JP2004158114A - 光情報記録媒体 - Google Patents

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善喜 田中
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佳弘 高谷
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Abstract

【課題】レーザ光の入射面において、反射率を低減できると共に反射率の角度依存性を小さくすることができる光ディスクを提供すること。
【解決手段】光ディスク1は、第1基板5、反射層7、ホログラム記録用の記録層9、記録再生用のレーザ光Lを透過する第2基板11が積層された構造をしている。レーザ光Lは第2基板11を通過して記録層9に照射される。第2基板11の上面13には、底部および頂部がそれぞれ一定のピッチで交互に配置された構造の凹凸面15が形成されている。凹凸面15により、レーザ光Lの反射率を低減すると共に反射率の角度依存性を小さくしている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報がホログラフィにより記録される光情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ホログラフィによって情報をイメージ情報の形で光ディスクのような光情報記録媒体に高密度で記録する方式が知られている。このような光ディスクは、反射層、第1透明基板、ホログラム記録材料を含む記録層、第2透明基板を積層した構造をしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
国際公開第WO99/44195号パンフレット(第39図、第40図)
【0004】
上記方式におけるイメージ情報の記録は、イメージ情報を担持する情報光と記録用参照光をレーザ光により生成し、これらの光を第2透明基板側から光ディスクに照射し、記録用参照光と反射層で反射された情報光とを記録層において重ね合わせ、これらの光の干渉により生じる干渉縞パターンを記録層に書込むことにより実現される。一方、再生照明光を第2透明基板側から干渉縞パターンが書込まれた記録層に照射すると、この光が干渉縞パターンによって回折されることにより再生光が生成される。そして、第2透明基板を透過した再生光を基にしてイメージ情報が再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さて、再生時において、第2透明基板を通して再生照明光を記録層に照射するとき、再生照明光の一部が第2透明基板で反射することが不可避的に発生する。この反射光が再生光と干渉することにより、再生光にノイズが入ることが分かった。記録時においても同様に、第2透明基板を通して情報光および記録用参照光を記録層に照射する際に、記録用参照光の一部が第2透明基板で反射することが発生する。この反射光が記録光と干渉すると、所望でない干渉縞パターンが形成され、記録層に書込まれる。これにより、再生時にノイズを含む再生光が生成される。
【0006】
第2透明基板の表面にAR(Anti Reflection)コート膜を塗布することにより、第2透明基板での反射率を低下させることが可能である。しかし、ARコート膜は反射率の角度依存性が大きいので、第2透明基板に対して垂直な線を基準としたレーザ光の入射角度が大きくなるに従い反射率がかなり高くなる。光ディスクには、レンズで集束されたレーザ光が照射されるので、レーザ光の中には入射角度が大きい成分も含まれる。よって、反射率の角度依存性を小さくすることが望まれる。
