座に加圧する。これにより、チェック弁90は、ベースバルブ装置50から油溜室54Aへ向かう油路67の流れ(油圧緩衝器10の圧縮時の流れ)を阻止し、反対の流れ(油圧緩衝器10の伸張時の流れ)を許容する。
【0030】
即ち、油圧緩衝器10の圧縮時には、ベースバルブ装置50から油溜室54Aへ向かう油が油路67(チェック弁90)を通らず、油路66のアジャスタ装置70を通り、油路66の開口面積をスライダ80の連絡孔80Aとの合致面積分に絞り、圧側減衰力を発生させる。油圧緩衝器10の伸張時には、油溜室54Aからベースバルブ装置50へ向かう油が油路67(チェック弁90)を通り、アジャスタ装置70の絞り作用を受けない。
【0031】
従って、油圧緩衝器10は以下の如くに減衰作用を行なう。
(圧縮時)
油圧緩衝器10の圧縮時には、(a)ベースバルブ装置50において、ニードル弁62により開度調整されるオリフィス形成ボルト59の低速オリフィス流路59A、或いはピストン58の流路63に設けられる圧側減衰バルブ64を通る油により圧側減衰力を生ずるとともに、(b)油路66に設けたアジャスタ装置70の絞り作用による圧側減衰力を生じ、(c)ピストンバルブ装置30において、ピストン33の圧側流路39に設けられる圧側バルブ32を通る油により圧側減衰力を生ずる。
【0032】
(伸張時)
油圧緩衝器10の伸張時には、ピストンバルブ装置30において、ニードル弁43により開度調整されるピストンロッド12のバイパス油路44、或いはピストン33の伸側流路39に設けられる伸側バルブ34を通る油により伸側減衰力を生ずる。
【0033】
これらの圧側と伸側の減衰力により、油圧緩衝器10の伸縮振動が抑制される。
【0034】
本実施形態によれば以下の作用がある。
(請求項1に対応する作用)
油圧緩衝器10の圧縮時には、ダンパシリンダ11に進入するピストンロッド12の容積分の油がピストン側油室37Bから油溜室54Aに移送される過程で、ベースバルブ装置50とアジャスタ装置70を通る。従って、ベースバルブ装置50で発生する圧側減衰力にアジャスタ装置70で発生する圧側減衰力が加わり、アジャスタ装置70による油路66の開口面積の絞り作用に基づく圧側減衰力の調整により、中高速圧縮時に高い圧側減衰力を得ることができる。
【0035】
油圧緩衝器10の伸張時には、ダンパシリンダ11から退出するピストンロッド12の容積分の油が油溜室54Aからピストン側油室37Bに補給される過程で、アジャスタ装置70をバイパスし、チェック弁90を通る。従って、アジャスタ装置70による油路66の開口面積に関係なく、油溜室54Aの油が油路67から迅速にピストン側油室37Bに補給され、伸張行程から圧縮行程への切替わり時における圧側減衰力の発生不足を生じない。
【0036】
以上、本発明の実施の形態を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、油圧緩衝器において、中高速圧縮時に高い圧側減衰力を得ることができるとともに、伸張行程から圧縮行程への切替わり時における圧側減衰力の発生不足を生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は油圧緩衝器を示す断面図である。
【図2】図2は図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図4は図2の要部拡大図である。
【図5】図5は図3の要部拡大図である。
【図6】図6は図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 油圧緩衝器
11 ダンパシリンダ
12 ピストンロッド
21 ロッドガイド
33 ピストン
37A ピストンロッド側油室
37B ピストン側油室
50 ベースバルブ装置(圧側減衰力発生装置)
54A 油溜室
59A 低速オリフィス流路
64 圧側減衰バルブ
65 伸側チェックバルブ
66、67 油路
70 アジャスタ装置
90 チェック弁

Claims (1)

  1. ダンパシリンダの開口部に設けたロッドガイドを介して、該ダンパシリンダ内にピストンロッドを摺動自在に挿入し、該ピストンロッドの先端部に設けたピストンにて、前記ダンパシリンダ内に、前記ピストンロッドを収容するピストンロッド側油室とピストンロッドを収容しないピストン側油室を区画し、
    該ピストン側油室と油溜室との間に、低速オリフィス流路と圧側減衰バルブと伸側チェックバルブを備えた圧側減衰力発生装置を設けた油圧緩衝器において、
    前記圧側減衰力発生装置と前記油溜室を、2つの油路を介して連通し、一方の油路に該油路の開口面積を調整するアジャスタ装置を設けるとともに、他方の油路に、前記圧側減衰力発生装置から前記油溜室への流れを阻止し、反対の流れを許容するチェック弁を設けたことを特徴とする油圧緩衝器。
JP2002328850A 2002-11-12 2002-11-12 油圧緩衝器 Pending JP2004162793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002328850A JP2004162793A (ja) 2002-11-12 2002-11-12 油圧緩衝器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002328850A JP2004162793A (ja) 2002-11-12 2002-11-12 油圧緩衝器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004162793A true JP2004162793A (ja) 2004-06-10
JP2004162793A5 JP2004162793A5 (ja) 2005-10-27

Family

ID=32807041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002328850A Pending JP2004162793A (ja) 2002-11-12 2002-11-12 油圧緩衝器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004162793A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116028A (ja) * 2006-10-10 2008-05-22 Kayaba Ind Co Ltd 減衰力調整部構造
JP2010261516A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Kayaba Ind Co Ltd 減衰部構造
CN104930110A (zh) * 2015-06-16 2015-09-23 吉林大学 一种基于行星轮系的手动可调阻尼减振器的挡位显示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116028A (ja) * 2006-10-10 2008-05-22 Kayaba Ind Co Ltd 減衰力調整部構造
JP2010261516A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Kayaba Ind Co Ltd 減衰部構造
CN104930110A (zh) * 2015-06-16 2015-09-23 吉林大学 一种基于行星轮系的手动可调阻尼减振器的挡位显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6978872B2 (en) Hydraulic dampers with pressure regulated control valve
JP5141916B2 (ja) 油圧緩衝器
JP4244171B2 (ja) 液圧緩衝器
JP6417281B2 (ja) 緩衝器
JP2008057637A (ja) 油圧緩衝器
JP2004162793A (ja) 油圧緩衝器
JP2007177877A (ja) 油圧緩衝器
JP4010803B2 (ja) 油圧緩衝器の減衰力調整装置
JP4059664B2 (ja) 油圧緩衝器の減衰力調整装置
JP5759362B2 (ja) 油圧緩衝器
JP4341802B2 (ja) 油圧緩衝器とそのばね荷重調整方法
JP2008008390A (ja) 油圧緩衝器
JP4059669B2 (ja) 油圧緩衝器の減衰力調整装置
JP2006144862A (ja) 油圧緩衝器
JP4115868B2 (ja) 車両用油圧緩衝器の減衰力調整装置
JP2008298135A (ja) 油圧緩衝器
JP4709434B2 (ja) 油圧緩衝器の減衰力調整装置
JPH11173362A (ja) 油圧緩衝器
JP4562937B2 (ja) 油圧緩衝器のバルブ装置
JP2008298137A (ja) 油圧緩衝器
JP6444799B2 (ja) 減衰力発生装置
JPH11287279A (ja) 油圧緩衝器の減衰力調整装置
JP4320102B2 (ja) 油圧緩衝器
JP2004301183A (ja) 油圧緩衝器のピストンロッド及び減衰力調整装置
JP2000205325A (ja) 油圧緩衝器の減衰力調整装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050824

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080902

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02