JP2004162034A - 新規なポリ(アリーレンエーテル)誘電体 - Google Patents
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Abstract
Description
さらなる目的は、前記低k誘電体材料は、基板表面でキュアした後に約350℃以上の熱安定性を有することである。
50mlのフラスコ中に、0.06gm(0.61mmol)の塩化銅(I)を、窒素ブランケット下で含まれる0.6mlのキノリンに加えた。混合物を、25℃で48時間撹拌した。1gm(2.86mmol)の9,9-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フルオレンと2.5gmのトルエンと5gmのベンゾフェノンとの混合物を、蒸留セット、マグネティックスターラー、及び温度計を備えた50mlの三首丸底フラスコに装填した。混合物を撹拌しながら窒素環境中で60℃に加熱した。均一になった後、0.263gm(5.72mmol)の水性水酸化ナトリウム溶液を混合物に滴下した。次に、水共沸混合物を減圧蒸留によって高温で集めた。完全な脱水及びトルエンの除去の後、反応混合物を室温に冷却し、蒸留セットを凝縮器で置き換えた。次いで反応混合物を80℃に加熱し、0.69gm(2.86mmol)の2,5-ジブロモチオフェンを加えた。次に反応混合物を180℃に加熱し、0.6mlの塩化銅(I)/キノリン触媒を加えた。反応混合物を180℃で17〜24時間維持し、この時点で、9,9-ビス(ヒドロキシフェニル)フルオレンの二ナトリウム塩の大部分は溶解した。0.02gmの乾燥塩化銅(I)粉末を、反応混合物に加えた。反応温度を190℃に上昇させ、24時間維持した。0.3gmの2-ブロモチオフェンを加えた。1時間後、反応混合物を100℃に冷却し、5gmのトルエンを加えた。次に、反応を、酢酸及びメタノールの素早く撹拌中の溶液中でクエンチした。得られた沈殿物を、まずメタノールを用いて24時間、続いてアセトンを用いてさらに24時間ソックスレー抽出した。最後に、沈殿物を、クロロホルムを使用してソックスレー抽出した。クロロホルム抽出物の体積を減少させ、100mlのメタノール中で再沈殿した。得られたポリマーを、真空下、70℃で一晩乾燥して、10%〜50%の収率を得た。
110 伝導性層
120 パッシベーション層
130 誘電体層
140 エッチストップ層
150 第2の誘電体層
160 キャップ層
170 バイアホール
180 トレンチ
200 金属
210 基板
220 伝導性層
230 パッシベーション層
240 誘電体層
245 エッチストップ層
250 第2の誘電体層
255 キャップ層
260 バイアホール
270 トレンチ
280 バリア層
290 金属
300 基板
310 伝導性層
320 パッシベーション層
330 誘電体層
340 キャップ層
350 開口部
360 バリアメタル層
370 金属層
Claims (41)
- nは好ましくは5〜10000である、請求項1に記載のポリ(アリーレンエーテル)。
- Ar1は2-置換チオフェンであり、Ar2は2,5-二置換チオフェンである、請求項1に記載のポリ(アリーレンエーテル)。
- Ar1は2-置換ピリジンであり、Ar2は3,5-二置換ピリジンである、請求項1に記載のポリ(アリーレンエーテル)。
- Ar1は2-置換ピリジンであり、Ar2は2,6-二置換ピリジンである、請求項1に記載のポリ(アリーレンエーテル)。
- 9,9-ビス(ヒドロキシフェニル)フルオレン部分は、アントラセン、フェナントレン、ナフタレン、テルフェニルまたは3未満の低い誘電率及び約350℃以上の熱安定性を有するポリ(アリーレンエーテル)を形成することができる他の芳香族化合物によって置き換えられる、請求項1に記載のポリ(アリーレンエーテル)。
- 3未満の誘電率を有することをさらに特徴とする、請求項1に記載のポリ(アリーレンエーテル)。
- 約350℃以上の熱安定性を有することをさらに特徴とする、請求項1に記載のポリ(アリーレンエーテル)。
- 厚さ約1000〜15000オングストロームを有する誘電体層を形成するために、有機溶媒中に溶解され、基板表面にスピンコーティングされる、請求項1に記載のポリ(アリーレンエーテル)。
- ポリ(アリーレンエーテル)層は、50℃〜250℃で0.5〜30分間ベークされ、続いて200℃〜400℃の温度で5〜120分間、炉内でまたは急速熱アニーリングによってキュアされる、請求項10に記載のポリ(アリーレンエーテル)。
- 前記ポリ(アリーレンエーテル)は、約350℃以上の熱安定性を有することをさらに特徴とする、請求項12に記載の物品。
- 前記ポリ(アリーレンエーテル)は、3未満の誘電率を有することをさらに特徴とする、請求項12に記載の物品。
- 9,9-ビス(ヒドロキシフェニル)フルオレン部分は、アントラセン、フェナントレン、ナフタレン、テルフェニルまたは3未満の低い誘電率及び約350℃以上の熱安定性を有するポリ(アリーレンエーテル)を形成することができる他の芳香族化合物によって置き換えられる、請求項12に記載の物品。