【0007】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、光情報記録媒体のレーザ光の入射面において、反射率を低減できると共に反射率の角度依存性を小さくすることができる光情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光情報記録媒体は、レーザ光を利用して情報がホログラフィにより記録される光情報記録媒体であって、光情報記録媒体においてレーザ光が入射する面になると共に底部および頂部がそれぞれ一定のピッチで交互に配置された凹凸が形成された凹凸面を含む光透過層と、光情報記録媒体に照射されたレーザ光が凹凸面を介して当たるように配置され、ホログラム記録材料を含む記録層と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明に係る光情報記録媒体によれば、底部および頂部がそれぞれ一定のピッチで交互に配置された凹凸が形成された凹凸面を、光情報記録媒体のレーザ光の入射面にしている。上記構造の凹凸面によれば、レーザ光の反射率を低減できると共に反射率の角度依存性を小さくすることができる。
【0010】
本発明に係る光情報記録媒体において、凹凸面の底部および頂部のそれぞれのピッチは、光情報記録媒体に照射されたレーザ光の波長以下にすることができる。これによれば、光情報記録媒体に照射されたレーザ光のうち凹凸面での反射減少効果をより高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態に係る光ディスク(光情報記録媒体の一例)について説明する。図1はこの実施形態に係る光ディスク1を模式的に表した断面図である。光ディスク1には、ホログラフィによりデジタル情報が記録される。光ディスク1は円盤状をしており、その中心部に光ディスク用ドライブ装置のスピンドルが固定される中心穴3が形成されている。
【0012】
光ディスク1は、第1基板5、反射層7、記録層9および第2基板11が積層された構造を有する。記録再生用のレーザ光Lは第2基板11側から光ディスク1に照射される。第2基板11の上面13には凹凸面15が形成された光透過層16が配置されている。凹凸面15は、光ディスク1の表面に位置し、光ディスク1に照射されたレーザ光Lが入射する面になると共に光ディスク1の記録層9で生成された再生光が取り出される面となる。凹凸面15により、光ディスク1に照射されたレーザ光Lの反射率およびその角度依存性を減少させつつ、レーザ光Lを記録層9に導くことができる。
【0013】
第1基板5および第2基板11の厚みは例えば5〜1200μmである。基板5,11の材料は、例えば、ガラス、水晶、ダイヤモンド、樹脂(ポリカーボネートなど)である。レーザ光Lは第2基板11側から光ディスク1に照射されるので、第2基板11はレーザ光Lの波長に対して透過性のある材料でなければならないが、第1基板5はこれに限定されない。基板5,11は板状でもよいし、フィルム状や透明コート膜状でもよい。第1基板5の表面には、ピット17が形成されている。ピット17を覆うように第1基板5上には反射層7が配置されている。反射層7はレーザ光Lを反射する性質を有する金属から構成されており、具体的には、アルミニウムや銀などである。反射層7の厚みは、例えば30〜500nmである。
【0014】
反射層7が配置された第1基板5は、ピット17により物理的なプリフォーマットが施されたプリフォーマット領域や、プリフォーマットが施されていないミラー領域を有する。これらの領域について詳細に説明する。図2は反射層7が配置された第1基板5の平面図である。この構造には、その内周から外周にかけて連続する螺旋状のトラック19が形成されている。トラック19は、一周分を一つの単位とし、プリフォーマット領域とミラー領域とが交互に並んで構成されている。プリフォーマット領域では、ピット17を用いて、サーボ情報、セクターマークやトラックのアドレス情報などが光ディスク1の製造時に予め記録される。一方、記録層9のうちミラー領域と対向する部分(図1では記録層9のうちミラー領域の上に位置する部分)に情報がホログラフィにより記録される。なお、第1基板5上にピットを直接配置するのではなく、ピットを有するプリフォーマット層を樹脂などにより第1基板5上に配置してもよい。
【0015】
図1に示すように、記録層9は反射層7を覆うように配置されている。レーザ光Lは、凹凸面15および第2基板11を介して記録層9に当たる。記録層9の材料は、情報光や参照光となるレーザ光Lが記録層9に所定時間照射されたとき、レーザ光Lの強度に応じて照射箇所の光学特性(屈折率、吸収率、透過度、蛍光発光性、反射率など)が変化するホログラム記録材料であり、感光材を含む。この材料は、例えば、レーザ光Lに感光して重合する光重合性有機物である。具体的には、例えば、デュポン(Dupont)社製のフォトポリマ(Photopolymers)HRF−600(製品名)である。記録層9の厚みは、例えば4〜1000μmである。第2基板11は記録層9上に配置され、第1基板5と共に記録層9を保持する。なお、記録層9を保持する基板は、第1基板5および第2基板11のいずれか一方だけでもよい。凹凸面15を含む光透過層16の詳細は本実施形態の効果と共に後で説明する。以上が光ディスク1の構造である。
【0016】
さて、ホログラフィの一つの態様であるボリュームホログラフィを利用して、光ディスク1に情報を記録再生する方式として、例えば、以下の二つの方式がある。図3は第1方式、図4は第2方式を説明するための図である。これらの図は光ディスク1の一部を拡大した図である。図3および図4において、図1中の符号が示す要素と同一の要素については同一符号を付している。上記記録によれば、光ディスク1の記録層9に干渉縞パターンを三次元的に書込むことができ、記録密度を増加させることができる。
【0017】
第1方式はいわゆる反射型と呼ばれる方式である。図3に示すように、光ヘッドのレンズ21で集束されたレーザ光Lには情報光と記録用参照光が含まれ、記録用参照光Lと反射層7で反射された情報光Lとを記録層9内において干渉させ、これにより発生する干渉縞パターン23を記録層9に記録する。記録層9のうち干渉縞パターンが記録された箇所をスポットSという。図5はスポット群の一部の平面図である。光ディスク1を僅かに回転させて、先ほど形成されたスポットS(例えばスポットS1とする)と平面的に一部が重なる新たなスポットS(この場合はスポットS2となる)を記録層9に形成する。これを繰り返すことにより、記録層9に干渉縞パターンを多重記録する。
【0018】
一方、レンズ21を介して再生照明光であるレーザ光Lを干渉縞パターン23に照射すると、この光は干渉縞パターン23により回折され、再生光が生成される。レンズ21を介して光ヘッドで検出された再生光を基にしてイメージ情報が再生される。
【0019】
第2方式はいわゆる透過型と呼ばれる方式である。図4に示すように、光ヘッドのレンズ21Aおよびレンズ21Bは第2基板11側に配置されている。レンズ21Aで集束された情報光Lと、レンズ21Bで集束された記録用参照光Lと、を記録層9で交差させ、この部分に形成された干渉縞パターン23を記録層9に書込む。この方式において、反射層7は干渉縞パターン23の形成に利用されない。反射層7は、フォーカシング、トラッキング、アドレッシングなどに利用される。レンズ21Bを介して再生照明光を干渉縞パターン23に照射することにより、再生光が生成される。なお、集束された記録用参照光Lや再生照明光の替わりに、平行光束された記録用参照光Lや再生照明光を用いることもできる。
【0020】
次に、凹凸面15の詳細を説明する。図6は凹凸面15の斜視図である。凹凸面15が形成された光透過層16は第2基板11の上面13の全面を覆っている。凹凸面15の一部である矢印Aで示す領域を拡大したものが図7である。凹凸面15は、底部25および頂部27がそれぞれ一定のピッチPで交互に配置された構造を有する。別の表現を用いれば、凹凸面15は底部25および頂部27がそれぞれ規則的に格子状に配置された構造を有する。凹凸面15はいわゆる蛾眼構造と同様の機能を有するものであり、これにより光ディスク1に入射するレーザ光Lが凹凸面15での反射率およびその角度依存性を減少させながら記録層9に導くことができる。図8を用いて、これにより生じる効果を説明する。図8は、レーザ光Lが照射されている光ディスク1の一部を拡大した図であり、第1方式(反射型方式)を示している。図8において、図3中の符号が示す要素と同一の要素については同一符号を付している。なお、第2方式(透過型方式)についても、以下に説明する効果と同様の効果が生じる。
【0021】
凹凸面15を含む光透過層16が存在しない場合、光ディスク1に照射されたレーザ光Lの一部は上面13で反射され、この反射光(例えばR1やR2)が記録した情報を再生する際のノイズの原因になることが分かった。
【0022】