- Ar1は2-置換チオフェンであり、Ar2は2,5-二置換チオフェンである、請求項12に記載の物品。
- Ar1は2-置換ピリジンであり、Ar2は2,6-二置換ピリジンである、請求項12に記載の物品。
- Ar1は2-置換ピリジンであり、Ar2は3,5-二置換ピリジンである、請求項12に記載の物品。
- 前記ポリ(アリーレンエーテル)は、厚さ約1000〜15000オングストロームを有する誘電体層を形成するために、有機溶媒中に溶解され、基板表面にスピンコーティングされる、請求項12に記載の物品。
- ポリ(アリーレンエーテル)層は、50℃〜250℃で0.5〜30分間ベークされ、続いて200℃〜400℃の温度で5〜120分間、炉内でまたは急速熱アニーリングによってキュアされる、請求項20に記載の物品。
- (a)伝導性層を形成済みの基板を用意することと;
(b)層の積み重ねの底部のパッシベーション層、続いて誘電体層、第1のエッチストップ層、第2の誘電体層及び第2のエッチストップまたはキャップ層を含む、前記基板表面の前記層の積み重ねを逐次形成し、ここで、前記積み重ねの中の1つ以上の層は、構造:
を含むポリ(アリーレンエーテル)で構成されることと;
(c)前記層の積み重ねの中にバイアホール及びトレンチを形成し、前記バイアホールは前記伝導性層の上に位置合わせされ、前記トレンチは前記バイアホールの上にあることと;
(d)バリアメタル層及び金属層を前記バイア及びトレンチ内部に堆積し、続いて前記金属を平坦化して、前記積み重ねの最上部と同一平面にすること;
を含む、デュアルダマシン法。 - Ar1は2-置換ピリジンであり、Ar2は3,5-二置換ピリジンである、請求項22に記載の方法。
- Ar1は2-置換ピリジンであり、Ar2は2,6-二置換ピリジンである、請求項22に記載の方法。
- Ar1は2-置換チオフェンであり、Ar2は2,5-二置換チオフェンである、請求項22に記載の方法。
- 前記ポリ(アリーレンエーテル)は、約350℃以上の熱安定性を有することをさらに特徴とする、請求項22に記載の方法。
- 前記ポリ(アリーレンエーテル)は、3未満の誘電率を有することをさらに特徴とする、請求項22に記載の方法。
- 9,9-ビス(ヒドロキシフェニル)フルオレン部分は、アントラセン、フェナントレン、ナフタレン、テルフェニルまたは3未満の低い誘電率及び約350℃以上の熱安定性を有するポリ(アリーレンエーテル)を形成することができる他の芳香族化合物によって置き換えられる、請求項22に記載の方法。
- 前記ポリ(アリーレンエーテル)は、厚さ約1000〜15000オングストロームを有する層を形成するために、有機溶媒中に溶解され、スピンコーティングされる、請求項22に記載の方法。
- ポリ(アリーレンエーテル)層は、50℃〜250℃で0.5〜30分間ベークされ、続いて200℃〜400℃の温度で5〜120分間、炉内でまたは急速熱アニーリングによってキュアされる、請求項30に記載の方法。
- (a)伝導性層を形成済みの基板を用意することと;
(b)層の積み重ねの底部のパッシベーション層、続いて誘電体層、及びエッチストップまたはキャップ層を含む、前記基板表面の前記層の積み重ねを逐次形成し、ここで、前記積み重ねの中の1つ以上の層は、構造:
を含むポリ(アリーレンエーテル)で構成されることと;
(c)前記層の積み重ねの中に開口部を形成し、前記開口部は前記伝導性層の上に位置合わせされることと;
(d)バリアメタル層及び金属層を前記開口部内部に堆積し、続いて前記金属を平坦化して、前記積み重ねの最上部と同一平面にすること;
を含む、金属相互接続を形成する方法。 - Ar1は2-置換ピリジンであり、Ar2は3,5-二置換ピリジンである、請求項32に記載の方法。
- Ar1は2-置換ピリジンであり、Ar2は2,6-二置換ピリジンである、請求項32に記載の方法。
- Ar1は2-置換チオフェンであり、Ar2は2,5-二置換チオフェンである、請求項32に記載の方法。
- 前記ポリ(アリーレンエーテル)は、約350℃以上の熱安定性を有することをさらに特徴とする、請求項32に記載の方法。
- 前記ポリ(アリーレンエーテル)は、3未満の誘電率を有することをさらに特徴とする、請求項32に記載の方法。
- 9,9-ビス(ヒドロキシフェニル)フルオレン部分は、アントラセン、フェナントレン、ナフタレン、テルフェニルまたは3未満の低い誘電率及び約350℃以上の熱安定性を有するポリ(アリーレンエーテル)を形成することができる他の芳香族化合物によって置き換えられる、請求項32に記載の方法。
- 前記ポリ(アリーレンエーテル)は、厚さ約1000〜15000オングストロームを有する層を形成するために、有機溶媒中に溶解され、スピンコーティングされる、請求項32に記載の方法。
- ポリ(アリーレンエーテル)層は、50℃〜250℃で0.5〜30分間ベークされ、続いて200℃〜400℃の温度で5〜120分間、炉内でまたは急速熱アニーリングによってキュアされる、請求項40に記載の方法。
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