本実施形態に係る光ディスク1によれば、凹凸面15を、底部25および頂部27がそれぞれ一定のピッチで交互に配置された構造にしている。このため、光ディスク1に照射されるレーザ光Lのうち凹凸面15で反射光となる成分を、凹凸面15の凹部に閉じ込めることができるので、凹凸面15でのレーザ光Lの反射率を低減させることができる。この結果、凹凸面15で反射されたレーザ光による情報光や再生光への干渉を防止することができるので、再生時におけるノイズの低減(つまりSN比の向上)を図ることができる。
【0023】
また、凹凸面15での反射率低減効果により、記録時においても次の効果を有する。凹凸面15の構造によれば、凹凸面15の凹部に閉じ込められた反射光となる成分を記録層9に導くことができる。よって、記録時のレーザ光L(情報光と記録用参照光)のほぼ全成分をホログラムの形成に利用、つまり干渉縞パターンの記録層9への書込みに利用することができる。したがって、記録層9にレーザ光Lを照射する効率が高まるので、レーザ強度を小さくできる。この結果、光ディスク用ドライブ装置の低消費電力化を達成することができる。
【0024】
ところで、ホログラフィによる情報の記録再生にはレンズ21で集束されたレーザ光Lが利用されるので、垂直方向の他に斜め方向からもレーザ光が記録層9に照射される。したがって、反射率の角度依存性は小さいほうが望ましい。本実施形態によれば、反射率の角度依存性を低減させることができることを、ARコート膜と比較して説明する。図9は、レーザ光の入射角度とレーザ光の入射面の反射率との関係を示すグラフであり、本発明者が理論式から求めたものである。入射角度は、入射面に対して垂直な線を基準としている。ARコート膜を入射面にすると、入射角度が0°の場合、つまり入射面に対して垂直に入射する場合、反射率を約0.2%にすることができる。ガラス表面の反射率約4%と比較すると、反射率を低減することができる。しかし、入射角度が大きくなるに従って反射率の上昇カーブが大きくなる。
【0025】
一方、凹凸面を入射面にすると、入射角度0°における反射率はARコート膜と同様に約0.2%である。しかし、凹凸面はARコート膜と比較して反射率の上昇カーブが小さいので、凹凸面はARコート膜に比べて角度依存性が小さいことが分かる。したがって、本実施形態によれば、反射率の角度依存性が小さいので、レーザ光のうち入射角度が大きい成分についても、反射率を低く抑えることができる。この結果、ノイズの発生を減少させることができる。
【0026】
再び、図7を参照して、底部25および頂部27のピッチPは一定であり、光ディスク1に照射されたレーザ光Lの波長以下、好ましくは波長の半分以下を例示できる。例えば、レーザ光Lの波長が532nmの場合、ピッチPは0.3μmである。これによれば、レーザ光Lを凹凸面15でほとんど反射させることなく(例えば、凹凸面15の反射率は0.2%以下)、記録層9に導くことができる。ピッチPの最低値としては、例えば、レーザ光Lの波長の1/3である。
【0027】
なお、ピッチPがレーザ光Lの波長より大きくても反射減少効果を達成することは可能であるので、その値をピッチPにすることもできる。底部25の深さD(頂部27の高さ)は特に限定されず、例えば、0.1〜0.6μmである。
【0028】
次に、光ディスク1の製造方法の一例を図10から図14を用いて詳細に説明する。図10から図14はこの製造方法の各工程を示し、図1の断面と対応する模式的断面図である。まず、図10に示すように、第2基板11(図1)となる樹脂からなる透明基板29を用意する。透明基板29には中心穴3となる穴3Aが予め形成されている。第2基板11の上面13(図1)となる透明基板29の表面に、紫外線硬化型の粘性状態の樹脂31(例えばSD220、DIC製)を塗布する。そして、凹凸面15と対応する形状の凹凸面33を有するスタンパ35を用意する。
【0029】
図11に示すように、凹凸面33を樹脂31に向けてスタンパ35を透明基板29に押し付ける。その後、樹脂31が塗布された面の反対に位置する透明基板29の面から紫外線(UV)を樹脂31に照射して、樹脂31を硬化させる。これにより、凹凸面15を含む光透過層16が形成される。
【0030】
図12に示すように、透明基板29をスタンパ35から剥がすことにより、凹凸面15が形成された第2基板11が作製される。なお、ポリカーボネートなどの樹脂を用いて射出成形することにより、凹凸面15付きの第2基板11を作製してもよい。
【0031】
図13に示すように、ポリカーボネートなどの樹脂を用いて射出成形により、ピット17付きであると共に光ディスク1の中心穴3となる穴3Bが形成された第1基板5を作製する。次に、第1基板5のピット17が形成された面に、蒸着やスパッタリングなどによってアルミニウムからなる反射層7を形成する。
【0032】
図14に示すように、ホログラム記録材料37を第1基板5の所定の半径位置にリング状に塗布する。上面13と反対に位置する裏面39を第1基板5に向けて第2基板11を第1基板5に押し付けて、第1基板5と第2基板11の間の隙間にホログラム記録材料37を薄く伸ばして充填する。これにより、図1に示すホログラム記録材料37からなる記録層9が形成され、光ディスク1が完成する。
【0033】
なお、本実施形態に係る光ディスクは記憶領域が円盤状であればよく、光ディスクの外形には無関係である。例えば、三角形、四角形や六角形等であり、大きさが名刺程度のカード形状に円盤状の記録領域を有する光ディスクについても本実施形態を適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係る光情報記録媒体によれば、レーザ光の入射面において、レーザ光の反射率を低減できると共に反射率の角度依存性を小さくできる。よって、上記入射面で反射されたレーザ光による情報光や再生光への干渉を防止することができるので、記録された情報の再生時におけるノイズの低減(つまりSN比の向上)を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る光ディスクを模式的に表した断面図である。
【図2】図1の光ディスクを構成するものであり、反射層が配置された第1基板の平面図である。
【図3】本実施形態に係る光ディスクを記録再生する第1方式を説明するものであり、図1の光ディスクの一部分を拡大した模式的断面図である。
【図4】本実施形態に係る光ディスクを記録再生する第2方式を説明するものであり、図1の光ディスクの一部分を拡大した模式的断面図である。
【図5】図1の光ディスクの記録層に形成されたスポット群の一部の平面図である。
【図6】本実施形態に係る光ディスクの凹凸面の斜視図である。
【図7】図6の矢印Aで示す領域の拡大図である。
【図8】レーザ光Lが照射されている本実施形態に係る光ディスクの一部を拡大した図である。
【図9】レーザ光の入射角度とレーザ光の入射面の反射率との関係のグラフを表す図である。
【図10】本実施形態に係る光ディスクを製造する方法の一例の第1工程図である。
【図11】本実施形態に係る光ディスクを製造する方法の一例の第2工程図である。
【図12】本実施形態に係る光ディスクを製造する方法の一例の第3工程図である。
【図13】本実施形態に係る光ディスクを製造する方法の一例の第4工程図である。
【図14】本実施形態に係る光ディスクを製造する方法の一例の第5工程図である。
【符号の説明】
1・・・光ディスク、3・・・中心穴、3A,3B・・・穴、5・・・第1基板、7・・・反射層、9・・・記録層、11・・・第2基板、13・・・上面、15・・・凹凸面、16・・・光透過層、17・・・ピット、19・・・トラック、21・・・レンズ、23・・・干渉縞パターン、25・・・底部、27・・・頂部、29・・・透明基板、31・・・樹脂、33・・・凹凸面、35・・・スタンパ、37・・・ホログラム記録材料、39・・・裏面

Claims (2)

  1. レーザ光を利用して情報がホログラフィにより記録される光情報記録媒体であって、
    前記光情報記録媒体においてレーザ光が入射する面になると共に底部および頂部がそれぞれ一定のピッチで交互に配置された凹凸が形成された凹凸面を含む光透過層と、
    前記光情報記録媒体に照射されたレーザ光が前記凹凸面を介して当たるように配置され、ホログラム記録材料を含む記録層と、
    を備えたことを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 前記ピッチは、前記光情報記録媒体に照射されたレーザ光の波長以下であることを特徴とする請求項1記載の光情報記録媒体。
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